JP2004309856A5 - 帯電ローラ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】
表面層に表面性制御材を有する帯電ローラにおいて、該表面層は、１ｃｐｓ以上５００ｃｐｓ以下の粘度を有し１．２以上７．０以下のチクソトロピックインデックス（ＴＩ値）を有する塗料を用いて形成されていることを特徴とする帯電ローラ。
【請求項２】
前記表面性制御材の平均粒子径は、１μｍ以上３０μｍ以下である、請求項１に記載の帯電ローラ。
【請求項３】
前記表面性制御材の形状係数ＳＦ−１は、１００以上１５０以下である、請求項２に記載の帯電ローラ。
【請求項４】
被帯電体面に接触させた帯電部材に電圧を印加して該被帯電体面を帯電処理する接触帯電手段と、
静電潜像に現像剤中のトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、
感光体とを一体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して脱着可能としたプロセスカートリッジにおいて、
該現像手段は、接触現像法を行なう現像ローラを有し、
該トナーは、球状トナーであり、
該帯電部材は、請求項１乃至３のいずれか一項に記載の帯電ローラであることを特徴とするプロセスカートリッジ。
【請求項５】
前記帯電ローラに印加する電圧は、直流電圧である、請求項４に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項６】
転写手段と帯電手段との間に除電手段を有さない、請求項４又は５に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項７】
被帯電体面に接触させた帯電部材に電圧を印加して該被帯電体面を帯電処理する接触帯電手段と、
帯電された該被帯電体面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
該静電潜像に現像剤中のトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、
該感光体上のトナー像を転写部材により転写材上に転写する転写手段とを備えた画像形成装置において、
該現像手段は、接触現像法を行なう現像ローラを有し、
該トナーは、球状トナーであり、
該接触帯電手段は、請求項１乃至３のいずれか一項に記載の帯電ローラであることを特徴とする画像形成装置。
【請求項８】
前記帯電ローラに印加する電圧は、直流電圧である、請求項７に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記転写手段と前記帯電手段との間に除電手段を有さない、請求項７又は８に記載の画像形成装置。

【００１１】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明による帯電ローラは、表面層に表面性制御材を有する帯電ローラにおいて、該表面層は、１ｃｐｓ以上５００ｃｐｓ以下の粘度を有し１．２以上７．０以下のチクソトロピックインデックス（ＴＩ値）を有する塗料を用いて形成されていることを特徴とする帯電ローラである。
また、本発明によるプロセスカートリッジは、被帯電体面に接触させた帯電部材に電圧を印加して該被帯電体面を帯電処理する接触帯電手段と、静電潜像に現像剤中のトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、感光体とを一体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して脱着可能としたプロセスカートリッジにおいて、該現像手段は、接触現像法を行なう現像ローラを有し、該トナーは、球状トナーであり、該帯電部材は、上記の帯電ローラであることを特徴とするプロセスカートリッジである。
さらに、本発明による画像形成装置は、被帯電体面に接触させた帯電部材に電圧を印加して該被帯電体面を帯電処理する接触帯電手段と、帯電された該被帯電体面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、該静電潜像に現像剤中のトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、該感光体上のトナー像を転写部材により転写材上に転写する転写手段とを備えた画像形成装置において、該現像手段は、接触現像法を行なう現像ローラを有し、該トナーは、球状トナーであり、該接触帯電手段は、上記の帯電ローラであることを特徴とする画像形成装置である。