JP2004309069A - 蓄熱燃焼型脱臭装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の蓄熱体7を設け、蓄熱体7を、ガス通路11を貫通した蓄熱材のブロック9、10を重ねて構成し、蓄熱体のガス通路11と連通する燃焼室19を設け、脱臭前の低温ガスは、高温になっている蓄熱体7のガス通路を通過し、高温になって燃焼室19に流入し、燃焼室19で脱臭され、脱臭後の高温ガスは、低温になっている蓄熱体7のガス通路を通過し、低温になって排出され、蓄熱体7は、ガス通路11を通過する脱臭前の低温ガスを加熱して温度が下降する放熱時期と、ガス通路11を通過する脱臭後の高温ガスで加熱されて温度が上昇する受熱時期を繰り返す蓄熱燃焼型脱臭装置において、蓄熱体7は、脱臭後の高温ガスが流入する側のブロック10を、他のブロック9より小型軽量にし、小型軽量のブロック10を取り外して持ち出し可能にした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓄熱燃焼型脱臭装置において、粒子状物質が付着した蓄熱体を掃除し易くする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転式の蓄熱燃焼型脱臭装置は、円形状の蓄熱室を設けている。蓄熱室は、放射状に区分して、扇形状の複数の分割室を形成している。各分割室は、ガス通路を上下方向に貫通した蓄熱体を詰めている。蓄熱体は、ガス通路を貫通した蓄熱材のセラミックのブロックを敷き並べ、かつ、積み重ねて構成している。
【0003】
蓄熱室の上には、蓄熱体のガス通路上端と連通する燃焼室を設けている。蓄熱室の下には、蓄熱体のガス通路下端と連通する回転式分流弁、ガス導入路と排出通路を設けている。回転式分流弁は、蓄熱室の片側に位置する分割室を経て、ガス導入路を燃焼室に連通し、蓄熱室の他の片側に位置する分割室を経て、燃焼室を排出通路に連通する。そして、回転式分流弁は、所定の時間毎に、1つの分割室分の角度ずつ回転する。
【0004】
脱臭前のガスは、ガス導入路から、蓄熱室の片側に位置する分割室を経て燃焼室に流入する。即ち、脱臭前の低温のガスは、以前に受熱して高温になっている蓄熱体のガス通路を下から上に通過し、高温の蓄熱体から受熱し、温度が上昇した状態で燃焼室に流入し、燃焼室において、バーナで加熱され又は加熱されずに、燃焼して脱臭される。
【0005】
脱臭後のガスは、燃焼室から、蓄熱室の他の片側に位置する分割室を経て排出通路に流入する。即ち、脱臭後の高温のガスは、以前に放熱して低温になっている蓄熱体のガス通路を上から下に通過し、低温の蓄熱体に放熱し、温度が下降した状態で排出される。
【0006】
蓄熱体は、回転式分流弁の一回転毎に、ガス通路を通過する脱臭前の低温のガスを加熱して温度が下降する加熱用の放熱時期と、ガス通路を通過する脱臭後の高温のガスで加熱されて温度が上昇する熱回収用の受熱時期を繰り返す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
蓄熱燃焼型脱臭装置において、塗装排気や印刷排気のような、有機シリコーンを含むガスを脱臭処理すると、有機シリコーンを含むガスは、温度が上昇し、ガス中の有機シリコーンが酸化分解して粉末状の無機シリコーン、二酸化ケイ素(SiO2)になる。粉末状の二酸化ケイ素、シリカのような粒子状物質を含むガスが蓄熱体のガス通路を流通すると、ガス中のシリカのような粒子状物質が蓄熱体のガス通路に付着して堆積する。すると、蓄熱体のガス通路は、粒子状物質で流通抵抗が増加し、ついには、閉塞されることになる。
【0008】
そこで、シリカのような粒子状物質を含むガスが蓄熱体のガス通路を流通する場合、粒子状物質による蓄熱体の目詰まりを防止するため、蓄熱体を掃除する必要がある。ところが、蓄熱体は、これを構成するブロックが大きくて重く、かつ、多数個であるので、すべてのブロックを取り外して脱臭装置の外で掃除するには多くの手間が掛る。
【0009】
【課題を解決するための着眼】
本発明者は、蓄熱燃焼型脱臭装置において、有機シリコーンを含むガスを脱臭処理する場合、粉末状のシリカは、主に燃焼室で発生し、主に蓄熱体の上端部、燃焼室で脱臭されたガスが流入する側に付着して堆積する、ことを見出した。
【0010】
そこで、蓄熱体は、脱臭後のガスが流入する側、最上段のブロックを、シリカのような粒子状物質の捕集用として、小型軽量の背の低いブロックにし、その小型軽量のブロックのみを掃除時に取り外して持ち出す、ことを考え付いた。
【0011】
【課題を解決するための手段】
1)複数の蓄熱体を設け、蓄熱体にガス通路を貫通し、蓄熱体を、ガス通路を貫通した蓄熱材のブロックを重ねて構成し、蓄熱体のガス通路と連通する燃焼室を設け、
脱臭前の低温のガスは、高温になっている蓄熱体のガス通路を通過し、温度が上昇した状態で燃焼室に流入し、燃焼室で燃焼して脱臭され、脱臭後の高温のガスは、低温になっている蓄熱体のガス通路を通過し、温度が下降した状態で排出され、
蓄熱体は、ガス通路を通過する脱臭前の低温のガスを加熱して温度が下降する加熱用の放熱時期と、ガス通路を通過する脱臭後の高温のガスで加熱されて温度が上昇する熱回収用の受熱時期を繰り返す蓄熱燃焼型脱臭装置において、
蓄熱体は、脱臭後の高温のガスが流入する側のブロックを、他のブロックより小型軽量にし、その小型軽量のブロックを取り外して持ち出し可能にしたことを特徴とする。
【0012】
2)複数の蓄熱体を設け、蓄熱体にガス通路を上下方向に貫通し、蓄熱体を、ガス通路を貫通したブロックを積み重ねて構成し、蓄熱体の上に、蓄熱体のガス通路上端と連通する燃焼室を設け、
脱臭前の低温のガスは、高温になっている蓄熱体のガス通路を下から上に通過し、温度が上昇した状態で燃焼室に流入し、燃焼室で燃焼して脱臭され、脱臭後の高温のガスは、低温になっている蓄熱体のガス通路を上から下に通過し、温度が下降した状態で排出され、
蓄熱体は、ガス通路を通過する脱臭前の低温のガスを加熱して温度が下降する加熱用の放熱時期と、ガス通路を通過する脱臭後の高温のガスで加熱されて温度が上昇する熱回収用の受熱時期を繰り返す蓄熱燃焼型脱臭装置において、
蓄熱体は、脱臭後の高温のガスが流入する最上段のブロックを、他のブロックより小型軽量にし、その小型軽量のブロックを燃焼室に取り外して燃焼室の外に持ち出し可能にしたことを特徴とする。
【0013】
3)上記の蓄熱燃焼型脱臭装置において、
小型軽量のブロックは、燃焼室の点検口を経て持ち出し可能にしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の効果】
蓄熱燃焼型脱臭装置において、有機シリコーンを含むガスを脱臭処理すると、シリカのような粒子状物質は、主に蓄熱体の小型軽量のブロックに付着して堆積する。
【0015】
粒子状物質による蓄熱体の目詰まりを防止するため、蓄熱体を掃除するときは、蓄熱体の小型軽量のブロックを取り外して持ち出す。粒子状物質が付着した小型軽量のブロックは、脱臭装置の外で掃除する。そのブロックは、小型軽量であり、かつ、ブロックの全数ではなく、脱臭後の高温のガスが流入する側の少数であるので、取り外して持ち出すのが容易である。蓄熱体の掃除には多くの手間が掛らない。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施形態の蓄熱燃焼型脱臭装置は、回転式であり、図1に示すように、ガス導入室1の周壁にガス導入路2を接続している。ガス導入路2は、送風機3を介在している。ガス導入室1には、ガス導入路2を経て、自動車塗装ラインの塗装排気のような臭いのあるガスを供給する。
【0017】
ガス導入室1の上には、蓄熱室4を設けている。蓄熱室4は、図2に示すように、平面形状が円形状であり、壁で放射状に均等に区分して、平面形状が扇形状の多数の分割室5を形成している。各分割室5は、それぞれ、平面形状が扇形状の周壁と、その下面開口に固定した孔明き板の床板6から構成している。各分割室5には、それぞれ、周壁の上面開口から蓄熱体7を詰め、蓄熱体7に貫通した多数のガス通路を上下方向に配置し、蓄熱体7と周壁との間の隙間に耐火キャスタ8を詰めている。
【0018】
分割室5内の蓄熱体7は、図1〜図3に示すように、蓄熱材のセラミックのブロック9、10を、分割室5の孔明き床板6の上に敷き並べ、かつ、数段に積み重ねて構成している。ハニカムブロックとも言われるブロック9は、直方体形状であり、正方形状の上面と下面の間に、正方形状横断面のガス通路11を等間隔位置に貫通して並列している。蓄熱体7のガス通路は、数段に積み重ねた複数のブロック9、10のガス通路11を接続して構成している。
【0019】
蓄熱体7は、図1と図3に示すように、最上段のブロック10を、その下段のブロック9より、背が低いブロックにし、シリカのような粒子状物質の捕集用の小型軽量にしている。小型軽量の薄いブロック10は、縦長のブロック9と平面の形状寸法が同じであって材質が同じである。
【0020】
実施例では、最上段のブロック10は、平面の寸法が150×150mm、高さないし厚さが50mmである。下段のブロック9は、平面の寸法が150×150mm、高さが300mmである。最上段のブロック10は、高さが下段ブロック9の6分の1である。また、ガス通路11は、最上段のブロック10と下段のブロック9とで、横断面寸法と配列間隔が同じである。ガス通路11の横断面寸法は、5×5mmである。最上段のブロック10は、重量が下段ブロック9の6分の1である。
【0021】
最上段のブロック10は、下段のブロック9、周囲のブロック10や耐火キャスタ8と接着していない上、薄くて軽いので、図4に示すように、持ち上げて抜き出すことが容易である。分割室5内の蓄熱体7から上側に取り外すことが簡単である。
【0022】
蓄熱室4の下には、図1に示すように、回転式分流弁12を同心に設けている。回転式分流弁12は、上端をガス導入室1の内側に配置して蓄熱室4の孔明き床板6の一部に重ね合わせ、下端をガス導入室1の外側に突出している。図示しないが、回転式分流弁12を所定の時間毎に蓄熱室4における1つの分割室5分の角度ずつ回転する装置を設けている。
【0023】
回転式分流弁12の上端は、図5に示すように、1つの分割室5を閉鎖する扇形状の閉鎖板13を設け、閉鎖板13の隣に、半数弱の分割室5に連通する扇形状の排出口14を設け、排出口14の隣に、1つの分割室5に連通する扇形状の浄化ガス口15を設けている。回転式分流弁12の下端においては、図1と図5に示すように、排出口14に接続した通路に排出通路16を接続し、浄化ガス口15に接続した通路に浄化ガス供給通路17を接続している。浄化ガス供給通路17は、送風機18を介在している。
【0024】
回転式分流弁12は、閉鎖板13で蓄熱室4の1つの分割室5を閉鎖し、排出口14を経て、蓄熱室4の片側に位置する半数弱の分割室5を排出通路16に連通し、浄化ガス口15を経て蓄熱室4の1つの分割室5に浄化ガス供給通路17を連通する。また、蓄熱室4の他の片側に位置する半数弱の分割室5にガス導入室1とガス導入路2を連通する。
【0025】
蓄熱室4の上には、図1に示すように、燃焼室19を同心に設けている。燃焼室19は、平面形状が円形状であり、下面開口を蓄熱室4の上面開口、すべての分割室5の上面開口に連通している。燃焼室19の周壁には、バーナ20を設けている。燃焼室19の天板には、扉付きの点検口21を設けている。
【0026】
点検口21は、作業者と蓄熱体7のブロック10が通過可能な寸法である。作業者は、運転停止時に、点検口21の扉を開き、点検口21から燃焼室19に入ることができる。燃焼室19内の作業者は、蓄熱室4の各分割室5において、蓄熱体7の最上段のブロック10を持ち上げて抜き出すことができる。また、分割室5から燃焼室19に取り外したブロック10は、点検口21から燃焼室19の外側に持ち出すことができる。燃焼室19の扉付きの点検口21は、点検の外に、ブロック10の持ち出しに利用される。
【0027】
蓄熱燃焼型脱臭装置を運転すると、脱臭前の臭いのあるガスは、ガス導入路2からガス導入室1に流入し、蓄熱室4の片側に位置する半数弱の分割室5を経て燃焼室19に流入する。即ち、脱臭前の低温のガスは、以前に受熱して高温になっている半数弱の蓄熱体7のガス通路11を下から上に通過し、高温の半数弱の蓄熱体7から受熱し、温度が上昇した状態で燃焼室19に流入し、燃焼室19において、バーナ20で加熱され又は加熱されずに、燃焼して脱臭される。
【0028】
脱臭後のガスは、燃焼室19から流出し、蓄熱室4の他の片側に位置する半数弱の分割室5と回転式分流弁12の排出口14を経て排出通路16に流入する。即ち、脱臭後の高温のガスは、以前に放熱して低温になっている半数弱の蓄熱体7のガス通路11を上から下に通過し、低温の半数弱の蓄熱体7に放熱し、温度が下降した状態で排出される。
【0029】
各分割室5の蓄熱体7は、回転式分流弁12の一回転毎に、ガス通路11を通過する脱臭前の低温のガスを加熱して温度が下降する放熱時期、ガス通路11がこれを通過する浄化ガスで浄化される浄化時期と、ガス通路11を通過する脱臭後の高温のガスで加熱されて温度が上昇する受熱時期、及び、ガス通路11が閉鎖される休止時期を順次繰り返す。脱臭前ガス加熱用の放熱時期と、脱臭後ガスからの熱回収用の受熱時期は、それぞれ、浄化時期や休止時期より数倍長い。
【0030】
塗装排気のような有機シリコーンを含むガスを脱臭処理すると、粉末状のシリカが主に燃焼室19で発生し、脱臭後の高温ガスに含まれるシリカのような粒子状物質が主に蓄熱体7の最上段のブロック10、脱臭後の高温ガスが流入する側のブロック10に付着して堆積する。
【0031】
蓄熱体7を掃除するときには、脱臭装置の運転を停止する。蓄熱体7や燃焼室19が冷却した後、作業者は、点検口21の扉を開き、点検口21から燃焼室19に入る。そして、各蓄熱体7の最上段のブロック10を、それぞれ、分割室5から燃焼室19に取り外して点検口21から燃焼室19の外側に持ち出す。脱臭装置の外に持ち出した汚れたブロック10は、高圧空気を吹き付け、付着している粒子状物質を吹き飛ばす。
【0032】
一方、脱臭装置においては、粒子状物質が付着したブロック10を取り外して持ち出した後、粒子状物質が付着していないブロック10を、点検口21から燃焼室19に入れ、蓄熱体7の最上段に配置する。各蓄熱体7の最上段に汚れのないブロック10を配置した後、作業者は、燃焼室19の外に出て点検口21の扉を閉じる。その後、脱臭装置の運転を再開する。
【0033】
[変形例]
上記の実施形態においては、蓄熱燃焼型脱臭装置は、蓄熱室4に、蓄熱体7を詰めた分割室5を放射状に配列し、各分割室5の蓄熱体7を回転式分流弁12で順次脱臭前ガスの加熱用と脱臭後ガスからの熱回収用に切り替える回転式であるが、複数の塔にそれぞれ蓄熱体を詰め、各塔の蓄熱体を順次脱臭前ガスの加熱用と脱臭後ガスからの熱回収用に切り替える塔式にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における回転式の蓄熱燃焼型脱臭装置の概略中央縦断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】同脱臭装置の蓄熱体の一部を示す部分拡大概略斜視図。
【図4】同脱臭装置の蓄熱体の最上段ブロックを取り外した状態を示す部分拡大概略斜視図。
【図5】図1のB−B線断面図。
【符号の説明】
1 ガス導入室
2 ガス導入路
3 送風機
4 蓄熱室
5 分割室
6 孔明き板の床板
7 蓄熱体
9、10 蓄熱材のセラミックのブロック
10 蓄熱体の最上段のブロック、粒子状物質捕集用の小型軽量の薄いブロック
11 蓄熱材のガス通路、蓄熱材のブロックのガス通路
12 回転式分流弁
13 閉鎖板
14 排出口
15 浄化ガス口
16 排出通路
17 浄化ガス供給通路
18 送風機
19 燃焼室
20 バーナ
21 扉付きの点検口
Claims (3)
- 複数の蓄熱体を設け、蓄熱体にガス通路を貫通し、蓄熱体を、ガス通路を貫通した蓄熱材のブロックを重ねて構成し、蓄熱体のガス通路と連通する燃焼室を設け、
脱臭前の低温のガスは、高温になっている蓄熱体のガス通路を通過し、温度が上昇した状態で燃焼室に流入し、燃焼室で燃焼して脱臭され、脱臭後の高温のガスは、低温になっている蓄熱体のガス通路を通過し、温度が下降した状態で排出され、
蓄熱体は、ガス通路を通過する脱臭前の低温のガスを加熱して温度が下降する加熱用の放熱時期と、ガス通路を通過する脱臭後の高温のガスで加熱されて温度が上昇する熱回収用の受熱時期を繰り返す蓄熱燃焼型脱臭装置において、
蓄熱体は、脱臭後の高温のガスが流入する側のブロックを、他のブロックより小型軽量にし、その小型軽量のブロックを取り外して持ち出し可能にしたことを特徴とする蓄熱燃焼型脱臭装置。 - 複数の蓄熱体を設け、蓄熱体にガス通路を上下方向に貫通し、蓄熱体を、ガス通路を貫通したブロックを積み重ねて構成し、蓄熱体の上に、蓄熱体のガス通路上端と連通する燃焼室を設け、
脱臭前の低温のガスは、高温になっている蓄熱体のガス通路を下から上に通過し、温度が上昇した状態で燃焼室に流入し、燃焼室で燃焼して脱臭され、脱臭後の高温のガスは、低温になっている蓄熱体のガス通路を上から下に通過し、温度が下降した状態で排出され、
蓄熱体は、ガス通路を通過する脱臭前の低温のガスを加熱して温度が下降する加熱用の放熱時期と、ガス通路を通過する脱臭後の高温のガスで加熱されて温度が上昇する熱回収用の受熱時期を繰り返す蓄熱燃焼型脱臭装置において、
蓄熱体は、脱臭後の高温のガスが流入する最上段のブロックを、他のブロックより小型軽量にし、その小型軽量のブロックを燃焼室に取り外して燃焼室の外に持ち出し可能にしたことを特徴とする蓄熱燃焼型脱臭装置。 - 小型軽量のブロックは、燃焼室の点検口を経て持ち出し可能にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の蓄熱燃焼型脱臭装置。
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Publications (1)
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Cited By (4)
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JP2006300399A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Kondo Unyu-Kiko Co Ltd | 回転式蓄熱燃焼型脱臭装置 |
CN102767835A (zh) * | 2012-07-05 | 2012-11-07 | 冯之军 | 高温热解气化燃烧装置 |
CN110319449A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-10-11 | 扬州绿泉环保工程技术有限公司 | 一种节能环保的蓄热式热力氧化设备 |
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2003
- 2003-04-09 JP JP2003105751A patent/JP2004309069A/ja active Pending
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JP2006300399A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Kondo Unyu-Kiko Co Ltd | 回転式蓄熱燃焼型脱臭装置 |
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