JP2004308462A - エアクリーナ - Google Patents

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JP2004308462A
JP2004308462A JP2003100039A JP2003100039A JP2004308462A JP 2004308462 A JP2004308462 A JP 2004308462A JP 2003100039 A JP2003100039 A JP 2003100039A JP 2003100039 A JP2003100039 A JP 2003100039A JP 2004308462 A JP2004308462 A JP 2004308462A
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air
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Isao Goto
功 後藤
Isao Hasegawa
長谷川  功
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】空気導入部をエアクリーナ本体の側壁の端に設ける必要がなく、内部での乱流発生を抑えることができるエアクリーナの提供。
【解決手段】(1) 流路断面が急に拡開される拡開部23を有するエアクリーナであって、拡開部23の拡開直前のエアクリーナ壁に拡開部23の拡開と反対方向に突出する突起50を設けたエアクリーナ10。突起50を設けたので、突起50の下流側で乱流が発生することを抑えることができる。(2) 突起50は、エアクリーナ壁に一体に成形されている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエアクリーナは、たとえば、特開平10−103172号公報に開示されている。公報に開示されたエアクリーナを図5を参照して説明する。
公報に開示されたエアクリーナ1は、空気導入部3がエアクリーナ本体2の側壁中間部に設けられている。空気導入部3を通った空気は流路断面が急に拡開したエアクリーナ本体2内に入る。エアクリーナ1には、エアクリーナ本体2での乱流発生を抑える部材は設けられていない。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−103172号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエアクリーナ1には、つぎの問題点がある。
空気導入部3がエアクリーナ本体2の側壁中間部に設けられており、乱流発生を抑える部材がエアクリーナ1に設けられていないので、エアクリーナ本体2内で乱流が発生する。そのため、流れの圧力損失が大になる。また、キャビティ音が発生する。
エアクリーナ本体2内で乱流が発生することを抑えるために、図6に示すように空気導入部3をエアクリーナ本体2の側壁の端(下端部)に設けることが考えられる。端に設けることで空気導入部3からエアクリーナ本体2内に入った空気がエアクリーナ本体2の内壁面2aに沿って流れ、エアクリーナ本体2内で乱流が発生しにくくなるからである。
しかし、空気導入部3をエアクリーナ本体2の側壁の端に設ける場合、空気導入部3を設ける位置がエアクリーナ本体2の側壁の端に決まってしまう。
本発明の目的は、空気導入部をエアクリーナ本体の側壁の端に設ける必要がなく、内部での乱流発生を抑えることができるエアクリーナを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 流路断面が急に拡開される拡開部を有するエアクリーナであって、
前記拡開部の拡開直前のエアクリーナ壁に前記拡開部の拡開と反対方向に突出する突起を設けたエアクリーナ。
(2) 前記突起は、前記エアクリーナ壁に一体に成形されている、(1)記載のエアクリーナ。
【0006】
上記(1)または(2)のエアクリーナでは、拡開部の拡開直前のエアクリーナ壁に拡開部の拡開と反対方向に突出する突起を設けたので、拡開によって拡げられたスペースで乱流が発生することを抑制することができる。そのため、空気導入部がエアクリーナ本体の側壁中間部に設けられる場合でも、エアクリーナ本体内で乱流が発生することを抑えることができる。したがって、空気導入部がエアクリーナ本体の側壁中間部に設けられる場合でも、圧力損失やキャビティ音発生を抑えることができる。
また、突起を設けて乱流を発生しにくくしたので、空気導入部をエアクリーナ本体の側壁の端に設ける必要がない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明実施例のエアクリーナを、図1〜図4参照して、説明する。
本発明実施例のエアクリーナ10は、図4に示すように、エアクリーナ本体20と、空気導入部30と、エアクリーナエレメント40と、突起50と、空気排出部60とを、有する。
【0008】
エアクリーナ本体20は、エアクリーナケース21と、エアクリーナキャップ22と、流路断面が急に拡開される拡開部23を、有する。
拡開部23は、図3に示すように、空気流れ方向に見て流路断面が空気導入部30に対して急に拡開される部分である。拡開部23が設けられているので、拡開によって拡げられたスペースSの分だけエアクリーナ本体20内の容積を大にすることができる。スペースSは、エアクリーナケース21壁のうちの一部をエアクリーナキャップ22から離れる方向に凹ませることにより形成される。スペースSは、エンジンルーム内でエアクリーナ10の周囲のスペースを利用して設けられる。スペースSを形成する壁のエアクリーナ内側面は、空気流れ方向上流側かつエアクリーナキャップ22側に傾く傾斜面21aになっている。傾斜面21aの空気流れ方向上流側端は、突起50の空気流れ方向下流側面50bの空気流れ方向下流側端になだらかに連なっている。
【0009】
空気導入部30は、図2に示すように、エアクリーナケース21またはエアクリーナキャップ22に設けられる(図示例では、空気導入部30がエアクリーナケース21に設けられる場合を示している)。以下、本発明実施例では、空気導入部30がエアクリーナケース21に設けられる場合を例にとって説明する。
空気導入部30は、エアクリーナケース21に一体に成形される。ただし、空気導入部30は、エアクリーナケース21と別体に形成されてエアクリーナケース21に固定して取付けられていてもよい。空気導入部30は、エアクリーナケース21の側壁中間部に設けられる。ただし、空気導入部30はエアクリーナケース21の側壁の端に設けられていてもよい。空気導入部30は、エアクリーナ本体20内に突出していない。空気導入部30部位での流路断面は、たとえば円形である。空気導入部30は、図示略のインレットから入り込んだ空気をエアクリーナ本体20内に導入する。
エアクリーナエレメント40は、図4に示すように、エアクリーナケース21とエアクリーナキャップ22とで挟まれている。
【0010】
突起50は、エアクリーナ壁に設けられる。突起50は、エアクリーナケース21または空気導入部30に設けられる(図示例では、突起50がエアクリーナケース21に設けられる場合を示している)。以下、本発明実施例では、突起50がエアクリーナケース21に設けられる場合を例にとって説明する。突起50は、エアクリーナケース21に一体に成形される。ただし、突起50は、エアクリーナケース21と別体に形成されてエアクリーナケース21に固定して取付けられていてもよい。突起50は、空気流れ方向に見て、拡開部23の拡開直前のエアクリーナケース21に設けられる。突起50は、拡開部23の拡開と反対方向に突出している。
突起50は、空気導入部30を通る空気流れの主流をエアクリーナエレメント40側に向けている。突起50は、空気導入部30を通る空気流れの主流をエアクリーナキャップ22側に向けている。突起50は、スペースSに流れの主流が流入することを抑制している。突起50は、図3に示すように、空気流れ方向上流側面50aと空気流れ方向下流側面50bとを、有する。
空気流れ方向上流側面50aは、空気流れ方向上流側かつエアクリーナキャップ22から離れる方向に傾斜している。空気流れ方向上流側面50aのうち、空気導入部30の流路と対向する部位にある面50c(図1参照)は、空気導入部30内面の下端になだらかに連なっている。
空気流れ方向下流側面50bは、空気流れ方向下流側かつエアクリーナキャップ22から離れる方向に傾斜している。
突起50が設けられる部分よりも空気流れ方向上流側と空気流れ方向下流側とで、流路断面積は急に変わっている。
突起50の突出方向先端は、スペースSで乱流が発生することを低減するために、尖っていることが望ましい。
【0011】
空気排出部60は、エアクリーナケース21またはエアクリーナキャップ22に設けられる(図示例では、空気排出部60がエアクリーナケース21に設けられる場合を示している)。以下、本発明実施例では、空気排出部60がエアクリーナケース21に設けられる場合を例にとって説明する。
空気排出部60は、エアクリーナケース21に一体に形成されるか、または、エアクリーナケース21と別体に形成されてエアクリーナケース21に固定して取付けられる。図4に示すように、空気導入部30からエアクリーナ本体20内に入り込んだ空気は、エアクリーナエレメント40を通過しエアクリーナキャップ22内に入り、その後、エアクリーナケース21を通り空気排出部60からエアクリーナ本体20外に出る。
【0012】
つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
エアクリーナ10は、突起50を有するので、スペースSで乱流が発生することを抑制することができる。そのため、空気導入部30がエアクリーナ本体20の側壁中間部に設けられている場合でも、エアクリーナ本体20内で乱流が発生することを抑えることができる。したがって、空気導入部30がエアクリーナ本体20の側壁中間部に設けられる場合でも、圧力損失やキャビティ音発生を抑えることができる。
また、突起50を設けて乱流を発生しにくくしたので、空気導入部30をエアクリーナ本体20の側壁の端に設ける必要がない。
【0013】
突起50が設けられている部分よりも空気流れ方向下流側の部分で拡開部23を設けた場合でも、スペースS内で乱流が発生することは抑えられる。そのため、エンジンルーム内でエアクリーナ10の周囲にスペースがある場合には、そのスペース分だけエアクリーナ10のボリュームを大にすることができる。そのため、エンジンルームを有効に活用できる。
【0014】
【発明の効果】
請求項1または請求項2記載のエアクリーナによれば、拡開部の拡開直前のエアクリーナ壁に拡開部の拡開と反対方向に突出する突起を設けたので、拡開によって拡げられたスペースで乱流が発生することを抑制することができる。そのため、空気導入部がエアクリーナ本体の側壁中間部に設けられる場合でも、エアクリーナ本体内で乱流が発生することを抑えることができる。したがって、空気導入部がエアクリーナ本体の側壁中間部に設けられる場合でも、圧力損失やキャビティ音発生を抑えることができる。
また、突起を設けて乱流を発生しにくくしたので、空気導入部をエアクリーナ本体の側壁の端に設ける必要がない。
請求項2記載のエアクリーナによれば、他部品を用いることなく1つの型で成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のエアクリーナの平面図である。
【図2】本発明実施例のエアクリーナの正面図である。
【図3】本発明実施例のエアクリーナのエアクリーナケースと空気導入部と空気排出部とを示す、図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】従来のエアクリーナのエアクリーナケースの、空気導入部がエアクリーナ本体の側壁の中間部に設けられている場合を示す断面図である。
【図6】従来のエアクリーナの、空気導入部がエアクリーナ本体の側壁の端(下端部)に設けられている場合を示す断面図である。
【符号の説明】
10 エアクリーナ
20 エアクリーナ本体
21 エアクリーナケース
22 エアクリーナキャップ
21a 傾斜面
22 エアクリーナキャップ
23 拡開部
30 空気導入部
40 エアクリーナエレメント
50 突起
50a 突起の空気流れ方向上流側面
50b 突起の空気流れ方向下流側面
60 空気排出部
S 拡開によって拡げられたスペース

Claims (2)

  1. 流路断面が急に拡開される拡開部を有するエアクリーナであって、
    前記拡開部の拡開直前のエアクリーナ壁に前記拡開部の拡開と反対方向に突出する突起を設けたエアクリーナ。
  2. 前記突起は、前記エアクリーナ壁に一体に成形されている、請求項1記載のエアクリーナ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101985910A (zh) * 2010-09-02 2011-03-16 太仓市联宏电塑有限公司 一种汽车降噪空气滤清器
CN101985908A (zh) * 2010-09-02 2011-03-16 太仓市联宏电塑有限公司 一种汽车空气滤清器滤芯
JP2021055620A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 本田技研工業株式会社 浄化装置

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