JP2004307028A - 梱包装置、梱包板材及び梱包用連結具 - Google Patents

梱包装置、梱包板材及び梱包用連結具 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単に梱包することができると共に、梱包板材及び梱包用連結具を繰り返して使用できる梱包装置の提供である。
【解決手段】被梱包物1の全周囲を覆って梱包するための各梱包板材(P〜P)を構成する板材本体2の周縁部に、第1及び第2の各連結桟3,4を突出させ、それらの突出部分において各梱包板材(P〜P)どうしを直交状態で当接させ、当該当接部分においてそれらを梱包用連結具Cで連結する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被梱包物の全周囲を覆って梱包するための梱包装置、梱包板材及び梱包用連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
被梱包物を梱包するための梱包装置には、各種のものが存している(例えば、特許文献1参照)。前記被梱包物が重量物であり、しかも、船積み搬送される場合、パレット(底板)に載置させた被梱包物の全周囲が梱包板材で覆われることが多い。この場合、隣接する梱包板材どうしは、釘で連結される。しかし、多数本の釘が使用されるため、梱包作業に長時間を要する。また、搬送途中の振動による緩み防止のため、各釘を斜めに打つ必要があり、熟練が必要である。更に、梱包を解く場合、前記梱包板材が損傷され易く、該梱包板材を繰り返して使用することは困難である。
【0003】
このため、図17に示される梱包用連結具C’が公知である。この梱包用連結具C’は、弾性変形可能な鋼板をL字状に屈曲させ、しかも、それらの先端部を内側に屈曲させて各係止片51を形成させた形態である。しかし、この梱包用連結具C’を使用して、直交状態で隣接する梱包板材52どうしを連結する場合、予め各梱包板材52に、前記各係止片51を係止させるための係止溝部53を形成させておく必要がある。このため、前記梱包板材52が高価になるという不具合がある。更に、係止状態で前記各係止片51の全体が、梱包板材52の内部に存するため、梱包を解くために、梱包用連結具C’の各係止片51と梱包板材52の係止溝部53との係止解除が難しくて、その解除に手間取ってしまう。この結果、前記梱包用連結具C’を無理に外すと、これが大きく変形したり、或いは、梱包板材52に亀裂等が生じて、梱包用連結具C’及び梱包板材52の再使用回数も限られる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−326665号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した不具合に鑑み、梱包板材と梱包用連結具とを殆ど損傷させないで、両者の係止解除を可能にして、梱包板材及び梱包用連結具の繰り返し使用を可能にすることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、被梱包物の全周囲を覆って梱包すべく、複数枚の梱包板材を直方体箱状に組み付けて成る梱包装置であって、同一側板面の各辺の周縁部に連結桟が、前記辺に沿ってそれぞれ取付けられた複数枚の方形状の梱包板材と、複数枚の前記梱包板材を直方体箱状に仮組みされた状態で、各稜線部において近接配置された2本の前記連結桟を相互に連結するための多数の梱包用連結具とから成り、前記梱包用連結具は、前記2本の連結桟の外側に当てがわれるL字状をした弾性変形可能な連結具本体と、該連結具本体の両端部に内側に向けて略直角となって一体に形成されて、前記2本の連結桟の内側の各端面の被係止部に係止される係止片とから成ることを特徴としている。
【0007】
この発明の作用を説明する。複数枚の梱包板材を直方体箱状に仮組みすると、互いに直交して当接する2枚の梱包板材により形成される稜線部においては、各梱包板材に一体に取付けられた2本の連結桟が直交する2面において互いに平行に配置される。この状態で、梱包用連結具の一方の係止片を、前記2本の連結桟の一方の端面の被係止部に引っ掛けて係止させると共に、連結具本体を僅かに弾性変形させて、他方の係止片を他方の連結桟の外側の板面に当接させておいて、そのまま梱包用連結具の全体を、他方の連結桟の幅方向に僅かにスライドさせると、連結具本体が原形状に復元して、前記他方の係止片は、他方の連結桟の内側の端面の被係止部に係止される。これにより、複数枚の梱包板材を直方体箱状に仮組みして形成された各稜線部において、互いに直交して当接し合う各梱包板材は、その連結桟どうしが梱包用連結具を介して連結されることにより、複数枚の梱包板材は、相互に連結されて直方体箱状に組み付けられる。
【0008】
一方、直方体箱状に組み付けられた各梱包板材の連結を解いて梱包を解くには、梱包用連結具のいずれかの部分に工具類を引っ掛けて、連結具本体を僅かに弾性変形させ、連結桟の端面に対する一方の係止片の係止を解けばよい。即ち、本発明では、方形状の梱包板材の周縁に、その辺に沿って連結桟が取付けられていて、連結桟の内側の端面の被係止部と梱包用連結具の係止片の全体が露出している。このため、前記連結桟の被係止部と前記梱包用連結具の係止片との係止を解除する場合、工具類を、前記被係止部の周辺に自在に配置して、両者の係止解除ができる。これにより、係止解除操作が容易であり、短時間に梱包を解除できる。更に、梱包用連結具及び梱包板材の双方を大きく損傷させることなく、梱包を解除できる。
【0009】
この結果、梱包板材に対して孔明加工を全く施すことなく、しかも梱包板材及び梱包用連結具の双方を全く、或いは殆ど損傷させずに、複数枚の梱包板材を直方体箱状に組み付けられるので、梱包板材及び梱包用連結具の繰返し使用が可能となる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、被梱包物の全周囲を覆って梱包する際に、複数枚を一組として直方体箱状に仮組みされた状態で、各稜線部において直交して仮組みされるものどうしを、L字状の連結具本体の両端部に内側に向けて係止片がそれぞれ形成された梱包用連結具により連結される方形状の梱包板材であって、同一側板面の各辺の周縁部に、前記辺に沿って連結桟がそれぞれ取付けられ、前記稜線部において近接配置される2本の前記連結桟の外側に前記連結具本体が当てがわれると共に、前記2本の連結桟の内側の端面である被係止部に前記梱包用連結具の係止片がそれぞれ係止されて、稜線部で直交配置される2枚が一体に連結されることを特徴としている。請求項2の発明は、請求項1の発明を、梱包板材の観点から把握したものであるため、その作用効果は、請求項1の発明の作用効果と実質的に同一である。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明を前提として、前記連結桟は、各辺の周縁から外側に所定長だけ突出して取付けられていて、前記稜線部で近接配置される2本の連結桟は、相互に当接する構成であることを特徴としている。複数枚の梱包板材が一組となって直方体箱上の梱包装置に組み付けられた状態で、各稜線部において、2本の連結桟は断面がL字状となって相互に当接するため、前記梱包装置の耐変形力が増す。
【0012】
請求項4に記載の発明は、同一側板面の各辺の周縁部に、前記辺に沿って連結桟がそれぞれ取付けられた複数枚の方形状の梱包板材を使用して、被梱包物の全周囲を覆って梱包する際に、複数枚の前記梱包板材を直方体箱状に仮組みされた状態で、各稜線部において近接配置された2本の前記連結桟を相互に連結するための梱包用連結具であって、前記2本の連結桟の外側に当てがわれるL字状をした弾性変形可能な連結具本体と、該連結具本体の両端部に内側に向けて略直角となって一体に形成されて、前記2本の連結桟の内側の各端面に係止される係止片とから成ることを特徴としている。請求項4の発明は、請求項1の発明を、梱包用連結具の観点から把握したものであるため、その作用効果は、請求項1の発明の作用効果と実質的に同一である。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明を前提として、前記梱包用連結具には、梱包板材どうしを連結している状態で、工具類を引っ掛けて連結具本体を弾性変形させるための引掛け部が形成されていることを特徴としている。この発明では、梱包板材どうしを連結している梱包用連結具の取り外しが一層容易となって、梱包の解除が容易となる。しかも、前記梱包板材を全く損傷させることもない。
【0014】
請求項6に記載の発明は、被梱包物の全周囲を覆って梱包すべく、複数枚の梱包板材を直方体箱状に組み付けて成る梱包装置であって、下側板面の各辺の周縁部に、その周縁から外側に所定長だけ突出した状態で連結桟が前記辺に沿ってそれぞれ取付けられた底板と、底面部が開口されていて、前記底板における連結桟の突出部分に載置されて仮組みされる梱包箱体と、前記底板と前記梱包箱体とが仮組みされた状態で、前記底板の連結桟と前記梱包箱体とを相互に連結するための多数の梱包用連結具とから成り、前記梱包用連結具は、前記底板の連結桟と前記梱包箱体の外側に当てがわれるL字状をした弾性変形可能な連結具本体と、該連結具本体の両端部に内側に向けて略直角となって一体に形成されて、前記連結桟の内側の端面の被係止部と前記梱包箱体の被係止部とに係止される係止片とから成ることを特徴としている。
【0015】
この発明では、底板に載置された被梱包物の全周囲を覆って仮組みさせるために、前記底板に、底面部が開口された梱包箱体を取付けるだけで済む。また、前記底板と前記梱包箱体との連結は、梱包用連結具を、前記底板における連結桟の内側の端面の被係止部と前記梱包箱体の被係止部に係止させるだけで済む。このため、梱包作業が容易である。また、前記底板、前記梱包箱体及び前記梱包用連結具を繰り返して使用することができる。
【0016】
請求項7に記載の発明は、下側板面の各辺の周縁部に、前記辺に沿って連結桟がそれぞれ外側に突出して取付けられた底板の突出部分に底面部が開口された梱包箱体を載置させて被梱包物の全周囲を覆って梱包する際に、互いに直交する両者の当接部分に取付けられ、前記底板と前記梱包箱体とを相互に連結するための梱包用連結具であって、前記当接部分の外側に当てがわれるL字状をした弾性変形可能な連結具本体と、該連結具本体の両端部に内側に向けて略直角となって一体に形成されて、前記底板の連結桟の内側の端面の被係止部と前記梱包箱体に設けられた被係止部とに係止される係止片とから成ることを特徴としている。請求項7の発明は、請求項6の発明を、梱包用連結具の観点から把握したものであるため、その作用効果は、請求項6の発明の作用効果と実質的に同一である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態をあげて、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態の梱包装置Aの斜視図、図2は同じく側面断面図、図3は同じく分解状態の斜視図、図4は前板Pと上板Pとを接合させる状態を示す図、図5は梱包用連結具Cの斜視図である。図1ないし図3に示されるように、第1実施形態の梱包装置Aは、被梱包物1の全周囲を覆う形態で直方体箱状に仮組みされる梱包板材(P〜P)と、各梱包板材(P〜P)どうしの接合部分の稜線部Sに係止状態で取付けられて、両者を連結するための梱包用連結具Cとから構成されている。
【0018】
最初に、梱包板材(P〜P)について説明する。これらの梱包板材(P〜P)は、所定厚さt(本実施形態の場合、t=12mm)の合板から成り、被梱包物1を載置するためのパレット(底板P)と、その周囲を覆うための4枚の周壁板(前板P、後板P、2枚の側板P,P)と、それらの上面に取付けられる上板Pとから構成されている。前記前板Pと後板Pは、被梱包物1の前面部と背面部に対向配置されるものであり、前記2枚の側板P,Pは、被梱包物1の両側面部に対向配置されるものである。これらの梱包板材(P〜P)の構成は殆ど同一であるため、ここでは底板Pと前板Pについてのみ説明すると共に、各梱包板材(P〜P)における同一部分には、同一の符号を付す。
【0019】
最初に、前板Pについて説明する。図1ないし図3に示されるように、この前板Pは、方形状の板材本体2と、その外面(外部に露出される面)の周縁部に釘等によって固着された第1及び第2の各連結桟3,4とから成る。各連結桟3,4の厚さtは、板材本体2の厚さtと同一である。即ち、前記板材本体2の外面における左右方向の端部には、該板材本体2の周縁部から板材本体2の厚さtの分だけ上下左右に突出する形態で、2本の第1連結桟3が高さ方向に沿って固着されている。また、前記2本の第1連結桟3の間で、板材本体2の外面における上下端部には、該板材本体2の周縁部からその厚さtの分だけ上下に突出する形態で、2本の第2連結桟4が左右方向に沿って固着されている。これにより、前板Pは、板材本体2の周縁部のみが2枚重ねの状態となっていて、しかも、前記周縁部の全周に亘って第1及び第2の各連結桟3,4が、その厚さtの分だけ突出した形態である。
【0020】
次に、前記底板Pにおいて、上記した前板Pと異なる部分について説明する。前板Pと同様に、この底板Pを構成する方形状の板材本体2の底面部には、その厚さtの分だけ外側に突出された形態で第1及び第2の各連結桟3,4が固着されていると共に、前記第2連結桟4どうしの間には、板材本体2を補強するための補強板5が固着されている(図2参照)。そして、前記第1及び第2の各連結桟3,4及び前記補強板5の底面部で、底板Pにおける四隅の各コーナー部と、各連結桟3,4及び補強板5における長手方向のほぼ中央部とには、それぞれ直方体形状のブロック体6が固着されている。これにより、底板Pの下方で各ブロック体6どうしの間には、フォークリフトの爪(図示せず)を挿入させるための空間部が形成されている。また、前記各ブロック体6の底面部には、底板Pの幅方向に沿って、それぞれ滑り止め板7が取付けられている。これにより、各ブロック体6が補強されると共に、搬送時における滑り止めが図られている。
【0021】
次に、各梱包板材(P〜P)を仮組みする場合について説明する。図1ないし図3に示されるように、床面に設置された底板Pの周縁部で、第1及び第2の各連結桟3,4の前後の突出部分に前板Pと後板Pが立設されると共に、同じく左右の突出部分に各側板P,Pが立設される。そして、これらの周壁板(P〜P)における各板材本体2と各連結桟3,4とによって段付状態に形成された上部開口に上板Pが嵌め込まれることによって、直方体箱状に仮組みされる。
【0022】
次に、前板Pと上板Pとが嵌め込まれるときの作用について説明する。図4に示されるように、前板Pと上板Pは、各板材本体2と、前記各板材本体2からそれらの厚さtの分だけ外側に突出した状態で取付けられた第2連結桟4とから構成されている。このため、前板Pと上板Pとが接合される際には、上板Pにおける板材本体2の周縁の底面部8が、前板Pにおける板材本体2の上側端面部9に当接すると共に、上板Pにおける板材本体2の外側端面部11が、前板Pにおける第2連結桟4の内側端面部12に当接する。同時に、上板Pにおける第2連結桟4の底面部13が、前板Pにおける第2連結桟4の上側端面部14に当接する。即ち、仮組み状態における前板P及び上板Pの各第2連結桟4は、それぞれの稜線部Sにおいて、断面がL字状となって相互に当接される。このため、耐変形力が大きく、隣接する前板Pと上板Pに、いずれの方向から外力が作用しても、両者の当接が外れることはない。しかも、この状態で、前板Pにおける第2連結桟4の外面部及び下側端面部18と、上板Pにおける第2連結桟4の外面部及び内側端面部19は、外部に露出されている。これらの部分は、後述するように、梱包用連結具Cを係止させるための被係止部となっている。また、前板P及び上板Pの各第2連結桟4の幅は、それらが相互に当接された状態で、前板Pの第2連結桟4の高さHと上板Pの第2連結桟4の厚さtとの合計が、上板Pの第2連結桟4の幅Wと等しくなるように定められている。これにより、梱包用連結具Cにおける一対の連結具本体15(後述)の長さを、同一にすることができる。
【0023】
次に、梱包用連結具Cについて説明する。図5に示されるように、この梱包用連結具Cは、直方体箱状に仮組みされた梱包板材(P〜P)どうしを連結させるためのものであり、前記梱包板材(P〜P)に着脱可能に取付けられる。第1実施形態の梱包用連結具Cは、薄い鋼板(本実施形態の場合、1mm)をL字状に屈曲させて、ほぼ同一長さの各連結具本体15を形成すると共に、それらの先端部を更に内側に屈曲させて、各係止片16を形成した形態である。各連結具本体15における係止片16の近傍部分は、略半円錐状の形態で外側に突出されていて、梱包板材(P〜P)に係止状態で取付けられた各梱包用連結具Cを取り外すための引掛け部17が形成されている。また、この梱包用連結具Cの場合、各連結具本体15が成す角度(屈曲角度θ)は約85°である。これにより、係止状態における各梱包用連結具Cの一対の連結具本体15に弾性復元力が作用し、前記梱包用連結具Cが確実に保持される。
【0024】
次に、第1実施形態の梱包装置Aの作用について説明する。図3及び図4に示されるように、床面に設置され、被梱包物1が載置された底板Pの周縁部に、前板P、上板P、及び各側板P,Pが立設される。そして、その上部に形成された開口に、上方から上板Pが嵌め込まれる。このとき、各梱包板材(P〜P)における板材本体2及び各連結桟3,4どうしは、それぞれの稜線部Sにおいて、断面がL字状となって相互に当接されて、直方体箱状に仮組みされる。このため、各梱包板材(P〜P)に、いずれの方向から外力が作用しても、それぞれの当接が外れることはない。
【0025】
次に、図5に示されるように、各梱包板材(P〜P)どうしの稜線部Sに梱包用連結具Cが取付けられる。一対の連結具本体15は同一長さであり、しかも、両方の部分に各引掛け部17が設けられているため、作業者は、いずれの連結具本体15を上側に配置させて取付けても構わない。図5及び図6を参照しながら、このときの作用について説明する。最初に、梱包用連結具Cにおける一方側(図6に示される場合は、下側)の係止片16の先端部を、前板Pにおける第2連結桟4の下側端面部18に引っ掛けて係止させる。そして、一対の連結具本体15を僅かに弾性変形させて拡開させ、他方側(この場合、上側)の係止片16を、上板Pにおける第2連結桟4の上面部に配置する。その状態を、図6において二点鎖線で示す。次に、梱包用連結具Cの全体を、上板Pにおける第2連結桟4の幅方向に僅かにスライドさせる(即ち、奥側に向けて移動させる)。すると、下側の連結具本体15の内面が、前板Pにおける第2連結桟4の外面に当接される。それに伴い、上側の係止片16が、上板Pにおける第2連結桟4から外れる。そして、一対の連結具本体15の弾性復元力により、上側の連結具本体15の内面が、上板Pにおける第2連結桟4の上面に当接されると共に、上側の係止片16が、前記第2連結桟4の内側端面部19(奥側の端面部)に入り込んで係止される。この結果、前板Pと上板Pが、梱包用連結具Cを介して連結される。前述したように、一対の連結具本体15の屈曲角度θは約85°であり、上板Pにおける第2連結桟4の稜線部Sが成す角度(90°)よりも僅かに小さい。このため、係止状態における梱包用連結具Cの一対の連結具本体15の弾性復元力が大きくなる。これにより、梱包用連結具Cが、前板P及び上板Pに強固に保持されるという効果が奏される。
【0026】
次に、係止状態の梱包用連結具Cを取り外す場合の作用について説明する。図7に示されるように、一対の連結具本体15に設けられたいずれかの引掛け部17に、ドライバー21の先端部21aを押し込み、一対の連結具本体15を僅かに弾性変形させながら持ち上げる。ここで、係止状態における梱包用連結具Cの引掛け部17は、上板Pの第2連結桟4の上部に露出状態で配置されている。このため、前記引掛け部17にドライバー21の先端部21aを押し込むことが容易である。これにより、上側の係止片16と、上板Pにおける第2連結桟4の内側端面部19(図6参照)との係止状態が解除され、該梱包用連結具Cは、係止させる場合と全く逆の工程を経てそのまま取り外される。また、前記ドライバー21の先端部21aは、一対の連結具本体15に設けられた引掛け部17に押し込まれるため、作業が容易であり、短時間でできると共に、第2連結桟4及び梱包用連結具Cを損傷するおそれはない。この結果、梱包板材(P〜P)及び梱包用連結具Cを繰り返して使用することができる。
【0027】
前記梱包用連結具Cは、一対の連結具本体15に設けられた各引掛け部17によって、係止状態の梱包用連結具Cを取り外す形態である。しかし、この引掛け部17は、一対の連結具本体15ではなく各係止片16の部分に設けられていても構わない。例えば、図8に示される実施形態の梱包用連結具Cでは、各係止片16における幅方向の中央部が外側に屈曲され、各突起片22が形成されている。この梱包用連結具Cを取り外す場合、各突起片22と上板Pの板材本体2との間にドライバー21の先端部21aを入り込ませ、前記突起片22を持ち上げて一対の連結具本体15を弾性変形させ、上側の係止片16と、上板Pにおける第2連結桟4の内側端面部19との係止状態を解除させる。この場合であっても、梱包用連結具Cの上側の突起片22及び前記内側端面部19が外部に露出されているため、当該部分に引掛工具20を配置させ、前記突起片22に引っ掛けて持ち上げる操作が容易である。この実施形態の梱包用連結具Cの場合、各突起片22が外部から視認しにくい位置に設けられているため、梱包板材(P〜P)及び梱包用連結具Cを損傷するおそれはないと共に、搬送途中に第三者によって梱包が解かれるおそれ(即ち、被梱包物1が盗難されるおそれ)が少なくなるという利点がある。
【0028】
また、図9に示される実施形態の梱包用連結具Cは、各係止片16の部分に、リング状の紐体23が取付けられている形態である。この梱包用連結具Cを取り外すとき、作業者は、前記紐体23を直上に引っ張り上げることによって、一対の連結具本体15を弾性変形させ、上側の係止片16と、上板Pにおける第2連結桟4の内側端面部19との係止状態を解除させる。この実施形態の梱包用連結具Cの場合、梱包板材(P〜P)及び梱包用連結具Cを損傷するおそれはないと共に、取り外すための工具類が不要であるという利点がある。
【0029】
更に、図10に示される実施形態の梱包用連結具Cは、引掛け部17が設けられておらず、該梱包用連結具Cが係止される梱包板材(P〜P)の部分に、溝部24が設けられている場合である。この梱包用連結具Cを取り外すとき、作業者は、前記溝部24の部分にドライバー21の先端部21aを入り込ませ、一対の連結具本体15を持ち上げて弾性変形させ、上側の係止片16と、上板Pにおける第2連結桟4の内側端面部19との係止状態を解除させる。この場合であっても、梱包用連結具Cの各係止片16及び内側端面部19が外部に露出されているため、該梱包用連結具Cの係止を解除させる操作が容易である。この実施形態の梱包用連結具Cの場合、梱包板材(P〜P)及び梱包用連結具Cを損傷するおそれはないと共に、梱包用連結具Cの形状を簡単なものにすることができるという利点がある。
【0030】
上記した梱包装置Aを構成する梱包板材(P〜P)は、板材本体2の周縁部に固着された第1及び第2の各連結桟3,4が、前記板材本体2の厚さtの分だけ外側に突出していて、前記板材本体2の全周に亘って突出部分が設けられた形態である。これにより、仮組み状態における各梱包装置Aの美観が良好である。しかし、この突出部分は、必ずしも全周に亘って設けられている必要はない。即ち、図11に示されるように、各梱包用連結具Cが取付けられる部分についてのみ、部分的に各連結桟10が設けられた形態であっても構わない。
【0031】
更に、前記梱包装置Aを構成する各梱包板材(P〜P)は、一方側の板材本体2と各連結桟3,4で形成される段付き部分に、他方側の板材本体2と各連結桟3,4で形成される段付き部分が相互に当接されて、直方体箱状に仮組みされる形態である。このため、強度に優れていて、全方向からの外力に抗することができる。しかし、図12の(イ)に示されるように、板材本体2と各連結桟3,4で形成される段付き部分が、一方側のみであっても構わない。この場合であっても、全方向からの外力に抗することができる。更に、図12の(ロ),(ハ)に示されるように、段付き部分が形成されていない(即ち、各連結桟3,4が板材本体2から突出していない)ものであっても構わない。これらの場合であっても、各梱包板材(P〜P)及び各梱包用連結具C〜Cを繰り返して使用できるという利点を損なうことはない。
【0032】
次に、第2実施形態の梱包装置Aについて説明する。図13は本発明の第2実施形態の梱包装置Aの斜視図、図14は同じく側面断面図、図15は同じく分解状態の斜視図である。この実施形態の梱包装置Aは、底板Pに載置された被梱包物1の周囲及び上面を、底面部が開口した梱包箱体Bで覆い、両者を梱包用連結具Cで連結する形態である。図13ないし図15に示されるように、第1実施形態の梱包装置Aを構成する底板Pと同一の底板Pに、被梱包物1が載置されている。この底板Pにおける板材本体2と第1及び第2の各連結桟3,4とで形成される周縁の突出部分に、被梱包物1を覆う形態で、上方から梱包箱体Bが取付けられる。本実施形態の梱包箱体Bは、厚さが約10mmの強化段ボールを折り曲げて形成されるもので、使用時には、底面部が開口した箱体の形状を呈している。そして、各周壁部25の下部には、梱包用連結具Cの上側係止片32a(後述)を引っ掛けるための各切込部26が、横方向に所定間隔をおいて設けられている。これらの切込部26は、梱包箱体Bの非使用状態で、上辺部を除いて切り込まれた略長円形状の押込片27によって閉塞されている。そして、図16の(イ),(ロ)に示されるように、各押込片27の部分が押し込まれることにより、各切込部26と各押込片27との間に、梱包用連結具Cの上側係止片32aを挿通させるための挿通開口28が形成される。なお、図13において、29は、粘着テープである。
【0033】
次に、梱包用連結具Cについて説明する。この梱包用連結具Cは、図14ないし図15に示されるように、前述した梱包用連結具Cと同様に、薄い鋼板が、直角よりも僅かに小さい角度でもってL字状に屈曲されて、上下の各連結具本体31a,31b が形成された形態である。上下の各連結具本体31a,31b の先端部には、上下の各係止片32a,32b が設けられている。ここで、下側の連結具本体31b及び下側の係止片32bの構成は、第1実施形態の梱包装置Aを構成する底板Pと同一の底板Pに係止されるものであるため、その長さを除いて梱包用連結具Cと同一である。そして、下側の連結具本体31bにおける下側の係止片32bの近傍には、梱包用連結具Cの係止状態を解除するための引掛け部33が設けられている。
【0034】
図16に示されるように、前記梱包用連結具Cにおける上側の連結具本体31aの先端部(上端部)は、内側に向けて略直角に屈曲されていて、更にその先端部は、梱包箱体Bの厚さ(本実施形態の場合、約10mm)を僅かに超えた部分で、内側に向けて略直角に屈曲されていて、上側係止片32aが形成されている。前記上側の連結具本体31aの内側寸法は、梱包箱体Bの各周壁部25の下端面から切込部26までの高さHと、底板Pにおける第2連結桟4の厚さtとの合計よりも少し大きい。そして、この上側係止片32aの部分を、梱包箱体Bの周壁部25に設けられた各挿通開口28から、梱包箱体Bの内部に入り込ませてその全体を押し下げる。すると、上側の連結具本体31aと上側係止片32aとによって、梱包箱体Bの周壁部25が挟持される。これにより、梱包箱体Bの周壁部25に、梱包用連結具Cが係止される。
【0035】
第2実施形態の梱包装置Aの作用について説明する。図14及び図15に示されるように、床面に設置され、被梱包物1が載置された底板Pの周縁部に、上方から梱包箱体Bが取付けられる。このとき、前記梱包箱体Bを構成する周壁部25の下端面が、底板Pにおける第1及び第2の各連結桟3,4の突出部分に載置される。これにより、被梱包物1の全周囲が覆われる。この状態で、図16の(イ)に示されるように、作業者は、前記梱包箱体Bの各押込片27を内側に押し込み、それによって形成された挿通開口28に、梱包用連結具Cの上側係止片32aを挿通させる。このとき、梱包用連結具Cにおける上側の連結具本体31aは弾性変形されて、弓なりに拡開された状態を呈する。また、下側の係止片32bは、底板Pにおける第2連結桟4の底面部に当接状態に配置される。
【0036】
このまま、梱包用連結具C全体を押し下げ、上側の係止片32aの内面を、梱包箱体Bの切込部26に当接させる。そして、下側の連結具本体31bを、底板Pにおける第2連結桟4の幅方向に沿って奥側にスライドさせる。すると、図16の(ロ)に示されるように、下側の係止片32bが、底板Pにおける第2連結桟4の内側端面部34に入り込む。上下の各連結具本体31a,31b に弾性復元力が作用するため、梱包用連結具Cが係止される。この結果、底板Pと梱包箱体Bとが、梱包用連結具Cを介して連結される。このとき、梱包箱体Bに設けられた各押込片27が戻ることによって各挿通開口28が閉塞され、前記挿通開口28を介して被梱包物1が視認されるおそれはない。
【0037】
上記した第2実施形態の梱包装置Aの梱包を解く場合、梱包用連結具Cの下側の連結具本体31bに設けられた引掛け部33に、ドライバー21の先端部21a(図7参照)を入り込ませ、下側の連結具本体31bを押し下げて弾性変形させ、下側の係止片32bと、底板Pにおける第2連結桟4の内側端面部34との係止状態を解除させる。そして、そのまま下側の連結具本体31bを手前側に引き出し、下側の連結具本体31bと係止片32bとを底板Pにおける第2連結桟4の部分から離脱させて、そのまま持ち上げるだけで済む。
【0038】
上記した結果、第2実施形態の梱包装置Aによって被梱包物1を梱包する場合であっても、釘等を使用する必要がない。このため、梱包が容易であり、しかも、短時間ですることができる。また、底板P、梱包箱体B及び各梱包用連結具Cを損傷させることなく梱包を解くことができる。このため、それらを繰り返して使用することができる。また、梱包箱体Bが段ボール材より成るため、安価であると共に、非使用時には折り畳んでおくことができ、その占有領域を小さくすることができる。
【0039】
第2実施形態の梱包装置Aを構成する梱包箱体Bは、段ボールより成る。このため、安価であり、折り畳んだ状態で保管、搬送等ができるという利点がある。しかし、合板より成る板材であっても構わない。
【0040】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、方形状の梱包板材の周縁に、その辺に沿って連結桟が取付けられ、連結桟の内側の端面が梱包用連結具の被係止部となっていて、該被係止部の全体が露出されている。このため、この部分に工具を自由に当てがうこと等ができて、梱包用連結具の取り外しが容易になる。この結果、梱包板材及び梱包用連結具の双方に大きな亀裂を生じさせたり、変形させたりすることなく、梱包装置の解体が可能となって、梱包板材及び梱包用連結具の繰り返し使用が可能となる。
【0041】
請求項6の発明によれば、梱包用連結具を使用して、底面が開口した箱状の梱包箱体と底板とを連結しているため、その連結及び解除の双方が容易となって、底面が開口した梱包箱体を使用して行う梱包作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の梱包装置Aの斜視図である。
【図2】同じく側面断面図である。
【図3】同じく分解状態の斜視図である。
【図4】前板Pと上板Pとを接合させる状態を示す図である。
【図5】梱包用連結具Cの斜視図である。
【図6】梱包用連結具Cを係止させる作用説明図である。
【図7】梱包用連結具Cの係止状態を解除する作用説明図である。
【図8】各係止片16の部分に突起片22が設けられた梱包用連結具Cの係止状態を解除する作用説明図である。
【図9】各係止片16の部分に紐体23が取付けられた梱包用連結具Cの係止状態を解除する作用説明図である。
【図10】溝部24が設けられた梱包板材(P〜P)に係止された梱包用連結具Cの係止状態を解除する作用説明図である。
【図11】各梱包用連結具Cが取付けられる部分についてのみ、部分的に各連結桟3,4が設けられた実施形態の斜視図である。
【図12】(イ)〜(ハ)は、別の実施形態の梱包板材(P,P)の断面図である。
【図13】本発明の第2実施形態の梱包装置Aの斜視図である。
【図14】同じく側面断面図である。
【図15】同じく分解状態の斜視図である。
【図16】(イ),(ロ)は、梱包用連結具Cを係止させる作用説明図である。
【図17】従来の梱包用連結具C’の作用説明図である。
【符号の説明】
,A:梱包装置
B:梱包箱体
〜C:梱包用連結具
:底板(梱包板材)
:前板(梱包板材)
:後板(梱包板材)
,P:側板(梱包板材)
:上板(梱包板材)
S:稜線部
t:厚さ(所定長)
1:被梱包物
2:板材本体
3,4,10:連結桟
15,31a,31b:連結具本体
16,32a,32b:係止片
17,33:引掛け部
18:下側端面部(被係止部)
19,34:内側端面部(被係止部)
20:引掛工具(工具類)
21:ドライバー(工具類)
22:突起片(引掛け部)
23:紐体(引掛け部)
26:切込部(被係止部)

Claims (7)

  1. 被梱包物の全周囲を覆って梱包すべく、複数枚の梱包板材を直方体箱状に組み付けて成る梱包装置であって、
    同一側板面の各辺の周縁部に連結桟が、前記辺に沿ってそれぞれ取付けられた複数枚の方形状の梱包板材と、
    複数枚の前記梱包板材を直方体箱状に仮組みされた状態で、各稜線部において近接配置された2本の前記連結桟を相互に連結するための多数の梱包用連結具とから成り、
    前記梱包用連結具は、前記2本の連結桟の外側に当てがわれるL字状をした弾性変形可能な連結具本体と、該連結具本体の両端部に内側に向けて略直角となって一体に形成されて、前記2本の連結桟の内側の各端面の被係止部に係止される係止片とから成ることを特徴とする梱包装置。
  2. 被梱包物の全周囲を覆って梱包する際に、複数枚を一組として直方体箱状に仮組みされた状態で、各稜線部において直交して仮組みされるものどうしを、L字状の連結具本体の両端部に内側に向けて係止片がそれぞれ形成された梱包用連結具により連結される方形状の梱包板材であって、
    同一側板面の各辺の周縁部に、前記辺に沿って連結桟がそれぞれ取付けられ、前記稜線部において近接配置される2本の前記連結桟の外側に前記連結具本体が当てがわれると共に、前記2本の連結桟の内側の端面である被係止部に前記梱包用連結具の係止片がそれぞれ係止されて、稜線部で直交配置される2枚が一体に連結されることを特徴とする梱包板材。
  3. 前記連結桟は、各辺の周縁から外側に所定長だけ突出して取付けられていて、前記稜線部で近接配置される2本の連結桟は、相互に当接する構成であることを特徴とする請求項2に記載の梱包板材。
  4. 同一側板面の各辺の周縁部に、前記辺に沿って連結桟がそれぞれ取付けられた複数枚の方形状の梱包板材を使用して、被梱包物の全周囲を覆って梱包する際に、複数枚の前記梱包板材を直方体箱状に仮組みされた状態で、各稜線部において近接配置された2本の前記連結桟を相互に連結するための梱包用連結具であって、
    前記2本の連結桟の外側に当てがわれるL字状をした弾性変形可能な連結具本体と、該連結具本体の両端部に内側に向けて略直角となって一体に形成されて、前記2本の連結桟の内側の各端面に係止される係止片とから成ることを特徴とする梱包用連結具。
  5. 前記梱包用連結具には、梱包板材どうしを連結している状態で、工具類を引っ掛けて連結具本体を弾性変形させるための引掛け部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の梱包用連結具。
  6. 被梱包物の全周囲を覆って梱包すべく、複数枚の梱包板材を直方体箱状に組み付けて成る梱包装置であって、
    下側板面の各辺の周縁部に、その周縁から外側に所定長だけ突出した状態で連結桟が前記辺に沿ってそれぞれ取付けられた底板と、
    底面部が開口されていて、前記底板における連結桟の突出部分に載置されて仮組みされる梱包箱体と、
    前記底板と前記梱包箱体とが仮組みされた状態で、前記底板の連結桟と前記梱包箱体とを相互に連結するための多数の梱包用連結具とから成り、
    前記梱包用連結具は、前記底板の連結桟と前記梱包箱体の外側に当てがわれるL字状をした弾性変形可能な連結具本体と、該連結具本体の両端部に内側に向けて略直角となって一体に形成されて、前記連結桟の内側の端面の被係止部と前記梱包箱体の被係止部とに係止される係止片とから成ることを特徴とする梱包装置。
  7. 下側板面の各辺の周縁部に、前記辺に沿って連結桟がそれぞれ外側に突出して取付けられた底板の突出部分に底面部が開口された梱包箱体を載置させて被梱包物の全周囲を覆って梱包する際に、互いに直交する両者の当接部分に取付けられ、前記底板と前記梱包箱体とを相互に連結するための梱包用連結具であって、
    前記当接部分の外側に当てがわれるL字状をした弾性変形可能な連結具本体と、該連結具本体の両端部に内側に向けて略直角となって一体に形成されて、前記底板の連結桟の内側の端面の被係止部と前記梱包箱体に設けられた被係止部とに係止される係止片とから成ることを特徴とする梱包用連結具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009137609A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Mitsubishi Motors Corp 梱包箱
KR101056522B1 (ko) * 2009-02-12 2011-08-11 주식회사 부산아크릴 장식용 조립식상자
KR102193413B1 (ko) * 2020-05-08 2020-12-21 김진호 합성수지 판재의 가공방법 및 그를 이용한 박스

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