JP2004305734A5 - - Google Patents

Claims (23)

1. 骨折の治療用インプラントであって、
   前記インプラントは、
   骨に固定するために用いられるメインプレートと、
   前記骨に固定するために用いられるプレート形状のアウトリガー要素と、
   を含み、
   前記メインプレートは、第１の側及び第２の側を有しており、
   前記インプラントが組み立てられた状態において、前記プレート形状のアウトリガー要素は、前記メインプレートから間隔をとって配されており、
   前記メインプレートの前記第２の側は、前記プレート形状のアウトリガー要素から前記メインプレートの前記第１の側より遠くに位置し、
   前記インプラントは更に、
   Ｕ字形の基部と当該Ｕ字形の基部から伸びる一対のＵ字形のリムとから成るＵ字形状の柔軟な接続要素を含み、
   前記一対のＵ字形のリムの各々は自由端を有し、
   前記Ｕ字形状の柔軟な接続要素によって、骨折の治療のために前記メインプレートと前記プレート形状のアウトリガー要素とが結合され、
   前記Ｕ字形状の柔軟な接続要素は、前記インプラントの前記組み立てられた状態において前記骨の周囲を完全に囲むようには延伸しておらず、
   前記メインプレートは、少なくとも１対の経路を有しており、前記経路を通って前記Ｕ字形状の柔軟な接続要素の前記Ｕ字形のリムはガイドされ、
   前記インプラントの前記組み立てられた状態において、前記Ｕ字形状の柔軟な接続要素の前記Ｕ字形の基部は、前記プレート形状のアウトリガー要素の開口部の外側に位置し、
   前記一対のＵ字形のリムのうちの１つのリムの前記自由端は、前記メインプレートの前記第１の側から前記メインプレートの前記第２の側まで前記メインプレート内の前記１対の経路のうちの１つの経路を通り、前記１対のＵ字形のリムのうちのもう１つのリムの前記自由端は、前記メインプレートの前記第１の側から前記メインプレートの前記第２の側まで前記メインプレート内の前記１対の経路のうちのもう１つの経路を通り、
   前記インプラントの前記組み立てられた状態において、前記１対のＵ字形のリムの両方の前記自由端は前記メインプレートの前記第２の側に位置することを特徴とするインプラント。
2. 前記アウトリガー（１５）は柔軟に形成されており、折り曲げて必要な空間的形状へ成され得ることを特徴とする請求項１記載のインプラント。
3. 前記アウトリガー（１５）は、それぞれ必要な形状及び大きさにカットできることを特徴とする請求項１または２に記載のインプラント。
4. 前記アウトリガー（１５）は、締め付け要素（１９）を収容する複数の経路を有することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１つに記載のインプラント。
5. 前記アウトリガー（１５）は、多孔板プレートとして形成されることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１つに記載のインプラント。
6. 前記アウトリガー（１５）は、編目またはグリッド形状に形成されることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１つに記載のインプラント。
7. 前記アウトリガー（１５）は、直接またはウェブ（２１）を介して互いに接続され、かつ各々が経路の境界を示している複数のリング部分（２３）を含むことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１つに記載のインプラント。
8. 前記メインプレート（１３）と前記アウトリガー（１５）との間の空間的な間隔を前記接続要素（１７）で個々に設定できることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１つに記載のインプラント。
9. 前記経路（２７）は、前記メインプレート（１３）によって画定される面に平行に伸びていることを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１つに記載のインプラント。
10. 前記接続要素（１７）は折り曲げ可能であることを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１つに記載のインプラント。
11. 前記接続要素（１７）は針金または細線であることを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか１つに記載のインプラント。
12. 前記接続要素（１７）を、前記メインプレート（１３）に、締め付けて、フックでひっかけて、及び／またはラッチして接続し得ることを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１つに記載のインプラント。
13. 前記アウトリガー（１５）及び／または接続要素（１７）は、金属またはプラスチックでできていることを特徴とする請求項１乃至１２のいずれか１つに記載のインプラント。
14. 前記メインプレート（１３）及び／または前記アウトリガー（１５）は、少なくとも１つのフック状または爪状の延長部分（２９）を有することを特徴とする請求項１乃至１３のいずれか１つに記載のインプラント。
15. 前記アウトリガー（１５）及び前記接続要素（１７）は、別々に形成され、製造中にまたは手術前に互いに接続されて、前記アウトリガー（１５）及び前記接続要素（１７）を手術中１つのユニットとして取り扱うことができることを特徴とする請求項１乃至１４のいずれか１つに記載のインプラント。
16. 前記アウトリガー（１５）及び前記接続要素（１７）は、溶接によって互いに接続されていることを特徴とする請求項１５記載のインプラント。
17. 前記アウトリガー（１５）は、前記メインプレート（１３）より厚さが薄いことを特徴とする請求項１乃至１６のいずれか１つに記載のインプラント。
18. 前記アウトリガー（１５）は、手術中に手で変形できることを特徴とする請求項１乃至１７のいずれか１つに記載のインプラント。
19. 前記アウトリガー（１５）は、前記メインプレート（１３）より狭い底面形状の面積を有することを特徴とする請求項１乃至１８のいずれか１つに記載のインプラント。
20. 前記アウトリガー（１５）は、治療されるべきそれぞれの骨折に合わせて必要な形状及び大きさにカットされることを特徴とする請求項１乃至１９のいずれか１つに記載のインプラント。
21. 前記アウトリガー（１５）は、少なくとも５つの経路が設けられて、締め付け要素（１９）を収容することを特徴とする請求項１乃至２０のいずれか１つに記載のインプラント。
22. 前記アウトリガーは、生物吸収可能材料から成ることを特徴とする請求項１乃至２１のいずれか１つに記載のインプラント。
23. 前記生物吸収可能材料は、塩浴において５０℃から９０℃の間の温度で加熱されて可塑的に変形可能であることを特徴とする請求項２２に記載のインプラント。