JP2004303923A - 基板アライメント機構、及びそれを用いた基板検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板アライメント機構において、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とし、ステージ上におけるガラス基板の位置合わせを容易とすること。
【解決手段】基板アライメント機構は、ステージ1上にガラス基板を支持して位置合わせを行う機構であって、ステージ1はステージ面から上方に突出する突出部11を備える。突出部11は基板面と点接触及び/又は線接触してた状態でガラス基板を滑動自在に支持し、ガラス基板とステージとの接触抵抗を下げ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とし、ステージ上におけるガラス基板の位置合わせを容易とする。
【選択図】 図3
【解決手段】基板アライメント機構は、ステージ1上にガラス基板を支持して位置合わせを行う機構であって、ステージ1はステージ面から上方に突出する突出部11を備える。突出部11は基板面と点接触及び/又は線接触してた状態でガラス基板を滑動自在に支持し、ガラス基板とステージとの接触抵抗を下げ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とし、ステージ上におけるガラス基板の位置合わせを容易とする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板アライメント機構、及びそれを用いた基板検査装置に関し、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどのフラットパネルディスプレイに使われるTFTアレイ基板の検査に使用するTFTアレイ検査装置などにおいて、特に、大型基板をステージ上に保持し位置合わせする機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイのパネルはその製造工程において、通常ガラス基板の上にTFTアレイのパターンを含む複数のパネルを形成し、このガラス基板から各パネルを切り出している。このフラットパネルディスプレイの製造、検査において、ガラス基板の検査や、ガラス基板上に形成したTFTや画素の特性評価を行っている。
【0003】
ガラス基板やガラス基板上に形成したTFTを検査するには、通常、ガラス基板をステージ上に保持させて行っている。ガラス基板をステージ上に保持させて検査を行うには、ガラス基板とステージとを所定位置に位置合わせする必要がある。
【0004】
また、基板検査装置に限らず、例えば、レーザー加工装置、露光装置、あるいは光学顕微鏡等の光学装置においても、基板の位置合わせが行われている。
【0005】
従来、このようなガラス基板等の基板をステージ上で位置合わせするには、ステージ上に載置したガラス基板の端部を押し、ガラス基板をステージ上で滑らせることにより行っている。従来、ガラス基板とステージとの接触抵抗を下げるために、ステージ上にテフロン(登録商標)コーティングを施している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ディスプレイの大型化に伴ってガラス基板も大型化し、例えば1m角を越えるような大型のガラス基板も用いられている。このようなガラス基板の大型化に伴い、ガラス基板の重量が増す共にガラス基板とステージとの間の接触抵抗も大きくなる。ガラス基板とステージとの間の接触抵抗が大きくなると、ガラス基板が歪んだり、ステージ上でガラス基板を移動させることが困難となという問題がある。また、ガラス基板の裏面処理によってもガラス基板とステージとの間の接触抵抗が大きくなる場合があり、ガラス基板をステージ上の所定位置に移動させることができない場合が生じている。
【0007】
このように、従来の基板アライメント機構、及びこれを用いた検査装置では、ガラス基板とステージとの接触抵抗によりガラス基板の位置合わせが難しいという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は前記した従来の問題点を解決し、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とし、ステージ上におけるガラス基板の位置合わせを容易とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ガラス基板とステージとの接触抵抗を下げることにより、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とし、ステージ上におけるガラス基板の位置合わせを容易とする。
【0010】
本発明の基板アライメント機構は、ステージ上にガラス基板を支持して位置合わせを行う基板アライメント機構であって、ステージはステージ面から上方に突出する突出部を備えた構成とする。突出部は基板面と点接触及び/又は線接触してた状態でガラス基板を滑動自在に支持する。これにより、ガラス基板とステージとの接触抵抗を下げ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とし、ステージ上におけるガラス基板の位置合わせを容易とする。
【0011】
突出部の第1の形態は、少なくとも上部形状が球状の形成であり、例えば、ボールベアリングを用いることができ、ボールベアリングの球状面をガラス基板の基板面と接触させて滑動自在に支持する。球状の突出部はガラス基板の基板面と点接触することにより接触抵抗を低減させ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とする。
【0012】
突出部の第2の形態は、頭部が湾曲面を有する棒状であり、例えば、ピンを用いることができ、ピンの膨出した先端をガラス基板の基板面と接触させて滑動自在に支持する。湾曲面の突出部はガラス基板の基板面と点接触することにより接触抵抗を低減させ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とする。
【0013】
突出部の第3の形態は、基板面と線状に接触する線状の形状であり、例えば、ワイヤを用いることができ、ワイヤの形状に沿って延びる線状の突部をガラス基板の基板面と接触させて滑動自在に支持する。線状の突出部はガラス基板の基板面と線接触することにより接触抵抗を低減させ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とする。また、螺旋状に巻いたワイヤを用いることもでき、この場合には、ワイヤの形状に沿って基板面と複数の点で接触させることもできる。
【0014】
本発明の基板アライメント機構は、ステージに対して突出部を上下動自在とする上下動機構を備える形態とすることもできる。この上下動機構によれば、ガラス基板の基板面を突出部により支持しガラス基板の移動が容易な状態と、ステージ面により支持しガラス基板を所定位置に保持する状態とを切り換えることができる。上下動機構は、上方位置において突出部を基板面に接触させることにより、ガラス基板の基板面を突出部により支持しガラス基板の移動とする。また、上下動機構は、下方位置においてステージ面を基板面に接触させることにより、ステージ面により支持してガラス基板を所定位置に保持する。
【0015】
また、本発明の基板検査装置は本発明の基板アライメント機構を備え、この基板アライメント機構により検査対象の基板の位置合わせを行い、基板検査を行う。また、本発明の基板アライメント機構は、基板検査装置の他に、レーザー加工装置や露光装置、あるいは光学顕微鏡等の光学装置における位置合わせに適用することもできる。
【0016】
本発明によれば、ガラス基板をステージから浮かせた状態で支持し、接触抵抗を低下させることにより、ガラス基板の移動を容易とする、また、ボールベアリングを用いた場合には、ガラス基板をステージ面とほぼ同じ高さで移動させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明の基板アライメント機構において、ガラス基板のステージへの位置合わせを説明するための概略図である。なお、以下では、基板検査装置を例にして基板アライメント機構を説明するが、本発明の基板アライメント機構は基板検査装置に限らず、レーザー加工装置や露光装置、あるいは光学顕微鏡等の光学装置にも適用することができる。
【0019】
ガラス基板2の検査において、ガラス基板2をステージ1の所定位置に位置合わせされる。このガラス基板2の位置合わせは、ガラス基板2上に予め設けておいた位置合わせ用のマーク4(4a,4b)を、基板検査装置側に固定したCCDカメラ5(5a,5b)等の撮像装置で撮像し、マーク4が撮像画面中の所定位置に一致するようにガラス基板2をステージ1に対して移動させることで行うことができる。
【0020】
基板アライメント機構は、ステージ1上においてガラス基板2を移動させる機構としてガラス基板移動機構3(3a,3b,3c,3d)を備える。ガラス基板移動機構3はステージ側に固定され、ガラス基板2の側部を押すことによりガラス基板2をステージ1に対して移動させることにより位置合わせを行う。
【0021】
図2は、ガラス基板の位置合わせを説明するための図であり、撮像画像の一例を示している。図2において、十字の印はガラス基板に設けられたマーク4を示し、丸印は基準位置7を示している。なお、基準位置7は、CCDカメラの撮像視野6中の中心などのCCDカメラの撮像視野6中に定めた任意の位置に設定することができる。CCDカメラとステージとは基板検査装置に対して固定しているため、マーク4をCCDカメラの撮像視野6中に定めた基準位置7に位置合わせすることにより、ステージ1に対してガラス基板2の位置合わせを行うことができる。
【0022】
図2(a)は、ガラス基板とステージとの位置がずれている場合を示しており、撮像視野6中においてマーク4は基準位置7からずれた位置に観察される。この状態において、マーク4が基準位置7に一致するようにガラス基板移動機構3によりガラス基板2をステージ1に対して移動させる。
【0023】
図2(b)は、ガラス基板とステージとの位置合わせが完了した場合を示しており、撮像視野6中においてマーク4は基準位置7と同一位置に観察される。これにより、ガラス基板2のステージ1に対する位置合わせを行うことができる。
【0024】
なお、図1では、ガラス基板2の対向する辺の近傍に設けた2つのマーク4a,4bを、基板検査装置等の装置側に固定した2台のCCDカメラ5a,5bで撮像し、ステージ1に固定した4つのガラス基板移動機構3a,3b,3c,3dでガラス基板2を移動する構成を示しているが、マーク4及びCCDカメラ5の台数や、ガラス基板移動機構3の台数は、必要に応じて任意に設定することができる。また、ガラス基板移動機構は、ステップモータ等の駆動源やギア機構等、任意の駆動機構を用いることができる。
【0025】
本発明の基板アライメント機構のステージは、ガラス基板との間の接触抵抗を低減させるために、ステージ面から上方に突出する突出部を備える。突出部は、ガラス基板の基板面と点接触あるいは線接触し、これにより接触抵抗を低減させgてガラス基板を滑動自在に支持する。なお、ガラス基板とステージとの接触は、点接触あるいは線接触の一方とすることも、両方とすることもできる。
【0026】
以下、ステージが備える突出部の形態について図3〜図6を用いて説明する。
【0027】
はじめに、第1の形態について図3を用いて説明する。第1の突出部の形態は、少なくとも上部形状を球状とするものであり、例えば、ボールベアリングを用いることができる。図3はボールベアリングを用いた例を示している。
【0028】
ステージ1は、ガラス基板と対向する面上の複数箇所に、ボールベアリング等からなる球状突出部11を備える。図3(a)の斜視図、及び図3(b)の断面図は、それぞれ球状突出部11の一部がステージ1の上面から突出した状態を示している。球状突出部11は、その球状部分の一部をステージ1の上面から上方に突出させることによりガラス基板2と点接触する。点接触することにより、載置されたガラス基板2は、ステージ1に対して円滑に滑動自在となる(図3(c)中の矢印)。このガラス基板2をステージ1上に浮かした状態で、前記したガラス基板移動機構3によりガラス基板2を移動させ、位置合わせを行う。
【0029】
ステージ1は、球状突出部11を上下動させる上下動機構12を備え、球状突出部11を上方に移動させることによりガラス基板2をステージ1に対して円滑に移動させ、球状突出部11を下方に移動させることによりガラス基板2をステージ1上に保持させる。
【0030】
図3(a),(c)は、上下動機構12により球状突出部11を上方に移動させた状態を示している。この上方位置においては、ガラス基板2は球状突出部11と点Aで接触し、移動を容易に行うことができる。
【0031】
一方、図3(b)の斜視図、及び図3(d)の断面図は、上下動機構12により球状突出部11を下方に移動させた状態を示している。この下方位置では、ガラス基板2はステージ1の上面と接触しステージ1に保持される。
【0032】
次に、第2の形態について図4を用いて説明する。第2の突出部の形態は、頭部が湾曲面を有する棒状であり、例えば、ピンを用いることができ、図4はピンを用いた例を示している。
【0033】
ステージ1は、ガラス基板と対向する面上の複数箇所に、ピン等からなる球状突出部13を備える。図4(a)の斜視図、及び図4(b)の断面図は、それぞれピン状突出部13の一部がステージ1の上面から突出した状態を示している。ピン状突出部13は、その湾曲面の突出部をステージ1の上面から上方に突出させることによりガラス基板2と点接触する。点接触することにより、載置されたガラス基板2は、ステージ1に対して円滑に滑動自在となる(図4(c)中の矢印)。このガラス基板2をステージ1上に浮かした状態で、前記したガラス基板移動機構3によりガラス基板2を移動させ、位置合わせを行う。
【0034】
ステージ1は、ピン状突出部13を上下動させる上下動機構14を備え、ピン状突出部13を上方に移動させることによりガラス基板2をステージ1に対して円滑に移動させ、ピン状突出部13を下方に移動させることによりガラス基板2をステージ1上に保持させる。
【0035】
図4(a),(c)は、上下動機構14によりピン突出部13を上方に移動させた状態を示している。この上方位置においては、ガラス基板2はピン状突出部13と点Bで接触し、移動を容易に行うことができる。
【0036】
一方、図4(b)の斜視図、及び図4(d)の断面図は、上下動機構14によりピン状突出部13を下方に移動させた状態を示している。この下方位置では、ガラス基板2はステージ1の上面と接触しステージ1に保持される。
【0037】
次に、第3,4の形態について図5,6を用いて説明する。第3,4の突出部の形態は、基板面と線状に接触する線状の形状であり、例えば、ワイヤを用いることができ、図5(c)はワイヤを用いた例を示している。
【0038】
ステージ1は、ガラス基板と対向する面上の複数箇所に、線状の突出部15を備える。図5(a)の斜視図、及び図5(b),(c)の断面図は、それぞれ線状突出部15の一部がステージ1の上面から突出した状態を示している。線状突出部15は、その突出部をステージ1の上面から上方に突出させることによりガラス基板2と線接触する。線接触することにより、載置されたガラス基板2は、ステージ1に対して円滑に滑動自在となる(図5(b),(c)中の矢印)。このガラス基板2をステージ1上に浮かした状態で、前記したガラス基板移動機構3によりガラス基板2を移動させ、位置合わせを行う。
【0039】
線状の突出部15は、図5(b)中の断面15Aに示すようにステージ1の一部を上方に突出させて形成することも、図5(c)中の断面15Bに示すようにステージ1に形成した溝内にワイヤを埋め込み、その一部を上方に突出させて形成することもできる。
【0040】
この構成により、ステージ上に突出させた形状あるいはワイヤの形状に沿って線状の突出部が形成され、この突出部はガラス基板の基板面と線状部分で接触して滑動自在に支持する。線状の突出部はガラス基板の基板面と線接触することにより接触抵抗を低減させ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とする。
【0041】
また、螺旋状に巻いたワイヤを用いることもできる。図5(d)は、螺旋状に巻いたワイヤの例を示している。この巻き線を用いた場合には、ガラス基板は複数の点で接触し、線状の場合と同様に移動を容易に行うことができる。
【0042】
図5に示す構成例では、ガラス基板は線状部分で接触するため点接触の場合よりも大きな接触抵抗を得ることができる。そのため、ガラス基板を位置合わせした後、突出部を下降させてガラス基板をステージ面と接触させることなく、所定位置に保持することができる。したがって、突出部15を上下動させる機構を省く構成とすることもできる。図5は上下動機構を省略したの構成例を示している。
【0043】
また、第3の形態において、前記した第1,2の形態と同様に、突出部を上下動させる上下動機構を備える構成とすることもできる。図6に示す第4の形態は上下動機構を備える構成例を示している。
【0044】
図6において、ステージ1は、ガラス基板と対向する面上の複数箇所に、線状の突出部15を備える。図6(a)の斜視図、及び図6(c)の断面図は、それぞれ線状突出部15の一部がステージ1の上面から突出した状態を示している。
【0045】
線状突出部15は、その突出部をステージ1の上面から上方に突出させることによりガラス基板2と線接触する。線接触することにより、載置されたガラス基板2は、ステージ1に対して円滑に滑動自在となる(図6(c)中の矢印)。このガラス基板2をステージ1上に浮かした状態で、前記したガラス基板移動機構3によりガラス基板2を移動させ、位置合わせを行う。
【0046】
ステージ1は、線状突出部15を上下動させる上下動機構16を備え、線状突出部15を上方に移動させることによりガラス基板2をステージ1に対して円滑に移動させ、線状突出部15を下方に移動させることによりガラス基板2をステージ1上に保持させる。
【0047】
図6(a),(c)は、上下動機構16により線状突出部15を上方に移動させた状態を示している。この上方位置においては、ガラス基板2は線状突出部15と線接触し、移動を容易に行うことができる。
【0048】
一方、図6(b)の斜視図、及び図6(d)の断面図は、上下動機構16により線状突出部15を下方に移動させた状態を示している。この下方位置では、ガラス基板2はステージ1の上面と接触しステージ1に保持される。
【0049】
上記した各上下動機構は、モータ等の駆動機構を用いて構成する他、上位置と下位置の二つの位置の間をとるリンク機構を用いた構成としてもよい。
【0050】
また、上記した各形態の突出部は、一形態のみに限らず、各形態を組み合わせてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とし、ステージ上におけるガラス基板の位置合わせを容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板アライメント機構において、ガラス基板のステージへの位置合わせするを説明するための概略図である。
【図2】ガラス基板の位置合わせを説明するための図である。
【図3】本発明のステージが備える突出部の第1の形態を説明するための図である。
【図4】本発明のステージが備える突出部の第2の形態を説明するための図である。
【図5】本発明のステージが備える突出部の第3の形態を説明するための図である。
【図6】本発明のステージが備える突出部の第4の形態を説明するための図である。
【符号の説明】
1…ステージ、2…ガラス基板、3,3a,3b…ガラス基板移動機構、4,4a,4b…マーク、5,5a,5b…CCDカメラ、6…撮像視野、7…基準位置、11…球状突出部、12…上下動機構、13…ピン状突出部、14…上下動機構、15…線状突出部、16…上下動機構。
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板アライメント機構、及びそれを用いた基板検査装置に関し、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどのフラットパネルディスプレイに使われるTFTアレイ基板の検査に使用するTFTアレイ検査装置などにおいて、特に、大型基板をステージ上に保持し位置合わせする機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイのパネルはその製造工程において、通常ガラス基板の上にTFTアレイのパターンを含む複数のパネルを形成し、このガラス基板から各パネルを切り出している。このフラットパネルディスプレイの製造、検査において、ガラス基板の検査や、ガラス基板上に形成したTFTや画素の特性評価を行っている。
【0003】
ガラス基板やガラス基板上に形成したTFTを検査するには、通常、ガラス基板をステージ上に保持させて行っている。ガラス基板をステージ上に保持させて検査を行うには、ガラス基板とステージとを所定位置に位置合わせする必要がある。
【0004】
また、基板検査装置に限らず、例えば、レーザー加工装置、露光装置、あるいは光学顕微鏡等の光学装置においても、基板の位置合わせが行われている。
【0005】
従来、このようなガラス基板等の基板をステージ上で位置合わせするには、ステージ上に載置したガラス基板の端部を押し、ガラス基板をステージ上で滑らせることにより行っている。従来、ガラス基板とステージとの接触抵抗を下げるために、ステージ上にテフロン(登録商標)コーティングを施している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ディスプレイの大型化に伴ってガラス基板も大型化し、例えば1m角を越えるような大型のガラス基板も用いられている。このようなガラス基板の大型化に伴い、ガラス基板の重量が増す共にガラス基板とステージとの間の接触抵抗も大きくなる。ガラス基板とステージとの間の接触抵抗が大きくなると、ガラス基板が歪んだり、ステージ上でガラス基板を移動させることが困難となという問題がある。また、ガラス基板の裏面処理によってもガラス基板とステージとの間の接触抵抗が大きくなる場合があり、ガラス基板をステージ上の所定位置に移動させることができない場合が生じている。
【0007】
このように、従来の基板アライメント機構、及びこれを用いた検査装置では、ガラス基板とステージとの接触抵抗によりガラス基板の位置合わせが難しいという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は前記した従来の問題点を解決し、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とし、ステージ上におけるガラス基板の位置合わせを容易とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ガラス基板とステージとの接触抵抗を下げることにより、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とし、ステージ上におけるガラス基板の位置合わせを容易とする。
【0010】
本発明の基板アライメント機構は、ステージ上にガラス基板を支持して位置合わせを行う基板アライメント機構であって、ステージはステージ面から上方に突出する突出部を備えた構成とする。突出部は基板面と点接触及び/又は線接触してた状態でガラス基板を滑動自在に支持する。これにより、ガラス基板とステージとの接触抵抗を下げ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とし、ステージ上におけるガラス基板の位置合わせを容易とする。
【0011】
突出部の第1の形態は、少なくとも上部形状が球状の形成であり、例えば、ボールベアリングを用いることができ、ボールベアリングの球状面をガラス基板の基板面と接触させて滑動自在に支持する。球状の突出部はガラス基板の基板面と点接触することにより接触抵抗を低減させ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とする。
【0012】
突出部の第2の形態は、頭部が湾曲面を有する棒状であり、例えば、ピンを用いることができ、ピンの膨出した先端をガラス基板の基板面と接触させて滑動自在に支持する。湾曲面の突出部はガラス基板の基板面と点接触することにより接触抵抗を低減させ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とする。
【0013】
突出部の第3の形態は、基板面と線状に接触する線状の形状であり、例えば、ワイヤを用いることができ、ワイヤの形状に沿って延びる線状の突部をガラス基板の基板面と接触させて滑動自在に支持する。線状の突出部はガラス基板の基板面と線接触することにより接触抵抗を低減させ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とする。また、螺旋状に巻いたワイヤを用いることもでき、この場合には、ワイヤの形状に沿って基板面と複数の点で接触させることもできる。
【0014】
本発明の基板アライメント機構は、ステージに対して突出部を上下動自在とする上下動機構を備える形態とすることもできる。この上下動機構によれば、ガラス基板の基板面を突出部により支持しガラス基板の移動が容易な状態と、ステージ面により支持しガラス基板を所定位置に保持する状態とを切り換えることができる。上下動機構は、上方位置において突出部を基板面に接触させることにより、ガラス基板の基板面を突出部により支持しガラス基板の移動とする。また、上下動機構は、下方位置においてステージ面を基板面に接触させることにより、ステージ面により支持してガラス基板を所定位置に保持する。
【0015】
また、本発明の基板検査装置は本発明の基板アライメント機構を備え、この基板アライメント機構により検査対象の基板の位置合わせを行い、基板検査を行う。また、本発明の基板アライメント機構は、基板検査装置の他に、レーザー加工装置や露光装置、あるいは光学顕微鏡等の光学装置における位置合わせに適用することもできる。
【0016】
本発明によれば、ガラス基板をステージから浮かせた状態で支持し、接触抵抗を低下させることにより、ガラス基板の移動を容易とする、また、ボールベアリングを用いた場合には、ガラス基板をステージ面とほぼ同じ高さで移動させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明の基板アライメント機構において、ガラス基板のステージへの位置合わせを説明するための概略図である。なお、以下では、基板検査装置を例にして基板アライメント機構を説明するが、本発明の基板アライメント機構は基板検査装置に限らず、レーザー加工装置や露光装置、あるいは光学顕微鏡等の光学装置にも適用することができる。
【0019】
ガラス基板2の検査において、ガラス基板2をステージ1の所定位置に位置合わせされる。このガラス基板2の位置合わせは、ガラス基板2上に予め設けておいた位置合わせ用のマーク4(4a,4b)を、基板検査装置側に固定したCCDカメラ5(5a,5b)等の撮像装置で撮像し、マーク4が撮像画面中の所定位置に一致するようにガラス基板2をステージ1に対して移動させることで行うことができる。
【0020】
基板アライメント機構は、ステージ1上においてガラス基板2を移動させる機構としてガラス基板移動機構3(3a,3b,3c,3d)を備える。ガラス基板移動機構3はステージ側に固定され、ガラス基板2の側部を押すことによりガラス基板2をステージ1に対して移動させることにより位置合わせを行う。
【0021】
図2は、ガラス基板の位置合わせを説明するための図であり、撮像画像の一例を示している。図2において、十字の印はガラス基板に設けられたマーク4を示し、丸印は基準位置7を示している。なお、基準位置7は、CCDカメラの撮像視野6中の中心などのCCDカメラの撮像視野6中に定めた任意の位置に設定することができる。CCDカメラとステージとは基板検査装置に対して固定しているため、マーク4をCCDカメラの撮像視野6中に定めた基準位置7に位置合わせすることにより、ステージ1に対してガラス基板2の位置合わせを行うことができる。
【0022】
図2(a)は、ガラス基板とステージとの位置がずれている場合を示しており、撮像視野6中においてマーク4は基準位置7からずれた位置に観察される。この状態において、マーク4が基準位置7に一致するようにガラス基板移動機構3によりガラス基板2をステージ1に対して移動させる。
【0023】
図2(b)は、ガラス基板とステージとの位置合わせが完了した場合を示しており、撮像視野6中においてマーク4は基準位置7と同一位置に観察される。これにより、ガラス基板2のステージ1に対する位置合わせを行うことができる。
【0024】
なお、図1では、ガラス基板2の対向する辺の近傍に設けた2つのマーク4a,4bを、基板検査装置等の装置側に固定した2台のCCDカメラ5a,5bで撮像し、ステージ1に固定した4つのガラス基板移動機構3a,3b,3c,3dでガラス基板2を移動する構成を示しているが、マーク4及びCCDカメラ5の台数や、ガラス基板移動機構3の台数は、必要に応じて任意に設定することができる。また、ガラス基板移動機構は、ステップモータ等の駆動源やギア機構等、任意の駆動機構を用いることができる。
【0025】
本発明の基板アライメント機構のステージは、ガラス基板との間の接触抵抗を低減させるために、ステージ面から上方に突出する突出部を備える。突出部は、ガラス基板の基板面と点接触あるいは線接触し、これにより接触抵抗を低減させgてガラス基板を滑動自在に支持する。なお、ガラス基板とステージとの接触は、点接触あるいは線接触の一方とすることも、両方とすることもできる。
【0026】
以下、ステージが備える突出部の形態について図3〜図6を用いて説明する。
【0027】
はじめに、第1の形態について図3を用いて説明する。第1の突出部の形態は、少なくとも上部形状を球状とするものであり、例えば、ボールベアリングを用いることができる。図3はボールベアリングを用いた例を示している。
【0028】
ステージ1は、ガラス基板と対向する面上の複数箇所に、ボールベアリング等からなる球状突出部11を備える。図3(a)の斜視図、及び図3(b)の断面図は、それぞれ球状突出部11の一部がステージ1の上面から突出した状態を示している。球状突出部11は、その球状部分の一部をステージ1の上面から上方に突出させることによりガラス基板2と点接触する。点接触することにより、載置されたガラス基板2は、ステージ1に対して円滑に滑動自在となる(図3(c)中の矢印)。このガラス基板2をステージ1上に浮かした状態で、前記したガラス基板移動機構3によりガラス基板2を移動させ、位置合わせを行う。
【0029】
ステージ1は、球状突出部11を上下動させる上下動機構12を備え、球状突出部11を上方に移動させることによりガラス基板2をステージ1に対して円滑に移動させ、球状突出部11を下方に移動させることによりガラス基板2をステージ1上に保持させる。
【0030】
図3(a),(c)は、上下動機構12により球状突出部11を上方に移動させた状態を示している。この上方位置においては、ガラス基板2は球状突出部11と点Aで接触し、移動を容易に行うことができる。
【0031】
一方、図3(b)の斜視図、及び図3(d)の断面図は、上下動機構12により球状突出部11を下方に移動させた状態を示している。この下方位置では、ガラス基板2はステージ1の上面と接触しステージ1に保持される。
【0032】
次に、第2の形態について図4を用いて説明する。第2の突出部の形態は、頭部が湾曲面を有する棒状であり、例えば、ピンを用いることができ、図4はピンを用いた例を示している。
【0033】
ステージ1は、ガラス基板と対向する面上の複数箇所に、ピン等からなる球状突出部13を備える。図4(a)の斜視図、及び図4(b)の断面図は、それぞれピン状突出部13の一部がステージ1の上面から突出した状態を示している。ピン状突出部13は、その湾曲面の突出部をステージ1の上面から上方に突出させることによりガラス基板2と点接触する。点接触することにより、載置されたガラス基板2は、ステージ1に対して円滑に滑動自在となる(図4(c)中の矢印)。このガラス基板2をステージ1上に浮かした状態で、前記したガラス基板移動機構3によりガラス基板2を移動させ、位置合わせを行う。
【0034】
ステージ1は、ピン状突出部13を上下動させる上下動機構14を備え、ピン状突出部13を上方に移動させることによりガラス基板2をステージ1に対して円滑に移動させ、ピン状突出部13を下方に移動させることによりガラス基板2をステージ1上に保持させる。
【0035】
図4(a),(c)は、上下動機構14によりピン突出部13を上方に移動させた状態を示している。この上方位置においては、ガラス基板2はピン状突出部13と点Bで接触し、移動を容易に行うことができる。
【0036】
一方、図4(b)の斜視図、及び図4(d)の断面図は、上下動機構14によりピン状突出部13を下方に移動させた状態を示している。この下方位置では、ガラス基板2はステージ1の上面と接触しステージ1に保持される。
【0037】
次に、第3,4の形態について図5,6を用いて説明する。第3,4の突出部の形態は、基板面と線状に接触する線状の形状であり、例えば、ワイヤを用いることができ、図5(c)はワイヤを用いた例を示している。
【0038】
ステージ1は、ガラス基板と対向する面上の複数箇所に、線状の突出部15を備える。図5(a)の斜視図、及び図5(b),(c)の断面図は、それぞれ線状突出部15の一部がステージ1の上面から突出した状態を示している。線状突出部15は、その突出部をステージ1の上面から上方に突出させることによりガラス基板2と線接触する。線接触することにより、載置されたガラス基板2は、ステージ1に対して円滑に滑動自在となる(図5(b),(c)中の矢印)。このガラス基板2をステージ1上に浮かした状態で、前記したガラス基板移動機構3によりガラス基板2を移動させ、位置合わせを行う。
【0039】
線状の突出部15は、図5(b)中の断面15Aに示すようにステージ1の一部を上方に突出させて形成することも、図5(c)中の断面15Bに示すようにステージ1に形成した溝内にワイヤを埋め込み、その一部を上方に突出させて形成することもできる。
【0040】
この構成により、ステージ上に突出させた形状あるいはワイヤの形状に沿って線状の突出部が形成され、この突出部はガラス基板の基板面と線状部分で接触して滑動自在に支持する。線状の突出部はガラス基板の基板面と線接触することにより接触抵抗を低減させ、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とする。
【0041】
また、螺旋状に巻いたワイヤを用いることもできる。図5(d)は、螺旋状に巻いたワイヤの例を示している。この巻き線を用いた場合には、ガラス基板は複数の点で接触し、線状の場合と同様に移動を容易に行うことができる。
【0042】
図5に示す構成例では、ガラス基板は線状部分で接触するため点接触の場合よりも大きな接触抵抗を得ることができる。そのため、ガラス基板を位置合わせした後、突出部を下降させてガラス基板をステージ面と接触させることなく、所定位置に保持することができる。したがって、突出部15を上下動させる機構を省く構成とすることもできる。図5は上下動機構を省略したの構成例を示している。
【0043】
また、第3の形態において、前記した第1,2の形態と同様に、突出部を上下動させる上下動機構を備える構成とすることもできる。図6に示す第4の形態は上下動機構を備える構成例を示している。
【0044】
図6において、ステージ1は、ガラス基板と対向する面上の複数箇所に、線状の突出部15を備える。図6(a)の斜視図、及び図6(c)の断面図は、それぞれ線状突出部15の一部がステージ1の上面から突出した状態を示している。
【0045】
線状突出部15は、その突出部をステージ1の上面から上方に突出させることによりガラス基板2と線接触する。線接触することにより、載置されたガラス基板2は、ステージ1に対して円滑に滑動自在となる(図6(c)中の矢印)。このガラス基板2をステージ1上に浮かした状態で、前記したガラス基板移動機構3によりガラス基板2を移動させ、位置合わせを行う。
【0046】
ステージ1は、線状突出部15を上下動させる上下動機構16を備え、線状突出部15を上方に移動させることによりガラス基板2をステージ1に対して円滑に移動させ、線状突出部15を下方に移動させることによりガラス基板2をステージ1上に保持させる。
【0047】
図6(a),(c)は、上下動機構16により線状突出部15を上方に移動させた状態を示している。この上方位置においては、ガラス基板2は線状突出部15と線接触し、移動を容易に行うことができる。
【0048】
一方、図6(b)の斜視図、及び図6(d)の断面図は、上下動機構16により線状突出部15を下方に移動させた状態を示している。この下方位置では、ガラス基板2はステージ1の上面と接触しステージ1に保持される。
【0049】
上記した各上下動機構は、モータ等の駆動機構を用いて構成する他、上位置と下位置の二つの位置の間をとるリンク機構を用いた構成としてもよい。
【0050】
また、上記した各形態の突出部は、一形態のみに限らず、各形態を組み合わせてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ステージ上においてガラス基板の移動を容易とし、ステージ上におけるガラス基板の位置合わせを容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板アライメント機構において、ガラス基板のステージへの位置合わせするを説明するための概略図である。
【図2】ガラス基板の位置合わせを説明するための図である。
【図3】本発明のステージが備える突出部の第1の形態を説明するための図である。
【図4】本発明のステージが備える突出部の第2の形態を説明するための図である。
【図5】本発明のステージが備える突出部の第3の形態を説明するための図である。
【図6】本発明のステージが備える突出部の第4の形態を説明するための図である。
【符号の説明】
1…ステージ、2…ガラス基板、3,3a,3b…ガラス基板移動機構、4,4a,4b…マーク、5,5a,5b…CCDカメラ、6…撮像視野、7…基準位置、11…球状突出部、12…上下動機構、13…ピン状突出部、14…上下動機構、15…線状突出部、16…上下動機構。
Claims (6)
- ステージ上にガラス基板を支持して基板の位置合わせを行う基板アライメント機構であって、
前記ステージは、ステージ面から上方に突出する突出部を備え、
前記突出部は、基板面と点接触及び/又は線接触してガラス基板を滑動自在に支持することを特徴とする基板アライメント機構。 - 前記突出部は、少なくとも上部形状が球状であることを特徴とする請求項1に記載の基板アライメント機構。
- 前記突出部は、頭部が湾曲面を有する棒状であることを特徴とする請求項1に記載の基板アライメント機構。
- 前記突出部は、基板面と線状に接触する線状体であることを特徴とする請求項1に記載の基板アライメント機構。
- 前記ステージは前記突出部を上下動させる上下動機構を備え、前記上下動機構は、上方位置において突出部を基板面に接触させ、下方位置においてステージ面を基板面に接触させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の基板アライメント機構。
- 前記請求項1乃至5のいずれかに記載の基板アライメント機構を備える基板検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003094672A JP2004303923A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 基板アライメント機構、及びそれを用いた基板検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003094672A JP2004303923A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 基板アライメント機構、及びそれを用いた基板検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004303923A true JP2004303923A (ja) | 2004-10-28 |
Family
ID=33407186
Family Applications (1)
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JP2003094672A Withdrawn JP2004303923A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 基板アライメント機構、及びそれを用いた基板検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004303923A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009503504A (ja) * | 2005-07-27 | 2009-01-29 | コーニング インコーポレイテッド | シート状ガラスを測定するための装置及び方法 |
KR100994476B1 (ko) * | 2005-12-20 | 2010-11-16 | 엘아이지에이디피 주식회사 | 정전척 및 그 제조방법 |
-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003094672A patent/JP2004303923A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |