JP2004301300A - 逆止め弁およびその組付方法 - Google Patents

逆止め弁およびその組付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】逆止め弁を組み付けるときの作業性を向上させるとともに、組付けにかかる時間を短縮させる。
【解決手段】逆止め弁40の取付部41の先端部には係止用の膨出部44が設けられ、可動部42の表面に開口45aを有する非貫通孔45が膨出部44まで延設されている。この非貫通孔45内にピン部材47を挿入し、逆止め弁40を保持した状態で、逆止め弁40の膨出部44を取付孔34の開口に当接させる。ピン部材47を矢印A方向に移動させると、膨出部44が弾性変形しながら強制的に取付孔34に挿入される。膨出部44が取付孔34の開口端縁に係止され、逆止め弁40が取付孔34に取り付けられたら、ピン部材47を矢印B方向に移動させる。膨出部44が取付孔34の開口端縁に係止されているから、ピン部材47が非貫通孔45から引き抜かれる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血圧計等に組み込まれる小型エアポンプに用いられる傘形状に形成された逆止め弁およびその組付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の逆止め弁が使用されたダイヤフラムポンプの断面図、図6は従来の逆止め弁を拡大して示す断面図である。
なお、明細書中において方向を説明するために使用した「上、下」は、あくまでも図中における方向を示した便宜上のものであって、本発明に係るダイヤフラムポンプが実際に使用される際の上、下の方向とは必ずしも一致するものではない。
【0003】
図5に全体を符号101で示すダイヤフラムポンプは、駆動源であるモータ2を備えており、このモータ2は出力軸3がケース4内に臨むようにケース4の底部にねじによって固定されている。ケース4はプラスチックによって上方が開口した有底円筒状に形成されている。
【0004】
5で示すクランク台は略小円柱状に形成され、底面の略中央には出力軸3が固着される軸孔6が設けられており、また、この軸孔6の軸線から偏心した位置には、駆動軸7が傾斜した状態で固着されている。
【0005】
8で示す駆動体は、プラスチックによって、ボス9と、このボス9の上端に一体に形成された本体10とによって形成され、ボス9には、前記駆動軸7が回転自在に挿入される軸孔11が設けられている。したがって、この駆動体8の軸孔11に駆動軸7を挿入することにより、駆動軸7に駆動体8が回転自在に支持される。本体10は、平面視において中心から円周方向に等角度ずつ位相をずらして放射状に延設された3つの駆動子12によって一体に形成され、これら3つの駆動子12は、中心から先端に向かっていずれも同じ角度だけ下方に傾斜しており、各駆動子12の先端側には、後述する各ダイヤフラム部19を取り付けるための取付孔13が設けられている。
【0006】
15で示すダイヤフラムホルダーは、プラスチックによって下方が開口したキャップ状に形成されており、天井部16の外周部には3つのダイヤフラム部挿入孔17が、平面視において円周方向に等角度ずつ位相をずらして設けられている。
【0007】
18で示すダイヤフラムは、ゴム等の柔軟性を有する材料によって形成されており、平面視において円周方向に等角度ずつ位相をずらして設けられた3つのダイヤフラム部19と、これら3つのダイヤフラム部19の上端部を連設する略円板状に形成されたフランジ20とによって一体に形成されている。フランジ20の中央部で3つのダイヤフラム部19に囲まれた部位には、円筒状に形成された第2の弁体21が一体に立設されている。各ダイヤフラム部19の下側には、断面が略円錐台状のピストン22が一体に形成され、このピストン22の下側には、細径の首部23を有する係止用の膨出部24が一体に形成されている。
【0008】
このような構成において、ダイヤフラム18の各ダイヤフラム部19を、ダイヤフラムホルダー15のダイヤフラム部取付孔17に挿入し、フランジ20をダイヤフラムホルダー15の天井部16上に載置する。次いで、各ダイヤフラム部19の係止用の膨出部24を弾性変形させながら、駆動体8の各取付孔13に圧入し首部23を取付孔13に挿入して膨出部24を取付孔13の開口縁に係止させることにより、各ダイヤフラム部19を駆動体8の各駆動子12に取り付ける。しかる後、駆動体8の軸孔11に駆動軸7を挿入し、ダイヤフラムホルダー15をケース4上に載置する。
【0009】
図5に符号27で示す隔壁としてのバルブホルダーは、プラスチックによって略円板状に形成され、上面に凹部28が設けられており、この凹部28の中央部には円筒状に形成されたボス29が設けられている。このボス29の中空部30の内周面には、上記したダイヤフラム18の第2の弁体21が嵌合し、この中空部30の内周面の下部には、溝状に形成した3つの排出通路31が円周方向に互いに等角度おいて設けられている。
【0010】
ボス29の上側には筒部32が一体に設けられており、この筒部32の上端開口は中空部30に連通する吐出口33を形成している。ボス29の周りには、後述する第1の弁体140を取り付ける取付孔34が円周方向に等角度おいて3つ設けられており、各取付孔34の周りには、複数の吸入通路35が円周方向に等角度おいて設けられている。
【0011】
図6に符号140で示す第1の弁体は、全体がゴム等の柔軟性を有する材料によって形成されており、軸状に形成された取付部41と、この取付部41の一端に取付部41を中心として取付部41の軸線方向と略直交する方向に拡がりを有する円板状に形成された可動部42とによって、傘形状を呈するように一体に形成されている。可動部42の裏面中央部と取付部41の一端との間には扁平な取付台43が一体に形成されている。取付部41の他端側には係止用の膨出部44が一体に設けられており、この膨出部44の取付部41と反対側の部位には、取付部41の径よりも細く針状に形成された引張り部145が一体に形成されている。
【0012】
この第1の弁体140をバルブホルダー27の各取付孔34に取り付けるには、先ず、引張り部145を取付孔34に通し、この引張り部145の先端部をピンセット等によって把持して引っ張ることにより、膨出部140を弾性変形させながらバルブホルダー40の取付孔34を通し、取付孔34の開口縁に係止させている。このように取り付けられた第1の弁体140は、後述するポンプ室47と吸入通路35との間を閉塞するように、可動部42の裏面がバルブホルダー27の下面に対接する。
【0013】
したがって、第1の弁体140の可動部42の裏面とバルブホルダー27の下面とが、後述するポンプ室47から吸入通路35へ流体が流れるの阻止する逆止め弁を構成する。また、上記した第2の弁体21は、吐出口33とポンプ室47との間を閉塞するように、中空部30の内周面に密接する。したがって、この第2の弁体21と中空部30の内周面とが、吐出口33からポンプ室47への流体の流れを阻止する逆止め弁を構成する。
【0014】
このように第1の弁体140が組み付けられたバルブホルダー27は、図5に示すように、ダイヤフラムホルダー15に載置され、これらダイヤフラムホルダー15とバルブホルダー27とによってダイヤフラム18が挟持され、各ダイヤフラム部19とバルブホルダー27との間に3つのポンプ室47が形成される。これらバルブホルダー27とダイヤフラムホルダー15とは、図示を省略した通しねじによってケース4に固定される。(特許文献1参照。)。
【0015】
なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
【0016】
【特許文献1】
特願2001−172564号明細書および図面(段落「0003」および「0004」、図2)
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の第1の弁体140においては、取付孔34に取り付けた後に、引張り部145がダイヤフラムポンプ101を構成する他の部品と接触してしまう場合がある。このような場合には、不要となった引張り部145を膨出部44から手作業によって切断する必要があり、作業が煩雑となるばかりではなく工数が増加するという問題があった。
【0018】
本発明は上記した従来の問題に鑑なされたものであり、第1の目的は逆止め弁を組み付けるときの作業性を向上させることにある。また、第2の目的は逆止め弁の組付けにかかる時間を短縮させることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、軸状に形成された取付部と、この取付部の一端に取付部を中心として取付部の軸線方向と略直交する方向に拡がりを有する円板状に形成された可動部とによって形成され、前記取付部が隔壁に設けた取付孔に取り付けられることにより前記可動部が隔壁に設けた流体の通る貫通孔を開閉する全体が弾性部材によって形成された逆止め弁において、前記取付部の外周部に前記取付孔の開口縁に係止される膨出部を設けるとともに、前記取付部内に前記可動部の表面に開口する非貫通孔を設けたものである。
したがって、非貫通孔内に挿入したピン部材によって膨出部を取付孔内に強制的に挿入することができる。
【0020】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る逆止め弁の非貫通孔にピン部材を挿入し、このピン部材を軸線方向に移動させることにより、このピン部材を介して前記膨出部を弾性変形させながら強制的に前記隔壁の取付孔の一方の開口から挿入し、膨出部を取付孔の他方の開口の端縁に係止させる。
したがって、非貫通孔に挿入したピン部材を軸線方向に移動させることにより、ピン部材の先端で非貫通孔の底部を押圧して逆止め弁の膨出部を取付孔の開口縁に係止させ、次いでピン部材を非貫通孔から引き抜く。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る逆止め弁を拡大して示す断面図、図2は同じく逆止め弁を隔壁に組み付ける方法を説明するために拡大して示す断面図であって、同図(a)は組み付ける以前の状態を示し、同図(b)は組み付けた後の状態を示し、同図(c)は同図(b)におけるII(c)−II(c) 線断面図、同図(d)は同図(b)におけるII(d)部を拡大して示した図である。図3は本発明に係る逆止め弁を使用したダイヤフラムポンプの第1の実施の形態を示す断面図である。これらの図において、上述した図5および図6に示す従来技術において説明した同一または同等の部材については、同一の符号を付し詳細な説明は適宜省略する。
【0022】
この第1の実施の形態においては、本発明に係る逆止め弁40をダイヤフラムポンプ1の第1の弁体として使用した例を示す。本発明に係る逆止め弁40は、図1に示すように、取付部41内に可動部42の表面に開口45aを有する非貫通孔45が設けられており、この非貫通孔45は、可動部42、取付台43、軸部41内を通って、膨出部44の略中央部内まで直線状に延設され、膨出部44内に底部45cが形成されている。この非貫通孔45の開口45aの開口縁には、すり鉢状に形成した面取部45bが設けられている。膨出部44は全体が略球状に形成され、先端部44aは先細状に形成された円錐台を呈している。
【0023】
次に、図2を用いて、このように構造の逆止め弁40をバルブホルダー27の取付孔34に取り付ける方法を説明する。
同図に符号46で示す金属製のピンは、前記逆止め弁40を取り付けるための冶工具ないし組立用ロボットのツールとして機能するもので、その外径は、逆止め弁40の非貫通孔45の内径よりも僅かに太く形成されている。また、このピン46の先端部46aは、同図(d)に示すように、半球状に形成されており、周面には軸線方向に延在する空気抜き用の溝46bが設けられている。
【0024】
先ず、ピン46の先端部46aを逆止め弁40の非貫通孔45内に開口45aから挿入し、ピン46の先端部46aを非貫通孔45の底部45cに当接させる。このピン46の先端部46aを非貫通孔45内に挿入するとき、非貫通孔45の開口45aの開口端に面取部45bが形成され、かつピン46の先端部46aが半球状に形成されており、また非貫通孔45内の空気を排出する溝46bが設けられているため、ピン46の挿入が円滑に行われる。ピン46が非貫通孔45内に挿入された逆止め弁40は、非貫通孔45が挿入されたピン46によって弾性変形することによって、ピン46に弾性保持される。
【0025】
この状態で、ピン46を移動させて、逆止め弁40の膨出部44の先端部44aをバルブホルダー27の取付孔34の一端側の開口に臨ませる。この状態からピン46を軸線方向(図中矢印A方向)に移動させると、非貫通孔45の底部45cがピン46の先端部46aによって矢印A方向に押圧される。したがって、膨出部44が弾性変形しながら、取付孔34内を強制的に挿入され、膨出部45が同図(b)に示すように、取付孔34の他方の開口の端縁に係止されることにより、逆止め弁40が取付孔34に取り付けられる。
【0026】
このとき、膨出部44の先端部44aが先細状に形成されているため、この先端部44aの外周面をガイドとして膨出部44を取付孔34に確実に挿入できる。逆止め弁40が取付孔34に取り付けたら、ピン46を矢印B方向に移動させる。膨出部44が取付孔34の開口端に係止されているため、逆止め弁40が取付孔34に取り付けられたままの状態で、ピン46が非貫通孔45から引き抜かれる。このとき、ピン46に溝46bを設けているから、非貫通孔45内が負圧状態になることがないために、ピン46を非貫通孔45から円滑に引き抜くことができる。
【0027】
このように取り付けられた逆止め弁40においては、取付孔34に取り付けた後に、従来のように手作業によって引っ張り部145を膨出部44から切断するといった、煩雑な後工程が不要になるため組付け時の作業性が向上するばかりではなく作業時間も短縮される。
【0028】
また、上述した逆止め弁40の組付けにあたって、手作業によって行う場合には、ピン46の上部側に手で把持しやすい太い径に形成した把持部をピン46に一体に設けてペン状に形成するか、把持部にピン46を取り付け、この把持部を手で把持して行う。この場合、ピン46を逆止め弁40の非貫通孔45内に挿入することにより、ピン46に逆止め弁40を保持した状態で、逆止め弁40を取付孔34まで移動できるから、移動中に逆止め弁40を落下させることがない。また、保持した状態のままでピン46を軸線方向に移動させることにより逆止め弁40を取付孔34に取り付けることができるから取付作業が煩雑にならない。
【0029】
また、ピン46をロボットのツールとして用いる場合には、ロボットのヘッドに直接ピン46を取り付けるか、上記した把持部を介して取り付け、ヘッドをピン46の軸線方向と、軸線方向と直交する方向へ移動させることにより、逆止め弁40を取付孔34に取り付けることができる。このように、逆止め弁40を組み付けるための自動化を容易に導入することが可能になる。
【0030】
次に、図3を用いて、このように組み付けられたダイヤフラムポンプ1における逆止め弁40の動作を説明する。
モータ2の駆動によって、ダイヤフラム18のダイヤフラム部19が下降し、ポンプ室47が拡張すると、ポンプ室47が負圧状態になる。このとき、第2の弁体21によって排気通路31が閉じられており、逆止め弁40はポンプ室47と吸入通路35との間を開放するので、流体が吸入通路35からポンプ室47内に流入する。
【0031】
モータ2がさらに駆動して、拡張したポンプ室47が収縮すると、ポンプ室47内の流体の圧力が上昇する。このとき、逆止め弁40は、流体がポンプ室47から吸入通路35へ流れるのを阻止するように機能するから、この逆止め弁40によってポンプ室47と吸入通路35との間が閉塞される。一方、第2の弁体21は排出通路31と中空部30との間を開放するために、ポンプ室47内の流体は排出通路31を通って中空部30に流入し吐出口33から吐出される。
【0032】
図4は本発明に係る逆止め弁40を使用したダイヤフラムポンプ51の第2の実施の形態を示す断面図である。同図において、上述した図1ないし図3に示す第1の実施の形態において説明した同一または同等の部材については同一の符号を付し詳細な説明は省略する。この第2の実施の形態におけるダイヤフラムポンプ51においては、本発明に係る逆止め弁40を第2の弁体として使用した例を示したものである。
【0033】
ケース54の底部には1ないし3つの通気口55が穿孔され、ダイヤフラムホルダー65の吸入通路66と、バルブホルダー77に形成されポンプ室47と連通した連通溝78との間は、ダイヤフラム68に一体に形成した第1の弁体69によって開閉される。逆止め弁40は、上述した第1の実施の形態と同じ取付方法によって、排出通路81を開閉するように、バルブホルダー77の取付孔80に取り付けられている。この逆止め弁40は、流体が後述する消音空間91から排出通路81を通ってポンプ室47に流入するのを規制する第2の弁体として機能する。蓋体90とバルブホルダー77とによって消音空間91が形成されており、蓋体90の筒部92の上端の開口は吐出空間91に連通する吐出口93を形成している。
【0034】
このように構成されていることにより、ダイヤフラム68のダイヤフラム部19が下降し、ポンプ室47は拡張するとポンプ室47が負圧状態になる。このとき、逆止め弁40は、流体が消音空間91から排出通路81を通ってポンプ室47へ流れるのを規制するように機能し、この逆止め弁40によって排気通路81が閉じられる。一方、拡張したポンプ室47が収縮すると、ポンプ室47内の流体の圧力が上昇し、逆止め弁40は排出通路81と消音空間91との間を開放する。したがって、ポンプ室47内の流体は排出通路81を通って消音空間91に流入し吐出口93から吐出される。
【0035】
なお、本実施の形態においては、非貫通孔45を膨出部44の略中央部内までに延設し膨出部44内に底部45cを形成したが、膨出部44まで延設せずに、底部45cを取付部41内に設けるようにしてもよい。また、ピン46の周面に空気抜き用の溝46bを設けたが、溝46bの替わりにピン46を管体に形成してもよく、あるいは逆止め弁40の膨出部44に、非貫通孔45と膨出部44の外部とを連通する空気抜き用の孔を設けてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、逆止め弁を組み付けるときの作業性を向上させることができるばかりではなく、逆止め弁の組付けにかかる時間を短縮させることができる。また、組付けのための自動化を容易に導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る逆止め弁を拡大して示す断面図である。
【図2】本発明に係る逆止め弁を隔壁に組み付ける方法を説明するために拡大して示す断面図であって、同図(a)は組み付ける以前の状態を示し、同図(b)は組み付けた後の状態を示し、同図(c)は同図(b)におけるII(c)−II(c) 線断面図、同図(d)は同図(b)におけるII(d)部を拡大して示した図である。
【図3】本発明に係る逆止め弁を使用したダイヤフラムポンプの第1の実施の形態を示す断面図である。
【図4】本発明に係る逆止め弁を使用したダイヤフラムポンプの第2の実施の形態を示す断面図である。
【図5】従来の逆止め弁が使用されたダイヤフラムポンプの断面図である。
【図6】従来の逆止め弁を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1,51…ダイヤフラムポンプ、2…モータ、8…駆動体、18,68…ダイヤフラム、19…ダイヤフラム部、21…第2の弁体、31,81…排出通路、34,80…取付孔、35,66…吸入通路、40…逆止め弁、41…取付部、42…可動部、44…膨出部(係止部)、45…非貫通孔、45a…開口、45b…面取部、45c…底部、46…ピン、46b…空気抜き用の溝、69…第1の弁体。

Claims (2)

  1. 軸状に形成された取付部と、この取付部の一端に取付部を中心として取付部の軸線方向と略直交する方向に拡がりを有する円板状に形成された可動部とによって形成され、前記取付部が隔壁に設けた取付孔に取り付けられることにより前記可動部が隔壁に設けた流体の通る貫通孔を開閉する全体が弾性部材によって形成された逆止め弁において、前記取付部の外周部に前記取付孔の開口縁に係止される膨出部を設けるとともに、前記取付部内に前記可動部の表面に開口する非貫通孔を設けたことを特徴とする逆止め弁。
  2. 請求項1記載の逆止め弁の非貫通孔にピン部材を挿入し、このピン部材を軸線方向に移動させることにより、このピン部材を介して前記膨出部を弾性変形させながら強制的に前記隔壁の取付孔の一方の開口から挿入し、膨出部を取付孔の他方の開口の端縁に係止させることを特徴とする逆止め弁の組付方法。
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