JP2004300711A - トイレ用操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トイレ装置の操作装置の表示部に各種の機能の設定状態をわかり易く表示することを目的とする。
【解決手段】基板12に取り付けられた自発光型素子(有機EL素子)からなるディスプレイ11および機能設定スイッチ3,4と、非透明且つ透光性を有して基板12の前面を覆ってなると共に機能設定スイッチ3,4を挿通させる貫通孔13aを形成した覆い板13とで構成された表示部2と、機能設定スイッチ3,4の操作に基づいて設定されたトイレ装置の状態をディスプレイ11に発光表示させる制御部とを備えたので、操作装置の発光部を照明として利用することができるうえ、1枚の覆い板上にスイッチと表示部を近接配設することができ、使いやすい操作装置を得ることができる。また、明るい表示部を持つ操作装置を得ることができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水洗浄便座や便器洗浄装置等のトイレ装置用のリモコン等の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のトイレでは、半数以上の家庭に温水洗浄便座が設置されるようになった。このような温水洗浄便座等のトイレ装置は、温水洗浄便座本体に付設された操作部や、トイレの壁面やトイレ内のキャビネット類に設置されたリモコンにより操作される。
このリモコンは、トイレ装置の動作のON/OFFを行うメインスイッチと各種機能の設定を行う設定スイッチを備えると共に、設定スイッチによる各種機能の設定状況を表示するバックライト式の液晶表示部を備えている(例えば、特許文献1)。液晶表示部は、画面の所定の箇所に特定の機能の設定状況が画像または文字が表示するものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−285612号公報(図9、図16)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来技術では、表示部がバックライトを有する液晶なので、暗いときには表示部の機能表示が見にくいものとなっていた。
また、設定スイッチの各々と各設定スイッチに対応する液晶表示部の設定表示部分とを近接させて配設してはいるものの、操作するスイッチ部はリモコン装置のケーシング上にあり、一方、設定の表示部はケーシングとは別物となる液晶表示部上にあるので、リモコン装置の使い方のわかりやすさに欠ける部分がある。
また、リモコン装置は、縦15cm×横20cm程度の大きさであるため、液晶表示部も限られた大きさになるから、数多くのトイレ装置の諸機能の設定状態を表示させようとすると、文字が小さくなったり、別機能表示が密になるなど、使い勝手が悪化する一要因になっていた。
なお、このような課題は、リモコン装置に限らず、温水洗浄便座本体に付設された表示部でも同じ課題を有する。特に、表示部の大きさについては、リモコン装置よりも深刻である。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、トイレ装置の操作装置の表示部に各種の機能の設定状態をわかり易く表示することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用、効果】
上記目的を達成するために、請求項1のトイレ用操作装置は、自発光型素子からなるディスプレイと、機能設定スイッチの操作に基づいて設定されたトイレ装置の状態をディスプレイに表示する制御部を備えたので、操作装置の発光部を照明として利用することができる。
たとえば、深夜にトイレルーム全体の照明をつけずに、操作装置のディスプレイを代わりに使用すれば、闇に慣れた目を覚まさずに済む。
また、明るい表示部を持つ操作装置を得ることができる。
さらに、液晶のようなバックライトを不要とするので、操作装置を薄型・軽量にすることができる。
【0006】
また、上記目的を達成するために、請求項2のトイレ用操作装置では、基板に取り付けられた自発光型素子からなるディスプレイおよび機能設定スイッチと、非透明且つ透光性を有して基板の前面を覆ってなると共に機能設定スイッチを挿通させる貫通孔を形成した覆い板とで構成された表示部と、機能設定スイッチの操作に基づいて設定されたトイレ装置の状態をディスプレイに発光表示させる制御部とを備えたので、操作装置の発光部を照明として利用することができるうえ、1枚の覆い板上にスイッチと表示部を近接配設することができ、使いやすい操作装置を得ることができる。また、明るい表示部を持つ操作装置を得ることができる。
さらに、液晶のようなバックライトを不要とするので、操作装置を薄型・軽量にすることができる。
【0007】
請求項3では、請求項1,2において、自発光型素子を有機EL素子としたので、省エネになり、また、ディスプレイの点灯表示の応答性も高いものとなる。
【0008】
請求項4では、請求項3において、制御部は、機能のうち複数の機能に関する情報を、機能設定スイッチの操作に基づいてディスプレイ上の同じ箇所に切り替え表示させるので、小さな表示画面上に多くの機能の設定状態等を表示させることができる。また、個々の機能に関する表示を大きくすることが可能となる。
【0009】
請求項5では、請求項4において、制御部は、ディスプレイにトイレ装置の状態を画像で表示するので、機能の表示をシンプルなものにすることができる。
【0010】
請求項6では、請求項5において、制御部は、画像での表示を、文字に切り替えて表示する切替スイッチを備えるので、使用者や使用環境に応じて操作装置の表示を切り替えることができる。
【0011】
請求項7では、請求項5,6において、制御部は、前記機能設定スイッチの操作に基づいて、前記ディスプレイに設定内容を拡大して表示するので、使用者が設定中の機能の設定状態の変化や確認を容易にすることができる。
【0012】
請求項8では、請求項1乃至7において、機能の表示のうち少なくとも一部分を覆い板に印刷した印刷部を備えたので、ディスプレイの発光部分を少なくすることができ、省エネになる。また、印刷部を操作装置のケーシング上ではなく覆い板上にすることによって、発光部と印刷部とで機能の表示が分かれていても、表示の見易さを損うことも無い。
【0013】
請求項9では、請求項1乃至7において、機能の表示のうち少なくとも一部分をディスプレイ上に印刷した印刷部を備えたので、ディスプレイの発光部分を少なくすることができ、省エネになる。また、印刷部を操作装置のケーシング上ではなくディスプレイ上にすることによって、発光部と印刷部とで機能の表示が分かれていても、表示の見易さを損うことも無い。
【0014】
請求項10では、請求項1乃至9において、操作装置が有する操作スイッチを発光させる発光部を有し、制御部は、操作スイッチの操作に応じて、その操作スイッチとは異なる操作スイッチの発光部を発光表示して、操作手順を発光表示するので、初めてトイレ装置を使う人や、操作方法をなかなか覚えられない人ににあっても、トイレ装置を簡便に使用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図15は、トイレ装置とリモコン装置を示す斜視図である。
トイレ装置は、洋式大便器に温水洗浄便座を取り付けたものであり、便器洗浄機能および温水洗浄機能は、操作装置であるリモコン装置で作動させる。このリモコン装置は、トイレの壁面に取り付けたリモコンハンガーに着脱可能に係止されている。
リモコン装置のスイッチを操作すると、リモコン装置の発信部からトイレ装置の受信部に光信号が送信され、トイレ装置に内蔵されたコントローラがトイレ装置および温水洗浄便座の諸機能を作動させる。
【0016】
以下、本発明のリモコン装置にかかる実施の形態を、図面を基に説明する。
まず、第一の実施の形態について説明する。
図1は、温水洗浄便座を遠隔操作するリモコン装置を示す図で、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
リモコン装置の前面の上部にトイレ装置の温水洗浄機能に関するメインスイッチ(止スイッチ1a、おしり洗浄スイッチ1b、やわらか洗浄スイッチ1c、ビデ洗浄スイッチ1d、乾燥スイッチ1e)が横並びに設けられている。また、リモコン装置の上面には、トイレ装置の温水洗浄機能以外に関するメインスイッチ(便器洗浄スイッチ1f、便蓋・便座開閉スイッチ1g)が並設されている。なお、この各メインスイッチ1は、操作釦の裏側にLED等の発光部(図示せず)を設けてなる。
リモコン装置の前面の中央部には、温水洗浄に関する諸機能の設定状態を表示する表示部2が設けられている。この表示部2には、設定スイッチとして水勢調整スイッチ(強スイッチ、弱スイッチ)3およびノズル位置調整スイッチ(前移動スイッチ、後移動スイッチ)4が設けられている。水勢調整スイッチ3の図上右側は、設定された水勢を図表示する水勢設定表示部5、ノズル位置調整スイッチ4の図上左側は、設定されたノズル位置を図表示するノズル位置表示部6となっている。
リモコン装置の前面下部には、後述する各種設定スイッチを隠蔽する蓋7が設けられ、蓋7の表面にムーブ洗浄入切スイッチ8、マッサージ洗浄入切スイッチ9,脱臭風量を調整する脱臭風量設定スイッチ10を設けている。
【0017】
図2は、表示部2を説明する分解図である。
この表示部2は、自発光型素子の一種である有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)からなるディスプレイ11と、設定スイッチ(水勢調整スイッチ3、ノズル位置調整スイッチ4)と、図示せぬ制御部およびドライバを、リモコン装置のケーシングに内蔵される基板12に設け、これらの表面側を、リモコン装置のケーシングに設けた開口窓に取り付けられるスモーク板13で覆うようにして構成している。このスモーク板13は、濃色であって投光性を有する樹脂板であって、スモーク板13の一部には、設定スイッチ3,4をスモーク板13の表面に露出させるように挿通状態にする貫通孔13aが形成されている。このスモーク板13によって、ディスプレイ11の発光は表示部2の表面から視認可能であるが、基板12に設けられたディスプレイ11、制御部、ドライバ自体は、表示部2の表面から視認不可能になっている。
なお、スモーク板13は、基板12の全体を覆う大きさにすれば、スモーク板13を取り外して基板12の交換作業を行うこともできるが、スモーク板13は基板12と同寸もしくは小さくてもよい。
【0018】
図3は、有機EL素子の原理を説明する概要説明図である。
有機ELは、ガラス基板14上に設けられた透明電極15を陽極として、有機正孔輸送層16と有機電子輸送層17を真空蒸着にて順次積層し、さらに金属陰極18を真空蒸着により積層することにより得られる。そして、陽極15と陰極18とを電源19を介して電気的に接続し、両電極15,18間に電圧を印加して発光させる。
緑色−赤色−青色の各発光層を有機正孔輸送層16と有機電子輸送層17の間に形成すれば、有機ELをフルカラーで発色させることもできる。
【0019】
図4は、水勢設定表示部5を示す拡大図である。
水勢設定表示部5は、機能を示す「水勢」の文字部20と、水勢を図形表示するピクトグラム21とからなる。さらにピクトグラム21は、水勢を線の長短で表わす水勢表示部21aと、水勢の調整可能範囲をドット表示する調整範囲表示部21bとからなる。このうち、文字部20と調整範囲表示部21bは、水勢の調整の如何に関わらず常に同じ表示となるので、スモーク板13にシルクスクリーン印刷し、水勢表示部21aは有機EL製のディスプレイ11に画像表示する。
【0020】
なお、ノズル位置表示部6も同じような表示方法であり、「洗浄位置」,「前」,「後」の文字部およびノズル位置の調整可能範囲をライン表示する調整範囲表示部は、スモーク板13にシルクスクリーン印刷し、ノズル位置の表示部はディスプレイ11で画像表示する。
【0021】
次に、図5に基づいて、リモコン装置の操作手順の誘導モードについて説明する。
図5(a)は、トイレ装置を使用していない待機状態であり、メインスイッチ1は、いずれも発光部が消灯した状態である。なお、この状態において、水勢設定表示部5の水勢表示部21aは点灯しているが、節電のために消灯させておくのがより好ましい。
図5(b)は、トイレ装置の便座に人が座ったことをトイレ装置の使用状態であり、トイレ装置の着座センサーの着座検出信号に基づいて図5(a)の状態から移行する。ここでは、次に操作を行う温水洗浄機能に関するメインスイッチ1b〜1dの発光部が発光している。なお、各スイッチごとに発光色が異なるようにLEDを選定してもよい。
図5(c)は、温水洗浄機能に関するメインスイッチ1b〜1dを操作した温水洗浄中の状態であり、(b)で発光していたメインスイッチ1b〜1dは、いずれかのメインスイッチ操作によって発光を停止しており、次に操作すべき止スイッチ1aの発光部のみが点滅している。
図5(d)は、止スイッチを操作して温水洗浄を停止した状態であり、トイレ装置使用の最後に操作すべき便器洗浄スイッチ1fの発光部が点滅している。便器洗浄スイッチ1fを操作することにより、リモコン装置のメインスイッチの全ての発光部が発光を停止し、元の待機状態に戻る。
このように、トイレ装置の使用やリモコン装置の操作によって、次に操作すべきスイッチが順次点灯あるいは点滅表示されるので、初めて使う人にも使いやすいリモコン装置となる。
【0022】
図6は、リモコン装置の蓋7を開いた状態の正面図である。
蓋7を開くと、図上左から、室内暖房入切スイッチ、室内暖房タイマー入切スイッチ、冷込防止スイッチ、温水洗浄便座のノズルを水を出さずに伸出させるノズルそうじスイッチ、おまかせ節電スイッチ、タイマー節電スイッチ、自動洗浄モード入切スイッチ、自動便蓋開閉モード入切スイッチ、脱臭風量設定スイッチ10、温水温度調整スイッチの各種の設定スイッチが並設されている。
なお、各設定スイッチの上方位置に確認できる白抜きの逆三角形は、各入切スイッチが「入」の状態になっていることを示す稼動状態表示である。
【0023】
図7は、水勢等の設定中の状態を示す表示部2の拡大正面図である。
水勢調整スイッチ3を操作すると、図7(a)に示すように、表示部2の中央は、スイッチ操作による水勢の設定状況が大きく表示される拡大表示部22となる。この拡大表示部22は、各設定スイッチ操作後、所定の時間が経過すると自動的に消去される。
また、図7(b)では、タイマー節電スイッチを操作した状態を示す図であり、さらに詳述すると、3時間−6時間−9時間の時間設定ができるタイマー節電スイッチを連続して2回押して6時間の節電設定をした状態である。
このように、スイッチ操作による設定状態の変更が表示部2の中央に拡大表示されるので、限られた広さを持つ表示部2で、操作内容が簡単に確認でき、便利である。さらに、複数の機能に関する情報を、各設定スイッチの操作に基づいて表示部2上の同じ箇所に切り替え表示させるので、設定している機能やその設定内容を容易に確認することができる。
【0024】
図16は、トイレ装置とリモコン装置にかかるブロック図である。
トイレ装置の制御部とリモコン装置の制御部とで、信号の授受を行う光通信を双方向通信として行っている。
リモコン装置の各スイッチによる動作命令や設定命令は、光通信によってトイレ装置に伝達されて、トイレ装置の各機能を作動させる。
また、トイレ装置の着座検出センサーの着座検出信号は、トイレ装置の温水洗浄機能の作動の必要条件となると共に、光通信によってリモコン装置に伝達されて、リモコン装置を使用可能状態に移行させる。
【0025】
以上説明したように、この第一の実施の形態のリモコン装置では、表示部2が、設定スイッチ3,4とディスプレイ11とを1枚のスモーク板13で覆って構成することから、設定表示部としての一体感を有することになる。
また、水勢設定やノズル位置設定を印刷部分と発光部分に分けて表示しているので、有機ELの発光部分を少なくすることができるので、電力の消耗を抑えて省電力化を図ることができる。
さらに、水勢設定表示部5,ノズル位置表示部6のように、表示部2上に印刷した文字部等と有機ELで発光表示するピクトグラムが同一平面上に見えるので、視認性が向上する。
【0026】
図8は、第一の実施の形態の変形例であるリモコン装置の表示部近傍を示す拡大正面図である。なお、前述した実施の形態と同じ部位については同じ符号を付し、その説明を省くこととする。
この例では、蓋7を開いた状態の各種設定スイッチ類を並設された部分の右端に表現切替スイッチ23を設けている。この表現切替スイッチ23を操作すると、表示部2の中央の拡大表示部22の表示形態を、ピクトグラム表示(図8(a))から文字表示(図8(b))に切り替えることができる。よって、トイレ装置を使用する使用者や使用環境に合わせてピクトグラム表示と文字表示を適宜切り替えることができる。
【0027】
図9は水勢設定表示の表現切替の対応図、図10はノズル位置表示の表現切替の対応図である。
【0028】
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。なお、前述した実施の形態と同じ部位については同じ符号を付し、その説明を省くこととする。
図11は、リモコン装置を示す図で、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
前述した第一の実施の形態と異なり、温水洗浄機能に関するメインスイッチ31が表示部2内に設けられているのが特徴である。
図上、黒色の逆台形上のものはスモーク板13であり、その中央には横並びに形成された5連の貫通孔を介して、基板12に設けた温水洗浄機能に関するメインスイッチ(止スイッチ31a、おしり洗浄スイッチ31b、やわらか洗浄スイッチ31c、ビデ洗浄スイッチ31d、乾燥スイッチ31e)が露出するように構成している。各メインスイッチ31a〜31eの上方には、メインスイッチの機能を文字とピクトグラムで表示した説明部32a〜32eが有機EL素子製ディスプレイ11の発光によって表示される。また、水勢設定表示部35、ノズル位置表示部36も、有機EL素子製ディスプレイ11の発光による表示となっている。
また、リモコン装置の下部には後述する設定スイッチ類を隠蔽する蓋33を設けてあり、蓋33の表面に、トイレ装置の温水洗浄機能以外に関するメインスイッチ(便器洗浄スイッチ31f、便蓋・便座開閉スイッチ31g)、ならびにムーブ洗浄入切スイッチ34a、マッサージ洗浄入切スイッチ34b、パワー脱臭入切スイッチ34cを設けている。
【0029】
図12は、リモコン装置の待機状態を示す図である。
リモコン装置の表示部2には、メインスイッチ31(31a〜31g)および水勢調整スイッチ3、ノズル位置調整スイッチ4のみが確認できるだけであり、有機EL素子製のディスプレイ11は消灯しており、全ての機能の設定状態が非表示になっている。
トイレ装置の温水洗浄機能を使用する状態、すなわち便座に人が座った状態を検出すると、温水洗浄機能に関するメインスイッチの説明部32a〜32e、水勢設定表示部35、ノズル位置表示部36が発光表示され、使用可能状態となる。
よって、人のいるときにだけリモコン装置のディスプレイ11が発光するので、電力を消耗することがなく、節電を図ることができる。
さらに、図5に基づいて第一の実施の形態で説明したように、操作手順に合わせて次に操作すべき操作スイッチを示す説明部32を点滅させて、視認性を向上させることもできる。
【0030】
図13は、リモコン装置の蓋33を開いた状態の正面図である。ただし、開いた蓋33は省略してある。
蓋33で隠蔽されていた部分に、第一の実施の形態で説明したような各種の設定スイッチに加えて、設定確認スイッチ37を配設している。
【0031】
図14に基づいて、設定確認スイッチ37の機能について説明する。
図14(a)は、図11と同じくトイレ装置の使用可能状態であり、温水洗浄機能の主要部に関する部分のみがディスプレイ11に発光表示されている。
ここで、設定確認スイッチ37を押すと、全ての設定スイッチによる設定状態が表示部2上に一度に発光表示される。(図14(b))
続いて設定確認スイッチを押してから所定時間内に各種の設定スイッチのいずれかを押すと、操作した設定スイッチの設定状態のみが表示部2中央の拡大表示部22に大きく表示される。(図14(c))
設定が完了した後、再度、設定確認スイッチ37を押すと、全ての設定スイッチによる設定状態が表示部2上に再度表示される。
そして、設定スイッチあるいは設定確認スイッチ37の操作から所定時間が経過すると、設定状態の全表示は自動的に消灯する。
【0032】
以上説明したように、この第二の実施の形態のリモコン装置では、表示部2が、メインスイッチ31や設定スイッチ3,4とディスプレイ11とを1枚のスモーク板13で覆って構成することから、設定表示部としての一体感を有することになる。
また、水勢設定やノズル位置設定を印刷部分と発光部分に分けて表示しているので、有機ELの発光部分を少なくすることができるので、電力の消耗を抑えて省電力化を図ることができる。
【0033】
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、スモーク板13に代えて、有機EL素子のガラス基板を利用することもできる。この場合には、第二の実施の形態のように、スモーク板13に印刷を施さない形態の方が好ましい。
【0034】
また、リモコン装置の隠しスイッチ機能によって、ディスプレイの照度を使用環境に合わせて変更できるようにするのがより好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のリモコン装置を示す図で、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図2】図1のリモコン装置の表示部2を説明する分解図である。
【図3】有機EL素子の原理を説明する概要説明図である。
【図4】図1のリモコン装置の水勢設定表示部5を示す拡大図である。
【図5】第一の実施の形態のリモコン装置における操作手順の誘導モードを説明する図である。
【図6】第一の実施の形態のリモコン装置の蓋7を開いた状態の正面図である。
【図7】第一の実施の形態のリモコン装置における、水勢等の設定中の状態を示す表示部2の拡大正面図である。
【図8】第一の実施の形態の変形例であるリモコン装置の表示部近傍を示す拡大正面図である。
【図9】図8の水勢設定表示の表現切替の対応図である。
【図10】図8のノズル位置表示の表現切替の対応図である。
【図11】本発明の第二の実施の形態のリモコン装置を示す図で、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図12】図11のリモコン装置の使用待機状態を示す図である。
【図13】図11のリモコン装置の蓋33を開いた状態の正面図である。
【図14】第二の実施の形態のリモコン装置における設定確認スイッチ37の機能を説明する図である。
【図15】本発明のトイレ装置とリモコン装置を示す斜視図である。
【図16】本発明のトイレ装置とリモコン装置にかかるブロック図である。
【符号の説明】
1 … メインスイッチ(操作スイッチ)
2 … 表示部
3 … 水勢設定スイッチ(機能設定スイッチ)
4 … ノズル位置調整スイッチ(機能設定スイッチ)
5 … 水勢設定表示部
6 … ノズル位置表示部
7 … 蓋
11 … 有機EL素子型ディスプレイ
12 … 基板
13 … スモーク板(覆い板)
13a … 貫通孔
20 … 文字部(印刷部)
21a … 水勢表示部(ピクトグラム)
21b … 調整範囲表示部(印刷部)
22 … 拡大表示部
23 … 切替スイッチ
31 … メインスイッチ(操作スイッチ)
32 … メインスイッチの説明部
33 … 蓋
35 … 水勢設定表示部
36 … ノズル位置表示部

Claims (10)

  1. 自発光型素子からなるディスプレイと、機能設定スイッチの操作に基づいて設定されたトイレ装置の状態を前記ディスプレイに表示する制御部を備えたことを特徴とするトイレ用操作装置。
  2. 基板に取り付けられた自発光型素子からなるディスプレイおよび機能設定スイッチと、非透明且つ透光性を有して前記基板の前面を覆ってなると共に前記機能設定スイッチを挿通させる貫通孔を形成した覆い板とで構成された表示部と、前記機能設定スイッチの操作に基づいて設定されたトイレ装置の状態を前記ディスプレイに発光表示させる制御部とを備えたことを特徴とするトイレ用操作装置。
  3. 前記自発光型素子が有機EL素子であることを特徴とする請求項1または2に記載のトイレ用操作装置。
  4. 前記制御部は、前記機能のうち複数の機能に関する情報を、機能設定スイッチの操作に基づいて前記ディスプレイ上の同じ箇所に切り替え表示させることを特徴とする請求項3に記載のトイレ用操作装置。
  5. 前記制御部は、ディスプレイにトイレ装置の状態を画像で表示することを特徴とする請求項4に記載のトイレ用操作装置。
  6. 前記制御部は、前記画像での表示を、文字に切り替えて表示する切替スイッチを備えることを特徴とする請求項5に記載のトイレ用操作装置。
  7. 前記制御部は、前記機能設定スイッチの操作に基づいて、前記ディスプレイに設定内容を拡大して表示することを特徴とする請求項5又は6に記載のトイレ用操作装置。
  8. 前記機能の表示のうち少なくとも一部分を前記覆い板に印刷した印刷部を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のトイレ用操作装置。
  9. 前記機能の表示のうち少なくとも一部分を前記ディスプレイ上に印刷した印刷部を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のトイレ用操作装置。
  10. 操作装置が有する操作スイッチを発光させる発光部を有し、前記制御部は、前記操作スイッチの操作に応じて、操作した操作スイッチとは異なる操作スイッチの発光部を発光表示して、操作手順を発光表示することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のトイレ用操作装置。
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