JP2004299776A - 多機能袋体 - Google Patents

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康 吉川
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Abstract

【課題】機能的かつ新規な構造の袋体を提供すること。
【解決手段】可撓性を有し、相対面可能な一対の矩形面状体からなる多機能袋体。該各矩形面状体の周囲部に、短辺又は長辺の中央位置を脱着起点として左回り又は右回りに同一長さの4対のファスナーを頭尾結合的に設け、該4対のファスナーのうち相互に隣接しない少なくとも2本をダブルファスナーとする。
【選択図】図2

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は機能的かつ新規な構造の袋体に関するものである。即ち本発明の袋体は、特徴的な構造を有することにより多機能を発揮可能なものである。
【0002】
以下、本明細書においては、本発明の多機能袋体の主用途を収納袋及び寝具類とする場合を主として例に採り説明するが、本発明は当該用途に限定されるものではない。例えば、大きさ等を変更することにより、洗濯ネットやすのこ等としても使用可能であるし、把持部等を設けて、バスケットやリュックとして使用することも可能である。
【0003】
【背景技術】
ファスナーを備えた袋体は、現在、様々な形状・構造のものが市販されており、また様々な用途に使用されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、タオルケット兼用布団カバーが提案されている。当該特許文献に記載のファスナー付き袋体は平面的形状をなすものであって、そのまま用いたり、内部に布団、毛布、パッド類を収納したりして、寝具として使用可能なものである。
【0005】
また、ふとん収納袋として使用するファスナー付き袋体として、特許文献2に記載された収納袋がある。当該収納袋は立体的形状をなすものであって、ふとんを収納しやすいよう、スライドファスナーの配設位置に工夫がなされているものである。
【0006】
上記特許文献1・2に記載の各袋体は、袋体の形状が限定されているものであるため、他の用途としての汎用性は構造上限られたものとなっている。例えば、特許文献2に記載の袋体は、ふとん収納袋としての利用は困難であり、また同様に、特許文献1に記載の収納袋を寝具として使用することも困難である。
【0007】
同様に、現在市販されている多くの袋体が、形状的な理由により汎用性の低いものとなっている。
【0008】
【特許文献1】
実開平7−6189号公報
【特許文献2】
実用新案登録第307645号公報
【0009】
【発明の開示】
本発明は上記にかんがみて、多機能を発揮(付与)可能な新規な構造の袋体を提供することを目的とする。
【0010】
本発明の多機能袋体は、可撓性を有し、相対面可能な一対の矩形面状体からなり、
該各矩形面状体の周囲部に、短辺又は長辺の中央位置を脱着起点として左回り又は右回りに同一長さの4対のファスナーが頭尾結合的に配設され、該4対のファスナーのうち相互に隣接しない少なくとも2対がダブルファスナーであることを特徴とするものである。
【0011】
当該構成により、ファスナーの組み合わせ位置を変更して矩形面状体を組み立てるのみで袋体を平面的形状及び立体的形状にすることができ、多機能を発揮可能となる。
【0012】
上記構成において、4対のファスナーのうち相互に隣接しない2対のファスナーが他の2対のファスナーとは異色とされていることが望ましい。ファスナーの組み合わせ時の判別が容易となる。
【0013】
上記構成において、矩形面状体が、通気性素材で形成されてなることが望ましい。通気性素材で形成することで、収納袋として使用する際に通気性が良好となり、内部の収納物の状態を良好に保つことが可能となる。
【0014】
また、矩形面状体の表面にハニカムメッシュを使用することもできる。ハニカムメッシュを使用することで、寝具として使用した際、特に敷き布団として使用した際には、圧力が分散し快適な使用をすることができる。
【0015】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の多機能袋体について図面に基づいて詳細に説明する(図1〜4参照)。
【0016】
本発明の多機能袋体は、可撓性を有し、相対面可能な一対の矩形面状体12A、12Bからなるものである。図1に本発明の多機能袋体を構成する矩形面状体の展開時の状態を示すモデル図を示した。
【0017】
矩形面状体12A、12Bは、可撓性を有する素材であればよく、材質は特に制限されない。しかし、本発明の多機能袋体を収納袋や寝具として使用する場合には、通気性素材で形成することが望ましい。
【0018】
通気性素材で形成することで、収納袋として使用する際に通気性が良好となり、内部の収納物の状態を良好に保つことが可能となる。例えばふとん収納袋として使用する際には、ふとんのカビ発生防止等の効果が期待できる。寝具として使用する際にも、湿気(水分)がこもることがないため快適な使用が期待できる。
【0019】
上記矩形面状体12Aの短辺の長さ(a)・長辺の長さ(a+a+a)及び矩形面状体12Bの短辺の長さ(b)・長辺の長さ(b+b+b)は、図1に示す如く、a=a=b=b、a=a=b=bとなるよう設計する。当該構成とすれば、後述における使用方法の説明の如く、矩形面状体12Aと矩形面状体12Bの長辺同士、短辺同士を組み合わせて平面的形状で使用することもできるし、矩形面状体12Aの短辺と矩形面状体12Bの長辺の中心部付近及び矩形面状体12Aの長辺の中心部付近と矩形面状体12Bの短辺を組み合わせて図2の如く立体的形状で使用することもできる。
【0020】
そして、各矩形面状体12A、12Bの周囲部には、短辺又は長辺の中央位置を脱着起点として左回り又は右回りに同一長さの4対のファスナー(14A,14B)、(15A,15B)、(16A,16B)、(17A,17B)が頭尾結合的に配設されてなる。
【0021】
なお、本発明の多機能袋体に使用するファスナーとは、特に断らない限り、オープンタイプのスライドファスナーを意味するものである。スライドファスナーとは、スライダーによってエレメント(務歯)をかみ合わせたり、離したりしてファスナーを開閉するタイプのファスナーである。また、オープンタイプとは、スライドファスナーのうち、対のテープを分離することができる構造をいう。本明細書においては、単に「ファスナー」と表記するものとする。
【0022】
図3及び図4に、矩形面状体12A、12Bのファスナー構造を示す簡易模式図を示した。図3及び図4は、袋体とした際に内面となる側から矩形面状体12A、12Bを見た場合の模式図である。それぞれのファスナー組付け・受け側(14A,14B)、(15A,15B)、(16A,16B)、(17A,17B)において、脱着起点となる頭部(14a,14b)、(15a,15b)、(16a,16b)、(17a,17b)と尾部(14a´,14b´)、(15a´,15b´)、(16a´,16b´)、(17a´,17b´)を備えている。そして、本実施形態では、全てがダブルファスナーとされており、ファスナー受け側14A、15A、16A、16Bは、一対ずつのスライダー(14c、14c)、(15c、15c)、(16c、16c)、(17c、17c)を備えている。そして、スライダーを備えていない側のファスナー組付け側14A、15A、16A、16Bの頭部は、図示しないが、スライダの溝部にスライド嵌合する組付け条を備えている。
【0023】
図3、図4において、本発明の多機能袋体を後述の如く、平面的形状及び立体的形状に形成するためには、上記4対のファスナー(14A,14B)、(15A,15B)、(16A,16B)、(17A,17B)がすべて同一長さ、かつ同一サイズである必要がある。同一長さ、かつ同一サイズのファスナーであれば、市販品を好適に使用することができる。例えば、金属ファスナー、コイルタイプの樹脂ファスナー、射出成形タイプの樹脂ファスナー等いずれも使用可能である。
【0024】
本発明においては、上記4対のファスナー(14A,14B)、(15A,15B)、(16A,16B)、(17A,17B)は、上記の如く、全周・両方向開閉可能の見地からは、全てを(4対とも)ダブルファスナーとしてある。ダブルファスナーとは、図4に示す如くスライダーを2個備えたファスナーであり、頭尾いずれの方向からも開閉が可能である。ダブルファスナーを使用することにより、両方向開閉が可能となり、袋体とした際に内部の収納物の出し入れが容易となる。
【0025】
なお、上記4対のファスナーうち相互に隣接しない少なくとも2対をダブルファスナーとしてもよい。全周・両方向開閉できない部位ができるが、全周開閉の機能は確保できる。
【0026】
当該構成により、ファスナーの組み合わせ位置を適宜変更して矩形面状体を組み立てるだけで袋体を平面的形状及び立体的形状にすることができ、異なった用途に使用可能となる。即ち多機能を発揮可能となる。
【0027】
なお、上記構成において、4対のファスナー(14A,14B)、(15A,15B)、(16A,16B)、(17A,17B)のうち相互に隣接しない2対のファスナーが他の2対のファスナーとは異色とする。後述の如くファスナーを組み合わせて袋体を形成する際の組み合わせ方の判別が容易となる。判別可能であればよいため、テープ部分のみ又はエレメントのみ色を変えてもよいし、双方の色を変えてもよい。また、色は異色であればよく、色の種類はいずれでもよい。なお、図3及び図4においては、ファスナーの色を黒及び白で示した。
【0028】
以下、平面的形状での使用、及び立体的形状での使用方法の一例について具体的な説明を行う。まず、平面的形状での使用について説明する。
【0029】
平面的形状で使用する場合は、図3、図4に示す矩形面状体12A、12Bの長辺同士、短辺同士をそれぞれ組み合わせて使用する。より具体的には、スライダー14c・cをファスナー受け側14Bの頭部14bへ移動させた状態で、ファスナー組付け側14Aの頭部14aをスライダー14c・cを介してファスナー受け側14Bの頭部14bと結合させ、スライダー14cを使用してファスナー14A、14Bを閉じる。
【0030】
次に、同様にして、ファスナー組付け側15Aの頭部15aをファスナー受け側15Bの頭部15bと結合させ、スライダー15cを使用してファスナー15A、15Bを閉じる。
【0031】
さらに次は、ファスナー組付け側16Aの頭部16aをファスナー15Bの頭部16bと結合させ、スライダー16cを使用してファスナー16A、16Bを閉じる。
【0032】
最後に、ファスナー17Aの頭部17aをファスナー17Bの頭部17bと結合させ組み合わせ、スライダー17cを使用してファスナー17A、17Bを閉じる。
【0033】
上記の如くファスナーを組み合わせることで、平面的形状の袋体を形成することができる。図3,4の如く、4対のファスナー(14A,14B)、(15A,15B)、(16A,16B)、(17A,17B)のうち相互に隣接しない2対のファスナーが他の2対のファスナーと異色(黒及び白)とされている場合には、平面的形状の袋体とした際、組み合わされるファスナーの色は一方が白、他方が黒となる。即ち、異色同士を組み合わせることで平面的形状の袋体を形成することができる。
【0034】
組み合わせた後は、各スライダー14c、14c、15c、15c、16c、16c、17c、17cを用いて、全周において、頭尾両側(双方向)から開閉することができる。
【0035】
なお、上記方法は、あくまでも平面的形状の袋体を形成する方法の一例であり、ファスナーを閉じる順番等は当該構成に限定されるものではない。即ち、結果的に平面的形状の袋体が形成されさえすればよい。
【0036】
平面的形状の袋体の使用例としては下記に示す如くである。
【0037】
まず、上記手順で組み合わせた袋体をそのまま用いて、ベットパットや敷きパット等の寝具として使用可能である。当該使用方法とする場合においては、短辺、長辺の長さとしては、例えば短辺の長さ(a=b):約100cm、長辺の長さ(a+a+a=b+b+b):約200cm程度とすることができる。
【0038】
また、上記袋体内部にふとんを収納してふとんカバー等の寝具として使用することもできる。4対のファスナーが全て(全周)開閉可能であるため、ふとんを収納する際に手間がかからないという効果も奏する。内部に収納するふとんは特に限定されず、汎用のものでよい。当該使用方法とする場合においても、短辺、長辺の長さとしては、収納する布団の大きさに対応させればよいが、上記同様とすることができる。
【0039】
また、上記袋体内部に中芯を収納して敷きふとん等の寝具として使用することもできる。内部に収納する中芯は特に限定されず、汎用のものでよい。例えば、ウレタンや硬綿等を中芯として使用可能である。当該使用方法とする場合においても、短辺、長辺の長さとしては、上記と同様とすることができる。
【0040】
また、上記袋体内部にそのまま中に入って寝袋等の寝具として使用することもできる。当該使用方法とする場合においても、短辺、長辺の長さとしては、上記と同様とすることができる。
【0041】
また、上記袋体内部に枕を入れてピロケース等の寝具として使用することもできる。当該使用方法とする場合において、短辺、長辺の長さとしては、内部に収納する枕の大きさに対応させればよいが、例えば短辺の長さ(a=b):約30cm、長辺の長さ(a+a+a=b+b+b):約50cm程度とすることができる。
【0042】
上記の如く、各種寝具として本発明の多機能袋体を使用する際には、矩形面状体12A、12Bの素材として、通気性が良好で、洗濯可能(ウォッシャブル)なものを使用することが望ましい。通気性を確保することで、暑い夏も涼しく寝具を使用することができる。
【0043】
また、矩形面状体の表面にハニカムメッシュを使用することもできる。ハニカムメッシュを使用することで、寝具として使用した際、特に敷き布団や、ピロケースとして使用した際には、袋体に加わる圧力が分散し快適な使用をすることができる。ハニカムメッシュとしては、例えば汎用のダブルラッセル織りにより製造されたものなどが好適に使用可能である。
【0044】
上記寝具以外にも、本発明の多機能袋体を好適に使用することができる。例えば上記袋体内部に洗濯物を入れて洗濯ネットとして使用することもできる。当該使用方法とする場合においても、上記同様、矩形面状体12A、12Bとして通気性が良好で、洗濯可能(ウォッシャブル)な素材を使用することができる。この際、短辺、長辺の長さとしては、汎用の洗濯ネットのサイズとすればよい。
【0045】
さらに、上記上記手順で組み合わせた袋体をそのまま用いて、あるいは組み合わせる前の矩形面状体12A、12Bをそのまま用いて、すのことして使用可能である。当該使用方法とする場合においても、上記同様、矩形面状体12A、12Bとして通気性が良好で、洗濯可能(ウォッシャブル)な素材を使用することができる。この際、短辺、長辺の長さとしては適宜設定すればよい。
【0046】
次に立体的形状での使用について説明する。
【0047】
立体的形状で使用する場合は、図3、図4に示す矩形面状体12Aの短辺と矩形面状体12Bの長辺の中心部付近及び矩形面状体12Aの長辺の中心部付近と矩形面状体12Bの短辺を組み合わせて図2の如く使用する。
【0048】
より具体的には、前記同様、ファスナー組付け側14Aの頭部14aをファスナー受け側17Bの頭部14bと結合させ、スライダー14cを使用してファスナー14A、17Bを閉じる。
【0049】
次に、ファスナー組付け側17Aの頭部17aをファスナー受け側16Bの頭部16bと結合させ、スライダー16cを使用してファスナー17A、16Bを閉じる。
【0050】
さらに次は、ファスナー組付け側16Aの頭部16aをファスナー受け側15Bの頭部16bと結合させ、スライダー15cを使用してファスナー16A、15Bを閉じる。
【0051】
最後に、ファスナー組付け15Aの頭部15aをファスナー受付側14Bの頭部14bと組み合わせ、スライダー14cを使用してファスナー15A、14Bを閉じる。
【0052】
上記の如くファスナーを組み合わせることで、立体的形状の袋体を形成することができる。図3、4の如く、4対のファスナー(14A,14B)、(15A,15B)、(16A,16B)、(17A,17B)のうち相互に隣接しない2対のファスナーが他の2対のファスナーと異色(黒及び白)とされていため、立体的形状の袋体とした際、組み合わされるファスナーの色は双方が白、又は、双方が黒となる。即ち、同色同士を組み合わせることで立体的形状の袋体を形成することができる。
【0053】
組み合わせた後は、各スライダー14c、14c、15c、15c、16c、16c、17c、17cを用いて、頭尾両側(双方向)から自由にエレメントを開閉することができる。
【0054】
なお、上記方法は、あくまでも立体的形状の袋体を形成する方法の一例であり、ファスナーを閉じる順番等は当該構成に限定されるものではない。即ち、結果的に立体的形状の袋体が形成されさえすればよい。
【0055】
立体的形状の袋体の使用例としては下記に示す如くである。
【0056】
まず、上記手順で組み合わせた袋体に畳んだふとんを収納してふとん収納ケースとして使用可能である。当該使用方法とする場合において、上述のふとんとして使用する場合に例示した矩形面状体12A、12B(短辺の長さ(a=b):約100cm、長辺の長さ(a+a+a=b+b+b):約200cm程度のもの)を使用すれば、奥行き(a=b):約100cm、幅(a=b):約100cm、高さ(a=a=b=b):約50cmの立体的袋体とすることができる。
【0057】
また、矩形面状体12A、12Bとして通気性が良好で、洗濯可能(ウォッシャブル)な素材を使用することで、さらには矩形面状体の表面にハニカムメッシュを使用することで、中の収納物の保存状態を良好とすることができる。
【0058】
なお、矩形面状体12A及び/又は矩形面状体12Bの内面側に、必要に応じてポケット等を形成してもよい。例えば、ふとん収納ケースとして使用する際には、シリカゲル等の乾燥剤を収納可能なポケットを形成することができる。なお、当該ポケットは、平面的形状として寝具として使用する際にも、当然ポケットとして使用することができる。たとえばセーフティーポケットとして使用すれば、就寝時に貴重品を身近に置くことができるので安全かつ安心である。また、地震や火事などの災害のときも、すばやく貴重品を持って外へ出ることができる。
【0059】
そして、上記袋体内部に衣類を収納すれば、衣類収納ケースとして使用することもできる。この際、使用する矩形面状体の短辺、長辺の長さとしては適宜設定すればよい。
【0060】
また、バスマットやピローケース等としても使用でき、それらの場合は、矩形面状体の一方又は双方を、ハニカムメッシュ等の通気性の良好な素材及び/又は吸水性良好な素材で形成することが望ましい。
【0061】
さらには、矩形面状体に把持部等を付設することにより、リュック、ペット用かご・バスケットとしての利用も期待できるものである。
【0062】
なお、上記各使用態様において、上下(天井と底)・左右、表・裏は、使用に際して、適宜入れ替えて使用できるものであり、底部等として使用する部位には適宜、補強部材を埋設させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能袋体を構成する矩形面状体の展開時の状態を示すモデル図である。
【図2】本発明の多機能袋体を構成する矩形面状体を立体的形状に組み合わせる場合のモデル図である。
【図3】矩形面状体12Aのファスナー構造を内側から見た簡易模式図である。
【図4】他方の矩形面状体12Bのファスナー構造を内側から見た簡易模式図である。
【符号の説明】
12A(12B)…矩形面状体
14A,14B…ファスナー
15A,15B…ファスナー
16A,16B…ファスナー
17A,17B…ファスナー

Claims (6)

  1. 可撓性を有し、相対面可能な一対の矩形面状体からなり、
    該各矩形面状体の周囲部に、短辺又は長辺の中央位置を脱着起点として左回り又は右回りに同一長さの4対のファスナーが頭尾結合的に配設され、該4対のファスナーのうち相互に隣接しない少なくとも2本がダブルファスナーであることを特徴とする多機能袋体。
  2. 前記4対のファスナーのうち相互に隣接しない2対のファスナーが他の2対のファスナーとは異色とされていることを特徴とする請求項1記載の多機能袋体。
  3. 前記矩形面状体が、通気性素材で形成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の多機能袋体。
  4. 前記矩形面状体の表面にハニカムメッシュが使用されていることを特徴とする請求項3記載の多機能袋体。
  5. 収納袋として使用することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の多機能袋体。
  6. 寝具として使用することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の多機能袋体。
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