JP2004299556A - アンダーラン・プロテクタ及びその製造方法 - Google Patents

アンダーラン・プロテクタ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】板厚を厚くしたり、補強部材を設けたりせずに、耐荷重性能を向上させることができるアンダーラン・プロテクタを提供する。
【解決手段】車両の車幅方向に延出するように配置され、断面が略矩形状の筒体からなる本体2を備えたアンダーラン・プロテクタであって、上記本体2における車両進行方向後方側に位置する背面部2bが、上下方向の略中央部10が上下方向両端部11,12よりも車両進行方向後方に突出するように湾曲又は屈曲させて形成したものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両同士の衝突時に、一方の車両が他方の車両の下に潜り込むことを防止するためのアンダーラン・プロテクタ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
フロント・アンダーラン・プロテクタは、トラック等の重量級車両の前部に設けられ、乗用車等の中軽量級車両との衝突(追突、正面衝突等)時に、それら中軽量級車両が重量級車両の下に潜り込むことを防止し、大事故を回避するものである。すなわち、フロント・アンダーラン・プロテクタは、衝突時の車両潜り込み防止装置といえる(特許文献1参照)。
【0003】
図11に示すように、フロント・アンダーラン・プロテクタ1は、車両の前部に車幅方向に延出して設けられたFUP本体2を有する。FUP本体2は、断面が矩形状の筒体(図4参照)から形成され、車両レイアウト上の制約により車両進行方向後方に屈曲した屈曲部3を有することが多い。かかるFUP本体2は、取付ブラケット4及びサポート5を介して車体フレーム6に取り付けられ、衝突荷重を支持して車両の潜り込みを防止する。
【0004】
【特許文献1】
特表2001−515432号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、フロント・アンダーラン・プロテクタは、衝突時の荷重を支持するため、所定の剛性が必要となる。よって、図11に示すように、車両衝突時の模擬の一形態として、車両の最外側より所定長さ(200mm等)内側に、所定の荷重(車重の50%等)Fを加える試験が行われる。なお、欧州等では略上記荷重条件で試験されることが知られている。
【0006】
ここで、図11に示すようなフロント・アンダーラン・プロテクタ1に荷重Fを加えた場合、FUP本体2における屈曲部3の背面側(車両の進行方向後方側)に圧縮応力が集中し、その部分で折れが発生する場合がある。
【0007】
また、屈曲部3を有さない直線状のFUP本体2を備えたフロント・アンダーラン・プロテクタでは、FUP本体2における取付ブラケット4との接合部に応力が集中し、その部分で折れが発生する場合がある。
【0008】
そこで従来から、FUP本体2の強度を高めるために、FUP本体2の板厚を大きくしたり、補強部材を設けたりしていたが、その場合、コスト及び重量が増加してしまう。
【0009】
一方、ハイテン材(高張力鋼)を用いてFUP本体2を成形すれば、板厚を増加したり補強部材を追加したりせずに、強度を向上させることが可能である。しかしながら、ハイテン材は伸び率が非常に小さいため、屈曲部3を成形することが困難であった。つまり、ハイテン材を折り曲げるときに屈曲部3の正面側(車両の進行方向前方側)に引張応力が生じるが、ハイテン材は伸び性能が低いため伸びることができず、亀裂等が発生してしまうのである。
【0010】
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、板厚を厚くしたり、補強部材を設けたりせずに、耐荷重性能を向上させることができるアンダーラン・プロテクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、車両の車幅方向に延出するように配置され、断面が略矩形状の筒体からなる本体を備えたアンダーラン・プロテクタであって、上記本体における車両進行方向後方側に位置する背面部が、上下方向略中央部が上下方向両端部よりも車両進行方向後方に突出するように形成されるものである。
【0012】
また本発明は、車両の車幅方向に延出するように配置されると共に、長手方向両側部に、車両の進行方向に屈曲した屈曲部を有する本体を備えたアンダーラン・プロテクタであって、上記本体は、断面が略矩形状の筒体を折り曲げて形成され、その筒体は、車両進行方向前方側に位置する正面部が、その上下方向略中央部が上下方向両端部よりも車両進行方向前方又は後方に突出したものである。
【0013】
ここで、上記筒体は、車両進行方向後方側に位置する背面部が、その上下方向略中央部が上下方向両端部よりも車両進行方向後方に突出したものであっても良い。
【0014】
更に本発明は、車両の車幅方向に延出するように配置されると共に、長手方向両側部が、車両の進行方向に屈曲された本体を備えたアンダーラン・プロテクタの製造方法であって、上記車両の車幅方向に配置され、略矩形状の断面を有する筒体であって、上下方向略中央部が上下方向両端部よりも車両進行方向前方又は後方に突出させて形成された面を有する筒体を、上記略中央部が突出された面を曲げの外側面として折り曲げて上記本体とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を添付図面に基いて説明する。
【0016】
本実施形態に係るフロント・アンダーラン・プロテクタの概略構成は、図11を用いて既述したものと同様である。
【0017】
即ち、フロント・アンダーラン・プロテクタ1は、車両の前部に車幅方向に延出して設けられたFUP本体2を有する。
【0018】
FUP本体2は、略矩形状の筒体から成形されており、車幅方向(長手方向)の両側部には、車両レイアウト上の制約により車両進行方向後方に曲げられた屈曲部3が形成される。FUP本体2は、取付ブラケット4及びサポート5を介して車体フレーム6に取り付けられ、衝突荷重を支持して車両の潜り込みを防止する。
【0019】
図1及び図2はFUP本体2の断面形状を示しており、図1は図11のI−I線に沿った断面、つまり、直線部分の断面を示している。図2は図11のII−II線に沿った断面、つまり、屈曲部3の断面を示している。
【0020】
図1及び図2に示すように、FUP本体2は、上面部2aと、車両の進行方向後方側に位置する背面部2bと、下面部2cと、車両の進行方向前方側に位置する正面部2dとを有する。
【0021】
FUP本体2の直線部分の断面は、図1に示すように、背面部2b及び正面部2dがそれぞれ外側に膨出した形状となっている。具体的には、背面部2bは、その上下方向ほぼ中央部10が上下方向両端部11,12よりも車両進行方向後方側に突出するように、所定の曲率R1で湾曲している。つまり、上下端部11,12から中央部10に向かうにつれて車両進行方向後方側に徐々に突出し、中央部10でその突出量がほぼ最大となる。
【0022】
一方、正面部2dは、その上下方向ほぼ中央部15が上下方向両端部16,17よりも車両進行方向前方側に突出するように、所定の曲率R2で湾曲している。つまり、上下端部16,17から中央部15に向かうにつれて車両進行方向前方側に徐々に突出し、中央部15でその突出量がほぼ最大となる。本実施形態では、背面部2bの湾曲曲率R1と正面部2dの湾曲曲率R2とはほぼ等しい。
【0023】
次に、FUP本体2の屈曲部3の断面は、図2に示すように、背面部2bが外側に膨出した形状であり、正面部2dは直線状となっている。具体的には、背面部2bは、図1に示した直線部分と同様に、上下方向ほぼ中央部10が上下方向両端部11,12よりも車両進行方向後方側に突出するように、所定の曲率R1で湾曲している。この曲率R1は直線部分における背面部2bの曲率R1とほぼ等しい。
【0024】
一方、正面部2dは、上端部16から下端部17に向かってほぼ直線状に形成される。屈曲部3の正面部2dが直線状になる理由は後ほど説明する。
【0025】
本実施形態のフロント・アンダーラン・プロテクタ1は、背面部2b及び正面部2dを外側に突出させて形成することによって、耐荷重性能の向上を図ったものである。以下、耐荷重性能が向上する理由を説明する。
【0026】
最初に、FUP本体2の背面部2bを車両進行方向後方に突出させたことによる効果について説明する。
【0027】
「発明が解決しようとする課題」の欄で説明したように、フロント・アンダーラン・プロテクタ1に、荷重Fが加わると、FUP本体2の背面部2bに圧縮応力が発生する。特に、図11に示すように、FUP本体2が屈曲部3を有する場合、屈曲部3の背面部2bに圧縮応力が集中する。
【0028】
ここで、図4に示すように背面部2b’が直線状である従来のFUP本体の場合、背面部2b’において、上面部2a’及び下面部2c’と連続する上下端部11’,12’近傍の剛性は比較的高く、中央部10’側の剛性は低くなる。このため、荷重Fによって背面部2b’に圧縮荷重がかかると、図5(a)に示すように、剛性の低い中央部10’が内側に変形する。その結果、背面部2b’に発生する圧縮応力が、図5(b)に示すように、上下端部11’,12’近傍に集中する。従って、上下端部11’,12’には比較的大きな圧縮応力が発生し、その応力によって上下端部11’,12’が座屈するとFUP本体2’が折れる。
【0029】
これに対して、本実施形態のフロント・アンダーラン・プロテクタ1では、図3に示すように、FUP本体2の背面部2bの中央部10が上下端部11,12よりも外側に突出して形成されているため、背面部2bの中央部10側の剛性が図5に示す従来のものと比較して高くなる。つまり、中央部10も荷重をある程度受けることができる。このため、荷重Fにより背面部2bに発生する圧縮応力は、図3に示すように上下方向に分散され、局部に集中することはない。従って、背面部2bの上下方向各位置に発生する圧縮応力は、図5に示した従来のフロント・アンダーラン・プロテクタの上下端部11’,12’に発生する圧縮応力よりも低くなる。結果として、FUP本体2全体としての耐荷重性能が向上する。
【0030】
また、背面部2bを外側に突出させたことにより、FUP本体2の断面係数が大きくなるため、これも耐荷重性能向上に有効に作用する。
【0031】
背面部2bを突出させたことによる効果は、屈曲部3を有さない直線状のFUP本体2であっても同様に得られるものである。
【0032】
本発明者らは、背面部2bの中央部10を外側に突出させたことによる耐荷重性能向上効果を確認すべく、中央部10の突出量P(図3参照)を種々変えて評価試験(解析)を行った。その結果を図6に示す。
【0033】
図6は、試験片に加えた荷重と試験片の変位量との関係を示すグラフであり、横軸が変位量(mm)、縦軸が荷重(kN)を示している。試験片としては上下方向長さ(高さ)が125mm、幅が75mm、板厚が3.2mmの筒体を用いた。
【0034】
中央部10の突出量Pは、ラインaが0、ラインbが2mm、ラインcが5mm、ラインdが10mmである。つまり、ラインaは、図4に示すような従来の(背面部2bが直線状の)FUP本体に相当するものである。また、全ての試験片において正面部2dは直線状とした。
【0035】
図から分かるように、座屈降伏荷重、つまり、荷重が上昇せずに変位量のみが増えていくポイント(山の頂点)における荷重は、中央部10の突出量Pが大きいものほど高くなる。このことから、背面部2bの中央部10を外側に突出させれば、FUP本体2の耐荷重性能が向上することが分かる。
【0036】
ここで、図6の結果だけを見れば、中央部10の突出量Pを大きくすればするほど耐荷重性能が向上するように思われるが、中央部10の突出量Pを極端に大きくすると、中央部10に応力が集中してしまい耐荷重性能が低下することが考えられる。そこで、背面部2bの中央部10の突出量PはFUP本体2のサイズ、板厚及び材質等を考慮して適宜設定することが好ましい。
【0037】
次に、正面部2dを車両進行方向前方に突出させたことによる効果を説明する。
【0038】
正面部2dを外側に突出させたことによる効果は、これによってFUP本体2を強度の高いハイテン材(高張力鋼)で成形することが可能になることである。従って、FUP本体2の耐荷重性能を向上させることができる。
【0039】
まず、FUP本体2を成形する場合、断面略矩形状の筒体を成形し、その筒体の長手方向両側部を折り曲げて屈曲部3とするのであるが、このとき、屈曲部3の背面部2bに応力が残留したり、皺などが発生して強度が低下することを防止するために、背面部2bを曲げの中立面として折り曲げる必要がある。従って、正面部2dは、背面部2bに対する曲げ半径(つまり上面部2aの幅)の分だけ長手方向に距離が大きくなる(伸びる)必要がある。
【0040】
従来のFUP本体は、図4に示すように正面部2d’が直線状の筒体を折り曲げて成形するため、正面部2d’に長手方向の距離拡大を許容する形状的な余裕がない。従って、筒体を折り曲げるときに、正面部2d’の材料自身が伸びる必要がある。このため、伸び率が小さいハイテン材では屈曲部3を成形することが困難だった。
【0041】
これに対して、本実施形態のフロント・アンダーラン・プロテクタ1では、FUP本体2を成形する場合、まず、図1に示すように、正面部2dの上下方向中央部15が上下端部16,17よりも外側に突出した筒体を成形し、その筒体の長手方向両側部を折り曲げる。このとき、背面部2bを曲げの中立面とし、正面部2dを曲げの外側面となるようにして折り曲げる。従って、正面部2dは折り曲げ加工の際に長手方向の距離が大きくなるのだが、正面部2dが外側に突出しているため、正面部2dの上下方向長さに余裕があり、これが正面部2dの長手方向への距離拡大を許容する。つまり、図1に示すような筒体を折り曲げると、図2に示すように、その正面部2dが内側に移動してほぼ直線状になる。正面部2dの上下方向長さは、折り曲げ前と比較して短くなる。この短くなった分が、正面部2dの長手方向への距離拡大に利用されるのである。言い換えれば、正面部2dの中央部15を外側に突出させることによって、折り曲げ加工時の長手方向の伸びを許容する伸びしろが設けられる。従って、折り曲げ加工時に材料そのものが伸びる必要がないので、伸び率の低いハイテン材でも成形することが可能となる。なお、正面部2dは、必ずしも折り曲げ加工後に直線状となる必要はなく、若干外側に突出するようにしても良い。
【0042】
このように本実施形態のフロント・アンダーラン・プロテクタ1では、背面部2bに発生する応力を分散・低減できると共に、FUP本体2をハイテン材で成形することができるため、板厚を厚くしたり、補強部材を設けたりすることなく、FUP本体2、ひいてはフロント・アンダーラン・プロテクタ1全体の耐荷重性能を著しく向上させることができる。
【0043】
なお、本実施形態のように、FUP本体2の直線部分(又は折り曲げ加工前の筒体)の背面部2bと正面部2dの湾曲曲率R1,R2を等しくし、左右対称形状とすれば、筒体の成形が容易になると共に、折り曲げ時に折り曲げ方向を間違えるといった問題が生じないため管理も容易である。
【0044】
本発明は上記実施形態に限定はされない。
【0045】
例えば、図7に示すように、背面部2b及び正面部2dの形状を、上端部11,16及び下端部12,17から中央部10,15に向かって外側に突出するように傾斜した直線部20と、それら直線部20同士をつなぐアール部21とからなるようにしても良い。
【0046】
また、図8に示すように、背面部2b及び正面部2dが部分的に突出するように屈曲させた形状としても良い。つまり、この形態では、背面部2b及び正面部2dは、上下方向両側部に形成され、中央部に向かって外側に突出するように傾斜した傾斜部25と、それら傾斜部25間を直線的につなぐ直線部26とを備える。
【0047】
このように、本発明は背面部2b及び正面部2dの形状について制約はなく、複数のアール部を備えたもの(複合アール形状)や、インボリュート形状のもの等、様々なものが考えられる。
【0048】
更に、正面部2dの突出方向については、折り曲げ加工時の伸びしろを確保することがその目的であるから、図9に示すように、上下方向の中央部15が上下方向両端部16,17よりも内側(車両進行方向後方)に突出するように湾曲又は屈曲した形状としても良い。
【0049】
また、図10に示すように、FUP本体2の剛性を高めるべく、筒体30を上下に重ね合わせて構成したものにも適用可能である。つまり、各筒体30の背面部2b及び/又は正面部2dを、その上下方向中央部が上下端部よりも外側に突出するように湾曲又は屈曲させて形成すれば良い。なお、各筒体30の正面部2dは図9の形態と同様に内側に突出させても良い。
【0050】
更に、本発明は車両の後部に設けられるリヤ・アンダーラン・プロテクタにも適用可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るアンダーラン・プロテクタによれば、板厚を厚くしたり、補強部材を設けたりせずに、耐荷重性能を向上させることができるという優れた効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図11のI−I線に沿った断面図であり、本発明の一実施形態に係るフロント・アンダーラン・プロテクタのFUP本体の直線部分の断面を示している。
【図2】図11のII−II線に沿った断面図であり、本発明の一実施形態に係るフロント・アンダーラン・プロテクタのFUP本体の屈曲部の断面を示している。
【図3】本発明の一実施形態に係るフロント・アンダーラン・プロテクタのFUP本体の背面部に発生する応力を説明するための図である。
【図4】従来のフロント・アンダーラン・プロテクタのFUP本体の断面図である。
【図5】従来のフロント・アンダーラン・プロテクタのFUP本体の背面部に発生する応力を説明するための図である。
【図6】FUP本体に係る荷重と変位量との関係を示すグラフである。
【図7】本発明の他の実施形態に係るフロント・アンダーラン・プロテクタのFUP本体の断面図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係るフロント・アンダーラン・プロテクタのFUP本体の断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態に係るフロント・アンダーラン・プロテクタのFUP本体の断面図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係るフロント・アンダーラン・プロテクタのFUP本体の断面図である。
【図11】フロント・アンダーラン・プロテクタの概略斜視図である。
【符号の説明】
1 フロント・アンダーラン・プロテクタ
2 FUP本体
2b 背面部
2d 正面部
3 屈曲部
10,15 中央部
11,16 上端部
12,17 下端部

Claims (4)

  1. 車両の車幅方向に延出するように配置され、断面が略矩形状の筒体からなる本体を備えたアンダーラン・プロテクタであって、
    上記本体における車両進行方向後方側に位置する背面部が、上下方向略中央部が上下方向両端部よりも車両進行方向後方に突出するように形成されることを特徴とするアンダーラン・プロテクタ。
  2. 車両の車幅方向に延出するように配置されると共に、長手方向両側部に、車両の進行方向に屈曲した屈曲部を有する本体を備えたアンダーラン・プロテクタであって、
    上記本体は、断面が略矩形状の筒体を折り曲げて形成され、該筒体は、車両進行方向前方側に位置する正面部が、その上下方向略中央部が上下方向両端部よりも車両進行方向前方又は後方に突出したものであることを特徴とするアンダーラン・プロテクタ。
  3. 上記筒体は、車両進行方向後方側に位置する背面部が、その上下方向略中央部が上下方向両端部よりも車両進行方向後方に突出したものである請求項2記載のアンダーラン・プロテクタ。
  4. 車両の車幅方向に延出するように配置されると共に、長手方向両側部が、車両の進行方向に屈曲された本体を備えたアンダーラン・プロテクタの製造方法であって、
    上記車両の車幅方向に配置され、略矩形状の断面を有する筒体であって、上下方向略中央部が上下方向両端部よりも車両進行方向前方又は後方に突出させて形成された面を有する筒体を、上記略中央部が突出された面を曲げの外側面として折り曲げて上記本体とすることを特徴とするアンダーラン・プロテクタの製造方法。
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