JP2004299154A - インパクトプリンタ - Google Patents

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JP2004299154A
JP2004299154A JP2003093127A JP2003093127A JP2004299154A JP 2004299154 A JP2004299154 A JP 2004299154A JP 2003093127 A JP2003093127 A JP 2003093127A JP 2003093127 A JP2003093127 A JP 2003093127A JP 2004299154 A JP2004299154 A JP 2004299154A
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Seiji Furusawa
誠司 古澤
Noriyuki Arizono
則幸 有薗
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

【課題】リボンの寿命監視と継ぎ目監視を簡便な方法で実現し、印字品質を常に一定以上の品質で提供する
【解決手段】インクリボンの汚れを防止するリボンマスクにリボン継ぎ目と平行に2個の濃淡センサを印字部分と未印字部分に実装させ、センシングした値を平均化させその値を補正値として用いる制御回路とコントラスト基準値を記憶する制御回路、リボンのフィード量を記憶させ各々の値を比較する制御回路を持ち基準値以下には操作パネルへ表示する制御回路とリボン継ぎ目を検知した場合に最適なリボン駆動する制御回路を備えるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字等を用紙に印字する記録装置に係り、特にインクリボンを使用し用紙に印字するインパクトプリンタ等に用いるに好適な記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクリボンの継ぎ目を検知する方法には、インクリボンのつなぎ目付近に磁性体や導電体等何らかの処理を施してセンサで検出する方法がある(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
また、シリアルプリンタのインクリボン寿命検出方法としては、インクリボンのカセット端にセンサを取付けインク濃度を監視することでインクリボンの寿命を検出する方法がある(例えば、特許文献2を参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−139001号公報
【特許文献2】
特開平5−338342号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載されているインクリボンの継ぎ目の検知方法では、インクリボンの製造過程において継ぎ目の近辺に特殊加工が必要となり、製造工程が増えるという問題がある。さらに、継ぎ目検知時に印字動作を停止させないでリボン継ぎ目スキップをする印字を行なわない処理については配慮されていないため、継ぎ目を検知すると印字を一旦停止し、リボンスキップする必要があった。このため印刷のスループットが低下する問題があった。
【0006】
また、特許文献2に記載されているインクリボン寿命検出方法では、印字を行った際に発生するリボン摩耗による撚れに対するセンシング誤差に配慮がされていない。ループ状になっているインクリボンで同一個所を数回印字させると、インクの含浸量が低下および含浸させた布が痛み撚れる。このため、センサまでの距離が不均一となり、センサの精度を低下させる。これにより、センシング誤差が発生し、インク濃度の検出に誤差がでる。
【0007】
本発明の目的は、従来に比べ簡便な装置でインクリボンの製造過程を複雑にせず精度良くインクリボン継ぎ目検出をおこなうとともに、継ぎ目検出時には印字動作を停止させない記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、インクリボンのリボン汚れを防止するリボンマスク部にリボン継ぎ目と同一角度で取付けた濃淡センサ2個とリボン濃淡を比較する制御回路部および濃淡をある時間検知し平均化する制御回路部と濃淡の基準となるコントラストを記憶する回路とリボン継ぎ目を検知した場合にリボン継ぎ目スキップするか否かを判断するために現在のキャリア位置センサと残りの印字データにより継ぎ目がキャリアを通過するか否かを判断するキャリア位置比較回路とリボン継ぎ目スキップするリボン駆動回路を備えるようにしたものである。
【0009】
かかる構成とすることにより、リボン継ぎ目を検知すると残りの印字データとキャリアの位置を比較しリボン継ぎ目がキャリアを通過しないように制御を行なうとともにインクリボン布の撚れによるリボン濃淡検知むらを事前の平均濃淡の値から補正を行ない精度良くリボンの寿命監視するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を用いて、本発明の一実施形態による記録装置の構成及び動作について説明する。
図1、図2および図3を用いて、本発明の一実施形態による記録装置の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態による記録装置の機構部の構成を示すリボンマスク正面図である。図2は、本発明の一実施形態による記録装置の制御ブロック部の構成を示す。図3は、本発明の一実施形態による上面構成図を示す。
【0011】
図1に示すように、本実施形態によるリボンマスク部はリボンマスク1に印字ヘッド部13がインクリボンを介してインパクトするための印字ヘッド穴2が開いている。印字ヘッド穴2に対しインクリボン走行方向とは逆の位置に未印字部濃淡センサ3を未印字部8の帯域に、同じように印字部濃淡センサ4を印字部5の帯域に取付けてある。センサ3、4の取り付け位置は、インクリボン継ぎ目7に平行な位置(角度θ1=角度θ2)としている。センサ3、4の距離Lは一定の位置にある。距離Lは、印字ヘッド用穴2と印字部濃淡センサ4との距離を示し距離Lは1行分印字時に移動する最大リボンフィード量とする。なお、図1はインクリボンのループをメビウス状にすることにより上下2段に印字部5が表れる例を示している。
【0012】
図2はプリンタの制御ブロック図を示しており未印字部センサ3と印字部センサ4より検出したリボン濃淡センサ情報をリボン濃淡比較回路ならびにリボン平均化回路で制御した後、リボン濃淡記憶領域に一時記憶する。なお記憶領域には事前に記憶するOCRリーダ読み込み可能コントラストや目視確認可能コントラストの値も記憶している。また、1行あたり印字する際のインクリボンのリボンフィード量をリボン駆動回路から検知しリボンフィード量記憶領域に記憶している。ここで、センサ3、4が同時に通常よりも濃いコントラストをリボン濃淡センサ情報として検知するとリボンの継ぎ目と判断しヘッド位置センサより印字ヘッドの現在位置を検知し、印字データでフィードするリボンフィード量と距離Lとの比較をヘッド位置比較回路で行なう。リボン継ぎ目を検知し印字ヘッド用穴2をリボン継ぎ目が通過する場合には、リボン駆動回路を通じリボン継ぎ目スキップ動作を行なう。リボン濃淡センサで検知したリボン濃淡は、リボン濃淡記憶領域とコントラスト記憶領域に記憶しているコントラストとの比較、補正を行ないパネルへの注意喚起や装置停止などの処理を行なう。
【0013】
図3は一般的なシリアルインパクトプリンタの上面図を示しており、プラテンに対峙した位置にリボンカセット15が印字ヘッド13の周りにセットされインクリボン布6がプラテン12と平行に実装される。リボンマスク1はインクリボン布6とプラテン12の間にあり印字ヘッド13に取付けられる。印字ヘッド13は印字時に左右に動き、動作中はインクリボン6が右から左に移動し常にリボンにテンションがかかる構造である。
【0014】
図4と図5は、実際のリボン継ぎ目スキップ動作および多回数使用によるリボンの撚れによるセンサ精度補正に関わるフローチャートを示す。最初に1行印字する際に必要な最大リボンフィード量をキャリアを移動させリボン駆動回路の回転数より検知しリボンフィード量記憶領域に記憶する。次に新品リボンの濃淡をセンサ3、4を使いコントラスト1として、コントラスト記憶領域に記憶する。印字濃さの管理が必要なOCRリーダ等の読み込み下限値を操作パネル等からコントラスト2としてコントラスト記憶領域に記憶する。同様に目視で確認できる濃さの下限値をコントラスト3としてコントラスト記憶領域に記憶する。なお、この記憶するコントラストは使用するケースにより増やすことが可能である。
【0015】
リボンのセンシングを開始するとS1のリボン継ぎ目判定のステップを実施する。通常、リボンの継ぎ目は他の部分に比べ濃くなっており、この濃さを精度よく判定しリボン継ぎ目か否かを判定する。具体的には、未印字部分のコントラストa(以降a)と印字部分のコントラストb(以降b)がコントラスト1より大きいと判断された場合には、判定した個所はリボン継ぎ目7である。
【0016】
このとき、リボン継ぎ目から印字ヘッド用穴2との距離Lと印字データとをヘッド位置比較回路で比較演算し印字中にリボン継ぎ目7が印字ヘッド用穴2を通過するか否かをステップ2で判定する。リボン継ぎ目が印字ヘッド用穴2を通過するような印字データの場合には印字開始前にリボン継ぎ目スキップ動作を行なう。 逆に、印字を行なってもリボン継ぎ目が印字ヘッド用穴2を通過しない場合には通過するまで印字処理を行なう動作を継続する。その後、印字データがOCR文字か否かのステップS3を行なう。判定は装置の設定もしくは印字データがOCR文字を含んでいるか否かを判定する。OCR文字が含まれている場合にはステップS4に移行しOCRリーダが読み込めるか否かの判定を実施する。 このとき、判定にはインクリボン撚れの補正値として未印字部センサと印字部センサで検知した平均値との差分を使用する。ここで検知した値が、コントラスト2以下と判定された場合には操作パネル上に「インクリボン交換」表示もしくは装置停止動作を行なう。ステップS3でOCR文字を印字しないと判定された場合には、ステップS4と同様に目視で確認できるか否かのステップS5を実施する。検知した値がコントラスト3以下の場合には、目視での判定が不可能なため操作パネル上に「インクリボン交換」表示もしくは装置停止動作を行なう。ここで、インクリボン交換の表示もしくは装置停止は設定により変更できるものとする。
【0017】
以上説明したように、本実施形態によれば、従来よりも簡便な方法でさらにインクリボンに特殊な仕掛けをせずに精度の高いリボン寿命監視とリボン継ぎ目監視が可能となり、監視結果を操作パネルに連動させることにより、確実な印字結果を得るインパクトプリンタを提供できる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、継ぎ目を有するインクリボンを使用するインパクトプリンタにおいて安定した印字品質を得ることが可能となる。特に、OCRやバーコード印字等で一定の濃さが求められる場合に効果がある。また、リボン継ぎ目への印字が防止され継ぎ目でのリボン破れ等による印字ヘッドピンの引掛けなどの障害を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リボンマスク部の構成を示す正面図である。
【図2】記録装置の制御を示すブロック図である。
【図3】記録装置の構成を示す上面図である。
【図4】記録装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】記録装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…リボンマスク、2…印字ヘッド用穴、
3…未印字部濃淡センサ、4…印字部濃淡センサ、5…印字部、
6…インクリボン布、7…リボン継ぎ目、8…未印字部、
11…プラテン、12…印字ヘッド、13…リボンカセット、
L…印字ヘッド用穴2から印字部濃淡センサ4までの距離

Claims (3)

  1. ループ状になったインクリボンを使用するインパクトプリンタにおいて、前記インクリボンは継ぎ目を有し、前記インクリボンの継ぎ目と平行に配置された少なくとも2つの濃淡検知センサーと、前記濃淡検知センサの検出値によりインクリボンの継ぎ目を検知する検知部とを備えたことを特徴とするインパクトプリンタ。
  2. 前記濃淡検知センサを印字ヘッドから一行印字時のリボンフィード量分離れた位置に配置し、印字中に前記検知部がインクリボンの継ぎ目を検知した時には、リボン継ぎ目のスキップ動作をおこなうことを特徴とする請求項1記載のインパクトプリンタ。
  3. 前記濃淡検知センサをインクリボンの印字部と非印字部に配し、該センサの検出値の時間平均から、インクリボンの寿命判定をおこなうことを特徴とする請求項1記載のインパクトプリンタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103386827A (zh) * 2013-06-28 2013-11-13 上海宜达胜电脑用品有限公司 一种保护打印机的色带感应装置

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