JP2004294775A - 携帯機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの視認性を満足し、多色化を可能にしつつ、消費電力を抑えることができる携帯機器を提供する。
【解決手段】携帯機器は、少なくとも文字及び該文字の背景を複数の色を用いて表示する自発光型表示装置1と、周囲の照度を検出する光センサ部4と、予め設定した基準値より高い照度を光センサ部4が検出したときに自発光型表示装置1の表示輝度を上昇させるとともに上記背景の色を黒色に変換して自発光型表示装置1に表示させる制御部16とを備えた。
【選択図】 図4
【解決手段】携帯機器は、少なくとも文字及び該文字の背景を複数の色を用いて表示する自発光型表示装置1と、周囲の照度を検出する光センサ部4と、予め設定した基準値より高い照度を光センサ部4が検出したときに自発光型表示装置1の表示輝度を上昇させるとともに上記背景の色を黒色に変換して自発光型表示装置1に表示させる制御部16とを備えた。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自発光型表示装置を用いて文字や画像データをディスプレイ表示する携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
自発光型表示装置としての有機EL(Electroluminescence)素子を用いたディスプレイは、自発光型でありバックライトを不要とすることから薄型化・軽量化が可能であり、携帯機器の表示装置として近年注目され始めている。
【0003】
ところで、有機ELディスプレイにおいて、ある画素を色表示する場合には、色表示したい画素に対応する有機EL素子へ駆動電流を供給して有機EL素子を発光させる。一方、ある画素を黒表示する場合には、黒表示したい画素に対応する有機EL素子への駆動電流の供給をカットして有機EL素子の発光を停止させる。このように、有機ELディスプレイにおいては、色表示する場合には大電流が消費される半面、黒表示する場合にはわずかな電流しか消費されない特色がある。
【0004】
このことを利用して、有機ELを表示装置とする従来の携帯機器においては、背景を黒色で、文字を白色で表示するように表示色を補正することで、ハードウェアの改造をせずに、表示の見易さをほぼ保ったまま、消費電力を低減し、二次電池の使用時間を延長している(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−199078公報(第3−5頁、第5図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯機器に用いられる有機ELディスプレイは、反射機能がない自発光型の素子であり視野角も広く、非常に高いコントラストの表示が可能であるため、屋内等の比較的照度の低い環境下であってもコントラストが低下せず、表示品位を損ねることなくカラー表示を行うことが可能である。
【0007】
しかし、有機ELディスプレイの発光素子は自発光型の素子なので、屋外等の比較的照度の高い環境下においては、有機ELディスプレイの輝度が周囲光に負けてしまい、ユーザが表示内容を視認し難くなる場合がある。これは、有機ELディスプレイの輝度を高くして表示することで対策が可能である。
【0008】
ところが、周囲が明るい場所での視認性を考慮して有機ELディスプレイの輝度を高くして表示すると、輝度を上げるために駆動電流を増やすことになり消費電力が増加してしまうという問題点があった。
また、従来技術のように、消費電力を考慮して常に背景を黒色、文字を白色で表示すると、ユーザは使用できる色を制限されてしまうという問題点があった。
【0009】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザの視認性を満足し、多色化を可能にしつつ、消費電力を抑えることができる携帯機器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る携帯機器は、少なくとも文字及び該文字の背景を複数の色を用いて表示する自発光型表示装置と、周囲の照度を検出する光センサ部と、予め設定した基準値より高い照度を上記光センサ部が検出したときに上記自発光型表示装置の表示輝度を上昇させるとともに上記背景の色を黒色に変換して上記自発光型表示装置に表示させる制御部とを備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明に係る有機ELディスプレイ1を搭載した携帯機器としての携帯電話機を示す外観図である。図において、携帯電話機は、画面に表示するための情報を入力する操作キー2が配列されたキー側筐体3と、操作キー2から入力された情報を表示する有機ELディスプレイ1及び周囲光の照度を検知する光センサ4が搭載されたディスプレイ側筐体5とが、ヒンジ6を介して開閉可能に連結している。
【0012】
図2は、ディスプレイ側筐体5を図1のA−Bで切断した断面図であり、有機ELディスプレイ1は基板7と接合され、フロントケース5aとリアケース5bとで囲まれたディスプレイ側筐体5内部に表示面をフロントケース5aに向けて配置される。有機ELディスプレイ1の表示面と対向するウィンドウ8はその周囲を接着テープ9によってフロントケース5aの開口を塞ぐように接合される。
【0013】
また、図3は、ディスプレイ側筐体5の組立て分解斜視図である。図において、フロントケース5aとリアケース5bはネジ10をリアケース5bに設けたネジボス11に締結することにより一体に取り付けられる。周囲の照度を検出する光センサ4は基板7に取り付けられている。フロントケース5aに形成した孔部12は周囲光を上記光センサ4に導く。この孔部12には外部からゴミ、異物等がディスプレイ側筐体5内部へ侵入するのを防ぐために、透明の保護カバー13が取り付けられている。
実施の形態1に係る携帯電話機は、以上にようなハードウエア構成からなっている。
【0014】
次に、図4は、有機ELディスプレイ1を搭載した携帯電話機の回路構成を示すブロック図である。
図において、無線部14は、アンテナ15を介して基地局(図示せず)と送受信する無線信号を処理し、各ブロックを制御するCPU16に入力する。マイク17とスピーカ18はCPU16に接続されており、マイク17から入力された音声はCPU16、無線部14を介して音声信号としてアンテナ15から基地局へ送信され、アンテナ15から受信した音声信号は無線部14、CPU16を介してスピーカ18から音声として出力される。
EL表示器19は、有機ELディスプレイ1とEL駆動回路20とで構成されており、CPU16はEL駆動回路20に表示データを出力することで有機ELディスプレイ1に所要の情報を表示させる。
光センサ回路21は、光センサ4と増幅器22とで構成されており、光センサ4は、図1に示すように有機ELディスプレイ1と同一面かつ近傍に配置され、有機ELディスプレイ1の周囲光を受光する。
【0015】
次に、図1〜図4及びこの実施の形態1に係る携帯電話機の処理フローを示す図5に基づいて有機ELディスプレイ1に表示データを表示する動作を説明する。
【0016】
まず、光センサ回路21は、一定時間間隔で光センサ4に入射する周囲光を受光しST(ステップ)5−1、その照度に応じた出力を増幅器22で増幅する。増幅された出力値は、A/Dコンバータ23でデジタル値に変換された後、CPU16に入力される。CPU16は、メモリ24に保存している前回の照度を前照度として保存し直し、今回入力された照度を現照度としてメモリ24に保存するST5−2。
【0017】
次いで、CPU16は、メモリ24に保存した前照度と現照度とを比較するST5−3。
この比較結果で、メモリ24に保存している前照度、現照度がいずれも2000ルクス以上又はいずれも2000ルクス未満であれば、処理を終了する。
【0018】
次に、CPU16は、現照度が2000ルクス以上か否かを判断するST5−4。
この判断結果で、現照度が2000ルクス以上であれば、CPU16は、EL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を上げることで、有機ELディスプレイ1の光量を制御し、有機ELディスプレイ1の輝度をアップするST5−5。そして、図6のように、表示する背景を黒色に変換し、さらに、表示していた文字の表示色が黒色であれば表示色を他の色に変換して有機ELディスプレイ1に表示させてST5−6、処理を終了する。なお、文字の表示色は、元の色が黒色でない場合でも他の色に変換してもよい。これによって、表示画面の大部分を占める背景を黒色の表示にするので、消費電力を非常に小さくすることができる。
【0019】
一方、ST5−4の判断結果で、現照度が2000ルクス未満であれば、CPU16は、EL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を下げることで、有機ELディスプレイ1の光量を制御し、有機ELディスプレイ1の輝度をダウンするST5−7。そして、図7のように、表示する背景と文字の表示色を元の色に戻すように変換して有機ELディスプレイ1に表示させてST5−8、処理を終了する。
【0020】
これにより、屋内のように比較的照度の低い環境下では有機ELディスプレイ1の表示は視認性がよいため、低輝度で表示することにより低消費電力化を実現でき、しかも自由に色を選択して背景及び文字を表示できる。そして、屋外のように比較的照度の高い環境下では有機ELディスプレイ1に表示している文字及び該文字の背景を見易くするため輝度を上げる必要があるが、背景を黒色に変換することにより消費電力を抑えることができる。
【0021】
なお、この実施の形態1では、JIS−Z−9110の照度基準により屋内の上限として規定されている2000ルクスを照度の境界としたが、他の照度を境界としてもよい。
【0022】
また、この実施の形態1では、光センサ4で検知した照度に基づいて、有機ELディスプレイ1の輝度及び表示する背景の色を変更するようにしたが、例え、光センサ4が2000ルクスを検知していなくても、ユーザが、周囲が明るく有機ELディスプレイ1に表示している文字及び該文字の背景を見難いと感じたら、操作キー2を操作することで有機ELディスプレイ1の輝度をアップし、表示する背景を黒色に変更するようにしてもよい。逆に、光センサ4が2000ルクスを検知していても、ユーザが、背景に色を表示させたいと感じたら、操作キー2を操作することで有機ELディスプレイ1の輝度をダウンし、表示する背景を黒色以外に変更するようにしてもよい。
【0023】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る携帯電話機の処理フローを示す図8に基づいて、有機ELディスプレイ1に表示データを表示する動作を説明する。
【0024】
まず、光センサ回路21が周囲光を検知して、現照度としてメモリ24に保存するまでの処理は実施の形態1と同様であるST8−1、ST8−2。
【0025】
CPU16は、メモリ24に保存した前照度と現照度とを比較するST8−3。
この比較結果で、メモリ24に保存している前照度、現照度がいずれも1000ルクス未満、2000ルクス未満又は2000ルクス以上であれば、処理を終了する。
【0026】
次に、CPU16は、現照度が2000ルクス以上か否かを判断するST8−4。
この判断結果で、現照度が2000ルクス以上であれば、CPU16は、EL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を上げることで、有機ELディスプレイ1の光量を制御し、有機ELディスプレイ1の輝度をアップするST8−5。そして、図6のように、表示する背景を黒色に変換し、表示していた文字の表示色が黒色であれば表示色を他の色に変換して有機ELディスプレイ1に表示させてST8−6、処理を終了する。
【0027】
次に、ST8−4の判断結果が2000ルクス未満であった場合、ST8−7に移り、ST8−7の判断結果で現照度が1000ルクス以上であれば、CPU16は、前照度が1000ルクス未満であればEL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を下げ、前照度が2000ルクス以上であればEL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を上げることで、有機ELディスプレイ1の光量を制御し、有機ELディスプレイ1の輝度をダウン又はアップするST8−8。そして、図7のように、表示する背景と文字の表示色を元の色に戻すように変換して有機ELディスプレイ1に表示させてST8−9、処理を終了する。
【0028】
ST8−7の判断結果で、現照度が1000ルクス未満であれば、CPU16は、EL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を下げることで、有機ELディスプレイ1の光量を制御し、有機ELディスプレイ1の輝度をダウンするST8−10。そして、図7のように、表示する背景と文字の表示色を元の色に戻すように変換して有機ELディスプレイ1に表示させてST8−11、処理を終了する。
【0029】
このように制御することで、使用する照度環境下に応じて順次有機ELディスプレイ1の輝度を変化させることができるので、常に視認性がよくなり、しかも、消費電力の増加を防ぐことができる。
【0030】
なお、この実施の形態2では、1000ルクス及び2000ルクスを照度の境界としているが、他の照度を境界としてもよい。また、境界を1000ルクス及び2000ルクスの2箇所としたが、3箇所以上設けるものとしてもよい。
【0031】
また、上記実施の形態1及び2では、前照度及び現照度をメモリ24に保存するようにしたが、保存せずに現照度の値のみで制御を行なうようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、予め設定した基準値より高い照度を光センサ部が検出したときに、文字の表示輝度を上昇させるとともに背景の色を黒色に変換して自発光型表示装置に表示させるようにしたので、ユーザの視認性を満足し、多色化を可能にしつつ、消費電力を抑えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る有機ELディスプレイ1を搭載した携帯機器としての携帯電話機を示す外観図である。
【図2】この発明に係るディスプレイ側筐体5を図3のA−Bで切断した断面図である。
【図3】この発明に係るディスプレイ側筐体5の組立て分解斜視図である。
【図4】この発明に係る有機ELディスプレイ1を搭載した携帯電話機を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態1に係る携帯電話機の有機ELディスプレイ1に表示する動作を示す処理フロー図である。
【図6】この発明に係る有機ELディスプレイ1に表示する文字及び該文字の背景の表示例を示す図であり、背景に黒色を使用した図である。
【図7】この発明に係る有機ELディスプレイ1に表示する文字及び該文字の背景の表示例を示す図であり、背景に黒色以外を使用した図である。
【図8】この発明の実施の形態2に係る携帯電話機の有機ELディスプレイ1に表示する動作を示す処理フロー図である。
【符号の説明】
1 有機ELディスプレイ
4 光センサ
16 CPU
【発明の属する技術分野】
この発明は、自発光型表示装置を用いて文字や画像データをディスプレイ表示する携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
自発光型表示装置としての有機EL(Electroluminescence)素子を用いたディスプレイは、自発光型でありバックライトを不要とすることから薄型化・軽量化が可能であり、携帯機器の表示装置として近年注目され始めている。
【0003】
ところで、有機ELディスプレイにおいて、ある画素を色表示する場合には、色表示したい画素に対応する有機EL素子へ駆動電流を供給して有機EL素子を発光させる。一方、ある画素を黒表示する場合には、黒表示したい画素に対応する有機EL素子への駆動電流の供給をカットして有機EL素子の発光を停止させる。このように、有機ELディスプレイにおいては、色表示する場合には大電流が消費される半面、黒表示する場合にはわずかな電流しか消費されない特色がある。
【0004】
このことを利用して、有機ELを表示装置とする従来の携帯機器においては、背景を黒色で、文字を白色で表示するように表示色を補正することで、ハードウェアの改造をせずに、表示の見易さをほぼ保ったまま、消費電力を低減し、二次電池の使用時間を延長している(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−199078公報(第3−5頁、第5図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯機器に用いられる有機ELディスプレイは、反射機能がない自発光型の素子であり視野角も広く、非常に高いコントラストの表示が可能であるため、屋内等の比較的照度の低い環境下であってもコントラストが低下せず、表示品位を損ねることなくカラー表示を行うことが可能である。
【0007】
しかし、有機ELディスプレイの発光素子は自発光型の素子なので、屋外等の比較的照度の高い環境下においては、有機ELディスプレイの輝度が周囲光に負けてしまい、ユーザが表示内容を視認し難くなる場合がある。これは、有機ELディスプレイの輝度を高くして表示することで対策が可能である。
【0008】
ところが、周囲が明るい場所での視認性を考慮して有機ELディスプレイの輝度を高くして表示すると、輝度を上げるために駆動電流を増やすことになり消費電力が増加してしまうという問題点があった。
また、従来技術のように、消費電力を考慮して常に背景を黒色、文字を白色で表示すると、ユーザは使用できる色を制限されてしまうという問題点があった。
【0009】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザの視認性を満足し、多色化を可能にしつつ、消費電力を抑えることができる携帯機器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る携帯機器は、少なくとも文字及び該文字の背景を複数の色を用いて表示する自発光型表示装置と、周囲の照度を検出する光センサ部と、予め設定した基準値より高い照度を上記光センサ部が検出したときに上記自発光型表示装置の表示輝度を上昇させるとともに上記背景の色を黒色に変換して上記自発光型表示装置に表示させる制御部とを備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明に係る有機ELディスプレイ1を搭載した携帯機器としての携帯電話機を示す外観図である。図において、携帯電話機は、画面に表示するための情報を入力する操作キー2が配列されたキー側筐体3と、操作キー2から入力された情報を表示する有機ELディスプレイ1及び周囲光の照度を検知する光センサ4が搭載されたディスプレイ側筐体5とが、ヒンジ6を介して開閉可能に連結している。
【0012】
図2は、ディスプレイ側筐体5を図1のA−Bで切断した断面図であり、有機ELディスプレイ1は基板7と接合され、フロントケース5aとリアケース5bとで囲まれたディスプレイ側筐体5内部に表示面をフロントケース5aに向けて配置される。有機ELディスプレイ1の表示面と対向するウィンドウ8はその周囲を接着テープ9によってフロントケース5aの開口を塞ぐように接合される。
【0013】
また、図3は、ディスプレイ側筐体5の組立て分解斜視図である。図において、フロントケース5aとリアケース5bはネジ10をリアケース5bに設けたネジボス11に締結することにより一体に取り付けられる。周囲の照度を検出する光センサ4は基板7に取り付けられている。フロントケース5aに形成した孔部12は周囲光を上記光センサ4に導く。この孔部12には外部からゴミ、異物等がディスプレイ側筐体5内部へ侵入するのを防ぐために、透明の保護カバー13が取り付けられている。
実施の形態1に係る携帯電話機は、以上にようなハードウエア構成からなっている。
【0014】
次に、図4は、有機ELディスプレイ1を搭載した携帯電話機の回路構成を示すブロック図である。
図において、無線部14は、アンテナ15を介して基地局(図示せず)と送受信する無線信号を処理し、各ブロックを制御するCPU16に入力する。マイク17とスピーカ18はCPU16に接続されており、マイク17から入力された音声はCPU16、無線部14を介して音声信号としてアンテナ15から基地局へ送信され、アンテナ15から受信した音声信号は無線部14、CPU16を介してスピーカ18から音声として出力される。
EL表示器19は、有機ELディスプレイ1とEL駆動回路20とで構成されており、CPU16はEL駆動回路20に表示データを出力することで有機ELディスプレイ1に所要の情報を表示させる。
光センサ回路21は、光センサ4と増幅器22とで構成されており、光センサ4は、図1に示すように有機ELディスプレイ1と同一面かつ近傍に配置され、有機ELディスプレイ1の周囲光を受光する。
【0015】
次に、図1〜図4及びこの実施の形態1に係る携帯電話機の処理フローを示す図5に基づいて有機ELディスプレイ1に表示データを表示する動作を説明する。
【0016】
まず、光センサ回路21は、一定時間間隔で光センサ4に入射する周囲光を受光しST(ステップ)5−1、その照度に応じた出力を増幅器22で増幅する。増幅された出力値は、A/Dコンバータ23でデジタル値に変換された後、CPU16に入力される。CPU16は、メモリ24に保存している前回の照度を前照度として保存し直し、今回入力された照度を現照度としてメモリ24に保存するST5−2。
【0017】
次いで、CPU16は、メモリ24に保存した前照度と現照度とを比較するST5−3。
この比較結果で、メモリ24に保存している前照度、現照度がいずれも2000ルクス以上又はいずれも2000ルクス未満であれば、処理を終了する。
【0018】
次に、CPU16は、現照度が2000ルクス以上か否かを判断するST5−4。
この判断結果で、現照度が2000ルクス以上であれば、CPU16は、EL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を上げることで、有機ELディスプレイ1の光量を制御し、有機ELディスプレイ1の輝度をアップするST5−5。そして、図6のように、表示する背景を黒色に変換し、さらに、表示していた文字の表示色が黒色であれば表示色を他の色に変換して有機ELディスプレイ1に表示させてST5−6、処理を終了する。なお、文字の表示色は、元の色が黒色でない場合でも他の色に変換してもよい。これによって、表示画面の大部分を占める背景を黒色の表示にするので、消費電力を非常に小さくすることができる。
【0019】
一方、ST5−4の判断結果で、現照度が2000ルクス未満であれば、CPU16は、EL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を下げることで、有機ELディスプレイ1の光量を制御し、有機ELディスプレイ1の輝度をダウンするST5−7。そして、図7のように、表示する背景と文字の表示色を元の色に戻すように変換して有機ELディスプレイ1に表示させてST5−8、処理を終了する。
【0020】
これにより、屋内のように比較的照度の低い環境下では有機ELディスプレイ1の表示は視認性がよいため、低輝度で表示することにより低消費電力化を実現でき、しかも自由に色を選択して背景及び文字を表示できる。そして、屋外のように比較的照度の高い環境下では有機ELディスプレイ1に表示している文字及び該文字の背景を見易くするため輝度を上げる必要があるが、背景を黒色に変換することにより消費電力を抑えることができる。
【0021】
なお、この実施の形態1では、JIS−Z−9110の照度基準により屋内の上限として規定されている2000ルクスを照度の境界としたが、他の照度を境界としてもよい。
【0022】
また、この実施の形態1では、光センサ4で検知した照度に基づいて、有機ELディスプレイ1の輝度及び表示する背景の色を変更するようにしたが、例え、光センサ4が2000ルクスを検知していなくても、ユーザが、周囲が明るく有機ELディスプレイ1に表示している文字及び該文字の背景を見難いと感じたら、操作キー2を操作することで有機ELディスプレイ1の輝度をアップし、表示する背景を黒色に変更するようにしてもよい。逆に、光センサ4が2000ルクスを検知していても、ユーザが、背景に色を表示させたいと感じたら、操作キー2を操作することで有機ELディスプレイ1の輝度をダウンし、表示する背景を黒色以外に変更するようにしてもよい。
【0023】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る携帯電話機の処理フローを示す図8に基づいて、有機ELディスプレイ1に表示データを表示する動作を説明する。
【0024】
まず、光センサ回路21が周囲光を検知して、現照度としてメモリ24に保存するまでの処理は実施の形態1と同様であるST8−1、ST8−2。
【0025】
CPU16は、メモリ24に保存した前照度と現照度とを比較するST8−3。
この比較結果で、メモリ24に保存している前照度、現照度がいずれも1000ルクス未満、2000ルクス未満又は2000ルクス以上であれば、処理を終了する。
【0026】
次に、CPU16は、現照度が2000ルクス以上か否かを判断するST8−4。
この判断結果で、現照度が2000ルクス以上であれば、CPU16は、EL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を上げることで、有機ELディスプレイ1の光量を制御し、有機ELディスプレイ1の輝度をアップするST8−5。そして、図6のように、表示する背景を黒色に変換し、表示していた文字の表示色が黒色であれば表示色を他の色に変換して有機ELディスプレイ1に表示させてST8−6、処理を終了する。
【0027】
次に、ST8−4の判断結果が2000ルクス未満であった場合、ST8−7に移り、ST8−7の判断結果で現照度が1000ルクス以上であれば、CPU16は、前照度が1000ルクス未満であればEL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を下げ、前照度が2000ルクス以上であればEL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を上げることで、有機ELディスプレイ1の光量を制御し、有機ELディスプレイ1の輝度をダウン又はアップするST8−8。そして、図7のように、表示する背景と文字の表示色を元の色に戻すように変換して有機ELディスプレイ1に表示させてST8−9、処理を終了する。
【0028】
ST8−7の判断結果で、現照度が1000ルクス未満であれば、CPU16は、EL駆動回路20が有機ELディスプレイ1に供給する駆動電流値を下げることで、有機ELディスプレイ1の光量を制御し、有機ELディスプレイ1の輝度をダウンするST8−10。そして、図7のように、表示する背景と文字の表示色を元の色に戻すように変換して有機ELディスプレイ1に表示させてST8−11、処理を終了する。
【0029】
このように制御することで、使用する照度環境下に応じて順次有機ELディスプレイ1の輝度を変化させることができるので、常に視認性がよくなり、しかも、消費電力の増加を防ぐことができる。
【0030】
なお、この実施の形態2では、1000ルクス及び2000ルクスを照度の境界としているが、他の照度を境界としてもよい。また、境界を1000ルクス及び2000ルクスの2箇所としたが、3箇所以上設けるものとしてもよい。
【0031】
また、上記実施の形態1及び2では、前照度及び現照度をメモリ24に保存するようにしたが、保存せずに現照度の値のみで制御を行なうようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、予め設定した基準値より高い照度を光センサ部が検出したときに、文字の表示輝度を上昇させるとともに背景の色を黒色に変換して自発光型表示装置に表示させるようにしたので、ユーザの視認性を満足し、多色化を可能にしつつ、消費電力を抑えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る有機ELディスプレイ1を搭載した携帯機器としての携帯電話機を示す外観図である。
【図2】この発明に係るディスプレイ側筐体5を図3のA−Bで切断した断面図である。
【図3】この発明に係るディスプレイ側筐体5の組立て分解斜視図である。
【図4】この発明に係る有機ELディスプレイ1を搭載した携帯電話機を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態1に係る携帯電話機の有機ELディスプレイ1に表示する動作を示す処理フロー図である。
【図6】この発明に係る有機ELディスプレイ1に表示する文字及び該文字の背景の表示例を示す図であり、背景に黒色を使用した図である。
【図7】この発明に係る有機ELディスプレイ1に表示する文字及び該文字の背景の表示例を示す図であり、背景に黒色以外を使用した図である。
【図8】この発明の実施の形態2に係る携帯電話機の有機ELディスプレイ1に表示する動作を示す処理フロー図である。
【符号の説明】
1 有機ELディスプレイ
4 光センサ
16 CPU
Claims (1)
- 少なくとも文字及び該文字の背景を複数の色を用いて表示する自発光型表示装置と、周囲の照度を検出する光センサ部と、予め設定した基準値より高い照度を上記光センサ部が検出したときに上記自発光型表示装置の表示輝度を上昇させるとともに上記背景の色を黒色に変換して上記自発光型表示装置に表示させる制御部とを備えたことを特徴とする携帯機器。
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