JP2004096593A - 通信端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】周囲の明るさを検出する環境照度検出回路を設け、その出力と、表示装置の特性に応じて表示装置の明るさを制御する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声およびデータにより通信を行う通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話や携帯情報端末等のバッテリー電源で動作される端末装置においては使用時間を延ばすため、低消費電力システムが要求されており、消費電力の観点から表示装置の表示デバイスには液晶表示装置が一般的に使用されている。
液晶表示装置は消費電力が少ないというメリットがあるが、バックライト等の照明装置を必要とする。実際には液晶表示装置本体より、このバックライトの方がはるかに多くの電力を消費するため、従来からバックライトの消費電力低減について種々検討されている。
【0003】
従来の通信端末装置のバックライト消費電力低減方法の一例として、携帯電話で使用されている例を以下に示す。従来の携帯電話は環境照度の明/暗を検出する手段を設け、暗いと判定した時だけバックライトを点灯させるようにしていた。(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−27844号公報 (第2−3頁、第5図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、携帯電話用液晶表示装置においては透過モードの画質が重要視されている。その結果、より透過率を向上した液晶表示装置が主流になりつつあり、中には完全な透過式の液晶表示装置を搭載した携帯電話も市販されるに至っている。上述した従来技術では点灯/非点灯を選択するのみであるため、透過率の高い液晶表示装置を使用した場合、暗い環境でバックライトを100%輝度で点灯させると、眩しくて使い辛いという問題が発生し始めている。
また、携帯電話は屋外等の明るい環境でも使用される。この明るい環境では上記と逆にバックライトを明るくしないと、画像の中間調部分が失われ、表示品位が低下するという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、周囲の明るさに応じて表示装置の明るさを制御することができる通信端末装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、バックライト、フロントライト、または階調電圧発生回路の消費電力を低減することができ、長時間連続使用することができる通信端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する問題点を解決するため、本発明にかかる端末装置は、周囲の明るさを検出する環境照度検出回路を設け、周囲の明るさが予め定められた明るさ以下になった場合は上記照明装置の明るさを制限する。
また、透過式の液晶表示装置を使用する場合はバックライトの明るさを周囲の明るさの増加と共に単調増加するよう制御する。
また、反射式の液晶表示装置を使用する場合は、周囲の明るさが予め定められた第1の明るさ以下になった場合及び第2の明るさ以上になった場合には前記照明装置の明るさを制限する。
また、半透過反射式の液晶表示装置を使用する場合は周囲の明るさが予め定められた第1の明るさ以下になった場合及び第2の明るさ以上になった場合には前記照明装置の明るさを制限する。
また、自発光型の表示装置を使用する場合は、表示装置の明るさを周囲の明るさの増加と共に単調増加するよう制御する環境照度検出回路と輝度制御回路を設け、前記環境照度検出回路の出力を基に液晶表示装置の採光方式に応じて前記バックライトの明るさを最適に制御する。
さらに、表示装置の表示内容に応じて前記表示装置または、前記表示装置用照明装置の明るさ制御特性を変更する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、幾つかの実施例を用い、図を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施例にかかる通信端末装置の構成例を示すブロック図であり、通信端末装置の一例として携帯電話に適用した場合を示している。図において、1はアンテナ、2は無線回路、3は符号復号処理回路、4はマイク、5はレシーバ、6は透過式液晶表示装置、7はキー入力装置、8はメモリ装置、9はCPUを主体とする制御回路、10は輝度制御回路、11はバックライト、15はスピーカ、16は環境照度検出回路である。
【0009】
以下、各部の動作について説明する。
アンテナ1は、空中を伝送されてきた電波を受信し、高周波電気信号に変換し、無線回路2に入力する。また、これとは逆に、無線回路2から出力された高周波電気信号を電波に変換して空中に放出する。無線回路2は、制御回路9の指示に基づき、アンテナ1で受信した高周波電気信号を復調し、符号復号処理回路3に入力する。また無線回路2は、符号復号処理回路3の出力信号に変調処理を施し、高周波電気信号に変換してアンテナ1に出力する。
符号復号処理回路3は、制御回路9の制御に従って無線回路2の出力信号に復号処理を施し、音声データはレシーバ5に出力し、文字や画像データは制御回路9に出力する。また、符号復号処理回路3はマイク4から入力されたユーザの声またはユーザがキー7を操作して編集した文字や画像データに符号化処理を施し、無線回路2を通じてアンテナ1から空中に放出する。
【0010】
制御回路9は、符号復号処理回路3、無線回路2及びアンテナ1を使用して着信待ちを行い、着信があった場合はスピーカ15からアラーム等の着信音またはメロディを発してユーザに着信があったことを通知すると共に、発信元の電話番号または電子メールアドレスを液晶表示装置6に表示する。そして、ユーザがキー7を操作することにより、通話または受信した電子メールを閲覧することができるように符号復号処理回路3、無線回路2、透過式液晶表示装置6、輝度制御回路10を制御する。
また、制御回路9はユーザがキー7を操作して入力した電話番号や電子メールを液晶表示装置6に表示すると共に符号復号処理回路3、無線回路2を制御して発呼を行い、相手先との通話または電子メールの送受信を行う。
さらに、本発明による携帯電話の制御回路9は環境照度検出回路16の出力に応じてバックライト11の制御値を算出し、その算出結果に基づきバックライト11の点灯/非点灯及び、輝度を制御する機能を有している。環境照度検出回路16は例えば、フォトトランジスタやフォトダイオードを使用した明るさセンサーを使用した汎用品で構わない。
【0011】
次に、透過式液晶表示装置6の構成例について、図2を用いて説明する。
図2は本発明の第1の実施例にかかる通信端末装置に使用される透過式液晶表示装置の一実施例を示す側面図である。本方式の液晶表示装置は透過率が良いため、室内等の低照度から中照度の環境において、高品位な画像表示が可能である。図2において、61は上側偏光板、62は上側ガラス基板、63は画素部、64は下側ガラス基板、65は下側偏光板である。
以下、画像の表示原理について説明する。バックライト11から出射された光は下側偏光板65を透過することにより一方向の偏光成分の光となり、下側ガラス基板64を通過し、画素部64に到達する。画素部63においては、表示画像に基づいて画素毎に入射光に偏光を施すことにより、画素部63で偏光を施した画素を通過した光が上側偏光板61で遮光されるため、画像表示が可能となる。また、本実施例はR、G、Bの各画素を有し、カラー表示が可能な液晶表示装置を使用する場合の例である。
【0012】
次に、バックライト11及びバックライト輝度制御回路10の構成例について、図3を用いて説明する。図3は本発明の第1の実施例にかかる通信端末装置に使用されるバックライト及び輝度制御回路の一実施例を示す構成図である。図3において、111は光源用の白色LED、112は導光板、101はセレクタ、R1〜R4は抵抗である。導光板112は白色LED111から出射された光を内部に導きながらフレネル面で反射させることにより、透過式液晶表示装置6の全面を均一に照明する役割を果す。輝度制御回路10内の抵抗R1〜R4は白色LED111の電流を制限するのものであり、これらの抵抗値によって所望の明るさを得るための電流が流れるよう、予め、適切な値に設定しておく。そして、制御回路6の指示に基づき、セレクタ101が抵抗R1〜R4を選択することによってバックライト11の輝度を所望の値に設定することを可能にしている。
【0013】
以下、環境照度を検出してから、バックライト11の制御特性を算出するまでの一連の動作例について図4〜図6を参照しながら説明する。
図4は本発明の第1の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御特性の実施例を示すテーブルである。図4には環境照度(lx)範囲、バックライト輝度制御回路10内の抵抗R1〜R4の内の選択された抵抗、及び明るさ(%)を示す。No.1の条件は環境照度が0〜10(lx)のとき抵抗R1を選択するものとする。また、No.2の条件は環境照度が11〜100(lx)のとき抵抗R2を選択するものとする。また、No.3の条件は環境照度が101〜1000(lx)のとき抵抗R3を選択するものとする。また、1001(lx)以上の時は抵抗R4を選択するよう設定したとする。
抵抗R1〜R4の抵抗値はバックライト11の許容最大輝度を100%とすると、R1選択時には許容最大輝度の25%、R2選択時には50%、R3選択時には75%、R4選択時に100%の輝度になるように設定しておくものとする。
【0014】
次に、制御回路9での抵抗R1〜R4を選択するためのフローを図5に示す。
図5は本発明の第1の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御処理動作の実施例を示すフローチャートである。まず、ステップ501で、環境照度検出回路16の出力が”0〜10(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ502で、輝度制御回路10に対して抵抗R1(25%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ503で、環境照度検出回路16の出力が”11〜100(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ504で、輝度制御回路10に対して抵抗R2(50%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ505で、環境照度検出回路16の出力が”101〜1000(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ506で、輝度制御回路10に対して抵抗R3(75%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ507で、環境照度検出回路16の出力が”1001(lx)以上”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ508で、輝度制御回路10に対して抵抗R4(100%輝度)を選択するよう指示する。万一、Noの場合には異常な値が検出されたと判断して何もせず、エラー終了か、再度、環境照度検出回路16の出力を再度取得して処理を数回やり直しても良い。
【0015】
図6は本発明の第1の実施例にかかる環境照度とバックライト輝度の実施例を示す特性図であり、横軸に環境照度(lx)を、縦軸にバックライト輝度(%)を示す。図に示すように、制御回路9によって輝度制御回路10を制御することにより、図6に示すような環境照度に対するバックライトの輝度を得ることができる。本実施例の特性では、10(lx)以下の暗い環境では低輝度で目に優しく、環境照度の増加に応じてバックライト11の輝度も増加させることができ、良好な画像表示が可能となる。さらに、1000(lx)以下の暗い環境ではバックライト11の消費電力を低減することができ、連続使用時間の長時間化が可能となる。
本実施例ではバックライト11に白色LEDを1個使用する場合の例について述べたが、これに限られるものでなく、2個以上使用しても良い。また、光源は冷陰極管等の棒状のものを使用しても良いし、EL等の面状のものを使用しても良い。もちろん、面状光源を使用する場合には導光板112は不要である。
また、本実施例ではバックライト11の白色LEDの電流を制御する場合の例について説明したが、白色LEDを複数個使用しており(同一チップに複数個の白色LEDを実装している場合も含む)、輝度ムラを無視できる場合には、点灯個数を制御しても良い。
さらに、本実施例では、輝度制御回路10を抵抗R1〜R4とセレクタ101で構成した場合の例について説明したが、電子的な定電流負荷回路で構成し、制御回路9からコマンドや数値によって白色LED111を流れる電流を制御しても良い。
【0016】
以下、本発明による第2の実施例について図7を用いて説明する。
第1の実施例は透過式液晶表示装置6とバックライト11を使用する場合の例であるのに対し、本実施例は反射式液晶表示装置18とフロントライト17を使用する場合の例である。図8に反射式液晶表示装置18の構成例を示し、画像表示を行う原理について説明する。尚、図2と同一部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
図7は本発明の第2の実施例にかかる通信端末装置の構成例を示すブロック図である。図7に示すように、フロントライト17と反射式液晶表示装置18が使用されている以外は図1の通信端末装置と同じである。
図8は本発明の第2の実施例にかかる通信端末装置に使用される反射式液晶表示装置の一実施例を示す側面図であり、図において、181は拡散反射板である。入射した外光を拡散反射板181で反射させて画像光として利用する点が上述の実施例で説明した透過式液晶表示装置6と異なる。
【0017】
以下、動作を説明する。
反射式液晶表示装置18に入射された外光は上側偏光板61により特定の偏光方向の光のみとなり、上側ガラス基板62を通じて画素部63に到達する。画素部63では画像情報に応じて画素毎に偏光を施す。画素部を通過した光は下側ガラス基板64を通じて拡散反射板181で拡散及び反射が施され、画像光となって下側ガラス基板64、画素部63、上側ガラス基板62を通じて上側偏光板61に到達する。上側偏光板61において、画素部63で偏光を受けた光が遮光され、画像表示が可能となる。反射式液晶表示装置18においては、拡散反射板18が不透明のため、暗い環境での補助光源としては、反射式液晶表示装置18の上側に配置するタイプのフロントライト17を使用する。
【0018】
図9は本発明の第2の実施例にかかる通信端末装置のフロントライト及び輝度制御回路の一実施例を示す構成図である。フロントライト17の構成は、図9に示すように、バックライト11と同様に光源用白色LED111と導光板172から成っており、下側にある反射式液晶表示装置18に光を照射するための導光板172のフレネル面は上側に設けられている。
【0019】
以下、環境照度を検出してから、フロントライト17の制御特性を算出するまでの一連の動作例について図9〜図11を参照しながら説明する。
図10は本発明の第2の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御特性例を示すテーブルであり、環境照度とフロントライト輝度制御回路10内の抵抗R1〜R4の対応、及び明るさを示す。図10のテーブルにおいて、No.1の条件は環境照度が0〜10(lx)のとき、抵抗R1を選択するものとする。また、No.2の条件は環境照度が11〜100(lx)のとき抵抗R3を選択するものとする。また、No.3の条件は環境照度が101〜1000(lx)のとき抵抗R4を選択するものとする。また、1001(lx)〜10000(lx)の時は抵抗R3を選択するよう設定したとする。また、No.5の条件は環境照度が10001(lx)以上の時は抵抗を選択せず、即ち消灯するよう設定する。上述の各条件におけるフロントライト17の輝度は許容最大輝度を100%とすると、R1選択時には25%、R2選択時には50%、R3選択時には75%、R4選択時に100%の輝度になるよう抵抗R1〜R4の値を設定しておくものとする。但し、本実施例では、R2は選択されないように構成されている。
【0020】
次に制御回路9での抵抗R1〜R4を選択するためのフローについて、図11を用いて説明する。
図11は本発明の第2の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御処理動作の一実施例を示すフローチャートである。図11において、ステップ1101で、まず、環境照度検出回路16の出力が”0〜10(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ1102で、輝度制御回路10に対して抵抗R1(25%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ1103に移行して、環境照度検出回路16の出力が”11〜100(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ1104で、輝度制御回路10に対して抵抗R3(75%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ1105に移行して、環境照度検出回路16の出力が”101〜1000(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ1106で、輝度制御回路10に対して抵抗R4(100%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ1107に移行して、環境照度検出回路16の出力が”1001(lx)〜10000”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ1108で、輝度制御回路10に対して抵抗R3(75%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ1109で、“10001以上”かどうかを判断し、Yesの場合は、フロントライト17よりも十分明るい外光が得られると判断して、ステップ1110で、抵抗を選択せずフロントライト17を消灯させる。即ち何もしない。Noの場合は異常な値が検出されたとして、エラー終了するか、再度、環境照度検出回路16の出力を再度取得して処理を数回やり直しても良い。
【0021】
このように、輝度制御回路10を制御することによって、図12に示す特性のフロントライト輝度(%)を得ることができる。
図12は本発明の第2の実施例にかかる環境照度と輝度の特性例を示す特性図であり、横軸に環境照度(lx)を、縦軸にフロントライト輝度(%)を示す。このように制御回路9が輝度制御回路10を制御することにより、図12に示すように環境照度の上昇に従って、10(lx)以下の暗い環境では低輝度で目に優しく、1000(lx)までは環境照度の増加に応じてバックライト11の輝度も増加させているため、良好な画像表示が可能となる。また、本実施例では、反射式液晶表示装置18を使用しているため、ある程度外光が強くなると、それを画像光として利用できるため、フロントライト17の輝度を75%に設定している。さらに、10001(lx)以上の環境照度条件においては外光のみで良好は画像表示が可能なため、フロントライト17を消灯することにより消費電力を低減することができる。
以上説明したようにフロントライト17の明るさを制御することにより、環境照度に応じて適切な明るさで画像を観視することができ、連続使用時間の長時間化が可能となる。
【0022】
次に、本発明による通信端末装置の第3の実施例について図13〜図17を用いて説明する。
図13は本発明の第3の実施例にかかる通信端末装置の構成例を示すブロック図である。図14は本発明の第3の実施例にかかる通信端末装置に使用される半透過反射式液晶表示装置の一実施例を示す側面図である。
本発明の第1の実施例は透過式液晶表示装置6を使用する場合の例であるのに対し、本実施例は半透過反射式の液晶表示装置19を使用する場合の例である。図14に示す半透過反射式の液晶表示装置19の構成例をもちいて、画像表示を行う原理について説明する。尚、図2と同一部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。図14において、191は透過光用の孔を設けた拡散反射板である。図中の薄墨を施した部分が拡散反射を行う部分、白抜きの部分が透過光用の孔を表している。外光が少なく暗い環境では孔を透過してきた画像光による表示が主体となり、逆に外光が十分ある明るい環境では拡散反射板191の拡散反射部分での反射による表示が主体となる。
このような半透過反射式の液晶表示装置19を使用する場合には図15に示すような低照度から中照度にかけては環境照度の増加に伴ってバックライト11の輝度を増加させ、中照度から高照度にかけては外光を照明光として使用できることから、環境照度の増加に伴ってバックライト11の輝度を減少させるような制御が適している。
【0023】
以下、環境照度を検出してから、バックライト11の制御特性を算出するまでの一連の動作例について図15〜図17を参照しながら説明する。
図15は本発明の第3の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御特性例を示すテーブルである。図16は本発明の第3の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御処理動作の一実施例を示すフローチャートである。図17は本発明の第3の実施例にかかる環境照度とバックライト輝度の特性例を示す特性図であり、横軸に環境照度(lx)を、縦軸にバックライト輝度(%)を示す。
図15において、No.1の条件は環境照度が0〜10(lx)のとき抵抗R2を選択するものとする。第1の実施例と選択する抵抗が異なるのは液晶表示装置6の透過率が異なるためである。本実施例においては、半透過反射式の液晶表示装置は拡散反射板の孔の部分しか光を透過しないので、拡散反射板を持たない透過式の液晶表示装置に比べて透過率が低いため、バックライト11の輝度を高めに設定している。No.2の条件は環境照度が11〜100(lx)のとき抵抗R3を選択するものとする。また、No.3の条件は環境照度が101〜1000(lx)のとき抵抗R4を選択するものとする。また、No.4の条件は環境照度が1001〜10000(lx)のとき抵抗R3を選択するものとする。また、No.5の条件は環境照度が10001(lx)以上の時はバックライトを消灯するよう設定する。上述の各条件におけるバックライト11の輝度はバックライト11の許容最大輝度を100%とすると、R2選択時には50%、R3選択時には75%、R4選択時に100%の輝度になる。なお、本実施例では、抵抗R1は選択されないが、R1を選択した場合には25%の輝度になる。本実施例ではこのような輝度になるように抵抗R1〜R4の値を設定しておくものとする。
【0024】
次に制御回路9での抵抗R1〜R4を選択するための処理動作について、図16を用いて説明する。まず、ステップ1601で、環境照度検出回路の出力が”0〜10(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ1602に移行して、輝度制御回路10に対して抵抗R2(50%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ1603で、環境照度検出回路の出力が”11〜100(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ1604に移行して、バックライト輝度制御回路10に対して抵抗R3(75%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ1605で、環境照度検出回路の出力が”101〜1000(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ1606に移行して、バックライト輝度制御回路10に対して抵抗R4(100%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ1607で、環境照度検出回路の出力が”1001〜10000(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ1607に移行して、バックライト輝度制御回路10に対して抵抗R3(75%輝度)を選択するよう指示する。
Noの場合には、ステップ1609で、環境照度検出回路の出力が”10001(lx)以上”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ1610に移行して、バックライト輝度制御回路10に対して抵抗を選択しない、即ち消灯するよう指示する。万一、Noの場合には異常な値が検出されたと判断して何もせず、エラー終了か、再度、環境照度検出回路16の出力を再度取得して処理を数回やり直す。
【0025】
このように制御回路9が輝度制御回路10を制御することにより、図17に示すように100(lx)以下の条件においては環境照度の増加に伴ってバックライト11の輝度を増加させ、1001〜10000(lx)の条件においては外光を照明光として使用できることから、環境照度の増加に伴ってバックライト11の輝度を減少させることにより環境照度が変化しても良好な画像観視が可能である。さらに、1000lx以上の明るい環境においてはバックライト11を消灯しても良好な画像表示が可能となる。以上説明したようにバックライト11の明るさを制御することにより、環境照度に応じて適切な明るさで画像を観視することができ、連続使用時間の長時間化が可能となる。
尚、本実施例では孔の空いた拡散反射板191を使用した場合の例について述べたが、これに限られるものでなく、半透明な拡散反射板を用いても良い。また、透過式液晶表示装置6の下側偏光板65にフィルム状の拡散反射板を貼り付けたものであっても良いし、バックライト11側に貼り付けても良い。
【0026】
以下、本発明による第4の実施例について、図18を用いて説明する。
図18は本発明の第4の実施例にかかる通信端末装置の構成例を示すブロック図である。本発明の第1の実施例は主に画像を表示している場合の輝度制御回路10の制御特性例について説明したが、本実施例では、主に文字を表示する場合の例について説明する。本実施例において、文字を表示しているか、画像を表示しているかの判定は図18に示すように、制御回路6内部に設けられた表示内容判定部61にて行うものとする。
一般に、画像は中間調を含んでいるため、外光がオフセットとして加算されると中間調の識別が困難になる。従って、外光に負けないようにバックライト11の輝度を増加させた方が画像の見映えが良くなる。しかし、中間調を含まない白黒の文字や図形を表示させている場合には画像を表示している時ほど、バックライト11の輝度を向上しなくても問題無いため、バックライト11の輝度を制限し、連続使用時間を増加させることが可能である。
【0027】
以下、文字表示状態において環境照度を検出してから、バックライト11の制御特性を算出するまでの一連の動作例について図19〜図21を参照しながら説明する。
図19は本発明の第4の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御特性例を示すテーブルである。図20は本発明の第4の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御処理動作の一実施例を示すフローチャートである。図21は本発明の第4の実施例にかかる通信端末装置の環境照度とバックライト輝度の特性例を示す特性図であり、横軸に環境照度(lx)を、縦軸にバックライト輝度(%)を示す。
図19に示すように、No.1の条件は環境照度が0〜10(lx)のとき抵抗R1を選択するものとする。No.2の条件は環境照度が11〜100(lx)のとき抵抗R2を選択するものとする。また、No.3の条件は環境照度が101〜1000(lx)のとき抵抗R2を選択するものとする。また、No.4の条件は1001〜10000(lx)の時は抵抗R2を選択する。また、No.5の条件は10001(lx)以上の時は抵抗R2を選択するよう設定する。上述の各条件におけるバックライト11の輝度はバックライト11の許容最大輝度を100%とすると、R1選択時には25%、R2選択時には50%となる。なお、本実施例では、抵抗R3、R4は選択されていないが、R3選択時には75%、R4選択時に100%の輝度になるように抵抗R1〜R4の値を設定しておくものとする。
【0028】
次に、制御回路9での抵抗R1〜R4を選択するためのフローを図20を用いて説明する。図に示すように、まず、ステップ2001で、環境照度検出回路の出力が”0〜10(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ2002に移行して、輝度制御回路10に対して抵抗R1(25%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ2003で、環境照度検出回路の出力が”11〜100(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ2004に移行して、バックライト輝度制御回路10に対して抵抗R2(50%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ2005で、環境照度検出回路の出力が”101〜1000(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ2006に移行して、バックライト輝度制御回路10に対して抵抗R2(50%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ2007で、環境照度検出回路の出力が”1001〜10000(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ2008に移行して、バックライト輝度制御回路10に対して抵抗R2(50%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ2009で、環境照度検出回路の出力が”10001(lx)以上”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ2010に移行して、バックライト輝度制御回路10に対して抵抗R2(50%輝度)を選択するよう指示する。ステップ2009において、万一、Noの場合には異常な値が検出されたと判断して何もせず、エラー終了か、再度、環境照度検出回路16の出力を再度取得して処理を数回やり直す。
【0029】
このように制御回路9が輝度制御回路10を制御することにより、図21に示すように0〜10(lx)ではバックライト11の輝度を25%とし。11(lx)以上は全て50%輝度に制限した制御が可能となる。このように文字や図形等の中間調を含まない表示を行っている時にバックライト11の輝度を制限することにより、実用に支障なく、連続使用時間を長時間化することができ、例えば、メールを書いたり、読んだりする時間を延ばすことができる。
【0030】
以下、本発明による通信端末装置の第5の実施例について図22を用いて説明する。
図22は本発明の第5の実施例にかかる通信端末装置の構成例を示すブロック図である。上述の実施例は表示装置に液晶表示装置を使用する場合の例であるのに対し、本実施例は有機ELディスプレイ13を使用する場合の例である点が上述の実施例と異なる。図1と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。図22において、13は有機ELディスプレイ、14は階調電圧発生回路である。
【0031】
有機ELディスプレイの構成例を、図23を用いて説明する。
図23は本発明の第5の実施例にかかる通信端末装置に使用される有機ELディスプレイの一構成例を示す側面図である。図において、131は偏光板、132はガラス基板、133は画素部、134は酸化防止剤、135は封止ガラスである。
以下、画像表示原理について説明する。図において、画素部133に画像情報に応じた電流を流すことにより画像光が発生し、ガラス基板132及び、偏光板131を通じて出射されることにより、画像表示が可能となる。偏光板131は入射した外光が出射されるのを防止し、外光入射によるコントラスト劣化を防ぐ役割を果す。画素部133には有機材料が塗布されており、これらが酸化するのを防止するため、酸化防止剤134を注入し、封止ガラス135で密閉している。また、有機ELディスプレイ13は自発光型の表示装置であるため、バックライト11やフロントライト17等の照明用光源を必要としない。従って、輝度を制御するために、階調電圧発生回路14の電源電圧を制御する場合の例について説明する。
図24は本発明による通信端末装置の階調電圧発生回路の一実施例を示す構成図である。図において、V1〜V4は電圧源、145はセレクタ、R141〜R144は抵抗である。また、セレクタ145とR144の接続点の電圧を第4の階調電圧、R144とR143の接続点の電圧を第3の階調電圧、R143とR142の接続点の電圧を第2の階調電圧、R142とR141の接続点の電圧を第1の階調電圧とする。セレクタ145は制御回路9の指示に基づき、階調電圧発生回路14の電圧源V1〜V4を切り換えることにより、画素部133に流れる画像電流の基になる第1〜第4の階調電圧を制御する。
【0032】
以下、環境照度を検出してから、階調電圧発生回路14の制御特性を算出するまでの一連の動作例について図25〜図27を参照しながら説明する。
図25は本発明の第5の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による階調電圧発生回路の制御特性例を示すテーブルである。図26は本発明の第5の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による階調電圧発生回路の制御処理動作の一実施例を示すフローチャートである。図27は本発明の第5の実施例にかかる環境照度と最大輝度の特性例を示す特性図であり、横軸に環境照度(lx)を、縦軸に最大輝度(cd/m2)を示す。
図25に示すように、No.1の条件は環境照度が0〜10(lx)のとき電源V1を選択するものとする。また、No.2の条件は環境照度が11〜100(lx)のとき電源V2を選択するものとする。また、No.3の条件は環境照度が101〜1000(lx)のとき電源V3を選択するものとする。また、No.4の条件は、環境照度が1001(lx)以上の時は電源V4を選択するよう設定したとする。上述の各条件における有機ELディスプレイ13の許容最大輝度を100%とすると、V1選択時には25%、V2選択時には50%、V3選択時には75%、V4選択時に100%の輝度になるよう電源V1〜V4の値を設定しておくものとする。
【0033】
次に、制御回路9での電源V1〜V4を選択するための処理動作について、図26を用いて説明する。図に示すように、まず、ステップ2601で、環境照度検出回路16の出力が”0〜10(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ2602に移行して、階調電圧発生回路14に対して電源V1(25%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ2603で、環境照度検出回路16の出力が”11〜100(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ2604で、階調電圧発生回路14に対して電源V2(50%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ2605で、環境照度検出回路の出力が”101〜1000(lx)”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ2606に移行して、階調電圧発生回路14に対して電源V3(75%輝度)を選択するよう指示する。Noの場合には、ステップ2607で、環境照度検出回路の出力が”1001(lx)以上”かどうか判定を行い、Yesの場合は、ステップ2608に移行して、階調電圧発生回路14に対して電源V4(100%輝度)を選択するよう指示する。万一、ステップ2607で、Noの場合には異常な値が検出されたと判断して何もせず、エラー終了か、再度、環境照度検出回路16の出力を再度取得して処理を数回やり直しても良い。
【0034】
このように制御回路9が階調電圧発生回路14を制御することにより、図27に示すように環境照度に応じて有機ELディスプレイ13の最大輝度を制御し、適切な明るさでの画像表示が可能となる。さらに、1000(lx)以下の暗い環境では有機ELディスプレイ13の消費電力を低減することができ、使用時間を延ばすことが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明による通信端末装置によれば、周囲の明るさに応じて表示装置の明るさを制御することができるため、常に良好な画像観視が可能となる。
また、バックライト、フロントライト、または階調電圧発生回路の消費電力を低減することができるため、連続使用時間を長時間化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかる通信端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例にかかる通信端末装置に使用される透過式液晶表示装置の一実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施例にかかる通信端末装置に使用されるバックライト及び輝度制御回路の一実施例を示す構成図である。
【図4】本発明の第1の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御特性の一実施例を示すテーブルである。
【図5】本発明の第1の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御処理動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例にかかる環境照度とバックライト輝度の特性例を示す特性図である。
【図7】本発明の第2の実施例にかかる通信端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施例にかかる通信端末装置に使用される反射式液晶表示装置の一実施例を示す側面図である。
【図9】本発明の第2の実施例にかかる通信端末装置のフロントライト及び輝度制御回路の一実施例を示す構成図である。
【図10】本発明の第2の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御特性の一実施例を示すテーブルである。
【図11】本発明の第2の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御処理動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施例にかかる環境照度とフロントライト輝度の特性例を示す特性図である。
【図13】本発明の第3の実施例にかかる通信端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図14】本発明の第3の実施例にかかる通信端末装置に使用される半透過反射式液晶表示装置の一実施例を示す側面図である。
【図15】本発明の第3の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御特性例を示すテーブルである。
【図16】本発明の第3の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御処理動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第3の実施例にかかる環境照度とバックライト輝度の特性例を示す特性図である。
【図18】本発明の第4の実施例にかかる通信端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図19】本発明の第4の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御特性例を示すテーブルである。
【図20】本発明の第4の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による輝度制御回路の制御処理動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図21】本発明の第4の実施例にかかる通信端末装置の環境照度とバックライト輝度の特性例を示す特性図である。
【図22】本発明の第5の実施例にかかる通信端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図23】本発明の第5の実施例にかかる通信端末装置に使用される有機ELディスプレイの一構成例を示す側面図である。
【図24】本発明による通信端末装置の階調電圧発生回路の一実施例を示す構成図である。
【図25】本発明の第5の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による階調電圧発生回路の制御特性例を示すテーブルである。
【図26】本発明の第5の実施例にかかる通信端末装置の制御回路による階調電圧発生回路の制御処理動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図27】本発明の第5の実施例にかかる環境照度と最大輝度の特性例を示す特性図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…無線回路、3…符号復号処理回路、4…マイク、5…レシーバ、6…液晶表示装置、61…表示内容判定部、7…キー入力装置、8…メモリ、9…制御回路、10…輝度制御回路、11…バックライト、13…有機ELディスプレイ、14…階調電圧発生回路、15…スピーカ、16…環境照度検出回路、17…フロントライト、18…反射式液晶表示装置、19…半透過反射式液晶表示装置。
Claims (10)
- 表示装置と、前記表示装置の照明装置と、前記表示装置及び前記照明装置を制御する制御回路と、周囲の明るさを検出する環境照度検出回路とを備え、周囲の明るさが予め定められた明るさ以下になった場合は前記照明装置の明るさを制限することを特徴とする通信端末装置。
- 透過式液晶を用いた表示装置と、前記表示装置の照明装置と、前記表示装置及び前記照明装置を制御する制御回路と、周囲の明るさを検出する環境照度検出回路とを備え、前記照明装置の明るさを周囲の明るさの増加と共に単調増加するよう制御することを特徴とする通信端末装置。
- 反射式液晶を用いた表示装置と、前記表示装置の照明装置と、前記表示装置及び前記照明装置を制御する制御回路と、周囲の明るさを検出する環境照度検出回路とを備え、周囲の明るさが予め定められた第1の明るさ以下になった場合、及び周囲の明るさが予め定められた第2の明るさ以上になった場合には、前記照明装置の明るさを制限することを特徴とする通信端末装置。
- 半透過反射式の液晶を用いた表示装置と、前記表示装置の照明装置と、前記表示装置及び前記照明装置を制御する制御回路と、周囲の明るさを検出する環境照度検出回路とを備え、周囲の明るさが予め定められた第1の明るさ以下になった場合、及び周囲の明るさが予め定められた第2の明るさ以上になった場合には前記照明装置の明るさを制限することを特徴とする通信端末装置。
- 自発光型の表示装置と、前記表示装置を制御する制御回路と、周囲の明るさを検出する環境照度検出回路とを備え、前記表示装置の明るさを周囲の明るさの増加と共に単調増加するよう制御することを特徴とする通信端末装置。
- 請求項2、3、または4に記載の通信端末装置において、前記制御回路は前記表示装置の表示内容に応じて前記表示装置用照明装置の明るさ制御特性を変更することを特徴とする通信端末装置。
- 請求5に記載の通信端末装置において、前記制御回路は前記表示装置の表示内容に応じて前記表示装置の明るさ制御特性を変更することを特徴とする通信端末装置。
- 請求項6、または7に記載の通信端末装置において、表示内容判定部を設け、前記表示内容判定部で前記表示装置の表示が文字または図形を主体とする表示内容か、画像を主体とする表示内容かを判定することを特徴とする通信端末装置。
- 表示装置と、前記表示装置の照明装置と、前記表示装置及び前記照明装置を制御する制御回路と、周囲の明るさを検出する環境照度検出回路とを備え、前記制御回路は前記環境照度検出回路の出力と前記表示装置の特性を基に前記照明装置の明るさを制御することを特徴とする通信端末装置。
- 表示装置と、前記表示装置を制御する制御回路と、周囲の明るさを検出する環境照度検出回路とを備え、前記制御回路は前記環境照度検出回路の出力と前記表示装置の特性を基に前記表示装置の明るさを制御することを特徴とする通信端末装置。
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