JP2004294290A - 表示パネルの表示欠陥検査装置 - Google Patents

表示パネルの表示欠陥検査装置 Download PDF

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正信 佐藤
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Abstract

【課題】表示パネルの明るさ・コントラストを適正値に維持し、短時間で色特性と点・線欠陥の検査ができる、セッティングが簡単で安価な表示パネルの表示欠陥検査装置を提供する。
【解決手段】低解像度の安価な1台の色特性検査用カメラ3で表示パネル2全面を撮像する色特性検査装置10で、表示パネルの明るさ・コントラスト自動調整と色特性検査を実行し、高解像度の別の1台の点・線欠陥検査用カメラ13で表示パネル2全面を撮像する点・線欠陥検査装置17では、色特性検査と同じ明るさ・コントラストで表示する表示パネルの点・線欠陥検査を実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶表示パネルや有機エレクトロルミネッセンス表示パネル等の表示パネルの表示欠陥検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の表示パネルは、表示画面上に多数の表示画素が配置され、各表示画素が電界印加等により点滅制御されて画像等を表示するものである。液晶表示パネルの場合は液晶表示画素への電界印加により画素部分の液晶分子の向きが変わることで光透過率が変化し、有機エレクトロルミネッセンス表示パネルの場合は有機エレクトロルミネッセンス表示画素への電界印加により画素部分の有機エレクトロルミネッセンスが自発光して点灯状態になる。
【0003】
表示パネルは、用途に合わせて、画面内の色むら、点欠陥、線欠陥が基準値範囲内に納まるように製造される。
【0004】
従来の液晶表示パネルの表示欠陥検査装置としては、点欠陥を検出するためのカメラアレイと、画像むらを検出するためのカメラを別個に設け、カメラアレイの個々のカメラが検査対象の表示画面を分担して撮像するようにして、液晶ディスプレイの点欠陥や表示むらを検出するより小型、かつ安価な検査装置が知られている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−101236号公報 (要約、図1)
【0006】
特許文献1においては、カメラアレイを構成する各カメラのやや狭い撮像領域を並べて液晶表示パネルの全表示画面をカバーしている。各カメラの撮像領域は、境界部が重なり合っているため、境界部における点欠陥は重複して検出される。このため、各カメラの画像信号が示す撮像領域の間の位置関係に応じて、重複する座標データを検出し、検出した複数の座標データを1つの点欠陥とみなすようにしている。
【0007】
点欠陥の検査に使用する複数のカメラからなるカメラアレイは、液晶表示パネルの画面形状に合わせて隙間なくセッティングしておかなければならない。そして、パネル画面を隙間なく撮影するためには、カメラ同士のオーバーラップが避けられず、このオーバーラップによる欠陥の重複カウントをなくす上記のような処理が必要になる。
【0008】
特許文献1は、この複数のカメラのセッティングに手間がかかり、重複データの除去処理が処理時間を長くする。
【0009】
また、特許文献1は、検査に最適な液晶表示パネルの明るさ・コントラスト、色特性の検査についてはなんら記載していない。検査装置の自動化、ライン化については記載がないし、自動化、ライン化に適した装置とも思われない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、表示パネルの明るさ・コントラストを適正値に維持し、短時間で色特性と点・線欠陥の検査ができる、セッティングが簡単で安価な表示パネルの表示欠陥検査装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、明るさ・コントラスト調整パターンを表示した表示パネルをカメラで撮像しながら、色特性検査パターンおよび点・線欠陥検査パターンの測定に最適な明るさ・コントラストに調整する明るさ・コントラスト自動調整装置と、上記明るさ・コントラスト自動調整装置により得られた明るさ・コントラスト調整データを記憶する調整データ記憶装置と、上記調整データ記憶装置に記憶された明るさ・コントラスト調整データにより調整された色特性検査パターンを表示した上記表示パネルの全面を1台の低解像度のカメラで撮像し、色特性を検査する色特性検査装置と、上記調整データ記憶装置に記憶された明るさ・コントラスト調整データにより調整された点・線欠陥検査パターンを表示した上記表示パネルの全面を1台の高解像度のカメラで撮像し、点・線欠陥を検査する点・線欠陥検査装置と、を具備することを特徴とする。
【0012】
また、この発明は、表示パネル全面を撮像する低解像度の1台の色特性検査用カメラと明るさ・コントラスト自動調整手段と色特性検査手段とを備え、色特性検査用カメラで表示パネルを撮像して上記自動調整手段により表示パネルの明るさ・コントラストを調整し、この調整された明るさ・コントラストで表示される表示パネルを色特性検査用カメラで撮像して色特性検査手段により色特性検査を行う色特性検査装置と、表示パネル全面を撮像する高解像度の1台の点・線欠陥検査用カメラと点・線欠陥検査手段とを備え、上記自動調整手段により調整された明るさ・コントラストで表示される表示パネルを点・線欠陥検査用カメラで撮像して点・線欠陥検査手段により点・線欠陥検査を行う点・線欠陥検査装置とを具備することを特徴とする。
【0013】
また、この発明は、表示パネル全面を撮像する高解像度の1台の点・線欠陥検査用カメラと明るさ・コントラスト自動調整手段と点・線欠陥検査手段とを備え、点・線欠陥検査用カメラで表示パネルを撮像して上記自動調整手段により表示パネルの明るさ・コントラストを調整し、この調整された明るさ・コントラストで表示される表示パネルを点・線欠陥検査用カメラで撮像して点・線欠陥検査手段により点・線欠陥検査を行う点・線欠陥検査装置と、表示パネル全面を撮像する低解像度の1台の色特性検査用カメラと色特性検査手段とを備え、上記自動調整手段により調整された明るさ・コントラストで表示される表示パネルを色特性検査用カメラで撮像して色特性検査手段により色特性検査を行う色特性検査装置とを具備することを特徴とする。
【0014】
また、この発明は、表示パネルを撮像する明るさ・コントラスト調整用カメラと明るさ・コントラスト自動調整手段とを備え、明るさ・コントラスト調整用カメラで表示パネルを撮像して上記自動調整手段により表示パネルの明るさ・コントラスト調整データを得る明るさ・コントラスト調整データ取得装置と、表示パネル全面を撮像する低解像度の1台の色特性検査用カメラと色特性検査手段とを備え、上記明るさ・コントラスト調整データ取得装置が取得した明るさ・コントラスト調整データで表示される表示パネルを色特性検査用カメラで撮像して色特性検査手段により色特性検査を行う色特性検査装置と、表示パネル全面を撮像する高解像度の1台の点・線欠陥検査用カメラと点・線欠陥検査手段とを備え、上記明るさ・コントラスト調整データ取得装置が取得した明るさ・コントラスト調整データで表示される表示パネルを点・線欠陥検査用カメラで撮像して点・線欠陥検査手段により点・線欠陥検査を行う点・線欠陥検査装置とを具備することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
【0016】
[第1の実施の形態]
図1は、この発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。図1の実施の形態では、液晶表示パネルの明るさ・コントラスト自動調整と色特性検査を行う色特性検査装置と、点・線欠陥検査を行う点・線欠陥検査装置を備えている。
【0017】
先ず、色特性検査装置の構成を説明する。
【0018】
図1において、1は色特性検査台、2は、この色特性検査台1上にセットされる検査対象の液晶表示パネル、3は、液晶表示パネル2の上方に配置された色特性検査用カメラ、4は、この色特性検査用カメラ3の撮像データの画像処理装置、5は色特性検査手段、6は明るさ・コントラスト自動調整手段、7は液晶表示パネル制御回路、8は、表示パネルの表示欠陥検査装置全体の制御を行う制御装置である。
【0019】
上記色特性検査用カメラ3は、1回の撮像で表示パネル2の表示全面を撮像する、低解像度のカラーカメラで、この実施の形態では、画素数640×480のものを用いている。高解像度のカメラで色特性を抽出するとモアレ縞発生があり色特性検査には不適当なので、色特性検査用カメラ3には安価な低解像度のカラーカメラが好適なのである。
【0020】
上記液晶表示パネル制御回路7は、液晶表示パネル2に接続されていて、表示パネル2に所定の画像を表示する。また、液晶表示パネル制御回路7には、上記制御装置8の表示パターン指示手段9と、やはり制御装置8にある上記明るさ・コントラスト自動調整手段6とが接続されていて、表示パターン指示手段9と明るさ・コントラスト自動調整手段6の指示が伝えられる。液晶表示パネル制御回路7は、これらの指示により液晶表示パネル2の画像のパターン、明るさ・コントラストを制御する。
【0021】
上記色特性検査用カメラ3、画像処理装置4、色特性検査手段5および明るさ・コントラスト自動調整手段6が、この実施の形態では、色特性検査装置10を構成している。
【0022】
この色特性検査装置10では、色特性検査用カメラ3で表示パネル2を撮像して、明るさ・コントラスト自動調整手段6により表示パネルの明るさ・コントラストを調整するようになっている。
【0023】
上記色特性検査手段5は、上記制御装置8の検査指示手段11と接続されていて、検査指示手段11の指示により、画像処理装置4から送られる画像データについて色特性の検査を開始するようになっている。
【0024】
次に、点・線欠陥検査装置の構成を説明する。
【0025】
12は点・線欠陥検査台、13は、点・線欠陥検査台12上の液晶表示パネル2の上方に配置された点・線欠陥検査用カメラ、14は、この点・線欠陥検査用カメラ13の撮像データの画像処理装置、15は点・線欠陥検査手段、16は液晶表示パネル制御回路である。
【0026】
上記点・線欠陥検査用カメラ13は、1回の撮像で表示パネル2の表示全面を撮像する、高解像度のモノクロカメラで、この実施の形態では、画素数1280×1024のものを用いている。後の説明から理解されるように、点・線欠陥検査用カメラ13は、検査対象の表示装置の表示画素よりも小さい撮像画素を備えた、点・線欠陥の検出ができる高価な高解像度のカメラを使用している。
【0027】
上記液晶表示パネル制御回路16は、点・線欠陥検査台12上にセットされた液晶表示パネル2に接続されていて、この表示パネル2に所定の画像を表示する。また、液晶表示パネル制御回路16には、上記表示パターン指示手段9と明るさ・コントラスト自動調整手段6とが接続されていて、表示パターン指示手段9と明るさ・コントラスト自動調整手段6の指示が伝えられる。液晶表示パネル制御回路16は、これらの指示により液晶表示パネル2の画像のパターン、明るさ・コントラストを制御する。
【0028】
上記点・線欠陥検査用カメラ13、画像処理装置14および点・線欠陥検査手段15が、この実施の形態では、点・線欠陥検査装置17を構成している。
【0029】
上記点・線欠陥検査手段15は、上記制御装置8の検査指示手段11と接続されていて、検査指示手段11の指示により、画像処理装置14から送られる画像データについて点・線欠陥の検査を開始するようになっている。
【0030】
図1に示したこの発明の第1の実施の形態の検査のフローを図2および図3を参照して説明する。
【0031】
図2において、ステップ201で、色特性検査台1に検査対象の液晶表示パネル2をセットする。セットした液晶表示パネル2を液晶表示パネル制御回路7に結線する。
【0032】
ステップ202で、制御装置8の表示パターン指示手段9から液晶表示パネル制御回路7に指示が送られ、液晶表示パネル制御回路7は液晶表示パネル2に調整パターンを表示させる。
【0033】
調整パターンとは、明るさ・コントラスト調整用の表示パターンである。輝度測定するときの表示パネルの明るさ・コントラストは、人の目の官能的な感覚に合わせた適度の明るさ・コントラストが望ましい。そこで液晶表示パネル制御回路7または16の液晶表示パネル印加電圧を調節して表示画像が適度に明るく、コントラストよく表示されるようにする。調整パターンには、パターン内の適宜の位置、少なくとも2か所に濃淡を付けてある。
【0034】
この調整パターンを表示しておいて、ステップ203で、液晶表示パネル2の輝度を測定する。この輝度測定は、表示画面全体の輝度を測定する必要はない。色特性検査用カメラ3で撮像した調整パターンの上記2か所の濃淡輝度を、画像処理装置4で測定し、その差分を明るさ・コントラスト自動調整手段6に送る。
【0035】
明るさ・コントラスト自動調整手段6は、ステップ204で、明るさと上記差分が予め設定してある適正範囲内にあるか否か、すなわち、適正輝度範囲内にあるか否かを判断し、否(NO)であれば、ステップ205へ進んで、適正輝度範囲内になるように液晶表示パネル制御回路7に印加電圧加減指令を出力し、液晶表示パネル2の明るさ・コントラストを変化させる。なお、適正輝度範囲は、液晶表示パネルの品種、用途により若干異なることがある。
【0036】
再びステップ203、204に戻って、輝度測定、適正輝度範囲内か否かの判断を繰り返し、輝度が適正範囲内になる(ステップ204でYES)と、ステップ206へ進んで、明るさ・コントラスト自動調整手段6は明るさ・コントラスト調整工程終了信号を出力する。そして、適正輝度となる液晶表示パネル印加電圧に対応する調整データをメモリに記憶させ、明るさ・コントラスト調整工程を終了する。
【0037】
調整データを記憶させる上記メモリは、図示は省略してあるが、明るさ・コントラスト自動調整手段6内に備えられていて、液晶表示パネル制御回路7で得られた適正輝度となる調整データを明るさ・コントラスト自動調整手段6に送り、そのメモリに記憶させるのである。このように、調整データをメモリに記憶すると、後の色特性検査工程および点・線欠陥検査工程でメモリの調整データを呼び出して使用し、測定に最適な明るさ・コントラストを再現することができる。
【0038】
明るさ・コントラスト調整工程終了信号を受けて、ステップ207で、制御装置8の表示パターン指示手段9は、液晶表示パネル制御回路7に、色特性検査パターン表示を指示し、液晶表示パネル制御回路7は液晶表示パネル2に色特性検査パターンを表示させる。この色特性検査パターンは、ステップ206でメモリに記憶された調整データに対応する印加電圧を加えられて、自動調整手段により調整された明るさ・コントラストで表示され、鮮明でコントラストがよく、色特性検査に好適な明るさ・コントラストとなっている。
【0039】
色特性検査パターンとは、色特性検査用の表示パターンである。色特性検査パターンは、所定の色相、階調の全面一様な表示パターンや、用途に応じた画像表示パターン等で、液晶表示パネルの品種、用途に応じて複数種類の検査パターンを使用する。
【0040】
色特性検査パターンを表示しておいて、ステップ208で、液晶表示パネル2の色むら(色特性)を検査する。この色特性検査は、表示画面全体について行う。より詳細には、色特性検査用カメラ3で撮像した色特性検査パターンを、画像処理装置4で測定し、その測定データを色特性検査手段5に送り、色特性検査手段5で測定データの色特性を検査する。
【0041】
色特性検査手段5では、ステップ209で、測定データの色特性が予め設定してある基準範囲内にあるか否かを判断し、否(NO)であれば、ステップ210へ進んで、色特性検査不合格信号を制御装置8に送り、制御装置8は、検査中の液晶表示パネルを不良品として排出の指示を出し、この液晶表示パネルの検査を終了する。
【0042】
基準範囲内にあると判断した場合は、残りの色特性検査パターンに順次切り替えて、ステップ207〜ステップ209を繰り返し、その間ステップ210へ進んだ場合は、不良品としての上記処理を行う。
【0043】
全部の色特性検査パターンについて、ステップ209で、基準範囲内(YES)となったならば、色特性検査手段5は色特性検査合格信号を制御装置8に送る。
【0044】
以上で、色特性検査は終了である。色特性検査合格信号を受けた制御装置8は、点・線欠陥検査工程への移行指示信号と次の液晶表示パネルの色特性検査開始指示信号を出力する。色特性検査不合格信号の場合は、制御装置8は、次の液晶表示パネルの色特性検査開始指示信号のみを出力する。
【0045】
色特性検査開始指示信号に従い、次の液晶表示パネルについて、図2の明るさ・コントラスト調整と色特性検査が行われる。
【0046】
これと並行して、上記移行信号を受け、ステップ209でYESとなった液晶表示パネル2は、図3のステップ301で、色特性検査台1から点・線欠陥検査台12に移される。なお、検査台が移動式になっている場合は、液晶表示パネル2をセットしたまま検査台を色特性検査台1の位置から点・線欠陥検査台12の位置へ移動する。セットした液晶表示パネル2を液晶表示パネル制御回路16に結線する。
【0047】
次いで、ステップ302で、制御装置8の表示パターン指示手段9は、液晶表示パネル制御回路16に、点・線欠陥検査パターン表示を指示し、液晶表示パネル制御回路16は液晶表示パネル2に点・線欠陥検査パターンを表示させる。この点・線欠陥検査パターンは、ステップ206でメモリに記憶された調整データに対応する印加電圧を加えられて、自動調整手段により調整された明るさ・コントラストで表示され、鮮明でコントラストがよく、点・線欠陥検査に好適な明るさ・コントラストとなっている。
【0048】
点・線欠陥検査パターンとは、点・線欠陥検査用の表示パターンである。点・線欠陥検査パターンは、適宜の濃い色相の全面一様な表示パターンが一般的である。
【0049】
点・線欠陥検査パターンを表示しておいて、ステップ303で、液晶表示パネル2の点・線欠陥を検査する。この点・線欠陥検査は、表示画面全体について検査する。より詳細には、点・線欠陥検査用カメラ13で撮像した点・線欠陥検査パターンを、画像処理装置14で測定し、その測定データを点・線欠陥検査手段15に送り、点・線欠陥検査手段15で測定データの点・線欠陥を検査する。
【0050】
点・線欠陥検査手段15では、ステップ304で、測定データの点・線欠陥が予め設定してある基準範囲内にあるか否かを判断し、否(NO)であれば、ステップ305へ進んで、点・線欠陥検査不合格信号を制御装置8に送り、制御装置8は、検査中の液晶表示パネルを不良品としての排出指示を出し、この液晶表示パネルの検査を終了する。
【0051】
基準範囲内にある(YES)と判断した場合で、もし、複数種の点・線欠陥検査パターンを使用して検査する場合は、残りの点・線欠陥検査パターンに順次切り替えて、ステップ302〜ステップ304を繰り返し、その間ステップ305へ進んだ場合は、不良品としてこの液晶表示パネルの検査を終了する。
【0052】
最終的に、ステップ304で、基準範囲内にある(YES)となった場合は、点・線欠陥検査手段15が点・線欠陥検査合格信号を制御装置8に送る。
【0053】
ステップ306へ進んで、制御装置8は、この液晶表示パネルの良品としての取り出し指示を出す。
【0054】
以上で、点・線欠陥検査工程を終了する。
【0055】
この実施の形態では、色特性検査時間が約5sec.、点・線欠陥検査時間が約8sec.で、その差約3sec.で明るさ・コントラスト調整を行っている。この実施の形態は、このように、色特性検査時間<点・線欠陥検査時間の場合に空き時間が少なくなって、効率よく並行検査を行うことができる。
【0056】
[第2の実施の形態]
図4は、この発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。図2の実施の形態では、液晶表示パネルの明るさ・コントラスト自動調整と点・線欠陥検査を行う点・線欠陥検査装置と、色特性検査を行う色特性検査装置を備えている。
【0057】
図4において、図1と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0058】
この第2の実施の形態では、色特性検査用カメラ3、画像処理装置4および色特性検査手段5が、色特性検査装置20を構成している。また、点・線欠陥検査用カメラ13、画像処理装置14、点・線欠陥検査手段15および明るさ・コントラスト自動調整手段6が、この実施の形態では、点・線欠陥検査装置27を構成している。
【0059】
その他の構成は、図1と同様である。
【0060】
図4に示したこの発明の第2の実施の形態の検査のフローを図5および図6を参照して説明する。
【0061】
図5において、ステップ501で、点・線欠陥検査台12に検査対象の液晶表示パネル2をセットする。セットした液晶表示パネル2を液晶表示パネル制御回路16に結線する。
【0062】
ステップ502で、制御装置8の表示パターン指示手段9から液晶表示パネル制御回路16に指示が送られ、液晶表示パネル制御回路16は液晶表示パネル2に調整パターンを表示させる。
【0063】
この調整パターンを表示しておいて、ステップ503で、液晶表示パネル2の輝度を測定する。点・線欠陥検査用カメラ13で撮像した調整パターンの2か所の濃淡輝度を、画像処理装置14で測定し、その差分を明るさ・コントラスト自動調整手段6に送る。
【0064】
明るさ・コントラスト自動調整手段6は、ステップ504で、上記差分が予め設定してある適正範囲内にあるか否かを判断し、否(NO)であれば、ステップ505へ進んで、適正輝度範囲内になるように液晶表示パネル制御回路16に印加電圧加減指令を出力し、液晶表示パネル2の明るさ・コントラストを変化させる。
【0065】
再びステップ503、504に戻って、輝度測定、適正輝度範囲内か否かの判断を繰り返し、輝度が適正範囲内になる(ステップ504でYES)と、ステップ506へ進んで、明るさ・コントラスト自動調整手段6は明るさ・コントラスト調整工程終了信号を出力する。そして、適正輝度となる液晶表示パネル印加電圧に対応する調整データをメモリに記憶させ、明るさ・コントラスト調整工程を終了する。
【0066】
明るさ・コントラスト調整工程終了信号を受けて、ステップ507で、制御装置8の表示パターン指示手段9は、液晶表示パネル制御回路16に、点・線欠陥検査パターン表示を指示し、液晶表示パネル制御回路16は液晶表示パネル2に点・線欠陥検査パターンを表示させる。この点・線欠陥検査パターンは、ステップ506でメモリに記憶された調整データに対応する印加電圧を加えられて、自動調整手段により調整された明るさ・コントラストで表示される。
【0067】
点・線欠陥検査パターンを表示しておいて、ステップ508で、液晶表示パネル2の点・線欠陥を検査する。すなわち、点・線欠陥検査用カメラ13で撮像した点・線欠陥検査パターンを、画像処理装置14で測定し、その測定データを点・線欠陥検査手段15に送り、点・線欠陥検査手段15で測定データの点・線欠陥を検査する。
【0068】
点・線欠陥検査手段15では、ステップ509で、測定データの点・線欠陥が予め設定してある基準範囲内にあるか否かを判断し、否(NO)であれば、ステップ510へ進んで、点・線欠陥検査不合格信号を制御装置8に送り、制御装置8は、検査中の液晶表示パネルを不良品として排出の指示を出し、この液晶表示パネルの検査を終了する。
【0069】
基準範囲内にあると判断した場合は、もし、点・線欠陥検査パターンについて検査を行う場合は、残りの点・線欠陥検査パターンに順次切り替えて、ステップ507〜ステップ509を繰り返し、その間ステップ510へ進んだ場合は、不良品としての上記処理を行う。
【0070】
点・線欠陥検査パターンについて、ステップ509で、基準範囲内(YES)となったならば、点・線欠陥検査手段15は点・線欠陥検査合格信号を制御装置8に送る。
【0071】
以上で、点・線欠陥検査は終了である。点・線欠陥検査合格信号を受けた制御装置8は、色特性検査工程への移行指示信号と次の液晶表示パネルの点・線欠陥検査開始指示信号を出力する。点・線欠陥検査不合格信号の場合は、制御装置8は、次の液晶表示パネルの点・線欠陥検査開始指示信号のみを出力する。
【0072】
点・線欠陥検査開始指示信号に従い、次の液晶表示パネルについて、図5の明るさ・コントラスト調整と点・線欠陥検査が行われる。
【0073】
これと並行して、上記移行信号を受け、ステップ509でYESとなった液晶表示パネル2は、図6のステップ601で、点・線欠陥検査台12から色特性検査台1に移される。なお、検査台が移動式になっている場合は、液晶表示パネル2をセットしたまま検査台を点・線欠陥検査台12の位置から色特性検査台1の位置へ移動する。セットした液晶表示パネル2を液晶表示パネル制御回路7に結線する。
【0074】
次いで、ステップ602で、制御装置8の表示パターン指示手段9は、液晶表示パネル制御回路7に、色特性検査パターン表示を指示し、液晶表示パネル制御回路7は液晶表示パネル2に色特性検査パターンを表示させる。この色特性検査パターンは、ステップ506でメモリに記憶された調整データに対応する印加電圧を加えられて、自動調整手段により調整された明るさ・コントラストで表示される。
【0075】
色特性検査パターンを表示しておいて、ステップ603で、液晶表示パネル2の色特性を検査する。より詳細には、色特性検査用カメラ3で撮像した色特性検査パターンを、画像処理装置4で測定し、その測定データを色特性検査手段5に送り、色特性検査手段5で測定データの色特性を検査する。
【0076】
色特性検査手段5では、ステップ604で、測定データの色特性が予め設定してある基準範囲内にあるか否かを判断し、否(NO)であれば、ステップ605へ進んで、色特性検査不合格信号を制御装置8に送り、制御装置8は、検査中の液晶表示パネルを不良品としての排出指示を出し、この液晶表示パネルの検査を終了する。
【0077】
基準範囲内にある(YES)と判断した場合は、残りの色特性検査パターンに順次切り替えて、ステップ602〜ステップ604を繰り返し、その間ステップ605へ進んだ場合は、不良品としてこの液晶表示パネルの検査を終了する。
【0078】
最終的に、ステップ604で、基準範囲内にある(YES)となった場合は、色特性検査手段5が色特性検査合格信号を制御装置8に送る。
【0079】
ステップ606へ進んで、制御装置8は、この液晶表示パネルの良品としての取り出し指示を出す。
【0080】
以上で、色特性検査工程を終了する。
【0081】
この第2の実施の形態は、色特性検査時間>点・線欠陥検査時間の場合に空き時間が少なくなって、効率よく並行検査を行うことができる。
【0082】
[第3の実施の形態]
図7は、この発明の第3の実施の形態を示すブロック図である。図3の実施の形態では、液晶表示パネルの明るさ・コントラスト自動調整を行う明るさ・コントラスト自動調整装置と色特性検査を行う色特性検査装置と、点・線欠陥検査を行う点・線欠陥検査装置とを備えている。
【0083】
図7において、図1と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、20は、図4の色特性検査装置20と同様の色特性検査装置である。
【0084】
この第3の実施の形態では、更に、明るさ・コントラスト調整データ取得装置30が備えられている。上記明るさ・コントラスト調整データ取得装置30は、明るさ・コントラスト測定台22上にセットされる液晶表示パネル2に向けられた明るさ・コントラスト調整用カメラ23と、このカメラの画像処理装置24と、明るさ・コントラスト自動調整手段6とで構成されている。上記明るさ・コントラスト調整用カメラ23は高価なものは必要なく、色特性検査用カメラ3と同レベルのカメラを使用できる。
【0085】
26は、明るさ・コントラスト測定台22上にセットされる液晶表示パネル2に結線される液晶表示パネル制御回路である。
【0086】
上記明るさ・コントラスト自動調整手段6は、明るさ・コントラスト調整用カメラ23の画像処理装置24と接続されているとともに、3個の液晶表示パネル制御回路7、16および26に接続されている。
【0087】
表示パターン指示手段9もまた、3個の液晶表示パネル制御回路7、16および26に接続されている。
【0088】
その他の構成は、図1と同様である。
【0089】
図7に示したこの発明の第3の実施の形態の検査のフローを図8、図9および図3を参照して説明する。
【0090】
図8において、先ず、ステップ801で、明るさ・コントラスト測定台22に検査対象の液晶表示パネル2をセットする。セットした液晶表示パネル2を液晶表示パネル制御回路26に結線する。
【0091】
ステップ802で、制御装置8の表示パターン指示手段9から液晶表示パネル制御回路26に指示が送られ、液晶表示パネル制御回路26は液晶表示パネル2に調整パターンを表示させる。
【0092】
この調整パターンを表示しておいて、ステップ803で、液晶表示パネル2の輝度を測定する。明るさ・コントラスト調整用カメラ23で撮像した調整パターンの2か所の濃淡輝度を、画像処理装置24で測定し、その差分を明るさ・コントラスト自動調整手段6に送る。
【0093】
明るさ・コントラスト自動調整手段6は、ステップ804で、上記差分が予め設定してある適正範囲内にあるか否かを判断し、否(NO)であれば、ステップ805へ進んで、適正輝度範囲内になるように液晶表示パネル制御回路26に印加電圧加減指令を出力し、液晶表示パネル2の明るさ・コントラストを変化させる。
【0094】
再びステップ803、804に戻って、輝度測定、適正輝度範囲内か否かの判断を繰り返し、輝度が適正範囲内になる(ステップ804でYES)と、ステップ806へ進んで、明るさ・コントラスト自動調整手段6は明るさ・コントラスト調整工程終了信号を出力する。そして、適正輝度となる液晶表示パネル印加電圧に対応する調整データ(明るさ・コントラスト調整データ)をメモリに記憶させ、明るさ・コントラスト調整工程を終了する。
【0095】
明るさ・コントラスト調整工程終了信号を受けた制御装置8は、色特性検査工程への移行指示信号と次の液晶表示パネルの明るさ・コントラスト調整開始指示信号を出力する。
【0096】
明るさ・コントラスト調整開始指示信号に従い、次の液晶表示パネルについて、図8の明るさ・コントラスト調整が行われる。
【0097】
これと並行して、色特性検査工程への移行信号を受け、液晶表示パネル2は、図9のステップ901で、明るさ・コントラスト測定台22から色特性検査台1に移される。なお、検査台が移動式になっている場合は、液晶表示パネル2をセットしたまま検査台を明るさ・コントラスト測定台22の位置から色特性検査台1の位置へ移動する。セットした液晶表示パネル2を液晶表示パネル制御回路7に結線する。
【0098】
明るさ・コントラスト調整工程終了信号を受けて、ステップ902で、制御装置8の表示パターン指示手段9は、液晶表示パネル制御回路7に、色特性検査パターン表示を指示し、液晶表示パネル制御回路7は液晶表示パネル2に色特性検査パターンを表示させる。この色特性検査パターンは、ステップ806でメモリに記憶された調整データに対応する印加電圧を加えられて、自動調整手段により調整された明るさ・コントラストで表示される。
【0099】
色特性検査パターンを表示しておいて、ステップ903で、液晶表示パネル2の色むら(色特性)を検査する。より詳細には、色特性検査用カメラ3で撮像した色特性検査パターンを、画像処理装置4で測定し、その測定データを色特性検査手段5に送り、色特性検査手段5で測定データの色特性を検査する。
【0100】
色特性検査手段5では、ステップ904で、測定データの色特性が予め設定してある基準範囲内にあるか否かを判断し、否(NO)であれば、ステップ905へ進んで、色特性検査不合格信号を制御装置8に送り、制御装置8は、検査中の液晶表示パネルを不良品として排出の指示を出し、この液晶表示パネルの検査を終了する。
【0101】
基準範囲内にあると判断した場合は、残りの色特性検査パターンに順次切り替えて、ステップ902〜ステップ904を繰り返し、その間ステップ905へ進んだ場合は、不良品としての上記処理を行う。
【0102】
全部の色特性検査パターンについて、ステップ904で、基準範囲内(YES)となったならば、色特性検査手段5は色特性検査合格信号を制御装置8に送る。
【0103】
以上で、色特性検査は終了である。色特性検査合格信号を受けた制御装置8は、点・線欠陥検査工程への移行指示信号と次の液晶表示パネルの色特性検査開始指示信号を出力する。色特性検査不合格信号の場合は、制御装置8は、次の液晶表示パネルの色特性検査開始指示信号のみを出力する。
【0104】
色特性検査開始指示信号に従い、次の(図8の明るさ・コントラスト調整済みの)液晶表示パネルについて、図9の色特性検査が行われる。
【0105】
これと並行して、点・線欠陥検査工程への移行信号を受け、点・線欠陥検査が行われる。この点・線欠陥検査のフローは、第1の実施の形態と同じで、既に第1の実施の形態で説明した図3の処理を行い、点・線欠陥検査工程を終了する。なお、ステップ302における点・線欠陥検査パターンは、ステップ806でメモリに記憶された調整データに対応する印加電圧を加えられて、自動調整手段により調整された明るさ・コントラストで表示される。
【0106】
この第3の実施の形態は、色特性検査時間≒点・線欠陥検査時間の場合に、効率よく並行検査を行うことができる。
【0107】
なお、この発明における輝度測定、色特性検査、点・線欠陥検査は、周知の技術を適用することができる。
【0108】
上述した実施の形態では、液晶表示パネルについて説明したが、有機エレクトロルミネッセンス表示パネル等の他の表示パネルにも、同様にこの発明を実施することができる。
【0109】
【発明の効果】
この発明によれば、上述したように、色特性検査と点・線欠陥検査とに適合する明るさ・コントラストを自動調整して、この明るさ・コントラストで表示パネルを表示し、低解像度の1台の色特性検査用カメラで表示パネル全面を撮像して色特性検査を行い、高解像度の1台の点・線欠陥検査用カメラで表示パネル全面を撮像して点・線欠陥検査を行うようにしたから、以下の効果を奏する。
【0110】
(1)検査対象の表示パネルの形状にかかわりなく、色特性検査用カメラと点・線欠陥検査用カメラ1台ずつを使用するだけで、色特性検査、点・線欠陥検査を行うことができ、表示パネルの形状に合わせてカメラアレイをセッティングする手間がかからず、カメラアレイ中のカメラ間の重複データの除去処理の必要がなく、検査処理時間を短縮できる。
【0111】
(2)色特性検査と点・線欠陥検査を並行処理できるので、検査時間が短縮され、自動化、ライン化も行いやすい。
【0112】
(3)明るさ・コントラスト自動調整手段を備えていて、検査対象の表示パネルの明るさ・コントラスト調整を別途行う必要がない。
【0113】
(4)色特性検査と点・線欠陥検査の一方が他方よりも処理時間が短い場合、処理時間が短い方の検査装置に明るさ・コントラスト自動調整手段を備えて検査の前に明るさ・コントラスト調整を行い、その後短い方の検査を行い、短い方の検査終了後に処理時間が長い方の検査を行うことで、並行処理の処理時間バランスが取れ、むだ時間減少となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示すブロック図。
【図2】図1の装置による表示パネルの表示欠陥検査を説明する第1のフローチャート。
【図3】図1の装置による表示パネルの表示欠陥検査を説明する第2のフローチャート。
【図4】この発明の第2の実施形態を示すブロック図。
【図5】図4の装置による表示パネルの表示欠陥検査を説明する第1のフローチャート。
【図6】図4の装置による表示パネルの表示欠陥検査を説明する第2のフローチャート。
【図7】この発明の第3の実施形態を示すブロック図。
【図8】図7の装置による表示パネルの表示欠陥検査を説明する第1のフローチャート。
【図9】図7の装置による表示パネルの表示欠陥検査を説明する第2のフローチャート。
【符合の説明】
1 色特性検査台
2 液晶表示パネル
3 色特性検査用カメラ
4 画像処理装置
5 色特性検査手段
6 明るさ・コントラスト自動調整手段
7 液晶表示パネル制御回路
8 制御装置
9 表示パターン指示手段
10 色特性検査装置
11 検査指示手段
12 点・線欠陥検査台
13 点・線欠陥検査用カメラ
14 画像処理装置
15 点・線欠陥検査手段
16 液晶表示パネル制御回路
17 点・線欠陥検査装置
20 色特性検査装置
22 明るさ・コントラスト測定台
23 明るさ・コントラスト調整用カメラ
24 画像処理装置
26 液晶表示パネル制御回路
27 点・線欠陥検査装置
30 明るさ・コントラスト調整データ取得装置

Claims (4)

  1. 明るさ・コントラスト調整パターンを表示した表示パネルをカメラで撮像しながら、色特性検査パターンおよび点・線欠陥検査パターンの測定に最適な明るさ・コントラストに調整する明るさ・コントラスト自動調整装置と、
    上記明るさ・コントラスト自動調整装置により得られた明るさ・コントラスト調整データを記憶する調整データ記憶装置と、
    上記調整データ記憶装置に記憶された明るさ・コントラスト調整データにより調整された色特性検査パターンを表示した上記表示パネルの全面を1台の低解像度のカメラで撮像し、色特性を検査する色特性検査装置と、
    上記調整データ記憶装置に記憶された明るさ・コントラスト調整データにより調整された点・線欠陥検査パターンを表示した上記表示パネルの全面を1台の高解像度のカメラで撮像し、点・線欠陥を検査する点・線欠陥検査装置と、
    を具備することを特徴とする表示パネルの表示欠陥検査装置。
  2. 表示パネル全面を撮像する低解像度の1台の色特性検査用カメラと明るさ・コントラスト自動調整手段と色特性検査手段とを備え、色特性検査用カメラで表示パネルを撮像して上記自動調整手段により表示パネルの明るさ・コントラストを調整し、この調整された明るさ・コントラストで表示される表示パネルを色特性検査用カメラで撮像して色特性検査手段により色特性検査を行う色特性検査装置と、
    表示パネル全面を撮像する高解像度の1台の点・線欠陥検査用カメラと点・線欠陥検査手段とを備え、上記自動調整手段により調整された明るさ・コントラストで表示される表示パネルを点・線欠陥検査用カメラで撮像して点・線欠陥検査手段により点・線欠陥検査を行う点・線欠陥検査装置と
    を具備することを特徴とする表示パネルの表示欠陥検査装置。
  3. 表示パネル全面を撮像する高解像度の1台の点・線欠陥検査用カメラと明るさ・コントラスト自動調整手段と点・線欠陥検査手段とを備え、点・線欠陥検査用カメラで表示パネルを撮像して上記自動調整手段により表示パネルの明るさ・コントラストを調整し、この調整された明るさ・コントラストで表示される表示パネルを点・線欠陥検査用カメラで撮像して点・線欠陥検査手段により点・線欠陥検査を行う点・線欠陥検査装置と、
    表示パネル全面を撮像する低解像度の1台の色特性検査用カメラと色特性検査手段とを備え、上記自動調整手段により調整された明るさ・コントラストで表示される表示パネルを色特性検査用カメラで撮像して色特性検査手段により色特性検査を行う色特性検査装置と
    を具備することを特徴とする表示パネルの表示欠陥検査装置。
  4. 表示パネルを撮像する明るさ・コントラスト調整用カメラと明るさ・コントラスト自動調整手段とを備え、明るさ・コントラスト調整用カメラで表示パネルを撮像して上記自動調整手段により表示パネルの明るさ・コントラスト調整データを得る明るさ・コントラスト調整データ取得装置と、
    表示パネル全面を撮像する低解像度の1台の色特性検査用カメラと色特性検査手段とを備え、上記明るさ・コントラスト調整データ取得装置が取得した明るさ・コントラスト調整データで表示される表示パネルを色特性検査用カメラで撮像して色特性検査手段により色特性検査を行う色特性検査装置と、
    表示パネル全面を撮像する高解像度の1台の点・線欠陥検査用カメラと点・線欠陥検査手段とを備え、上記明るさ・コントラスト調整データ取得装置が取得した明るさ・コントラスト調整データで表示される表示パネルを点・線欠陥検査用カメラで撮像して点・線欠陥検査手段により点・線欠陥検査を行う点・線欠陥検査装置と
    を具備することを特徴とする表示パネルの表示欠陥検査装置。
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