JP2004293988A - 熱交換器の偏平チューブ - Google Patents

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    • F28D21/0003Recuperative heat exchangers the heat being recuperated from exhaust gases

Abstract

【課題】長手方向の端部がヘッダのチューブ挿通孔に挿通され、その挿通部がろう付け固定される偏平チューブにおいて、ろう付け部に漏れが生じないようにすること。
【解決手段】一対の第一部材4,第二部材5が互いに嵌着してその重ね合わせ部6に外面段付き部7が形成されるものにおいて、偏平チューブ12の長手方向の端部で且つ、重ね合わせ部6に隣接した境界部で第二部材5の長手方向の端部のみにその板厚分だけ外方へ膨出部8を形成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、その両端部がヘッダのチューブ挿通孔に挿通され、その挿通部がろう付け固定される熱交換器の偏平チューブに関し、特にヘッダのチューブ挿通孔と偏平チューブ外周との隙間を可及的に少なくしたものであって、EGRクーラとして最適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
EGRクーラは高温のエンジンの排気ガスを冷却するものであるから、通常、耐蝕、耐熱を有するステンレス鋼板が用いられると共に、偏平チューブの内部にはインナーフィンが介装される。そして偏平チューブの長手方向両端がヘッダのチューブ挿通孔に挿通され、挿通部が高温に耐え得るニッケル系ろう材でろう付け固定される。
【0003】
このような熱交換器の偏平チューブとして、図10に示す偏平チューブ12が知られていた。これは断面略コ字状に形成された細長い一対の第一部材4,第二部材5の両縁部を僅かに内フランジ状に折り曲げそのフランジ部分を互いに当接すると共に、内部にインナーフィン2を挟持して偏平チューブ12を構成し、その偏平チューブ12の両端部をヘッダ3のチューブ挿通孔1に挿通し、各部品間を一体にろう付け固定したものである(例えば、特許文献1参照。)。
この例の熱交換器は、特に排気ガス熱交換器(EGRクーラ)として用いるものであり、偏平チューブ12の外周面には段差部が生じないように第一部材4と第二部材5の継ぎ目を内側に折り曲げている。それにより偏平チューブ12の外周ととヘッダ3のチューブ挿通孔1との間に隙間を生じさせず、両者のろう付けを確実に行うものである。
【0004】
また、他の偏平チューブとして、図11に示す如く、一枚の帯状金属板を幅方向に曲折し、その端縁どうしを重ね合わせて、そこに重ね合わせ部6を形成すると共に、重ね合わせ部の内側の縁部を全長に渡り内面段付き曲折部10に形成し、それによって偏平チューブ12の外周面に段差部ができないようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
この例も、偏平チューブ12の先端をヘッダのチューブ挿通孔に挿通し、その挿通部を液密にろう付け固定するものである。その際、チューブ挿通孔の内面と偏平チューブ12の外周面との間に隙間ができないようにして、ろう付けの信頼性を確保するものである。
【0005】
また図12に示す如く、一対の第一部材4,第二部材5を細長い溝状に夫々曲折すると共にその両縁部を円弧状に曲折し、その両縁部どうしがその弾性により互いに重ね合わされ、そこに重ね合わせ部6を形成したものも知られている。
この例の場合には、第一部材4の先端縁と第二部材5の外周との間に外面段付き部7が形成される。このような偏平チューブ12を用いて、その端部をヘッダプレートのチューブ挿通孔に挿通すると、外面段付き部7において隙間が生じ、ろう付け不良を起こす場合が考えられる。
【0006】
そこで、図11の重ね合わせ部6の構造を図12における重ね合わせ部に利用することも考えられる。
なお、図10の例では第一部材4,第二部材5並びにヘッダ3は、耐熱および耐蝕性の特殊鋼板を使用している。特殊鋼板としては、ステンレス鋼板等を用いることができる。
この場合のろう材としては、通常、ニッケル系ろう材(Ni−Cr−P)の粉末を液体状バインダーにより、各部品の接触部分間に塗布することが知られている(例えば、特許文献3参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−97578号公報(第6図)
【特許文献2】
特開2001−225133号公報(第2図)
【特許文献3】
特開2000−121286号公報(第5図および第1頁)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図10に示すEGRクーラ用の偏平チューブ12は、一対の第一部材4,第二部材5間にインナーフィン2を配置し、両者の内フランジ部どうしを接触させたものであり、偏平チューブ12の外周面には図12のそれのような段付き部が生じることはない。しかしながら、一対の第一部材4,第二部材5は分離し易くその組立て工程およびろう付け工程が面倒である欠点があった。
この点、図12に示す一対の第一部材4,第二部材5の偏平チューブ12は、その両端縁に形成された円弧状部分の弾性より、偏平チューブ12の形状をそれ自体で保持できる特徴がある。しかしながら、その偏平チューブ12の端部をヘッダ3のチューブ挿通孔1に挿入したとき、外面段付き部7の存在によりろう付け不良を起こすおそれがある。
【0009】
また、図11におけるものは、重ね合わせ部6において段差が生じないものであるが、その境目に隙間11が形成される場合がある。特に、剛性の強いステンレス鋼板を用いて偏平チューブ12を形成した場合、材料が硬いため内面段付き曲折部10を正確に形成できないことが本発明者の実験により明らかになった。
このことは、図12の一対の第一部材4,第二部材5の重ね合わせ部6の構造を、図11の内面段付き曲折部10に代えても、同様の隙間11が生じる。すると、ヘッダのチューブ挿通孔に偏平チューブ12の端部を挿通したとき、隙間11の存在によりその部分にろう付け不良が起こり漏れを生ずることが分かった。
そこで本発明は、特に材料の硬いステンレス鋼板を用いた偏平チューブにおいて、このような隙間11が生ぜずぜろう付けの信頼性の高いものを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、金属板をそれぞれ細長い溝状に曲折形成して一対の第一部材(4) と第二部材(5) とを形成し、第一部材(4) の幅方向の端縁を第二部材(5) のそれの端縁の外側に重ね合わせて、一対のその重ね合わせ部(6) が板厚分だけ外周面に段付きに突出した外面段付き部(7) を有するものであって、その長手方向の両端部がヘッダのチューブ挿通孔に挿通され、その挿通部がろう付け固定される熱交換器の偏平チューブにおいて、
その偏平チューブ(12)の長手方向の端部で且つ、前記重ね合わせ部(6) に隣接した境界部で、第二部材(5) の長手方向の端部のみを外側に略その板厚分膨出変形して、そこに膨出部(8) が形成されたこととを特徴とする熱交換器の偏平チューブである。
【0011】
請求項2に記載の本発明は、金属板をそれぞれ溝状に曲折形成して一対の第一部材(4) と第二部材(5) とを形成し、第一部材(4) の幅方向の端縁を第二部材(5) のそれの端縁の外側に重ね合わせて、一対のその重ね合わせ部(6) が板厚分だけ外周面に段付きに突出した外面段付き部(7) を有するものであって、その長手方向の両端部がヘッダのチューブ挿通孔に挿通され、その挿通部がろう付け固定される熱交換器の偏平チューブにおいて、
その偏平チューブ(12)の前記重ね合わせ部(6) の長手方向の端部で且つ、前記重ね合わせ部(6) に隣接した境界部で、第二部材(5) の長手方向の端部のみを外側に略その板厚分膨出変形して、そこに膨出部(8) が形成されると共に、第二部材(5) の重ね合わせ部の端部のみの境が切断されたことを特徴とする熱交換器の偏平チューブである。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2において、
前記第一部材(4) および第二部材(5) の幅方向に平行な横断面の両端部が円弧状に形成され、その円弧状部分に前記重ね合わせ部(6) が位置する熱交換器の偏平チューブである。
【0013】
請求項4に記載の発明は、帯状の金属板をその幅方向に湾曲形成して、その幅方向の一方の端縁を他方の端縁の外側に厚み方向に重ね合わせ、その重ね合わせ部(6) が板厚分だけ外周面に段付きに突出した外面段付き部(7) を有するものであって、その長手方向の両端部外周がヘッダのチューブ挿通孔に挿入され、その挿入部がろう付け固定される熱交換器の偏平チューブにおいて、
その偏平チューブ(12)の前記重ね合わせ部(6) の長手方向の端部で且つ、前記重ね合わせ部に隣接した境界部で、前記他方を端縁の長手方向の端部のみを外側に略その板厚分膨出して、そこに膨出部(8) が形成されたことを特徴とする熱交換器の偏平チューブである。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、
前記金属板がステンレス鋼板またはニッケル合金からなる熱交換器の偏平チューブである。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。以下に述べる各実施の形態は、夫々ステンレス鋼板をプレス加工して成形されている。
図1は本発明の偏平チューブの要部を示し、その(A)は斜視図、(B)は分解斜視拡大図、(C)は(A)のC−C矢視断面図、(D)は(A)のD−D矢視断面図、(E)は(C)のE部拡大図、(F)は(A)のF−F矢視断面拡大図である。また、図2は同偏平チューブ12の端部をヘッダ3のチューブ挿通孔1に挿入し、その挿入部をろう付け固定した拡大説明図である。
【0016】
この偏平チューブ12は、図1(A)に示す如く一対の細長い溝状に形成された第一部材4と第二部材5とが、その幅方向両縁部で一体に嵌着されたものである。第一部材4,第二部材5の幅方向両縁部は断面円弧状に曲折され、両者が嵌着される際、外側に位置する第一部材4の両縁がその弾性で僅かに拡開されると共に、第二部材5の両縁が僅かに縮小し、両者が完全に嵌着されたとき弾性によりそれが復帰する。そしてその重ね合わせ部6の弾性により、両者が一体に保持される。そして偏平チューブ12の幅方向両側には一対の重ね合わせ部6が形成され、それが(A)および(D)の如く、偏平チューブ12の外周面には段付きに突出した外面段付き部7が略全長に渡って形成される。
【0017】
ここにおいて本発明の特徴は、内側に嵌着される第二部材5の長手方向両端(一方の端部を省略)に、帯状の膨出部8が重ね合わせ部6の部分を除いて外面側に第二部材5の板厚分だけ突出形成される。その状態を示したのが(B)である。その結果、膨出部8の両端には、第二部材5の板厚分だけの盛り上がりが形成される。そして、第一部材4と第二部材5とを互いに対向するように嵌着したとき、両者間は(C)および(E)の如くその長手方向の両端のみにおいて段差部がなくなる。逆にいえば、長手方向に両端を除いた全長に渡って、重ね合わせ部6に外面段付き部7が突出形成されている。
即ち、偏平チューブ12の長手方向両端においては、外面段付き部7の長手方向端部が膨出部8よって隠されることになる。その結果、偏平チューブ12はその両端部において外周に段差部のない滑らかな偏平チューブとなる。
【0018】
このような膨出部8は、第二部材5自体をプレス成形により成形する際、膨出部8の分だけ上金型に帯状凸部を形成するとこにより、容易にそれを成形できる。しかも、膨出部8は第二部材5の長手方向端部のみに数mm〜5mm程度の幅で且つ、その深さが板厚(一例として0.3mm〜0.7mm程度)であれば充分である。従って、膨出部8の形成は従来の段差吸収手段に比べて精度良く行うことができる。
逆に、従来の図11の如く金属板の全長に渡って内面段付き曲折部10を形成する場合には、ステンレス鋼板においては、その段付きの根元部がいわゆるダレてしまい、重ね合わせ部6の境界部に隙間11が形成されてしまう。しかしながら、本発明では膨出部8が極めて限定した範囲で足りるので、成形精度を高めることができる。即ち、第二部材5の幅方向先端縁と第一部材4の端縁とを(E)の如く容易に整合させることができる。
【0019】
なお、量産の場合、第一部材4および第二部材5は夫々別々にプレス成形で製作することが好ましいが、それに限らず、膨出部8の存在しない一対の第一部材4,第二部材5を組み合わせた状態で、その偏平チューブ12の外周を金型等で保持し、内部を拡開治具で拡開して膨出部8を形成しても良い。即ち、図1(A)における偏平チューブ12の開口端に整合するパンチを偏平チューブ12の開口に圧入することにより、膨出部8を形成することもできる。その場合、そのパンチの幅方向両縁には偏平チューブの開口に整合する凹部が形成される。
なお、第一部材4,第二部材5は夫々耐熱性および耐蝕性を有するステンレス鋼板とすることにより、EGRクーラとして寿命の永いもの提供できる。
【0020】
このようにしてなる多数の偏平チューブ12は図3に示す如く、内部にインナーフィン2を収納した状態でその端部がヘッダ3のチューブ挿通孔1に挿通される。そして夫々互いに接触する接触面には、予めニッケル合金からなる粉末状ろう材がバインダを介して塗布される。次に、全体を組み立てた状態で高温の炉内に挿入し、ろう材を溶融し、次いでそれを冷却固化することにより、各部品間を一体的に且つ液密にろう付け固定するものである。
この例では、偏平チューブ12の内部にエンジンの排気ガスが流通し、偏平チューブ12の外面側に冷却水が導かれ、それによって排気ガスを冷却することができる。
【0021】
次に、図2は第二の実施の形態を示し、この例が図1のそれと異なる点は、偏平チューブ12の長手方向の端に形成される膨出部8が、第二部材の幅方向の両端部のみに限定されていることである。即ち、この例では重ね合わせ部6の長手方向の端部で、それに隣接した境界部のみに膨出部8が板厚分外側に形成されている。これは第二部材5の長手方向の端部で且つ、幅方向の両端部の湾曲部のみに膨出部8が形成されたものであり、それにより重ね合わせ部6の段差をなくすものである。そして、他は図1のそれと同じである。このように、極めて限定した狭い範囲のみに膨出部8を塑性変形により形成すると、成形に伴うスプリングバックがほとんど生じず、精度の高い膨出部8の形成が可能となる。その結果、図11に示すような隙間11が生じにくい。
【0022】
次に、図4は本発明の第3の実施の形態を示し、この例が図1の例と異なる点は、図1(B)における膨出部8の先端縁との境に切断部9を形成したことである。この切断部9は膨出部8の幅だけ形成され、膨出部8の存在によりその板厚分だけ段付き状に形成される。そして第一部材4の先端縁が切断部9に当接され、(B)の如く、その重ね合わせ部6の継目を完全に隙間なくすることが可能となる。
なお、この重ね合わせ部6にもろう材が塗布され、膨出部8の外周部分をヘッダのチューブ挿通孔に挿通してろう付けすることにより、ろう材によって塞がれて、切断部9部分から漏れを生じるおそれはない。また、図4において、膨出部8の形状を図2の如く、局部的に形成してもよい。
【0023】
次に、図5は本発明の第4の実施の形態を示し、(A)は偏平チューブ12の横断面(幅方向に平行な断面)であって、(C)のA−A矢視断面図である。また(B)は(C)のB−B矢視断面図である。そして(C)は、同偏平チューブの側面図である。
この例は図5(A)の如く、第一部材4の横断面の両側の外周半径がRで、その範囲が1/4円を越えるものである。また、第二部材5の横断面の両縁外周はその湾曲部の付根部の範囲で外周の曲率半径がRであり、中間部の範囲では曲率半径がそれよ小となるRとなり、先端部の範囲では曲率半径がRとなるものである。このRは半径Rの板厚分だけ小なる半径である。そして偏平チューブの長手方向の両端部を除いて、第一部材4の横断面の両端縁には、その板厚分の外面段付き部7が形成される。
【0024】
そして偏平チューブ12の長手方向両端縁では、(B)の如く重ね合わせ部6に隣接した近傍に膨出部8が形成され、それが外面段付き部7に近接する。その結果、膨出部8の先端と外面段付き部7との先端との隙間11は殆どなくなる。そのため、偏平チューブ12の長手方向両端縁ではその横断面外周が半径Rの略連続した半円となるものである。
【0025】
次に、図6は本発明の第5の実施の形態を示し、前記図5の例と異なる点は図6(A)の如く、第二部材5の横断面の湾曲部の付根部外周がRである終点Pと、第一部材4の断面の先端部(Rの付根)とを結ぶ外周面7bが略直線状または極めてわずか外面側が凹曲するように形成されていることである。そして他は図5の例と同一である。
次に、図7および図8は本発明の第6の実施の形態を示し、図7はその一部破断要部斜視図であり、図8はその横断面図および側面図である。
この例が図5の第4の実施の形態と異なる点は、図5(B)の膨出部8においてのみ切断部9が形成されていることである。他は図5の例と同一である。
【0026】
次に、図9は本発明の第7の実施の形態を示し、この例は(A)に示す如く、一枚のステンレス鋼からなる帯状金属板を幅方向に曲折して、その両縁部を重ね合わせるとこにより偏平チューブ12を形成したのもである。そしてその偏平チューブ12の長手方向一端において、一方側のみに膨出部8を形成し、それによって相対的に重ね合わせ部6の長手方向端部に段差部をなくしたものである。即ち、(D)の如く膨出部8によって偏平チューブ12の端部のみに段差部がなくなったものである。この例においても、図2の如く、膨出部8を偏平チューブの一側で且つ長手方向の端の湾曲部のみに限定してもよい。
【0027】
【発明の作用・効果】
本発明の熱交換器の偏平チューブは、一対の溝状に曲折形成した第一部材4と第二部材5とをその幅方向両縁で重ね合わせて、その外周面に外面段付き部7が形成されたものにおいて、その重ね合わせ部6の長手方向の端部で且つ、それに隣接した境界部で、第二部材5に外側に略その板厚分膨出変形して膨出部8を形成したので、ヘッダのチューブ挿通孔に挿通されるチューブの端部のみの外周面が、段付き部が存在しない滑らかな外面となり、チューブとチューブ挿通孔との隙間をなくしてろう付けを良好に行い得る。
特に、その膨出部8はチューブの長手方向の端部のみに形成されるから、精度良くそれを形成することができる。即ち、膨出部8が偏平チューブの長手方向の端部のみの狭い範囲に限定されるものであるから、その成形後に生じるスプリングバックを可及的に小さくし、その分だけ重ね合わせ部6の端部外周を隙間なく滑らかな面とすることができる。
【0028】
また、請求項2に記載の発明によれば、さらに第二部材5の重ね合わせ部の端部のみの境が切断されたものであるから、チューブの長手方向端部における第一部材4と第二部材5との重ね合わせ部に生じる隙間がさらに少なくなる。それによりろう付けの際、漏れの生じ難い熱交換器となり得る。
上記構成において、第一部材4と第二部材5の幅方向両縁部が円弧状に形成されたものにおいては、一対の第一部材4,第二部材5をその弾性変形を利用して嵌着するのみで、偏平チューブの形状を保持し得るので熱交換器の組立て工程およびろう付け工程が簡素化され熱交換器の製造が容易となる。
【0029】
また、請求項4に記載の発明は、一枚の帯状の金属板を曲折したいわゆる巻き締め型の偏平チューブ12であり、その長手方向の端のみで、重ね合わせ部6に隣接する境界部に膨出部8を有するようにしたから、チューブの長手方向端部では重ね合わせ部6の外周に外面段付き部7が形成されず、ヘッダのチューブ挿通孔との隙間をなくし両者間のろう付けの信頼性を向上できる。
請求項5に記載の発明は、金属板がステンレス鋼板またはニッケル合金からなり塑性変形し難い材料からなるが、膨出部8はチューブの長手方向端部のみの狭い範囲に限定されているので、精度良くそれを形成して信頼性の高い熱交換器の偏平チューブを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す偏平チューブ12であって、(A)はその要部斜視図、(B)は同要部分解斜視拡大図、(C)は(A)のC−C矢視断面図、(D)は(A)のD−D矢視断面図、(E)は(C)のE部拡大図、(F)は(A)のF−F矢視断面拡大図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す偏平チューブ12であって、(A)はその要部斜視図、(B)は(A)のB−B断面図。
【図3】図1の偏平チューブ12を用いた熱交換器であって、その偏平チューブ12とヘッダ3とのろう付け状態を示す要部断面拡大図。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す偏平チューブ12であって、(A)はその要部斜視図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は(A)のC−C断面図、(D)は(A)のD−D断面図。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示す偏平チューブ12のであって、(A)その長手方向中間部における横断面図で(C)のA−A断面図、(B)はその長手方向先端部における横断面図で(C)のB−B断面図、(C)はその左側面図。
【図6】本発明の第5の実施の形態を示す偏平チューブ12のであって、(A)その長手方向中間部における横断面図で(C)のA−A断面図、(B)はその長手方向先端部における横断面図で(C)のB−B断面図、(C)はその左側面図。
【図7】本発明の第6の実施の形態を示す偏平チューブ12の一部破断要部斜視図。
【図8】図7の偏平チューブ12のであって、(A)その長手方向中間部における横断面図で(C)のA−A断面図、(B)はその長手方向先端部における横断面図で(C)のB−B断面図、(C)はその左側面図。
【図9】本発明の第7の実施の形態を示す偏平チューブ12であって、(A)はその要部斜視図、(B)は(A)のB−B矢視断面図、(C)は(A)のC−C矢視断面図、(D)は(B)のD部拡大図。
【図10】従来型偏平チューブを有する熱交換器の要部側面図。
【図11】従来型熱交換器の偏平チューブの他の例を示す要部斜視図。
【図12】従来型熱交換器の偏平チューブのさらに他の例を示す横断面図。
【符号の説明】
1 チューブ挿通孔
2 インナーフィン
3 ヘッダ
4 第一部材
5 第二部材
6 重ね合わせ部
7 外面段付き部
7b 外周面
8 膨出部
9 切断部
10 内面段付き曲折部
11 隙間
12 偏平チューブ

Claims (5)

  1. 金属板をそれぞれ細長い溝状に曲折形成して一対の第一部材(4) と第二部材(5) とを形成し、第一部材(4) の幅方向の端縁を第二部材(5) のそれの端縁の外側に重ね合わせて、一対のその重ね合わせ部(6) が板厚分だけ外周面に段付きに突出した外面段付き部(7) を有するものであって、その長手方向の両端部がヘッダのチューブ挿通孔に挿通され、その挿通部がろう付け固定される熱交換器の偏平チューブにおいて、
    その偏平チューブ(12)の長手方向の端部で且つ、前記重ね合わせ部(6) に隣接した境界部で、第二部材(5) の長手方向の端部のみを外側に略その板厚分膨出変形して、そこに膨出部(8) が形成されたこととを特徴とする熱交換器の偏平チューブ。
  2. 金属板をそれぞれ細長い溝状に曲折形成して一対の第一部材(4) と第二部材(5) とを形成し、第一部材(4) の幅方向の端縁を第二部材(5) のそれの端縁の外側に重ね合わせて、一対のその重ね合わせ部(6) が板厚分だけ外周面に段付きに突出した外面段付き部(7) を有するものであって、その長手方向の両端部がヘッダのチューブ挿通孔に挿通され、その挿通部がろう付け固定される熱交換器の偏平チューブにおいて、
    その偏平チューブ(12)の前記重ね合わせ部(6) の長手方向の端部で且つ、前記重ね合わせ部(6) に隣接した境界部で、第二部材(5) の長手方向の端部のみを外側に略その板厚分膨出変形して、そこに膨出部(8) が形成されると共に、第二部材(5) の重ね合わせ部の端部のみの境が切断されたことを特徴とする熱交換器の偏平チューブ。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記第一部材(4) および第二部材(5) の幅方向に平行な横断面の両端部が円弧状に形成され、その円弧状部分に前記重ね合わせ部(6) が位置する熱交換器の偏平チューブ。
  4. 帯状の金属板をその幅方向に湾曲形成して、その幅方向の一方の端縁を他方の端縁の外側に厚み方向に重ね合わせ、その重ね合わせ部(6) が板厚分だけ外周面に段付きに突出した外面段付き部(7) を有するものであって、その長手方向の両端部外周がヘッダのチューブ挿通孔に挿入され、その挿入部がろう付け固定される熱交換器の偏平チューブにおいて、
    その偏平チューブ(12)の前記重ね合わせ部(6) の長手方向の端部で且つ、前記重ね合わせ部に隣接した境界部で、前記他方を端縁の長手方向の端部のみを外側に略その板厚分膨出して、そこに膨出部(8) が形成されたことを特徴とする熱交換器の偏平チューブ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、
    前記金属板がステンレス鋼板またはニッケル合金からなる熱交換器の偏平チューブ。
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