JP2021063595A - 伝熱管およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】体積当たりの熱交換効率を向上する。【解決手段】扁平管110と、インナーフィン120とを備える。インナーフィン120は、1枚の金属板からなる。インナーフィン120には、軸方向Aから見て金属板の厚さが薄い複数の薄肉部121が設けられている。複数の薄肉部121は、軸方向Aから見て、厚さ方向Tの一方側と他方側とに交互に位置しつつ長さ方向Lに延在している。インナーフィン120は、複数の薄肉部121の各々にて扁平管110と接触している。【選択図】図2

Description

本発明は、伝熱管およびその製造方法に関する。
EGR(Exhaust Gas Recirculation)クーラに用いられる伝熱管の構成を開示した先行文献として、特開2011−47542号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された伝熱管は、断面形状が扁平形状の扁平管と、扁平管に内装された波形フィン構造体とで構成されている。
特開2011−47542号公報
EGRクーラに用いられる伝熱管には、厳しい排気規制に対応するために、体積当たりの熱交換効率を向上することが求められている。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、体積当たりの熱交換効率を向上することができる、伝熱管およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に基づく伝熱管は、扁平管と、インナーフィンとを備える。扁平管は、厚さ方向に直交する長さ方向に沿う扁平な形状を有する。インナーフィンは、上記厚さ方向および上記長さ方向の両方に直交する軸方向に延在する複数の流路を規定するように扁平管の内側に配設されている。インナーフィンは、1枚の金属板からなる。インナーフィンには、上記軸方向から見て金属板の厚さが薄い複数の薄肉部が設けられている。複数の薄肉部は、上記軸方向から見て、上記厚さ方向の一方側と他方側とに交互に位置しつつ上記長さ方向に延在している。インナーフィンは、複数の薄肉部の各々にて扁平管と接触している。
本発明の一形態においては、インナーフィンは、金属板が互いに重なるように折り返された折り返し部を有さない。
本発明の一形態においては、インナーフィンは、金属板の一部が切り起されて扁平管と離間している突起部を含む。突起部における金属板の厚さは、複数の薄肉部の各々の厚さより厚い。
本発明に基づく伝熱管の製造方法は、1枚の金属板を押圧し、金属板の厚さが薄い複数の薄肉部を互いに間隔をあけて形成する工程と、複数の薄肉部が金属板の厚さ方向の一方側と他方側とに交互に位置しつつ上記厚さ方向に直交する方向に延在するように、金属板を曲げてインナーフィンを形成する工程と、複数の薄肉部の各々にて扁平管と接触するように、扁平管の内側にインナーフィンを配設する工程とを備える。
本発明の一形態においては、複数の薄肉部を互いに間隔をあけて形成する工程において、金属板をコイニング加工する。
本発明は、伝熱管の体積当たりの熱交換効率を向上することができる。
本発明の実施形態1に係る伝熱管を有する熱交換器の構成を示す横断面図である。 図1の伝熱管のII部を拡大して示す図である。 本発明の実施形態1に係る伝熱管の製造方法において、金属板を押圧する状態を示す横断面図である。 本発明の実施形態1に係る伝熱管の製造方法において、金属板に複数の薄肉部を形成した状態を示す横断面図である。 本発明の実施形態1に係る伝熱管の製造方法において、金属板を曲げる状態を示す横断面図である。 本発明の実施形態1に係る伝熱管の製造方法において、金属板を曲げてインナーフィンを形成した状態を示す横断面図である。 本発明の実施形態1に係る伝熱管の製造方法において、扁平管の内側にインナーフィンを配設した状態を示す横断面図である。 本発明の実施形態1の第1変形例に係る伝熱管が備えるインナーフィンの形状を示す横断面図である。 本発明の実施形態1の第2変形例に係る伝熱管が備えるインナーフィンの形状を示す横断面図である。 本発明の実施形態2に係る伝熱管が備えるインナーフィンの外観を示す部分斜視図である。
以下、本発明の各実施形態に係る伝熱管およびその製造方法について図を参照して説明する。以下の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る伝熱管を有する熱交換器の構成を示す横断面図である。図2は、図1の伝熱管のII部を拡大して示す図である。
図1および図2に示すように、本発明の実施形態1に係る伝熱管100を有する熱交換器1は、ハウジング10と、ハウジング10内に収容された複数の伝熱管100とを備える。熱交換器1においては、排気ガスGが複数の伝熱管100の各々の内側を通流し、冷媒Wがハウジング10の内部における複数の伝熱管100の各々の外側を通流する。
複数の伝熱管100は、互いに間隔をあけて対向しつつ並行に延在するように配置されている。複数の伝熱管100の各々は、扁平管110と、インナーフィン120とを備える。
扁平管110は、厚さ方向Tに直交する長さ方向Lに沿う扁平な形状を有する。扁平管110を構成する材料の板厚は、たとえば、0.3mmである。扁平管110は、ステンレス鋼などの耐腐食性および高い熱伝導性を有する材料で構成されている。
インナーフィン120は、厚さ方向Tおよび長さ方向Lの両方に直交する軸方向Aに延在する複数の流路を規定するように扁平管110の内側に配設されている。複数の流路の各々を排気ガスGが通流する。インナーフィン120は、1枚の金属板からなる。
図2に示すように、インナーフィン120には、軸方向Aから見て金属板の厚さが薄い複数の薄肉部121が設けられている。インナーフィン120において、薄肉部121同士の間に、厚肉部122が設けられている。薄肉部121の厚さT1は、厚肉部122の厚さT2より薄い。たとえば、T1=0.3mm、T2=0.5mmである。
複数の薄肉部121は、軸方向Aから見て、厚さ方向Tの一方側と他方側とに交互に位置しつつ長さ方向Lに延在している。軸方向Aから見て、長さ方向Lにおいて隣り合う薄肉部121同士は、厚さ方向Tに延在している厚肉部122によって互いに接続されている。本実施形態においては、薄肉部121と厚肉部122とは、略直交している。
インナーフィン120は、金属板が互いに重なるように折り返された折り返し部を有さない。折り返し部とは、金属板が略180°折り曲げられて互いに重なっている部分である。
インナーフィン120は、複数の薄肉部121の各々にて扁平管110と接触している。複数の厚肉部122の各々は、扁平管110とは接触していない。
長さ方向Lにおいて間隔をあけて互いに対向している厚肉部122同士の間隔D1は、たとえば、4.8mmである。厚さ方向Tにおいて間隔をあけて互いに対向している薄肉部121と扁平管110との間隔D2は、たとえば、3.0mmである。インナーフィン120を構成する金属板は、ステンレス鋼などの耐腐食性および高い熱伝導性を有する材料で構成されている。
ここで、本発明の実施形態1に係る伝熱管100の製造方法について説明する。
図3は、本発明の実施形態1に係る伝熱管の製造方法において、金属板を押圧する状態を示す横断面図である。図3に示すように、1枚の金属板20を、金属板20の厚さ方向Tの一方側に配置された金型30および金属板20の厚さ方向Tの他方側に配置された金型40によって押圧する。
金型30には、長さ方向Lにおいて互いに間隔をあけて厚さ方向Tの他方側に突出した複数の凸部31が設けられている。金型40には、長さ方向Lにおいて互いに間隔をあけて厚さ方向Tの一方側に突出した複数の凸部41が設けられている。複数の凸部41は、長さ方向Lにおいて凸部31同士の間に1つずつ位置するように配置されている。
図4は、本発明の実施形態1に係る伝熱管の製造方法において、金属板に複数の薄肉部を形成した状態を示す横断面図である。図4に示すように、金属板20を金型30と金型40とによって挟んで押圧することにより、金属板20の厚さが薄い複数の薄肉部21を長さ方向Lにおいて互いに間隔をあけて形成する。
具体的には、複数の凸部31によって金属板20を押圧して複数の凹部23を形成し、および、複数の凸部41によって金属板20を押圧して複数の凹部24を形成する。凹部23と凹部24とは、金属板20の厚さ方向Tの一方側と他方側とに交互に形成される。
金属板20において、凹部23が形成されて薄くなっている箇所、および、凹部24が形成されて薄くなっている箇所の、各々が薄肉部21となる。金属板20において、隣り合う凹部23と凹部24との間に位置する部分が、厚肉部22となる。
本実施形態においては、金属板20をいわゆるコイニング加工することにより、複数の薄肉部21を形成する。ただし、複数の薄肉部21を形成する方法は、コイニング加工に限られず、鍛造、切削または鋳造などでもよい。
図5は、本発明の実施形態1に係る伝熱管の製造方法において、金属板を曲げる状態を示す横断面図である。図5に示すように、複数の薄肉部121が形成された金属板20を、金属板20の厚さ方向Tの一方側に配置された金型50および金属板20の厚さ方向Tの他方側に配置された金型60によって押圧する。
金型50には、凹部23に対応する位置に、厚さ方向Tの他方側に突出した凸部51が設けられている。金型60には、凹部24に対応する位置に、厚さ方向Tの一方側に突出した凸部61が設けられている。
図6は、本発明の実施形態1に係る伝熱管の製造方法において、金属板を曲げてインナーフィンを形成した状態を示す横断面図である。図6に示すように、金属板20を金型50と金型60とによって挟んで押圧することにより、金属板20を曲げてインナーフィン120を形成する。
具体的には、凸部51によって金属板20の凹部23に対応する位置を押圧して、金属板20の厚さ方向Tの他方側に位置する薄肉部121を形成し、および、凸部61によって金属板20の凹部24に対応する位置を押圧して、金属板20の厚さ方向Tの一方側に位置する薄肉部121を形成する。このとき、凸部51と凸部61との間の隙間に位置するように厚肉部22の延在方向を長さ方向Lから厚さ方向Tに変更することにより、厚肉部122を形成する。
このように、複数の薄肉部121が金属板20の厚さ方向Tの一方側と他方側とに交互に位置しつつ厚さ方向Tに直交する長さ方向Lに延在するように、金属板20を曲げてインナーフィン120を形成する。
図7は、本発明の実施形態1に係る伝熱管の製造方法において、扁平管の内側にインナーフィンを配設した状態を示す横断面図である。図7に示すように、複数の薄肉部121の各々にて扁平管110と接触するように、扁平管110の内側にインナーフィン120を配設する。
ここで、厚肉部の延在方向のみ実施形態1に係る伝熱管100と異なる変形例について説明する。図8は、本発明の実施形態1の第1変形例に係る伝熱管が備えるインナーフィンの形状を示す横断面図である。図8に示すように、本発明の実施形態1の第1変形例に係る伝熱管が備えるインナーフィン120aの厚肉部122aは、軸方向Aから見て、薄肉部121との間の角度が鋭角となるように厚さ方向Tに沿って延在している。図9は、本発明の実施形態1の第2変形例に係る伝熱管が備えるインナーフィンの形状を示す横断面図である。図9に示すように、本発明の実施形態1の第2変形例に係る伝熱管が備えるインナーフィン120bの厚肉部122bは、軸方向Aから見て、薄肉部121との間の角度が鈍角となるように厚さ方向Tに沿って延在している。
本発明の実施形態1に係る伝熱管100のインナーフィン120には、軸方向Aから見て金属板20の厚さが薄い複数の薄肉部121が設けられており、複数の薄肉部121は、厚さ方向Tの一方側と他方側とに交互に位置しつつ長さ方向Lに延在している。インナーフィン120は、複数の薄肉部121の各々にて扁平管110と接触している。
これにより、排気ガスGからインナーフィン120に伝わった熱が、薄肉部121および扁平管110を通じて冷媒Wに伝わる際の伝熱経路の長さを短くして、伝熱管100の熱交換効率を向上することができる。
また、長さ方向Lにおいて隣り合う薄肉部121同士は、厚さ方向Tに延在している厚肉部122によって互いに接続されていることにより、排気ガスGから厚肉部122に伝わった熱が薄肉部121に伝わる際の伝熱経路の断面積を大きく確保して、厚肉部122から薄肉部121への熱伝導効率を向上することができる。その結果、伝熱管100の熱交換効率を向上することができる。
伝熱管100の占める体積は、インナーフィン120に薄肉部121および厚肉部122が設けられることによってはほとんど変化しないため、本発明の実施形態1に係る伝熱管100においては、伝熱管100の体積当たりの熱交換効率を向上することができる。インナーフィン120に薄肉部121および厚肉部122が設けられることによっては、排気ガスGの流路面積はほとんど変化しないため、排気ガスGの圧力損失への影響を抑制することができる。
伝熱管100をEGRクーラに用いることにより、排気ガスGを効果的に冷却して容積を小さくした状態で還流させることができる。その結果、内燃機関における窒素酸化物の発生を効果的に低減するとともに燃費を向上することができる。なお、伝熱管100は、EGRクーラに用いられるものに限られず、他の用途に用いられてもよい。
本発明の実施形態1に係る伝熱管100のインナーフィン120は、金属板20が互いに重なるように折り返された折り返し部を有さない。これにより、金属板20が大きく塑性変形した部分が存在せず、また、折り返し部が熱膨張によって開くことがないため、インナーフィン120の信頼性を確保することができる。
本発明の実施形態1に係る伝熱管100の製造方法は、1枚の金属板20を押圧し、金属板20の厚さが薄い複数の薄肉部21を互いに間隔をあけて形成する工程と、複数の薄肉部121が金属板20の厚さ方向Tの一方側と他方側とに交互に位置しつつ厚さ方向Tに直交する長さ方向Lに延在するように、金属板20を曲げてインナーフィン120を形成する工程と、複数の薄肉部121の各々にて扁平管110と接触するように、扁平管110の内側にインナーフィン120を配設する工程とを備える。
これにより、1枚の金属板20の板厚をプレス成形などによって簡易に部分的に変化させて、伝熱管100の占める体積をほとんど変化させずに熱交換効率を向上することができる。また、複数の薄肉部121を形成するために金属板20の重量を増やす必要がないため、材料コストの増加を抑制することができる。
なお、金属板20に複数の薄肉部21を形成する工程と、金属板20を曲げてインナーフィン120を形成する工程とを、同一工程で行なってもよい。すなわち、複数の薄肉部21が形成されていない平板状の金属板20を1回のみプレス成形することによって、複数の薄肉部21を形成しつつ金属板20を曲げてインナーフィン120を形成してもよい。
本発明の実施形態1に係る伝熱管100の製造方法においては、複数の薄肉部121を形成する工程において、金属板20をコイニング加工していることにより、金属板20に複数の薄肉部121を簡易に高精度に形成することができる。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2に係る伝熱管について図を参照して説明する。なお、本発明の実施形態2に係る伝熱管は、インナーフィンの形状のみ、実施形態1に係るインナーフィン120と異なるため、実施形態1に係る伝熱管100と同様である構成については説明を繰り返さない。
図10は、本発明の実施形態2に係る伝熱管が備えるインナーフィンの外観を示す部分斜視図である。図10に示すように、本発明の実施形態2に係る伝熱管が備えるインナーフィン220は、金属板の一部が切り起されて扁平管と離間している突起部221を含む。突起部221における金属板の厚さは、複数の薄肉部121の各々の厚さより厚い。
具体的には、軸方向Aから見て、厚さ方向Tの一方側に位置して長さ方向に延在している金属板20の一部が、厚さ方向Tの他方側に向けて切り起こされて突起部221となっている。同様に、厚さ方向Tの他方側に位置して長さ方向に延在している金属板20の一部が、厚さ方向Tの一方側に向けて切り起こされて突起部221となっている。突起部221は、周囲の薄肉部121より厚い。
本発明の実施形態2に係る伝熱管においては、金属板20の一部が切り起こされて開口していることにより、開口内の排気ガスGから扁平管110を通じて冷媒Wに熱を伝えることができるため、熱交換効率をさらに向上することができる。
また、薄肉部121より厚い突起部221が設けられていることにより、排気ガスGとインナーフィン220との接触面積を増やしつつ、突起部221から薄肉部121への電熱経路の断面積を大きく確保して、突起部221から薄肉部121への熱伝導効率を向上することができる。伝熱管の占める体積は、インナーフィン220に突起部221が設けられることによってはほとんど変化しないため、本発明の実施形態2に係る伝熱管の体積当たりの熱交換効率を向上することができる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 熱交換器、10 ハウジング、20 金属板、21,121 薄肉部、22,122,122a,122b 厚肉部、23,24 凹部、30,40,50,60 金型、31,41,51,61 凸部、100 伝熱管、110 扁平管、120,120a,120b,220 インナーフィン、221 突起部、A 軸方向、D1,D2 間隔、G 排気ガス、L 長さ方向、T 厚さ方向、T1,T2 厚さ、W 冷媒。

Claims (5)

  1. 厚さ方向に直交する長さ方向に沿う扁平な形状を有する扁平管と、
    前記厚さ方向および前記長さ方向の両方に直交する軸方向に延在する複数の流路を規定するように前記扁平管の内側に配設され、1枚の金属板からなるインナーフィンとを備え、
    前記インナーフィンには、前記軸方向から見て前記金属板の厚さが薄い複数の薄肉部が設けられており、
    前記複数の薄肉部は、前記軸方向から見て、前記厚さ方向の一方側と他方側とに交互に位置しつつ前記長さ方向に延在しており、
    前記インナーフィンは、前記複数の薄肉部の各々にて前記扁平管と接触している、伝熱管。
  2. 前記インナーフィンは、前記金属板が互いに重なるように折り返された折り返し部を有さない、請求項1に記載の伝熱管。
  3. 前記インナーフィンは、前記金属板の一部が切り起されて前記扁平管と離間している突起部を含み、
    前記突起部における前記金属板の厚さは、前記複数の薄肉部の各々の厚さより厚い、請求項1または請求項2に記載の伝熱管。
  4. 1枚の金属板を押圧し、前記金属板の厚さが薄い複数の薄肉部を互いに間隔をあけて形成する工程と、
    前記複数の薄肉部が前記金属板の厚さ方向の一方側と他方側とに交互に位置しつつ前記厚さ方向に直交する方向に延在するように、前記金属板を曲げてインナーフィンを形成する工程と、
    前記複数の薄肉部の各々にて扁平管と接触するように、前記扁平管の内側に前記インナーフィンを配設する工程とを備える、伝熱管の製造方法。
  5. 前記複数の薄肉部を互いに間隔をあけて形成する工程において、前記金属板をコイニング加工する、請求項4に記載の伝熱管の製造方法。
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