JP2004293050A - マンホール開閉操作具 - Google Patents
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Abstract
【課題】たとえマンホールの蓋が回動しにくい状態にあっても、比較的楽にマンホールの蓋を回動させて開閉することのできるマンホール開閉操作具。
【解決手段】マンホールの蓋M2が、その表面から裏面にまで貫通する異径貫通孔M5を備え、蓋M2の裏面に回動操作用の係合凹部M6を備えていて正逆回動により開閉するように構成されているマンホールの開閉操作具であって、その全長にわたって異径貫通孔M5の形状にほぼ一致する断面形状を有して異径貫通孔M5に挿通自在な係合操作部7と、その係合操作部7に回動力を付与する回動操作部10を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】マンホールの蓋M2が、その表面から裏面にまで貫通する異径貫通孔M5を備え、蓋M2の裏面に回動操作用の係合凹部M6を備えていて正逆回動により開閉するように構成されているマンホールの開閉操作具であって、その全長にわたって異径貫通孔M5の形状にほぼ一致する断面形状を有して異径貫通孔M5に挿通自在な係合操作部7と、その係合操作部7に回動力を付与する回動操作部10を備えている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンホールの蓋が、その表面から裏面にまで貫通する異径貫通孔を備え、前記蓋の裏面に回動操作用の係合凹部を備えていて正逆回動により開閉するように構成されているマンホールの開閉操作具に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなマンホールは、例えば、地中に埋設されたガス配管用として実際に使用されているもので、そのマンホールの蓋を開閉操作する操作具としては、従来、図9に示す構成のものが使用されている。
すなわち、従来の操作具15は、マンホールの蓋M2に設けられた異径貫通孔M5に挿通自在で、蓋M2の裏面に設けられた係合凹部M6に係合する係合操作部16を棒状本体17の先端に備え、その本体17の基端部に手動操作用のハンドル18を固着した構成であった(実際に使用されているが、そのような開閉操作具に言及した適当な特許文献は見当たらない)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の操作具15によれば、図10に示すように、手動操作用のハンドル18を把持して係合操作部16を異径貫通孔M5に挿通した後、開閉操作具15を回動させながら上方へ持ち上げて、係合操作部16を係合凹部M6に係合させ、その後、ハンドル18を回動させることになる。そのハンドル18の回動操作時には、係合凹部M6からの係合操作部16の離脱を防止するため、開閉操作具15を上方へ持ち上げながら回動操作する必要があり、回動操作がむずかしいという欠点があった。
つまり、錆び付きなどによって蓋M2が本体枠M1に強力に係合している場合が多く、ハンドル18を強い力で回動操作しようとすると、どうしても開閉操作具15を下方へ押す傾向にあって係合操作部16が係合凹部M6から外れるため、開閉操作具15を持ち上げながら強い力で回動させることがむずかしく、この点に改良の余地があった。
【0004】
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、たとえマンホールの蓋が回動しにくい状態にあっても、比較的楽にマンホールの蓋を回動させて開閉することのできるマンホール開閉操作具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の特徴構成は、マンホールの蓋が、その表面から裏面にまで貫通する異径貫通孔を備え、前記蓋の裏面に回動操作用の係合凹部を備えていて正逆回動により開閉するように構成されているマンホールの開閉操作具であって、その全長にわたって前記異径貫通孔の形状にほぼ一致する断面形状を有して前記異径貫通孔に挿通自在な係合操作部と、その係合操作部に回動力を付与する回動操作部を備えているところにある。
【0006】
請求項1の発明の特徴構成によれば、マンホール開閉操作具が、その全長にわたってマンホールの蓋に設けられた異径貫通孔の形状にほぼ一致する断面形状を有してその異径貫通孔に挿通自在な係合操作部を備えているので、係合操作部を異径貫通孔に挿通した状態で、その異径貫通孔に対して係合操作部が相対的に多少移動しても、異径貫通孔に対する係合操作部の挿通状態は確実に維持される。
そして、係合操作部に回動力を付与する回動操作部を備えているので、その回動操作部を回動操作して係合操作部に必要な回動力を付与することができ、たとえ強い力で回動操作部を操作しても、係合操作部が異径貫通孔から外れるおそれは少なく、したがって、従来の開閉操作具に比べて回動操作が楽で、比較的容易にマンホールの蓋を回動させて開閉することができる。
【0007】
請求項2の発明の特徴構成は、前記蓋の上面に当接する段部を備え、その段部が前記蓋の上面に当接した状態で、前記係合操作部が前記異径貫通孔に挿通した状態を維持するように構成されているところにある。
【0008】
請求項2の発明の特徴構成によれば、蓋の上面に当接する段部を備え、その段部が蓋の上面に当接した状態で、係合操作部が異径貫通孔に挿通した状態を維持するように構成されているので、たとえ回動操作部を強い力で回動操作しようとして開閉操作具を蓋側へ押し付けても、段部の作用で異径貫通孔に対する係合操作部の挿通状態が維持されるので、より一層強い力で確実にマンホールの蓋を回動させて開閉することができる。
【0009】
請求項3の発明の特徴構成は、前記蓋の上面に当接してその姿勢を保持する姿勢保持用当接部を備え、その姿勢保持用当接部が前記蓋の上面に当接した状態で、前記係合操作部が前記異径貫通孔に挿通した状態を維持して自立可能に構成されているところにある。
【0010】
請求項3の発明の特徴構成によれば、蓋の上面に当接してその姿勢を保持する姿勢保持用当接部を備え、その姿勢保持用当接部が蓋の上面に当接した状態で、係合操作部が異径貫通孔に挿通した状態を維持するように構成されているので、上述した段部と同様に、開閉操作具を蓋側へ押し付けて強い力で回動操作することができるのみならず、姿勢保持用当接部が蓋の上面に当接して自立可能に構成されているので、作業者は回動操作にのみ専念することができ、より一層蓋の開閉作業が容易となる。
【0011】
請求項4の発明の特徴構成は、前記姿勢保持用当接部が、前記蓋の上面に当接するゴム製当接部を備えているところにある。
【0012】
請求項4の発明の特徴構成によれば、姿勢保持用当接部が、蓋の上面に当接するゴム製当接部を備えているので、姿勢保持用当接部を蓋の上面に当接させるに際して大きな騒音の発生が抑制され、しかも、そのゴム製当接部蓋に押し付けながら回動操作することによって、蓋に対して摩擦による回動モーメントをも作用させることができ、強力な回動力で蓋を楽に回動操作することができる。
【0013】
請求項5の発明の特徴構成は、前記異径貫通孔を挿通して前記係合凹部に係合自在な蓋取り外し治具が、前記係合操作部の先端に連設されているところにある。
【0014】
請求項5の発明の特徴構成によれば、異径貫通孔を挿通して係合凹部に係合自在な蓋取り外し治具が、係合操作部の先端に連設されているので、上述したように、蓋を回動操作した後、係合操作部の先端に連設の蓋取り外し治具を係合凹部に係合させて持ち上げることにより蓋を上方へ取り外すことができ、蓋の回動操作と蓋の取り外しを一連の作業で能率良く行うことができる。
【0015】
請求項6の発明の特徴構成は、前記回動操作部が、手動操作用のハンドルであって、そのハンドルの回動操作によって前記係合操作部に回動衝撃力を付与する衝撃力付与手段が、前記ハンドルと係合操作部の間に介装されているところにある。
【0016】
請求項6の発明の特徴構成によれば、前記回動操作部が、手動操作用のハンドルであって、そのハンドルの回動操作によって係合操作部に回動衝撃力を付与する衝撃力付与手段が、ハンドルと係合操作部の間に介装されているので、その衝撃力付与手段によって係合操作部に衝撃的で強力な回動力を付与することができ、たとえ蓋が錆び付いているような場合でも、比較的楽に回動操作して蓋を開閉することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明によるマンホール開閉操作具の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この開閉操作具が対象とするのは、例えば、地中に埋設されたガス配管用のマンホールで、ガス配管用のマンホールMは、図1〜図3、および、図8に示すように、マンホールの本体枠M1と、本体枠M1に対して正逆回動により開閉する蓋M2を備えている。
本体枠M1には一対の突起M3が、蓋M2には突起M3が係合する溝M4が設けられ、蓋M2を本体枠M1に対して90度の角度にわたって正逆回動することにより、蓋M2が本体枠M1に対し脱着して開閉する構成とされている。
そのマンホールの蓋M2には、異径貫通孔M5、具体的には、円形の貫通孔M5aと、角が丸く面取りされたほぼ長方形の貫通孔M5bからなる異径貫通孔M5が、蓋M2の表面から裏面にまで貫通して設けられ、その蓋M2の裏面には、ほぼ長方形の貫通孔M5bと直交するほぼ長方形の係合凹部M6が設けられている。
【0018】
このようなマンホールの蓋M2を開閉操作する操作具1は、図1〜図3に示すように、金属製のパイプからなる本体2と、マンホールの蓋M2より若干小径で、本体2の先端側に位置する金属製の円板3などを備え、円板3が金属製の円筒体4や複数の補強用リブ5を介して溶接により本体2に固着されている。
その円板3は、後に詳しく説明するように、マンホールの蓋M2の上面に当接してその姿勢を保持する姿勢保持用当接部として機能するとともに、後述する段部12を兼用するもので、円板3の下面には、マンホールの蓋M2の上面に当接するゴム製当接部としてのゴム板6が貼着されている。
【0019】
円板3のほぼ中央には、金属製の係合操作部7が突設され、その係合操作部7は、その全長にわたってマンホールの蓋M2の異径貫通孔M5の形状にほぼ一致する断面形状を有し、その異径貫通孔M5にちょうど挿通する程度の寸法とされている。
他方、本体2の基端側には、本体2より小径の金属製パイプ8がほぼ直交するように貫通されて、複数の補強リブ9を介して溶接により本体2に固着され、手動操作用のハンドルとしての金属棒10が、そのパイプ8の孔に挿通自在に設けられている。
金属棒10は、係合操作部7に回動力を付与する回動操作部として機能するもので、パイプ8の孔に挿通した状態で、そのパイプ8の孔と金属棒10との間に衝撃力付与手段として機能する衝撃力付与用の遊び11が形成されるように設定されている。
【0020】
つぎに、この開閉操作具1の使用方法について説明する。
マンホールの蓋M2を開けるには、パイプ8の孔に金属棒10を挿通し、係合操作部7を蓋M2の異径貫通孔M5に挿通して、円板3の下面に貼着のゴム板6が蓋M2の上面に当接するようにセットする。
逆に、本体2をセットした後、パイプ8の孔に金属棒10を挿通することも可能であり、いずれにせよ、セットした状態では、図2に示すように、蓋M2上面への円板3の当接によって、開閉操作具1の本体2は蓋M2上に自立し、かつ、係合操作部7が蓋M2の異径貫通孔M5に挿通した状態に維持される。
要するに、円板3は、姿勢保持用当接部として機能して、係合操作部7を異径貫通孔M5に挿通した状態に維持して、開閉操作具1を蓋M2上に自立させるとともに、後述する段部12をも兼用する。
【0021】
このセット状態において、金属棒10を把持して所定の開き方向へ人為的に回動させることにより、蓋M2が開き方向に90度回動されて本体枠M1との係合が外される。その際、本体2を蓋M2側に押し付けながら金属棒10を回動させると、異径貫通孔M5への係合操作部7の係合に加えて、蓋M2に対しゴム板6からの摩擦力によるモーメントも作用するので、蓋M2を比較的楽に回動させることができる。
さらに、錆び付きなどにより蓋M2が本体枠M1に強力に係合している場合には、図3において仮想線で示すように、いったん金属棒10を開き方向と逆の方向に回動させた後、勢い良く開き方向へ回動させる。すると、金属棒10が衝撃力付与用の遊び11内を回動する間に慣性力が作用し、金属棒10がパイプ8の孔内面に勢い良く当接するので、本体2に大きな回動力が作用することになり、必要に応じて何度か繰り返すことによって蓋M2を開き方向に回動することができる。
【0022】
要するに、パイプ8の孔と金属棒10との間に形成される衝撃力付与用の遊び11は、金属棒10などとの協働によって係合操作部7に対して強い衝撃力を付与する衝撃力付与手段を構成するもので、このような衝撃力付与手段11が、金属棒10と係合操作部7との間に介装されているので、たとえ蓋M2が錆び付いていても、蓋M2を比較的小さな人為力で楽に回動することができる。
このようにして蓋M2と本体枠1との係合を解除した後、蓋M2から開閉操作具1を外し、例えば、フック状の工具などを使用して、異径貫通孔M5へ挿通して上方へ持ち上げて蓋M2を外すのであり、蓋M2を閉じる場合は、逆の手順によって閉じるのである。
【0023】
〔別実施形態〕
つぎに、別の実施形態について説明するが、重複説明を避けるため、先の実施形態で説明した構成部品や同じ作用を有する構成部品については、同じ符号を付すことによりその説明を省略し、主として先の実施形態と異なる構成について説明する。
【0024】
(1)先の実施形態では、姿勢保持用当接部として機能する円板3を設けて、その円板3が段部12を兼用する構成を示したが、段部12のみを設けて実施することもでき、その具体的な構成を示したのが図4に示す別の実施形態である。
この別の実施形態では、金属製のパイプからなる本体2の先端開口部が、段部として機能する金属板12により閉鎖されて、その金属板12に係合操作部7が溶接により直接固着されている。したがって、金属板12は、係合操作部7を蓋M2の異径貫通孔M5に挿通した状態で蓋M2の上面に当接し、異径貫通孔M5への係合操作部7の挿通状態を維持することになる。
【0025】
この別の実施形態によれば、係合操作部7を異径貫通孔M5に挿通して金属板12を蓋M2の上面に当接させた状態で、先の実施形態による円板3のように開閉操作具1の本体2を安定良く自立させて回動操作姿勢に保持することはむずかしいが、図5に示すように、少なくとも係合操作部7を異径貫通孔M5に挿通した状態に維持することは可能となる。
したがって、先の実施形態で説明したように、金属棒10を所定の開き方向へ回動させ、必要な場合には、衝撃力付与用の遊び11を有効に利用して係合操作部7に強力な回動力を付与して蓋M2を外すのであり、逆の手順によって蓋M2を閉じることになる。
【0026】
(2)これまでの実施形態では、マンホールの蓋M2を回動させて本体枠M1との係合を外した後、別の工具を使用して蓋M2を持ち上げて外す構成のものを示したが、開閉操作具1に蓋取り外し用の治具を設けて実施することもでき、その具体的な構成を示したのが図6に示す別の実施形態である。
この別の実施形態では、異径貫通孔M5を構成するほぼ長方形の貫通孔M5bおよび係合凹部M6とほぼ同じ形状で異径貫通孔M5を挿通自在な蓋取り外し治具13が、連結棒14を介して係合操作部7の先端に一体的に連設されている。
【0027】
この別の実施形態によれば、蓋M2を回動させて本体枠M1との係合を外した後、開閉操作具1を上方へ持ち上げて、連結棒14を異径貫通孔M5内に位置させ、開閉操作具1を回動させながら上方へ持ち上げて、図7に示すように、蓋取り外し治具13を蓋M2裏面の係合凹部M6に係合させるのである。
そして、開閉操作具1を更に持ち上げることによって、蓋M2が上方へ持ち上げられて外されるのであり、蓋M2の本体枠M1に対する係合解除と蓋M2の上方への取り外しを一連の作業で能率良く行うことができる。
【0028】
(3)これまでの実施形態では、円板3からなる姿勢保持用当接部または金属板12からなる段部を設けた例を示したが、これら姿勢保持用当接部や段部は必ずしも必要なものではなく、姿勢保持用当接部や段部を省略して実施することもでき、同様に、衝撃力付与手段を構成する遊び11についても、これをなくして実施することができる。
また、衝撃力付与手段を構成する遊び11を設ける場合には、例えば、本体2の中間部、または、本体2と係合操作部7との間に遊び11を介在させることもでき、その場合には、手動操作用のハンドルを本体2に固着して実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開閉操作具とマンホールを示す斜視図
【図2】開閉操作具の使用状態を示す断面図
【図3】開閉操作具の使用状態を示す斜視図
【図4】別の実施形態による開閉操作具とマンホールを示す斜視図
【図5】別の実施形態による開閉操作具の使用状態を示す断面図
【図6】別の実施形態による開閉操作具を示す斜視図
【図7】別の実施形態による開閉操作具の使用状態を示す断面図
【図8】マンホールを示す平面図
【図9】従来の開閉操作具とマンホールを示す斜視図
【図10】従来の開閉操作具の使用状態を示す断面図
【符号の説明】
1 開閉操作具
3 段部を兼用する姿勢保持用当接部
6 ゴム製当接部
7 係合操作部
10 回動操作部としての手動操作用のハンドル
11 衝撃力付与手段
12 段部
13 蓋取り外し治具
M マンホール
M2 マンホールの蓋
M5 異径貫通孔
M6 係合凹部
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンホールの蓋が、その表面から裏面にまで貫通する異径貫通孔を備え、前記蓋の裏面に回動操作用の係合凹部を備えていて正逆回動により開閉するように構成されているマンホールの開閉操作具に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなマンホールは、例えば、地中に埋設されたガス配管用として実際に使用されているもので、そのマンホールの蓋を開閉操作する操作具としては、従来、図9に示す構成のものが使用されている。
すなわち、従来の操作具15は、マンホールの蓋M2に設けられた異径貫通孔M5に挿通自在で、蓋M2の裏面に設けられた係合凹部M6に係合する係合操作部16を棒状本体17の先端に備え、その本体17の基端部に手動操作用のハンドル18を固着した構成であった(実際に使用されているが、そのような開閉操作具に言及した適当な特許文献は見当たらない)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の操作具15によれば、図10に示すように、手動操作用のハンドル18を把持して係合操作部16を異径貫通孔M5に挿通した後、開閉操作具15を回動させながら上方へ持ち上げて、係合操作部16を係合凹部M6に係合させ、その後、ハンドル18を回動させることになる。そのハンドル18の回動操作時には、係合凹部M6からの係合操作部16の離脱を防止するため、開閉操作具15を上方へ持ち上げながら回動操作する必要があり、回動操作がむずかしいという欠点があった。
つまり、錆び付きなどによって蓋M2が本体枠M1に強力に係合している場合が多く、ハンドル18を強い力で回動操作しようとすると、どうしても開閉操作具15を下方へ押す傾向にあって係合操作部16が係合凹部M6から外れるため、開閉操作具15を持ち上げながら強い力で回動させることがむずかしく、この点に改良の余地があった。
【0004】
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、たとえマンホールの蓋が回動しにくい状態にあっても、比較的楽にマンホールの蓋を回動させて開閉することのできるマンホール開閉操作具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の特徴構成は、マンホールの蓋が、その表面から裏面にまで貫通する異径貫通孔を備え、前記蓋の裏面に回動操作用の係合凹部を備えていて正逆回動により開閉するように構成されているマンホールの開閉操作具であって、その全長にわたって前記異径貫通孔の形状にほぼ一致する断面形状を有して前記異径貫通孔に挿通自在な係合操作部と、その係合操作部に回動力を付与する回動操作部を備えているところにある。
【0006】
請求項1の発明の特徴構成によれば、マンホール開閉操作具が、その全長にわたってマンホールの蓋に設けられた異径貫通孔の形状にほぼ一致する断面形状を有してその異径貫通孔に挿通自在な係合操作部を備えているので、係合操作部を異径貫通孔に挿通した状態で、その異径貫通孔に対して係合操作部が相対的に多少移動しても、異径貫通孔に対する係合操作部の挿通状態は確実に維持される。
そして、係合操作部に回動力を付与する回動操作部を備えているので、その回動操作部を回動操作して係合操作部に必要な回動力を付与することができ、たとえ強い力で回動操作部を操作しても、係合操作部が異径貫通孔から外れるおそれは少なく、したがって、従来の開閉操作具に比べて回動操作が楽で、比較的容易にマンホールの蓋を回動させて開閉することができる。
【0007】
請求項2の発明の特徴構成は、前記蓋の上面に当接する段部を備え、その段部が前記蓋の上面に当接した状態で、前記係合操作部が前記異径貫通孔に挿通した状態を維持するように構成されているところにある。
【0008】
請求項2の発明の特徴構成によれば、蓋の上面に当接する段部を備え、その段部が蓋の上面に当接した状態で、係合操作部が異径貫通孔に挿通した状態を維持するように構成されているので、たとえ回動操作部を強い力で回動操作しようとして開閉操作具を蓋側へ押し付けても、段部の作用で異径貫通孔に対する係合操作部の挿通状態が維持されるので、より一層強い力で確実にマンホールの蓋を回動させて開閉することができる。
【0009】
請求項3の発明の特徴構成は、前記蓋の上面に当接してその姿勢を保持する姿勢保持用当接部を備え、その姿勢保持用当接部が前記蓋の上面に当接した状態で、前記係合操作部が前記異径貫通孔に挿通した状態を維持して自立可能に構成されているところにある。
【0010】
請求項3の発明の特徴構成によれば、蓋の上面に当接してその姿勢を保持する姿勢保持用当接部を備え、その姿勢保持用当接部が蓋の上面に当接した状態で、係合操作部が異径貫通孔に挿通した状態を維持するように構成されているので、上述した段部と同様に、開閉操作具を蓋側へ押し付けて強い力で回動操作することができるのみならず、姿勢保持用当接部が蓋の上面に当接して自立可能に構成されているので、作業者は回動操作にのみ専念することができ、より一層蓋の開閉作業が容易となる。
【0011】
請求項4の発明の特徴構成は、前記姿勢保持用当接部が、前記蓋の上面に当接するゴム製当接部を備えているところにある。
【0012】
請求項4の発明の特徴構成によれば、姿勢保持用当接部が、蓋の上面に当接するゴム製当接部を備えているので、姿勢保持用当接部を蓋の上面に当接させるに際して大きな騒音の発生が抑制され、しかも、そのゴム製当接部蓋に押し付けながら回動操作することによって、蓋に対して摩擦による回動モーメントをも作用させることができ、強力な回動力で蓋を楽に回動操作することができる。
【0013】
請求項5の発明の特徴構成は、前記異径貫通孔を挿通して前記係合凹部に係合自在な蓋取り外し治具が、前記係合操作部の先端に連設されているところにある。
【0014】
請求項5の発明の特徴構成によれば、異径貫通孔を挿通して係合凹部に係合自在な蓋取り外し治具が、係合操作部の先端に連設されているので、上述したように、蓋を回動操作した後、係合操作部の先端に連設の蓋取り外し治具を係合凹部に係合させて持ち上げることにより蓋を上方へ取り外すことができ、蓋の回動操作と蓋の取り外しを一連の作業で能率良く行うことができる。
【0015】
請求項6の発明の特徴構成は、前記回動操作部が、手動操作用のハンドルであって、そのハンドルの回動操作によって前記係合操作部に回動衝撃力を付与する衝撃力付与手段が、前記ハンドルと係合操作部の間に介装されているところにある。
【0016】
請求項6の発明の特徴構成によれば、前記回動操作部が、手動操作用のハンドルであって、そのハンドルの回動操作によって係合操作部に回動衝撃力を付与する衝撃力付与手段が、ハンドルと係合操作部の間に介装されているので、その衝撃力付与手段によって係合操作部に衝撃的で強力な回動力を付与することができ、たとえ蓋が錆び付いているような場合でも、比較的楽に回動操作して蓋を開閉することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明によるマンホール開閉操作具の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この開閉操作具が対象とするのは、例えば、地中に埋設されたガス配管用のマンホールで、ガス配管用のマンホールMは、図1〜図3、および、図8に示すように、マンホールの本体枠M1と、本体枠M1に対して正逆回動により開閉する蓋M2を備えている。
本体枠M1には一対の突起M3が、蓋M2には突起M3が係合する溝M4が設けられ、蓋M2を本体枠M1に対して90度の角度にわたって正逆回動することにより、蓋M2が本体枠M1に対し脱着して開閉する構成とされている。
そのマンホールの蓋M2には、異径貫通孔M5、具体的には、円形の貫通孔M5aと、角が丸く面取りされたほぼ長方形の貫通孔M5bからなる異径貫通孔M5が、蓋M2の表面から裏面にまで貫通して設けられ、その蓋M2の裏面には、ほぼ長方形の貫通孔M5bと直交するほぼ長方形の係合凹部M6が設けられている。
【0018】
このようなマンホールの蓋M2を開閉操作する操作具1は、図1〜図3に示すように、金属製のパイプからなる本体2と、マンホールの蓋M2より若干小径で、本体2の先端側に位置する金属製の円板3などを備え、円板3が金属製の円筒体4や複数の補強用リブ5を介して溶接により本体2に固着されている。
その円板3は、後に詳しく説明するように、マンホールの蓋M2の上面に当接してその姿勢を保持する姿勢保持用当接部として機能するとともに、後述する段部12を兼用するもので、円板3の下面には、マンホールの蓋M2の上面に当接するゴム製当接部としてのゴム板6が貼着されている。
【0019】
円板3のほぼ中央には、金属製の係合操作部7が突設され、その係合操作部7は、その全長にわたってマンホールの蓋M2の異径貫通孔M5の形状にほぼ一致する断面形状を有し、その異径貫通孔M5にちょうど挿通する程度の寸法とされている。
他方、本体2の基端側には、本体2より小径の金属製パイプ8がほぼ直交するように貫通されて、複数の補強リブ9を介して溶接により本体2に固着され、手動操作用のハンドルとしての金属棒10が、そのパイプ8の孔に挿通自在に設けられている。
金属棒10は、係合操作部7に回動力を付与する回動操作部として機能するもので、パイプ8の孔に挿通した状態で、そのパイプ8の孔と金属棒10との間に衝撃力付与手段として機能する衝撃力付与用の遊び11が形成されるように設定されている。
【0020】
つぎに、この開閉操作具1の使用方法について説明する。
マンホールの蓋M2を開けるには、パイプ8の孔に金属棒10を挿通し、係合操作部7を蓋M2の異径貫通孔M5に挿通して、円板3の下面に貼着のゴム板6が蓋M2の上面に当接するようにセットする。
逆に、本体2をセットした後、パイプ8の孔に金属棒10を挿通することも可能であり、いずれにせよ、セットした状態では、図2に示すように、蓋M2上面への円板3の当接によって、開閉操作具1の本体2は蓋M2上に自立し、かつ、係合操作部7が蓋M2の異径貫通孔M5に挿通した状態に維持される。
要するに、円板3は、姿勢保持用当接部として機能して、係合操作部7を異径貫通孔M5に挿通した状態に維持して、開閉操作具1を蓋M2上に自立させるとともに、後述する段部12をも兼用する。
【0021】
このセット状態において、金属棒10を把持して所定の開き方向へ人為的に回動させることにより、蓋M2が開き方向に90度回動されて本体枠M1との係合が外される。その際、本体2を蓋M2側に押し付けながら金属棒10を回動させると、異径貫通孔M5への係合操作部7の係合に加えて、蓋M2に対しゴム板6からの摩擦力によるモーメントも作用するので、蓋M2を比較的楽に回動させることができる。
さらに、錆び付きなどにより蓋M2が本体枠M1に強力に係合している場合には、図3において仮想線で示すように、いったん金属棒10を開き方向と逆の方向に回動させた後、勢い良く開き方向へ回動させる。すると、金属棒10が衝撃力付与用の遊び11内を回動する間に慣性力が作用し、金属棒10がパイプ8の孔内面に勢い良く当接するので、本体2に大きな回動力が作用することになり、必要に応じて何度か繰り返すことによって蓋M2を開き方向に回動することができる。
【0022】
要するに、パイプ8の孔と金属棒10との間に形成される衝撃力付与用の遊び11は、金属棒10などとの協働によって係合操作部7に対して強い衝撃力を付与する衝撃力付与手段を構成するもので、このような衝撃力付与手段11が、金属棒10と係合操作部7との間に介装されているので、たとえ蓋M2が錆び付いていても、蓋M2を比較的小さな人為力で楽に回動することができる。
このようにして蓋M2と本体枠1との係合を解除した後、蓋M2から開閉操作具1を外し、例えば、フック状の工具などを使用して、異径貫通孔M5へ挿通して上方へ持ち上げて蓋M2を外すのであり、蓋M2を閉じる場合は、逆の手順によって閉じるのである。
【0023】
〔別実施形態〕
つぎに、別の実施形態について説明するが、重複説明を避けるため、先の実施形態で説明した構成部品や同じ作用を有する構成部品については、同じ符号を付すことによりその説明を省略し、主として先の実施形態と異なる構成について説明する。
【0024】
(1)先の実施形態では、姿勢保持用当接部として機能する円板3を設けて、その円板3が段部12を兼用する構成を示したが、段部12のみを設けて実施することもでき、その具体的な構成を示したのが図4に示す別の実施形態である。
この別の実施形態では、金属製のパイプからなる本体2の先端開口部が、段部として機能する金属板12により閉鎖されて、その金属板12に係合操作部7が溶接により直接固着されている。したがって、金属板12は、係合操作部7を蓋M2の異径貫通孔M5に挿通した状態で蓋M2の上面に当接し、異径貫通孔M5への係合操作部7の挿通状態を維持することになる。
【0025】
この別の実施形態によれば、係合操作部7を異径貫通孔M5に挿通して金属板12を蓋M2の上面に当接させた状態で、先の実施形態による円板3のように開閉操作具1の本体2を安定良く自立させて回動操作姿勢に保持することはむずかしいが、図5に示すように、少なくとも係合操作部7を異径貫通孔M5に挿通した状態に維持することは可能となる。
したがって、先の実施形態で説明したように、金属棒10を所定の開き方向へ回動させ、必要な場合には、衝撃力付与用の遊び11を有効に利用して係合操作部7に強力な回動力を付与して蓋M2を外すのであり、逆の手順によって蓋M2を閉じることになる。
【0026】
(2)これまでの実施形態では、マンホールの蓋M2を回動させて本体枠M1との係合を外した後、別の工具を使用して蓋M2を持ち上げて外す構成のものを示したが、開閉操作具1に蓋取り外し用の治具を設けて実施することもでき、その具体的な構成を示したのが図6に示す別の実施形態である。
この別の実施形態では、異径貫通孔M5を構成するほぼ長方形の貫通孔M5bおよび係合凹部M6とほぼ同じ形状で異径貫通孔M5を挿通自在な蓋取り外し治具13が、連結棒14を介して係合操作部7の先端に一体的に連設されている。
【0027】
この別の実施形態によれば、蓋M2を回動させて本体枠M1との係合を外した後、開閉操作具1を上方へ持ち上げて、連結棒14を異径貫通孔M5内に位置させ、開閉操作具1を回動させながら上方へ持ち上げて、図7に示すように、蓋取り外し治具13を蓋M2裏面の係合凹部M6に係合させるのである。
そして、開閉操作具1を更に持ち上げることによって、蓋M2が上方へ持ち上げられて外されるのであり、蓋M2の本体枠M1に対する係合解除と蓋M2の上方への取り外しを一連の作業で能率良く行うことができる。
【0028】
(3)これまでの実施形態では、円板3からなる姿勢保持用当接部または金属板12からなる段部を設けた例を示したが、これら姿勢保持用当接部や段部は必ずしも必要なものではなく、姿勢保持用当接部や段部を省略して実施することもでき、同様に、衝撃力付与手段を構成する遊び11についても、これをなくして実施することができる。
また、衝撃力付与手段を構成する遊び11を設ける場合には、例えば、本体2の中間部、または、本体2と係合操作部7との間に遊び11を介在させることもでき、その場合には、手動操作用のハンドルを本体2に固着して実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開閉操作具とマンホールを示す斜視図
【図2】開閉操作具の使用状態を示す断面図
【図3】開閉操作具の使用状態を示す斜視図
【図4】別の実施形態による開閉操作具とマンホールを示す斜視図
【図5】別の実施形態による開閉操作具の使用状態を示す断面図
【図6】別の実施形態による開閉操作具を示す斜視図
【図7】別の実施形態による開閉操作具の使用状態を示す断面図
【図8】マンホールを示す平面図
【図9】従来の開閉操作具とマンホールを示す斜視図
【図10】従来の開閉操作具の使用状態を示す断面図
【符号の説明】
1 開閉操作具
3 段部を兼用する姿勢保持用当接部
6 ゴム製当接部
7 係合操作部
10 回動操作部としての手動操作用のハンドル
11 衝撃力付与手段
12 段部
13 蓋取り外し治具
M マンホール
M2 マンホールの蓋
M5 異径貫通孔
M6 係合凹部
Claims (6)
- マンホールの蓋が、その表面から裏面にまで貫通する異径貫通孔を備え、前記蓋の裏面に回動操作用の係合凹部を備えていて正逆回動により開閉するように構成されているマンホールの開閉操作具であって、
その全長にわたって前記異径貫通孔の形状にほぼ一致する断面形状を有して前記異径貫通孔に挿通自在な係合操作部と、その係合操作部に回動力を付与する回動操作部を備えているマンホール開閉操作具。 - 前記蓋の上面に当接する段部を備え、その段部が前記蓋の上面に当接した状態で、前記係合操作部が前記異径貫通孔に挿通した状態を維持するように構成されている請求項1に記載のマンホール開閉操作具。
- 前記蓋の上面に当接してその姿勢を保持する姿勢保持用当接部を備え、その姿勢保持用当接部が前記蓋の上面に当接した状態で、前記係合操作部が前記異径貫通孔に挿通した状態を維持して自立可能に構成されている請求項1または2に記載のマンホール開閉操作具。
- 前記姿勢保持用当接部が、前記蓋の上面に当接するゴム製当接部を備えている請求項3に記載のマンホール開閉操作具。
- 前記異径貫通孔を挿通して前記係合凹部に係合自在な蓋取り外し治具が、前記係合操作部の先端に連設されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のマンホール開閉操作具。
- 前記回動操作部が、手動操作用のハンドルであって、そのハンドルの回動操作によって前記係合操作部に回動衝撃力を付与する衝撃力付与手段が、前記ハンドルと係合操作部の間に介装されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のマンホール開閉操作具。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2415729A (en) * | 2004-07-02 | 2006-01-04 | Andrew Paul Doris | Tool for removing a manhole cover |
KR101240285B1 (ko) * | 2010-10-21 | 2013-03-07 | 주식회사 대광주철 | 부양 기능을 갖는 잠금형 맨홀 |
KR102286782B1 (ko) * | 2021-06-03 | 2021-08-06 | 박성진 | 소음 및 이탈 방지수단이 구비된 맨홀뚜껑의 결합장치 |
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2003
- 2003-03-25 JP JP2003083340A patent/JP2004293050A/ja active Pending
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GB2415729A (en) * | 2004-07-02 | 2006-01-04 | Andrew Paul Doris | Tool for removing a manhole cover |
GB2415729B (en) * | 2004-07-02 | 2009-05-13 | Andrew Paul Doris | Cover removal tool |
KR101240285B1 (ko) * | 2010-10-21 | 2013-03-07 | 주식회사 대광주철 | 부양 기능을 갖는 잠금형 맨홀 |
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