JP2004289644A - 受信回路及び受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用性が高く、小型化を実現した受信回路及び受信装置を提供することである。
【解決手段】受信回路103において、入力された信号の所定の周波数帯を増幅するRFアンプ104と、RFアンプにて増幅された信号とローカル信号とを入力し、これら信号を混合して中間周波数信号に変換するミキサ105と、ミキサ105から出力される中間周波数信号の濾過を行うIFフィルタ107と、IFフィルタ107が出力する中間周波信号を帯域増幅するIFアンプ110と、IFアンプ110から出力された信号を入力して復調処理を行い、受信回路103の外部にその一部が設けられた復調回路114と、を有するようにしてある。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信回路及び受信装置に関し、特に、微弱無線器として使用可能な受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
キーレスエントリーシステムや簡易データ通信などといった微弱無線器に使用される受信回路は、一般的に無線周波数(以下、RFとも記す)は315MHz付近もしくはそれ以下であり、例えば、RFが315MHzの場合には、中間周波数(以下、IFとも記す)としては455kHzと10.7MHzが使用される事が多い。中間周波数が455kHzや10.7MHzと比較的高い場合、中間周波フィルタや検波回路として半導体チップに外付けでセラミックフィルタや検波コイルといった部品を使用し、この部品を変えることによって所望の特性を実現していた。
【0003】
しかし、外付けの部品が大きい、価格が高いなどといった問題があった。IFフィルタにはセラミックフィルタを使用し、FM検波回路の移相回路には検波コイルを使用する。セラミックフィルタにはIF周波数455kHz用の帯域幅が狭い(±5kHz〜±15kHz)ものとIF周波数10.7MHz用の帯域幅が広い(±50kHz〜±150kHz)ものがある。価格はチップ部品と比較するとかなり高価でサイズも大きい。特にIF周波数455kHz用のセラミックフィルタはサイズが大きい。チップ部品の高さは1mm以下であるが、リードタイプセラミックフィルタの高さは8mm程度であり、チップタイプセラミックフィルタの高さは3mm程ある。また、検波コイルのサイズも大きく、従来回路は、低コスト、低背化には向かなかった。
【0004】
一方、中間周波数が100kHzなど低い場合は、IFフィルタを内蔵できる場合があり、この場合には、IFフィルタの出力には中間周波信号を検出し、IFフィルタの出力信号が所定のレベルになるようイメージリジェクションミキサの利得を制御するAGC回路が接続される場合がある。(例えば、特許文献1参照。)。また、IFフィルタの中心周波数を中間周波信号と等しく、移相回路の位相差を中間周波において90度とする調整回路を備えるものもある(例えば、特許文献2参照。)。しかし、バンドパスフィルタ特性であるIFフィルタの帯域幅を変更することが困難なため、用途、性能に応じた半導体チップの設計が必要となり汎用性がないという課題もあった。
【0005】
【特許文献1】
特開平08−079125号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平08−070261号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、その目的は、汎用性が高く、小型化を実現した受信回路及び受信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明の一態様によれば、入力された信号とローカル信号とを入力し、これら信号を混合して中間周波数信号に変換するミキサと、前記ミキサから出力される中間周波数信号の濾過を行うIFフィルタと、前記IFフィルタが出力する中間周波信号を帯域増幅するIFアンプと、前記IFアンプから出力された信号を入力して復調処理を行い、この受信回路の外部にその一部が設けられた復調回路と、を有することを特徴とする受信回路が提供される。
【0009】
また、本願発明の一態様によれば、外部から無線信号を受信するアンテナと、前記アンテナから受信された無線信号のイメージ除去、妨害波除去を行い、特定の周波数帯を出力するRFフィルタと、前記RFフィルタから出力された信号の所定の周波数帯を増幅するRFアンプと、前記RFアンプにて増幅された信号とローカル信号とを入力し、これら信号を混合して中間周波数信号に変換するミキサと、前記ミキサから出力される中間周波数信号の濾過を行うIFフィルタと、前記IFフィルタが出力する中間周波信号を帯域増幅するIFアンプと、前記IFアンプから出力された信号を入力して復調処理を行い、この受信回路の外部にその一部が設けられた復調回路と、を有することを特徴とする受信装置が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明に係る受信回路及び受信装置の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明に係る微弱無線器の受信装置の第1の実施形態を示す図面である。この受信装置は、外部からの無線信号を受信するアンテナ101と、アンテナ101から受信された無線信号のイメージ、妨害波を除去し、特定の周波数帯の信号を出力するRFフィルタ102と、このRFフィルタ102でイメージ除去された無線信号を入力して復調処理を行う受信回路103と、を有する。受信回路103は、入力された信号の所定の周波数帯を増幅するRFアンプ104と、RFアンプ104にて増幅された信号とローカル信号とを入力し、これら信号を混合して中間周波数信号に変換するミキサ105と、ミキサ105から出力される中間周波数信号の濾過を行うIFフィルタ107と、IFフィルタ107が出力する中間周波信号を帯域増幅するIFアンプ110と、IFアンプ110から出力された信号を入力して復調処理を行い、この受信回路103の外部にその一部が設けられた復調回路114と、を有する。ここで、受信回路103は1つの半導体チップで実現するようにしてもよい。また、上記の「外部」とは、例えば、この受信回路が1つの半導体チップで実現されている場合には、その半導体チップとは一体的に製造されるのではなく、別に製造がなされ、後に結合されることでその機能を発揮することを意味する。
【0012】
RFアンプ104は、RFフィルタ102でイメージ除去、妨害波除去された無線信号を入力し、特定の周波数帯を増幅する。ミキサ105は、このRFアンプ104の出力する信号と、受信回路には含まれないローカル信号発生部106が出力するローカル信号を入力する。そして、このミキサ105は、これら入力信号を混合して中間周波数信号に変換する。ここで、このミキサ105には、所望の中間周波数のイメージ信号を消去するイメージリジェクションミキサ若しくはイメージキャンセルミキサが含まれる。また、ローカル信号発生部106は水晶発振器が含まれる。このローカル信号発生部106は、受信回路に含まれるか否かを問わない。すなわち、ローカル信号発生部106は、受信回路内部に設けても外部に設けても良い。同様に、ローカル信号発生部106は、受信回路103に含まれるか否かを問わない。また、ミキサ105としてイメージリジェクションミキサを使用することにより、イメージ妨害特性が改善され、受信感度の良好な受信回路が実現される。
【0013】
図2は、本実施形態に係るミキサ105として使用したイメージリジェクションミキサのイメージ抑圧特性を示す図表である。IFの移相器には1次オールパスフィルタを用いた。仮にイメージ信号抑圧比が−20dB以上余裕をとる必要があるとした場合、中間周波数を100kHzとするとミキサ使える周波数範囲は50kHz〜200kHzである。
【0014】
次に、IFフィルタ107について説明する。IFフィルタ107は、ミキサ105が出力する中間周波数信号をさらに濾過を行い、特定の周波数帯の信号を出力する。本実施形態では、受信チャネルの信号だけが通過され、受信チャネル以外の信号は阻止される。ここで、本実施形態このIFフィルタ107は図1に示す通り、受信回路103内に設けられたバッファアンプ108と受信回路103の外に設けられた外付け回路109とを有する。しかし、これには限られず回路109を内部に設けても実施は可能である。
【0015】
図3は、本実施形態のIFフィルタ107、及びIFアンプ110を示す図であり、特に、本実施形態の外付け回路109の回路構成を示した。図示の如く、この外付け回路109は、抵抗R1,R2と、キャパシタC1,C2,C3とを有する。本実施形態の受信装置においては、これら抵抗及びキャパシタは外付けの部品、すなわち、この受信回路103の外部に設けられたものである。上記の「外部」とは、例えば、この受信回路が1つの半導体チップで実現されている場合には、その半導体チップとは一体的に製造されるのではなく、別に製造がなされ、後に結合されることでその機能を発揮することを意味する。
【0016】
本実施形態のIFフィルタ107は2次ローパスフィルタと1次ハイパスフィルタとしたバンドパスフィルタを有する。このように、例えば、周波数精度が必要な場合には、ローパスフィルタを外付けにして、この外付け回路109の抵抗の抵抗値及びキャパシタの容量を制御することで、フィルタを行う周波数帯の制御を行うことが出来る。言い換えれば、制御可能な部分を外付けにすることで、受信回路自体の設計を変更することなく仕様を変更することができる。これによって、用途に合わせた受信回路の設計をすることなく、汎用性の高い受信回路が実現できる。一方、外付け回路以外の部分、即ち本実施形態ではバッファアンプ108は制御を行う必要がない。このように制御が必要のない部品は受信回路に含めることで外付け回路の小型化を実現することができる。一方、外付け回路の機能を小さくすることで受信装置全体の小型化を実現することができる。また、従来技術のように、高価なセラミックフィルタを用いる必要がないので、低コスト化を図ることが出来る。さらに、キャパシタが半導体チップに外付けであるためキャパシタの容量値を大きく、ノイズ源である抵抗の値を小さくすることができるため、IFフィルタの感度を良することができる。
【0017】
図4は、図3に示したIFフィルタ107の周波数特性例を示した図表である。中間周波数、帯域幅はIFフィルタの周波数精度を考慮し決定されることが好ましい。ここで、周波数精度が必要な場合には、2次ローパスフィルタは周波数精度が必要なため外付け抵抗、キャパシタを使用し、1次ハイパスフィルタは周波数精度がそれほど必要ないため半導体チップ内蔵の抵抗を使用する。ここで、通常使用する外付け抵抗、キャパシタの精度をそれぞれ±2%、±5%と仮定し、中間周波数を100kHzとすると2次ローパスフィルタの周波数精度は±7kHz計算できる。よって帯域幅の4分の1の周波数ずれを許容できるとすると帯域幅は±30kHz以上にすればよい。一方、帯域幅を狭くしたい場合は中間周波数を下げるようにすればよい。
【0018】
次に、IFアンプ110について説明する。このIFアンプ110は、IFフィルタ107の出力信号を入力して特定の周波数帯の信号を増幅して出力するためのものである。本実施形態に係るIFアンプ110では図1に示す如く、IFアンプ111と、IFフィルタ112と、IFアンプ113と、を有する。このように本実施形態では、複数のIFアンプを用いたがこれに限られるものではない。本実施形態のようにIFフィルタ107及びIFアンプ111にIFフィルタ112を内蔵することにより、妨害特性の良好な受信回路が実現できる。
【0019】
図5は、本実施形態に係るIFアンプ110の回路図を示す図である。このIFアンプ110は、アンプ120,122,125,127,130,及び132と、ローパスフィルタ121,123,126,128,131,及び133と、ハイパスフィルタ124,及び129と、を有する。このIFアンプ110では、受信チャネルより遠い妨害波を落とすためIFアンプにフィルタ機能をもたせている。本実施形態ではアンプとして差動増幅器で構成し、差動増幅器の入出力に抵抗、キャパシタで構成したローパスフィルタ、ハイパスフィルタを入れバンドパスフィルタとしている。ローパスフィルタは高域の周波数成分を落とす必要から数を多くしている。一方、ハイパスフィルタはフィルタの遮断周波数が低く周波数精度が必要ないため、ローパスフィルタに比べて数は少なくても良い。換言すれば、ローパスフィルタはハイパスフィルタより多い方が好ましい。本実施形態では、差動増幅器:ローパスフィルタ:ハイパスフィルタの数は3:3:1で構成したが、これに限られるものではない。
【0020】
図6は、図5に示したIFアンプ110の周波数特性を示す図表である。図5のようにIFアンプ110を構成することで、中間周波数を100kHzとして略線対称特性を得ることが出来る。
【0021】
次に、復調回路114について説明する。この復調回路114は、IFアンプ110から出力された信号を入力して、復調を行い出力するためのものである。ここで、復調回路114は、入力信号の周波数の変化を電圧に変換するFM検波回路、入力信号の振幅の変化を電圧に変換するAM検波回路、及び入力信号の位相の変化を電圧に変換する直交検波回路が含まれる。本実施形態の復調回路114は、移相回路115と、FM検波回路116と、を有し、このFM検波回路によって音声信号やデータ信号として復調出力がされる。ここで、本実施形態に係る移相回路115は受信回路103に含まれない構成としたが、これに限られず、受信回路103の内部に設けても良い。
【0022】
図7は、本実施形態のFM検波回路の移相回路115を示す図である。この移相回路115は、CR移相回路を構成し、抵抗R13と、キャパシタC11とを有する。これら抵抗R13と、キャパシタC11とは受信回路の外部に設けるようにした。本実施形態の移相回路115にはオールパスフィルタ(APF)を使用し、検波回路に接続されている2本の抵抗R11,R12を同じ値とすれば1次APFの機能を持たせることが出来る。図8は、図7の等価回路を示す図である。この移相回路115の抵抗の抵抗値及びキャパシタの容量を制御することで、FM検波を行う周波数帯の制御を行うことが出来る。言い換えれば、制御可能な部分を外付けにすることで、受信回路自体の設計を変更することなく仕様を変更することができる。これによって、用途に合わせた受信回路の設計をすることなく、汎用性の高い受信回路が実現できる。一方、移相回路以外の部分、即ち本実施形態ではFM検波回路116は制御を行う必要がない。このように制御が必要のない部品は受信回路に含めることで外付け回路の小型化を実現することができる。一方、外付け回路の機能を小さくすることで受信装置全体の小型化を実現することができる。
【0023】
図9は、本実施形態に係る移相回路115の特性を示す図表である。本実施形態の移相回路115においては、中間周波数において位相が90度になるように外付け抵抗やキャパシタの定数を変えることで調整が可能である。FM検波回路116の使用可能周波数範囲は、移相回路の位相特性がリニアな領域であり、概して中間周波数の0.5倍〜1.5倍である。中間周波数を100kHzした場合、FM検波回路の使用可能な周波数範囲は50kHz〜150kHzとなる。
【0024】
図10は、本実施形態で用いたIFフィルタ107の周波数特性、IFフィルタ107及びフィルタ機能を持たせたIFアンプ110の周波数特性、及び、IFフィルタ107の周波数特性、フィルタ機能を持たせたIFアンプ110にノッチフィルタ(以下BEF(Band Elimination Filter)とも記す)を加えたIFアンプ110の周波数特性を重ねた図表である。IFフィルタ107とフィルタ機能を持たせたIFアンプ110では、高域の周波数減衰があまりとれないため、IFアンプ110にBEFを入れた回路を実際は使用した方がよい。BEFを入れたIFアンプの回路構成は、図1においてIFアンプ111、IFアンプ113をフィルタ機能を持たせたIFアンプとし、IFフィルタ112をBEFとした回路である。BEFの挿入場所は差動増幅器1段ないし2段通った後であることがBEFのノイズが見えなくなるという点で好ましいが、これに限られずに挿入することができる。図10から分かる通りBEFを入れた特性が高域の周波数減衰が良いことが分かる。
【0025】
本実施形態の受信回路では、IFフィルタとFM検波回路の移相回路を外付けの抵抗、キャパシタにより構成することによって、従来必要であったセラミックフィルタや検波コイルといった大きく高価な部品が不要となるため、低コスト、低背化、小型化が可能な受信回路が実現できる。また、外付けの抵抗、キャパシタの定数を変えることにより、IFフィルタ、移相回路の特性を変えることができるため、従来のように用途ごとに半導体チップを設計する必要はなく、汎用性が高い受信装置である。
【0026】
図11は、本発明に係る受信装置の別の実施形態を示す図である。この実施形態では、図1に示す実施形態と比較して、新たに調整回路118が追加されている。この調整回路118は、IFフィルタ112の中心周波数を中間周波信号と等しくするものである。図11の実施形態ではIFフィルタ107は中間周波信号から遠く離れた妨害波を除去する目的で使用され、IFフィルタ112は帯域幅を決める目的で使用される。また復調回路にはパルスカウント検波回路を半導体チップの外付け部品としてパルス幅調整用の抵抗、キャパシタを用いた形態においても本実施形態の効果を得ることができる。このような小電力無線器と違い隣接して強い妨害波がなく急峻なIFフィルタ特性を必要としない微弱無線器には特に効果がある。
【0027】
このように、本実施形態の受信回路及び受信装置では従来必要であったセラミックフィルタや検波コイルといった大きく高価な部品が不要となるため、低コスト、低背化、小型化が実現できる。また、外付けの抵抗、キャパシタの定数を変えることにより、IFフィルタ、移相回路の特性の変更可能なため、従来のように用途毎に半導体チップを設計する必要がなく、汎用性の高い受信回路が実現できる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、汎用性が高く、小型化を実現した受信回路及び受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る微弱無線器の受信装置の第1の実施形態を示す図面である
【図2】本実施形態に係るミキサ105として使用したイメージリジェクションミキサのイメージ抑圧特性を示す図表である
【図3】本実施形態のIFフィルタ107を示す図である。
【図4】図3に示したIFフィルタ107の周波数特性例を示した図表である
【図5】本実施形態に係るIFアンプ110の回路図を示す図である
【図6】図5に示したIFアンプ110の周波数特性を示す図表である
【図7】本実施形態のFM検波回路の移相回路115を示す図である
【図8】図7の等価回路を示す図である。
【図9】本実施形態に係る位相回路115の特性を示す図表である。
【図10】本実施形態で用いたIFフィルタの周波数特性とIFフィルタ107とフィルタ機能を持たせたIFアンプ110の周波数特性とフィルタ機能を持たせたIFアンプ110にノッチフィルタを加えたIFアンプ110の周波数特性を重ねた図表である
【図11】本発明に係る受信装置の別の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
101 アンテナ
102 RFフィルタ
103 受信回路
104 RFアンプ
105 ミキサ
106 ローカル信号発生部
107,112 IFフィルタ
108 バッファアンプ
109 外付け回路
110,111,113 IFアンプ
114 復調回路
115 移相回路
116 FM検波回路
118 調整回路
120,122,125,127,130,132 アンプ
121,123,126,128,131,133 ローパスフィルタ
124,129 ハイパスフィルタ

Claims (16)

  1. 入力された信号とローカル信号とを入力し、これら信号を混合して中間周波数信号に変換するミキサと、
    前記ミキサから出力される中間周波数信号の濾過を行うIFフィルタと、
    前記IFフィルタが出力する中間周波信号を帯域増幅するIFアンプと、
    前記IFアンプから出力された信号を入力して復調処理を行い、この受信回路の外部にその一部が設けられた復調回路と、
    を有することを特徴とする受信回路。
  2. 前記受信回路は入力された信号の所定の周波数帯を増幅して前記ミキサに信号を出力するRFアンプを有することを特徴とする請求項1記載の受信回路。
  3. 前記受信回路は一つの半導体チップで実現されることを特徴とする請求項1記載の受信回路。
  4. 前記復調回路は、
    この受信回路の外部にその一部が設けられたFM検波回路を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の受信回路。
  5. 前記FM検波回路は、
    この受信回路の外部にその一部が設けられた移相回路を有することを特徴とする請求項4記載の受信回路。
  6. 前記移相回路は、オールパスフィルタであることを特徴とする請求項5記載の受信回路。
  7. 前記移相回路は、
    この受信回路の外部に設けられた抵抗と、
    この受信回路の外部に設けられたキャパシタと、
    を有することを特徴とする請求項6記載の受信回路。
  8. 前記IFフィルタは、この受信回路の外部にその一部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の受信回路。
  9. 前記IFフィルタは、
    この受信回路の内部に設けられたバッファアンプと、
    この受信回路の外部に設けられた抵抗と、
    この受信回路の外部に設けられたキャパシタと、
    を有することを特徴とする請求項8記載の受信回路。
  10. 前記IFフィルタは、
    低周波数領域のフィルタリングを行うハイパスフィルタと、
    高周波数領域のフィルタリングを行うローパスフィルタと、
    を有することを特徴とする請求項8記載の受信回路。
  11. 前記IFフィルタは、
    1次のハイパスフィルタと、2次のローパスフィルタと、
    を有することを特徴とする請求項10記載の受信回路。
  12. 前記IFアンプは、
    低周波数領域のフィルタリングを行うハイパスフィルタと、
    高周波数領域のフィルタリングを行うローパスフィルタと、
    前記IFフィルタが出力する中間周波信号を帯域増幅するアンプと、
    を有することを特徴とする請求項1乃至11項のいずれか一項に記載の受信回路。
  13. 前記IFアンプは、少なくとも1つのハイパスフィルタとローパスフィルタとを有し、前記ローパスフィルタは前記ハイパスフィルタよりも数が多いことを特徴とする請求項12記載の受信回路。
  14. 前記IFアンプは、更に、ノッチフィルタを有することを特徴とする請求項13記載の受信回路。
  15. 前記ミキサは、イメージリジェクションミキサであることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の受信回路。
  16. 外部から無線信号を受信するアンテナと、
    前記アンテナから受信された無線信号のイメージ除去、妨害波除去を行い、特定の周波数帯を出力するRFフィルタと、
    前記RFフィルタから出力された信号の所定の周波数帯を増幅するRFアンプと、
    前記RFアンプにて増幅された信号とローカル信号とを入力し、これら信号を混合して中間周波数信号に変換するミキサと、
    前記ミキサから出力される中間周波数信号の濾過を行うIFフィルタと、
    前記IFフィルタが出力する中間周波信号を帯域増幅するIFアンプと、
    前記IFアンプから出力された信号を入力して復調処理を行い、この受信回路の外部にその一部が設けられた復調回路と、
    を有することを特徴とする受信装置。
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