JP2004289221A - スピーカユニットの支持構造及びスピーカシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スピーカユニット10と、スピーカユニット10の前面側を配置させるための開口部を有するキャビネット20と、スピーカユニット10の背面側に接続されるアンカー31と、スピーカキャビネット20内におけるアンカー31の重心位置が固定されるようにアンカー31を支持するための支柱32と、支柱32の位置決めを行うための位置決め部材33とを備え、支柱32と位置決め部材33との間に緩衝部材34を介装させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はスピーカユニットの支持構造及びスピーカシステムに関し、より詳細にはスピーカユニットの振動をスピーカキャビネットに伝えにくい構造にして、音質の向上を図ることのできるスピーカユニットの支持構造及びスピーカシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来のスピーカシステムを模式的に示した側面断面図である。
スピーカシステム50は、コーン61、ボイスコイル62、磁気回路63、及びフレーム64等から構成されるスピーカユニット60と、スピーカユニット60が収納される箱形のスピーカキャビネット70とを含んで構成されており、スピーカユニット60のフレーム64の外周部分が、スピーカキャビネット(以下、単にキャビネットと記す)70前面の開口部71の縁にネジ72によってネジ止めされている。
【0003】
このようなスピーカシステム50では、スピーカユニット60がキャビネット70に直接固定されているため、スピーカユニット60のキャビネット70への取り付け状態が安定している。したがって、キャビネット70が傾斜や転倒させられたりしても、スピーカユニット60がキャビネット70から外れたりすることがなく、また設置向き(横置きや縦置きなど)等も使用者の好みに応じて変更することもできる。
【0004】
しかし、スピーカユニット60の駆動時には、コーン61の振動がフレーム64を介して直接キャビネット70の前面に伝わるため、キャビネット70全体が振動してしまい、これが不要音(元の信号と関係のない音)となって音質の劣化(音質の濁り等)を引き起こしてしまうという課題があった。
【0005】
このような課題を解決するものとして、例えば、下記の特許文献1記載のスピーカシステムが提案されている。図6は、下記の特許文献1に開示されているスピーカシステムを模式的に示した側面断面図である。
【0006】
スピーカシステム50Aは、スピーカユニット60Aを露出させる開口部71Aが前面に設けられたキャビネット70Aと、キャビネット70A内部の底面の中央部から上部に延設された支柱73と、支柱73の先端のピポット73aに天秤構造により支持される支軸74aを有する天秤部材74と、天秤部材74を介してスピーカユニット60Aと対向する位置にスピーカユニット60Aとのバランスを保持して固定されるウエイト75と、キャビネット70Aの開口部71Aとスピーカユニット60Aとの間に装着される弾性体76とを含んで構成されている。
【0007】
このようなスピーカシステム50Aによれば、スピーカユニット60Aから発生する振動が、天秤部材74の振り子の動作により吸収されるとともに、吸収しきれない振動エネルギが、天秤部材74から支柱73へ伝達されて接地されるため、スピーカユニット60Aの駆動時の振動がキャビネット70Aへ伝達されることによって発生する音質の濁りを防止することができるとされている。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−355876号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1記載のスピーカシステム50Aでは、支柱73と天秤部材74という不安定な支持構造のため、キャビネット70Aが傾斜や転倒させられたりすると、天秤部材74の支軸74aが支柱73のピポット73aから外れてしまい、その結果、スピーカユニット60Aが開口部71Aから外れて、元の位置に配置させることができなくなったり、内部の配線が断線したり、スピーカユニット60A自体が破損してしまうといった恐れがあり、スピーカユニット60Aの取り付け状態の安定性が低く、また、設置向きの変更等も行うことができないという課題があった。
【0010】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、スピーカユニットの振動をキャビネットヘ伝わらせないようにして音質の改善を図ることができ、しかも、取り付け状態の安定性に優れたスピーカユニットの支持構造及びスピーカシステムを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係るスピーカユニットの支持構造(1)は、スピーカユニットと、該スピーカユニットの前面側を配置させるための開口部を有するキャビネットと、前記スピーカユニットの背面側に接続されるアンカー部材と、前記スピーカキャビネット内における前記アンカー部材の重心位置が固定されるように該アンカー部材を支持するための支持部材と、該支持部材の位置決めを行うための位置決め部材とを備え、前記支持部材と前記位置決め部材との間、又は前記アンカー部材と前記支持部材との間に緩衝部材が介装されていることを特徴としている。
【0012】
上記スピーカユニットの支持構造(1)によれば、前記位置決め部材により前記支持部材の位置が固定され、固定された前記支持部材により前記アンカー部材が前記スピーカキャビネット内においてその重心位置が固定されるように支持され、しかも前記支持部材と前記位置決め部材との間、又は前記アンカー部材と前記支持部材との間に前記緩衝部材が介装されるので、前記アンカー部材に接続された前記スピーカユニットが、前記スピーカキャビネット内の所定位置にフローティング状態で配設される。したがって、前記スピーカユニットから前記アンカー部材に伝わる振動が、前記スピーカキャビネットに伝わらなくなるため、前記スピーカキャビネットの振動による音質の劣化を防止することができる。
【0013】
また、前記アンカー部材の重量を前記スピーカユニットの重量よりも大きくすることにより、前記アンカー部材を仮想グランドとして作用させることができ、その結果、前記スピーカユニットの振動を抑制する効果を一層高めることができる。
【0014】
さらに、前記スピーカキャビネットの配置状態が変化しても(例えば、傾斜や転倒等が生じても)、前記支持部材により、前記アンカー部材の重心位置が固定されるように該アンカー部材が支持されているので、前記スピーカユニットの取り付け位置が変化してしまうこともなく、取り付け状態の安定性に優れた構造とすることができる。また、縦置きや横置き等配置向きも自由に変えることができ、家庭用のみならず、車載用等への適用も可能である。
【0015】
また本発明に係るスピーカユニットの支持構造(2)は、上記スピーカユニットの支持構造(1)において、前記アンカー部材が、第1のアンカー部材と第2のアンカー部材とからなり、前記第1のアンカー部材と前記第2のアンカーとが連結されるものであることを特徴としている。
【0016】
上記スピーカユニットの支持構造(2)によれば、前記第1のアンカー部材と前記第2のアンカー部材とを別々に前記スピーカキャビネット内に組み付けて、組み付け後に、例えば、ねじ止め等により連結させることができる。したがって、前記スピーカキャビネット内への前記アンカー部材の組み付け作業が容易となり、組み付けの作業性を向上させることができる。
【0017】
また本発明に係るスピーカユニットの支持構造(3)は、上記スピーカユニットの支持構造(1)又は(2)において、前記支持部材が、前記アンカー部材から放射状に設けられた複数の支柱からなることを特徴としている。
【0018】
上記スピーカユニットの支持構造(3)によれば、前記支持部材が、前記アンカー部材から放射状に設けられた複数の支柱からなるので、傾斜や転倒等によって前記スピーカキャビネットの配置状態が変化させられても、いずれかの支柱によって前記アンカー部材が支持されるので、前記アンカー部材の位置変化を確実に防止することができ、前記アンカー部材に接続された前記スピーカユニットを前記スピーカキャビネット内に安定した構造で支持することができる。
【0019】
また本発明に係るスピーカユニットの支持構造(4)は、上記スピーカユニットの支持構造(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記位置決め部材が、前記支持部材の先端部を嵌合させるための嵌合部を有するものであることを特徴としている。
【0020】
上記スピーカユニットの支持構造(4)によれば、前記支持部材の先端部が前記嵌合部に嵌合させられることによって、前記スピーカキャビネットの傾斜や転倒、あるいは輸送時の揺れ等によって起こる前記支持部材の先端部の位置ずれを防止することができ、前記アンカー部材に接続された前記スピーカユニットを前記スピーカキャビネット内に安定した構造で支持することができる。
【0021】
また本発明に係るスピーカユニットの支持構造(5)は、上記スピーカユニットの支持構造(1)〜(4)のいすれかにおいて、前記スピーカキャビネットの開口部と前記スピーカユニットとの間に緩衝部材が介装されていることを特徴としている。
【0022】
上記スピーカユニットの支持構造(5)によれば、前記緩衝部材により前記スピーカキャビネット内の気密性を維持することができるとともに、前記スピーカユニットを前記スピーカキャビネットの前面に対してフローティング状態で維持することができ、前記スピーカユニットから前記スピーカキャビネット前面への振動の伝達を防止することができ、前記スピーカキャビネットの振動に伴う音質の劣化を防止することができる。
【0023】
また本発明に係るスピーカシステム(1)は、上記スピーカユニットの支持構造(1)〜(5)のいずれかが前記スピーカキャビネット内に複数セット設けられていることを特徴としている。
【0024】
上記スピーカシステム(1)によれば、前記スピーカユニットが1つのスピーカキャビネットに2つ以上含まれるマルチ・ウェイ・スピーカシステムにも上記スピーカユニットの支持構造を適用することができ、各スピーカユニットをフローティング状態とすることにより音質の劣化を防止することができるとともに、傾斜や転倒等に対しても各スピーカユニットの位置ずれ等が生じない安定した構造とすることができる。
【0025】
また本発明に係るスピーカシステム(2)は、上記スピーカユニットの支持構造(1)〜(5)のいずれかが採用されたスピーカシステムであって、前記アンカー部材を介して互いに背面が対向するように接続された第1のスピーカユニット及び第2のスピーカユニットを備え、前記第1のスピーカユニット及び前記第2のスピーカユニットに対して、同じ信号が同相で供給されるものであることを特徴としている。
【0026】
上記スピーカシステム(2)によれば、前記アンカー部材を介して互いに背面が対向するように接続された前記第1のスピーカユニット及び前記第2のスピーカユニットが同相で動作させられるので、双方のスピーカユニットから伝達される振動が前記アンカー部材で打ち消され、前記スピーカユニットから伝達される振動を抑制する効果を一層高めることができる。
【0027】
また本発明に係るスピーカシステム(3)は、上記スピーカユニットの支持構造(1)〜(5)のいずれかが採用されたスピーカシステムであって、前記アンカー部材を介して互いに背面が対向するように接続された第1のスピーカユニット及び第2のスピーカユニットを備え、前記第1のスピーカユニット及び前記第2のスピーカユニットに対して、同じ信号が逆相で供給されるものであることを特徴としている。
【0028】
上記スピーカシステム(3)によれば、前記アンカー部材を介して互いに背面が対向するように接続された前記第1のスピーカユニット及び前記第2のスピーカユニットが逆相で動作させられるので、見かけ上前記スピーカキャビネット内に圧力変化の生じない構造とすることができる。したがって、内圧の変化がなくなるので前記スピーカユニットの振動板の応答特性を良くすることができ、音質を一層向上させることができる。また、内圧の変化をなくすことができるので、前記キャビネットの小型化を図ることもできる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るスピーカユニットの支持構造及びスピーカシステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係るスピーカユニットの支持構造が採用されたスピーカシステムを模式的に示した部分断面斜視図であり、図2は、図1におけるI−I線断面図である。
【0030】
図中10はスピーカユニットを示し、図中20はスピーカユニット10の前面部を配置させるための開口部20aを有するキャビネットを示している。
スピーカユニット10は、振動板であるコーン11、コーン11を振動させるための駆動力を発生するボイスコイル(図示せず)と磁気回路12、及びこれらを連結するフレーム13等を含んで構成されている。磁気回路12は、プレート、マグネット、及びヨーク等(いずれも図示せず)を含んで構成されている。
【0031】
スピーカユニット10の背面側(磁気回路12側)には、円柱状の金属製のアダプタ30を介して重りであるアンカー31が接続されている。なお、この場合アダプタ30の両端には雄ねじ(図示せず)が切ってあり、該雄ねじを磁気回路12とアンカー31とに設けられている雌ねじ(図示せず)にそれぞれねじ込むことによりスピーカユニット10とアダプタ30とアンカー31とが固定されている。なお、確実に固定できる方法であれば、ねじ止め以外の方法でも良い。
【0032】
アンカー31は、鉄等の金属からなる略円錐台形状をした2つのアンカー部材31a、31bから構成されている。アンカー部材31a、31bには、同一箇所に同じねじ穴(図示せず)が形成されており、アンカー部材31a、31bは、ねじ止めにより連結されている。なお、アンカー31は、スピーカユニット10の仮想グランドとして作用させるために、スピーカユニット10よりも重量が大きく設定されている(例えば、スピーカユニット10の2倍〜3倍程度の重量)。これによりスピーカユニット10から伝わる振動がアンカー31で抑制されることとなる。
【0033】
また、アンカー部材31aの傾斜部分から4本の円柱状の金属製の支柱32が、キャビネット20の前面側の4隅に向けて放射状に設けられている。支柱32のアンカー部材31aとの接続側の一端には雄ねじ(図示せず)が切ってあり、アンカー部材31aに設けられている雌ねじ(図示せず)にねじ込むことにより固定されている。
【0034】
さらに、アンカー部材31bの傾斜部分から4本の円柱状の金属製の支柱32が、キャビネット20の背面側の4隅に向けて放射状に設けられている。支柱32のアンカー部材31bとの接続側の一端には雄ねじ(図示せず)が切ってあり、アンカー部材31bに設けられている雌ねじ(図示せず)にねじ込むことにより固定されている。
【0035】
放射状に設けられた支柱32の各々の他端は、キャビネット20の長手方向(前面側から背面側の方向)の4隅に固定された位置決め部材33の嵌合部33aに嵌め込まれるようになっている。このとき、支柱32の各々の他端と、位置決め部材33の各嵌合部33aとの間には、緩衝部材34が介装されるようになっている。緩衝部材34は、クッション性を有し、振動吸収性に優れた材質のものであればよく、例えば、フェルト、発泡性樹脂、不織布等を使用することができる。
【0036】
このようにアンカー31を支持している支柱32の先端部が緩衝部材34を介して位置決め部材33により固定されているので、スピーカユニット10がキャビネット20に対してフローティング状態で保持されるとともに、スピーカユニット10が接続されたアンカー31が、放射状に設けられた複数本(この場合8本)の支柱32で支持されることにより、キャビネット20が、傾斜や転倒させられても、スピーカユニット10の配置位置が変動することなく、安定した構造が保たれるようになっている。
【0037】
また、スピーカユニット10のフレーム13外周部とキャビネット20の前面との間には、フレーム13外周部全体に渡って円環状の緩衝部材35が介装されている。緩衝部材35は、緩衝部材34と同質のものが使用可能であるが、気密性に優れた材質を用いることが好ましい。緩衝部材35により、キャビネット20内の気密性を維持するとともに、スピーカユニット10がキャビネット20の前面に対してフローティング状態で保持されるようになっている。
【0038】
次に、実施の形態(1)に係るスピーカシステム1の組み付け方法の一例について説明する。
まず、アンカー部材31aにアダプタ30とスピーカユニット10と4本の支柱32とを固定したもの(組み付け部材Aとする)と、アンカー部材31bに4本の支柱32を固定したもの(組み付け部材Bとする)と、所定箇所(この場合長手方向の4隅)に位置決め部材33が固定されたキャビネット20(前面パネル及び背面パネルが未取付のもの)とを準備する。
【0039】
キャビネット20の背面側から組み付け部材Bを収納して、支柱32の各々の先端部を緩衝部材34を介して位置決め部材33の嵌合部33aに嵌め込み、必要であれば、嵌合部33aから支柱32の先端が外れてしまわないように、緩衝部材34の上からくさび状のコマ等で押えつける。
【0040】
次に、キャビネット20の前面側から組み付け部材Aを収納して、支柱32の各々の先端部を緩衝部材34を介して位置決め部材33の嵌合部33aに嵌め込み、アンカー部材31aとアンカー部材31bとをねじで連結する。
【0041】
その後、前記コマを取り外し、スピーカユニット10への所定の配線を行い、最後に背面パネルと、開口部20aに緩衝部材35が装着された前面パネルとを取り付ける。このようにして、実施の形態(1)に係るスピーカシステム1を組み付けることができる。
【0042】
上記実施の形態(1)に係るスピーカユニットの支持構造が採用されたスピーカシステム1によれば、位置決め部材33により支柱32の先端位置が固定され、先端位置が固定された支柱32によりアンカー31がキャビネット20内にその重心位置が固定されるように支持され、しかも支柱32の先端部と位置決め部材33との間に緩衝部材34が介装されるので、アンカー31に接続されたスピーカユニット10が、キャビネット20内の所定位置にフローティング状態で配設される。したがって、スピーカユニット10からアンカー31に伝わる振動が、キャビネット20に伝わらなくなるため、キャビネット20の振動による音質の劣化(音質の濁り等)を防止することができる。
【0043】
また、アンカー31の重量を前記スピーカユニットの重量よりも大きく設定することにより、アンカー31を仮想グランドとして作用させることができ、その結果、スピーカユニット10の振動を抑制する効果を一層高めることができる。
【0044】
さらに、キャビネット20の配置状態が変化しても(例えば、傾斜や転倒等が生じても)、アンカー31が、支柱32によりその重心位置が固定されるように支持されているので、スピーカユニット10の取り付け位置が変化することもなく、取り付け状態の安定性に優れた構造とすることができる。また、縦置きや横置き等配置向きも自由に変えることができ、家庭用のみならず、車載用等への適用も可能である。
【0045】
また、アンカー31が、アンカー部材31aとアンカー部材31bとから構成されているので、アンカー部材31aとアンカー部材31bとを別々にキャビネット20内に組み付けて、組み付け後に、ねじ止めにより連結させることができる。したがって、キャビネット20内へのアンカー31の組み付け作業が容易となり、組み付けの作業性を向上させることができる。
【0046】
また、アンカー31から放射状に設けられた複数の支柱32により、傾斜や転倒等によってキャビネット20の配置状態が変化させられても、いずれかの支柱32によってアンカー31が、その重心位置が変わることなく支持されるので、アンカー31の位置変化を防止することができ、アンカー31に接続されたスピーカユニット10をキャビネット20内に安定した構造で支持することができる。
【0047】
また、支柱32の先端部が嵌合部33aに嵌合されることによって、キャビネット20の傾斜や転倒、あるいは輸送時の揺れ等によって支柱32の先端部の位置ずれを防止することができ、アンカー31に接続されたスピーカユニット10をキャビネット20内に安定した構造で支持することができる。
【0048】
また、緩衝部材35によりキャビネット20内の気密性を維持することができるとともに、スピーカユニット10をキャビネット20の前面に対してフローティング状態で維持することができ、スピーカユニット10からキャビネット20前面への振動の伝達を防止することができ、キャビネット20の振動に伴う音質の劣化を防止することができる。
【0049】
なお、上記実施の形態(1)では、緩衝部材34が支柱32の先端部と位置決め部材33の嵌合部33aとの間に介装されているが、別の実施の形態では、緩衝部材34をアンカー部材31a、31bと支柱32との間にそれぞれ介装させるようにしてもよい。なお、この場合、アンカー部材31a、31bには、支柱32の一端を緩衝部材34を介して嵌め込むことのできる大きさの孔が形成されるようになっている。
【0050】
また、上記実施の形態(1)では、支柱32が、アンカー31からキャビネット20の各隅に向けて略放射状に設けられる場合について説明したが、支持部材である支柱32の設け方は、アンカー31をキャビネット20内にその重心位置が固定されるように支持することができる形態であれば種々の形態のものを適用することができ、支柱32の設け方に応じて位置決め部材33の形状や装着箇所も適宜変更すればよい。
【0051】
また、キャビネット20自体に支柱32先端部を嵌め込む嵌合部33aを形成して、キャビネット20に位置決め部材33としての機能を兼用させることもできる。
【0052】
図3は、上記実施の形態(1)に係るスピーカユニットの支持構造が1つのキャビネット内に2セット配置されたスピーカシステムの側面断面図を示している。但し、図1に示したスピーカユニット1と同一機能を有する構成部品には同一符号を付してその説明を省略することとする。
【0053】
略直方体形状のキャビネット20Aの前面下部には、開口部20bが設けられており、スピーカユニット10aが、アダプタ30aを備えたアンカー31Aと、支柱32aと、緩衝部材34が設けられた位置決め部材33と、緩衝部材35とによりキャビネット20Aに対してフローティング状態で保持されるとともに、傾斜や転倒に強い、取り付け状態の安定した構造で支持されている。
【0054】
また、キャビネット20Aの前面上部には、開口部20cが設けられており、スピーカユニット10aより小型のスピーカユニット10bが、アダプタ30bを備えたアンカー31Bと、支柱32bと、緩衝部材34が設けられた位置決め部材33Bと、緩衝部材35とによりキャビネット20Aに対してフローティング状態で保持されるとともに、傾斜や転倒に強い、取り付け状態の安定した構造で支持されている。
【0055】
なおこの場合、キャビネット20Aの中段付近に設けられたスピーカユニット10aの位置決め部材33Aとスピーカユニット10bの位置決め部材33Bとは、キャビネット20Aの側壁部に接着、またはねじ止め等により固定されるようになっている。
【0056】
このように、1つのキャビネット20Aに2つのスピーカユニット10a、10bが配設される2ウェイ・スピーカシステムにも上記実施の形態(1)に係るスピーカユニットの支持構造を適用することができ、各スピーカユニット10a、10bをそれぞれフローティング状態とすることにより出力される音質の劣化を防止することができるとともに、傾斜や転倒等に対してもスピーカユニット10a、10bの位置ずれ等が生じない安定した構造とすることができる。
【0057】
図4は、実施の形態(2)に係るスピーカシステムを模式的に示した側面断面図である。但し実施の形態(2)に係るスピーカシステムの構成については、アダプタ30c、30dを有するアンカー31Cを介して互いに背面が対向する位置に2つのスピーカユニット10c、10dが接続されている点を除いて図1に示したスピーカシステム1と略同様であるため、同一機能を有する構成部品には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0058】
図中10c、10dはスピーカユニットを示し、図中20Bはスピーカユニット10c、スピーカユニット10dの前面部を配置させるための開口部20b、20cを有するキャビネットを示している。なお、スピーカユニット10c及び10dは、同一構成及び同一形状のものが最も好ましいが、少なくとも同径のコーン及び同形の磁気回路を備えているものであれば良い。
【0059】
スピーカユニット10cはアダプタ30cを介してアンカー部材31aに接続され、一方、スピーカユニット10dはアダプタ30cと同一サイズのアダプタ30dを介してアンカー部材31bに接続されており、スピーカユニット10cとスピーカユニット10dとは、アダプタ30c及びアンカー31aと、アダプタ30d及びアンカー31bとを介して対称的に固定されている。また、スピーカユニット10dとキャビネット20Bの背面との間にも緩衝部材35が介装されている。
【0060】
オーディオ信号は、キャビネット20Bに設けられた入力端子(図示せず)、接続線15、及び端子16、17を経由して、スピーカユニット10cと、スピーカユニット10dとにそれぞれ供給されるようになっている。この場合、スピーカユニット10cと、スピーカユニット10dとに供給されるオーディオ信号は、同じ同相の信号であって、同時に同じ音をスピーカユニット10cと、スピーカユニット10dとから発生させるような信号である。
【0061】
このように同じ同相の信号がスピーカユニット10cと、スピーカユニット10dとに供給されることによって、スピーカユニット10c及びスピーカユニット10dの各コーンから磁気回路に伝わる振動がアンカー31Cで打ち消されることとなり、振動抑制効果が一層高められる。
【0062】
このように構成されたスピーカシステム1Bも、上記実施の形態(1)に係るスピーカシステム1で述べた組み付け方法と同様の方法により組み付けることができる。
【0063】
上記実施の形態(2)に係るスピーカシステム1Bによれば、アンカー31Cを介して互いに背面が対向するように接続されたスピーカユニット10c及びスピーカユニット10dが同相で動作させられるので、双方のスピーカユニット10c、10dから伝達される振動がアンカー31Cで打ち消され、スピーカユニット10c、10dから伝達される振動を抑制する効果を一層高めることができる。
【0064】
次に実施の形態(3)に係るスピーカシステムについて説明する。但し実施の形態(3)に係るスピーカシステムの構成については、スピーカに供給されるオーディオ信号の位相が相違する点を除いて、図4に示したスピーカシステム1Bと同様であるため、ここでは、同一機能を有する構成部品には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0065】
実施の形態(2)に係るスピーカシステム1Bでは、スピーカユニット10cと、スピーカユニット10dとに同じ信号が同相で供給されるようになっているが、実施の形態(3)に係るスピーカシステム1Cでは、スピーカユニット10cと、スピーカユニット10dとに同じ信号が逆相で供給されるようになっている。
【0066】
同じ信号を逆相で供給させるためにスピーカシステム1Cでは、オーディオ信号が出力されるアンプ(図示せず)のスピーカ出力端子の極性(+、−)がスピーカユニット10cとスピーカユニット10dとで逆になるように各入力端子(図示せず)に接続されるようになっている。
【0067】
実施の形態(3)に係るスピーカシステム1Cによれば、スピーカユニット10c及びスピーカユニット10dがアンカー31Cを介して互いに背面が対向するように対称的に接続され、スピーカユニット10c及びスピーカユニット10dに対して、同じ信号が逆相で供給されると、スピーカユニット10cとスピーカユニット10dとが逆相で動作させられることとなり、見かけ上キャビネット20B内の圧力変化ない構造とすることができる。したがって、内圧変動による影響がなくなるのでスピーカユニット10c及びスピーカユニット10dのコーンの応答特性を良くすることができ、音質を一層向上させることができるとともに、キャビネット20Bの小型化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係るスピーカユニット支持構造が採用されたスピーカシステムを模式的に示した部分断面斜視図である。
【図2】図1におけるI−I線断面図である。
【図3】実施の形態(1)に係るスピーカユニット支持構造が1つのキャビネットに2セット配置されたスピーカシステムを模式的に示した側面断面図である。
【図4】実施の形態(2)に係るスピーカユニット支持構造が採用されたスピーカシステムを模式的に示した側面断面図である。
【図5】従来のスピーカシステムを模式的に示した側面断面図である。
【図6】従来の別のスピーカシステムを模式的に示した側面断面図である。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C スピーカシステム
10、10a、10b、10c、10d スピーカユニット
20、20A、20B キャビネット
31、31A、31B、31C アンカー
32、32a、32b、32c 支柱
33、33A、33B 位置決め部材
34、35 緩衝部材
Claims (8)
- スピーカユニットと、
該スピーカユニットの前面側を配置させるための開口部を有するスピーカキャビネットと、
前記スピーカユニットの背面側に接続されるアンカー部材と、
前記スピーカキャビネット内における前記アンカー部材の重心位置が固定されるように該アンカー部材を支持するための支持部材と、
該支持部材の位置決めを行うための位置決め部材とを備え、
前記支持部材と前記位置決め部材との間、又は前記アンカー部材と前記支持部材との間に緩衝部材が介装されていることを特徴とするスピーカユニットの支持構造。 - 前記アンカー部材が、第1のアンカー部材と第2のアンカー部材とからなり、前記第1のアンカー部材と前記第2のアンカーとが連結されるものであることを特徴とする請求項1記載のスピーカユニットの支持構造。
- 前記支持部材が、前記アンカー部材から放射状に設けられた複数の支柱からなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスピーカユニットの支持構造。
- 前記位置決め部材が、前記支持部材の先端部を嵌合させるための嵌合部を有するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載のスピーカユニットの支持構造。
- 前記スピーカキャビネットの開口部と前記スピーカユニットとの間に緩衝部材が介装されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載のスピーカユニットの支持構造。
- 請求項1〜5のいずれかの項に記載のスピーカユニットの支持構造が前記スピーカキャビネット内に複数セット設けられていることを特徴とするスピーカシステム。
- 請求項1〜5のいずれかの項に記載のスピーカユニット支持構造が採用されたスピーカシステムであって、
前記アンカー部材を介して互いに背面が対向するように接続された第1のスピーカユニット及び第2のスピーカユニットを備え、
前記第1のスピーカユニット及び前記第2のスピーカユニットに対して、同じ信号が同相で供給されるものであることを特徴とするスピーカシステム。 - 請求項1〜5のいずれかの項に記載のスピーカユニット支持構造が採用されたスピーカシステムであって、
前記アンカー部材を介して互いに背面が対向するように接続された第1のスピーカユニット及び第2のスピーカユニットを備え、
前記第1のスピーカユニット及び前記第2のスピーカユニットに対して、同じ信号が逆相で供給されるものであることを特徴とするスピーカシステム。
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