JP2004287871A - 携帯端末 - Google Patents

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利久 伊藤
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Abstract

【課題】携帯端末では文字入力に際し、一文字入力するのに対応するキーを数回押下する必要がある。また、濁点、半濁点、小文字を含む各音の何れかの文字の入力には、多くのキー操作が必要で、指の移動が多くなり操作が煩雑になってしまうという問題があった。
【解決手段】子音を選択するキー接触中の、端末の傾け操作によって母音を選択する。キー押下中の端末の傾け操作によって文字に対する操作命令を選択し、キーの押下を止めることによって確定し入力として取り込む。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
携帯電話機やPHSや携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)などの携帯端末に係わり、特に電子メールの作成や電話帳の作成等の文字入力機能を備えた携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機やPDAなどの携帯端末において電子メールや電話帳等を作成するための文字入力には、一般にキーパッドのテンキーが用いられる。しかし全ての文字にキーを割り当てるにはキーが足りないので、一つのキーに複数の文字を割り当て、キーのトグル入力操作により文字を選択し、他のキーの押下によって確定して入力とすることは周知の技術である。また、このキーのトグル入力操作及び他のキーの押下の代わりに端末の移動や傾斜などの動きを用いる端末が提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、各キーに接触センサを用い、キーから指を離したことが検出されたときに、文字の確定を指示する端末が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−169645
【特許文献2】
特開2002−358154
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
携帯端末では文字入力に際し、一文字入力するのに対応するキーを数回押下する必要がある。また、濁点、半濁点、拗音、小文字を含む各音の何れかの文字の入力には、多くのキー操作が必要で、指の移動が多くなり操作が煩雑になってしまうという問題があった。
【0005】
キー操作の煩雑性を軽減するために、端末の移動や傾斜などの動きを用いる端末が提案されているが、入力に関係しない人間の動作、例えば姿勢を変えるなどの動作は、誤入力の原因となってしまう。そこで、端末の移動や傾斜などの動きを用いるときには、入力に関する動きの開始と終了を何らかの方法で指定する必要があり、そのために別の操作が必要になるという問題があった。
【0006】
また、同じキーに割り当てられている文字を連続して入力する場合には、前の文字を入力した後、確定を指示するキーを押下してから次の文字を入力しなければならない。このキー操作の煩雑性を軽減するために、キーへの接触を検出して、キーが非接触となったときに確定するという携帯端末が提案されているが、この携帯端末では確定のために明示的にキーから指を離すという動作が必要になるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記事情に着目してなされたもので、文字入力を、キー操作のみ、あるいは端末の傾け操作のみによって行うのではなく、端末の傾け操作とキー操作とを共に用いて行うことよって、前述の、入力に関する動きの開始点と終了点の入力と、確定のための操作の入力と、を意識せずに、簡単で自然に行える携帯端末を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための第一の発明は、端末の傾斜状態を検出する傾斜検出手段と、この傾斜検出手段の検出出力をもとに、端末の傾斜基準点から端末に加えられた傾斜の方向を求める傾斜算出手段と、端末の傾斜基準点から端末に加えられた傾斜の方向に日本語の母音を割り当てる機能割当手段と、
各キーに接触検出手段を備えた日本語の子音の一つの文字を入力するキーパッドと、を備え、前記キーパッド中にある一つのキーに触れたときに、前記傾斜検出手段の検出出力をもとに端末の傾斜基準点を前記傾斜算出手段へ知らせ、前記キーパッド中にある一つのキーに触れながら端末を傾斜させた場合若しくは傾斜させない場合に、前記傾斜算出手段によって端末の傾斜基準点から、端末がどの方向に傾斜しているか、或いは傾斜していないかを検出し、その傾斜状態に割り当てられた日本語の母音と、触れているキーパッド中にあるキーに割り当てられた日本語の子音から日本語の一文字を選択し、前記キーパッド中にある一つのキーを押下したときに、前記選択している日本語の一文字を入力文字として取り込むこと、を特徴とする。
【0009】
この発明によれば、文字入力に関する端末の傾き検出の開始と終了を、子音選択のためのキーの押下という動作だけで指定できるので、文字入力に関する端末の傾き検出の開始と終了を指定するための別の操作が省略でき、より簡単な入力が可能になる。
【0010】
上記目的を達成するための第二の発明は、前記キーパッド中にあるキーが押下された場合に、キー押下時における前記傾斜検出手段の検出出力をもとに端末の傾斜基準点を前記傾斜算出手段へ知らせ、文字に対する操作命令を、前記端末の傾斜基準点から端末に加えられた傾斜状態に割り当て、前記キーパッド中にあるキーが押下され続けている状態で、前記端末の傾斜基準点から端末を傾斜させた場合若しくは傾斜させない場合に、前記傾斜算出手段によって前記端末の傾斜基準点から端末に加えられた傾斜状態を検出し、前記キーパッド中にあるキーの押下によって取り込まれた一文字に、前記端末の傾斜基準点からの傾斜状態に割り当てられた、文字に対する操作命令を実行させ、前記キーパッド中にあるキーの押下を止めることによって確定し、入力として取り込むこと、を特徴とする。
【0011】
第二の発明における、文字に対する操作命令とは、次の2組がある。第一の組は、前記表示手段に表示されている一文字を確定のためにそのまま表示しておく「次の文字の入力」、前記表示手段に表示されている一文字を削除する「一文字削除」、前記表示手段に表示されている一文字に濁点を付加して表示する「濁点付加」、前記表示手段に表示されている一文字に半濁点を付加して表示する「半濁点付加」、前記表示手段に表示されている一文字を「ぁ」「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」のような小さい文字にして表示する「文字サイズ変更」、の5個である。
【0012】
第二の組は、前記表示手段に表示されている一文字を確定のためにそのまま表示しておく「次の文字の入力」、前記表示手段に表示されている一文字に文「っ」を付加して表示する「文字「っ」付加」、前記表示手段に表示されている一文字に文字「ゃ」を付加して表示する「文字「ゃ」付加」、前記表示手段に表示されている一文字に文字「ゅ」を付加して表示する「文字「ゅ」付加」、前記表示手段に表示されている一文字に文字「ょ」を付加して表示する「文字「ょ」付加」、の5個である。これらの組の何れかを、端末の傾斜基準点からの傾斜状態の5個に割り当てる。
【0013】
上記第二の発明によれば、文字に対する操作命令の第一の組では、濁点と半濁点また拗音のためのキーが省け、第一の発明において誤って入力した一文字についても簡単な操作で削除することができる。文字に対する操作命令の第二の組では、度々入力を必要とし、手間のかかる操作が必要な拗音の入力を、大幅に簡略化することができる。これらの組は、文字入力の必要に応じて使い分ける。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の実施形態に係わる携帯端末の回路構成を示すブロック図である。この携帯端末は、表示部100、主制御部110、文字選択機能111、操作命令選択機能112、傾斜状態算出機能113、キー入力部120、キー押下を検出する押下検出機能121、キーへの接触を検出する接触検出センサ122、傾斜センサ130、記憶部140、傾斜−母音対応表141、傾斜−操作命令対応表142、五十音表143、から構成される。なお、傾斜センサ130として、傾斜センサではなく、加速度センサを用い、その出力を2回積分した結果を出力する装置を用いてもよい。
【0015】
図2は端末に加えられる傾け動作を示した図である。
この発明の第一の実施形態は、端末の傾斜の基準点から端末を前後左右の何れかの方向に傾斜させた状態、若しくは傾斜させない状態の5状態に、キーを押下しないキー接触中では日本語の母音を割り当て、キー押下中では文字に対する操作命令を割り当てる。ただし、端末を傾斜させない状態には、デフォルトとなる母音若しくは操作命令を割り当てる。即ち、キーを押下しないキー接触中では、端末の傾斜基準点から傾斜させない状態に母音「a」を割り当て、キー押下中では端末の傾斜基準点から傾斜させない状態に「次の文字の入力」を割り当てる。子音を指定するキーへの接触中における端末の傾斜基準点からの傾斜状態により母音を指定して、この母音と子音から一文字を選択し、そのキー押下によって選択した文字を確定し、そのキーを押下したときにおける端末の傾斜を第二の発明における端末の傾斜基準点とし、キー押下中における端末の傾斜基準点からの傾斜状態により文字に対する操作命令を指定し、キーの押下を止めたときにその操作命令を確定して、入力として取り込む。
【0016】
図3と図4は制御手順を示すフローチャートである。図5は傾斜−母音対応表、図6は傾斜−操作命令対応表の例である。
【0017】
具体的な処理は以下の通りである。文字を入力する場合、ユーザはその文字の子音が割り当てられているキー操作部120中にあるキーに触れる。接触検出センサ122はユーザが触れたキーをキー入力部120に通知し、キー入力部120はそのキーに割り当てられた子音を主制御部110に通知し、キーへの接触を傾斜センサ130に通知する。主制御部110は表示部100にその子音を表示させる。キーへの接触が検出されたときの端末の傾斜状態を傾斜センサ130が検出し、端末の傾斜基準点として主制御部110に通知する。
【0018】
次に、ユーザは所望の文字の母音を指定するために、前記キーに接触したまま所望の文字の母音が割り当てられた方向に端末を傾斜させる。傾斜センサ130はこのときの端末の傾斜状態を検出し主制御部110に通知する。主制御部110の傾斜状態算出機能113は、このときにおける端末の傾斜基準点からの傾斜状態を算出する。主制御部110の文字選択機能111は、記憶部140の傾斜状態−母音対応表141を参照し、端末の傾斜基準点からの傾斜状態に割り当てられた母音を割り出し、その母音とキー入力部120から通知された子音とによって指定される文字を記憶部140の五十音表から選択する。主制御部110は文字選択機能111によって選択された文字を表示部100に表示させる。
【0019】
ユーザが子音のキーに接触したまま別の方向に端末を傾斜させたら、その傾斜状態に割り当てられた母音と、キーに割り当てられた子音によって指定された文字を表示させる。また、ユーザがキーへの接触をやめたら、その文字の表示を止めさせる。所望の文字が表示部100に表示されたら、ユーザはキーを押下する。押下検出機能121がキー押下を検出したら、それをキー入力部120に通知し、キー入力部120は、キーが押下されたことを傾斜センサ130と主制御部110に通知する。傾斜センサ130はキーが押下されたきの端末の傾斜状態を、文字に対する操作命令を指定するための端末の傾斜基準点として主制御部110に通知する。主制御部110はこのとき選択されている文字を入力文字として選択する。ここまでの操作で五十音のうちの一文字が選択される。
【0020】
次に、文字に対する操作命令を指定するために、ユーザはキーを押下したまま、所望の操作命令が割り当てられた方向へ端末を傾け、傾斜センサ130はこのときの端末の傾斜状態を検出し主制御部110に通知する。主制御部の傾斜状態算出機能113はこのときにおける端末の傾斜基準点からの傾斜状態を算出する。主制御部110の操作命令選択機能112は、記憶部140の傾斜状態−操作命令対応表142を参照し、端末の傾斜基準点からの傾斜状態に割り当てられた文字に対する操作命令を割り出す。主制御部110は、操作命令選択機能112によって選択された操作命令を入力文字として選択された文字に対して実行し、表示部100にその実行結果を表示させる。所望の結果が得られた場合、ユーザはキー入力部120のキー押下を止める。
【0021】
ここで、本実施形態において、傾斜−母音対応表を図5の様に、傾斜−操作命令対応表を図6の様にした場合に、「とっきょ」と入力する例を挙げる。一連の操作の図を図11と図12に示す。
【0022】
「と」を入力するために「た」行のキーに触れ(図11の(1))、そのキーに触れたまま、母音「o」を指定するために左方向に傾ける(図11の(2))。表示部100に「と」が表示されたら、ボタンを押下する。「と」には文字に対する操作は不要なので、キーを押下しながらの傾け操作はしないで、キーの押下を止める(図11の(3))。
【0023】
「っ」を入力するために「た」行のキーに触れるが、この場合、前に入力した文字「と」も「た」行なので、「と」を入力した後にキーから指を離さず、すぐに次の文字「っ」の入力に移ってよい(図11の(4))。「た」行のキーに触れたまま、母音「u」を指定するために右方向に傾け(図11の(5))、表示部100に「つ」が表示されたらキーを押下する(図11の(6))。「つ」に対する文字操作として「文字サイズ変更」が必要なので、キーを押下したまま右方向に傾ける。表示部100に「っ」が表示されたら、キーの押下を止める(図11の(7))。
【0024】
「き」を入力するために「か」行のキーに触れる(図11の(8))。そのキーに触れたまま、母音「i」を指定するために前方向に傾ける(図11の(9))。表示部100に「き」が表示されたら、ボタンを押下する。「き」には文字に対する操作は不要なので、キーを押下しながらの傾け操作はしないで、キーの押下を止める(図12の(10))。
【0025】
「ょ」を入力するために、「や」行のキーに触れる。そのキーに触れたまま(図12の(11))、母音「o」を指定するために左方向に傾ける(図12の(12))。表示部100に「よ」が表示されたら、ボタンを押下する(図12の(13))。「よ」に対する文字操作として「文字サイズ変更」が必要なので、キーを押下したまま右方向に傾ける。表示部100に「ょ」が表示されたら、キーの押下を止める(図12の(14))。
【0026】
また、本実施形態において、傾斜−母音対応表を図5の様に、傾斜−操作命令対応表を図7の様にした場合に、「とっきょ」と入力する例を挙げる。一連の操作の図を図13に示す。
【0027】
「とっ」を入力するために「た」行のキーに触れ(図13の(1))、そのキーに触れたまま、母音「o」を指定するために左方向に傾ける(図13の(2))。表示部100に「と」が表示されたら、ボタンを押下する(図13の(3))。「と」に対する操作は「文字「っ」付加」が必要なので、キーを押下しながら前方向に傾け、表示部100に「とっ」と表示されたら押下を止める(図13の(4))。
【0028】
「きょ」を入力するために「か」行のキーに触れ(図13の(5))、そのキーに触れたまま、母音「i」を指定するために前方向に傾ける(図13の(6))。表示部100に「き」が表示されたら、ボタンを押下する(図13の(7))。「き」に対する操作は「文字「ょ」付加」が必要なので、キーを押下しながら左方向に傾け、表示部100に「きょ」と表示されたら押下を止める(図13の(8))。
【0029】
第一の実施形態では、キーの押下と端末の傾けを同時に用いることにより、見かけ上1回のキー押下で入力する文字とその文字に対する操作とを指定することができ、特に、同じ行の文字を連続して入力する場合には、キーから手を離さずに続けて入力することができる。このように、文字入力における煩雑性を低減し、操作性を高めることができる。
【0030】
第一の実施形態では、入力する文字を日本語に限っていたが、この発明は日本語に限ったものではなく、他の言語にも適用可能である。そこで、第二の実施形態として、英語のアルファベットを入力する携帯端末を示す。
【0031】
アルファベットは日本語のように母音と子音の組み合わせで指定できるものではないが、アルファベット26文字と「.」(ピリオド)、「,」(コンマ)、「!」(エクスクラメーションマーク)、「?」(クエスチョンマーク)、の4文字を加えた計30文字を5文字ずつ組にし、その組の中で各文字に1から5の番号を振り、各々の組をキー入力部120に割り当て、キー入力部120の各キーには各々の組を指定させる。図8にその例を示す。端末の傾斜基準点から前後左右への傾斜状態及び傾斜基準点から傾斜なし状態の5状態には、1から5までの番号を割り当てる。
【0032】
図9にその例を示す。ただし、端末の傾斜基準点からの傾斜状態に割り当てる番号の内、1は端末の傾斜基準点から傾斜していない状態に割り当てる。つまり、各キーに割り当てられた文字の組のなかで、番号1を割り当てられた文字がその組の代表文字となる。ユーザがアルファベットを入力するときには、第一の実施形態で子音を指定したのと同様に、その文字が入っている組を指定するキー入力部120の中のキーに接触し続け、さらに第一の実施形態で母音を指定したのと同様に、その組のなかで割り当てられている番号を指定する方向へ端末を傾斜させる。以下第一の実施形態と同様の処理を行う。
【0033】
文字に対する操作命令は英語特有のものにする。即ち、次の文字の入力、一文字削除、以外に、文字サイズ変更、「−」(ハイフン)付加、スペース付加、これ以外のよく用いられる文字や記号などの付加である。これらの文字に対する操作命令を端末の傾斜基準点からの傾斜の5状態に割り当てるが(例を図10に示す)、ユーザ自身が頻繁に用いる操作を定義して割り当てることができるようにする。
【0034】
第二の実施形態ではキーの押下と端末の傾けを同時に用いることにより、見かけ上1回のキー押下で入力する文字とその文字に対する操作とを指定することができるだけでなく、文字に対する操作命令をユーザ自身で定義し、端末の傾斜基準点からの傾斜状態に割り当てて、より操作性を高めることができる。
【0035】
第二の実施形態では、文字に対する操作命令をユーザ自身で定義して端末の傾斜基準点からの傾斜状態に割り当てることができたが、第一の実施形態でもそれと同様に、ユーザ定義の文字に対する操作命令を、端末の傾斜基準点からの傾斜状態に割り当てることができるようにした端末を第三の実施形態とする。これにより、各ユーザが頻繁に行う文字に対する操作を簡単に指定することができ、より一層の操作性の向上がはかれる。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明では、端末の傾斜状態を検出する検出手段を用い、端末の傾斜基準点からのどの方向に傾斜させたか、若しくは傾斜させていないかという情報をキーへの接触またはキーの押下の情報と共に用いることによって、携帯端末における文字入力の煩雑性を大幅に軽減できる。特に、同じキーに割り当てられた文字を連続して入力する場合、そのキーから指を離すことなく入力できる。
【0037】
また、文字の選択において、キーへの接触を検出する検出手段を用い、また接触したキーに割り当てられた代表文字を表示手段に表示させることによって、表示手段から目を離さずに、キーを見ることなく文字選択を行うことができ、容易にブラインドタッチが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係わる携帯端末の回路構成を示すブロック図である。
【図2】端末に加えられる傾け動作を示した図である。
【図3】この発明における文字選択までのフローチャートである。
【図4】この発明における、文字に対する操作命令の選択までのフローチャートである。
【図5】第一の実施形態における傾斜状態−母音対応表である。
【図6】第一の実施形態における傾斜状態−操作命令対応表である。
【図7】第一の実施形態における傾斜状態−操作命令対応表である。
【図8】第二の実施形態における各キーに割り当てられた文字の表である。
【図9】第二の実施形態における傾斜状態と番号の対応表である。
【図10】第二の実施形態における傾斜状態−操作命令対応表である。
【図11】第一の実施形態における操作例である。
【図12】第一の実施形態における操作例である。
【図13】第一の実施形態における操作例である。
【符号の説明】
100 表示部
110 主制御部
111 文字選択機能
112 操作命令選択機能
113 傾斜状態算出機能
120 キー入力部
121 押下検出機能
122 接触検出センサ
130 傾斜センサ
140 記憶部
141 傾斜状態−母音対応表
142 傾斜状態−操作命令対応表
143 五十音表

Claims (6)

  1. 端末の傾斜状態を検出する傾斜検出手段と、
    前記傾斜検出手段の検出出力に応じて、前記端末の傾斜基準点から端末に加えられた傾斜状態を求める傾斜算出手段と、
    端末の傾斜基準点から端末に加えられた傾斜状態に日本語の母音を割り当てる機能割当手段と、
    各キーに接触検出手段を備えた日本語の子音が割り当てられたキーパッドと、前記キーパッド中にある一つのキーの接触検出手段が接触を検出したとき、前記傾斜検出手段の検出出力をもとに端末の傾斜基準点を前記傾斜算出手段へ知らせる傾斜基準点決定手段と、
    前記キーパッド中にあるキーに触れながら端末を傾斜させた場合若しくは傾斜させない場合に、前記傾斜検出手段が前記傾斜算出手段に端末の傾斜を通知し、前記傾斜算出手段によって端末の傾斜基準点からの傾斜状態を算出し、その傾斜状態に割り当てられた日本語の母音と、触れているキーに割り当てられた子音とから日本語の一文字を選択する文字選択手段と、
    前記キーパッド中にあるキーを押下したときに、前記文字選択手段が選択している日本語の一文字を入力文字として取り込む入力確定手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記キーパッド中にあるキーが押下された場合に、前記傾斜検出手段の検出出力をもとに、このときの端末の傾斜を新たな傾斜基準点として前記傾斜算出手段へ知らせる傾斜基準点決定手段と、
    文字に対する操作命令を、端末の傾斜基準点から端末に加えられた傾斜状態に割り当てる機能割当手段と、
    前記キーの押下中に、端末の傾斜基準点から端末を傾斜させた場合若しくは傾斜させない場合に、前記傾斜検出手段の検出出力を前記傾斜算出手段に通知し、前記傾斜算出手段によって端末の傾斜基準点からの傾斜状態を算出し、前記機能割当手段が端末の傾斜基準点からの傾斜状態に割り当てた、文字に対する操作命令を選択する操作選択手段と、
    前記キーの押下中に、前記入力確定手段が取り込んだ日本語の一文字に、前記操作選択手段が選択した操作命令を実行する操作実行手段と、
    前記キーの押下を止めたときに、前記操作実行手段の実行結果を、入力として取り込む入力確定手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末。
  3. 文字に対する前記操作命令が、次の文字の入力、一文字削除、濁点付加、半濁点付加、文字サイズ変更、の5つであることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 文字に対する前記操作命令が、次の文字の入力、文字「っ」付加、文字「ゃ」付加、文字「ゅ」付加、文字「ょ」付加、の5つであることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  5. 前記文字選択手段によって選択されている文字を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  6. 前記操作実行手段の実行結果を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
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