JP2004286304A - 空気調和機 - Google Patents

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Yuei Tsujikawa
祐栄 辻川
Kazuya Funada
和也 船田
Kumar Dotto Oshitto
クマール ドット オシット
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Abstract

【課題】本体内に備えた送風ファンにより外気を導入できるようにし、且つ換気用のダクトに備えた補助ファンにより室内空気を換気できるようにした換気装置を備えた空気調和機を提供する。
【解決手段】ベース6の吸気孔6aと後部熱交換器11との間に、一端に接続口20を備え、他端に連通口21を備え、ダクト14により導入された外気を前記後部熱交換器11へ導くディフューザ23を設け、前記ダクト14の他端に開口面積を拡開させる拡開部17を備えたノズル18を、前記接続口20から前記ノズル18に到る流通路を開閉する開閉手段を夫々設けると共に、前記流通路に排気用の補助ファン40を設けてなり、外気導入時に、前記補助ファン40を停止し前記流通路を開放して送風ファン13で外気を導入できるようにし、排気時に、前記送風ファン13を停止し前記流通路を開放して前記補助ファン40で室内空気を排気できるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、本体内に備えた送風ファンにより外気を導入できるようにし、且つ換気用のダクトに備えた補助ファンにより室内空気を換気できるようにした換気装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の外気導入装置を備えた空調機器として、室温の制御と本体に外気を導入する制御とを関連づけることで本体の運転中に室内の空気の換気が行なえ、且つ室温の制御が効率的に行なえるものを提供するため、換気用ファンによって本体内部に吸い込まれた外気がクロスフローファンにより本体の空気吹出口から吹き出されるので室内の換気が行なえ、また、クロスフローファンの回転速度や室温と設定温度との差に応じて、換気用ファンの回転速度を制御することで、室温の制御と本体に外気を導入する制御とを関連づけているものがあり、外気を導入する換気ダクトの開口部近傍に換気用ファンを備えた構成が図示されていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
そして、一時的に換気用ファンを逆回転させることで、室内の空気を強制的に室外に送出(排気)することにより、換気効率を向上させることができるという効果を奏するように記載されたいた。
【0004】
しかしながら、クロスフローファンを起動することによって、空気吸込口から室内の空気を吸い込むのと同時に、換気ダクトを通じて外気を導入できるようになっていることから、例えばその状態で換気用ファンを逆回転させた場合、空気吸込口から本体内に吸い込まれた室内の空気は、クロスフローファンによって空気吹出口に送出されるようになる一方、換気用ファンによって室外に送出されるようになるため、流通路が定まらなくなって送風効率が低下してしまうと共に騒音の原因になってしまうおそれがあった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−115888号公報(第1頁〜第2頁または第10頁、第2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、本体内に備えた送風ファンにより外気を導入できるようにし、且つ換気用のダクトに備えた補助ファンにより室内空気を換気できるようにした換気装置を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、被空調室の壁面に固着された据付板の係止爪に係脱可能に係合される係合部を背面上部に備え、背面下部に接続配管を収容する収容部を備えたベースと、同ベースの前部に装着された吸込口と吹出口とを備えた前面パネルと、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器と後部熱交換器とで逆V字状に形成された熱交換器と、送風ファンとからなる空気調和機において、
前記壁面に壁孔を、前記据付板に前記壁孔に対応する連通孔を、前記後部熱交換器の風上側となる前記ベースの背面に前記連通孔に対応する吸気孔を夫々設け、前記連通孔の周縁に、前記壁孔を挿通してダクトの一端に接続される接続部を備えたダクトフランジを取り付けると共に、前記吸気孔と前記後部熱交換器との間に、一端に前記吸気孔に接続される接続口を備え、他端に同接続口よりも大径で形成された連通口を備え、前記ダクトにより導入された外気を前記後部熱交換器へ導くディフューザを設けると共に、前記ダクトの他端に開口面積を拡開させる拡開部を備えたノズルを設け、前記接続口から前記ノズルに到る流通路を開閉する開閉手段を設けると共に、前記ノズル、前記ダクト、前記ダクトフランジまたは前記ディフューザの何れかに排気用の補助ファンを設けてなり、
外気導入時に、前記補助ファンを停止すると共に、前記開閉手段により前記流通路を開放して前記送風ファンにより外気を導入できるようにし、排気時に、前記送風ファンを停止すると共に、前記開閉手段により前記流通路を開放して前記送風ファンにより室内空気を排気できるようにしてなる構成となっている。
【0008】
また、前記開閉手段が、前記流通路をなす接続口に回動自在に支持された開閉用の弁体からなり、同弁体が前記送風ファンまたは前記補助ファンによる負圧により揺動して前記接続口が開放されるようにしてなる構成となっている。
【0009】
また、前記開閉手段が、前記流通路をなすダクトに回動自在に支持された開閉用の弁体からなり、同弁体が前記送風ファンまたは前記補助ファンによる負圧により揺動して前記ダクトが開放されるようにしてなる構成となっている。
【0010】
更に、前記開閉手段が、前記流通路をなすノズルに回動自在に支持された開閉用の弁体からなり、同弁体が前記送風ファンまたは前記補助ファンによる負圧により揺動して前記ノズルが開放されるようにしてなる構成となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の説明図で、(A)は断面図、(B)は要部断面図であり、図2は本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)は斜視図、(B)はディフューザ背面の接続口を開放した状態を示す図、(C)は接続口を第一スライド板で閉塞した状態を示す図であり、図3は本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)はディフューザ上面の通気穴を示す図、(B)は通気穴を第二スライド板で開閉する状態を示す図、(C)は通気穴を開閉する第二スライド板を着脱する状態を示す図であり、図4は第一スライド板および第二スライド板を連結した状態を示す断面図であり、図5はディフューザ背面の接続口を第一回動板で開閉する状態を示す説明図で、(A)は接続口を閉塞した状態を示す図、(B)は接続口を開放した状態を示す図であり、図6はディフューザ上面の通気穴を第二回動板で開閉する状態を示す説明図で、(A)は通気穴を閉塞した状態を示す図、(B)は通気穴を開放した状態を示す図、(C)は第二回動板の側面図、(D)は第二回動板の斜視図であり、図7はディフューザの斜視図であり、図8はディフューザ背面の接続口および、またはディフューザ上面の通気穴を開閉ベルトで開閉する一例を示す説明図で、(A)は開放した状態を示す正面図、(B)は開放した状態を示す側面図、(C)は閉塞した状態を示す正面図、(D)は閉塞した状態を示す側面図であり、図9はディフューザ背面の接続口および、またはディフューザ上面の通気穴を開閉ベルトで開閉する他の例を示す説明図で、(A)は閉塞した状態を示す正面図、(B)は閉塞した状態を示す側面図、(C)は開放した状態を示す正面図、(D)は開放した状態を示す側面図であり、図10はディフューザ上面の通気穴および、またはディフューザ背面の接続口を開閉板で開閉する説明図で、(A)は通気穴を閉塞し接続口を開放した状態を示す断面図、(B)は通気穴を開放し接続口を半開した状態を示す断面図であり、図11はディフューザ背面の接続口を弁体で開閉する説明図で、(A)は接続口を閉塞した状態を示す断面図、(B)は接続口を開放した状態を示す断面図である。
【0012】
本発明による空気調和機は、図で示すように、被空調室の壁面Bにねじ締めされることによって固着され、上端部に断面略L字状の係止爪1を備えた据付板2により本体Aが据付設置されるようになっている。
【0013】
前記本体Aは、背面上部に前記据付板2の係止爪1に係脱可能に係止される係止部3を備え、背面下部に接続配管4を収容する収容部5を備えたベース6と、同ベース6の前部に装着され、上部に吸込口7を備え下部に吹出口8を備えた前面パネル9と、前記吸込口7と前記吹出口8とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器10と後部熱交換器11とで逆V字状に形成された熱交換器12と、送風ファン13とからなる構成になっている。
【0014】
そして、前記壁面Bには壁孔Cが設けられ、前記据付板2には前記壁孔Cに対応する連通孔2aが設けられ、前記後部熱交換器11の風上側となる前記ベース6の背面には、前記連通孔2aに対応する吸気孔6aが設けられ、ねじ孔を備えた前記連通孔2aの周縁には、前記壁孔Cを挿通してダクト14の一端に接続される接続部を備えたダクトフランジ15がねじ締めされることによって取り付けられている。
【0015】
同時に、前記据付板2および前記ベース6の間には、前記連通孔2aおよび前記吸気孔6aを連通した状態でシールするシール部材16が介装されるように構成されている。
【0016】
また、前記ダクト14の他端には、開口面積を拡開させる拡開部17を備えたノズル18が設けられ、同ノズル18の開口部には集塵用のフィルタ19が設けられ、前記吸気孔6aと前記後部熱交換器11との間には、一端に前記吸気孔6aに接続される接続口20を備え、他端に同接続口20よりも大径で形成された前記後部熱交換器11に連通する連通口21を備えると共に、同連通口21には同後部熱交換器11の伝熱管11a に係止する係止爪22を一体に形成したディフューザ23が設けられた構成になっている。
【0017】
前記係止爪22は、図1(A)および図1(B)と、図2(A)とで示すように、前記後部熱交換器11に対し前記ディフューザ23を上方から組み付けて前記伝熱管11a に係止されるように形成されているので、前記ベース6に設けた吸気孔6aと前記後部熱交換器11との間に、外気導入用の前記ディフューザ23を容易に、且つ正確に取り付けることができるようになっている。
【0018】
これにより、前記ノズル18から外気を導入する際、同ノズル18の開口部に前記フィルタ19が設けられていても、同ノズル18は前記拡開部17を備えることにより開口面積が拡開されていることから、外気の吸込量を減少させないよう効果的に導入できるようになると共に、前記ダクト14を経て導き入れた外気を前記ディフューザ23から前記後部熱交換器11へ効率よく流通させることができるようになっている。
【0019】
また、前記ノズル18が前記拡開部17を備えることによってその開口面積が拡開されたことにより、該箇所に室内の空気を排気するための補助ファン40を取り付けやすくした構造になっており、前記送風ファン13を起動することによって、前記吸込口7から本体A内に室内の空気を吸い込めると共に、前記ダクト14から外気を導入できるようになり、また、前記送風ファン13を停止して前記補助ファン40を起動することによって、前記吸込口7から吸い込まれた室内の空気を外部に排気できるようになっている。
【0020】
なお、前記補助ファン40は、図示はしないが前記ダクト14、前記ダクトフランジ15もしくは前記ディフューザ23の何れかに設けるようにしてもよい。
【0021】
そして、前記ディフューザ23には、その上面23b に前記吸込口7を臨ませた通気穴24を設けると共に、同通気穴24および前記接続口20から前記ノズル18に到る流通路を開閉するための開閉手段を設けてなる構成となっている。
【0022】
これによって、前記開閉手段により前記通気穴24を開放した際、前記送風ファン13によって前記吸込口7から吸い込まれた室内空気の一部を、前記通気穴24から前記ディフューザ23に導入したのち効率よく前記後部熱交換器11に導出できるようになり、また、前記接続口20から前記ノズル18に到る流通路を開放した際、前記送風ファン13によって前記ノズル18から前記ダクト14を経て前記ディフューザ23に導入した外気を前記後部熱交換器11に向けて導出できるようになり、空気調和機の運転と同時に、室内空気の換気を行なえるようになっている。
【0023】
同時に、前記開閉手段により前記接続口20から前記ノズル18に到る流通路を開放した際、前記送風ファン13を停止して前記補助ファン40を起動することにより、前記吸込口7から吸い込まれた室内の空気を排気できるようになり、また、前記通気穴24を開放し、前記送風ファン13を停止して前記補助ファン40を起動することにより、前記吸込口7から吸い込まれた室内の空気を更に排気できるようになる。
【0024】
以上の構成により、次にその動作について説明する。
前記ディフューザ23の背面23a に設けられ、前記ダクト14に接続される前記接続口20を開閉するための開閉手段が、図2(A)乃至図2(C)で示すように、前記接続口20を前記ディフューザ23の背面に沿ってスライドすることにより開閉する第一スライド板25からなる構成にすることによって、空気調和機の運転と同時に室内空気の換気を行なう場合には、図2(B)で示すように前記接続口20を開放して、前記ノズル18から前記ダクト14を経て前記ディフューザ23に外気を導入できるようにし、室内空気の換気を行なわない場合には、図2(C)で示すように前記接続口20を閉塞すればよい。
【0025】
なお、前記第一スライド板25には、例えばステッピングモータからなる駆動装置aが連係されることにより、換気運転の必要性に応じて前記接続口20を自動的に開閉できるようになる。
【0026】
また、前記ディフューザ23の上面23b に設けられ、前記吸込口7を臨ませた前記通気穴24を開閉するための開閉手段が、図3(A)乃至図3(C)で示すように、前記通気穴24を前記ディフューザ23の上面23b に沿ってスライドすることにより開閉する開閉孔27を備えた第二スライド板26からなる構成にすることによって、図2(B)の実線で示すように、前記開閉孔27の位置をずらすことにより前記通気穴24を閉塞する一方、破線で示すようにスライドさせて前記通気穴24に前記開閉孔27を連通させることにより、前記吸込口7から吸い込まれた室内空気の一部を前記ディフューザ23に導入できるようにしている。
【0027】
なお、前記通気穴24は、前記ディフューザの左右方向に断続的に複数形成される一方、前記複数の通気穴に対応して、前記第二スライド板には前記開閉孔が複数形成されているので、前記通気穴24を開放した際、同通気穴24から吸い込まれた室内空気が前記後部熱交換器11の左右方向に対し均等に分布して導出されるようになる。
【0028】
また、前記第二スライド板26は、例えばステッピングモータからなる駆動装置aが連係されることによって自動的にスライドさせることができるので、必要に応じて前記通気穴24を正確に開閉できるようになり、また着脱時には、例えば図3(C)で示すように前記ディフューザ23の上面23b の側部から装着したり取り外すようにすればよい。
【0029】
また、前記接続口20および前記通気穴24を開閉するための開閉手段が、図4で示すように、前記第一スライド板25および前記第二スライド板26を連結して断面L字状に形成されたスライド板28からなる構成にし、同スライド板28に駆動装置aを連係させることにより、前記接続口20および前記通気穴24を同時に開閉できるようにしてもよい。
【0030】
また、前記接続口20を開閉するための開閉手段が、図5(A)および図5(B)で示すように、同接続口20に対応して前記ディフューザ23の背面23a に沿うように支軸部29a によって回動自在に軸支され、駆動装置aを連係させた第一回動板29からなる構成にしてもよい。
【0031】
その場合、前記第一回動板29を回動させることによって前記接続口20を開放した際、図5(B)で示すように、前記第一回動板29の一部29b が前記ディフューザ23の背面23a からはみ出してしまったり、前記接続口20に突出してしまったりしないよう該箇所29b を切除しておけばよい。
【0032】
または、前記通気穴24を開閉するための開閉手段が、図6(A)乃至図6(D)で示すように、同通気穴24に対応して前記ディフューザ23の上面23b に支軸部30a により回動自在に軸支された第二回動板30からなる構成にしてもよい。
【0033】
この場合、前記第二回動板30が、これに連続形成された連結片31片を有して複数設けられると共に、これら複数の第二回動板30が、前記連結片31片および前記連結部31a を介した前記連結部材32で連結された構成にすることにより、図7で示すように、とくに前記ディフューザ23の上面23b の左右方向に大きく形成された前記通気穴24を開閉できるようになるので、前記吸込口7から吸い込まれた室内空気の一部が、前記通気穴24を効率よく流通して前記ディフューザ23から前記後部熱交換器11に効果的に導出されるようになる。
【0034】
また、前記複数の第二回動板30により前記通気穴24を開閉した際、図6(A)および図6(B)のb部およびc部で示すように、前記連結部材32の一端または他端が、前記ディフューザ23の一側面23c または他側面23c に当接して前記第二回動板30の回動範囲を規制するようになっているので、前記第二回動板30を位置決めさせることができて前記通気穴24を正確に開閉できるようになっている。
【0035】
なお、前記第二回動板30は、前記第一回動板29と同様に駆動装置aが連係されて自動的に回動できるようになっており、また、図6(C)および図6(D)で示すように、前記支軸部30a を構成する支軸30a’と、前記連結部31a を構成する支軸孔31a’を備えて回動自在に軸支され、且つ前記連結部材32により連動自在に連結されるようになっている。
【0036】
また、前記接続口20を開閉する開閉手段が、図8(A)乃至図8(D)で示すように、同接続口20に対応する透孔33を備え、前記ディフューザ23の背面に駆動装置bが連係されたベルト車34により巻上自在に巻架された開閉ベルト35からなる構成にしてもよい。
【0037】
また同様に、前記通気穴24を開閉する開閉手段が、同通気穴24に対応する透孔33を備え、前記ディフューザ23の背面に駆動装置bが連係されたベルト車34により巻上自在に巻架された開閉ベルト35からなる構成にしてもよい。
【0038】
また、前記ベルト車34が、前記接続口20に対応して前記開閉ベルト35を巻架するように対をなして配置され、または、前記通気穴24に対応して前記開閉ベルト35を巻架するように対をなして配置されている。
【0039】
これにより、前記通気穴24または前記接続口20を開放する際、図8(A)および図8(B)で示すA部のように、これら通気穴24または接続口20に前記透孔33を連通させることによって、該箇所を開放して矢印Bで示すように空気流が流通できるようになる一方、前記通気穴24または前記接続口20を閉塞する際、図8(C)および図8(D)で示すA’部のように、前記ベルト車34で前記開閉ベルト35の透孔33を前記ベルト車34の位置に巻き上げることにより、同開閉ベルト35で閉塞できるようになる。
【0040】
または、図9(A)乃至図9(D)で示すように、駆動装置bが連係された前記ベルト車34が、前記通気穴24または前記接続口20の一側部Bに前記開閉ベルト35の一端を巻き上げるように設けられる一方、他側部Cに、前記開閉ベルト35の他端を伸縮自在に支持するためのばね36からなる支持部材が設けられるようにしてもよい。
【0041】
これにより、図9(A)および図9(B)で示す状態で、前記開閉ベルト35により前記通気穴24または前記接続口20を閉塞できるようになり、また、図9(C)および図9(D)で示す状態に前記開閉ベルト35の一端から巻き上げることにより開放できるようになる。
【0042】
前記通気穴24および前記接続口20を開閉する開閉手段が、図10(A)および図10(B)で示すように、前記通気穴24の後端部に支軸37a により回動自在に軸支され、駆動装置cが連係された開閉板37からなり、上方に回動することにより前記通気穴24が閉塞される一方、下方に回動することにより前記通気穴24が開放されると共に、前記接続口20が全閉または半閉されるようにしてもよい。
【0043】
また、前記接続口20から前記ノズル18に到る流通路を開閉する開閉手段が、図11(A)および図11(B)で示すように、前記接続口20、前記ダクト14または前記ノズル18に支軸39により回動自在に支持された開閉用の弁体38からなり、同弁体38が前記送風ファン13の負圧により揺動して前記接続口20が開放されるようにしてもよい。
【0044】
なお、前記弁体38は、前記接続口20、前記ダクト14または前記ノズル18の何れかに設けることによって前記流通路を開閉できるようにすればよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、本体内に備えた送風ファンにより外気を導入できるようにし、且つ換気用のダクトに備えた補助ファンにより室内空気を換気できるようにした換気装置を備えた空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は断面図であり、(B)は要部断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)は斜視図であり、(B)はディフューザ背面の接続口を開放した状態を示す図であり、(C)は接続口を第一スライド板で閉塞した状態を示す図である。
【図3】本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)はディフューザ上面の通気穴を示す図であり、(B)は通気穴を第二スライド板で開閉する状態を示す図であり、(C)は通気穴を開閉する第二スライド板を着脱する状態を示す図である。
【図4】本発明による空気調和機の第一スライド板および第二スライド板を連結した状態を示す断面図である。
【図5】本発明による空気調和機のディフューザ背面の接続口を第一回動板で開閉する状態を示す説明図で、(A)は接続口を閉塞した状態を示す図であり、(B)は接続口を開放した状態を示す図である。
【図6】本発明による空気調和機のディフューザ上面の通気穴を第二回動板で開閉する状態を示す説明図で、(A)は通気穴を閉塞した状態を示す図、(B)は通気穴を開放した状態を示す図、(C)は第二回動板の側面図であり、(D)は第二回動板の斜視図である。
【図7】本発明による空気調和機のディフューザの斜視図である。
【図8】本発明による空気調和機のディフューザ背面の接続口および、またはディフューザ上面の通気穴を開閉ベルトで開閉する一例を示す説明図で、(A)は開放した状態を示す正面図であり、(B)は開放した状態を示す側面図であり、(C)は閉塞した状態を示す正面図であり、(D)は閉塞した状態を示す側面図である。
【図9】本発明による空気調和機のディフューザ背面の接続口および、またはディフューザ上面の通気穴を開閉ベルトで開閉する他の例を示す説明図で、(A)は閉塞した状態を示す正面図であり、(B)は閉塞した状態を示す側面図であり、(C)は開放した状態を示す正面図であり、(D)は開放した状態を示す側面図である。
【図10】本発明による空気調和機のディフューザ上面の通気穴および、またはディフューザ背面の接続口を開閉板で開閉する説明図で、(A)は通気穴を閉塞し接続口を開放した状態を示す断面図であり、(B)は通気穴を開放し接続口を半開した状態を示す断面図である。
【図11】本発明による空気調和機のディフューザ背面の接続口を弁体で開閉する説明図で、(A)は接続口を閉塞した状態を示す断面図であり、(B)は接続口を開放した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 係止爪
2 据付板
2a 連通孔
3 係止部
4 接続配管
5 収容部
6 ベース
6a 吸気孔
7 吸込口
8 吹出口
9 前面パネル
10 前部熱交換器
11 後部熱交換器
11a 伝熱管
11b フィン
12 熱交換器
13 送風ファン
14 ダクト
15 ダクトフランジ
16 シール部材
17 拡開部
18 ノズル
19 フィルタ
20 接続口
21 連通口
22 係止爪
23 ディフューザ
23a 背面
23b 上面
23c 側面
23d 底面
24 通気穴
25 第一スライド板
26 第二スライド板
27 開閉孔
28 スライド板
29 第一回動板
30 第二回動板
30a 支軸部
30a’ 支軸
31 連結片
31a 連結部
31a’ 支軸孔
32 連結部材
33 透孔
34 ベルト車
35 開閉ベルト
36 ばね(支持部材)
37 開閉板
37a 支軸
38 弁体
39 支軸
40 補助ファン
A 本体
B 壁面
C 壁孔
a,b,c 駆動装置

Claims (4)

  1. 被空調室の壁面に固着された据付板の係止爪に係脱可能に係合される係合部を背面上部に備え、背面下部に接続配管を収容する収容部を備えたベースと、同ベースの前部に装着された吸込口と吹出口とを備えた前面パネルと、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器と後部熱交換器とで逆V字状に形成された熱交換器と、送風ファンとからなる空気調和機において、
    前記壁面に壁孔を、前記据付板に前記壁孔に対応する連通孔を、前記後部熱交換器の風上側となる前記ベースの背面に前記連通孔に対応する吸気孔を夫々設け、前記連通孔の周縁に、前記壁孔を挿通してダクトの一端に接続される接続部を備えたダクトフランジを取り付けると共に、前記吸気孔と前記後部熱交換器との間に、一端に前記吸気孔に接続される接続口を備え、他端に同接続口よりも大径で形成された連通口を備え、前記ダクトにより導入された外気を前記後部熱交換器へ導くディフューザを設けると共に、前記ダクトの他端に開口面積を拡開させる拡開部を備えたノズルを設け、前記接続口から前記ノズルに到る流通路を開閉する開閉手段を設けると共に、前記ノズル、前記ダクト、前記ダクトフランジまたは前記ディフューザの何れかに排気用の補助ファンを設けてなり、
    外気導入時に、前記補助ファンを停止すると共に、前記開閉手段により前記流通路を開放して前記送風ファンにより外気を導入できるようにし、排気時に、前記送風ファンを停止すると共に、前記開閉手段により前記流通路を開放して前記送風ファンにより室内空気を排気できるようにしてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記開閉手段が、前記流通路をなす接続口に回動自在に支持された開閉用の弁体からなり、同弁体が前記送風ファンまたは前記補助ファンによる負圧により揺動して前記接続口が開放されるようにしてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記開閉手段が、前記流通路をなすダクトに回動自在に支持された開閉用の弁体からなり、同弁体が前記送風ファンまたは前記補助ファンによる負圧により揺動して前記ダクトが開放されるようにしてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記開閉手段が、前記流通路をなすノズルに回動自在に支持された開閉用の弁体からなり、同弁体が前記送風ファンまたは前記補助ファンによる負圧により揺動して前記ノズルが開放されるようにしてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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CN111156632A (zh) * 2020-01-20 2020-05-15 珠海格力电器股份有限公司 引流装置、冷风扇及控制方法

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