JP2004285873A - フィルタ部材 - Google Patents

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省伍 鈴木
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Abstract

【課題】PMを捕集するフィルタ部材において、無機繊維の表面にニッケルメッキ等の金属被膜を設けることにより、無機繊維と触媒との反応を防止して、無機繊維の劣化及び脆化と触媒の失活を防止して、フィルタの耐久性を向上できるフィルタ部材を提供する。
【解決手段】エンジンの粒子状物質を浄化する排気ガス浄化装置40に使用するフィルタ部材20であって、該フィルタ部材20は、無機繊維11と、該無機繊維11の表面を覆う金属被膜12と、該金属被膜12の表面に担持された触媒14,15とを有する繊維体10を積層して形成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディーゼルエンジンの粒子状物質を捕集して浄化する排気ガス浄化装置に使用するフィルタ部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼルエンジンから排出される粒子状物質(PM:パティキュレート・マター:以下PMとする)の排出量は、NOx,COそしてHC等と共に年々規制が強化されてきており、規制の強化に伴いエンジンの改良のみでは、対応できなくなってきている。そこで、エンジンから排出されるPMをディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter :以下DPFとする)と呼ばれるフィルタで捕集して、外部へ排出されるPMの量を低減する技術が開発されている。
【0003】
直接、このPMを捕集するDPFにはセラミック製のモノリスハニカム型ウオールフロータイプのフィルタや、セラミックや金属を繊維状にした繊維型タイプのフィルタ等があり、図7に示すように、これらのDPFを用いた排気ガス浄化装置40は、他の排気ガス浄化装置と同様に、エンジン41の排気通路42の途中に設置され、エンジンで発生する排気ガスGを浄化している。
【0004】
これらのDPFのうちで、無機繊維で形成したフィルタは、PMをフィルタの表面のみでなく、内部でも捕集できるため、コーディエライト等で作製したハニカム型のフィルタよりも小型化できるという利点がある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
【0005】
そして、この無機繊維のフィルタにおいて、PMの浄化のみならず、NOxの浄化も同時に行うために、無機繊維のフィルタに、NOx還元用のバリウム複合化合物等のブラウンミラライト型構造を有する触媒等を担持することも提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
【0006】
また、一方で、PMの酸化温度を下げ、外部からエネルギーを受けることなく、エンジンからの排気熱でDPFで捕集したPMを酸化してDPFを再生するために、PMの燃焼温度を低下させる貴金属等の酸化触媒や酸化セリウム等のPM酸化触媒を担持させることも提案されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平06−304423号公報
【特許文献2】
特開平08−49522号公報
【特許文献3】
特開平08−312327号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、無機繊維を用いたフィルタの場合には、コーディエライト等ののハニカム型のフィルタに比べ、PMの粒子の大きいものから小さいものまで捕集できる利点があるが、無機繊維に触媒を担持した場合に、無機繊維が触媒と反応しガラス化し、劣化し易くなるという問題がある。
【0009】
そのため、触媒が酸化ケイ素(SiO)等の他の物質で覆われ、PMやNOxとの接触が難しくなったり、貴金属触媒同士が凝集して、反応面積が極端に小さくなってPMやNOxとの反応し難くなり、触媒機能が低下して失活するという耐久性の悪化の問題がある。
【0010】
特に、触媒として、NOxの吸蔵及び放出還元のNOx吸蔵還元型触媒として使用される、塩基性金属を担持する場合には、これらの塩基性金属は、アルカリ金属、アルカリ土類金属の酸化物、炭酸化合物で構成されるので、アルカリ金属等が無機繊維と化学反応を起こし、無機繊維が劣化及び脆化し易くなるという問題がある。
【0011】
本発明は、上述の問題を解決するべくなされたものであり、その目的は、PMを捕集するフィルタ部材において、無機繊維の表面にニッケルメッキ等の金属被膜を設けることにより、無機繊維と触媒との反応を防止して、無機繊維の劣化及び脆化と触媒の失活を防止して、フィルタの耐久性を向上できるフィルタ部材を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するためのフィルタ部材は、エンジンの粒子状物質を浄化する排気ガス浄化装置に使用するフィルタ部材であって、該フィルタ部材は、無機繊維と、該無機繊維の表面を覆う金属被膜と、該金属被膜の表面に担持された触媒とを有する繊維体を積層して形成される。
【0013】
また、上記のフィルタ部材において、金属被膜をニッケルメッキで行う。
【0014】
この構成によれば、フィルタ部材を形成する繊維体の無機繊維を金属で被覆することにより、無機繊維が金属被膜で保護され、触媒と直接接触することが防止される。従って、触媒と無機繊維との反応による劣化や脆化が防止され、耐久性が著しく向上される。
【0015】
そして、この触媒としては、白金、パラジウム、ロジウム、イリジウム等の貴金属触媒等があり、PMの酸化触媒としての作用のみならず、NOxの還元触媒としての作用も発揮する。また、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化セリウム等の塩基性金属の酸化物や、炭酸カリウム等の炭酸化合物等の触媒を用いることもでき、貴金属触媒の酸化防止や活性化に役立つと考えられている。また、NOx還元浄化用の触媒として、金属ナトリウム、カリウム、ジルコニウム、セリウム等のアルカリ系卑金属が用いられる。
【0016】
また、無機繊維には、炭化ケイ素、窒化ケイ素、アルミナ、シリカ、ムライト等を用いることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態のフィルタ部材について、図面を参照しながら説明する。
【0018】
本発明の第1の実施の形態のフィルタ部材20は、図1に示すように、フェルト状に積層される無機繊維11と、この無機繊維11の表面を覆う金属被膜12と、この金属被膜12の表面に担持された触媒14,15を有する繊維体10から構成される。
【0019】
つまり、炭化ケイ素等を材料とする無機繊維11にニッケル無電解メッキ等により金属12を被覆し、更に、この金属被膜12の表面に酸化触媒14や助触媒15を担持して構成される。
【0020】
そして、図2に示すように、フィルタ部材20は、この繊維体10をランダムに積層して形成したフェルト部材21を耐熱金属で形成された耐熱金網22で挟んで形成される。
【0021】
そして、この繊維体10の無機繊維11を金属12で被覆することにより、無機繊維11が金属被膜12で保護され、触媒14,15と直接接触することが防止される。従って、触媒14,15による無機繊維11の劣化や脆化が防止され、耐久性が著しく向上される。
【0022】
そして、この無機繊維11としては、炭化ケイ素(SiC)の繊維以外にも、窒化ケイ素(Si)、アルミナ(Al)、シリカ(SiO)、ムライト(3Al・2SiO)のうちの少なくとも1種の無機繊維を使用することができる。
【0023】
この貴金属触媒14は、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)、イリジウム(Ir)等であり、PM酸化用(粒子状物質酸化用)の酸化触媒としての作用のみならず、NOxの還元触媒としての作用も発揮する。また、酸化マグネシウム(MgO)、酸化カルシウム(CaO)、酸化セリウム(CeO)等の塩基性金属の酸化物や、炭酸カリウム等の炭酸化合物等の触媒を用いることもでき、貴金属触媒の酸化防止や活性化に役立つと考えられている。
【0024】
そして、貴金属触媒14の代り、又は、貴金属触媒14に加えて、NOx(窒素酸化物)還元浄化用の触媒15として、卑金属酸化物の助触媒である、金属ナトリウム(Na)、カリウム(K)、ジルコニウム(Zr)、セリウム(Ce)等のアルカリ系卑金属が用いられる。
【0025】
つまり、PMを燃焼させる酸化触媒を担持する代りに、あるいは、酸化触媒の担持と共に、NOxを吸収還元する触媒や、直接NOxを還元する触媒を担持する。
【0026】
この構成のフィルタ部材20によれば、無機繊維12を覆う金属被膜12で触媒14,15と無機繊維11との反応を防ぐことができるので、耐久性を向上させることができ、また、繊維フィルタ独特のフィルタ構造を維持しているので、PMをフィルタの表面のみでなく内部でも捕集でき、また、PMの粒子の大きいものから小さいものまで捕集できるので、効率よくPMを除去できる。また、コーディエライト等で作製したハニカム型のフィルタよりも小型化できるという利点もある。
【0027】
また、第2の実施の形態のフィルタ部材20Aでは、図3に示すように、フェルト状に積層される繊維体10Aは、無機繊維11と、この無機繊維11の表面を覆う金属被膜12と、この金属被膜12の表面に設けた多孔セラミックス層13と、この多孔セラミックス層13の表面に酸化触媒14やNOx還元触媒としての助触媒15を担持して構成される。
【0028】
つまり、第1の実施の形態のフィルタ部材20を形成する繊維体10に対して、第2の実施の形態のフィルタ部材20Aを形成する繊維体10Aでは、金属被膜11と触媒14,15の間にγアルミナの多孔セラミックス層13を設けている。この多孔セラミックス層13は、ウォシュコートとも呼ばれ、凹凸を形成して触媒14,15を担持し易くし、また、触媒活性を高める役割を果たす。
【0029】
そして、本発明のフィルタ部材20,20Aを使用したフィルタ構造体30,30Aは、フェルト部材21,21Aを金網22で挟んで形成したフィルタ部材20,20Aを、図5に示すように、蛇腹状に折り曲げて円筒駕籠状にし、長手方向における適当な箇所で内側保持部材23と外側保持部材24の間で挟持し、更に、外周保持部材25を巻いて形成される。
【0030】
また、本発明のフィルタ部材20,20Aを使用した排気ガス浄化装置40,40Aは、図6に示すように、上記のフィルタ構造体30,30Aを、容器31に納めて形成される。
【0031】
次に、本発明の実施の形態のフィルタ部材20,20Aの製造方法について説明する。
【0032】
先ず、フェルト部材形成工程で、炭化ケイ素の無機繊維11をランダムに積層してフェルト部材21を形成する。このフェルト部材21は、図2に示すように、例えば、繊維径9μの繊維11aを50mmに切断して、フェルト製造機で厚み3mm程度に形成した第1フェルト部材21aと、繊維径14μの繊維11bを50mmに切断して、フェルト製造機で厚み3mm程度に形成した第2フェルト部材21bとを重ねて形成する。なお、この無機繊維11a,11bとしては、炭化ケイ素の繊維以外にも、窒化ケイ素、アルミナ、シリカ、ムライトのうちの少なくとも1種の無機繊維を使用することができる。
【0033】
そして、フィルタ部材形成工程で、図4に示すように、このフェルト部材21を耐熱金網22で挟持して、一体構造の積層体としてフィルタ部材20を形成する。
【0034】
また、フィルタ構造体形成工程で、図5に示すように、このフィルタ部材20を蛇腹状に折り曲げ、この積層体を円筒駕籠状にして、長手方向における適当な箇所で内側保持部材23と外側保持部材24の間で挟持し、更に、外周保持部材25を巻き、フィルタ構造体30とする。この時、繊維径14μの第2フェルト部材21bが排気ガスの流れに関して上流側になるようにする。この耐熱金網22は、電源に接続して通電可能にし、フィルタ加熱用のヒータとして利用する。なお、フィルタ加熱用のヒータが不要の場合には、電源への接続を行わない。
【0035】
次の金属被膜形成工程で、このフィルタ構造体30を、硝酸ニッケルの水溶液の浸積液に還元剤ナトリウムボロハイドライド(NaBH)を入れて、ニッケル無電解メッキを行って、炭化ケイ素の繊維11a,11bにニッケル金属の被膜12を形成する。
【0036】
この後、触媒担持工程で、周知の技術により金属被膜12に貴金属触媒14と卑金属酸化物の助触媒15を担持する。これにより、本発明の第1の実施の形態のフィルタ部材20、及び、フィルタ構造体30が完成する。
【0037】
あるいは、金属被膜形成工程の後に、中間層形成工程を行って、ニッケル被膜12を形成したフィルタ構造体30をアルミニウムを含むアルコキシドの液中に入れた後、取り出して乾燥し、ニッケル被膜12の上層にγアルミナのウォッシュコート層、即ち、多孔セラミックス層13を形成し、この後の第2触媒担持工程で、周知の技術により、γアルミナの多孔セラミック層13に貴金属触媒14と卑金属酸化物の助触媒15を担持する。これにより、本発明の第2の実施の形態のフィルタ部材20A、及び、フィルタ構造体30Aが完成する。
【0038】
そして、装置形成工程で、図6に示すように、触媒14,15を担持したフィルタ構造体30,30Aを、遮熱構造を有する金属容器31に納めて排気ガス浄化装置40,40Aを構成する。これにより、本発明の排気ガス浄化装置40,40Aが完成する。この完成した排気ガス浄化装置40,40Aを図7に示すようにエンジン41の排気通路42に設置する。
【0039】
つまり、この排気ガス浄化装置40の製造方法は、無機繊維11をランダムに積層してフェルト部材21を形成するフェルト部材形成工程と、フェルト部材21を耐熱金網22で挟んでフィルタ部材20を形成するフィルタ形成工程と、フィルタ部材20を蛇腹状に折り曲げて円筒駕籠状にしてフィルタ構造体30を形成するフィルタ構造体形成工程と、フィルタ構造体30を、還元剤ナトリウムボロハイドライドを加えた、硝酸ニッケルの水溶液の浸積液に入れて、無機繊維11の表面に金属被膜12を形成する金属被膜形成工程と、金属被膜12に触媒14,15を担持させる触媒担持工程と、フィルタ構造体30を容器31に納めて排気ガス浄化装置40を形成する装置形成工程を有して構成される。
【0040】
また、排気ガス浄化装置30Aの製造方法は、金属被膜形成工程の後で、フィルタ構造体30Aをアルミニウムを含むアルコキシドの液に漬けた後、取り出して乾燥し、金属被膜12の表面にγアルミナの多孔セラミックス層13を形成する中間層形成工程と、触媒担持工程の代りに、多孔セラミックス層13に触媒14,15を担持させる第2触媒担持工程を有して構成される。
【0041】
なお、上記の実施の形態では、フィルタ構造体30にしてからニッケルメッキを施しているが、繊維11の状態で1本、1本にメッキをしても良く、また、フィルタ部材20の状態でメッキしても良い。
【0042】
〔実施例〕
そして、実施例として、炭化ケイ素の繊維表面にニッケル金属被膜を設け、酸化触媒を担持したフィルタ部材を使用した排気ガス浄化装置と、比較例として、ニッケル金属被膜を設けずに、酸化触媒を担持した従来型の触媒付き繊維フィルタ部材を使用した排気ガス浄化装置とを準備して、図7に示すように、ディーゼルエンジン41の排気ガス経路42に排気ガス浄化装置40を設置し、排気ガスGのPMの捕集及び除去の耐久試験を行った。これらの結果を表1に示す。
【0043】
なお、この実施例では、直接、炭化ケイ素繊維のニッケル被膜上に、熱膨張差を緩和する中間層を設けずに、触媒を担持させている。
【0044】
【表1】
Figure 2004285873
【0045】
上記試験の結果により、実施例の方が比較例よりも耐久性が優れていることが分かる。これは、無機繊維の表面に施したニッケル金属被膜が無機繊維を保護して、無機繊維と触媒との反応が防止され、酸化触媒の効果が持続しているためと考えられる。
【0046】
それに反してニッケル金属被膜が無いフィルタ部材を使用した比較例では、酸化触媒と繊維表面の炭化ケイ素とが反応してガラス化し、触媒を失活させていると考えられる。
【0047】
【発明の効果】
以上に説明をしたように、本発明のフィルタ部材によれば、フィルタ部材を形成する無機繊維を金属で被覆しているので、無機繊維を金属被膜で保護して触媒と直接接触することを防止できる。そのため、触媒による無機繊維の劣化や脆化を防止することができ、耐久性を著しく向上できる。
【0048】
そして、上記のフィルタ部材を使用して排気ガス浄化装置を構成することにより、小型で耐久性に富む排気ガス浄化装置を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態のフィルタ部材に使用する繊維体の構成を模式的に示す図である。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態のフィルタ部材の構成を模式的に示す図である。
【図3】本発明に係る第2実施の形態のフィルタ部材に使用する繊維体の構成を模式的に示す図である。
【図4】フィルタ部材を耐熱金網で挟持した積層体の構成を模式的に示す図である。
【図5】フィルタ構造体の構成を模式的に示す図である。
【図6】排気ガス浄化装置の構成を模式的に示す図である。
【図7】排気ガス浄化装置をディーゼルエンジンの排気ガス経路に設定した場合の構成を示す図である。
【符号の説明】
10,10A 繊維体
11 無機繊維
12 金属被膜
13 多孔セラミックス層
14 貴金属触媒
15 助触媒
20,20A フィルタ部材
21,21A フェルト部材
22 金属金網
30,30A フィルタ構造体
40,40A 排気ガス浄化装置

Claims (2)

  1. エンジンの粒子状物質を浄化する排気ガス浄化装置に使用するフィルタ部材であって、該フィルタ部材は、無機繊維と、該無機繊維の表面を覆う金属被膜と、該金属被膜の表面に担持された触媒とを有する繊維体を積層して形成されることを特徴とするフィルタ部材。
  2. 前記金属被膜をニッケルメッキで行うことを特徴とする請求項1記載のフィルタ部材。
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