JP2004285623A - 防犯錠 - Google Patents

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JP2004285623A JP2003077206A JP2003077206A JP2004285623A JP 2004285623 A JP2004285623 A JP 2004285623A JP 2003077206 A JP2003077206 A JP 2003077206A JP 2003077206 A JP2003077206 A JP 2003077206A JP 2004285623 A JP2004285623 A JP 2004285623A
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Shigeo Kikuchi
茂男 菊池
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Abstract

【課題】扉中空部内で露出している駆動ロッドをカバーで覆い、簡単には手動回動できないようにした、きわめて安全性の高い防犯錠を提供することを目的とする。
【解決手段】中空の扉1の内側に固定される錠ケース11と、錠ケース11の開口部11aを覆う蓋板31と、扉1の外側に固定されるシリンダー錠41とを備え、錠ケース11は、扉1内側からツマミ16を手動により、扉外側からシリンダー錠41のキー操作によって各作動するデッドボルト23を有し、蓋板31は、デッドボルト23と同期的に連動して回動可能な係合部材32を外側に有し、シリンダー錠41は、先端が蓋板31の係合部材32と係合し、扉外側からシリンダー錠41の鍵孔へ差し込んだキー操作によって回動する駆動ロッド48を扉中空部4内に有し、この駆動ロッド48を覆う防犯カバー51を扉中空部4内に配設して構成する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉の補助錠として有効な防犯錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的なシリンダー錠としては、図10および図11に示されているように次のような構造のものが使われている。
中空の扉aの内側に固定される錠ケースbと、錠ケースbの開口部cを覆う蓋板dと、扉aの外側に固定されるシリンダー錠eとを備え、錠ケースbは、扉a内側からツマミfを手動により、扉a外側からシリンダー錠eのキーg操作によって各作動するデッドボルトhを有し、蓋板dは、デッドボルトhと同期的に連動して回動可能な係合部材iを外側に有し、シリンダー錠eは、先端が蓋板dの係合部材iと係合し、扉a外側からシリンダー錠eの鍵孔へ差し込んだキーg操作によって回動する駆動ロッドjを扉a中空部a’内に有する。
同図において、kは、扉aとシリンダー錠eの支持板を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来のシリンダー錠では、扉外面に固定されたシリンダー錠先端の駆動ロッドが扉中空部内に露出状態で位置しているため防犯対策の面で不充分であった。
【0004】
すなわち、屋外からドリル等で扉の前面板に穴をあけ、この穴に特殊な工具等を差し込んで扉中空部内に位置する駆動ロッドを手動回動することで簡単に開錠できてしまう問題があった。
【0005】
本発明は、以上の問題点に鑑み、扉中空部内で露出している駆動ロッドをカバーで覆い、簡単には手動回動できないようにした、きわめて安全性の高い防犯錠を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る防犯錠は、中空の扉の内側に固定される錠ケースと、錠ケースの開口部を覆う蓋板と、扉の外側に固定されるシリンダー錠とを備え、
錠ケースは、扉内側からツマミを手動により、扉外側からシリンダー錠のキー操作によって各作動するデッドボルトを有し、
蓋板は、デッドボルトと同期的に連動して回動可能な係合部材を外側に有し、
シリンダー錠は、先端が蓋板の係合部材と係合し、扉外側からシリンダー錠の鍵孔へ差し込んだキー操作によって回動する駆動ロッドを扉中空部内に有し、この駆動ロッドを覆う防犯カバーを扉中空部内に配設したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る防犯錠の扉組み付け状態の正面図であり、図2は、図1のA−A線矢視断面図であり、図3は、図2のB−B線矢視断面図であり、図4は、要部の断面図であり、図5は、錠ケースの内面図であり、図6は、デッドボルト付き錠ケースの内面図であり、図7は、蓋板の内面図であり、図8は、その外面図であり、図9は、防犯カバーの斜視図である。
【0008】
本防犯錠は、中空の扉1の内側に固定される錠ケース11と、錠ケース11の蓋板31と、扉1の外側に固定されるシリンダー錠41および防犯カバー51とを備える。
【0009】
錠ケース11は、次のように構成されている。
図5および図6に示したように、背板12と左右の側板13と天板14および底板15により前面に開口部11aを有して箱型に形成され、両側板13の略中央には、後述するデッドボルト23が嵌合する切欠き13aが対向して凹設されると共に、背板12の略中央部には、扉1の内側から手動によりデッドボルト23を作動するツマミ16の支軸16aが回動自在に軸承されている。
【0010】
また、錠ケース11内において支軸16aには、一端にデッドボルト23と係合する駆動軸17が植設され、他端に揺動ロッド18の基端18aが回動可能に軸支される連結軸19が植設された第1作動板20が固定されている。
【0011】
そして、揺動ロッド18の先端18bは、錠ケース11の背板12の略中央上方を内側へ切り起して形成した支持片21の孔(図示しない)に擢動自在に支持されている。さらに、揺動ロッド18には、基端18aと支持片21との間に当接保持されつつ復帰バネ(コイルスプリング)22が外装されている。
【0012】
デッドボルト23は、錠ケース11の横幅より長く、かつ切欠き13aに左右方向へ擢動可能に嵌合する横長の長方形板状に形成され、その略中央下端には突出部24が一体に設けられている。
【0013】
そして、この突出部24には、逆山形形状の係合孔25が形成され、この係合孔25に第1作動板20一端の駆動軸17が係合されている。
【0014】
蓋板31は、次のように構成される。
図7および図8に示したように、錠ケース11の開口部11aを覆うよう縦長の長方形状に形成され、その略中央部に、外側に突出する係合部材32の軸部33が回動自在に軸支されている。この軸部33は蓋板31の内側に突出しており、この部分に、先端に第1作動板20の駆動軸17が嵌合する孔35が穿設された第2作動板34が固定されている。
【0015】
係合部材32は、短い円筒状に形成され、その正面にシリンダー錠41の駆動ロッド48の先端が係合する係合溝32aが形成されている。
【0016】
シリンダー錠41は、次のように構成される。
図1〜図4に示したように、扉1の外面板2に開設した孔5に、正面にキー孔42が露出するよう外筒43の縁部を挿入・係止すると共に、外筒43の外側後端に設けられた取付脚44先端を扉1の内面板3に開設した孔6に挿入し、ねじ45を取付脚44内側のねじ孔(図示しない)に螺合することによってシリンダー錠41は扉1に組み付けられる。
【0017】
シリンダー錠41における外筒43には、キー孔42に差し込んだキー46の操作により回動する内筒47が内挿されている。そして、この内筒47の先端には、前記係合部材32の係合溝32aに係合する駆動ロッド48が、扉1の中空部4内において突設されている。
【0018】
防犯カバー51は、次のように構成される。
図2〜図4および図9に示したように、前記蓋板31と同形、同大の支持板52の略中央に、蓋板31の外側に突設した係合部材32が緩嵌合する通孔53が開設されると共に、通孔53の外側に円筒体54が突設して形成されている。この円筒体54は、扉1の内面板3の孔6の内部に開設された丸孔7に嵌合して外側へ突出し、シリンダー錠41の駆動ロッド48およびその係合部材32との係合部を覆うものである。したがって、この円筒体54の長さは、扉1の板厚、すなわち扉1の中空部4の幅に応じて設定される。
なお、図中52aは支持板52に設けた取付孔を示す。
【0019】
次に、扉1に対する本防犯錠の組み付け方法について説明する。
先ず、既述の如くねじ45を外した状態でシリンダー錠41および取付脚44を扉1の各孔に嵌め込む。次いで、防犯カバー51の円筒体54を扉1の後方から嵌合し、支持板52の外側から取付脚44にねじ45を螺合することでシリンダー錠41および防犯カバー51は扉1に組み付けられる。
【0020】
次いで、蓋板31の係合部材32を防犯カバー51の通孔53に後方から緩嵌合し、係合部材32の係合溝32aに、シリンダー錠51の駆動ロッド48先端を係合する。
【0021】
次いで、蓋板31の後方から錠ケース11の開口部11aを嵌合するが、このとき蓋板31外側に軸支された第2作動板34先端の孔35を、デッドボルト23の突出部24の係合孔25を挿通して上方に突出する第1作動板20の駆動軸17に係合させるものである。
【0022】
なお、以上の実施例は、蓋板31と防犯カバー51の二部品からなるが、蓋板31と防犯カバー51を一体化することで一部品として形成することもできる。
【0023】
使用に際しては、扉1正面に位置するシリンダー錠41の鍵孔42にキー46を差し込んで回動操作すると、外筒43内で、内筒47と共にその先端に突出する駆動ロッド48が回動するため、この駆動ロッド48と係合する係合部材32および第2作動板34が同方向へ回動する。
【0024】
ここにおいて、第2作動板34先端の孔35が、デッドボルト23の突出部24の係合孔25に下から係合する第1作動板20の駆動軸17上端へ係合しているため、第2作動板34の回動に伴ってデッドボルト23が錠ケース11の切欠き13aに沿って左右方向へ移動する。つまり、このデッドボルト23が図1および図6に示したように、扉1の側方より突出したとき施錠となり、扉1の側方より内方へ引込んだとき開錠となる。
【0025】
しかして、デッドボルト23の施錠時には、第1作動板20上端は、揺動ロッド18に外装された復帰バネ21に押圧される一方、下端は錠ケース11の側板13内側に当接されて、揺動ロッド18と第1作動板20は図5および図6に示したように略逆くの字状に屈折保持される。
【0026】
デッドボルト23の開錠時には、揺動ロッド18と第1作動板20は、図5および図6に示した形態とは逆の略くの字状に屈折保持される。
【0027】
この時の作動について説明すると、キー46操作により第1作動板20を支軸16aを支点に図5および図6に示す状態から反時計廻り方向へ回動すると、揺動ロッド18は復帰バネ22のバネ力に抗して支持片21の孔内を上動すると同時に、時計廻り方向へ揺動し、これにより揺動ロッド18と第1作動板20は、既述の如く略くの字状に屈折保持されるものである。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は、扉に組み付けたシリンダー錠の駆動ロッドが扉中空部内に有するものにおいて、この駆動ロッドを覆う防犯カバーを配設したものであるから、屋外からドリル等で扉の前面板に穴をあけ、この穴に特殊な工具等を差し込んでみても、防犯カバーに妨げられるため、駆動ロッドに直接触れ、これを手動回動することは不可能である。よって、本発明は、不心得者の不正開錠を阻止するのに極めて効果的なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防犯錠の扉組み付け状態の正面図である。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】図2のB−B線矢視断面図である。
【図4】要部の断面図である。
【図5】錠ケースの内面図である。
【図6】デッドボルト付き錠ケースの内面図である。
【図7】蓋板の内面図である。
【図8】蓋板の外面図である。
【図9】防犯カバーの斜視図である。
【図10】従来のシリンダー錠と扉の組み付け状態を示す一部断面の平面図である。
【図11】図10のX−X線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 扉
4 中空部
11 鍵ケース
11a 開口部
16 ツマミ
23 デッドボルト
31 蓋板
32 係合部材
41 シリンダー錠
42 キー孔
46 キー
48 駆動ロッド
51 防犯カバー

Claims (1)

  1. 中空の扉の内側に固定される錠ケースと、錠ケースの開口部を覆う蓋板と、扉の外側に固定されるシリンダー錠とを備え、
    錠ケースは、扉内側からツマミを手動により、扉外側からシリンダー錠のキー操作によって各作動するデッドボルトを有し、
    蓋板は、デッドボルトと同期的に連動して回動可能な係合部材を外側に有し、
    シリンダー錠は、先端が蓋板の係合部材と係合し、扉外側からシリンダー錠の鍵孔へ差し込んだキー操作によって回動する駆動ロッドを扉中空部内に有し、この駆動ロッドを覆う防犯カバーを扉中空部内に配設したことを特徴とする防犯錠。
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