JP2007239294A - カムロック錠における扉のガタ付き防止装置 - Google Patents

カムロック錠における扉のガタ付き防止装置 Download PDF

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岩田圭司
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Abstract


【課題】郵便受け、ロッカー、点検ボックス等の常設箱体の扉のガタ付き防止。
【解決手段】郵便受け、ロッカー、点検ボックス等の常設箱体と、この箱体の開閉扉に取り付けられたカムロック錠との組み合わせから成るカムロック錠における扉のガタ付き防止装置であって、箱体の一側壁側に楔係合部を設け、一方、施錠時に楔係合部に係着する可動係合片の基端部を、カムロック錠の回転作動軸に取付け、該可動係合片は、先端部側に楔係合部の傾斜縁に摺接しながら内側に変位する弾接部分を有することを特徴とするカムロック錠における扉のガタ付き防止装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、カムロック錠における扉のガタ付き防止装置に関する。
特許文献1には、カムロック錠の一例が記載されている。このカムロック錠は、主に仮設トイレ、仮設ハウス等の箱体(部屋)に対する錠の管理を目的とし、必要な場合に仮設用箱体(例えば仮設トイレ)の扉をロックすることができるように、箱体の外面、内面、側面等の壁面に固定した各種形状の受板をそれぞれ介して、箱体側の一側壁に脱着自在に取付けられる。
付言すれば、このカムロック錠は、その錠本体が扉を開く際の「障害物」となり、扉の施錠をする必要がなくなり、錠本体を箱体の壁面の固定部材(受板)から取り外したい場合には、合鍵を操作して、錠本体を解錠状態にすると、合鍵の操作力によって解錠方向へと回転する内筒のカム足(作動軸の突出部のこと)が、解錠位置へと位置変位し、その結果、固定部材内に設けた球体を含むロック子が、前記カム足が固定部材から抜けるのを許容する。
上記構成のカムロック錠は、合鍵や錠本体を紛失した場合であっても、別の錠本体を箱体の壁面に固定部材を介して取付ける便利さがあるものの、仮設トイレ、仮設ハウス等の仮設用箱体の扉を対象とするものであるから、常設タイプの箱体、例えば郵便受け、ロッカー、点検ボックス等の箱体の扉には適さない。
また、特許文献1の発明の目的は、扉を開く際の「障害物」となる脱着錠前を提供することであり、扉を閉じた際に、当該扉が開閉方向へ「ガタ付く」のを防止することを目的とするものではない。
特開平8−312216号公報
本発明の第1の目的は、郵便受け、ロッカー、点検ボックス等の常設箱体の扉のガタ付き防止を図ることである。第2の目的は、部品点数を少なくして第1の目的を達成することができることである。
本発明のカムロック錠における扉のガタ付き防止装置は、郵便受け、ロッカー、点検ボックス等の常設箱体と、この箱体の開閉扉に取り付けられたカムロック錠との組み合わせから成るカムロック錠における扉のガタ付き防止装置であって、前記箱体の一側壁側に楔係合部を設け、一方、施錠時に前記楔係合部に係着する可動係合片の基端部を、前記カムロック錠の回転作動軸に取付け、該可動係合片は、先端部側に前記楔係合部の傾斜縁に摺接しながら内側に変位する弾接部分を有することを特徴とする。ここで「弾接部分」には、復帰変位する弾発性部材や復帰変位する弾性体も含む。
(1)郵便受け、ロッカー、点検ボックス等の常設箱体の扉のガタ付き防止を図ることができる。
(2)請求項2に記載の発明は、部品点数を少なくして第1の目的を達成することができる。
以下、図1乃至図5に示す本発明を実施するための最良の形態(第1実施例)により説明する。
(1)発明の実施の環境
図1に於いて、まず、1は郵便受け、ロッカー、点検ボックス等の常設箱体である。図1では説明の便宜上、箱体1の一側壁2の一部分と開閉扉3の自由端部3aを示している。
図示しない開閉扉3の一端部は、蝶番を介して、箱体1の他方の側壁に枢着されている。したがって、4は箱体1の開口部である。箱体1は、例えば左右、上下、後方(奥)にそれぞれ側壁を有し、前方(手前)の開口部4は、開閉扉3が矢印A方向へ回転すると開口する。
次に、10は開閉扉3の自由端部3aに取付け孔、固着具等を介して適宜に取付けられたカムロック錠である。本発明の扉のガタ付き防止装置Xは、箱体1と、この箱体1の開閉扉3に取り付けられたカムロック錠10との組み合わせから成る。
(2)主要部の構成の説明
図2は扉のガタ付き防止装置Xの主要部を示す概略説明図である。図3はカムロック錠10の概略説明図である。
図2、図3に於いて、1は箱体、2は箱体の一側壁(例えば左側壁)である。
まず、5は一側壁2の開口部4側に形成された楔係合部、6は楔係合部を形成する前後の傾斜縁、7は楔係合部の長い上縁、8は楔係合部の短い下縁である。図2から明らかなように、本実施例の楔係合部5は、箱体1の一側壁2に直接形成された逆台形状の係合孔である。
また、9は扉3の自由端部3aに形成されたカムロック錠10用の取付け孔で、この取付け孔9の縁部9aにカムロック錠10の頭部10a側に周設した環状溝11が係合する。
次に、カムロック錠10の構成について簡単に説明する。本実施例のカムロック錠10は、頭部10aの環状溝11付近に扉3の自由端部3aの内壁面に添設状態となる取付け板12が固定され、該取付け板12の一端部12aは内側に折り曲げ形成されている。
カムロック錠10の内部構造に関しては、周知事項なので、詳細な図面は割愛する。カムロック錠10は、例えば円板状或いはピン状の可動障害子を内蔵する内筒13、この内筒に外嵌合する外筒14と、前記内筒13に直接又は間接的に設けられ、鍵、外部摘み、差込み自在の操作片等の操作手段Kの操作力により、内筒13と共に所定量回転する作動軸(駆動杆)15とを備えている。操作手段Kは、本実施例では、合鍵Kが用いられている。作動軸15は外筒14の端面14aから突出している。
次に、カムロック錠10の後端部10b側に取付けられた可動係合片21について説明する。本実施例では、カムロック錠10の作動軸15の突出端部に可動係合片21の基端部21aが止め片、固着具等を介して適宜に取り付けられている。例えば可動係合片21は、その基端部21aに不番の取付け孔を形成し、C字形状の止め具22等を介して作動軸15に適宜に固定されている。
しかして、長板状の可動係合片21は、先端部側21bに、箱体1の楔係合部5の傾斜縁6,6に摺接しながら内側に変位する折り曲げ状の弾接部分23を有する。この弾接部分23は、平面視、少なくとも一つ以上のV字形状折り曲げ部を有する。実施例のバネ性弾接部分23は、長板状の基端部21aの先端部分を含む中間部のV字形状第1折り曲げ部24と、この第1折り曲げ部24に連続すると共に、該第1折り曲げ部24に対して反対方向へ曲げられたV字形状第2折り曲げ部25とから成る。
(3)主要部の作用
図4及び図5を参照にして、主要部の作用を説明する。図4は扉を閉めた場合の可動係合片21の位置を示す。カムロック錠10の解錠時、可動係合片21は垂直状態である。
図5は、キーをカムロック錠10のキー穴に挿入して矢印で示す施錠方向(図では反時計方向)へ回した場合を示す。図5で示すように、楔係合部5の長い上縁7の横幅Wは、可動係合片21の弾接部分23の横幅W1よりも大きいから、弾接部分23は、当初、楔係合部5の前後の傾斜縁6,6に対して余裕(間隙)を持って入り込む。
一方、可動係合片21の弾接部分23の横幅W1は、逆に楔係合部5の短い下縁8の横幅W2よりも大きいから、そのまま可動係合片21が施錠方向へ回り続けると、途中で、その弾接部分23の第1折り曲げ部24及び第2折り曲げ部25の各外の部位が前後の傾斜縁6,6に同時に当たるので、弾接部分23は下方へ移行するにしたがって弾発力が増し、かつ、内側に変位しながら摺動する。
付言すると、弾接部分23の楔係合部5との間に摩擦力(両者間に生じる楔作用)により、弾接部分23が内側に押し込まれる状態となるので、弾接部分23は、少なくとも施錠位置では、傾斜縁6,6に圧接した状態で内側に変位する(弾性変形機能)。これにより、本発明の目的を達成することができる。
なお、キーを解錠方向へ操作して、可動係合片21が時計方向に回った場合、弾接部分23は楔係合部5の前後の傾斜縁6,6から解放されるので、材質自体の復帰力により、元の状態に戻る(弾性変形復帰機能)。
第1実施例に於いて、常設箱体1には、郵便受け、ロッカー等の他、壁に設けたガスメータ、電気メータ、制御ボックス、消火器ボックス等の点検ボックスも含む。箱体1が点検ボックスの場合には、いわゆる点検口を形成する戸枠に扉3が取り付けられていることから、箱体の一側壁側の楔係合部は、前記戸枠の縦枠に形成される。
また、操作手段Kは、本実施例では、合鍵Kが用いられているが、点検ボックスの用途如何によっては合鍵Kが不要な場合もあるので、そのような場合は、内筒13の外面に設けられた摘み、内筒の軸穴に差込み自在の操作片が適宜に用いられる。
また、第1実施例では、部品点数を少なくするために、楔係合部5は、箱体1の一側壁2に直接形成されているが、一側壁の内壁面に適宜に固定される取付け片に楔係合部5を形成し、該取付け片を介して(間接的に)扉側の可動係合片21を係着させても良い。
さらに、図6に、第1実施例の可動係合片21と実質的に同一のもの、又は均等のものを列挙する。
図6(a)に示した可動係合片21Aは、平面視、弾接部分23のV字形状折り曲げ部が「一つ」の例である。なお、矢印は、楔係合部5の前後の傾斜縁6,6が当たる旨を概略的に示している。以下、同じ。
図6(b)に示した可動係合片21Bは、平面視、弾接部分23が直角方向に折り曲げられた箇所と、さらに、その先端部が内側に鋭角方向に折り曲げられた箇所とを有し、その端面全体が、例えば板バネ式クリップ形状に形成されている。
図6(c)に示した可動係合片21Cは、弾接部分23の平面視の形状が一つのV字形状ではなく、一つの下向きJ字形状或いはフック形状に形成されている。
図6(d)に示した可動係合片21Dは、基端部側の板状本体21aと、この本体21aの先端部に固定された一つの弾接部分23とから成る。付言すれば、可動係合片21Dは二物品から成る。
図6(e)に示した可動係合片21Eは、図6(d)の可動係合片21Dと同様に、基端部側の板状本体21aと、この本体21aの先端部に固定された一つの弾接部分23とから成るものであるが、該弾接部分23は、弾性変位及び弾性変位復帰機能を有する材質(例えばゴム)で鉞状に形成されている。したがって、弾接部分23は弾性体である。
図6(f)に示した可動係合片21Fは、弾接部分23が図6(b)の可動係合片21Bのそれと同様に形成されているが、端面鉤状の内部空間に単数又は複数個のコイルバネ26が固定的に設けられている。
したがって、特に図示しないが、ストライクに相当する箱体1の一側壁側の楔係合部5の形状は、前記図6(a)〜(f)に示した可動係合片21A〜21Fの各弾接部分23の形状に対応して、所要の形状(逆台形、逆三角形、野球のベース形状、若葉マーク形状等)に形成される。
このように、可動係合片21を設計変更しても、第1実施例と同一の目的を達成することができる。
本発明は、主に建具や錠前の業界で利用される。
図1乃至図5は本発明の最良の実施例を示す各説明図(第1実施例)。
実施の環境を示す概略説明図。 主要部の分解斜視図。 カムロック錠の概略説明図。 解錠時の概略説明図。 施錠時の概略説明図。 図6(a)〜(f)は、本発明の可動係合片の設計変更の列挙例を示す各説明図。
符号の説明
X…扉のガタ付き防止装置、1…箱体、2…一側壁(戸枠も含む)、3…開閉扉、3a…自由端部、4…開口部、5…楔係合部、6…前後の傾斜縁、7…楔係合部の長い上縁、8…楔係合部の短い下縁、9…取付け孔、10…カムロック錠、10a…頭部、10b…後端部、11…環状溝、12…取付け板、13…内筒、14…外筒、K…鍵、15…作動軸、21、21A〜21F…可動係合片、21a…基端部、21b…先端部、23…弾接部分、24…第1折り曲げ部、25…第2折り曲げ部。

Claims (3)

  1. 郵便受け、ロッカー、点検ボックス等の常設箱体と、この箱体の開閉扉に取り付けられたカムロック錠との組み合わせから成るカムロック錠における扉のガタ付き防止装置であって、前記箱体の一側壁側に楔係合部を設け、一方、施錠時に前記楔係合部に係着する可動係合片の基端部を、前記カムロック錠の回転作動軸に取付け、該可動係合片は、先端部側に前記楔係合部の傾斜縁に摺接しながら内側に変位する弾接部分を有することを特徴とするカムロック錠における扉のガタ付き防止装置。
  2. 請求項1に於いて、楔係合部は、箱体の一側壁に直接形成された前後に傾斜縁を有する係合孔であり、一方、可動係合片の弾接部分は、平面視、少なくとも一つ以上の折り曲げ部を有することを特徴とするカムロック錠における扉のガタ付き防止装置。
  3. 請求項1に於いて、箱体は、ガスメータ、電気メータ、制御ボックス等の点検ボックスであり、一側壁側は、戸枠であることを特徴とするカムロック錠における扉のガタ付き防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015078527A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 生興株式會社 シューズ用ロッカーのラッチ装置

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