JP2004282815A - エンコーダの連結装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】振動や衝撃を防止することができるエンコーダの連結装置を提供する
【解決手段】固定部と回転部からなるエンコーダの、回転部を構成するエンコーダ軸6を、モータの回転軸2に連結してなるエンコーダの連結装置において、エンコーダ軸6と、モータの回転軸2とを、軸方向の空隙を介して対向配置するとともに、相対向するエンコーダ軸6の軸方向端面と、モータの回転軸2の軸方向端面とにそれぞれ磁石11,12を取り付ける。
【選択図】 図1
【解決手段】固定部と回転部からなるエンコーダの、回転部を構成するエンコーダ軸6を、モータの回転軸2に連結してなるエンコーダの連結装置において、エンコーダ軸6と、モータの回転軸2とを、軸方向の空隙を介して対向配置するとともに、相対向するエンコーダ軸6の軸方向端面と、モータの回転軸2の軸方向端面とにそれぞれ磁石11,12を取り付ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータの回転軸と連結して、速度や位置検出を行うエンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンコーダのモータへの取付はテーパ構造になったモータ回転軸とエンコーダ回転軸を直接取り付けるか、カップリングによって互いの回転軸を連結する構造となっている(たとえば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
実開平4−101268号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術においては、モータの負荷側回転軸に加わる振動や衝撃がそのままエンコーダやカップリングに伝わるため、エンコーダの故障やカップリングの破損を招く問題があった。また、そのために、モータの使用用途が制限されるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、振動や衝撃を防止することができるエンコーダの連結装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明は、固定部と回転部からなるエンコーダの、前記回転部を構成するエンコーダ軸を、モータの回転軸に連結してなるエンコーダの連結装置において、前記エンコーダ軸と、前記モータの回転軸とを、軸方向の空隙を介して対向配置するとともに、相対向するエンコーダ軸の軸方向端面と、モータの回転軸の軸方向端面とにそれぞれ磁石を取り付けるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1および図2に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例におけるエンコーダの連結装置を示す側断面図である。図2は図1におけるエンコーダ軸の軸端に取付けられた磁石を示す正面図である。
図において、一点鎖線から右側はモータ側を示し、左側はエンコーダ側を示している。
1はモータの反負荷側ブラケット、2は前記反負荷側ブラケット1に軸受3を介して回転自在に支承された回転軸、4はエンコーダハウジングで、軸受5を介してエンコーダ軸6を回転自在に支承している。7は前記エンコーダハウジング4に取り付けたエンコーダ基板、8は前記エンコーダハウジング4に取り付けた発光素子、9は前記エンコーダ基板7に取り付けた受光素子、10は前記エンコーダ軸6に取り付けたディスクで、前記発光素子8と受光素子9の間に配置している。11は前記モータの回転軸2の軸方向の端面に取付けられた磁石で、12は前記エンコーダ軸6の軸方向の端面に取付けられた磁石である。前記磁石11,12には径方向に磁極が設定されている。
このような構成において、モータの回転軸2が回転すると、回転軸2に取り付けられた磁石11も回転し磁極が変化する。その磁力の変化に伴い、空隙を介して対向しているエンコーダ軸6に取り付けられた磁石12によってエンコーダ軸6も追従して回転する。これにより、モータの回転軸2の回転が、エンコーダのエンコーダ軸6に確実に伝達され、モータの回転軸の回転速度や回転位置が検出される。この場合、モータの回転軸とエンコーダのエンコーダ軸は機械的に分離されているので、振動や、衝撃が伝わることはない。したがって、モータの使用用途の制限を緩和することができる。
【0007】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、モータの回転軸とエンコーダ軸を機械的に分離するので、モータ側からエンコーダ側に、回転軸とエンコーダ軸を通して振動や衝撃が伝わることがない。したがって、モータの使用用途の制限を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるエンコーダの連結装置を示す側断面図である。本発明の実施例におけるエンコーダの結合装置を示す側断面図である。
【図2】図1におけるエンコーダ軸の軸端に取付けられた磁石を示す正面図である。
【符号の説明】
1 モータの反負荷側ブラケット
2 回転軸
3 軸受
4 エンコーダハウジング
5 軸受
6 エンコーダ軸
7 エンコーダ基板
8 発光素子
9 受光素子
10 ディスク
11,12 磁石
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータの回転軸と連結して、速度や位置検出を行うエンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンコーダのモータへの取付はテーパ構造になったモータ回転軸とエンコーダ回転軸を直接取り付けるか、カップリングによって互いの回転軸を連結する構造となっている(たとえば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
実開平4−101268号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術においては、モータの負荷側回転軸に加わる振動や衝撃がそのままエンコーダやカップリングに伝わるため、エンコーダの故障やカップリングの破損を招く問題があった。また、そのために、モータの使用用途が制限されるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、振動や衝撃を防止することができるエンコーダの連結装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明は、固定部と回転部からなるエンコーダの、前記回転部を構成するエンコーダ軸を、モータの回転軸に連結してなるエンコーダの連結装置において、前記エンコーダ軸と、前記モータの回転軸とを、軸方向の空隙を介して対向配置するとともに、相対向するエンコーダ軸の軸方向端面と、モータの回転軸の軸方向端面とにそれぞれ磁石を取り付けるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1および図2に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例におけるエンコーダの連結装置を示す側断面図である。図2は図1におけるエンコーダ軸の軸端に取付けられた磁石を示す正面図である。
図において、一点鎖線から右側はモータ側を示し、左側はエンコーダ側を示している。
1はモータの反負荷側ブラケット、2は前記反負荷側ブラケット1に軸受3を介して回転自在に支承された回転軸、4はエンコーダハウジングで、軸受5を介してエンコーダ軸6を回転自在に支承している。7は前記エンコーダハウジング4に取り付けたエンコーダ基板、8は前記エンコーダハウジング4に取り付けた発光素子、9は前記エンコーダ基板7に取り付けた受光素子、10は前記エンコーダ軸6に取り付けたディスクで、前記発光素子8と受光素子9の間に配置している。11は前記モータの回転軸2の軸方向の端面に取付けられた磁石で、12は前記エンコーダ軸6の軸方向の端面に取付けられた磁石である。前記磁石11,12には径方向に磁極が設定されている。
このような構成において、モータの回転軸2が回転すると、回転軸2に取り付けられた磁石11も回転し磁極が変化する。その磁力の変化に伴い、空隙を介して対向しているエンコーダ軸6に取り付けられた磁石12によってエンコーダ軸6も追従して回転する。これにより、モータの回転軸2の回転が、エンコーダのエンコーダ軸6に確実に伝達され、モータの回転軸の回転速度や回転位置が検出される。この場合、モータの回転軸とエンコーダのエンコーダ軸は機械的に分離されているので、振動や、衝撃が伝わることはない。したがって、モータの使用用途の制限を緩和することができる。
【0007】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、モータの回転軸とエンコーダ軸を機械的に分離するので、モータ側からエンコーダ側に、回転軸とエンコーダ軸を通して振動や衝撃が伝わることがない。したがって、モータの使用用途の制限を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるエンコーダの連結装置を示す側断面図である。本発明の実施例におけるエンコーダの結合装置を示す側断面図である。
【図2】図1におけるエンコーダ軸の軸端に取付けられた磁石を示す正面図である。
【符号の説明】
1 モータの反負荷側ブラケット
2 回転軸
3 軸受
4 エンコーダハウジング
5 軸受
6 エンコーダ軸
7 エンコーダ基板
8 発光素子
9 受光素子
10 ディスク
11,12 磁石
Claims (1)
- 固定部と回転部からなるエンコーダの、前記回転部を構成するエンコーダ軸を、モータの回転軸に連結してなるエンコーダの連結装置において、
前記エンコーダ軸と、前記モータの回転軸とを、軸方向の空隙を介して対向配置するとともに、相対向するエンコーダ軸の軸方向端面と、モータの回転軸の軸方向端面とにそれぞれ磁石を取り付けたことを特徴とするエンコーダの連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003067651A JP2004282815A (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | エンコーダの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003067651A JP2004282815A (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | エンコーダの連結装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004282815A true JP2004282815A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33285202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003067651A Pending JP2004282815A (ja) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | エンコーダの連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004282815A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102636213A (zh) * | 2012-04-17 | 2012-08-15 | 无锡市大元广盛电气有限公司 | 单电机多编码器测试台 |
CN107204686A (zh) * | 2016-03-17 | 2017-09-26 | 日本电产三协株式会社 | 编码器以及带编码器的马达 |
-
2003
- 2003-03-13 JP JP2003067651A patent/JP2004282815A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102636213A (zh) * | 2012-04-17 | 2012-08-15 | 无锡市大元广盛电气有限公司 | 单电机多编码器测试台 |
CN107204686A (zh) * | 2016-03-17 | 2017-09-26 | 日本电产三协株式会社 | 编码器以及带编码器的马达 |
CN107204686B (zh) * | 2016-03-17 | 2019-07-05 | 日本电产三协株式会社 | 编码器以及带编码器的马达 |
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