JP2004279582A - 回収情報管理装置およびその管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置の構成ユニットの回収コストに応じてより適切なサービスをユーザに提供すると共に回収率を向上させる。
【解決手段】回収されたトナーカートリッジの記憶素子から読み込んだ印刷枚数やプリンタ電源ON回数に基づいてトナーカートリッジの残存価格を判定し(S100,S110)、トナーカートリッジの推定回収費用を算出する(S120)。そして、回収情報管理データベースから読み込んだトナーカートリッジの予定回収費用と推定回収費用との差額をユーザに対する割引サービスの割引額として設定し(S130,S140)、設定された割引額などの情報を回収情報管理データベースに登録すると共に電子メールでユーザに通知する(S150,S160)。この結果、トナーカートリッジの回収コストに応じてより適切なサービスをユーザに提供すると共に回収率を向上させることができる。
【選択図】 図6
【解決手段】回収されたトナーカートリッジの記憶素子から読み込んだ印刷枚数やプリンタ電源ON回数に基づいてトナーカートリッジの残存価格を判定し(S100,S110)、トナーカートリッジの推定回収費用を算出する(S120)。そして、回収情報管理データベースから読み込んだトナーカートリッジの予定回収費用と推定回収費用との差額をユーザに対する割引サービスの割引額として設定し(S130,S140)、設定された割引額などの情報を回収情報管理データベースに登録すると共に電子メールでユーザに通知する(S150,S160)。この結果、トナーカートリッジの回収コストに応じてより適切なサービスをユーザに提供すると共に回収率を向上させることができる。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回収情報管理装置およびこれに用いるプログラム、回収情報管理方法に関し、詳しくは、画像形成装置を構成するユニットの回収に関する情報を管理する回収情報管理装置およびこれに用いるプログラム、こうした回収情報管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタや複写機などの画像形成装置の構成ユニット(例えば、トナーカートリッジや感光体ユニットなど)を廃棄する際には、地球環境保護のためメーカなどにより回収が図られている(例えば、非特許文献1参照)。こうして回収された構成ユニットは、点検などを経て可能であれば再利用されている。
【0003】
【非特許文献1】
セイコーエプソン株式会社、“使用済みカートリッジ回収について”、[online]、[平成15年1月21日検索]、インターネット<URL:http://www.i−love−epson.co.jp/products/toner/index.htm>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした構成ユニットを回収するにはユーザの協力が不可欠であるものの、回収によるユーザへの直接的なメリットは少ないため十分な協力を得られないことがある。例えば、回収された構成ユニットが再利用可能である場合には、資源の有効活用が図られると共に回収コストの低減に資することができるが、こうした回収による経済的価値がユーザ個別に還元されることは少ないため、回収に対するユーザのモチベーションの向上を妨げてしまっている。
【0005】
本発明の回収情報管理装置および回収情報管理方法は、回収コストに応じてより適切なサービスをユーザに提供することを目的の一つとする。また、本発明の回収情報管理装置および回収情報管理方法は、画像形成装置の構成ユニットの回収率を向上させることを目的の一つとする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
本発明の回収情報管理装置およびこれに用いるプログラム、回収情報管理方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の回収情報管理装置は、
画像形成装置を構成すると共に該画像形成装置により使用に関する情報が書き込まれる記憶素子を有するユニットの回収に関する情報を管理する回収情報管理装置であって、
少なくともユニットの予定回収費用を含む情報を記憶する情報記憶手段と、
前記ユニットが回収されたとき、該回収されたユニットが有する記憶素子から前記使用に関する情報を取得する情報取得手段と、
該取得した使用に関する情報に基づいて推定回収費用を判定する回収費用判定手段と、
該判定された推定回収費用と前記予定回収費用とに基づいて前記画像形成装置のユーザに対する所定のサービスを設定するサービス設定手段と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本発明の回収情報管理装置では、回収されたユニットの記憶素子から取得した使用に関する情報に基づいて実際の回収費用と推定される推定回収費用を判定し、この推定回収費用と予定回収費用とに基づいて所定のサービスを設定する。従って、推定回収費用と予定回収費用とに応じてより適切なサービスを設定することができる。即ち、推定回収費用と予定回収費用とに応じたサービスをユーザに提供することができる。この結果、ユニットの回収率を向上させることができる。なお「ユニット」には、本体ユニット,記録剤カートリッジ,感光体ユニット,転写ユニット,定着ユニット,廃棄記録剤収納ユニットなどが含まれる。
【0009】
こうした本発明の回収情報管理装置において、前記回収費用判定手段は、前記取得した使用に関する情報に基づいて前記回収されたユニットの残存価格を判定し、該判定された残存価格に基づいて前記推定回収費用を判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、使用に関する情報に基づいてユニットの残存価格を判定することができると共にこの残存価格に応じて推定回収費用を判定することができる。
【0010】
また、本発明の回収情報管理装置において、前記使用に関する情報は、画像形成数,稼動時間,電源投入回数,カバー開閉回数のうち少なくとも一つを含む情報であるものとすることもできる。ここで「使用に関する情報」として電源投入回数やカバー開閉回数が含まれるのは、画像形成装置の電源が投入されるごとに実行される処理(例えば、トナー濃度調整処理など)やカバーの開閉ごとにスイッチがON/OFFされる部品(例えば、定着ユニットのヒーターなど)などが存在することに基づく。
【0011】
さらに、本発明の回収情報管理装置において、前記サービス設定手段は、前記判定された推定回収費用が前記予定回収費用よりも小さいときには、前記画像形成装置のユーザに対する所定のサービスを設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、予定していた回収費用よりも推定回収費用が安価であったときに所定のサービスを設定することができる。この態様の本発明の回収情報管理装置において、前記サービス設定手段は前記判定された推定回収費用と前記予定回収費用との差額を割引額とする割引サービスを設定する手段であるものとしたり、前記判定された推定回収費用と前記予定回収費用との差額を返金額とする返金サービスを設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、予定回収費用と推定回収費用との差額に応じて割引サービスや返金サービスを設定することができる。この結果、ユニットの回収に対するユーザの協力を得やすくすることができる。
【0012】
こうした本発明の回収情報管理装置において、前記サービス設定手段により設定された所定のサービスを前記画像形成装置のユーザに通知するサービス通知手段を備えるものとすることもできる。こうすれば、所定のサービスの設定をユーザに知らしめることができる。
【0013】
また、本発明の回収情報管理装置において、前記回収費用判定手段により判定された推定回収費用に基づいて前記情報記憶手段に記憶された予定回収費用を修正する予定回収費用修正手段を備えるものとすることもできる。こうすれば、判定された推定回収費用に基づいて記憶された予定回収費用を修正することができる。
【0014】
本発明の回収情報管理装置用のプログラムは、コンピュータを、上述のいずれかの態様の本発明の回収情報管理装置、即ち、基本的には、画像形成装置を構成すると共に該画像形成装置により使用に関する情報が書き込まれる記憶素子を有するユニットの回収に関する情報を管理する回収情報管理装置であって、少なくともユニットの予定回収費用を含む情報を記憶する情報記憶手段と、前記ユニットが回収されたとき、該回収されたユニットが有する記憶素子から前記使用に関する情報を取得する情報取得手段と、該取得した使用に関する情報に基づいて推定回収費用を判定する回収費用判定手段と、該判定された推定回収費用と前記予定回収費用とに基づいて前記画像形成装置のユーザに対する所定のサービスを設定するサービス設定手段と、を備える回収情報管理装置として機能させることを要旨とする。
【0015】
この本発明の回収情報管理装置用のプログラムでは、コンピュータを上述のいずれかの態様の本発明の回収情報管理装置として機能させるから、本発明の回収情報管理装置が奏する効果、例えば、推定回収費用と予定回収費用とに応じてより適切なサービスを設定することができる効果や、ユニットの回収率を向上させることができる効果や、ユニットの回収に対するユーザの協力を得やすくすることができる効果などを奏することができる。
【0016】
本発明の回収情報管理方法は、
画像形成装置を構成すると共に該画像形成装置により使用に関する情報が書き込まれる記憶素子を有するユニットの回収に関する情報を管理する回収情報管理方法であって、
(a)前記ユニットが回収されたとき、該回収されたユニットが有する記憶素子から前記使用に関する情報を取得し、
(b)該取得した使用に関する情報に基づいて推定回収費用を判定し、
(c)該判定された推定回収費用と記憶されたユニットの予定回収費用とに基づいて所定のサービスを設定する
ことを要旨とする。
【0017】
この本発明の回収情報管理方法では、回収されたユニットの記憶素子から取得した使用に関する情報に基づいて実際の回収費用と推定される推定回収費用を判定し、この推定回収費用と予定回収費用とに基づいて所定のサービスを設定する。従って、推定回収費用と予定回収費用とに応じてより適切なサービスを設定することができる。即ち、推定回収費用と予定回収費用とに応じたサービスをユーザに提供することができる。この結果、ユニットの回収率を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例であるトナーカートリッジ40の回収に関する情報を管理する回収情報管理装置20を含むシステム構成の概略を示す構成図であり、図2は実施例の回収情報管理装置20の電気的な接続を機能ブロックで示すブロック図である。実施例の回収情報管理装置20は、図1および図2に示すように、CPU23やROM24やRAM25や図示しない入出力インタフェースを有する汎用のコンピュータ本体22と、コンピュータ本体22に接続されたモニタ26と、コンピュータ本体22の図示しない入出力インタフェースを介して接続されトナーカートリッジ40を取り付けられるカートリッジ接続部28と、コンピュータ本体22にインストールされた回収情報管理データベース30とを備え、カートリッジ接続部28に取り付けられたトナーカートリッジ40の記憶素子50から読み込まれる情報に基づいてトナーカートリッジ40の回収に関する情報を管理する。
【0019】
記憶素子50は、図2に示すように、データを記憶するメモリセル52と、このメモリセル52におけるデータの読み書きを制御するリード・ライト制御部54と、クロック信号CLKに基づいてリード・ライト制御部54を介して実施例の回収情報管理装置20やカラーレーザプリンタ60とデータのやり取りを行なう際のカウントアップを行なうアドレスカウンタ56とを備える。こうした記憶素子50としては、例えば、EEPROMを用いることができる。
【0020】
図3は、回収情報管理データベース30で管理される情報の一例を示す説明図である。回収情報管理データベース30は、図示するように、トナーカートリッジ40のID(カートリッジID)やトナーカートリッジ40の販売価格(定価),トナーカートリッジ40の予定回収費用,このトナーカートリッジ40が装着されていたカラーレーザプリンタ60のID(プリンタID),回収されたトナーカートリッジ40に残存する残存価格,トナーカートリッジ40の実際の回収費用と推定される推定回収費用,カラーレーザプリンタ60のユーザに提供する割引サービスの割引額などの情報が管理されるように構成されている。これらの情報のうち、カートリッジIDや定価,予定回収費用などについては、トナーカートリッジ40が出荷されたり販売される際などに登録される情報である。また、プリンタIDや残存価格,推定回収費用,割引額などについては、実施例の回収情報管理装置20により実行される回収費用判定処理の中で登録される情報であり、詳細は後述する。なお、予定回収費用には、回収されたトナーカートリッジ40を再利用できず廃棄する場合に要する費用が登録されている。
【0021】
図4は、トナーカートリッジ40が装着されるカラーレーザプリンタ60の構成の概略を示す構成図である。カラーレーザプリンタ60は、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式の画像形成装置として構成されており、図示するように、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色に色分解された画像を現像器61に装着された各色のトナーカートリッジ40C,40M,40Y,40Kから供給される各色のトナーを用いて各色毎に露光器62により静電潜像が形成された感光体63上にトナー像を形成すると共に形成したトナー像を一次転写ユニット71により中間転写体としての転写ベルト64に重ねて転写し、この転写ベルト64上に重ねて転写された4色のトナー像を用紙カセット65から供給され搬送ユニット66により搬送された用紙に二次転写ユニット67で転写し、用紙上に転写されたトナー像を定着ユニット68により用紙に融着定着させてカラー像を用紙上に形成する。このように各色のトナー像を感光体63上に形成できるように現像器61は回転可能に構成されている。また、カラーレーザプリンタ60は、現像器61に装着された各トナーカートリッジ40C,40M,40Y,40Kの各記憶素子50C,50M,50Y,50Kが図中下部右側に位置したときにその記憶素子50に接続する可動接続部69を備え、コントローラ70により、カラーレーザプリンタ60の使用に関する情報などを接続した記憶素子50に書き込む。なお、コントローラ70と記憶素子50との電気的な接続関係は図2に例示した回収情報管理装置20と記憶素子50との接続関係と同様であるのでその図示と詳細な説明は省略する。
【0022】
図5は、トナーカートリッジ40の記憶素子50に記憶される情報の一例を示す説明図である。実施例では、記憶素子50には、図示するように、トナーカートリッジ40のカートリッジIDやトナーカートリッジ40が装着されたカラーレーザプリンタ60のプリンタID,カラーレーザプリンタ60の型式名,このトナーカートリッジ40を用いて印刷された印刷枚数,トナーカートリッジ40に残存するトナー量,このトナーカートリッジ40が装着されていた期間にカラーレーザプリンタ60の電源がONされた回数などの情報が記憶されるように構成されている。これらの情報のうち、カートリッジIDについてはトナーカートリッジ40を製造する際などに工場などで記憶素子50への書き込みが行なわれ、プリンタIDや型式名,印刷枚数,トナー残存量,プリンタ電源ON回数などについてはカラーレーザプリンタ60にトナーカートリッジ40が装着されたときや取り外される際などにカラーレーザプリンタ60のコントローラ70により書き込まれる。
【0023】
次に、実施例の回収情報管理装置20の動作について説明する。図6は、回収されたトナーカートリッジ40がカートリッジ接続部28に取り付けられたときに実施例の回収情報管理装置20により実行される回収費用判定処理の一例を示すフローチャートである。回収費用判定処理では、まず、取り付けられたトナーカートリッジ40の記憶素子50からカートリッジIDやプリンタID,印刷枚数,プリンタ電源ON回数などの情報を読み込む処理を実行する(ステップS100)。こうした情報の読み込み処理は、コンピュータ本体22からカートリッジ接続部28に取り付けられたトナーカートリッジ40の記憶素子50のリード・ライト制御部54に対してリード信号を出力することにより行なわれる。
【0024】
そして、読み込んだ印刷枚数やプリンタ電源ON回数に基づいて回収されたトナーカートリッジ40に残存する価値としての残存価格を判定する(ステップS110)。残存価格の判定は、実施例では、印刷枚数とプリンタ電源ON回数それぞれについて対応する残存価格を実験などにより予め定めて残存価格設定マップとしてROM24に記憶しておき、この記憶した残存価格設定マップを参照して印刷枚数とプリンタ電源ON回数についての残存価格を導出すると共に導出された残存価格の平均値を算出して残存価格とするものとした。図7(a),(b)は、印刷枚数とプリンタ電源ON回数の残存価格設定マップの一例を示す説明図である。図示するように、印刷枚数やプリンタ電源ON回数の値が増加するほど残存価格(定価に対するパーセンテージ)が低くなるように残存価格設定マップは設定されている。ここで、トナーカートリッジ40の残存価格を判定する際のパラメータの1つとしてプリンタ電源ON回数を用いるのは、プリンタの電源が投入されると、感光体63上や転写ベルト64上に試験的にトナー像を形成してトナー濃度を調整するトナー濃度調整処理などの処理が実行されることに基づく。即ち、カラーレーザプリンタ60の電源が投入されると、試験的にトナー像を形成するためにトナーカートリッジ40は通常の印刷の際の動作と同様の動作を行なうことになるから、プリンタ電源ON回数も印刷枚数と同様にトナーカートリッジ40の残存価格を判定するパラメータとなる。
【0025】
続いて、判定されたトナーカートリッジ40の残存価格に基づいてトナーカートリッジ40の実際の回収費用と推定される推定回収費用を算出する(ステップS120)。トナーカートリッジ40の推定回収費用は、ステップS110で判定された残存価格が値0のときにはトナーカートリッジ40の回収から廃棄までに要する費用がそのまま該当し、残存価格が値0でないときには回収に要する費用から残存価格を減じた金額が該当する。ここで、残存価格が値0でないときに回収に要する費用から残存価格を減じて推定回収費用とするのは、残存価格が値0でないときには回収されたトナーカートリッジ40は再利用に供されるから廃棄に要する費用や資材コストが低減されることに基づく。実施例では、回収に要する費用や廃棄に要する費用は回収情報管理データベース30の空きスペースに予め登録しておき、推定回収費用を算出する際に参照するものとした。なお、推定回収費用の算出ルールは、その他の種々のルールを用いても構わない。
【0026】
こうして推定回収費用を算出すると、回収情報管理データベース30からトナーカートリッジ40の予定回収費用を読み込んで、この予定回収費用と算出された推定回収費用との差額をユーザに対する割引サービスの割引額として設定する(ステップS130,S140)。ここで、予定回収費用には、前述したように、回収されたトナーカートリッジ40を廃棄する場合(即ち、残存価格が値0である場合)の費用が登録されているから、ステップS110で残存価格が値0と判定されている場合には、予定回収費用と推定回収費用とは一致して割引額は設定されない。また、残存価格が値0でないときには予定回収費用よりも推定回収費用は安くなるから、それらの差額が割引額として設定されることになる。
【0027】
そして、設定された割引額などの情報を回収情報管理データベース30に登録すると共に電子メールでユーザに通知し(ステップS150,S160)、回収費用判定処理を終了する。図8は、ユーザに通知される電子メールの内容の一例を示す説明図である。図示するように、実施例では、割引サービスの対象となるトナーカートリッジ40の型式と設定された割引額とを記載した電子メールを送信する。なお、ユーザへの通知手段は電子メールに限られず、書面やFAX,Webページなど、種々の手段を用いることができるのは勿論である。
【0028】
以上説明した実施例の回収情報管理装置20によれば、回収されたトナーカートリッジ40の記憶素子50から取得した印刷枚数やプリンタ電源ON回数などの情報に基づいてトナーカートリッジ40の残存価格を判定すると共に実際の回収費用と推定される推定回収費用を算出し、この算出された推定回収費用と予定回収費用との差額をユーザに対する割引サービスの割引額として設定することができる。即ち、推定回収費用と予定回収費用とに応じた割引サービスをユーザに提供することができる。従って、トナーカートリッジ40の回収に対するユーザの協力を得やすくすることができると共に回収率を向上させることができる。さらに、設定された割引額などの情報を電子メールでユーザに通知するから、より確実にユーザに割引サービスを知らしめることができる。
【0029】
ここで、実施例の回収情報管理装置20では、回収情報管理データベース30が情報記憶手段に相当し、ステップS100の処理を実行するCPU23が情報取得手段に相当し、ステップS110,S120の処理を実行するCPU23が回収費用判定手段に相当し、ステップS130〜S150の処理を実行するCPU23がサービス設定手段に相当し、ステップS160の処理を実行するCPU23がサービス通知手段に相当する。
【0030】
実施例の回収情報管理装置20では、印刷枚数やプリンタ電源ON回数などの情報に基づいてトナーカートリッジ40の残存価格を判定し、この判定されたトナーカートリッジ40の残存価格に基づいて推定回収費用を算出するものとしたが、印刷枚数やプリンタ電源ON回数などの情報に基づいてトナーカートリッジ40の推定回収費用を算出できればよく、例えば、トナーカートリッジ40の残存価値をポイント化して判定すると共にこのポイント化した値に基づいて推定回収費用を算出するものとしたり、印刷枚数やプリンタ電源ON回数と推定回収費用との関係を予め定めて回収費用設定マップとしてROM24に記憶しておきこの回収費用設定マップを用いて推定回収費用を導出するものとしてもよい。
【0031】
実施例の回収情報管理装置20では、トナーカートリッジ40の回収に関する情報を管理する回収情報管理装置20として説明したが、カラーレーザプリンタ60を構成するその他のユニットの回収に関する情報を管理するものとしてもよく、例えば、感光体63,一次転写ユニット71,二次転写ユニット67,定着ユニット68,図示しない廃トナー収納ユニットなどのユニットやカラーレーザプリンタ60本体の回収に関する情報を管理するものとしてもよい。また、印刷枚数やプリンタ電源ON回数などの情報に基づいてトナーカートリッジ40の残存価格を判定するものとしたが、カラーレーザプリンタ60の使用に関する情報であればその他の情報に基づいて残存価格を判定するものとしてもよい。例えば、カラーレーザプリンタ60の稼働時間や図示しないカバーの開閉回数は、定着ユニット68のヒータの通電時間やON/OFF切り替え回数に影響する情報であるから、これらの情報に基づいて定着ユニット68の残存価格を判定するものとしてもよい。
【0032】
実施例の回収情報管理装置20では、予定回収費用と推定回収費用との差額をユーザに対する割引サービスの割引額として設定するものとしたが、割引額を設定するルールはこれに限られず、例えば、推定回収費用が予定回収費用の範囲内であれば一律に定額の割引額を設定するものとしたり、推定回収費用が予定回収費用を超えても所定の範囲内(例えば、予定回収費用+10%の範囲内)であれば割引額を設定するものとしてもよい。また、ユーザに提供するサービスは割引サービスに限られず、その他の種々のサービスとしてもよいのは勿論であり、例えば、予定回収費用と推定回収費用との差額をユーザにキャッシュバックする返金サービスとしてもよい。
【0033】
実施例の回収情報管理装置20では、設定された割引額などの情報を電子メールでユーザに通知するものとしたが、ユーザに通知する手段を備えなくても構わない。
【0034】
実施例の回収情報管理装置20では、回収情報管理データベース30の予定回収費用には回収されたトナーカートリッジ40を再利用できず廃棄する場合に要する費用が登録されているものとしたが、回収費用判定処理のステップS120で算出された推定回収費用に基づいて、そのユーザに販売されたトナーカートリッジ40の次回の予定回収費用を修正するものとしてもよい。
【0035】
実施例の回収情報管理装置20では、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式の画像形成装置として構成されたカラーレーザプリンタ60に装着されたトナーカートリッジ40の回収に関する情報を管理するものとしたが、複数感光体方式や直接転写方式のフルカラーの電子写真方式の画像形成装置として構成されたカラーレーザプリンタや複写機、あるいはモノクロームの電子写真方式の画像形成装置として構成されたレーザプリンタや複写機を構成する各ユニットの回収に関する情報を管理するものとしてもよい。また、インクジェットプリンタを構成する各ユニット(例えば、インクカートリッジなど)の回収に関する情報を管理するものとしてもよい。
【0036】
実施例では、トナーカートリッジ40の回収に関する情報を管理する回収情報管理装置20の形態として説明したが、同様な情報を管理する回収情報管理方法の形態とするものとしても構わない。また、単一または複数のコンピュータを回収情報管理装置20として機能させるプログラムの形態とするものとしても構わない。このときには、図6に例示した回収費用判定処理の各ステップを適当なプログラム言語を用いてプログラムし、コンピュータにインストールすればよい。
【0037】
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】回収情報管理装置20を含むシステム構成の概略を示す構成図。
【図2】回収情報管理装置20のブロック図。
【図3】回収情報管理データベース30の管理情報の一例を示す説明図。
【図4】カラーレーザプリンタ60の構成の概略を示す構成図。
【図5】記憶素子50に記憶される情報の一例を示す説明図。
【図6】回収費用判定処理の一例を示すフローチャート。
【図7】残存価格設定マップの一例を示す説明図。
【図8】ユーザに通知される電子メールの内容の一例を示す説明図。
【符号の説明】
20 回収情報管理装置、22 コンピュータ本体、23 CPU、24 ROM、25 RAM、26 モニタ、28 カートリッジ接続部、30 回収情報管理データベース、40,40C,40M,40Y,40K トナーカートリッジ、50,50C,50M,50Y,50K 記憶素子、52 メモリセル、54 リード・ライト制御部、56 アドレスカウンタ、60 カラーレーザプリンタ、61 現像器、62 露光器、63 感光体、64 転写ベルト、65用紙カセット、66 搬送ユニット、67 二次転写ユニット、68 定着ユニット、69 可動接続部、70 コントローラ、71 一次転写ユニット。
【発明の属する技術分野】
本発明は、回収情報管理装置およびこれに用いるプログラム、回収情報管理方法に関し、詳しくは、画像形成装置を構成するユニットの回収に関する情報を管理する回収情報管理装置およびこれに用いるプログラム、こうした回収情報管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタや複写機などの画像形成装置の構成ユニット(例えば、トナーカートリッジや感光体ユニットなど)を廃棄する際には、地球環境保護のためメーカなどにより回収が図られている(例えば、非特許文献1参照)。こうして回収された構成ユニットは、点検などを経て可能であれば再利用されている。
【0003】
【非特許文献1】
セイコーエプソン株式会社、“使用済みカートリッジ回収について”、[online]、[平成15年1月21日検索]、インターネット<URL:http://www.i−love−epson.co.jp/products/toner/index.htm>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした構成ユニットを回収するにはユーザの協力が不可欠であるものの、回収によるユーザへの直接的なメリットは少ないため十分な協力を得られないことがある。例えば、回収された構成ユニットが再利用可能である場合には、資源の有効活用が図られると共に回収コストの低減に資することができるが、こうした回収による経済的価値がユーザ個別に還元されることは少ないため、回収に対するユーザのモチベーションの向上を妨げてしまっている。
【0005】
本発明の回収情報管理装置および回収情報管理方法は、回収コストに応じてより適切なサービスをユーザに提供することを目的の一つとする。また、本発明の回収情報管理装置および回収情報管理方法は、画像形成装置の構成ユニットの回収率を向上させることを目的の一つとする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
本発明の回収情報管理装置およびこれに用いるプログラム、回収情報管理方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の回収情報管理装置は、
画像形成装置を構成すると共に該画像形成装置により使用に関する情報が書き込まれる記憶素子を有するユニットの回収に関する情報を管理する回収情報管理装置であって、
少なくともユニットの予定回収費用を含む情報を記憶する情報記憶手段と、
前記ユニットが回収されたとき、該回収されたユニットが有する記憶素子から前記使用に関する情報を取得する情報取得手段と、
該取得した使用に関する情報に基づいて推定回収費用を判定する回収費用判定手段と、
該判定された推定回収費用と前記予定回収費用とに基づいて前記画像形成装置のユーザに対する所定のサービスを設定するサービス設定手段と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本発明の回収情報管理装置では、回収されたユニットの記憶素子から取得した使用に関する情報に基づいて実際の回収費用と推定される推定回収費用を判定し、この推定回収費用と予定回収費用とに基づいて所定のサービスを設定する。従って、推定回収費用と予定回収費用とに応じてより適切なサービスを設定することができる。即ち、推定回収費用と予定回収費用とに応じたサービスをユーザに提供することができる。この結果、ユニットの回収率を向上させることができる。なお「ユニット」には、本体ユニット,記録剤カートリッジ,感光体ユニット,転写ユニット,定着ユニット,廃棄記録剤収納ユニットなどが含まれる。
【0009】
こうした本発明の回収情報管理装置において、前記回収費用判定手段は、前記取得した使用に関する情報に基づいて前記回収されたユニットの残存価格を判定し、該判定された残存価格に基づいて前記推定回収費用を判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、使用に関する情報に基づいてユニットの残存価格を判定することができると共にこの残存価格に応じて推定回収費用を判定することができる。
【0010】
また、本発明の回収情報管理装置において、前記使用に関する情報は、画像形成数,稼動時間,電源投入回数,カバー開閉回数のうち少なくとも一つを含む情報であるものとすることもできる。ここで「使用に関する情報」として電源投入回数やカバー開閉回数が含まれるのは、画像形成装置の電源が投入されるごとに実行される処理(例えば、トナー濃度調整処理など)やカバーの開閉ごとにスイッチがON/OFFされる部品(例えば、定着ユニットのヒーターなど)などが存在することに基づく。
【0011】
さらに、本発明の回収情報管理装置において、前記サービス設定手段は、前記判定された推定回収費用が前記予定回収費用よりも小さいときには、前記画像形成装置のユーザに対する所定のサービスを設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、予定していた回収費用よりも推定回収費用が安価であったときに所定のサービスを設定することができる。この態様の本発明の回収情報管理装置において、前記サービス設定手段は前記判定された推定回収費用と前記予定回収費用との差額を割引額とする割引サービスを設定する手段であるものとしたり、前記判定された推定回収費用と前記予定回収費用との差額を返金額とする返金サービスを設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、予定回収費用と推定回収費用との差額に応じて割引サービスや返金サービスを設定することができる。この結果、ユニットの回収に対するユーザの協力を得やすくすることができる。
【0012】
こうした本発明の回収情報管理装置において、前記サービス設定手段により設定された所定のサービスを前記画像形成装置のユーザに通知するサービス通知手段を備えるものとすることもできる。こうすれば、所定のサービスの設定をユーザに知らしめることができる。
【0013】
また、本発明の回収情報管理装置において、前記回収費用判定手段により判定された推定回収費用に基づいて前記情報記憶手段に記憶された予定回収費用を修正する予定回収費用修正手段を備えるものとすることもできる。こうすれば、判定された推定回収費用に基づいて記憶された予定回収費用を修正することができる。
【0014】
本発明の回収情報管理装置用のプログラムは、コンピュータを、上述のいずれかの態様の本発明の回収情報管理装置、即ち、基本的には、画像形成装置を構成すると共に該画像形成装置により使用に関する情報が書き込まれる記憶素子を有するユニットの回収に関する情報を管理する回収情報管理装置であって、少なくともユニットの予定回収費用を含む情報を記憶する情報記憶手段と、前記ユニットが回収されたとき、該回収されたユニットが有する記憶素子から前記使用に関する情報を取得する情報取得手段と、該取得した使用に関する情報に基づいて推定回収費用を判定する回収費用判定手段と、該判定された推定回収費用と前記予定回収費用とに基づいて前記画像形成装置のユーザに対する所定のサービスを設定するサービス設定手段と、を備える回収情報管理装置として機能させることを要旨とする。
【0015】
この本発明の回収情報管理装置用のプログラムでは、コンピュータを上述のいずれかの態様の本発明の回収情報管理装置として機能させるから、本発明の回収情報管理装置が奏する効果、例えば、推定回収費用と予定回収費用とに応じてより適切なサービスを設定することができる効果や、ユニットの回収率を向上させることができる効果や、ユニットの回収に対するユーザの協力を得やすくすることができる効果などを奏することができる。
【0016】
本発明の回収情報管理方法は、
画像形成装置を構成すると共に該画像形成装置により使用に関する情報が書き込まれる記憶素子を有するユニットの回収に関する情報を管理する回収情報管理方法であって、
(a)前記ユニットが回収されたとき、該回収されたユニットが有する記憶素子から前記使用に関する情報を取得し、
(b)該取得した使用に関する情報に基づいて推定回収費用を判定し、
(c)該判定された推定回収費用と記憶されたユニットの予定回収費用とに基づいて所定のサービスを設定する
ことを要旨とする。
【0017】
この本発明の回収情報管理方法では、回収されたユニットの記憶素子から取得した使用に関する情報に基づいて実際の回収費用と推定される推定回収費用を判定し、この推定回収費用と予定回収費用とに基づいて所定のサービスを設定する。従って、推定回収費用と予定回収費用とに応じてより適切なサービスを設定することができる。即ち、推定回収費用と予定回収費用とに応じたサービスをユーザに提供することができる。この結果、ユニットの回収率を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例であるトナーカートリッジ40の回収に関する情報を管理する回収情報管理装置20を含むシステム構成の概略を示す構成図であり、図2は実施例の回収情報管理装置20の電気的な接続を機能ブロックで示すブロック図である。実施例の回収情報管理装置20は、図1および図2に示すように、CPU23やROM24やRAM25や図示しない入出力インタフェースを有する汎用のコンピュータ本体22と、コンピュータ本体22に接続されたモニタ26と、コンピュータ本体22の図示しない入出力インタフェースを介して接続されトナーカートリッジ40を取り付けられるカートリッジ接続部28と、コンピュータ本体22にインストールされた回収情報管理データベース30とを備え、カートリッジ接続部28に取り付けられたトナーカートリッジ40の記憶素子50から読み込まれる情報に基づいてトナーカートリッジ40の回収に関する情報を管理する。
【0019】
記憶素子50は、図2に示すように、データを記憶するメモリセル52と、このメモリセル52におけるデータの読み書きを制御するリード・ライト制御部54と、クロック信号CLKに基づいてリード・ライト制御部54を介して実施例の回収情報管理装置20やカラーレーザプリンタ60とデータのやり取りを行なう際のカウントアップを行なうアドレスカウンタ56とを備える。こうした記憶素子50としては、例えば、EEPROMを用いることができる。
【0020】
図3は、回収情報管理データベース30で管理される情報の一例を示す説明図である。回収情報管理データベース30は、図示するように、トナーカートリッジ40のID(カートリッジID)やトナーカートリッジ40の販売価格(定価),トナーカートリッジ40の予定回収費用,このトナーカートリッジ40が装着されていたカラーレーザプリンタ60のID(プリンタID),回収されたトナーカートリッジ40に残存する残存価格,トナーカートリッジ40の実際の回収費用と推定される推定回収費用,カラーレーザプリンタ60のユーザに提供する割引サービスの割引額などの情報が管理されるように構成されている。これらの情報のうち、カートリッジIDや定価,予定回収費用などについては、トナーカートリッジ40が出荷されたり販売される際などに登録される情報である。また、プリンタIDや残存価格,推定回収費用,割引額などについては、実施例の回収情報管理装置20により実行される回収費用判定処理の中で登録される情報であり、詳細は後述する。なお、予定回収費用には、回収されたトナーカートリッジ40を再利用できず廃棄する場合に要する費用が登録されている。
【0021】
図4は、トナーカートリッジ40が装着されるカラーレーザプリンタ60の構成の概略を示す構成図である。カラーレーザプリンタ60は、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式の画像形成装置として構成されており、図示するように、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色に色分解された画像を現像器61に装着された各色のトナーカートリッジ40C,40M,40Y,40Kから供給される各色のトナーを用いて各色毎に露光器62により静電潜像が形成された感光体63上にトナー像を形成すると共に形成したトナー像を一次転写ユニット71により中間転写体としての転写ベルト64に重ねて転写し、この転写ベルト64上に重ねて転写された4色のトナー像を用紙カセット65から供給され搬送ユニット66により搬送された用紙に二次転写ユニット67で転写し、用紙上に転写されたトナー像を定着ユニット68により用紙に融着定着させてカラー像を用紙上に形成する。このように各色のトナー像を感光体63上に形成できるように現像器61は回転可能に構成されている。また、カラーレーザプリンタ60は、現像器61に装着された各トナーカートリッジ40C,40M,40Y,40Kの各記憶素子50C,50M,50Y,50Kが図中下部右側に位置したときにその記憶素子50に接続する可動接続部69を備え、コントローラ70により、カラーレーザプリンタ60の使用に関する情報などを接続した記憶素子50に書き込む。なお、コントローラ70と記憶素子50との電気的な接続関係は図2に例示した回収情報管理装置20と記憶素子50との接続関係と同様であるのでその図示と詳細な説明は省略する。
【0022】
図5は、トナーカートリッジ40の記憶素子50に記憶される情報の一例を示す説明図である。実施例では、記憶素子50には、図示するように、トナーカートリッジ40のカートリッジIDやトナーカートリッジ40が装着されたカラーレーザプリンタ60のプリンタID,カラーレーザプリンタ60の型式名,このトナーカートリッジ40を用いて印刷された印刷枚数,トナーカートリッジ40に残存するトナー量,このトナーカートリッジ40が装着されていた期間にカラーレーザプリンタ60の電源がONされた回数などの情報が記憶されるように構成されている。これらの情報のうち、カートリッジIDについてはトナーカートリッジ40を製造する際などに工場などで記憶素子50への書き込みが行なわれ、プリンタIDや型式名,印刷枚数,トナー残存量,プリンタ電源ON回数などについてはカラーレーザプリンタ60にトナーカートリッジ40が装着されたときや取り外される際などにカラーレーザプリンタ60のコントローラ70により書き込まれる。
【0023】
次に、実施例の回収情報管理装置20の動作について説明する。図6は、回収されたトナーカートリッジ40がカートリッジ接続部28に取り付けられたときに実施例の回収情報管理装置20により実行される回収費用判定処理の一例を示すフローチャートである。回収費用判定処理では、まず、取り付けられたトナーカートリッジ40の記憶素子50からカートリッジIDやプリンタID,印刷枚数,プリンタ電源ON回数などの情報を読み込む処理を実行する(ステップS100)。こうした情報の読み込み処理は、コンピュータ本体22からカートリッジ接続部28に取り付けられたトナーカートリッジ40の記憶素子50のリード・ライト制御部54に対してリード信号を出力することにより行なわれる。
【0024】
そして、読み込んだ印刷枚数やプリンタ電源ON回数に基づいて回収されたトナーカートリッジ40に残存する価値としての残存価格を判定する(ステップS110)。残存価格の判定は、実施例では、印刷枚数とプリンタ電源ON回数それぞれについて対応する残存価格を実験などにより予め定めて残存価格設定マップとしてROM24に記憶しておき、この記憶した残存価格設定マップを参照して印刷枚数とプリンタ電源ON回数についての残存価格を導出すると共に導出された残存価格の平均値を算出して残存価格とするものとした。図7(a),(b)は、印刷枚数とプリンタ電源ON回数の残存価格設定マップの一例を示す説明図である。図示するように、印刷枚数やプリンタ電源ON回数の値が増加するほど残存価格(定価に対するパーセンテージ)が低くなるように残存価格設定マップは設定されている。ここで、トナーカートリッジ40の残存価格を判定する際のパラメータの1つとしてプリンタ電源ON回数を用いるのは、プリンタの電源が投入されると、感光体63上や転写ベルト64上に試験的にトナー像を形成してトナー濃度を調整するトナー濃度調整処理などの処理が実行されることに基づく。即ち、カラーレーザプリンタ60の電源が投入されると、試験的にトナー像を形成するためにトナーカートリッジ40は通常の印刷の際の動作と同様の動作を行なうことになるから、プリンタ電源ON回数も印刷枚数と同様にトナーカートリッジ40の残存価格を判定するパラメータとなる。
【0025】
続いて、判定されたトナーカートリッジ40の残存価格に基づいてトナーカートリッジ40の実際の回収費用と推定される推定回収費用を算出する(ステップS120)。トナーカートリッジ40の推定回収費用は、ステップS110で判定された残存価格が値0のときにはトナーカートリッジ40の回収から廃棄までに要する費用がそのまま該当し、残存価格が値0でないときには回収に要する費用から残存価格を減じた金額が該当する。ここで、残存価格が値0でないときに回収に要する費用から残存価格を減じて推定回収費用とするのは、残存価格が値0でないときには回収されたトナーカートリッジ40は再利用に供されるから廃棄に要する費用や資材コストが低減されることに基づく。実施例では、回収に要する費用や廃棄に要する費用は回収情報管理データベース30の空きスペースに予め登録しておき、推定回収費用を算出する際に参照するものとした。なお、推定回収費用の算出ルールは、その他の種々のルールを用いても構わない。
【0026】
こうして推定回収費用を算出すると、回収情報管理データベース30からトナーカートリッジ40の予定回収費用を読み込んで、この予定回収費用と算出された推定回収費用との差額をユーザに対する割引サービスの割引額として設定する(ステップS130,S140)。ここで、予定回収費用には、前述したように、回収されたトナーカートリッジ40を廃棄する場合(即ち、残存価格が値0である場合)の費用が登録されているから、ステップS110で残存価格が値0と判定されている場合には、予定回収費用と推定回収費用とは一致して割引額は設定されない。また、残存価格が値0でないときには予定回収費用よりも推定回収費用は安くなるから、それらの差額が割引額として設定されることになる。
【0027】
そして、設定された割引額などの情報を回収情報管理データベース30に登録すると共に電子メールでユーザに通知し(ステップS150,S160)、回収費用判定処理を終了する。図8は、ユーザに通知される電子メールの内容の一例を示す説明図である。図示するように、実施例では、割引サービスの対象となるトナーカートリッジ40の型式と設定された割引額とを記載した電子メールを送信する。なお、ユーザへの通知手段は電子メールに限られず、書面やFAX,Webページなど、種々の手段を用いることができるのは勿論である。
【0028】
以上説明した実施例の回収情報管理装置20によれば、回収されたトナーカートリッジ40の記憶素子50から取得した印刷枚数やプリンタ電源ON回数などの情報に基づいてトナーカートリッジ40の残存価格を判定すると共に実際の回収費用と推定される推定回収費用を算出し、この算出された推定回収費用と予定回収費用との差額をユーザに対する割引サービスの割引額として設定することができる。即ち、推定回収費用と予定回収費用とに応じた割引サービスをユーザに提供することができる。従って、トナーカートリッジ40の回収に対するユーザの協力を得やすくすることができると共に回収率を向上させることができる。さらに、設定された割引額などの情報を電子メールでユーザに通知するから、より確実にユーザに割引サービスを知らしめることができる。
【0029】
ここで、実施例の回収情報管理装置20では、回収情報管理データベース30が情報記憶手段に相当し、ステップS100の処理を実行するCPU23が情報取得手段に相当し、ステップS110,S120の処理を実行するCPU23が回収費用判定手段に相当し、ステップS130〜S150の処理を実行するCPU23がサービス設定手段に相当し、ステップS160の処理を実行するCPU23がサービス通知手段に相当する。
【0030】
実施例の回収情報管理装置20では、印刷枚数やプリンタ電源ON回数などの情報に基づいてトナーカートリッジ40の残存価格を判定し、この判定されたトナーカートリッジ40の残存価格に基づいて推定回収費用を算出するものとしたが、印刷枚数やプリンタ電源ON回数などの情報に基づいてトナーカートリッジ40の推定回収費用を算出できればよく、例えば、トナーカートリッジ40の残存価値をポイント化して判定すると共にこのポイント化した値に基づいて推定回収費用を算出するものとしたり、印刷枚数やプリンタ電源ON回数と推定回収費用との関係を予め定めて回収費用設定マップとしてROM24に記憶しておきこの回収費用設定マップを用いて推定回収費用を導出するものとしてもよい。
【0031】
実施例の回収情報管理装置20では、トナーカートリッジ40の回収に関する情報を管理する回収情報管理装置20として説明したが、カラーレーザプリンタ60を構成するその他のユニットの回収に関する情報を管理するものとしてもよく、例えば、感光体63,一次転写ユニット71,二次転写ユニット67,定着ユニット68,図示しない廃トナー収納ユニットなどのユニットやカラーレーザプリンタ60本体の回収に関する情報を管理するものとしてもよい。また、印刷枚数やプリンタ電源ON回数などの情報に基づいてトナーカートリッジ40の残存価格を判定するものとしたが、カラーレーザプリンタ60の使用に関する情報であればその他の情報に基づいて残存価格を判定するものとしてもよい。例えば、カラーレーザプリンタ60の稼働時間や図示しないカバーの開閉回数は、定着ユニット68のヒータの通電時間やON/OFF切り替え回数に影響する情報であるから、これらの情報に基づいて定着ユニット68の残存価格を判定するものとしてもよい。
【0032】
実施例の回収情報管理装置20では、予定回収費用と推定回収費用との差額をユーザに対する割引サービスの割引額として設定するものとしたが、割引額を設定するルールはこれに限られず、例えば、推定回収費用が予定回収費用の範囲内であれば一律に定額の割引額を設定するものとしたり、推定回収費用が予定回収費用を超えても所定の範囲内(例えば、予定回収費用+10%の範囲内)であれば割引額を設定するものとしてもよい。また、ユーザに提供するサービスは割引サービスに限られず、その他の種々のサービスとしてもよいのは勿論であり、例えば、予定回収費用と推定回収費用との差額をユーザにキャッシュバックする返金サービスとしてもよい。
【0033】
実施例の回収情報管理装置20では、設定された割引額などの情報を電子メールでユーザに通知するものとしたが、ユーザに通知する手段を備えなくても構わない。
【0034】
実施例の回収情報管理装置20では、回収情報管理データベース30の予定回収費用には回収されたトナーカートリッジ40を再利用できず廃棄する場合に要する費用が登録されているものとしたが、回収費用判定処理のステップS120で算出された推定回収費用に基づいて、そのユーザに販売されたトナーカートリッジ40の次回の予定回収費用を修正するものとしてもよい。
【0035】
実施例の回収情報管理装置20では、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式の画像形成装置として構成されたカラーレーザプリンタ60に装着されたトナーカートリッジ40の回収に関する情報を管理するものとしたが、複数感光体方式や直接転写方式のフルカラーの電子写真方式の画像形成装置として構成されたカラーレーザプリンタや複写機、あるいはモノクロームの電子写真方式の画像形成装置として構成されたレーザプリンタや複写機を構成する各ユニットの回収に関する情報を管理するものとしてもよい。また、インクジェットプリンタを構成する各ユニット(例えば、インクカートリッジなど)の回収に関する情報を管理するものとしてもよい。
【0036】
実施例では、トナーカートリッジ40の回収に関する情報を管理する回収情報管理装置20の形態として説明したが、同様な情報を管理する回収情報管理方法の形態とするものとしても構わない。また、単一または複数のコンピュータを回収情報管理装置20として機能させるプログラムの形態とするものとしても構わない。このときには、図6に例示した回収費用判定処理の各ステップを適当なプログラム言語を用いてプログラムし、コンピュータにインストールすればよい。
【0037】
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】回収情報管理装置20を含むシステム構成の概略を示す構成図。
【図2】回収情報管理装置20のブロック図。
【図3】回収情報管理データベース30の管理情報の一例を示す説明図。
【図4】カラーレーザプリンタ60の構成の概略を示す構成図。
【図5】記憶素子50に記憶される情報の一例を示す説明図。
【図6】回収費用判定処理の一例を示すフローチャート。
【図7】残存価格設定マップの一例を示す説明図。
【図8】ユーザに通知される電子メールの内容の一例を示す説明図。
【符号の説明】
20 回収情報管理装置、22 コンピュータ本体、23 CPU、24 ROM、25 RAM、26 モニタ、28 カートリッジ接続部、30 回収情報管理データベース、40,40C,40M,40Y,40K トナーカートリッジ、50,50C,50M,50Y,50K 記憶素子、52 メモリセル、54 リード・ライト制御部、56 アドレスカウンタ、60 カラーレーザプリンタ、61 現像器、62 露光器、63 感光体、64 転写ベルト、65用紙カセット、66 搬送ユニット、67 二次転写ユニット、68 定着ユニット、69 可動接続部、70 コントローラ、71 一次転写ユニット。
Claims (11)
- 画像形成装置を構成すると共に該画像形成装置により使用に関する情報が書き込まれる記憶素子を有するユニットの回収に関する情報を管理する回収情報管理装置であって、
少なくともユニットの予定回収費用を含む情報を記憶する情報記憶手段と、
前記ユニットが回収されたとき、該回収されたユニットが有する記憶素子から前記使用に関する情報を取得する情報取得手段と、
該取得した使用に関する情報に基づいて推定回収費用を判定する回収費用判定手段と、
該判定された推定回収費用と前記予定回収費用とに基づいて前記画像形成装置のユーザに対する所定のサービスを設定するサービス設定手段と、
を備える回収情報管理装置。 - 前記回収費用判定手段は、前記取得した使用に関する情報に基づいて前記回収されたユニットの残存価格を判定し、該判定された残存価格に基づいて前記推定回収費用を判定する手段である請求項1記載の回収情報管理装置。
- 前記ユニットは、本体ユニット,記録剤カートリッジ,感光体ユニット,転写ユニット,定着ユニット,廃棄記録剤収納ユニットのうち少なくともいずれか一つを含むユニットである請求項1または2記載の回収情報管理装置。
- 前記使用に関する情報は、画像形成数,稼動時間,電源投入回数,カバー開閉回数のうち少なくとも一つを含む情報である請求項1ないし3いずれか記載の回収情報管理装置。
- 前記サービス設定手段は、前記判定された推定回収費用が前記予定回収費用よりも小さいときには、前記画像形成装置のユーザに対する所定のサービスを設定する手段である請求項1ないし4いずれか記載の回収情報管理装置。
- 前記サービス設定手段は、前記判定された推定回収費用と前記予定回収費用との差額を割引額とする割引サービスを設定する手段である請求項5記載の回収情報管理装置。
- 前記サービス設定手段は、前記判定された推定回収費用と前記予定回収費用との差額を返金額とする返金サービスを設定する手段である請求項5記載の回収情報管理装置。
- 前記サービス設定手段により設定された所定のサービスを前記画像形成装置のユーザに通知するサービス通知手段を備える請求項1ないし7いずれか記載の回収情報管理装置。
- 前記回収費用判定手段により判定された推定回収費用に基づいて前記情報記憶手段に記憶された予定回収費用を修正する予定回収費用修正手段を備える請求項1ないし8いずれか記載の回収情報管理装置。
- コンピュータを請求項1ないし9いずれか記載の回収情報管理装置として機能させるプログラム。
- 画像形成装置を構成すると共に該画像形成装置により使用に関する情報が書き込まれる記憶素子を有するユニットの回収に関する情報を管理する回収情報管理方法であって、
(a)前記ユニットが回収されたとき、該回収されたユニットが有する記憶素子から前記使用に関する情報を取得し、
(b)該取得した使用に関する情報に基づいて推定回収費用を判定し、
(c)該判定された推定回収費用と記憶されたユニットの予定回収費用とに基づいて所定のサービスを設定する
回収情報管理方法。
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Cited By (1)
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JP2017134614A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 富士通フロンテック株式会社 | レンタル商品管理装置、レンタル商品管理方法、レンタル商品管理プログラム |
-
2003
- 2003-03-13 JP JP2003068532A patent/JP2004279582A/ja active Pending
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