JP2004279478A - 画像形成方法、画像形成装置およびカラー画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法、画像形成装置およびカラー画像形成装置 Download PDF

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賢 望月
Yasutaka Iwamoto
康敬 岩本
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和彦 梅村
Hideki Sugiura
英樹 杉浦
Tomoyuki Ichikawa
智之 市川
Shinya Nakayama
慎也 中山
Koichi Sakata
宏一 坂田
Tomoko Uchiumi
知子 内海
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Abstract

【課題】転写紙乃至定着部材上の汚れをいち早く察知し、転写紙サイズ幅の変更による非通紙面での転写紙乃至定着部材上のオフセットを発生させぬよう未然に防止できる画像形成方法および画像形成装置を提供すること。
【解決手段】潜像担持体上に潜像を形成する工程、トナーを含有した現像剤で該潜像を現像する工程、現像したトナー像を転写紙上に転写する工程、該転写紙上のトナー像を加熱定着する工程、および該潜像担持体をクリーニングする工程を有する画像形成方法において、前記加熱定着工程が、転写紙および/または定着部材上の汚れを検知手段により検知し、該検知結果に基づいて複数個のクリーニング部材を収納した回転体からなるクリーニングユニットの該収納されているクリーニング部材を回転させて定着部材の表面に当接させ、定着部材上の汚れをクリーニングする工程を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複写機、レーザービームプリンタ等の電子写真方式によって画像を転写紙に定着するときに発生するオフセット、特に定着ローラ上の紙のサイズ幅の変更により非通紙面で発生するオフセットを未然に防止できる画像形成方法および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式では紙上に転写されたトナーを加熱・加圧し、溶融・定着させる定着プロセスがあるが、この定着方式には雰囲気定着、ローラ定着、ベルト定着、オンデマンド定着等が一般的に行われている。定着部には各種サイズ(A3、A4、B4、B5等)の転写紙が搬送されてきて、この未定着のトナーを定着する。複写機は一般に転写紙を通紙する際、基準位置が設けられている。その構成のもとに転写紙は給紙カセットから供給してトナー像を紙に転写・定着する。その基準には例えば、サイド基準、センター基準がある。
【0003】
今、通紙サイズについて、センター基準を例にしてみる(図5参照)。最大通紙サイズ(一番大きい通紙サイズ)がA4横送りでの給紙の場合、A4紙の幅は297mmであるので少なくともこの幅の定着部材が必要となる(図5のAの部分)。この定着部にA4紙の横送りにかえて、B4紙を縦方向に収納したカセットに指定して複写を行なう。この時B4紙が定着部を通過する際、B4紙の幅は257mmである(図5のBの部分)。この時(297−257)mm=40mm(サイド各20mm、図5のCの部分)は非通紙面となる。同じようにA4紙を縦方向に収納したカセットに指定して複写を行なう。この時A4紙が定着部を通過する際、A4紙の幅は210mmである。この時(297−210)mm=87mm(サイド各43.5mm、図−4のCの部分)は非通紙面となる。
【0004】
定着部が例えばローラ定着(図3参照)であると軸方向にローラ温度はトナーを定着するために任意の温度に設定されて、サーミスターによりローラ軸方向に表面温度がコントロールされている(一般には130〜200℃の範囲)。従って、非通紙面は紙によって熱がローラから奪われないので通紙面より温度が5〜30℃程度上昇してしまう。例えば、A4縦の連続複写をした後、直ちにA4横乃至A3縦サイズの複写を実行すると非通紙面の温度が高くなっているのでこの部分に存在する転写紙上のトナーは定着ローラにホットオフセット乃至微少オフセットを発生して、定着ローラに付帯してあるクリーニング部材を汚してしまう。その現象が繰り返されるとクリーニング部材のクリーニング性が低下する(部材の汚れの堆積)。そのためにクリーニング不良により転写紙にオフセットが移行してしまう不具合が発生してしまう。
【0005】
また、A4縦サイズの連続複写を実行していると非通紙面のローラ表面温度が高くなっているのでこの部分に相当するクリーニング部材上に堆積していたトナーは溶融してしまう。そのようなトナーは定着ローラにホットオフセットを発生しやすく、この状態でA4横の複写をするとクリーニング部材上で溶融したトナーが転写紙にオフセットを発生させてしまう。
【0006】
従来技術の中で定着部をクリーニングする方式は、特開平9−80956号公報や、特開平9−22215号公報に記載がある。前者ではではウエッブクリーニング方式において、記録材の厚みを検知して、その情報に基づいてクリーニング手段を定着部材に接離することで定着部材を傷つけたりしないようにしている。また後者ではウエッブクリーニング方式において、定着本体に対して、着脱可能にしてメンテナンス性を向上している。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−80956号公報
【特許文献2】
特開平9−22215号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例はいずれも記録材の汚れを検知して、ウエッブを送り出すものではなく、所定間隔毎、あるいは所定時間毎あらかじめ定められた所定量を送り出すもので、記録材をチェックして送り出していないので、所定間隔毎、あるいは所定時間毎に送り出す前にウエッブが汚れてしまった場合は複写品質を著しく低下させてしまう。
【0009】
そこで、本発明は、転写紙乃至定着部材上の汚れをいち早く察知し、前記した転写紙サイズ幅の変更による非通紙面での転写紙乃至定着部材上のオフセットを発生させぬよう未然に防止できる画像形成方法および画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の目的は次の手段により達成される。
すなわち、本発明によれば、第一に、請求項1では、潜像担持体上に潜像を形成する工程、トナーを含有した現像剤で該潜像を現像する工程、現像したトナー像を転写紙上に転写する工程、該転写紙上のトナー像を加熱定着する工程、および該潜像担持体をクリーニングする工程を有する画像形成方法において、上記加熱定着工程が、転写紙および/または定着部材上の汚れを検知手段により検知し、該検知結果に基づいて複数個のクリーニング部材を収納した回転体からなるクリーニングユニットの該収納されているクリーニング部材を回転させて定着部材の表面に当接させ、定着部材上の汚れをクリーニングする工程を有していることを特徴とする画像形成方法が提供される。
【0011】
第二に、請求項2では、上記請求項1に記載の画像形成方法において、上記定着部材上の最大通紙幅をA、2番目に大きい通紙幅をB、(A−B)の余白部分をCとした時、この余白部分Cに相当する転写紙および/または定着部材の汚れを検知し、該検知結果に基づいて定着部材上の汚れをクリーニングすることを特徴とする画像形成方法が提供される。
【0012】
第三に、請求項3では、上記請求項1または2に記載の画像形成方法において、上記検知手段が転写紙および/または定着部材上の汚れが一定量であることを検知すると、クリーニング部材が回転し定着部材の表面に当接することを特徴とする画像形成方法が提供される。
【0013】
第四に、請求項4では、潜像担持体上に潜像を形成する手段、トナーを含有した現像剤で該潜像を現像する手段、現像したトナー像を転写紙上に転写する手段、該転写紙上のトナー像を加熱定着する手段、および該潜像担持体をクリーニングする手段を有する画像形成装置において、上記加熱定着手段が、転写紙および/または定着部材上の汚れを検知手段により検知し、該検知結果に基づいて複数個のクリーニング部材を収納した回転体からなるクリーニングユニットが、該収納されているクリーニング部材を回転させて定着部材の表面に当接し定着部材上の汚れをクリーニングする手段を有していることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0014】
第五に、請求項5では、上記請求項4に記載の画像形成装置において、上記検知手段を転写紙および/または定着部材上の汚れを検知可能な箇所に設けることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0015】
第六に、請求項6では、上記請求項4または5に記載の画像形成装置において、上記検知手段が光センサーであることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0016】
第七に、請求項7では、上記請求項4乃至6のいずれかに記載の画像形成装置において、加熱定着手段が、定着ローラと支持ローラ間に挟持された定着ベルトと、上記定着ローラと加圧ローラとのローラ対を有していることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0017】
第八に、請求項8では、上記請求項4乃至6のいずれかに記載の画像形成装置において、加熱定着手段が、発熱体を具備する加熱体と、前記加熱体と接触するフィルムと、前記フィルムを介して前記加熱体と圧接する加圧部材とを有し、上記フィルムと前記加圧部材の間に未定着画像を形成させた被記録材を通過させて加熱定着する定着装置であることを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0018】
第九に、請求項9では、潜像担持体上の静電潜像をそれぞれの色に対応したイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの現像剤で現像して、該トナー像を一旦、中間転写部材に多重転写後に一括して記録材(転写紙)に転写、または潜像担持体上でトナー像を直接重ねて現像した後、一括して潜像担持体から転写、またはトナー像を1色毎、記録材(転写紙)に多重転写後、該トナー像を定着するカラー画像形成方法において、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成方法を含むことを特徴とするカラー画像形成方法が提供される。
【0019】
第十に、請求項10では、潜像担持体上の静電潜像をそれぞれの色に対応したイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの現像剤で現像して、該トナー像を一旦、中間転写部材に多重転写後に一括して記録材(転写紙)に転写、または潜像担持体上でトナー像を直接重ねて現像した後、一括して潜像担持体から転写、またはトナー像を1色毎、記録材(転写紙)に多重転写後、該トナー像を定着する手段を有するカラー画像形成装置において、上記請求項4乃至8のいずれかに記載の画像形成装置が含まれていることを特徴とするカラー画像形成装置が提供される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を詳細に説明する。
上述のように、本発明は定着部にクリーニング部材として、回転体のクリーニングユニットを使用する。定着部においては、トナーを定着した後、転写紙上乃至定着ローラ(部材)の上の汚れを検知するセンサーを配置する。センサーの例としては反射型光センサーが良い。そのセンサーを設置する位置は最大通紙サイズ(一番大きい通紙サイズ)から2番目に大きい通紙サイズの非通紙面にあたる部分で検知信号を得るようにする(図5のCの部分)。このセンサーにより転写紙上乃至定着部材の上の汚れがある一定以上のものが検知されたら、ローラに付帯してある回転体のクリ−ニングユニットにより新しいクリーニング部材を定着部材に当接する。
【0021】
図により具体的に説明すると、図1は、本発明による回転体クリーニング方式が定着ローラに使用されている状態を示す。クリーニングユニット10は複数個のクリーニング部材(1a〜1d)を収納した回転体からなり、その収納したクリーニング部材を回転させて定着部材2の表面に当接させる。センサー4により転写紙または定着部材上の汚れが検知されると、回転体10の内部から新鮮なクリーニング部材を定着部材2の表面に当接して、この新しいクリーニング部材で前記に記載した転写紙サイズ幅の変更による非通紙面への転写紙乃至定着部材上へのオフセットを発生させないように未然に防止する。なお、クリーニングユニット10はクリーニング部材(1a〜1d)をカバーしているもので、定着部材2に直接接触しているのはクリーニング部材である。
【0022】
図1では、クリーニング部材1cが定着部材2に当接して回転している。転写紙3および又は定着部材2の汚れをセンサー4が検知すると図示しないクリーニング部材を駆動する駆動手段により回転させてクリーニング部材(1b又は1d)を定着部材2に当接させる。クリーニング部材は4回転で新しいものと交換する。4個の部材が収納されたユニット10を交換部品として供給しても良い。このクリーニング部材はローラ定着であるときは定着ローラ及び加圧ローラの両方のローラ表面に配置しても良い。
【0023】
本発明の回転体クリーニング方式が適用される画像形成装置の定着部としては、例えばローラ定着の場合は図2のような構成となる。定着部は定着ローラ11と加圧ローラ12のローラ対から構成される。その各ローラの表面には耐熱離型層14が設けられている。耐熱離型層14にはシリコーンゴム(低温加硫シリコンゴム、室温加硫シリコンゴム、高温加硫シリコンゴム等)フッ素ゴム、4フッ化エチレン樹脂、4フッ化エチレン・6フッ化プロピレン共重合樹脂、4フッ化エチレン・エチレン共重合樹脂、4フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合樹脂などのものを任意に選んだものから単層または複層の構造にして設ける。ゴム層の硬度は20〜80度(JIS K6301)、より好ましくは25〜75度であり、ゴム弾性体層の層厚は0.25〜20mm、より好ましくは0.85〜17mmが良い。これらの層はアルミニウム、ステンレス、鉄、銅等の金属性中空ローラ芯の外周面に設ける。10は本発明によるクリーニングユニットであり、内部にクリーニング部材(1a〜1d)が収納され、該クリーニング部材(図では1c)が定着ローラ11表面に当接している。センサー4により転写紙18または定着ローラ11上の汚れが検知されると、回転体10の内部から新鮮なクリーニング部材が定着ローラ11の表面に当接し、この新しいクリーニング部材で前述の転写紙サイズ幅の変更による非通紙面への転写紙乃至定着ローラ上へのオフセットを発生させないように未然に防止する。該クリーニング部材(1a〜1d)の材質は金属、ウエッブ等、定着部材より離型性の良くないものがよい。また、クリーニングユニットは、例えばアルミ、スチールなど金属、あるいは耐熱性プラスチックなどである。ランプ17は11又は12を加熱するためのもので図示しないサーミスタにより11と12のローラ表面温度が一定の温度でコントロールされている。分離爪20は転写紙18が11に巻き付くのを防止するもので、排紙をスムーズに遂行するためのものである。シリコンオイル塗布フェルト15はシリコンオイル16をフェルト15に含浸する。このオイル塗布により定着ローラ11の離型性を良好にするものである。このオイル塗布によりトナーがローラへ付着するのを積極的に防止するものである。18上のトナー19は11と12のローラ対を通過する際オフセットが発生しなくて、18に良好に定着される。トナー成分に離型剤が含有されていれば、15及び16を付帯する必要がないが必要に応じシリコンオイルを含浸したフェルトを付帯する程度で良い。
【0024】
本発明の回転体クリーニング方式がベルト定着に適用される場合は、例えば図3のような構成となる。ベルト26は定着ローラ21と支持ローラ27により挟持されている。定着ローラ21は加圧ローラ22とローラ対を構成している。ここでの圧力は0.02〜6kg/cm、より好ましくは0.1〜4kg/cm程度をかける。ランプ28により27の表面を加熱して、26に熱を供給する。必要に応じて、21若しくは22にもランプ28を設けても良い。21及び22はアルミニウム、ステンレス、鉄、銅等の金属性中空ローラ芯で22の表面のみ耐熱離型層14を設ける。14はシリコンゴム(低温加硫シリコンゴム、室温加硫シリコンゴム、高温加硫シリコンゴム等)、フッ素ゴム、4フッ化エチレン樹脂、4フッ化エチレン・6フッ化プロピレン共重合樹脂、4フッ化エチレン・エチレン共重合樹脂、4フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合樹脂などのものを任意に選んで単層又は複層の構造にして設ける。ゴム層の硬度は20〜80度(JISK6301)とし、より好ましくは25〜75度がよい。ゴム弾性体層の層厚は0.25〜20mm、より好ましくは0.70〜17mmが良い。10は本発明によるクリーニングユニットであり、内部にクリーニング部材(1a〜1d)が収納され、該クリーニング部材(図では1c)がベルト26の表面に接触している。センサー4により転写紙30またはベルト26上の汚れが検知されると、回転体10の内部から新鮮なクリーニング部材が定着ローラ21上のベルト26の表面に当接し、この新しいクリーニング部材で前述の転写紙サイズ幅の変更による非通紙面への転写紙乃至ベルト上へのオフセットを発生させないように未然に防止する。該クリーニング部材(1a〜1d)の材質は金属、ウエッブ等定着部材より離型性の良くないものがよい。28は図示しないサーミスターにより温度をコントロールするランプである。分離爪24は紙30が定着ローラ21上のベルトに巻き付くのを防ぐものである。オイル塗布部材25はシリコンオイル含浸フェルト、オイル供給ローラを設けてその物にオイルの塗布、フェルトにオイルを供給して、それによりオイルを塗布する等により離型性をもたせる、または補助するものである。ベルト26はフィルム材としての例では厚みが10〜35μmの耐熱性フィルムであるのが望ましい。例えば、ポリエステル、ポリフルオロエチレン−ポリフルオロプロピレン共重合体(PFA)、ポリイミド、ポリエーテルイミド等に必要に応じて、導電材を添加した離型層を5〜15μm程度被覆する。またはニッケル製ベルトに前記記載の加圧ローラ22に使用する耐熱離型層など、又はフィルム材に設ける離型層からなるものを0.05〜1mm程度、設けたものからなる。紙30上のトナー29は26で予備加熱されて、29は溶融された状態で定着ローラ21と加圧ローラ22のローラ対で定着される。
【0025】
図4は、定着フィルムを回転させて定着する、いわゆるサーフ(surf)定着装置である。本発明による回転体クリーニング方式はここにも適用できる。
以下詳説すると、定着フィルム31はエンドレスベルト状耐熱フィルムであり、該フィルムの支持回転体である駆動ローラ36と、従動ローラ37と、この両ローラ間の下方に設けたヒータ支持体に保持させて固定支持させて配設した加熱体32とに懸回張設してある。
【0026】
従動ローラ37は定着フィルム31のテンションローラを兼ね、定着フィルム31は駆動ローラ36の図中時計回転方向の回転駆動によって、時計回転方向に向かって回転駆動される。この回転駆動速度は、加圧ローラ38と定着フィルム31が接する定着ニップ領域Lにおいて転写材と定着フィルムの速度が等しくなる速度に調節される。
【0027】
10は本発明によるクリーニングユニットであり、内部にクリーニング部材(1a〜1d)が収納され、該クリーニング部材(図では1c)が駆動ローラ36上の定着フィルム31の表面に接触している。
【0028】
ここで、加圧ローラ38はシリコンゴム等の離型性のよいゴム弾性層を有するローラであり、反時計周りに回転しつつ、前記定着ニップ領域Lに対して総圧4〜10kgの当接圧をもって圧接させてある。
また定着フィルム31は、耐熱性、離型性、耐久性に優れたものが好ましく、総厚100μm以下、好ましくは40μm以下の薄肉のものを使用する。例えばポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、PFA(4フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)等の耐熱樹脂の単層フィルム、或いは複合層フィルム、例えば20μm厚フィルムの少なくとも画像当接面側にPTFE(4フッ化エチレン樹脂)、PFA等のフッ素樹脂に導電材を添加した離型性コート層を10μm厚に施したものや、フッ素ゴム、シリコンゴム等の弾性層を施したものである。
【0029】
加熱体32は平面基板33および定着ヒータ34から構成されており、平面基板33は、アルミナ等の高熱伝導度且つ高電気抵抗率を有する材料からなっており、定着フィルム31と接触する表面には抵抗発熱体で構成した定着ヒータ34を長手方向に設置してある。かかる定着ヒータ34は、例えばAg/Pd、TaN等の電気抵抗材料をスクリーン印刷等により線状もしくは帯状に塗工したものである。また、前記定着ヒータ34の両端部には、図示しない電極が形成され、この電極間に通電することで抵抗発熱体が発熱する。さらに、前記基板の定着ヒータが具備させてある面と逆の面にはサーミスターによって構成した定着温度センサが設けられている。
定着温度センサ35によって検出された基板の温度情報は図示しない制御手段に送られ、かかる制御手段により定着ヒータ34に供給される電力量が制御され、加熱体32は所定の温度に制御される。
【0030】
本例ではクリーニングユニット10を駆動ローラ36上の定着フィルム表面に配置したが、従動ローラ37上の定着フィルム表面に配置しても好ましい。この場合も前述のローラ定着やベルト定着の場合と同様、センサー4により転写紙30または定着フィルム31上の汚れが検知されると、回転体10の内部から新鮮なクリーニング部材が駆動ローラ36上の定着フィルム31の表面に当接し、この新しいクリーニング部材で前述の転写紙サイズ幅の変更による非通紙面への転写紙乃至定着フィルム上へのオフセットを発生させないように未然に防止する。
【0031】
本発明の回転体クリーニング方式を適用できる画像形成方法は特に限定されるものではない。例えば、カラー画像形成方法で現像部が潜像担持体の周囲に固定して設置した形、または回転する形、トナー像を転写する際一旦、中間転写部材を介した形、タンデムタイプの複写工程等に使用でき限定されるものでない。
【0032】
図6はローラ帯電による画像形成装置の潜像担持体部分の概略を示すものである。かかるローラ帯電を有する画像形成装置の定着部に本発明による回転体クリーニング方式を適用して何ら差し支えない。図において、41は静電潜像担持体でその上にローラ帯電器42が当接している。ローラ帯電器42は金属製の芯金43上に弾性層44を設け、その上に保護層45を被覆している。高圧電源47により電圧がローラ42に直流電圧を印加しているが直流電圧に交流電圧を重畳したものでも良い。ローラ帯電器42は静電潜像担持体41に、41から浮いた状態乃至加圧密着して回転し、適度なニップを形成することで放電を安定させる。弾性層44の材料としては弾性層に抵抗を制御し易い変性タイプのエチレンプロピレンゴム(EPDM)、ウレタンゴム、エピクロルヒドリンゴム、ニトリルゴムを使用する。この層はカーボンなどの低抵抗材料を添加することにより抵抗値(10〜1010Ωcm)をコントロールする。保護層45は耐摩耗性を有し弾性層を保護し、静電潜像担持体、トナーに対して化学的に安定で、反応しないこと、トナーや紙粉などの汚れを付着しないことが求められる。その材料としては各種フィルムの高抵抗品が使用される。保護層45の上にはクリーニング部材46があり、45の表面より離型性が劣る材料にすることで45の表面の汚れを46に移行させる。
【0033】
【実施例】
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施例によって限定されるものではない。なお、実施例中、部はすべて重量部を表す。
【0034】
実施例1
トナーは下記処方の混合物を2本ロールの加熱下で混練して、その後冷却後、粗粉砕し、粉砕分級して平均粒径7.75μ、5μ以下の個数%が12.85、16μ以上の体積%が0.07のトナーを得た。
結着樹脂:スチレン/アクリル樹脂100部
着色剤:カーボンブラック11部
電荷制御剤:含金属染料2部
前記トナー100重量部に対して、シリカ微粉体R972(日本アエロジル社製)を0.3の割合で混合して負帯電の現像用トナーを作製した。
【0035】
一方、キャリアは2ヒドロキシエチルメタクリレート/メチルメタクリレート/スチレンの共重合体とビニリデンフルオロライド/テトラフルオロエチレンの共重合体を50/50の重量比の樹脂を平均粒径50μのフェライト芯材に0.75重量%(芯材基準)をコーティングしてキャリアを被覆した。
【0036】
そして、イマジオMF6550(リコー製複写機)を改造して図2に示す定着装置にクリーニング部材として、図1の部材をセットした。また、図示しない反射型光センサーを図5に示すCに相当する部分の定着後の転写紙を検知するように設置した。そして、転写紙上の濃度が画像濃度計(X−Rite938)で測定した値が0.15に相当する値をセンサーが検知するとクリーニング部材を回転して新しいクリーニング部材が定着部材に当接するように設定した。
【0037】
そのマシンに現像剤をセットして初期の画像出しをしたところ良好な画像が得られた。その後、A4紙を横送りで100000枚の連続通紙をした。その後、再びA4紙を縦送りで20000枚連続通紙をした。その後直ちにA4紙の横送りで10000枚の通紙をした。その結果、C部分に相当する転写紙上に汚れは発生しなかった。また、画像濃度に変化がなく安定した良好な複写画像を得た。
【0038】
比較例1
実施例1において、図1の中で収納したクリーニング部材は1個のみを定着部材に当接した。そして、実施例1と同じように通紙のテストしたところ、C部分に相当する転写紙上に汚れは著しく発生した。そのために地汚れの多い画像になってしまった。
【0039】
実施例2
実施例1において、樹脂のみスチレン/アクリルからポリエステル樹脂(ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物テレフタル酸、コハク酸誘導体から合成されたポリエステル)に変更した以外は実施例1と同じで、実施例1と同じテストをしたところ実施例1と同じ結果を得た。
【0040】
実施例3
次のようなトナー処方によりカラートナーを得た。
Figure 2004279478
各色のトナーの製法は各処方量にて、ミキサーで予備混練を行なった。そのものを3本ロールミルで溶融混練を実施した。次にこのものを冷却後約0.5〜3mmに粗粉砕した後IDS2型ジェット粉砕機で粉砕した。そして、分級して平均粒径7.75μ、5μ以下の個数%が12.85、16μ以上の体積%が0.07のトナーを得た。
前記トナー100重量部に対して、シリカ微粉体R972(日本アエロジル社製)を0.6部の割合で混合して負帯電の現像用トナーを作製した。
【0041】
一方、キャリアは2ヒドロキシエチルメタルリレ−ト/メチルメタクリレ−ト/スチレンの共重合体とビニリデンフルオロライド/テトラフルオロエチレンの共重合体を75/25の重量比の樹脂を平均粒径50μのフェライト芯材に0.75重量%(芯材基準)をコ−テイングしてキャリアを被覆した。
トナー濃度が5%になるように前記トナ−とキャリアの合計量が1000gになるように計量して現像剤を作製した。
【0042】
そして、プリテール600(リコー製複写機)を改造して図2に示す定着装置にクリーニング部材として、図1の部材をセットした。また、図示しない反射型光センサーを図5に示すCに相当する部分の定着後の転写紙を検知するように設置した。そして、転写紙上の濃度が画像濃度計(X−Rite938)で測定した値が0.15に相当する値をセンサーが検知するとクリーニング部材を回転して、定着部材に当接するように設定した。
【0043】
そのマシンに現像剤をセットして初期の画像出しをしたところ良好な画像が得られた。その後、A4紙を横送りで100000枚の連続通紙した。その後、再びA4紙を縦送りで20000枚連続通紙をした。その後直ちにA4紙の横送りで10000枚の通紙をした。その結果、C部分に相当する転写紙上に汚れは発生しなかった。また、画像濃度に変化がなく安定した良好な複写画像を得た。
【0044】
実施例4
次のようなトナー処方によりカラートナーを得た。
Figure 2004279478
各色のトナーの製法は各処方量にて、ミキサーで予備混練を行なった。そのものを3本ロールミルで溶融混練を実施した。次にこのものを冷却後約0.5〜3mmに粗粉砕した後IDS2型ジェット粉砕機で粉砕した。そして、分級して平均粒径7.75μ、5μ以下の個数%が12.85、16μ以上の体積%が0.07のトナーを得た。
【0045】
前記トナー100重量部に対して、シリカ微粉体R972(日本アエロジル社製)を0.6部の割合で混合して負帯電の現像用トナーを作製した。
【0046】
一方、キャリアは下記処方によりコーティング液を調製した。
シリコン樹脂SR2411(トーレダウコーニング社製) 300部
トルエン 1200部
上記液を回転円盤型流動層コーティング装置に、平均粒径50μmのフェライトキャリア5Kgと共に入れ、キャリアを被覆した。その後この被覆物を装置より取り出して、250℃で2時間加熱し、膜を熟成した。
複写機にセットしてテストするため、トナ−濃度が5%になるように前記トナーとキャリアの合計量が1000gになるように計量して現像剤を作製した。そして、各色現像剤は実施例3と同じ位置にセットして、実施例3と同様にテストしたところ実施例3と同じ結果を得た。
【0047】
実施例5
実施例4において、帯電工程をスコロトロン帯電器から図6のローラ帯電器にかえた以外は実施例4と同じ構成で実施例4と同様にテストしたところ実施例4と同じ結果を得た。
【0048】
実施例6
実施例4において、帯電工程をスコロトロン帯電器から図6のローラ帯電器にか得た。また、定着部を図2から図3のベルト定着にかえた以外は実施例4と同じ構成で実施例4と同様にテストしたところ実施例4と同じ結果をえた。
【0049】
実施例7
実施例4において、結着樹脂をポリエステルから低分子ビスフェノールA型エポキシ、高分子ビスフェノールA型エポキシ、ビスフェノールA型エチレンオキサイド付加体のグリシジル化物、ビスフェノールF、P−クミルフェノールより合成されたポリオール樹脂にかえた以外は実施例4と同じ構成で実施例4と同様にテストしたところ実施例4と同じ結果をえた。
【0050】
実施例8
次のようなトナー処方によりカラートナーをえた。
Figure 2004279478
各色のトナーの製法は各処方量にて、ミキサーで予備混練を行なった。そのものを3本ロールミルで溶融混練を実施した。この粉砕は実施例3と同じように行なった。そして、実施例7と同様にテストしたところ実施例7と同じ結果を得た。
【0051】
実施例9
次のようなトナー処方によりカラートナーを得た。
Figure 2004279478
各色のトナーの製法は各処方量にて、ミキサーで予備混練を行なった。そのものを3本ロールミルで溶融混練を実施した。この粉砕は実施例3と同じように行なった。そして、実施例7と同様にテストしたところ実施例7と同じ結果を得た。
【0052】
実施例10
次のようにして重合トナーを作製した。
Figure 2004279478
上記を配合し、重合開始剤(2,2−アゾビスイソブチロニトリル)と共に反応容器に入れて重合を行ない、粒径5.8μmのところで重合を停止して、この造粒した粒子を水洗した後乾燥して重合トナー粒子を得た。このトナー粒子を電子顕微鏡で観察すると球形であった。
このトナー100重量部に対して、シリカ微粉体R972(日本アエロジル社製)を0.5の割合で混合して負帯電性の現像用トナーを作製した。一方、キャリアは実施例4のキャリアを使用して、トナー濃度が5%になるように前記トナーとキャリアの合計量が1000gになるように計量して現像剤を作製した。
【0053】
Figure 2004279478
上記を配合し、重合開始剤(2,2−アゾビスイソブチロニトリル)と共に反応容器に入れて重合を行ない、粒径5.7μmのところで重合を停止して、この造粒した粒子を水洗した後乾燥して重合トナー粒子を得た。このトナー粒子を電子顕微鏡で観察すると球形であった。
このトナー100重量部に対して、シリカ微粉体R972(日本アエロジル社製)を0.5の割合で混合して負帯電性の現像用トナーを作製した。一方、キャリアは実施例4のキャリアを使用して、トナ−濃度が5%になるように前記トナーとキャリアの合計量が1000gになるように計量して現像剤を作製した。
【0054】
Figure 2004279478
上記を配合し、重合開始剤(2,2−アゾビスイソブチロニトリル)と共に反応容器に入れて重合を行ない、粒径5.7μmのところで重合を停止して、この造粒した粒子を水洗した後乾燥して重合トナー粒子を得た。このトナー粒子を電子顕微鏡で観察すると球形であった。
このトナー100重量部に対して、シリカ微粉体R972(日本アエロジル社製)を0.5の割合で混合して負帯電性の現像用トナーを作製した。一方、キャリアは実施例4のキャリアを使用して、トナー濃度が5%になるように前記トナーとキャリアの合計量が1000gになるように計量して現像剤を作製した。
【0055】
Figure 2004279478
上記を配合し、重合開始剤(2,2−アゾビスイソブチロニトリル)と共に反応容器に入れて重合を行ない、粒径5.5μmのところで重合を停止して、この造粒した粒子を水洗した後乾燥して重合トナー粒子を得た。このトナー粒子を電子顕微鏡で観察すると球形であった。
このトナー100重量部に対して、シリカ微粉体R972(日本アエロジル社製)を0.5の割合で混合して負帯電性の現像用トナーを作製した。一方、キャリアは実施例4のキャリアを使用して、トナー濃度が5%になるように前記トナーとキャリアの合計量が1000gになるように計量して現像剤を作製した。そして、実施例7と同じテストをしたところ実施例7と同じ結果を得た。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の画像形成方法によれば、加熱定着工程が、定着部材上の転写紙および/または定着部材上の汚れを検知し、それに基づいて複数個のクリーニング部材を収納した回転体からなるクリーニングユニットの該収納されている新たなクリーニング部材を回転させて、定着部材上の汚れをクリーニングする工程を有することから、上記転写紙および/または定着部材上のオフセットを未然に防止することができる。
【0057】
請求項2の画像形成方法によれば、上記定着部材上の余白部分Cに相当する転写紙および/または定着部材の汚れを検知し、それに基づいて定着部材上の汚れをクリーニングすることから、上記した転写紙サイズ幅の変更による非通紙面での転写紙乃至定着部材上のオフセットを未然に防止することができる。
【0058】
請求項3の画像形成方法によれば、上記検知手段が転写紙および/または定着部材上の汚れが一定量であることを検知すると、新しいクリーニング部材が回転し定着部材の表面に当接することから、汚れが強くならないうちに新しいクリーニング部材に交代するからオフセットをより未然に防止することができる。
【0059】
請求項4の画像形成装置によれば、加熱定着手段が定着部材上の転写紙および/または定着部材上の汚れを検知し、それに基づいて複数個のクリーニング部材を収納した回転体からなるクリーニングユニットの該収納されている新たなクリーニング部材を回転させて、定着部材上の汚れをクリーニングする工程を有することから、前記転写紙および/または定着部材上のオフセットを未然に防止する画像形成装置が得られる。
【0060】
請求項5の画像形成装置によれば、上記検知手段を転写紙および/または定着部材上の汚れを良好に検知できる位置に配置したので、定着部材上の汚れに伴う画像品質を低下させない。
【0061】
請求項6の画像形成装置によれば、上記検知手段が光センサーであることから、上記非通紙面であっても検知力に優れオフセット防止をより確実に行うことができる。
【0062】
請求項7の画像形成装置によれば、加熱定着手段が、定着ローラと支持ローラ間に挟持された定着ベルトと、上記定着ローラと加圧ローラとのローラ対を基本構成としていることから、いわゆるベルト定着により上記した転写紙および/または定着部材上のオフセットを未然に防止する画像形成装置が得られる。
【0063】
請求項8の画像形成装置によれば、加熱定着手段が、発熱体を具備する加熱体と、前記加熱体と接触するフィルムと、前記フィルムを介して前記加熱体と圧接する加圧部材とを有し、上記フィルムと前記加圧部材の間に未定着画像を形成させた被記録材を通過させて加熱定着する定着装置であることから、効率が良く立ち上がり時間が短縮可能な定着と、かつまた、上記した転写紙および/または定着部材上のオフセットを未然に防止する画像形成装置が得られる。
【0064】
請求項9の画像形成装置によれば、上記本発明によるクリーニング工程を有するカラー画像形成方法であることから、上記した転写紙乃至定着部材上のオフセットを未然に防止することができるカラー画像形成方法を得ることができる。
【0065】
請求項10の画像形成装置によれば、上記本発明によるクリーニング工程を有するカラー画像形成装置であることから、上記した転写紙乃至定着部材上のオフセットを未然に防止することができるカラー画像形成装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転体クリーニング方式を示す概略説明図。
【図2】ローラ定着に本発明による回転体クリーニング方式を適用した場合を示す概略説明図。
【図3】ベルト定着に本発明による回転体クリーニング方式を適用した場合を示す概略説明図。
【図4】サーフ定着装置の一例を示す概略説明図。
【図5】非通紙面の説明図。
【図6】ローラ帯電の概略説明図。
【符号の説明】
1a〜1d クリーニング部材
2 定着部材または定着ローラ
3 転写紙
4 センサー
5 トナー
5’ 定着したトナー
10 クリーニングユニット
11,21 定着ローラ
12,22 加圧ローラ
14 耐熱離型層
26 ベルト
27 支持ローラ
31 定着フィルム
32 加熱体
33 平面基盤
34 定着ヒータ
35 定着温度センサ
38 加熱ローラ
41 潜像担持体
42 ローラ帯電器
46 クリーニング部材
51 定着ローラ
52 転写紙A
53 転写紙B

Claims (10)

  1. 潜像担持体上に潜像を形成する工程、トナーを含有した現像剤で該潜像を現像する工程、現像したトナー像を転写紙上に転写する工程、該転写紙上のトナー像を加熱定着する工程、および該潜像担持体をクリーニングする工程を有する画像形成方法において、前記加熱定着工程が、転写紙および/または定着部材上の汚れを検知手段により検知し、該検知結果に基づいて複数個のクリーニング部材を収納した回転体からなるクリーニングユニットの該収納されているクリーニング部材を回転させて定着部材の表面に当接させ、定着部材上の汚れをクリーニングする工程を有していることを特徴とする画像形成方法。
  2. 請求項1に記載の画像形成方法において、前記定着部材上の最大通紙幅をA、2番目に大きい通紙幅をB、(A−B)の余白部分をCとした時、この余白部分Cに相当する転写紙および/または定着部材の汚れを検知し、該検知結果に基づいて定着部材上の汚れをクリーニングすることを特徴とする画像形成方法。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成方法において、前記検知手段が転写紙および/または定着部材上の汚れが一定量であることを検知すると、クリーニング部材を回転させて定着部材の表面に当接することを特徴とする画像形成方法。
  4. 潜像担持体上に潜像を形成する手段、トナーを含有した現像剤で該潜像を現像する手段、現像したトナー像を転写紙上に転写する手段、該転写紙上のトナー像を加熱定着する手段、および該潜像担持体をクリーニングする手段を有する画像形成装置において、前記加熱定着手段が転写紙および/または定着部材上の汚れを検知手段により検知し、該検知結果に基づいて複数個のクリーニング部材を収納した回転体からなるクリーニングユニットが、該収納されているクリーニング部材を回転させて定着部材の表面に当接し定着部材上の汚れをクリーニングする手段を有していることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、前記検知手段を転写紙および/または定着部材上の汚れを検知可能な箇所に設けることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4または5に記載の画像形成装置において、前記検知手段が光センサーであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項4乃至6のいずれかに記載の画像形成装置において、加熱定着手段が、定着ローラと支持ローラ間に挟持された定着ベルトと、前記定着ローラと加圧ローラとのローラ対を有していることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項4乃至6のいずれかに記載の画像形成装置において、加熱定着手段が、発熱体を具備する加熱体と、前記加熱体と接触するフィルムと、前記フィルムを介して前記加熱体と圧接する加圧部材とを有し、前記フィルムと前記加圧部材の間に未定着画像を形成させた被記録材を通過させて加熱定着する定着装置であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 潜像担持体上の静電潜像をそれぞれの色に対応したイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの現像剤で現像して、該トナー像を一旦、中間転写部材に多重転写後に一括して記録材(転写紙)に転写、または潜像担持体上でトナー像を直接重ねて現像した後、一括して潜像担持体から転写、またはトナー像を1色毎、記録材(転写紙)に多重転写後、該トナー像を定着するカラー画像形成方法において、請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成方法が含まれていることを特徴とするカラー画像形成方法。
  10. 潜像担持体上の静電潜像をそれぞれの色に対応したイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの現像剤で現像して、該トナー像を一旦、中間転写部材に多重転写後に一括して記録材(転写紙)に転写、または潜像担持体上でトナー像を直接重ねて現像した後、一括して潜像担持体から転写、またはトナー像を1色毎、記録材(転写紙)に多重転写後、該トナー像を定着する手段を有するカラー画像形成装置において、請求項4乃至8のいずれかに記載の画像形成装置が含まれていることを特徴とするカラー画像形成装置。
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