JP2004277888A5 - - Google Patents
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【請求項1】 下記(A)成分および(B)成分を含有する繊維製品処理剤組成物。
(A)成分:下記一般式(1)で示されるブロック共重合体。
(B)成分:分断基を含んでいてもよい炭素数6〜36の炭化水素基を分子内に有するアミン化合物、当該アミン化合物の中和物、および当該アミン化合物の4級化物から選ばれた少なくとも1種。
【化1】
〔式中、R1 は、互いに独立して、脂肪族不飽和を含まない1価の炭化水素基、水酸基またはアルコキシ基を表し、
Y1 は、2価の有機基を表し、
R2 は、互いに独立して、水素原子、水酸基、置換または無置換の1価の炭化水素基、炭素数1〜18の脂肪族アシル基、炭素数7〜15の芳香族アシル基、アルコキシ基、あるいは式:−Y1 −O−(C2 H4 O)b1(C3 H6 O)b2−Y2 (Y2 は、水素原子または置換もしくは無置換の1価の炭化水素基を示す。)で表される基であり、
aは、1以上の整数、
b1は、1以上の整数、
b2は、0または1以上の整数、
cは、1以上の整数である。
式:−(SiR1 2 O)a SiR1 2 −で表されるポリオルガノシロキサンブロックの平均分子量は300以上であり、
ポリオルガノシロキサンブロックは、このブロック共重合体の10〜99質量%を構成し、
式:−(C2 H4 O)b1(C3 H6 O)b2−で表されるポリオキシアルキレンブロックの平均分子量は130〜10,000であり、
このブロック共重合体の平均分子量は5,000以上である。〕
(A)成分:下記一般式(1)で示されるブロック共重合体。
(B)成分:分断基を含んでいてもよい炭素数6〜36の炭化水素基を分子内に有するアミン化合物、当該アミン化合物の中和物、および当該アミン化合物の4級化物から選ばれた少なくとも1種。
【化1】
〔式中、R1 は、互いに独立して、脂肪族不飽和を含まない1価の炭化水素基、水酸基またはアルコキシ基を表し、
Y1 は、2価の有機基を表し、
R2 は、互いに独立して、水素原子、水酸基、置換または無置換の1価の炭化水素基、炭素数1〜18の脂肪族アシル基、炭素数7〜15の芳香族アシル基、アルコキシ基、あるいは式:−Y1 −O−(C2 H4 O)b1(C3 H6 O)b2−Y2 (Y2 は、水素原子または置換もしくは無置換の1価の炭化水素基を示す。)で表される基であり、
aは、1以上の整数、
b1は、1以上の整数、
b2は、0または1以上の整数、
cは、1以上の整数である。
式:−(SiR1 2 O)a SiR1 2 −で表されるポリオルガノシロキサンブロックの平均分子量は300以上であり、
ポリオルガノシロキサンブロックは、このブロック共重合体の10〜99質量%を構成し、
式:−(C2 H4 O)b1(C3 H6 O)b2−で表されるポリオキシアルキレンブロックの平均分子量は130〜10,000であり、
このブロック共重合体の平均分子量は5,000以上である。〕
〔式中、R1 は、互いに独立して、脂肪族不飽和を含まない1価の炭化水素基、水酸基またはアルコキシ基を表し、
Y1 は、2価の有機基を表し、
R2 は、互いに独立して、水素原子、水酸基、置換または無置換の1価の炭化水素基、炭素数1〜18の脂肪族アシル基、炭素数7〜15の芳香族アシル基、アルコキシ基、あるいは式:−Y1 −O−(C2 H4 O)b1(C3 H6 O)b2−Y2 (Y2 は、水素原子または置換もしくは無置換の1価の炭化水素基を示す。)で表される基であり、
aは、1以上の整数、
b1は、1以上の整数、
b2は、0または1以上の整数、
cは、1以上の整数である。
式:−(SiR1 2 O)a SiR1 2 −で表されるポリオルガノシロキサンブロックの平均分子量は300以上であり、
ポリオルガノシロキサンブロックは、このブロック共重合体の10〜99質量%を構成し、
式:−(C2 H4 O)b1(C3 H6 O)b2−で表されるポリオキシアルキレンブロックの平均分子量は130〜10,000であり、
このブロック共重合体の平均分子量は5,000以上である。〕
Y1 は、2価の有機基を表し、
R2 は、互いに独立して、水素原子、水酸基、置換または無置換の1価の炭化水素基、炭素数1〜18の脂肪族アシル基、炭素数7〜15の芳香族アシル基、アルコキシ基、あるいは式:−Y1 −O−(C2 H4 O)b1(C3 H6 O)b2−Y2 (Y2 は、水素原子または置換もしくは無置換の1価の炭化水素基を示す。)で表される基であり、
aは、1以上の整数、
b1は、1以上の整数、
b2は、0または1以上の整数、
cは、1以上の整数である。
式:−(SiR1 2 O)a SiR1 2 −で表されるポリオルガノシロキサンブロックの平均分子量は300以上であり、
ポリオルガノシロキサンブロックは、このブロック共重合体の10〜99質量%を構成し、
式:−(C2 H4 O)b1(C3 H6 O)b2−で表されるポリオキシアルキレンブロックの平均分子量は130〜10,000であり、
このブロック共重合体の平均分子量は5,000以上である。〕
<(A)成分>
(A)成分を構成するブロック共重合体〔以下、「ブロック共重合体(A)」という。〕を示す上記一般式(1)中、R1 は互いに独立して、脂肪族不飽和を含まない1価の炭化水素基、水酸基またはアルコキシ基である。 脂肪族不飽和を含まない1価の炭化水素基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基、ドデシル基、フェニル基、フェネチル基などを挙げることができ、メチル基およびフェニル基が好ましい。
R1 で表されるアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基およびシクロヘキシルオキシ基のような、炭素数1〜12、好ましくは炭素数1〜8、より好ましくは炭素数1〜6のアルコキシ基を挙げることができ、メトキシ基およびエトキシ基が好ましい。
(A)成分を構成するブロック共重合体〔以下、「ブロック共重合体(A)」という。〕を示す上記一般式(1)中、R1 は互いに独立して、脂肪族不飽和を含まない1価の炭化水素基、水酸基またはアルコキシ基である。 脂肪族不飽和を含まない1価の炭化水素基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基、ドデシル基、フェニル基、フェネチル基などを挙げることができ、メチル基およびフェニル基が好ましい。
R1 で表されるアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基およびシクロヘキシルオキシ基のような、炭素数1〜12、好ましくは炭素数1〜8、より好ましくは炭素数1〜6のアルコキシ基を挙げることができ、メトキシ基およびエトキシ基が好ましい。
上記一般式(1)において、R2 は、互いに独立して、水素原子、水酸基、置換または無置換の1価の炭化水素基、炭素数1〜18の脂肪族アシル基、炭素数7〜15の芳香族アシル基、アルコキシ基、あるいは式:−Y1 −O−(C2 H4 O)b1(C3 H6 O)b2−Y2 (Y2 は、水素原子または置換もしくは無置換の1価の炭化水素基を示し、Y1 は、上記の定義のとおりである。)で表される基である。
R2 で表される置換または無置換の1価の炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基およびドデシル基のような、炭素数1〜12、好ましくは炭素数1〜8、より好ましくは炭素数1〜6のアルキル基;ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基およびオクテニル基のような、炭素数2〜8、好ましくは炭素数2〜6のアルケニル基;シクロプロピル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基のような、炭素数3〜8、好ましくは5〜7のシクロアルキル基;トリフルオロプロピル基、パーフルオロオクチルエチル基、クロロプロピル基およびペンタクロロオクチル基のような炭素数1〜8、好ましくは1〜6のハロゲン化アルキル基;フェニル基、トリル基、キシリル基およびナフチル基のような炭素数6〜14、好ましくは炭素数6〜10のアリール基;並びにベンジル基およびフェネチル基のような炭素数7〜15、好ましくは7〜11のアラルキル基などを挙げることができる。これらのうち、メチル基およびフェニル基が好ましい。また、R 2 で表される炭素数1〜18の脂肪族アシル基としては、アセチル基、プロピオニル基、ペンタノイル基およびオクタノイル基が例示され、好ましくは、炭素数1〜7の脂肪族アシル基である。また、R 2 で表される炭素数7〜15の芳香族アシル基としては、ベンゾイル基およびベンジルカルボニル基が例示され、好ましくは、炭素数7〜11の芳香族アシル基である。
<(B)成分>
本発明の処理剤組成物の(B)成分は、以下に詳述するアミン化合物、当該アミン化合物の中和物、および当該アミン化合物の4級化物から選ばれた少なくとも1種からなる。
(B)成分を構成するアミン化合物は、分断基を含んでいてもよい炭素数6〜36の炭化水素基を分子内に有している。このアミン化合物の分子内に存在する炭化水素基は、飽和(例えばアルキル基)であっても不飽和(例えばアルケニル基)であってもよい。
この炭化水素基の炭素数は、通常6〜36とされ、好ましくは6〜26、さらに好ましくは14〜22とされる。
アミン化合物の分子内に存在する炭化水素基の数は、通常1以上とされ、好ましくは1〜2、特に好ましくは2とされる。
また、この炭化水素基の鎖中には、エステル基、アミド基、エーテル基などの分断基が含まれていてもよい。
なお、これらの炭化水素基は、通常工業的に使用される牛脂由来の未水添脂肪酸または不飽和部分を水添または部分水添して得られる脂肪酸;パーム椰子、油椰子などの植物由来の未水添脂肪酸もしくは脂肪酸エステルまたは不飽和部分を水添または部分水添して得られる脂肪酸もしくは脂肪酸エステルなどを使用することにより導入することができる。
本発明の処理剤組成物の(B)成分は、以下に詳述するアミン化合物、当該アミン化合物の中和物、および当該アミン化合物の4級化物から選ばれた少なくとも1種からなる。
(B)成分を構成するアミン化合物は、分断基を含んでいてもよい炭素数6〜36の炭化水素基を分子内に有している。このアミン化合物の分子内に存在する炭化水素基は、飽和(例えばアルキル基)であっても不飽和(例えばアルケニル基)であってもよい。
この炭化水素基の炭素数は、通常6〜36とされ、好ましくは6〜26、さらに好ましくは14〜22とされる。
アミン化合物の分子内に存在する炭化水素基の数は、通常1以上とされ、好ましくは1〜2、特に好ましくは2とされる。
また、この炭化水素基の鎖中には、エステル基、アミド基、エーテル基などの分断基が含まれていてもよい。
なお、これらの炭化水素基は、通常工業的に使用される牛脂由来の未水添脂肪酸または不飽和部分を水添または部分水添して得られる脂肪酸;パーム椰子、油椰子などの植物由来の未水添脂肪酸もしくは脂肪酸エステルまたは不飽和部分を水添または部分水添して得られる脂肪酸もしくは脂肪酸エステルなどを使用することにより導入することができる。
〔一般式(2)〜(4)において、R23は、分断基を含まない炭素数8〜22の飽和または不飽和の直鎖または分岐の炭化水素基であって、不飽和の炭化水素基である場合には、そのシス/トランス比は40/60以上であることが好ましい。R24は、R23またはR25であり、R25は、炭素数1〜3のアルキル基またはヒドロキシアルキル基あるいは−(CH2 −CH(Y)−O)n −H(式中、Yは水素原子またはメチル基であり、nは2〜10の数である。)で表される基である。R26は、エステル基、アミド基またはエーテル基などの分断基を含む炭素数6〜26の飽和または不飽和の直鎖または分岐の炭化水素基であって、不飽和の炭化水素基である場合には、そのシス/トランス比は40/60以上であることが好ましい。R27およびR28は、R26またはR24と同じ基である。〕
本発明の処理剤組成物には、本発明の効果を妨げない範囲で、通常の繊維製品仕上剤などに使用されている各種の物質(添加剤)を任意成分として含有させることができる。
かかる任意成分としては、ヘキサン酸とグリセリンまたはペンタエリスリトールとの部分エステル化物;塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウムなどの水溶性塩;尿素、殺菌剤、酸化防止剤、染料、顔料、炭化水素、セルロース誘導体、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、香料などを挙げることができる。
かかる任意成分としては、ヘキサン酸とグリセリンまたはペンタエリスリトールとの部分エステル化物;塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウムなどの水溶性塩;尿素、殺菌剤、酸化防止剤、染料、顔料、炭化水素、セルロース誘導体、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、香料などを挙げることができる。
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