JP2004277063A - エレベータの秤装置 - Google Patents

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Shigenobu Kawakami
重信 川上
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Abstract

【課題】かご1内に荷重が積載されているにも拘らず無荷重であるとして積載荷重の演算が行われることのないエレベータの秤装置を得る。
【解決手段】かご1を無荷重にしたときの荷重センサ12の出力信号Ewを無荷重秤値Enoとして無荷重秤値記憶手段15に予め記録しておき、かご1が待機状態になったときの荷重センサ12の出力信号Ewを待機状態秤値Enとし、この待機状態秤値Enと無荷重秤値Enoとを比較する第1比較手段17を設けて両者の差値Δ1を演算し、その差値Δ1が所定の規定値δ1以下のときに有意信号を発生させて新たな待機状態秤値Ewで待機状態秤値記憶手段19の内容を書き替え、この書き替えられた待機状態秤値Eno′と無荷重秤値Enoで荷重センサ12の出力信号Ew′を修正して積載荷重Lwcを演算するようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータのかごの積載荷重を計測する秤装置に関するもので、特に、経年変化に対応した秤装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
図13は、特開平11−335027号公報に記載されたものと同内容の従来のエレベータの秤装置を示す。
図13において、かご1を構成するかご床1aは防振ゴム4を介してかご床支持枠3に支持され、かご床支持枠3は下枠5aに支持されている。従って、かご1に乗客2が乗ると、その重量に比例して防振ゴム4が圧縮され、かご床1aが下方へ微動する。上枠5cにはコイルばね7bを介してシャックルロッド7aが係止されており、このシャックルロッド7aには主索7が取り付けられている。主索7は巻上機8に巻き掛けられて垂下され、他端に釣合錘6が取り付けられている。この釣合錘6はかご1に定格積載荷重の45%の荷重が積載されたときに平衡する重量に設定されている。
【0003】
かご床1aとかご床支持枠3の間には差動トランス58が取り付けられており、防振ゴム4の伸縮によって差動トランス58から直線状に変化する荷重信号が出力される。差動トランス58の荷重信号は、テールコード59を介して制御盤60の荷重信号演算装置61へ送られ、所定の特性の信号に変換される。荷重信号演算装置61で変換された荷重信号は電動機制御装置65へ送られ、かご1の積載荷重に見合ったトルクを巻上機8の電動機から発生させる。その後に制動機を開放して起動するようにして、かご1を円滑に運転するようにしている。
【0004】
ところで、防振ゴム4が永久変形等のために、差動トランス58の荷重信号の特性が当初のものから変化することがある。
そこで、初期設定時の正常な荷重変換信号を記憶しておき、その後に荷重変換信号が変位した場合、正常な荷重変換信号に戻すために、積載荷重のない無荷重の荷重信号を初期設定荷重信号記憶装置62に記憶されておく。稼動中のエレベータが無荷重になったときに、荷重信号演算装置61によって変換された無荷重の荷重信号と、初期設定荷重信号記憶装置62に記憶されている初期設定時の無荷重の荷重信号とを、荷重信号判定装置63で比較する。その差値が規定値以上の場合は、荷重信号リセット装置64によって、荷重信号演算装置61の出力が正常時の荷重信号に変換されるように変換特性を修正する。この修正により積載荷重が正しく測定されてエレベータが適性に運転されるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエレベータの秤装置は上記のとおり、荷重信号演算装置61から出力される無荷重の荷重信号が、初期設定荷重信号記憶装置62に記憶されている初期設定時の無荷重の荷重信号と比較し、その差値が規定値以上の場合は荷重信号演算装置61の変換特性を修正して初期設定時の無荷重の荷重信号が出力されるようにしている。
ここで、荷重信号演算装置61から出力される無荷重の荷重信号は、深夜等でかご1が停止している状態を無荷重であると仮定し、この仮定の下に差動トランス58の出力信号を変換したものである。
しかしながら、深夜であってもかご1が無荷重であるとは限らない。
このため、かご1内に乗客2が乗っているにも拘らず深夜を条件に無荷重とされた場合、荷重信号演算装置61の変換特性が誤って修正される、という問題があった。
また、防振ゴム4の経年変化に伴って防振ゴム4の伸縮特性が変化する。このため、無荷重時の出力信号のみの修正では十分でない、という問題もあった。
【0006】
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、かご内に荷重が積載されているにも拘らず無荷重であるとして積載荷重の演算が行われることのないエレベータの秤装置を得ることを目的とする。
また、秤装置の特性変化にも対応することができるエレベータの秤装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る請求項1に記載のエレベータの秤装置は、かごを無荷重にしたときの荷重センサの出力信号を無荷重秤値として無荷重秤値記憶手段に記録しておき、かごが待機状態になったときの荷重センサの出力信号を待機状態秤値とし、この待機状態秤値と無荷重秤値とを比較する第1比較手段を設けて両者の差値を演算し、その差値が所定の規定値以下のときに有意信号を発生させて新たな待機状態秤値で待機状態秤値記憶手段の内容を書き替え、この書き替えられた待機状態秤値と無荷重秤値で荷重センサの出力信号を修正して積載荷重を演算するようにしたものである。
【0008】
請求項2に記載のエレベータの秤装置は、請求項1に記載のエレベータの秤装置において、第1比較手段の有意信号によって待機状態秤値を書き替えることに替えて、第1比較手段の有意信号によって第2比較手段を作動させて新たな待機状態秤値と待機状態秤値記憶手段に記録されている待機状態秤値とを比較して差値が所定の第2規定値以上のときに待機状態秤値記憶手段に記録された待機状態秤値を新たな待機状態秤値で書き替えるようにしたものである。
【0009】
請求項3に記載のエレベータの秤装置は、請求項1のエレベータの秤装置において、第1比較手段による比較の結果、待機状態秤値と無荷重秤値との差値が所定の第1規定値を超えたときは警報装置を作動させるようにしたものである。
【0010】
請求項4に記載のエレベータの秤装置は、請求項1のエレベータの秤装置において、無荷重秤値を、人為操作によって作動する無荷重秤値書込指令手段が操作されたときの荷重センサの出力信号としたものである。
【0011】
請求項5に記載のエレベータの秤装置は、請求項1のエレベータの秤装置において、エレベータは、かごに平衡荷重が積載されたときに上記かご側の重量と平衡する重量の釣合錘が主索を介して吊持されたものとし、積載荷重演算手段は、荷重センサの出力信号が積載荷重の変化に対して平衡荷重積載時の秤値と無荷重秤値とを結ぶ直線上を移動するものとして荷重センサの出力信号から積載荷重を演算するようにしたものである。
【0012】
請求項6に記載のエレベータの秤装置は、請求項1のエレベータの秤装置において、かごは弾性体を介してかご枠に支持され、荷重センサは積載荷重による弾性体の伸縮によって出力信号を変化させるようにしたものである。
【0013】
請求項7に記載のエレベータの秤装置は、請求項1のエレベータの秤装置において、かごは、かご枠に弾性体を介して係止された主索によって吊持され、荷重センサは積載荷重による弾性体の伸縮によって出力信号を変化させるようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1から図9は、この発明の実施の形態1おけるエレベータの秤装置を示す。
図1はエレベータの秤装置の全体構成を示すブロック図で、1はかご、1aはかご床、1bはかご操作盤、2は乗客、3はかご床支持枠、4はかご床1aとかご床支持枠3の間に介装されて積載荷重Lwによって伸縮する防振ゴム、5はかご枠、5dはかご1と建物側との信号伝達を行うテールコード、6は釣合錘、7はかご枠5と釣合錘6とを吊持する主索、8は主索7が巻き掛けられた巻上機である。9は呼び登録回路9a、戸閉検出回路9b及び巻上機8の電動機を制御する電動機制御回路9cからなる昇降制御装置である。
【0015】
12は防振ゴム4の伸縮によるかご床1aの移動を検知してかご1の積載荷重Lwに応じた信号を出力する荷重センサで、詳細は図3及び図4に示す。13は常時端子b側へ接続されており、かご1が無荷重NLのときに人為操作によって端子a側へ接続されて荷重センサ12の出力信号Ewを無荷重秤値Enoとして出力する無荷重秤値書込指令手段である。14は無荷重秤値Enoを無荷重秤値記憶手段15と後述の待機状態秤値記憶手段19の双方に書き込む無荷重秤値書込手段である。
【0016】
16はかご1が待機状態になったことを検出して荷重センサ12の出力信号Ewを待機状態秤値Enとして出力する待機状態検出手段で、常時端子b側へ接続されており、エレベータが待機状態になると端子a側へ接続されて荷重センサ12の出力信号Ewを待機状態秤値Enとして出力するものである。ここで、待機状態とは、呼びの登録がなく、戸が閉じており、かつ、かご1が所定時間継続して停止している状態とする。従って、待機状態ではかご1は無荷重NLである蓋然性が高い。このため、待機状態秤値Enは、通常無荷重NLの出力信号Ewであり、無荷重秤値Enoに等しいか又は近い秤値となる。
【0017】
17は無荷重秤値Enoと待機状態秤値Enとを比較して差値Δ1、即ち、(Eno−En)の絶対値が所定の第1規定値δ1以下のときに有意信号を出力する第1比較手段である。17aは差値Δ1が第1規定値δ1を超えたときに作動して外部へ通報する警報装置である。18は第1規定値δ1が記録された規定値記憶手段である。19は最初は無荷重秤値記憶手段15と同時に無荷重秤値Enoが記録され、その後は待機状態秤値Enが待機状態秤値Eno′として記録された待機状態秤値記憶手段である。20は第1比較手段17の有意信号によって作動して待機状態秤値Enを新たな待機状態秤値Eno′として待機状態秤値記憶手段19の内容を書き替える待機状態秤値書込手段である。
【0018】
21は荷重センサ12の出力信号Ewが平衡荷重BL積載時の秤値Ebと無荷重秤値Enoとを結ぶ直線に沿って移動するものとして、その傾斜係数αの算出を指令する傾斜係数算出指令手段で、常時端子b側へ接続されており、かご1に平衡荷重BLが積載された状態で人為操作されて出力信号Ewを平衡荷重秤値Ebとして出力する。なお、初期設定時は、図5に示したとおり、平衡荷重秤値Eb=0となるように設定される。
【0019】
22は無荷重NLと無荷重秤値Enoで定まる点と平衡荷重BLと平衡荷重秤値Ebで定まる点を通る直線の傾斜係数αを算出する傾斜係数算出手段で、α=(Eb−Eno)/BLとなる。更に、図5に示したとおり、無荷重NL=0、設定時は平衡荷重秤値Eb=0であるから、平衡荷重記憶手段23から平衡荷重BLを読み取って、α=−Eno/BLとして算出される。24は傾斜係数αを記憶する傾斜係数記憶手段である。
【0020】
25は、エレベータの平常運転時に荷重センサ12によって検出された出力信号Ew′を修正する出力信号修正手段である。荷重センサ12の特性が変化して無荷重秤値Enoが待機状態秤値記憶手段19に記録された待機状態秤値Eno′に変化したとする。その変化に見合って、荷重センサ12の出力信号Ew′を修正する必要がある。即ち、差値Δ3=(Eno′−Eno)を、出力信号Ew′から減ずることにより、当初の出力信号Ewを算出するようにしたものである。
26は修正された出力信号Ewに基いて積載荷重Lwcを演算する積載荷重演算手段である。この演算積載荷重Lwcは電動機制御回路9cへ送られ、起動に先立って積載荷重Lwに見合ったトルクを発生させる。
【0021】
図2はエレベータの秤装置の電気回路図で、図中、図1と同符号は同一部分を示す。かご操作盤1b及び乗場釦10による呼びは呼び登録回路9aへ登録される。また、戸閉装置11による戸閉信号は戸閉検出回路9bへ送られる。
31はCPU、32はROMで、無荷重秤値書込プログラム32a、待機状態秤値書込プログラム32b、傾斜係数算出プログラム32c及び積載荷重演算プログラム32d等が記録されている。33はRAMで、無荷重秤値Enoが記録された無荷重秤値メモリ33a、待機状態秤値Eno′が記録された待機状態秤値メモリ33b、傾斜係数αが記録された傾斜係数メモリ33c、平衡荷重BLが記録された平衡荷重メモリ33d及び第1規定値δ1及び第2規定値δ2が記録された規定値メモリ33e等からなる。34はキーボードで、無荷重秤値Enoの書込み指令、傾斜係数αを算出する指令、平衡荷重BLの入力、第1規定値δ1及び第2規定値δ2の入力等が行われる。35は外部機器へ信号を出力する出力回路、36は外部機器からの信号を受ける入力回路である。
【0022】
図3は、荷重センサ12の取付部分を示す縦断面図、図4は、荷重センサ12の電気回路図である。図中、図1及び図2と同符号は同一部分を示す。荷重センサ12は、かご床1aに固定された可動鉄心44と、かご床支持枠3に取り付けられた巻線41からなる。この巻線41には1次巻線42と2組の2次巻線43a及び43bで構成されている。積載荷重Lwによって防振ゴム4が伸縮すると、可動鉄心44が上下に相対移動し、積載荷重Lwに比例した信号Ewが出力される。
【0023】
即ち、図4において、交流電源45によって一定電圧e1で1次巻線42が付勢されると、2次巻線43aには電圧e2aが出力され、2次巻線43bには電圧e2bが出力される。各2次巻線43a及び43bは、それぞれ整流回路46a及び46bに接続され、更に抵抗器47a及び47bに接続されている。抵抗器47aの中間端子は電圧edaを出力して差動増幅器48の非反転入力端子へ接続され、抵抗器47bの中間端子は電圧edbを出力して差動増幅器48の反転入力端子へ接続されている。この結果、差動増幅器48の出力端子49には、両入力電圧の差の増幅値が荷重センサ12の出力信号Ewとして出力される。即ち、Ew=A(eda−edb)となる。
【0024】
図5は、荷重センサ12の動作特性を示す説明用線図である。
1.荷重センサ12の初期設定時
1(1)平衡荷重BLの荷重センサ12の設定
平衡荷重BLは、定格荷重FLの45パーセントとする。荷重センサ12は、かご1に平衡荷重BLが積載されたときに出力信号Ewは平衡荷重秤値Ebを示し、初期設定時は平衡荷重秤値Eb=0に設定される。このとき、可動鉄心44の磁気中心と巻線41の磁気中心は一致しているものとする。
【0025】
1(2)無荷重NL(=0)の荷重センサ12の出力信号Ew
荷重センサ12が、平衡荷重秤値Eb(=0)に設定された状態で、かご1の積載荷重Lwを無荷重NLにしたとする。かご床1aは上昇し、可動鉄心44の磁気中心は巻線41の磁気中心から距離Loだけ上位となる。この結果、荷重センサ12の出力信号Ewは無荷重秤値Enoとなる。
【0026】
1(3)初期設定時の荷重センサ12の特性
荷重センサ12の出力信号Ewは、無荷重NLのときの荷重センサ12の無荷重秤値Enoと、平衡荷重BLのときの荷重センサ12の平衡荷重秤値Eb(=0)を通る直線の方程式として求めることができ、任意の積載荷重Lwに対して出力信号Ew=α・Lw+Enoとなる。但し、傾斜係数αは、α=(Eb−Eno)/BL=−(Eno/BL)である。
【0027】
2.防振ゴム4が経年変化を起こしたときの荷重センサ12の特性
防振ゴム4が経年変化を起こし、無荷重NLのときの可動鉄心44の磁気中心と巻線41の磁気中心の差が、初期設定時の距離Loよりも小さい距離L1になったとする。この経年変化により、無荷重NLのときの荷重センサ12の出力信号Ewは、かご1が待機しているときの出力信号である待機荷重秤値Enとして検出される。
また、防振ゴム4の経年変化によって傾斜係数αも変化するが、待機荷重秤値Enと無荷重秤値Enoとの差が僅少で所定の第1規定値δ1以下、即ち差値Δ1=|Eno−En|≦δ1の場合は傾斜係数αは変化しないとし、待機荷重秤値Enは、上記のとおり待機荷重秤値Eno′として待機状態秤値記憶手段19に記憶される。従って、荷重センサ12の特性は、初期設定時とは異なり、平常運転時の出力信号Ew′は、Ew′=α・Lw+Eno′となる。この出力信号Ew′から初期設定時の出力信号Ewを得るには、出力信号Ew=Ew′−(Eno′−Eno)によって求めることができる。この修正された出力信号Ewに基いて積載荷重Lwcを演算することになる。
【0028】
一方、待機状態秤値Eno′と無荷重秤値Enoとの差が大きく、傾斜係数αの変化を無視できない場合は、警報装置17aによって、その旨が報知される。この報知により上記「1.荷重センサ12の初期設定時」の項に従って、改めて初期設定をする。
【0029】
次に、図6に従って無荷重秤値書込プログラム32aについて述べる。
かご1が無荷重NL、かつ、停止したことを確認した後、手順S11でキーボード34を操作して無荷重秤値書込指令を行う。手順S12で、上記指令により、エレベータは休止状態となり、手順S13で、荷重センサ12の出力信号Ewが読み取られる。手順S14で、上記出力信号Ewは、かご1が無荷重NLであるから、無荷重秤値Enoとして無荷重秤値メモリ33aと、待機状態秤値メモリ33bへ記録される。手順S15で、キーボード34を操作して解除指令を出し、手順S16でエレベータの休止が解除されて運転状態に復帰して処理を終了する。
【0030】
図7に従って傾斜係数算出プログラム32cについて述べる。
かご1には平衡荷重BLが積載されており、かつ、かご1は昇降行程の中間位置で停止しているとする。
手順S21で、キーボード34を操作して傾斜係数算出指令を行う。手順S22で、上記指令によりエレベータは休止状態となる。手順S23で、キーボード34を操作して積載荷重Lw(=平衡荷重BL)を入力する。平衡荷重BLは平衡荷重メモリ33dへ記録される。
手順S24で、荷重センサ12の出力信号Ew(=Eb)を読み取る。平衡荷重秤値Ebは「0」となるように設定されている。手順S25で、無荷重秤値Enoを無荷重秤値メモリ33aから読み取る。手順S26で、傾斜係数αを演算する。この傾斜係数α=(Eb−Eno)/BL=−Eno/BLとして求めることができる。手順S27で、キーボード34を操作して解除指令を出し、手順S28でエレベータの休止が解除されて運転状態に復帰して処理を終了する。
【0031】
図8に従って待機状態秤値書込プログラム32bについて述べる。
既に述べたとおり、待機状態とは無荷重NLと等価な状態をいい、例えば、呼びの登録がなく、戸が閉じており、かつ、かご1が所定時間継続して停止している状態をいう。従って、待機状態秤値Enは、通常無荷重NLの出力信号Ewであり、無荷重秤値Enoに等しいか又は近い秤値となる。
【0032】
手順S31で、昇降機制御装置9からの信号を受けて、かご1が待機状態であるか否かチェックする。待機状態の場合は手順S32へ移り、荷重センサ12の出力信号Ewを読み取る。この出力信号Ewを待機状態秤値Enとする。手順S33で無荷重秤値メモリ33aから無荷重秤値Enoを読み取る。手順S34で差値Δ1=|En−Eno|を演算する。手順S35で、差値Δ1と第1規定値δ1と比較し、差値Δ1が第1規定値δ1以下の場合は、手順S36へ移り、待機状態秤値Enを新たな待機状態秤値Eno′として待機状態秤値メモリ33bへ記録し、それ迄のものに対し上書き訂正をする。ここで、待機状態秤値Enの内、待機状態秤値メモリ33bへ記録されたものは差値Δ1が第1規定値δ1以下のものである。それを待機状態秤値Enと区別して待機状態秤値Eno′とする。
【0033】
手順S35で差値Δ1が第1規定値δ1を超える場合は、手順S37へ移り、警報装置17aを作動させて警告し、処理を終了する。従って、待機状態秤値メモリ33bの書替え処理は行われない。
即ち、待機状態が無荷重NLと等価な状態になっておらず、かご1に据置きの積荷があるか、待機状態ではあるが、かご1内に乗客がいるか、又は、防振ゴム4の疲労が進行して荷重を正確に計測できない場合等が考えられる。書替えは不適切であり、別途係員の処置によるようにしたものである。
【0034】
図9に従って積載荷重演算プログラム32dについて述べる。
この積載荷重演算プログラム32dは、エレベータの稼動中の平常運転時に作動するもので、巻上機8の電動機が起動するときに、かご1の積載荷重を計測して制動機の開放に先立って負荷トルクに見合ったトルクを発生させるようにしたものである。
手順S41で、電動機に起動指令が出された場合は、手順S42へ移り、荷重センサ12の出力信号Ew′を読み取る。手順S44で各メモリ33a、33b、33cから無荷重秤値Eno、待機状態秤値Eno′、傾斜係数αをそれぞれ読み取る。手順S45で出力信号Ew′を修正する。
【0035】
即ち、読み取られた出力信号Ew′は初期設定時とは異なり、図5に示したとおり、出力信号Ew′=α・Lw+Eno′となる。この出力信号Ew′から初期設定時の出力信号Ewを得るには、出力信号Ew=(Ew′−Δ3)として求めることができる。ここで、差値Δ3=(Eno′−Eno)である。手順S46で、修正された出力信号Ewに基いて積載荷重Lwcを演算する。即ち、演算積載荷重Lwc=(Ew−Eno)/αとなる。手順S47で演算積載荷重Lwcに基いて電動機にトルクを発生させた後、制動機を開放して起動させる。
【0036】
上記実施の形態1によれば、待機状態検出手段16が新たに待機状態秤値Enを出力すると、この待機状態秤値Enと無荷重秤値Enoとを比較して差値Δ1が所定の第1規定値δ1以下のときは、待機状態秤値記憶手段19に現に記録された待機状態秤値Eno′を待機状態秤値Enで書き替えて新たな待機状態秤値Eno′とし、この書き替えられた待機状態秤値Eno′と無荷重秤値Enoで荷重センサ12の出力信号Ew′を初期設定時の出力信号Ewに修正して積載荷重を演算するようにしたので、荷重センサ12の特性が変化しても、積載荷重の計測結果の誤差を軽減することができる。
【0037】
また、待機状態秤値Enと無荷重秤値Enoとの差値Δ1が所定の第1規定値δ1を超えたときは待機状態秤値記憶手段19に記録された待機状態秤値Eno′を書き替えずに警報装置17aを作動させるようにしたので、不適切な待機状態秤値Enで待機状態秤値記憶手段19の内容を書き替える、という不具合を避けることができる。
また、警報装置17aを作動させるようにしたので、荷重センサ12の特性が大きく変化したことを速やかに知得することができ、早期に対策することができる。
【0038】
更に、人為操作によって作動する無荷重秤値書込指令手段13が操作されたときの荷重センサ12の出力信号Ewを無荷重秤値Enoとしたので、かご1が無荷重NLであることを確認することができる。
【0039】
更にまた、エレベータはロープ式とし、積載荷重演算手段26は、荷重センサ12の出力信号Ewが積載荷重Lwの変化に対して平衡荷重BL積載時の秤値Ebと無荷重秤値Enoとを結ぶ直線上を移動するものとして荷重センサ12の出力信号Ewから積載荷重Lwcを演算するようにしたものである。平衡荷重BLと無荷重NLは、いずれも設定し易い荷重値であるので、演算積載荷重Lwcは正確な値を得ることができる。
【0040】
更にまた、かご1は防振ゴム4を介してかご床支持枠3に支持され、荷重センサ12は積載荷重Lwによる防振ゴム4の伸縮によって出力信号Ewを変化させるようにしたので、出力信号Ewは昇降位置に影響されることがない。このため、無荷重NLであるか否か精度高く検出することができる。
【0041】
実施の形態2.
図10及び図11は、この発明の実施の形態2を示す。図1から図9と同符号は同一部分を示す。
待機状態秤値メモリ33bに記録された待機状態秤値Eno′を書き替えるのに、実施の形態1では、待機状態秤値Enと無荷重秤値Enoとの差値Δ1=|En−Eno|が第1規定値δ1以下であることを条件とした。これにより、不適切に大きく変化した待機状態秤値Enで待機状態秤値記憶手段19の内容が書き替えられることがないようにした。
【0042】
この実施の形態2は、第1比較手段17に加えて第2比較手段20aを設けたものである。
図10において、第2比較手段20aは第1比較手段17の有意信号によって作動して待機状態秤値Enと待機状態秤値記憶手段19に現に記録されている待機状態秤値Eno′とを比較して差値Δ2=|Eno′−En|が第2規定値δ2以上のときに有意信号を出力する。待機状態秤値書込手段20は第2比較手段20aの有意信号によって作動して待機状態秤値Enを新たな待機状態秤値Eno′として待機状態秤値記憶手段19に書き込むようにしたものである。
【0043】
図11において、手順S35で、差値Δ1=|Eno−En|と第1規定値δ1とを比較し、差値Δ1が第1規定値δ1以下の場合は、手順S351へ移る。ここで、待機状態秤値Enと待機状態秤値メモリ33bに現に記録された待機状態秤値Eno′との差値Δ2=|Eno′−En|を算出する。手順S352で、差値Δ2が第2規定値δ2以上である場合に手順S36へ移り、待機状態秤値Enを新たな待機状態秤値Eno′として待機状態秤値メモリ33bへ記録し、それ迄のものに対し上書き訂正をする。
【0044】
上記実施の形態2によれば、第1比較手段17によって不適切に過大変化した待機状態秤値Enで待機状態秤値記憶手段19の内容が書き替えられる、という不具合を避けることができると共に、第2比較手段20aによって微小な変化で待機状態秤値メモリ33bの内容が頻繁に書き替えられるのを避けることができる。
【0045】
実施の形態3.
図12は、この発明の実施の形態3を示す。図1から図9と同符号は同一部分を示す。
実施の形態1では、荷重センサ12は、かご床1a下に介装させたが、この実施の形態3では、かご1は、かご1を支えるかご枠5、特に上枠5cにコイルばね7bを介して係止されたシャックルロッド7aに取り付けられた主索7に吊持されたものとし、荷重センサ12は積載荷重Lwによるコイルばね7bの伸縮によって出力信号を変化させるようにしたものである。
【0046】
上記実施の形態3によれば、荷重センサ12は主索7の張力を検出することになる。従って、昇降によって変化する主索7の張力を検出することができ、電動機の負荷トルクを正確に算出することができる。
【0047】
【発明の効果】
この発明は上記のとおり構成されているので、以下の効果を奏する。
この発明に係る請求項1に記載のエレベータの秤装置は、かごを無荷重にしたときの荷重センサの出力信号を無荷重秤値として無荷重秤値記憶手段に予め記録しておき、かごが待機状態になったときの荷重センサの出力信号を待機状態秤値とし、この待機状態秤値と無荷重秤値とを比較する第1比較手段を設けて両者の差値を演算し、その差値が所定の規定値以下のときに有意信号を発生させて新たな待機状態秤値で待機状態秤値記憶手段の内容を書き替え、この書き替えられた待機状態秤値と無荷重秤値で荷重センサの出力信号を修正して積載荷重を演算するようにしたものである。
【0048】
このため、荷重センサの特性が変化しても修正されるので、積載荷重の計測結果の誤差を軽減することができる、という効果を奏する。
また、第1比較手段を設けたので、荷重センサからの待機状態秤値が待機状態秤値記憶手段に現に記録されている待機状態秤値と大きく変るものである場合は書替えが阻止される。
このため、かご内に乗客がいるにも拘らず待機状態の条件が成立したために、荷重センサの出力信号が待機状態秤値と認識されたとしても、この不適切な待機状態秤値で待機状態秤値記憶手段の内容が書き替えられることはない、という効果を奏する。
【0049】
請求項2に記載のエレベータの秤装置は、請求項1に記載のエレベータの秤装置において、第1比較手段の有意信号によって待機状態秤値を書き替えることに替えて、第1比較手段の有意信号によって第2比較手段を作動させて新たな待機状態秤値と待機状態秤値記憶手段に現に記録されている待機状態秤値とを比較して差値が所定の第2規定値以上のときに待機状態秤値記憶手段に記録された待機状態秤値を新たな待機状態秤値で書き替えるようにしたものである。
このため、第1比較手段によって不適切に過大変化した待機状態秤値で待機状態秤値記憶手段の内容が書き替えられる、という不具合を避けることができると共に、第2比較手段によって微小な変化で待機状態秤値記憶手段の内容が頻繁に書き替えられるのを避けることができる、という効果を奏する。
【0050】
請求項3に記載のエレベータの秤装置は、請求項1のエレベータの秤装置において、第1比較手段による比較の結果、待機状態秤値と無荷重秤値との差値が所定の第1規定値を超えたときは警報装置を作動させるようにしたものである。
このため、荷重センサの特性が大きく変化したことを速やかに知得することができ、早期に対策することができる、という効果を奏する。
【0051】
請求項4に記載のエレベータの秤装置は、請求項1のエレベータの秤装置において、無荷重秤値を、人為操作によって作動する無荷重秤値書込指令手段が操作されたときの荷重センサの出力信号としたものである。
このため、かごが無荷重であることを確認することができる、という効果を奏する。
【0052】
請求項5に記載のエレベータの秤装置は、請求項1のエレベータの秤装置において、エレベータはロープ式とし、積載荷重演算手段は、荷重センサの出力信号が積載荷重の変化に対して平衡荷重積載時の秤値と無荷重秤値とを結ぶ直線上を移動するものとして荷重センサの出力信号から積載荷重を演算するようにしたものである。
平衡荷重と無荷重は、いずれも荷重値を認識し易いので、演算積載荷重は正確な値を得ることができる、という効果を奏する。
【0053】
請求項6に記載のエレベータの秤装置は、請求項1のエレベータの秤装置において、かごは弾性体を介してかご枠に支持され、荷重センサは積載荷重による弾性体の伸縮によって出力信号を変化させるようにしたものである。
このため、荷重センサの出力信号は昇降位置に影響されることがないので、無荷重であるか否か精度高く検出することができる、という効果を奏する。
【0054】
請求項7に記載のエレベータの秤装置は、請求項1のエレベータの秤装置において、かごは、かご枠に弾性体を介して係止された主索によって吊持され、荷重センサは積載荷重による弾性体の伸縮によって出力信号を変化させるようにしたものである。
このため、荷重センサは主索の張力を検出することになるので、昇降によって変化する主索の張力をも検出することができ、必要な電動機のトルクを正確に算出することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1におけるエレベータの秤装置の全体構成を示すブロック図。
【図2】この発明の実施の形態1におけるエレベータの秤装置の電気回路図。
【図3】この発明の実施の形態1における荷重センサ12の取付部分を示す縦断面図。
【図4】この発明の実施の形態1における荷重センサ12の電気回路図。
【図5】この発明の実施の形態1における荷重センサ12の動作特性を示す説明用線図。
【図6】この発明の実施の形態1における無荷重秤値書込プログラム32aの流れ図。
【図7】この発明の実施の形態1における傾斜係数算出プログラム32cの流れ図。
【図8】この発明の実施の形態1における待機状態秤値書込プログラム32bの流れ図。
【図9】この発明の実施の形態1における積載荷重演算プログラム32dの流れ図。
【図10】この発明の実施の形態2におけるエレベータの秤装置の全体構成を示すブロック図。
【図11】この発明の実施の形態2における待機状態秤値書込プログラム32bの流れ図。
【図12】この発明の実施の形態3における荷重センサ12の取付部分を示す正面図。
【図13】従来のエレベータの秤装置の全体構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 かご、 1a かご床、 2 乗客、 3 かご床支持枠、 4 防振ゴム、 5 かご枠、 6 釣合錘、 7 主索、 8 巻上機、 9 昇降機制御装置、 10 乗場釦、 11 戸閉装置、 12 荷重センサ、 13 無荷重秤値書込指令手段、 14 無荷重秤値書込手段、 15 無荷重秤値記憶手段、 16 待機状態検出手段、 17 第1比較手段、 17a 警報装置、 18 規定値記憶手段、 19 待機状態秤値記憶手段、 20 待機状態秤値書込手段、 20a 第2比較手段、 21 傾斜係数算出指令手段、 22 傾斜係数算出手段、 23 平衡荷重記憶手段、 24 傾斜係数記憶手段、 26 積算荷重演算手段。

Claims (7)

  1. エレベータのかごの積載荷重に応じた信号を出力する荷重センサの上記出力信号から上記積載荷重を計測するエレベータの秤装置において、上記かごが無荷重のときの上記荷重センサの上記出力信号を無荷重秤値として記録した無荷重秤値記憶手段と、上記かごが待機状態になったことを検出して上記荷重センサの上記出力信号を待機状態秤値として出力する待機状態検出手段と、上記待機状態秤値が記録された待機状態秤値記憶手段と、上記待機状態検出手段が新たに上記待機状態秤値を出力すると、この待機状態秤値と上記無荷重秤値とを比較して差値が所定の第1規定値以下のときに有意信号を出力する第1比較手段と、この第1比較手段の上記有意信号によって作動して上記待機状態秤値記憶手段に記録された上記待機状態秤値を新たな上記待機状態秤値で書き替える待機状態秤値書込手段と、この書き替えられた上記待機状態秤値と上記無荷重秤値で上記荷重センサの上記出力信号を修正して上記積載荷重を演算する積載荷重演算手段とを備えたエレベータの秤装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータの秤装置において、第1比較手段の有意信号によって待機状態秤値書込手段を作動させて待機状態秤値記憶手段に記録された待機状態秤値を書き替えることに替えて、上記第1比較手段の上記有意信号によって作動して新たな上記待機状態秤値と上記待機状態秤値記憶手段に現に記録されている上記待機状態秤値とを比較して差値が所定の第2規定値以上のときに有意信号を出力する第2比較手段を設け、この第2比較手段の上記有意信号によって待機状態秤値書込手段を作動させて上記待機状態秤値記憶手段の記録内容を新たな上記待機状態秤値で書き替えるようにしたエレベータの秤装置。
  3. 第1比較手段による比較の結果、待機状態秤値と無荷重秤値との差値が所定の第1規定値を超えたときは警報装置を作動させるようにした請求項1に記載のエレベータの秤装置。
  4. 無荷重秤値を、人為操作によって作動する無荷重秤値書込指令手段が操作されたときの荷重センサの出力信号とした請求項1に記載のエレベータの秤装置。
  5. エレベータは、かごに平衡荷重が積載されたときに上記かご側の重量と平衡する重量の釣合錘が主索を介して吊持されたものとし、積載荷重演算手段は、荷重センサの出力信号が積載荷重の変化に対して上記平衡荷重積載時の秤値と無荷重秤値とを結ぶ直線上を移動するものとして上記荷重センサの上記出力信号から上記積載荷重を演算するものとした請求項1に記載のエレベータの秤装置。
  6. かごは弾性体を介してかご枠に支持され、荷重センサは積載荷重による上記弾性体の伸縮によって出力信号を変化させるものとした請求項1に記載のエレベータの秤装置。
  7. かごは、このかごを支えるかご枠に弾性体を介して係止された主索によって吊持されたものとし、荷重センサは積載荷重による上記弾性体の伸縮によって出力信号を変化させるものとした請求項1に記載のエレベータの秤装置。
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