JP5388062B2 - エレベータ - Google Patents

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Description

本発明は、乗りかご内の積載荷重を検出する荷重検出装置の調整機能を有するエレベータに関する。
従来、乗りかごのかご枠に取付けた防振ゴムの沈み込み量を基にかご内荷重センサで乗りかご内の荷重値を求めて荷重制御を行なっているが、防振ゴムの経年変化のたわみにより、かご内荷重センサにより検出した荷重値が実際の荷重値とずれてしまうと乗りかごの吊り上がりや吊り落としを発生させてしまう。
このような吊り上がりや吊り落としを防ぐための手法としては、保守員がかご内荷重センサによる出力値のずれを定期的に補正する事が考えられる。また、保守員自らによる補正を行なう場合は、多くの時間と手間を要することから、例えば特許文献1に開示されるように、乗りかごが戸閉状態で一定時間停止している場合に当該乗りかご内が無積載と判断し、自動的にかご内荷重センサの検出値の調整を行なうものがある。
さらに、例えば特許文献2に開示されるように、乗りかご内の防犯カメラが撮影した画像を解析することによって乗りかご内の乗客や荷物の有無を認識して、乗りかごが無積載無負荷と判断した場合に、かご内荷重センサによる荷重検出値の調整を自動的に行なうものがある。
特開2004−277063号公報 特開2008−137751号公報
前述した特許文献1に開示される手法では、乗りかごが一定時間停止している場合に当該乗りかご内が無積載であるとしているが、乗りかご内に荷物が置かれている場合を考慮すると、乗りかご内が確実に無積載と判断する事が困難であり、もし、乗りかご内が無積載でない状態で荷重検出値の補正を行なうと、逆に乗り心地を悪化させてしまう。さらに、補正の初期値が無積載状態の荷重信号であるため、この初期値が異常な場合、補正後も異常が改善されない。
また、前述した特許文献2に開示される手法では、乗りかご内の積載の有無を防犯カメラで解析するという複雑な処理が必要である。また、防犯カメラを設置していないエレベータでは実施することができない。
そこで、本発明の目的は、乗りかご内の荷重センサにより検出する荷重値を適切に補正することで乗り心地を常に快適な状態に保つことが可能になるエレベータを提供することにある。
すなわち、本発明に係わるエレベータは、シーブに巻き掛けられてロープを介してカウンタウエイトと連結されて吊り下げられる乗りかごと、前記シーブを回転させる巻上機と、前記乗りかごの積載荷重値を検出する荷重検出装置と、前記乗りかご内が無積載の状態で走行させた乗りかごが停止する時の零速度時のトルク指令に基づいた無積載時トルク荷重信号換算値を保持する荷重値保持手段と、前記乗りかご内が無積載の状態で走行させた乗りかごが停止する時の零速度時のトルク指令値を保持するトルク指令値保持手段と、所定の周期で、前記乗りかごが所定時間以上戸閉かつ待機している場合において、前記乗りかごを所定の位置まで走行させて停止する時の零速度時のトルク指令値および前記トルク指令値保持手段により保持したトルク指令値の差分が一定以内である場合で、かつ、前記荷重検出装置により前記乗りかごが前記所定時間以上戸閉かつ待機した時点で検出した荷重値と前記荷重値保持手段により保持した無積載時トルク荷重信号換算値との差分が一定以内である場合に、当該差分をもとに前記乗りかごの積載荷重値のオフセット量を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、乗りかご内の荷重センサにより検出する荷重値を適切に補正することで乗り心地を常に快適な状態に保つことができる。
本発明の第1の実施形態におけるエレベータの構成例を示す図。 エレベータの通常の走行波形の一例を示す図。 エレベータの積載状態に対する荷重信号の状態を説明するための図。 エレベータの荷重センサによる検出電圧から荷重信号および釣り合いトルクへの変換にかかる構成例を示すブロック図。 エレベータの防振ゴムが劣化した場合における、乗りかごの積載状態に対する荷重信号の状態を説明するための図。 防振ゴムが劣化した場合における、エレベータの走行波形の一例を示す図。 本発明の第1の実施形態におけるエレベータのオフセット量補正に係る構成例を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態におけるエレベータのオフセット量補正に係る処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態におけるエレベータのオフセット量補正に係る構成例を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態におけるエレベータのオフセット量補正に係る処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態におけるエレベータによるオフセット量補正量の適否の確認のための処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態におけるエレベータによるオフセット量補正量の適否の確認に係る走行波形の一例を示す図。 本発明の第4の実施形態におけるエレベータによるオフセット量補正量の適否の確認のための処理動作の一例を示すフローチャート。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるエレベータの構成例を示す図である。
このエレベータは、巻上機1、乗りかご2、ロープ3、吊り合い重り4、防振ゴム5、エレベータ制御盤6、荷重センサ7、過荷重検出スイッチ8、かご枠9、テールコード10およびパルスジェネレータ11を備える。
乗りかご2は、巻上機1の回転軸に設けられたシーブに巻き掛けられたロープ3を介して吊り合い重り4と連結される。乗りかご2は、巻上機1の駆動によるシーブの回転に伴い、シーブとロープ3の間の摩擦力により吊り合い重り4とともに昇降路内を互いに上下反対方向に昇降する。
防振ゴム5は、乗りかご2とかご枠9の間でかごの床側に設置され、乗りかご2内の積載荷重に応じて伸縮する。
また、荷重センサ7は、乗りかご2とかご枠9の間で当該乗りかご2の床側に設置され、テールコード10を介してエレベータ制御盤6と接続される。荷重センサ7は、差動トランスやギャップセンサ等で構成され、防振ゴム5の伸縮の量を基に荷重信号算出用の電圧信号をテールコード10を介してエレベータ制御盤6に出力する。
パルスジェネレータ11は巻上機1の回転軸に設置され、巻上機1の軸回転を検出してその回転角度に比例した数のパルス信号を発生する。
エレベータ制御盤6は、パルスジェネレータ11により発生したパルス信号のアップダウンカウントを行って、このカウントの結果得られた積算パルス数によって乗りかご2の昇降路内の位置を検出し、かご位置制御を行なう。
エレベータ外部の保守センタには遠隔監視装置13が設置される。この遠隔監視装置13はLANなどによる通信ケーブルを介してエレベータ制御盤6と接続される。遠隔監視装置13は、エレベータ制御盤6から発報されるエレベータ異常情報を入力する。これにより保守センタ内の保守員にエレベータ異常情報を伝えることができる。
また、エレベータ制御盤6は荷重信号記憶装置12を有する。エレベータ制御盤6は荷重センサ7からの信号をもとに乗りかご2内の荷重信号を得て荷重値を算出して荷重信号記憶装置12に記憶する。
過荷重検出スイッチ8は、乗りかご2とかご枠9の間で当該乗りかご2の床側における、乗りかご2内の積載量が定格積載量の105%に達した場合に動作する位置に取付けたスイッチである。過荷重検出スイッチ8が動作すると、この動作信号がテールコード10を介してエレベータ制御盤6に出力される。
エレベータ制御盤6は、過荷重検出スイッチ8からの信号を入力すると、乗りかご2内が満員であるとみなし、戸開待機を行なったり、図示しない報知装置による降車を促すアナウンス等を行なったりする。
図2は、エレベータの通常の走行波形の一例を示す図である。図2には、乗りかご2の走行開始時から停止時までの経過時間に伴うかご速度14およびトルク指令値15の波形が示される。
乗りかご2の走行開始時のトルク指令値15である釣り合いトルク16は、エレベータ制御盤6により乗りかご2の走行開始の際に巻上機1の制動装置を開放する時に、乗りかご2と吊り合い重り4との重量差による不平衡による、乗りかご2の吊り上がりや吊り落としを防ぐためのトルクである。
また、乗りかご2の走行開始時のトルク指令値15である平衡トルク17は、乗りかご2が停止する際の零速度の状態時のトルクであって、乗りかご2と吊り合い重り4の重量差を補償するためのトルクである。
図3は、エレベータの積載状態に対する荷重信号の状態を説明するための図である。図4は、一般的なエレベータ制御盤による荷重センサによる検出電圧から荷重信号および釣り合いトルクへの変換にかかる構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、一般的なエレベータ制御盤は、荷重センサ検出電圧出力部23、オフセット量加算部24、荷重信号変換ゲイン乗算部25、荷重信号出力部26、トルク変換ゲイン乗算部27、かご位置補償トルク加算部28および釣り合いトルク出力部29を有する。
図3に示した荷重センサ検出電圧18は、荷重センサ7で検出されて荷重センサ検出電圧出力部23により出力される電圧である。荷重センサ検出電圧18は、オフセット量加算部24により図3に示されるオフセット量19が加算されることで、図3に示されるオフセット量加算後の電圧20に変換される。
このオフセット量19は、荷重センサ検出電圧18が乗りかご2内の積載荷重がBL(定格積載の50%)の時に基準値となるように人為的に調整された量である。
オフセット量加算後の電圧20は、荷重信号変換ゲイン乗算部25により荷重信号変換ゲイン21が乗算されて図3に示した荷重信号22に変換されて荷重信号出力部26により出力される。この荷重信号22より、乗りかご2と吊り合い重り4との重量差が求まることになる。
荷重信号変換ゲイン21は、NL(無積載状態)の時に図3に示したWT_NL(NL状態を表す荷重信号)となり、FL(定格積載の100%)の時に図3に示したWT_FL(FL状態を表す荷重信号)となるように人為的に調整したゲインである。
そして、荷重信号出力部26からの荷重信号22は、トルク変換ゲイン乗算部27により、乗りかご2と吊り合い重り4が釣り合うのに必要なトルクに変換される。
さらに、この変換されたトルクに対し、かご位置補償トルク、つまりパルスジェネレータ11での検出結果をもとに求められたかご位置情報をもとにした、乗りかご2と吊り合い重り4とに影響するロープ3の重量差を無視するためのトルクをかご位置補償トルク加算部28によって加算したものが釣り合いトルク16となり、釣り合いトルク出力部29により出力される。
図5は、エレベータの防振ゴムが劣化した場合における、乗りかごの積載状態に対する荷重信号の状態を説明するための図である。
防振ゴム5が経年変化等の影響でへたった場合、図3に示した荷重信号22は、図5に示した荷重信号22aに変位する。この荷重信号22aは、図5に示した横軸、つまり最大積載量に対する乗りかご内の積載量の割合の軸に対する当初の荷重信号22の傾きである傾き30がオフセット量のずれ分19aの発生により傾き30aに変位したものである。
ここでは、防振ゴム5の特性上、傾き30aは経年変化によって傾き30から大きく変位しない傾きであり、傾き30≒傾き30aであるとする。
図6は、乗りかごの防振ゴムが劣化した場合における、エレベータの走行波形の一例を示す図である。
図6に示したかご速度14やトルク指令値15の波形は、図5に示すように、荷重信号が当初の荷重信号22から荷重信号22aへ変位した場合の波形である。
荷重信号が変位すると、前述のように荷重信号から算出される釣り合いトルク16が当然ながら適切な値でなくなる。この場合、図6中のかご速度14やトルク指令値15に示されるように、走行開始時に乗りかご2の吊り上がりや吊り落としが発生し、乗り心地への悪影響を及ぼす。
図7は、本発明の第1の実施形態におけるエレベータのオフセット量補正に係る構成例を示すブロック図である。
図7に示すように、第1の実施形態におけるエレベータのエレベータ制御盤6は、図4に示した荷重センサ検出電圧出力部23、オフセット量加算部24、荷重信号変換ゲイン乗算部25、荷重信号出力部26、トルク変換ゲイン乗算部27、かご位置補償トルク加算部28および釣り合いトルク出力部29、および図1に示した荷重信号記憶装置12に加え、オフセット補正開始スイッチ31、オフセット量補正量加算部33、平衡トルク出力部34、トルク変換ゲイン商算部35、異常発報部36を有する。
図8は、本発明の第1の実施形態におけるエレベータのオフセット量補正に係る処理動作の一例を示すフローチャートである。
図8に示した処理は、防振ゴム5が経年変化等の影響でへたった場合の、荷重信号のオフセット量のずれ分19aを自動補正する処理である。
エレベータ制御盤6は、所定時間を計測するタイマAおよびタイマBを有する。また、オフセット補正開始スイッチ31は初期状態ではオフ状態である。まず、エレベータ制御盤6は、タイマAによる時間計測を開始し(ステップS1)、この計測した時間が当該タイマAについて予め定められた所定時間に達し(ステップS2のYES)、かつ乗りかご2が戸閉した状態で停止した場合に(ステップS3のYES)、タイマBによる時間計測を開始する(ステップS4)。
エレベータ制御盤6は、タイマBによる計測時間が当該タイマBについて予め定められた所定時間に達した場合に(ステップS5のYES)、オフセット補正開始スイッチ31をオン状態とする(ステップS6)。すると、荷重信号出力部26より荷重信号22aが戸閉待機時荷重信号として出力される。
ここで、タイマAによる計測時間の所定時間は例えば24時間であり、また、タイマBによる計測時間の所定時間は例えば5分程度である。これらの所定時間は任意に設定できる。このようにタイマBによる計測時間を5分程度としているのは、乗りかご2が戸閉し、かつ停止した状態が5分程度継続した場合は、乗りかご2内に人がおらず無積載の状態の可能性が高く、防振ゴム5の伸縮状態が安定した状態にあると考えられるからである。
エレベータ制御盤6は、荷重信号記憶装置12に記憶された無積載時トルク荷重信号換算値から荷重信号出力部26より出力された戸閉待機時荷重信号で示される戸閉待機時荷重値を減算した差分値△WTを演算する(ステップS7)。
この無積載時トルク荷重信号換算値は、乗りかご2が無積載時で昇降路の中間位置に停止する場合の平衡トルク17を平衡トルク出力部34によって出力し、この平衡トルク17に対し、トルク変換ゲイン商算部35によって、荷重信号をトルクに換算するためのゲインであるトルク換算ゲインを商算したものである。
平衡トルク17は、乗りかご2と吊り合い重りが平衡するのに必要なトルクであるため、無積載時トルク荷重信号換算値が戸閉待機時荷重値と等しくなれば、釣り合いトルク16が平衡トルク17と等しくなり、乗りかご2の走行開始の際の巻上機1の制動装置を開放する時に適切な釣り合いトルク16を出力することができ、乗りかご2の吊り上がりや吊り落としを防ぐことができる。
無積載時トルク荷重信号換算値は、予めエレベータ制御盤6が演算する。具体的には、エレベータ制御盤6は、前述したオフセット量19および荷重信号変換ゲイン21の人為的な調整がなされた後、乗りかご2が無積載であることを保守員が確認し、エレベータ制御盤6に無積載時トルク荷重信号換算値算出指令を出力することで無積載時トルク荷重信号換算値を演算する。この指令は専用のコンソールやパーソナルコンピュータ等を用いてエレベータ制御盤6に与えることが出来る。
エレベータ制御盤6は、ステップS7の処理で求めた差分値△WTが±△WT_MAX、つまり所定の荷重変位以内ならば(ステップS8のNO)、所定のオフセット量補正量(WT_offset)32に差分値△WTをオフセット量補正量加算部33によって加算する(ステップS9)。この値は荷重センサ検出電圧出力部23からの出力値およびオフセット量加算部24からの出力値の和に加算されることになる。
前述した所定荷重変位±△WT_MAXは乗りかご2の定格積載によって決められた値であり、例えば乗りかご2の定格積載の3%とする。
また、オフセット量補正量(WT_offset)32の初期値は0であり、無積載時トルク荷重信号換算値と戸閉待機時荷重値との差分が生じた場合に、この差分が加算されて更新される。
つまり、荷重センサ検出電圧出力部23により出力された荷重センサ検出電圧18に対し、オフセット量補正量(WT_offset)32がオフセット量補正量加算部33によって加算されることで、防振ゴム5の経年変化の影響でずれた荷重信号のオフセット量である、図5に示したオフセット量のずれ分19aが補正され、無積載時トルク荷重信号換算値が戸閉待機時荷重値と等しくなる。
一方、エレベータ制御盤6は、差分値△WTが±△WT_MAX以内に収まらない場合は(ステップS8のYES)、待機状態の乗りかご2内が無積載ではないと判断し、この判断を所定回数連続で行なっていない場合には(ステップS11のNO)、オフセット量補正量(WT_offset)32に対する差分値△WTの加算は行わず、タイマAやタイマBによる計測時間をクリアし(ステップS10)、次回周期までオフセット量補正を実施しない。
エレベータ制御盤6は、前述したように、差分値△WTが±△WT_MAX以内に収まらない事を所定回数連続で判断した場合には(ステップS11のYES)、エレベータ自体の異常と判断し、オフセット量補正量(WT_offset)32に対する差分値△WTの加算は行わずに、異常発報部36により異常発報を行ない(ステップS12)、遠隔監視装置13にエレベータ異常情報が出力される。ステップS9もしくはS12の処理後はステップS10の処理に移る。
前述した所定回数は任意に設定可能である。このように所定回数連続で差分値△WTが±△WT_MAX以内に収まらない場合にはじめて異常発報することで、タイマBによる所定時間計測時において、乗りかご2内に荷物がたまたま置かれていた等の場合に頻繁に異常発報がなされることを防ぐことができる。
以上のように、本発明の第1の実施形態におけるエレベータは、無積載時トルク荷重信号換算値から荷重信号出力部26より出力された戸閉待機時荷重信号で示される戸閉待機時荷重値を減算した差分値をオフセット量補正量とすることにより、かご枠9内の防振ゴム5が経年変化することで荷重信号のオフセット量が適切な値からずれた場合でも自動的に補正することができる。また、オフセット量を補正するための荷重信号との比較対象が、乗りかご2と吊り合い重り4が平衡するために必要なトルクである平衡トルク17から換算された荷重信号であるため、適切な荷重信号を得ることができ、適切な釣り合いトルク16を出力することができる。よって、乗りかご2の吊り上がりや吊り落としを高精度で防ぐことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態におけるエレベータの構成のうちは図1に示したものと同一部分の説明は省略する。
図9は、本発明の第2の実施形態におけるエレベータのオフセット量補正に係る構成例を示すブロック図である。
図9に示すように、本発明の第2の実施形態におけるエレベータのエレベータ制御盤6は、図7に示した構成に加え、昇降路中間位置走行指令部37、戸閉待機時平衡トルク出力部38、および平衡トルク記憶装置39を有する。また、このエレベータ制御盤6は、図7に示した異常発報部36に代えて、第1異常発報部41および第2異常発報部42を有する。
この実施形態では、一旦戸閉待機状態となった乗りかご2を所定位置まで走行させて停止する時の零速度時のトルク指令である平衡トルクと、無積載時の乗りかご2が停止する時の零速度時のトルク指令値として予め記録される平衡トルクとを比較して、戸閉待機状態が無積載状態であるかを判断する事を特徴としている。この実施形態では、エレベータ制御盤6は、荷重信号記憶装置12aをさらに備える。
図10は、本発明の第2の実施形態におけるエレベータのオフセット量補正に係る処理動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態では、前述した第1の実施形態で説明したステップS1からS6までの処理がなされて、オフセット補正開始スイッチ31がオン状態となると、荷重信号出力部26からの荷重信号で示される荷重値が戸閉待機時荷重値として荷重信号記憶装置12aに記憶される。
昇降路中間位置走行指令部37は、荷重信号出力部26からの荷重信号を入力すると、乗りかご2を昇降路中間位置まで走行させるための昇降路中間位置走行指令を出力する(ステップS21)。
これにより、乗りかご2が昇降路中間位置まで走行する。戸閉待機時平衡トルク出力部38は、乗りかご2が昇降路中間位置に停止する時の零速度時のトルク指令である平衡トルク17を出力する。
エレベータ制御盤6は、平衡トルク記憶装置39に予め記憶される無積載時の平衡トルク17から、戸閉待機時平衡トルク出力部38から出力された戸閉待機時の平衡トルク17を減算した差分値△TMを演算する(ステップS22)。
エレベータ制御盤6は、前述した差分値△TMが±△TM_MAX、つまり所定のトルク変位以内に収まらない場合は(ステップS23のYES)、待機状態のかご内が無積載ではないと判断し、この判断を所定回数連続で行なっていない場合には(ステップS24のNO)、タイマAやタイマBによる計測時間をクリアし(ステップS10)、次回周期までオフセット量補正を実施しない。
そして、エレベータ制御盤6は、前述したように差分値△TMが±△TM_MAX以内に収まらない事を所定回数連続で判断した場合には(ステップS24のYES)、待機状態のかご内が無積載ではない条件下におけるエレベータ自体の異常と判断し、オフセット量補正量(WT_offset)32の補正は行なわずに、第1異常発報部41により異常発報を行ない(ステップS25)。これにより遠隔監視装置13に異常情報が出力される。ステップS25の処理後はステップS10の処理に移る。
前述した所定回数は、任意に設定可能である。このように所定回数連続で差分値△TMが±△TM_MAX以内に収まらない場合にはじめて異常発報することで、タイマBによる所定時間計測時において、乗りかご2内に荷物がたまたま置かれていた等の場合に頻繁に異常発報がなされることを防ぐことができる。
一方、エレベータ制御盤6は、ステップS22の処理で演算した差分値△TMが±△TM_MAX以内ならば(ステップS23のNO)、乗りかご2内が無積載状態であると判断し、第1実施形態と同じく荷重信号記憶装置12に予め記憶された無積載時トルク荷重信号換算値から、前述したように荷重信号記憶装置12aに記憶された戸閉待機時荷重値を減算した差分値△WTを演算する(ステップS26)。
エレベータ制御盤6は、この演算した差分値△WTが±△WT_MAX以内ならば(ステップS8のNO)、オフセット量補正量(WT_offset)32に差分値△WTを加算する。オフセット量補正量加算部33は、この値をオフセット量補正量加算部33によって荷重センサ検出電圧出力部23により出力された荷重センサ検出電圧18に加算する(ステップS9)。
この値は荷重センサ検出電圧出力部23からの出力値およびオフセット量加算部24からの出力値の和に加算されることになる。これにより、防振ゴム5の経年変化の影響でずれた荷重信号のオフセット量ずれ分19aが補正され、無積載時トルク荷重信号換算値が待機時荷重値と等しくなる。
一方、エレベータ制御盤6は、ステップS26の処理で演算した差分値△WTが±△WT_MAX以内に収まらない場合は(ステップS8のYES)、待機状態のかご内が無積載である条件下で荷重センサ7または荷重信号の伝送に異常が発生したと判断し、オフセット量補正量(WT_offset)32の補正は行なわずに、第2異常発報部42により異常発報を行なう(ステップS27)。これにより遠隔監視装置13に異常情報が出力される。ステップS9もしくはS27の処理後はステップS10の処理に移る。
以上のように、本発明の第2の実施形態におけるエレベータは、乗りかご2が戸閉待機時から走行して昇降路中間位置に停止する時の零速度状態のトルク指令と、乗りかご2の無積載時の停止時零速度状態のトルク指令を比較することで、乗りかご2が無積載状態か否かをより確実に判断することができるので、この無積載状態と判断した場合に無積載時トルク荷重信号換算値に対する戸閉待機時荷重値の差分が一定以内に収まらない場合は、荷重センサ7または荷重信号の伝送の異常であると判断することができる。
さらに、このエレベータは、乗りかご2内が実際には無積載状態ではないにも関らず、荷重センサ7または荷重信号の伝送の異常等で戸閉待機時の荷重値が無積載状態相当であった場合も、前述したようにトルク指令の比較を行なうことで乗りかご2が無積載状態であるか否かを正確に判断することができる。よって、荷重信号のオフセット量の不必要な補正を実施しないようにすることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
この第3の実施形態では、第1の実施形態及び、第2の実施形態に記載のエレベータ装置において、荷重信号のオフセット量の補正後において、この補正結果が妥当なものであるかを乗客が利用する前に確認する機能を備えたことを特徴としている。
図11は、本発明の第3の実施形態におけるエレベータによるオフセット量補正量の適否の確認のための処理動作の一例を示すフローチャートである。
図12は、本発明の第3の実施形態におけるエレベータによるオフセット量補正量の適否の確認に係る走行波形の一例を示す図である。
本実施形態では、エレベータ制御盤6は、オフセット量補正量加算部33によるオフセット量補正量(WT_offset)32の更新を確認すると(ステップS31のYES)、走行指令を出力する(ステップS32)。
エレベータ制御盤6は、走行指令出力後に制動装置を開放すると(ステップS33のYES)、この開放から所定時間、つまり図12に示したトルク指令量変化量診断時間が経過するまでの間は(ステップS34のNO)、トルク指令の変化量が図12に示した所定の異常検出閾値以内であるか否かを判断する(ステップS36)。
ステップS31以降の処理が、オフセット量の補正後に乗りかご2の吊り上がりや吊り落としが発生しないか判断するための処理である事を考慮すると、乗りかご2が加速時のトルク指令の変化量による誤検出を防止するため、このトルク指令量変化量診断時間は、ごく短時間とし、乗りかご2の吊り上がりや吊り落としが発生しない場合で制動装置開放から乗りかご2が動き出すまでの時間とする事が望ましい。
エレベータ制御盤6は、トルク指令の変化量が異常検出閾値以内に収まっている状態で(ステップS36のYES)、前述した所定時間が経過した場合は(ステップS34のYES)、オフセット量補正量(WT_offset)32の更新が正常であると判断する(ステップS35)。オフセット量補正量(WT_offset)32が再度更新された場合は、ステップS32以降の処理が再度なされる。
一方、エレベータ制御盤6は、前述した所定時間が経過するまでの間にトルク指令の変化量が異常検出閾値に収まらなかった場合(ステップS36のYES)、オフセット量補正量(WT_offset)32の更新後の釣り合いトルク16が適切な値ではなく、乗りかご2が吊り上がりや吊り落としを起こしていると判断し、異常発報部36による異常発報を行ない(ステップS37)、遠隔監視装置13に異常情報が出力される。
そして、エレベータ制御盤6は、オフセット量補正量(WT_offset)32の更新が異常とし、この値を補正前の値に戻す(ステップS38)。
前述した異常検出閾値は、乗りかご2の吊り上がりや吊り落としをトルク指令の変化量に変換したものであるので、異常検出閾値は、この吊り上がりや吊り落としの大きさは利用者が感じることができる程度に相当する値とする事が望ましい。
以上のように、本発明の第3の実施形態におけるエレベータは、荷重信号のオフセット量の補正結果が妥当であって乗りかご2の吊り上がりや吊り落としが有るか否かを、トルク指令の変化量をもとに適切に判断することができる。よって、何らかの原因で誤ってオフセット量を補正したために、乗りかご2の吊り上がりや吊り落としが発生する状況であっても、この発生をエレベータ利用者が実際に乗りかご2を利用する前に検出して、異常発報を行なうことができる。
さらに、乗りかご2の吊り上がりや吊り落としが発生する状況にあると判断した場合は、補正したオフセット量を補正前の値に戻すことができるので、利用者に悪影響を与えないで済み、乗りかご2の吊り上がりや吊り落としによる乗り心地の悪さに対する苦情等も防ぐことができる。
また、乗りかご2の吊り上がりや吊り落としが発生する状況にあるか否かの判断は、前述したトルク指令の変化量以外に限らず、例えばかご速度14の変化量等を用いて行なってもよい。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
この実施形態では、荷重信号オフセット量補正量が一定値を超えた場合に異常発報部36により異常発報を行なうことを特徴としている。
ここまで説明した各実施形態において、ある一定周期で補正するオフセット量補正量(WT_offset)32は、防振ゴム5の経年変化によるへたり量を補正するものであり、へたり量と比例して増加するものである。
荷重信号のずれによる釣り合いトルク異常による吊り上がりや吊り落としは、オフセット量補正によって防ぐことができる。しかし、第1の実施形態で説明した、過荷重検出スイッチ8は、エレベータ据付・調整時において、乗りかご2の積載荷重が定格積載の約105%の時に動作する位置に取付けたものであり、この過荷重検出スイッチ8の検出位置は取り付け時のままでオフセット量補正後も変わらない。
よって、防振ゴム5のへたり量がさらに増加すると、乗りかご2の荷重値が定格積載の約105%に達した時に動作する事を要する過荷重検出スイッチが、105%に満たない場合でも動作するようになり、乗りかご2内が満員でないにも関らず満員時の動作である戸開待機や降車を促すアナウンス等を行ってしまうことになる。
従来は、乗りかご2が満員でないにも関わらず前述した満員時の動作がなされた旨が利用者による連絡等で判明した場合に、保守員が過荷重検出スイッチ8の取付け位置を調整していたが、この調整のためにエレベータの運転を停止しなければならず、苦情の要因となる場合もある。
図13は、本発明の第4の実施形態におけるエレベータによるオフセット量補正量の適否の確認のための処理動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態では、エレベータ制御盤6は、オフセット量補正量(WT_offset)32がオフセット量補正量の所定の上限値WT_offset_maxを超えた場合には(ステップS41のYES)、防振ゴム5のへたり量がさらに増加する乗りかご2内が満員で無い所定の条件下で過荷重検出スイッチ8が動作すると判断し、異常発報部36による異常発報を行ない(ステップSS42)、遠隔監視装置13に異常情報が出力される。
また、WT_offset_maxの値は利用者によって任意に設定することができる。この値は、例えば乗りかご2の定格積載の75%で満員時の動作をしてしまう程度まで防振ゴム5がへたる事による、当該へたり量を状態を補正するオフセット量補正量(WT_offset)32であるとする。
以上のように、本発明の第4の実施形態におけるエレベータは、保守センタの保守員に対し、過荷重検出スイッチ8の取付け位置を再調整する必要があることを知らせることができる。よって、利用者に不快感を与える前に過荷重検出スイッチ8の取付け位置の保守員により再調整することができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…巻上機、2…乗りかご、3…ロープ、4…吊り合い重り、5…防振ゴム、6…制御盤、7…荷重センサ、8…過荷重検出スイッチ、9…かご枠、10…テールコード、11…パルスジェネレータ、12,12a…荷重信号記憶装置、13…遠隔監視装置、14…かご速度、15…トルク指令値、16…釣り合いトルク、17…平衡トルク、18…荷重センサ検出電圧、19,19a…オフセット量、20…オフセット量加算後の荷重信号電圧、21…荷重信号変換ゲイン、22,22a…荷重信号、23…荷重センサ検出電圧出力部、24…オフセット量加算部、25…荷重信号変換ゲイン乗算部、26…荷重信号出力部、27…トルク変換ゲイン乗算部、28…かご位置補償トルク加算部、29…釣り合いトルク出力部、31…オフセット補正開始スイッチ、32…オフセット量補正量(WT_offset)、33…オフセット量補正量加算部、34…平衡トルク出力部、35…トルク変換ゲイン商算部、36…異常発報部、37…昇降路中間位置走行指令部、38…戸閉待機時平衡トルク出力部、39…平衡トルク記憶装置、41…第1異常発報部、42…第2異常発報部。

Claims (3)

  1. シーブに巻き掛けられてロープを介してカウンタウエイトと連結されて吊り下げられる乗りかごと、
    前記シーブを回転させる巻上機と、
    前記乗りかごの積載荷重値を検出する荷重検出装置と、
    前記乗りかご内が無積載の状態で走行させた乗りかごが停止する時の零速度時のトルク指令に基づいた無積載時トルク荷重信号換算値を保持する荷重値保持手段と、
    前記乗りかご内が無積載の状態で走行させた乗りかごが停止する時の零速度時のトルク指令値を保持するトルク指令値保持手段と、
    所定の周期で、前記乗りかごが所定時間以上戸閉かつ待機している場合において、前記乗りかごを所定の位置まで走行させて停止する時の零速度時のトルク指令値および前記トルク指令値保持手段により保持したトルク指令値の差分が一定以内である場合で、かつ、前記荷重検出装置により前記乗りかごが前記所定時間以上戸閉かつ待機した時点で検出した荷重値と前記荷重値保持手段により保持した無積載時トルク荷重信号換算値との差分が一定以内である場合に、当該差分をもとに前記乗りかごの積載荷重値のオフセット量を補正する補正手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータ。
  2. 所定の周期で、前記乗りかごが所定時間以上戸閉かつ待機している場合において、前記乗りかごを所定の位置まで走行させて停止する時の零速度時のトルク指令値および前記保持したトルク指令値の差分が前記所定の周期の所定回数にわたって一定以内でない場合に前記乗りかごが無積載でない旨の異常発報を行なう第1の異常発報手段と、
    所定の周期で、前記乗りかごが所定時間以上戸閉かつ待機している場合において、前記乗りかごを所定の位置まで走行させて停止する時の零速度時のトルク指令値および前記保持したトルク指令値の差分が一定以内である場合で、かつ、前記荷重検出装置により前記乗りかごが前記所定時間以上戸閉かつ待機した時点で検出した荷重値と前記保持した無積載時トルク荷重信号換算値との差分が一定以内でない場合に、前記検出した荷重値の異常発報を行なう第2の異常発報手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項に記載のエレベータ。
  3. シーブに巻き掛けられてロープを介してカウンタウエイトと連結されて吊り下げられる乗りかごと、
    前記シーブを回転させる巻上機と、
    前記乗りかごの積載荷重値を検出する荷重検出装置と、
    前記乗りかご内が無積載の状態で走行させた乗りかごが停止する時の零速度時のトルク指令に基づいた無積載時トルク荷重信号換算値を保持する保持手段と、
    所定の周期で前記乗りかごが所定時間以上にわたって戸閉かつ待機している場合において、前記荷重検出装置により検出した荷重値と前記保持した無積載時トルク荷重信号換算値との差分が一定以内である場合に、当該差分をもとに前記乗りかごの積載荷重値のオフセット量を補正する補正手段と、
    前記乗りかごの積載荷重が定格積載量を超える所定値に達した場合に動作する位置に設置される過荷重検出装置と、
    前記補正手段による前記乗りかごの積載荷重値のオフセット量の補正量が、前記過荷重検出装置が動作しない条件での所定値を超えた場合に、前記過荷重検出装置の設置状態の再調整を促す発報を行う発報手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータ。
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