JP2004276359A - 粘着テープ貼付具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】把持部2を連設する支持板3に、粘着テープロール50を着脱可能に保持するテープ保持部4と、テープ保持部4に保持された粘着テープロール50から引き出された粘着テープ5を被貼付部に押圧して貼付ける押圧部8とを具備する粘着テープ貼付具1において、押圧部8を、粘着テープ5の一側辺側を押圧する凸条円弧状の押圧ローラ80と、押圧用コイルばね85の弾性力の付勢により粘着テープ5を押圧ローラ80に押圧する蛇行防止ローラ88とで構成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、粘着テープ貼付具に関するもので、更に詳細には、例えば、車両の車体等に対する吹付け塗装等のマスキング等に使用される粘着テープ貼付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の粘着テープ貼付具として、把持部に連設した左右一対の支持板間に、ロール状巻粘着テープを装着する芯体と、粘着テープの中間送りローラと粘着テープを被貼付物に押圧して貼付ける押圧ローラと、をそれぞれ回転自在に軸支すると共に、この押圧ローラと中間送りローラ間に位置した支持板間に、張設状態にある粘着テープを切断する可動カッターを設け、更にこの可動カッターと把持部間にスプリングを介装した構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、別の粘着テープ貼付具として、粘着テープロールを回転自在に保持する保持ローラと、この保持ローラーと隣り合って備えられた貼付け用押圧ローラーとを有し、押圧ローラは、その外周部が、ゴムなどの弾性力を有する軟質材にて形成されるものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭56−70268号公報(特許請求の範囲、第2頁左上欄第7行〜同頁右下欄第9行、図1〜図4)
【0005】
【特許文献2】
特開平11−292384号公報(特許請求の範囲、段落番号0013〜0015、図1〜図4)
上記従来の粘着テープ貼付具によれば、粘着テープロールから引き出された粘着テープの先端部を被貼付物に貼り付けた状態で、粘着テープの背面を押圧ローラで押し付けながら貼付することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の粘着テープ貼付具は、いずれも押圧ローラが粘着テープの背面のほぼ全域を押圧する平坦面を有する円筒状又は円柱状に形成され、しかも、粘着テープの先端部を押圧ローラのみで保持する構造であるため、粘着テープを曲線状に貼り付けるのが面倒な上、粘着テープが押圧ローラから蛇行して外れる虞があった。
【0007】
また、押圧ローラが円筒状又は円柱状に形成されているため、被貼付部が溝部や角部等の凹凸面である場合には、粘着テープの貼り付けができないという問題があった。
【0008】
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、粘着テープが外れることなく、粘着テープを曲線状に貼付可能にすると共に、溝部等の凹凸面への粘着テープの貼付を容易に行えるようにした粘着テープ貼付具を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、把持部を連設する支持板に、粘着テープロールを着脱可能に保持するテープ保持部と、このテープ保持部に保持された上記粘着テープロールから引き出された粘着テープを被貼付部に押圧して貼付ける押圧部とを具備する粘着テープ貼付具であって、 上記押圧部は、上記粘着テープの一側辺側を押圧する略凸条円弧状の押圧ローラと、弾性力の付勢により上記粘着テープを押圧ローラに押圧する蛇行防止ローラとを具備する、ことを特徴とする。
【0010】
このように構成することにより、凸条円弧状の押圧ローラが粘着テープの一側辺側を押しつけながら貼り付けることができるので、粘着テープを曲線状に貼り付けたり、溝部等の凹凸面に貼り付けることができる。この際、弾性力が付勢された蛇行防止ローラによって粘着テープが押圧ローラに押圧されるので、粘着テープは押圧ローラから外れる心配がない。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の粘着テープ貼付具において、上記テープ保持部と押圧部との間に、テープ保持部に保持された粘着テープロールから引き出された粘着テープを案内するガイド部を更に具備し、 上記ガイド部は、上記粘着テープロールの引き出し面に接するガイドローラを具備し、かつ、上記テープ保持部は、粘着テープの引き出し方向に対し接離移動可能に形成されると共に、弾性力の付勢により上記ガイドローラに圧接するように形成してなる、ことを特徴とする。
【0012】
このように構成することにより、弾性力の付勢によってガイドローラが粘着テープロールの引き出し面に圧接するので、粘着テープロールの解きほぐしが容易に行える。また、弾性力(付勢力)に抗してガイドローラに対してテープ保持部を離間することにより、粘着テープロールの着脱を容易に行うことができる。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の粘着テープ貼付具において、上記押圧ローラは、回転自在に支承されるローラ本体と、このローラ本体の外周面に周設される凹溝内に嵌合される弾性を有するOリングとを具備してなることを特徴とする。
【0014】
このように構成することにより、粘着テープの一側辺側にOリングの凸条円弧状面が密接するので、粘着テープを曲線状に円滑に貼り付けることができると共に、溝部等の凹凸面に容易に貼り付けることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の粘着テープ貼付具の実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
図1は、この発明に係る粘着テープ貼付具を示す全体斜視図、図2は、粘着テープ貼付具を示す正面図、図3は、粘着テープ貼付具の背面図、図4は、粘着テープ貼付具の平面図、図5は、粘着テープ貼付具の使用状態を示す側面図である。
【0017】
上記粘着テープ貼付具1は、把持部2を連設する支持板3に、粘着テープロール50を着脱可能に保持するテープ保持部4と、このテープ保持部4に保持される粘着テープロール50から引き出された粘着テープ5を被貼付部側に案内するガイド部7と、このガイド部7から案内された粘着テープ5を被貼付部に押圧して貼り付ける押圧部8とで主に構成されている。
【0018】
上記把持部2は、図1〜図3及び図5に示すように、使用者が握りやすいように外側が緩やかに湾曲した形状に形成されており、外側面の例えば対峙する位置には滑り止め用の多数のフィン21を設けた合成ゴム製のグリップにて形成されている。
【0019】
上記支持板3は、図1、図2及び図3に示すように、矩形状基部の一辺が傾斜状に突出する略台形状に形成されており、傾斜部の基端側の辺部にアングル状の連結部材30を介して把持部2が連設されている。また、傾斜部の先端側の辺部すなわち把持部2を連設した辺部と対向する辺部側には、上記テープ保持部4を取り付ける保持部用透孔31と、押圧部8及びガイド部7をそれぞれ取り付ける透孔(図示せず)が穿設されている。なお。この場合、保持部用透孔31は、上底部に対して水平な長孔状に形成されており、テープ保持部4の後述する保持基体43がスライド可能に貫挿されるように形成されている。
【0020】
上記粘着テープロール50は、円筒状の芯部51に例えばマスキングテープ等例えば塩化ビニール製の粘着テープ5が巻装されている。
【0021】
上記テープ保持部4は、図1〜図5に示すように、粘着テープロール50の芯部51を着脱可能に保持する保持ローラ40と、この保持ローラ40を回転可能に支承すると共に、支持板3に形成された保持部用透孔31内にスライド可能に貫挿される保持基体43とによって構成されている。この場合、上記保持ローラ40は、円盤状基部の一側面に、粘着テープロール50の芯部51の内径部に嵌合する外筒部41と、保持基体43の後述する保持軸部44を貫挿する内筒部42とを具備している。
【0022】
上記保持基体43は、保持ローラ40の内筒部42内を貫挿する保持軸部44と、保持軸部44より小径に形成されて支持板3の保持部用透孔31内にスライド可能に貫挿されるスライド軸部45とを有する段付き軸にて形成されている。また、保持基体43が支持板3の保持部用透孔31内から抜け出さないようにするために、スライド軸部45に嵌挿されて保持軸部44の段部と支持板3の間に介在されるフランジ板46と、スライド軸部45に嵌挿されて図示しない止めねじによってスライド軸部45に固定される止め部材47とで支持板3を両側から挟持している(図4参照)。
【0023】
また、スライド軸部45の先端部には、ガイド部7を構成する後述する第1のガイドローラ71を回転自在に支承する第1の支持軸72に一端が繋着される引張りコイルばね6の他端が繋着されており、テープ保持部4を常に第1のガイドローラ71に接するように引張り力が付勢されている。なお、保持基体43の先端面には保持軸部44から保持ローラ40が抜け出すのを防ぐために、抜け出し防止用の蝶ねじ48が螺合されている。
【0024】
上記ガイド部7は、図1〜図4に示すように、粘着テープロール50の引き出し面に接する第1のガイドローラ71と、この第1のガイドローラ71と押圧部8との間の下方位置に取り付けられる第2のガイドローラ73とを具備している。
【0025】
第1のガイドローラ71は、図1〜図4に示すように、粘着テープ5を案内可能な一対のフランジ部を有する円筒状に形成されている。この第1のガイドローラ71は、図示しないベアリングを介し第1の支持軸72に回転自在に支承されている。この第1の支持軸72は、支持板3におけるテープ保持部4の近接する位置に穿設された透孔(図示せず)に貫通して取り付けられ、前述したように、背面側に突出した端部に、テープ保持部4のスライド軸部45に一端が繋着された引張りコイルばね6の他端が繋着されている。この場合、第1の支持軸72を、保持部用透孔31の延長線上に配設する方が望ましい。その理由は、引張りコイルばね6の弾性力(付勢力)を有効に働かせて第1のガイドローラ71と粘着テープロール50とを圧接することができるためである。
【0026】
このように、テープ保持部4の保持基体43と、ガイド部7の第1のガイドローラ71の第1の支持軸72とに引張りコイルばね6を繋着すなわち張設することにより、テープ保持部4に保持された粘着テープロール50が引張りコイルばね6の弾性力(付勢力)によって引っ張られ、第1のガイドローラ71に圧接される。したがって、粘着テープロール50からの粘着テープ5の解きほぐしを容易に行うことができる。また、テープ保持部4を引張りコイルばね6の弾性力に抗して第1のガイドローラ71から離れた位置に移動させることによって、テープ保持部4への粘着テープロール50の着脱を容易に行うことができる。
【0027】
なお、この場合、粘着テープ5は粘着面が外側になるように第1のローラ体72の上方から第2のガイドローラ73に向かって案内される。
【0028】
一方、第2のガイドローラ73は、図1及び図4に示すように、外周面の全域に凹凸細条74を有する円筒状に形成されている。この第2のガイドローラ73は、図示しないベアリングを介して第2の支持軸75に回転自在に支承されている。この第2の支持軸75は、支持板3における第1のガイドローラ71と押圧部8との間の下方位置(把持部2側位置)に穿設された透孔(図示せず)に貫通して取り付けられ、背面側に突出した端部に、押圧部8の後述するアーム86に装着される押圧用コイルばね85の一端が装着されている。
【0029】
なお、この場合、粘着テープ5は粘着面が内側すなわち第2のガイドローラ73側になるように第2のガイドローラ73の下方から押圧部8に向かって案内される。したがって、第2のガイドローラ73には粘着テープ5の粘着面が接触するが、上述したように第2のガイドローラ73の外周面全域には凹凸細条74が形成されているため、粘着テープ5は第2のガイドローラ73から剥離されて円滑に案内される。
【0030】
なお、幅のサイズが異なる粘着テープ5を使用する場合において、粘着テープ5の幅に合わせて、第1のガイドローラ71及び第2のガイドローラ73を付け換えることによって、ガイド部7に粘着テープ5を上記と同様に案内することができる。
【0031】
上記押圧部8は、図1、図2及び図3に示すように、粘着テープ5の一側辺側すなわち接着面でない背面を押圧する略凸条円弧状の押圧ローラ80と、引張り力(付勢力)を有する押圧用コイルばね85を介して押圧ローラ80に対して接離移動可能(揺動可能)に支持板3に枢着されるアーム86と、このアーム86の先端に回転自在に枢着され、粘着テープ5を押圧ローラ80に押圧する蛇行防止ローラ88とによって構成されている。
【0032】
上記押圧ローラ80は、図6に示すように、支持板3の傾斜部先端側に取り付けられる支持軸81に回転自在に支承されるローラ本体82と、このローラ本体82の外周面に周設される凹溝83内に嵌合される弾性を有するOリング84とによって構成されている。
【0033】
このように構成することによって、例えば被貼付部が車両における車体とバンパとの境目等の溝部Gである場合においても、押圧ローラ80のOリング84によって粘着テープ5を被貼付部に押圧することができるので、粘着テープ5を溝部Gに沿って容易に貼り付けることができる(図6参照)。
【0034】
上記アーム86は、図2及び図3に示すように、一端部が支持板3に取り付けられた枢軸87に枢着されている。アーム86の先端部には、支持軸86aが取り付けられており、この支持軸86aに蛇行防止ローラ88が回転自在に支承されている。この場合、蛇行防止ローラ88は、ベアリングによって回転可能に形成されている。また、アーム86の先端側の裏面には、係止軸86bが突設されている。この係止軸86bと上記第2のガイドローラ73の第2の支持軸75との間に押圧用コイルばね85が張設されて、押圧用コイルばね85の弾性力(付勢力)によって蛇行防止ローラ88が押圧ローラ80に圧接されて、粘着テープ5を押圧ローラ80に押圧している。
【0035】
したがって、粘着テープ5を曲線状に貼り付ける場合等においても、押圧ローラ80から粘着テープ5が外れることなく容易に貼り付けることができる(図5参照)。
【0036】
上記のように構成された粘着テープ貼付具1を使用するには、図2に示すように、まず、テープ保持部4を引張りコイルばね6の弾性力(付勢力)に抗してガイド部7から離れた位置へ移動する。この状態で、保持ローラ40に粘着テープロール50を嵌装して、粘着テープローラ50をセットする。粘着テープローラ50をセットした後、テープ保持部4は引張りコイルばね6の弾性力(付勢力)によって第1のガイドローラ71側へ移動し、粘着テープロール50が第1のガイドローラ71に圧接する。なお、この場合、粘着テープロール50は、粘着テープ5の粘着面が図2において左方すなわち第1のガイドローラ71側に引き出した状態で上側を向くように取り付ける。次に、粘着テープ5を粘着テープロール50から引き出して、第1のガイドローラ71の上方を通り、第2のガイドローラ73の下方へ案内する。更に第2のガイドローラ73から案内された粘着テープ5を押圧ローラ80と蛇行防止ローラ88との間に通し、蛇行防止ローラ88によって押圧ローラ80に押圧して貼り付けの準備を完了する(図1参照)。
【0037】
上記のように貼り付けの準備がされた粘着テープ貼付具1を用いて、図2及び図3に示すように、引き出された粘着テープ5を押圧ローラ80によって被貼付部に押圧しつつ、矢印の方向に粘着テープ貼付具1を移動させることにより、粘着テープ5の貼り付けを行うことができる。
【0038】
上記のように構成されるこの発明に係る粘着テープの貼付具1によれば、押圧ローラ80のOリング84が粘着テープ5の一側辺側を押圧しながら粘着テープ5を被貼付部に貼り付けることができるので、粘着テープ5を容易に曲線状に貼り付けることができる。この際、粘着テープ5は幅方向に蛇行しようとするが、押圧用コイルばね85の弾性力の付勢によって押圧ローラ80に圧接される蛇行防止ローラ88によって蛇行が防止されるので、粘着テープ5は外れる虞はない。
【0039】
また、押圧ローラ80は弾性を有するOリング84を具備しているので、被貼付部が上述した溝部Gや角部等の凹凸部であっても、粘着テープ5の側辺部を被貼付部に確実に貼り付けることができる。
【0040】
なお、上記実施形態では、この発明の貼付テープ貼付具を車両の車体に対する吹付け塗装等のマスキングに使用される場合について説明したが、その他、例えば、建物の天井面、壁面や床面等における目地部のマスキングやシーリング等にも使用することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上に詳述したように、この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
【0042】
(1)請求項1記載の発明によれば、押圧部を、粘着テープの一側辺側を押圧する略凸条円弧状の押圧ローラと、弾性力の付勢により粘着テープを押圧ローラに押圧する蛇行防止ローラとで構成することにより、凸条円弧状の押圧ローラによって粘着テープの一側辺側を押しつけながら貼り付けることができるので、粘着テープを曲線状に貼り付けたり、溝部等の凹凸面に貼り付けることができる。しかも、弾性力の付勢によって蛇行防止ローラが粘着テープを押圧ローラに押圧するので、粘着テープは押圧ローラから外れる心配がなく、粘着テープを容易かつ確実に貼り付けることができる。
【0043】
(2)請求項2記載の発明によれば、テープ保持部と押圧部との間に設けられたガイド部のガイドローラを、弾性力の付勢により粘着テープロールの引き出し面に圧接するので、粘着テープロールの解きほぐしを容易に行うことができる。また、テープ保持部を、粘着テープの引き出し方向に対し接離移動可能に形成することにより、弾性力(付勢力)に抗してガイドローラに対してテープ保持部を離間することができ、粘着テープロールの着脱を容易に行うことができる。
【0044】
(3)請求項3記載の発明によれば、押圧ローラを、回転自在に支承されるローラ本体と、このローラ本体の外周面に周設される凹溝内に嵌合される弾性を有するOリングとで構成することにより、粘着テープの一側辺側にOリングの凸条円弧状面が密接するので、上記(1)、(2)に加えて更に、粘着テープを曲線状に円滑に貼り付けることができると共に、溝部等の凹凸面に容易に貼り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る粘着テープ貼付具を示す全体斜視図である。
【図2】この発明の粘着テープ貼付具を示す正面図である。
【図3】この発明の粘着テープ貼付具の背面図である。
【図4】この発明の粘着テープ貼付具の平面図である。
【図5】この発明の粘着テープ貼付具の使用状態を示す側面図である。
【図6】この発明における粘着テープ貼付具の押圧部及びガイド部を示す拡大斜視図(a)、(a)のI−I線に沿う断面を示す拡大断面図(b)である。
【符号の説明】
1 粘着テープ貼付具
2 把持部
3 支持板
4 テープ保持部
5 粘着テープ
6 引張りコイルばね
7 ガイド部
8 押圧部
50 粘着テープロール
71 ガイドローラ(第1のガイドローラ)
80 押圧ローラ
82 ローラ本体
83 凹溝部
84 Oリング
85 押圧用コイルばね
88 蛇行防止ローラ
Claims (3)
- 把持部を連設する支持板に、粘着テープロールを着脱可能に保持するテープ保持部と、このテープ保持部に保持された上記粘着テープロールから引き出された粘着テープを被貼付部に押圧して貼付ける押圧部とを具備する粘着テープ貼付具であって、
上記押圧部は、上記粘着テープの一側辺側を押圧する略凸条円弧状の押圧ローラと、弾性力の付勢により上記粘着テープを押圧ローラに押圧する蛇行防止ローラとを具備する、ことを特徴とする粘着テープ貼付具。 - 請求項1記載の粘着テープ貼付具において、
上記テープ保持部と押圧部との間に、テープ保持部に保持された粘着テープロールから引き出された粘着テープを案内するガイド部を更に具備し、
上記ガイド部は、上記粘着テープロールの引き出し面に接するガイドローラを具備し、かつ、上記テープ保持部は、粘着テープの引き出し方向に対し接離移動可能に形成されると共に、弾性力の付勢により上記ガイドローラに圧接するように形成してなる、ことを特徴とする粘着テープ貼付具。 - 請求項1又は2記載の粘着テープ貼付具において、
上記押圧ローラは、回転自在に支承されるローラ本体と、このローラ本体の外周面に周設される凹溝内に嵌合される弾性を有するOリングとを具備してなる、ことを特徴とする粘着テープ貼付具。
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