JP2004272573A - データ中継システム - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の銀行システムを変更することなく、大量のデータを迅速に処理することができるデータ中継システムを提供すること。
【解決手段】本発明にかかるデータ中継システム1は、銀行システム2と低速通信回線を介して接続されるとともに、クライアントの端末3と高速通信回線を介して接続されている。データ中継システム1は、クライアントの端末3からの資金移動要求を受信し、全銀フォーマットに変換した上で、銀行システム2に送信する。また、クライアントの端末3から照会データの種類をデータ中継システムに登録することもできる。この場合、予め設定された時刻に、登録された照会データの種類に応じてデータ中継システム1から照会データの取得要求を銀行システム2に送信する。銀行システム2より送信されたデータは格納しておき、クライアントの端末3からの照会データの取得要求に応じて格納された照会データを送信する
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等の高速通信回線を介して振込依頼等を行うことができるデータ中継システム及びデータ中継方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
企業から金融機関に対する振込依頼や入出金明細の照会等の各種の要求は、ファームバンキングシステムと呼ばれるオンラインシステムにより行われることが一般的である。このファームバンキングシステムでは、企業に置かれたファームバンキング端末により、各種の要求が実行される。
【0003】
図11に従来のファームバンキングシステムの構成を示す。従来のファームバンキング端末であるクライアントの端末3は、公衆回線やISDN回線により銀行システム2に接続されている。この銀行システム2は、外部接続システム21と、ホストコンピュータ22を備えている。クライアントの端末3は、外部接続システム21を介してホストコンピュータ22に対しいわゆるダイヤルアップを行うことにより通信を確立し、その上で各種の処理を実行することになる。
【0004】
しかしながら、銀行システム2とクライアント3間の回線は、公衆回線やISDN回線等の数十Kbs程度のいわゆる低速通信回線であるため、各種の処理に極めて長時間を要し、業務の円滑な実行の妨げとなっていた。
【0005】
他方、昨今は、外資系企業を中心に、企業の資金管理を海外統括会社にて行う動きがある。この場合には、海外に設置したクライアントの端末3を用いて国際電話回線を介して銀行システム2にアクセスし、各種の処理を実行する必要がある。しかしながら、国際電話回線は、通信状態が良好でない場合があるため、通信途中でデータが劣化し、所望の処理を実行できない場合がある。また、国際電話回線は、通信費用が高額であることから、大量のデータを処理する場合には特に処理コストを大幅に増大させるという問題もある。
また、上述の全銀プロトコルは、振込等の際に受取人に向けて送るEDI情報が20文字までしか入力できず、請求金額が間違いなく入金されたか確認する消し込み作業の障害となっていた。
【0006】
尚、インターネット回線を介して振込み処理を行うためのWeb対応振込中継装置が特許文献1に開示されているが、この特許文献1では、大量のデータを迅速に処理するための技術は開示されていない。
【0007】
【特許文献1】
特開平2002−157427号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のファームバンキングシステムでは、通信回線上の制約から、大量のデータを迅速に処理することは難しいという問題点があった。
【0009】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、既存の銀行システムを変更することなく、大量のデータを迅速に処理することができるデータ中継システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるデータ中継システムは、銀行システムと低速通信回線を介して接続されるとともに、クライアントの端末と高速通信回線を介して接続されたデータ中継システムであって、クライアントの端末からの資金移動要求を受信し、前記銀行システムに資金移動要求するためのフォーマットに変換した上で、当該資金移動要求を当該銀行システムに送信する手段と、前記クライアントの端末から取得を希望する照会データの種類を登録する登録手段と、予め設定された時刻に前記登録手段に登録された照会データの種類に応じて当該照会データの取得要求を当該銀行システムに送信する手段と、前記照会データの取得要求に応じて前記銀行システムより送信されたデータを格納するデータ格納手段と、前記クライアントの端末からの照会データの取得要求に応じて前記データ格納手段に格納された照会データを当該クライアントの端末に送信する手段を備えたものである。このような構成によれば、クライアントは、高速通信回線を介して資金移動要求を実現できるとともに、予め登録された照会データの種類に応じて取得された照会データを高速通信回線により取得することができるため、処理時間が短縮される。
さらに、前記クライアントの端末から資金移動要求を複数のデータファイルにより受信し、このデータファイルに含まれるデータに誤りが含まれるか否かを判定し、この判定結果を当該クライアントの端末に送信する手段をさらに備えるようにしてもよい。これにより、資金移動要求をデータファイルにより受信するため、画面表示された項目毎に入力する場合に比べて、入力処理を迅速することができ、さらに、データの誤りを即座にクライアントに対して知らせることができる。
【0011】
本発明にかかる他のデータ中継システムは、銀行システムと低速通信回線を介して接続されるとともに、クライアントの端末と高速通信回線を介して接続されたデータ中継システムであって、前記クライアントの端末から取得を希望する照会データの種類を登録する登録手段と、予め設定された時刻に前記登録手段に登録された照会データの種類に応じて当該照会データの取得要求を当該銀行システムに送信する手段と、前記照会データの取得要求に応じて前記銀行システムより送信されたデータを格納するデータ格納手段と、前記クライアントの端末からの照会データの取得要求に応じて前記データ格納手段に格納された照会データを当該クライアントの端末に送信する手段を備えたものである。このような構成によれば、ユーザは、予め登録された照会データの種類に応じて取得された照会データを高速通信回線により取得することができるため、処理時間が短縮される。
【0012】
さらに、受取人に対して支払明細通知を実行する手段を有するようにするとよい。また、データ取得要求を前記銀行システムに送信する時刻は、前記クライアントの端末により設定可能とすることにより、ユーザの状況に応じて適切な照会データを提供することができる。
【0013】
前記データ格納手段に格納された照会データを前記登録手段に登録されたデータの種類に応じて加工する手段をさらに備えるとよい。これにより、ユーザの必要とする照会データを提供することができる。
【0014】
好適な実施の形態では、前記データ中継システムと前記銀行システム間は、全銀プロトコルに従って通信が行われる。
【0015】
他方、本発明にかかるデータ中継方法は、銀行システムと低速通信回線を介して接続されるとともに、クライアントの端末と高速通信回線を介して接続されたデータ中継システムによりデータ中継を実行する方法であって、前記データ中継システムが前記クライアントの端末からの資金移動要求を受信するステップと、前記データ中継システムにおいて、前記銀行システムに資金移動要求するためのフォーマットに変換した上で、当該資金移動要求を当該銀行システムに送信するステップと、前記クライアントの端末から取得を希望する照会データの種類を前記データ中継システムに登録するステップと、予め設定された時刻に登録された照会データの種類に応じて前記データ中継システムから当該照会データの取得要求を前記銀行システムに送信するステップと、前記照会データの取得要求に応じて前記銀行システムより送信されたデータをデータ格納手段に格納するステップと、前記クライアントの端末からの照会データの取得要求に応じて前記データ格納手段に格納された照会データを当該クライアントの端末に送信するステップを備えたものである。このような方法によれば、クライアントは、高速通信回線を介して資金移動要求を実現できるとともに、予め登録された照会データの種類に応じて取得された照会データを高速通信回線により取得することができるため、処理時間が短縮される。
さらに、前記クライアントの端末から資金移動要求を複数のデータファイルにより受信し、このデータファイルに含まれるデータに誤りが含まれるか否かを判定し、この判定結果を当該クライアントの端末に送信するステップをさらに備えるようにしてもよい。これにより、資金移動要求をデータファイルにより受信するため、画面表示された項目毎に入力する場合に比べて、入力処理を迅速することができ、さらに、データの誤りを即座にクライアントに対して知らせることができる。
【0016】
また、本発明にかかる他のデータ中継方法は、銀行システムと低速通信回線を介して接続されるとともに、クライアントの端末と高速通信回線を介して接続されたデータ中継システムによって実行されるデータの中継方法であって、前記クライアントの端末から取得を希望する照会データの種類を前記データ中継システムに登録するステップと、予め設定された時刻に登録された照会データの種類に応じて前記データ中継システムから当該照会データの取得要求を前記銀行システムに送信するステップと、前記照会データの取得要求に応じて前記銀行システムより送信されたデータをデータ格納手段に格納するステップと、前記クライアントの端末からの照会データの取得要求に応じて前記データ格納手段に格納された照会データを当該クライアントの端末に送信するステップを備えたものである。このような構成によれば、ユーザは、予め登録された照会データの種類に応じて取得された照会データを高速通信回線により取得することができるため、処理時間が短縮される。
【0017】
ここで、さらに、受取人に対して支払明細通知を実行するステップを有するとよい。また、前記データ取得要求を前記銀行システムに送信する時刻は、前記クライアントの端末により設定可能としてもよい。これにより、ユーザの状況に応じて適切な照会データを提供することができる。
【0018】
また、前記データ格納手段に格納されたデータを登録された照会データの種類に応じて加工するステップをさらに備えるようにするとよい。これにより、ユーザの必要とする照会データを提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明にかかるデータ中継システムを含むシステム全体について、図1を用いて説明する。
【0020】
データ中継システム1は、公衆電話回線やISDN回線等の低速通信回線を介して、銀行システム2と接続されている。このデータ中継システム1は、銀行システム2と同じ国内において近距離に設けられることが通信費上好ましい。また、データ中継システム1は、インターネット等の高速通信回線6を介して、クライアントの端末3と接続されている。データ中継システム1は、公衆回線の通信網を介して、クライアント契約の銀行担当部署のファクシミリ(FAX)端末と接続されている。さらにデータ中継システム1は、通信回線を介して、受取人に対して支払明細通知を行う支払明細通知システム4と接続されている。この支払明細通知システム4は、振込先や振替先である受取人のファクシミリ(FAX)端末と、公衆回線の通信網を介して接続されている。また、受取人の希望によっては、支払明細通知をデータ中継システム1のウェブサーバ11で作成し、振込先や振替先である受取人の端末5からユーザID、パスワードによりログインしサイトアクセス後、支払明細通知ファイルをダウンロードすることもできる。
【0021】
データ中継システム1は、ウェブサーバ11、データベース(DB)サーバ12及び通信モジュール13を備えている。これらのウェブサーバ11、データベースサーバ12、通信モジュール13は、相互にLAN(Local Area Network)等により通信可能に接続されている。
【0022】
ウェブサーバ11及びデータベースサーバ12の具体的な構成については、後に詳述するが、いわゆるコンピュータにより構成され、CPU、ROM、RAM、ハードディスク等のハードウェア構成を有するとともに、OS(Operation System)プログラム及びアプリケーションプログラムをハードディスク上に格納している。そして、適宜、これらのプログラムをRAM上に展開した上で、CPUにより所定の処理を実行する。
【0023】
ウェブサーバ11は、いわゆるウェブエンジンを備え、HTML(Hyper Text Markup Language)形式やXML(eXtensible Markup Language)形式のウェブデータを生成し、インターネット等の通信網6を介してクライアントの端末3に対して送信する機能を有する。また、本発明にかかるウェブサーバ11は、クライアントの端末3から例えばテキスト形式の総合振込データ、給与振込データや口座振替データ等の資金移動要求データを取得し、全銀協標準通信プロトコル(以下、全銀プロトコル)形式、すなわち全銀フォーマットのデータに変換して銀行システム2に送信する機能や、クライアントの端末3からテキスト形式などの支払明細データを取得し、受取人のFAX端末やコンピュータに対して支払い明細通知を実行するための情報を生成して通信モジュール13に出力する機能を有する。さらにウェブサーバ11は、クライアントの端末3から照会データの種類を登録する機能、予め設定された時刻に登録された照会データの種類に応じて照会データの取得要求を銀行システム2に送信する機能、照会データの取得要求に応じて銀行システム2より送信された照会データを格納する機能、クライアントの端末3からの照会データの取得要求に応じて格納された例えばPDF形式の照会データをクライアントの端末3に送信する機能等の各種の機能を備えている。さらに、このウェブサーバ11は、クライアントの端末3から送信されたデータをチェックする機能も有している。さらにまた、ウェブサーバ11は、支払明細通知を作成し、振込先や振替先である受取人の端末5に対して、明細ファイルをダウンロードさせる機能も有している。尚、ウェブサーバ11は、クライアントの端末3との間のウェブデータのやりとりやメールサーバ等の処理のみを実行するものとし、その他の処理については、別途、管理サーバにより実行する構成としてもよい。さらに、当該データ中継システム1は、複数のコンピュータでなくとも、単一のコンピュータによって構成することも可能であり、そのハードウェア構成は、図1で示す構成に限定されるものではない。
通信モジュール13は、銀行システム2との間で全銀プロトコル形式で通信を行う。この通信モジュール13は、他のコンピュータと独立したハードウェアにより構成されていてもよく、また、他のコンピュータ上でソフトウェアにより構成されていてもよい。
【0024】
データベースサーバ12は、データ中継システム1において管理されるデータを格納する機能を有するコンピュータである。このデータベースサーバ12には、資金移動要求データベース、照会データ種類データベース、ダウンロード情報データベースが含まれる。資金移動要求データベースは、クライアントの端末3から送信された資金移動要求データを格納する。照会データ種類データベースは、クライアントの端末3から登録された照会データの種類を格納する。ダウンロード情報データベースは、銀行システム2よりダウンロードすることにより取得した照会データを格納する。
【0025】
銀行システム2は、相互に通信可能に接続された外部接続システム21及びホストコンピュータ22を備えている。この外部接続システム21は、従来からある既存のシステムであり、ファームバンキングサービスを実現するために、ファームバンキング端末と接続するためのインターフェース処理を実行するものである。この例では、外部接続システム21は、データ中継システム1の通信モジュール13と通信を実行することができる。ホストコンピュータ22も、従来からある既存のシステムであり、ファームバンキングサービスを実現するために、各種の処理を行う。
【0026】
クライアントの端末3は、ユーザにより利用され、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯端末、いわゆるインターネット接続機能付き携帯電話等であり、CPU、ROM、RAM、キーボード、マウス等の入出力手段、ディスプレイ等を備えている。このクライアントの端末3は、ブラウザプログラムがハードディスク等の記憶手段に格納されており、データ中継システム1より送信されたウェブデータを受信し、ディスプレイに表示させることができる。クライアントの端末3とデータ中継システム1とは、例えば、HTTPSプロトコルに従って通信を行う。
【0027】
支払明細通知システム4は、図示しないファクシミリ端末により構成される。受取人の端末5は、ファクシミリ端末やパーソナルコンピュータなどのインターネット接続機器である。クライアント契約の銀行担当部署の端末6は、ファクシミリ端末である。
【0028】
続いて、図1及びその他の画面表示例を示す図を用いて、本発明にかかる一連の処理の流れについて説明する。本発明にかかる処理には、大別すると、総合振込データや給与振込データ、口座振替データ等の資金移動要求データを銀行システム2に対してアップロードする、即ち資金移動要求を行う処理と、入出金明細データ等の照会データを銀行システム2よりダウンロードする処理とがある。
【0029】
最初に銀行システム2に対して資金移動要求を行う処理について説明する。この例では、資金移動要求として、総合振込を説明するが、他の給与振込、口座振替等の要求も同様の処理となる。まず、クライアントの端末3では、ユーザがブラウザプログラムを起動する。そして、ユーザが所定のURLを入力すると、クライアントの端末3は、データ中継システム1のウェブサーバ11にアクセスする。ウェブサーバ11は、このアクセスに応じて、担当者のログインページを送信する。クライアントの端末3は、インターネット6を介して、このログインページを受信し、ブラウザプログラムにより、ディスプレイに当該ログインページを表示させる。図2に担当者のログインページの画面表示例を示す。図に示されるように、このログインページには、ユーザID及びパスワードの入力欄が設けられている。ユーザが、これらの入力欄にユーザID及びパスワードを入力し、入力完了ボタンをクリックすると、入力されたユーザID及びパスワードがインターネット6を介してウェブサーバ11に送信される(S101)。
【0030】
ウェブサーバ11は、ユーザID及びパスワードを受信し、ユーザ認証を実行する。ユーザ認証の結果、正当なユーザであると認定された場合には、総合振込データや支払明細データ等のファイルを指定するためのウェブページを生成し、インターネット6を介してクライアントの端末3に送信する。クライアントの端末3は、かかるウェブページを受信し、ブラウザプログラムによりディスプレイに表示する。
【0031】
図3にかかるウェブページの画面表示例を示す。図に示されるように、このウェブページには、データファイルの入力欄が設けられている。参照ボタンをクリックすると、コンピュータ内部や外部記憶手段中のデータファイルを表示させることができ、適宜指定することができる。ここで、ユーザは、複数のデータファイルを指定することができる。好適な実施の形態によれば、データファイルはテキスト形式である。また、このデータファイル自体は全銀プロトコルでないデータ形式の場合と、全銀プロトコルに従ったデータ形式の場合の両方に対応することができる。ユーザが、データファイルを指定し、送信ボタンをクリックすると、データファイルがインターネット6を介してクライアントの端末3からウェブサーバ11に送信される(S102)。ここで、送信されるデータファイルのうち、支払明細データファイルには、請求書番号、商品番号、商品名等の情報が含まれる。
【0032】
ウェブサーバ11は、データファイルを受信すると、データのチェックを実行する。このデータのチェック方法については、後に詳述する。ウェブサーバ11がチェックの結果、誤りがないと判定した場合には、そのデータファイルをデータベースサーバ12に転送する。データベースサーバ12は、転送されたデータファイルを受信し、資金移動要求データベースに格納する。その後、ウェブサーバ11は、振込意思確認に関する処理を実行する(S103)。具体的には、ウェブサーバ11は、振込に対する承認権限を有する権限者に対して、承認ページにアクセスし、承認の実行を促す電子メールを送信する。承認権限者が当該電子メールの受信に応じて承認ページにアクセスしたとすると、まず、承認権限者のログインページがウェブサーバ11より承認権限者の端末3に対して送信される。承認権限者の端末3では、ブラウザプログラムによって、図4に示されるようなログインページがディスプレイに表示される。承認権限者がこのログインページにユーザID及びパスワードを入力し、入力完了ボタンを押下すると、当該ユーザID及びパスワードがインターネット6を介してウェブサーバ11に対して送信される。ウェブサーバ11では、受信したユーザID及びパスワードに基づき、ユーザ認証を実行する。このユーザ認証の結果、正当な承認権限者であると認定された場合には、承認ページを送信する。
【0033】
承認権限者の端末3では、ブラウザプログラムによって、図5に示されるような承認ページがディスプレイに表示される。この承認ページでは、資金移動要求データベースに格納された、総合振込データファイルに含まれる振込案件を特定するための情報が個別の表示されている。この情報には、例えば、受取人、コード、振込金額が含まれる。さらに、承認ページには、案件毎に振込を担当する担当者の名前も表示される。承認権限者は、この承認ページに表示された振込案件のうち振込を承認する案件について選択ボックスにクリックを行う。承認案件の選択については、全選択と記されたボタンをクリックすることにより、表示された案件を全て選択することもできる。さらに、全解除と記されたボタンをクリックすることにより、一旦選択した案件を全て解除することも可能である。承認権限者が当該承認ページにおいて振込を承認する案件を選択し、確認ボタンを押下すると、承認した案件情報がインターネット6を介してウェブサーバ11に対して送信される。
【0034】
ウェブサーバ11は、クライアントの端末3から承認した案件情報を受信し、予めデータベースサーバ12の資金移動要求データベースに格納された総合振込データより、当該承認案件情報に相当する総合振込データを取得する。そして、ウェブサーバ11は、総合振込データファイルを全銀プロトコル形式に変換し、通信モジュール13に対して出力する。このとき、総合振込データファイルがクライアントの端末3から送信された時点で既に全銀プロトコル形式である場合には、かかる変換処理は行わずに通信モジュール13に対して出力する。通信モジュール13は、全銀プロトコル形式の総合振込データファイルを銀行システム2に送信する(S104)。このとき、通信モジュール13は、銀行システム2に対するログイン処理等を行っておく。ここで、図7に全銀プロトコル形式のデータフォーマットを示す。図7に示されるように、ヘッダレコード、データレコード、トレーラーレコード、エンドレコードの情報を有し、それぞれ、情報項目及び情報の桁数が定められている。
【0035】
尚、銀行システム2に対する総合振込データファイルの送信の時期は、承認権限者による承認が行われたことを確認してすぐに実行してもよいが、一定時間毎に実行してもよい。例えば、過去1時間に承認権限者による承認が行われた案件をまとめて総合振込データファイルを送信する。このような処理を行うことにより、データ中継システム1及び銀行システム2の処理負荷を軽減することが可能となる。
【0036】
銀行システム2では、外部接続システム21を介してホストコンピュータ22が、かかる総合振込データファイルを受信する。そして、通常のファームバンキングにおける処理と同様の処理にて、振込に関する処理を実行する。
【0037】
データ中継システム1は、クライアント契約の銀行担当部署の端末6に対して、振込意思確認を行った案件の情報もファクシミリにて送信する(S105)。ファクシミリにて送信される情報には、例えば、振込件数、振込金額、振込指定日、委託者コード、担当者情報等が含まれる。さらに、データ中継システム1は、クライアントの端末3より受信した支払明細データファイルを支払明細通知システム4に出力する。この支払明細通知システム4では、予め登録された支払先担当者のファクシミリ番号に、図6に示されるような支払明細通知を実行する(S106)。希望する支払先担当者が、事前に割り当てられたユーザIDやパスワードを入力することによりウェブサーバ11へログインした場合には、図6に示されるような支払明細通知ファイルをHTML形式やXML形式、PDFファイル形式などでダウンロードすることができる。図6に示されるように、この支払明細通知においては、支払者、支払口座、支払金額、支払日の他、支払明細情報も含まれる。支払明細情報には、例えば、取引年月日、伝票番号、品名・企画、数量、金額、備考に関する情報が含まれる。
【0038】
続いて、入出金明細データ等の照会データを銀行システム2よりダウンロードする処理について説明する。最初に、図1を用いて、この処理の概略について説明し、その後に、図8を用いて、この処理の詳細について説明する。
【0039】
データ中継システム1は、予め登録された照会データの種類に基づき、銀行システム2に対して入出金明細データ等の照会データの取得要求を送信する。銀行システム2は、かかる要求に応じて、照会データをデータ中継システム1に送信する(S107)。データ中継システム1は、この照会データをデータベースサーバ12に格納しておく。その後、クライアントの端末3より照会データの取得要求があった場合に、データ中継システム1は、これに応じて、ウェブサーバ11を経由してデータベースサーバ12より対応する情報を読み出し、クライアントの端末3に送信する。クライアントの端末3は、インターネット6等の高速通信回線を通じて、迅速に、情報を取得することができる。
【0040】
続いて、図8を用いて、処理の詳細フローについて説明する。まず、クライアントの端末3は、ウェブ中継システム1にアクセスし、照会データの種類を登録する(S201)。具体的には、ウェブ中継システム1より照会データの種類を登録するためのウェブページを閲覧し、そのウェブページ上に登録可能な照会データの種類の一覧が示されるため、その中から必要な照会データの種類を選択する。登録可能な照会データの種類には、残高一括データ、当日残高データ、前日残高データ、振込入金明細データ、取立入金明細データ、自動引落明細データ、入出金明細データ、入出金明細データ(日付指定)、入金明細データ(日付指定)、出金明細データ(日付指定)、振込入金明細再照会データ、取引入金明細再照会データ、入出金明細再照会データ等の情報が含まれる。これらの照会データの種類は、従来のファームバンキングシステムにおいて入手可能な情報であるが、これ以外の情報を含めるようにしてもよい。例えば、特定の振込人からの入出金明細データのみ、特定の金額の出金明細データのみ等のデータである。このような照会データを登録した場合には、関連する照会データを銀行システム2から取得した上で、データ中継システム1において加工して、クライアントの端末3に対して送信する。例えば、特定の振込人からの入出金明細データを取得する場合には、データ中継システム1は、まず銀行システム2から入出金明細データを取得する。そして、この入手金明細データに含まれる振込人情報をキーとして、特定の振込人の入出金明細データのみ抽出する。この抽出された入出金明細データをクライアントの端末3に対して送信する。このような処理プログラムをウェブサーバ11に備えるようにすることにより容易に実現可能である。
【0041】
クライアントの端末3から送信された照会データの種類については、ウェブサーバ11よりデータベースサーバ12に転送され、データベースサーバ12の照会データ種類データベース中に格納される(S202)。
【0042】
ウェブサーバ11は、予め設定された時刻t1になると、通信モジュール13を介して銀行システム2に対して必要データを要求する(S203)。具体的には、ウェブサーバ11は、タイマーにより予め設定された時刻t1になったことを検出すると、通信モジュール13を介して、銀行システム2にログインする。そして、ログインが完了した後、データベースサーバ12の照会データ種類データベースに格納された照会データの種類に基づき、照会データの種類を銀行システムに対して要求する処理を実行する。この時刻t1は、クライアントによって設定するようにしてもよく、データ中継システム1の管理者によって設定するようにしてもよい。クライアントによって設定する場合には、ウェブサーバ11より、時刻設定又は取得頻度を登録するためのウェブページをクライアントの端末3に送信する。クライアントは、端末3に表示されたこのウェブページ上で銀行システム2より情報を取得する時刻又は取得頻度(例えば、1日に3回)を登録する。これらの情報は、ウェブサーバ11の所定の記憶領域に格納され、処理の際に適宜参照される。また、データベースサーバ12の照会データ種類データベース中に格納された照会データの種類に応じて、時刻を自動設定するようにしてもよい。例えば、この照会データ種類データベース中に照会データの種類が登録されているデータが自動引落データのみであれば、予め自動引落が実行される時刻は、一日に一回程度であるため、ユーザが閲覧を開始する直前の時刻、例えば朝8時を時刻t1に設定する。
【0043】
銀行システム2では、ホストコンピュータ22が照会データの取得要求を外部接続システム21を介して受信し、取得処理を実行する。そして、ホストコンピュータ22は、取得された照会データを外部接続システム21を介して送信する(S204)。このとき、照会データは、公衆回線等の低速通信回線を介してウェブサーバ11に対して送信される。
【0044】
データ中継システム1は、通信モジュール13を介して、照会データを受信し、データベースサーバ12によって、ダウンロード情報データベースに格納する(S205)。
【0045】
ウェブサーバ11は、さらに予め設定された時刻t2になると、通信モジュール13を介して銀行システム2に対して照会データの取得を要求する(S206)。具体的には、ウェブサーバ11は、タイマーにより予め設定された時刻t2になったことを検出すると、通信モジュール13を介して、銀行システム2にログインする。そして、ログインが完了した後、データベースサーバ12の照会データ種類データベースに格納された照会データの種類に基づき、照会データの取得を銀行システムに対して要求する処理を実行する。
【0046】
銀行システム2では、ホストコンピュータ22が照会データの取得要求を外部接続システム21を介して受信し、取得処理を実行する。そして、ホストコンピュータ22は、取得された照会データを外部接続システム21を介して送信する(S207)。このとき、照会データは、公衆回線等の低速通信回線を介してウェブサーバ11に対して送信される。
【0047】
データ中継システム1は、通信モジュール13を介して、照会データを受信し、データベースサーバ12によって、ダウンロード情報データベースに格納する(S208)。
【0048】
その後、クライアントの端末3より照会データの要求が行われたとする(S209)。具体的には、クライアントの端末3が照会データを要求するためのウェブページにアクセスし、照会データの要求を行うボタン等を押下する。これに伴って、照会データの取得要求がデータ中継システム1に送信される。
【0049】
データ中継システム1は、この照会データの取得要求の受信に応じて、データベースサーバ12によって、ダウンロード情報データベースに格納された情報を読み出し、クライアントの端末3に送信する(S210)。ここで、情報は、例えば、テキスト形式やPDF形式で送信される。このとき、クライアントの端末3とデータ中継システム1とは、インターネット6等の高速通信回線により接続されているため、クライアントは、情報を迅速に取得することができる。クライアントの端末3に一度送信された情報については、ダウンロード情報データベース上に送信済みのフラグを立て、重複してクライアントの端末3に送信されないようにしてもよい。
【0050】
クライアントの端末3は、受信した情報を表示する(S211)。このとき、受信情報がHTML形式であれば、ブラウザプログラムにより表示し、表形式であれば、表計算ソフトにより表示する。その後、クライアントの指示に応じて、受信した情報を端末3のハードディスク等に格納する(S212)。
【0051】
続いて、クライアントの端末3から送信されたデータのチェック処理について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。このチェック処理は、ウェブサーバ11において実行する。この例において、ウェブサーバ11は、クライアントの端末3からデータファイルを受信し、1ファイルごとテキストファイルのデータチェックアルゴリズムに基づいてチェックを実行する。
【0052】
まず、ウェブサーバ11は、データファイルを開く(S301)。次に、ウェブサーバ11は、ファイルの先頭からファイルを構成しているデータを1行ずつ読み込んでゆく(S302)。その後、ウェブサーバ11は、ファイルを構成しているデータをフォーマット項目ごとにまとめ、1項目ずつフォーマット項目をチェックする(S303)。フォーマット項目は、例えば、口座番号、口座名義人名、銀行番号、支店番号、預金種目等である。
【0053】
フォーマット項目ごとにそのフォーマット項目に不適切な不当なデータが記述されているか否かがチェックされる(S304)。フォーマット項目に不当なデータが記述されている場合は、NGありとしてステップS305に進む。一方、フォーマット項目に正当なデータが記述されている場合は、NGなしOKとしてステップS306に進む。
【0054】
ステップS305では、NGであるデータをデータベースサーバ12に出力する。一方、ステップS306では、次のデータを読み込もうとする。そのとき、読み込むデータがあるか否かが判定される(S307)。読み込むデータがある場合は、ステップS303に戻り、そのデータに対応するフォーマット項目に対してチェックが実行される。一方、読み込むデータがない場合は、ステップS308に進む。
【0055】
ステップS308では、ステップS304でNGありとしたフォーマット項目の有無をデータベースサーバ12を参照して判定し、その有無を一時的にメモリに記憶する。また、データベースサーバ12にその有無を一時的に記憶させておいてもよい。
【0056】
その後、ファイルを閉じて、NGありとしたフォーマット項目に対応するデータがあるかをメモリ(又はデータベースサーバ12)を参照して確認する(S310)。
【0057】
ステップS310でNGとなるデータ(NGデータ)がなしと判定された場合は、ステップS311に進み、NGデータがなしである旨を示す画面を生成する(S311)。
【0058】
一方、ステップS310でNGデータがあると判定された場合は、ステップS312に進み、データベースサーバ12に進み、データベースサーバ12からステップS305で登録されたNGデータを参照して、NGデータがある旨を表示するNG画面を表示するためのウェブデータを生成する(S312)。
【0059】
以上のステップで、ファイルデータのチェックが終了する。以上の処理がファイルごとに実行されて、ステップS311又はS312で生成されたチェック結果画面を表示するためのウェブデータがクライアントの端末3に送信される。クライアントの端末3では、ブラウザプログラムにより、チェック結果画面が表示される。ユーザは、このチェック結果画面においてNGデータがある場合には、データを修正の上、再度ウェブサーバ11に送信することになる。
【0060】
上述した本発明にかかるデータ中継システム1におけるウェブサーバ11やデータベースサーバ12を実現するためのハードウェア構成について図10を用いて詳細に説明する。データ中継システムは、中央処理装置(CPU)201とメモリ204とを含んでいる。CPU201とメモリ204は、バスを介して、補助記憶装置としてのハードディスク装置213とを接続してある。フレキシブルディスク装置220、ハードディスク装置213・230、CD−ROMドライブ226・229、MOドライブ228等の記憶媒体駆動装置は、フレキシブルディスク・コントローラ219、IDEコントローラ225、SCSIコントローラ227等の各種コントローラを介してバスへ接続されている。
【0061】
フレキシブルディスク装置220等の記憶媒体駆動装置には、フレキシブルディスク等の可搬型記憶媒体が挿入され、このフレキシブルーディスク等やハードディスク装置213、ROM214等の記憶媒体には、オペレーティングシステムと協働してCPU等に命令を与え、本発明を実施するためのコンピュータ・ソフトウエアを記録することができ、メモリ204にロードされることによって実行される。このコンピュータ・ソフトウエアは圧縮し、または、複数に分割して、複数の媒体に記録することもできる。
【0062】
更に、ユーザ・インターフェース・ハードウェアを備えたシステムとすることができ、ユーザ・インターフェース・ハードウェアとしては、例えば、入力をするためのポインティング・デバイス(マウス、ジョイスティック等)207またはキーボード206や、視覚データをユーザに提示するためのディスプレイ212があり、また、パラレルポート216を介してプリンタを接続するも可能である。このデータ中継システムは、シリアルポート215を介してモデムを接続することが可能であり、シリアルポート215およびモデムまたはトークンリングや通信アダプタ218等を介してネットワークに接続し、他のコンピュータシステムと通信を行っている。
【0063】
このように、本発明は、通常のパーソナルコンピュータ(PC)、ワークステーション、汎用機や、これらの組合せによって実施可能であることを容易に理解できるであろう。ただし、これらの構成要素は例示であり、その全ての構成要素が本発明の必須の構成要素となるわけではない。オペレーティング・システムとしては、WindowsNT(マイクロソフトの商標)、Windows95(マイクロソフトの商標)、Windows3.x(マイクロソフトの商標)、OS/2(IBMの商標)、AIX(IBMの商標)上のX−WINDOWシステム(MITの商標)、Solaris(サンマイクロシステムズの商標)などの、標準でGUIマルチウインドウ環境をサポートするものや、PC−DOS(IBMの商標)、MS−DOS(マイクロソフトの商標)などのキャラクタ・ベース環境のもの、さらにはOS/Open(IBMの商標)VxWorks(Wind River Systems, Inc.の商標)等のリアルタイムOSでも実現可能であり、特定のオペレーティング・システム環境に限定されるものではない。
【0064】
上述の例において、システムのハードディスク、メモリ等の記憶手段等にインストールされた各種のプログラムは、様々な種類の記憶媒体に格納することが可能であり、また、通信媒体を介して伝達されることが可能である。ここで、記憶媒体には、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。また、通信媒体には、電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回線等の無線通信媒体等を含み、インターネットも含まれる。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、既存の銀行システムを変更することなく、大量のデータを迅速に処理することができるデータ中継システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデータ中継システムを含むシステムの全体構成を示す図である。
【図2】本発明にかかるデータ中継システムにおける画面表示例を示す図である。
【図3】本発明にかかるデータ中継システムにおける画面表示例を示す図である。
【図4】本発明にかかるデータ中継システムにおける画面表示例を示す図である。
【図5】本発明にかかるデータ中継システムにおける画面表示例を示す図である。
【図6】本発明にかかるデータ中継システムにおける画面表示例を示す図である。
【図7】全銀フォーマットの例を示す図である。
【図8】本発明にかかるデータ中継システムの処理フローを示すフローチャートである。
【図9】本発明にかかるデータ中継システムのデータチェックフローを示すフローチャートである。
【図10】本発明にかかるデータ中継システムのウェブサーバ、データベースサーバのハードウェア構成例を示す図である。
【図11】従来のファームバンキングシステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 データ中継システム
2 銀行システム
3 クライアントの端末
4 支払明細通知システム
5 受取人の端末
6 インターネット
11 ウェブサーバ
12 データベースサーバ
21 外部接続システム
22 ホストコンピュータ

Claims (14)

  1. 銀行システムと低速通信回線を介して接続されるとともに、クライアントの端末と高速通信回線を介して接続されたデータ中継システムであって、
    前記クライアントの端末からの資金移動要求を受信し、前記銀行システムに資金移動要求するためのフォーマットに変換した上で、当該資金移動要求を当該銀行システムに送信する手段と、
    前記クライアントの端末から取得を希望する照会データの種類を登録する登録手段と、
    予め設定された時刻に、前記登録手段に登録された照会データの種類に応じて当該照会データの取得要求を当該銀行システムに送信する手段と、
    前記照会データの取得要求に応じて前記銀行システムより送信されたデータを格納するデータ格納手段と、
    前記クライアントの端末からの照会データの取得要求に応じて前記データ格納手段に格納された照会データを当該クライアントの端末に送信する手段を備えたデータ中継システム。
  2. 前記クライアントの端末から資金移動要求を複数のデータファイルにより受信し、このデータファイルに含まれるデータに誤りが含まれるか否かを判定し、この判定結果を当該クライアントの端末に送信する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ中継システム。
  3. 銀行システムと低速通信回線を介して接続されるとともに、クライアントの端末と高速通信回線を介して接続されたデータ中継システムであって、
    前記クライアントの端末から取得を希望する照会データの種類を登録する登録手段と、
    予め設定された時刻に、前記登録手段に登録された照会データの種類に応じて当該照会データの取得要求を当該銀行システムに送信する手段と、
    前記照会データの取得要求に応じて前記銀行システムより送信されたデータを格納するデータ格納手段と、
    前記クライアントの端末からの照会データの取得要求に応じて前記データ格納手段に格納された照会データを当該クライアントの端末に送信する手段を備えたデータ中継システム。
  4. 受取人に対して支払明細通知を実行する手段をさらに有することを特徴とする請求項1、2又は3記載のデータ中継システム。
  5. 前記データ取得要求を前記銀行システムに送信する時刻は、前記クライアントの端末により設定可能としたことを特徴とする請求項1、2、3又は4いずれかに記載のデータ中継システム。
  6. 前記データ格納手段に格納された照会データを前記登録手段に登録されたデータの種類に応じて加工する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5いずれかに記載のデータ中継システム。
  7. 前記データ中継システムと前記銀行システム間は、全銀プロトコルに従って通信が行われることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載のデータ中継システム。
  8. 銀行システムと低速通信回線を介して接続されるとともに、クライアントの端末と高速通信回線を介して接続されたデータ中継システムによりデータ中継を実行する方法であって、
    前記データ中継システムが前記クライアントの端末からの資金移動要求を受信するステップと、
    前記データ中継システムにおいて、前記銀行システムに資金移動要求するためのフォーマットに変換した上で、当該資金移動要求を当該銀行システムに送信するステップと、
    前記クライアントの端末から取得を希望する照会データの種類を前記データ中継システムに登録するステップと、
    予め設定された時刻に、登録された照会データの種類に応じて前記データ中継システムから当該照会データの取得要求を前記銀行システムに送信するステップと、
    前記照会データの取得要求に応じて前記銀行システムより送信されたデータをデータ格納手段に格納するステップと、
    前記クライアントの端末からの照会データの取得要求に応じて前記データ格納手段に格納された照会データを当該クライアントの端末に送信するステップを備えたデータ中継方法。
  9. 前記クライアントの端末から資金移動要求を複数のデータファイルにより受信し、このデータファイルに含まれるデータに誤りが含まれるか否かを判定し、この判定結果を当該クライアントの端末に送信するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項8記載のデータ中継方法。
  10. 銀行システムと低速通信回線を介して接続されるとともに、クライアントの端末と高速通信回線を介して接続されたデータ中継システムによって実行されるデータの中継方法であって、
    前記クライアントの端末から取得を希望する照会データの種類を前記データ中継システムに登録するステップと、
    予め設定された時刻に、登録された照会データの種類に応じて前記データ中継システムから当該照会データの取得要求を前記銀行システムに送信するステップと、
    前記照会データの取得要求に応じて前記銀行システムより送信されたデータをデータ格納手段に格納するステップと、
    前記クライアントの端末からの照会データの取得要求に応じて前記データ格納手段に格納された照会データを当該クライアントの端末に送信するステップを備えたデータ中継方法。
  11. 受取人に対して支払明細通知を実行するステップをさらに有することを特徴とする請求項8、9又は10記載のデータ中継方法。
  12. 前記データ取得要求を前記銀行システムに送信する時刻は、前記クライアントの端末により設定可能としたことを特徴とする請求項8、9、10又は11いずれかに記載のデータ中継方法。
  13. 前記データ格納手段に格納されたデータを登録された照会データの種類に応じて加工するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項8、9、10、11又は12いずれかに記載のデータ中継方法。
  14. 前記データ中継システムと前記銀行システム間は、全銀プロトコルに従って通信が行われることを特徴とする請求項8乃至13いずれかに記載のデータ中継方法。
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