JP6195657B1 - 銀行システム、銀行システムによって実行される方法、プログラム - Google Patents

銀行システム、銀行システムによって実行される方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】総合振込に係る電文がXML電文に移行した場合に、EDI情報のミス発生に対応しうる振込制御システム、振込制御方法および振込制御プログラムを提供する。【解決手段】被仕向銀行システムは、仕向銀行システムから送信された振込電文を格納するデータベースであって、振込電文は、EDI番号を介して関連付けられる振込情報およびEDI情報、並びに閲覧フラグを含み、閲覧フラグは、振込電文が受取人端末によってアクセスされているかどうかを示す、データベースと、データベースに格納されているEDI番号に関連付けられるEDI情報を全銀システムから受信するEDI情報受信手段と、EDI番号をキーにして、データベースに格納されている振込情報と、EDI情報受信手段によって受信されたEDI情報とをマージして振込電文を生成し、データベースに格納する振込電文制御手段を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、銀行システム、銀行システムによって実行される方法およびプログラムに関する。より詳細に言えば、本発明は、振込電文に誤りがあった際に実行される振込処理を行う銀行システム、銀行システムによって実行される方法およびプログラムに関する。
各金融機関は、全銀システムを介してネットワーク接続された他の金融機関との間で振込などの為替取引を行っている。振込元口座から振込先口座への振込処理の種類として、作成されるデータの形態から2種類あることが知られている。1つ目は、1件ごとに振込を行う「個別振込」と呼ばれるものであり、個別振込のデータフォーマットは、1セットのデータの中に振込元口座情報および振込先口座情報を1件ずつ含む。2つ目は、複数件をまとめて振込を行う「総合振込(一括振込)」と呼ばれるものであり、総合振込のデータフォーマットは、1セットのデータの中に1つの振込元口座情報および1以上の振込先口座情報を含む。都度振込および総合振込のデータフォーマットは、固定長の電文形式であり、例えば、このデータフォーマットのうちの1つのデータ項目である「EDI情報」は、受取企業に通知する振込の明細情報等を含むデータ項目であるが、現在、半角20桁までと定められている。個別振込および総合振込は、振込情報(振込元および振込先の口座情報、振込金額、振込日など)を必ず含むものの、EDI情報についてはその情報量の制約から活用されないこともある。
一般社団法人全国銀行協会では、企業間の国内送金指図で使用する電文方式について、情報量や情報の互換性等に優れた「XML電文」に移行することを検討する検討会を立ち上げ、総合振込にかかるXML電文への移行と金融EDIの活用に向けた方策を検討している(非特許文献1)。XML電文では、電文の長さ、および電文上のデータの意味づけ、データ間の関係を自由に設計・変更することが可能であるため、金融EDI情報も拡張可能となることが期待されている。例えば、現行のEDI情報は固定長の半角20桁までであったため、受取企業に通知できる情報量に限界があったが、XML電文への移行が実現すれば、受取企業側では売掛金の消込作業、支払企業側では振込明細に係る受取企業からの照会対応に係る業務負担の軽減が期待されている。このような状況の中、各金融機関においても、企業間の国内送金指図で使用する電文方式がXML電文に移行した場合のシステム対応を検討している。
特開2010−191923号公報(特許第5428059号公報)
XML電文への移行に関する検討会、「総合振込にかかるXML電文への移行と金融EDIの活用に向けて」の掲載について、[online]、平成28年7月22日、一般社団法人全国銀行協会、[平成28年10月27日]、インターネット<URL: http://www.zenginkyo.or.jp/abstract/news/detail/nid/6493/>
個別振込の場合には、ミス発生時は当該個別振込に係る電文のみを訂正すればよいが、総合振込の場合には、数百件〜数千件単位の振込データを含む場合もあり、一部のデータのみにミスが発生した場合であってもデータ全体を訂正する必要がある。現状では、特許文献1の図6〜図8に記載されているような電文を仕向銀行と被仕向銀行の間でやり取りをすることにより、振込情報(振込元および振込先の口座情報、振込金額、振込日など)のみを訂正したい場合には「訂正」という手続きを行っており、総合振込の全体を取り止める場合には「組戻」という手続きを行っている。
総合振込に係る電文がXML電文に移行した場合、EDI情報には従来よりも多くの情報が含まれるようになる。振込情報のみにミスが発生した場合には現状の手続きで対応できるものの、EDI情報にミスが発生した場合には現行の処理では対応することができないため、新たな処理フローが必要となる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、総合振込に係る電文がXML電文に移行した場合に、EDI情報のミス発生に対応しうる振込制御システム、振込制御方法および振込制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様である、被仕向銀行の銀行システムは、仕向銀行システムから送信された振込電文を格納するデータベースであって、前記振込電文は、EDI番号を介して関連付けられる振込情報およびEDI情報、並びに閲覧フラグを含み、前記閲覧フラグは、前記振込電文が受取人端末によってアクセスされているかどうかを示す、データベースと、
前記データベースに格納されている前記EDI番号に関連付けられる前記EDI情報を全銀システムから受信するEDI情報受信手段と、前記EDI番号をキーにして、前記データベースに格納されている振込情報と、前記EDI情報受信手段によって受信されたEDI情報とをマージして前記振込電文を生成し、前記データベースに格納する振込電文制御手段を備える。
また、本発明の一態様である、被仕向銀行の銀行システムによって実行される方法は、前記銀行システムは、仕向銀行システムから送信された振込電文を格納するデータベースであって、前記振込電文は、EDI番号を介して関連付けられる振込情報およびEDI情報、並びに閲覧フラグを含み、前記閲覧フラグは、前記振込電文が受取人端末によってアクセスされているかどうかを示す、データベースを備え、前記方法は、格納されている前記振込電文の前記EDI番号に関連付けられる前記EDI情報を全銀システムから受信することと、前記EDI番号をキーにして、前記データベースに格納されている振込情報と、前記全銀システムから受信した前記EDI情報とをマージして前記振込電文を生成し、前記データベースに格納することを備える。
本発明は、総合振込に係る電文がXML電文に移行した場合であっても、EDI情報のミス発生に対応することができるようになる。
本明細書において開示される実施形態の詳細な理解は、添付図面に関連して例示される以下の説明から得ることができる。
本発明のシステム全体の構成図である。 仕向銀行システムのシステム構成図である。 XML電文ベースの総合振込の例示的な処理フローを説明する図である。 振込電文(特に、EDI情報)にミスがある場合の第1の実施形態の処理フローについて説明する図である。 振込電文(特に、EDI情報)にミスがある場合の第2の実施形態の処理フローについて説明する図である。 振込電文(特に、EDI情報)にミスがある場合の第3の実施形態の処理フローについて説明する図である。 仕向銀行システムの機能ブロック図である。 被仕向銀行システムの機能ブロック図である。
(全体構成)
図1は、仕向銀行システム100、被仕向銀行システム110、全銀システム120、支払企業端末130および受取企業端末140を示すシステム全体の構成図である。当業者には周知なように、仕向銀行は送金側の銀行であり、被仕向銀行は、受取側の銀行である。なお、仕向銀行と被仕向銀行は、同一の銀行であっても構わない。
仕向銀行システム100は、顧客からの依頼に基づいて振込電文を送信する仕向銀行によって使用されるシステムである。振込電文は、振込情報およびEDI情報を含む電文である。仕向銀行システム100は、支払企業端末130とネットワークを介して接続されており、支払企業端末130から振込電文を受信することができる。被仕向銀行システム110は、振込電文を受信して該当口座への入金処理を行う被仕向銀行によって使用されるシステムである。被仕向銀行システム110は、受取企業端末140とネットワークを介して接続されており、受取企業端末140に対して振込結果を提示することができる。
全銀システム120は、仕向銀行システム100および被仕向銀行システム110とネットワークを介して接続されており、仕向銀行システム100から被仕向銀行システム110に送信される振込電文(振込情報およびEDI情報)を中継し、制御することができるシステムである。本明細書で説明する振込電文は、XML電文であってよい。
支払企業端末130は、仕向銀行システム100にアクセス可能なアプリケーションを有し、仕向銀行システム100に対して振込電文および訂正電文を送信することができる。受取企業端末140は、被仕向銀行システム110にアクセスすることによって、振込内容を確認することができる。支払企業端末130および受取企業端末140は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット型端末あるいは有線または無線環境において動作可能な他の任意のタイプのデバイスとすることができる。図1では説明の便宜上、支払企業端末130および受取企業端末140を一つだけ示しているが、顧客の数だけ支払企業端末130および受取企業端末140が存在する。
各システム100、110および120、並びに端末130および端末140を接続するネットワークは、相互通信可能な周知のネットワークであってよく、特に限定されることはない。
(システム構成)
図2は、仕向銀行システム100のシステム構成図である。以下の説明では、仕向銀行システム100のシステム構成について説明するが、同様のシステム構成は被仕向銀行システム110および全銀システム120にも実装することができる。
図2に示すように、仕向銀行システム100は、一般的なコンピュータと同様に、バス210などによって相互に接続された制御部201、主記憶部202、補助記憶部203、インターフェース(IF)部204および出力部205を備えることができる。仕向銀行システム100は、周知の勘定系ホストとしても機能することができる。
制御部201は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれ、仕向銀行システム100内の各構成要素の制御やデータの演算を行い、また、補助記憶部203に格納されている各種プログラムを主記憶部202に読み出して実行することができる。主記憶部202は、メインメモリとも呼ばれ、受信した各種データ、コンピュータ実行可能な命令および当該命令による演算処理後のデータなどを記憶することができる。補助記憶部203は、ハードディスク(HDD)などに代表される記憶装置であり、データやプログラムを長期的に保存する際に使用される。
図2の実施形態では、制御部201、主記憶部202および補助記憶部203を同一のサーバコンピュータ内に設ける実施形態について説明するが、他の実施形態として、仕向銀行システム100は、制御部201、主記憶部202および補助記憶部203を複数個使用することにより、複数のサーバコンピュータによる並列分散処理を実現するように構成されることもできる。また、他の実施形態として、仕向銀行システム100用の複数のサーバを設置し、複数サーバが一つの補助記憶部203を共有する実施形態にすることも可能である。
IF部204は、他のシステムや装置との間でデータを送受信する際のインターフェースの役割を果たし、また、システムオペレータから各種コマンドや入力データ(各種マスタ、テーブルなど)を受け付けるインターフェースを提供することができる。出力部205は、処理されたデータを表示する表示画面や当該データを印刷するための印刷手段などを提供することができる。
(XML電文ベースの総合振込の処理フロー)
まず、総合振込に係る電文がXML電文に移行した場合の処理フローについて説明する。図3は、XML電文ベースの総合振込の例示的な処理フローを説明する図である。振込電文には、振込情報およびEDI情報が含まれる。振込情報は、従来から行われている総合振込に含まれる、振込元および振込先の口座情報、振込金額、振込日などを含む。より具体的に説明すると、総合振込の1セットのデータには、ヘッダ(H)レコード(振込元口座情報含む)、1以上のデータ(D)レコード(振込先口座の明細)、トレーラー(T)レコード(合計件数および合計金額含む)、およびエンド(E)レコードが含まれる。
EDI情報は、可変長データであり、受取企業に通知する振込の明細情報等を含むことができるため、例えば、以下のような情報を含めることが可能である。
<支払明細>
<EDI情報>
<注文明細>
<注文番号>1</注文番号>
<商品名>おいしい水500ml</商品名>
<個数>10</個数><消費税>8%</消費税>
<金額>1200</金額><単位>円</単位>
</注文明細>
<注文明細>
<注文番号>2</注文番号>
<商品名>単4型乾電池</商品名>
<個数>4</個数><消費税>8%</消費税>
<金額>324</金額><単位>円</単位>
</注文明細>
</EDI情報>
</支払明細>
以下、図3の処理フローを参照しながら、XML電文ベースの総合振込がどのように行われるのかについて説明する。
S301にて、支払企業のユーザは、支払企業端末130を利用し、仕向銀行システム100に関連付けられたアプリケーションを介して仕向銀行システム100にアクセスする。支払企業端末130は、支払企業のユーザによって入力された振込情報およびEDI情報に基づいて振込電文を生成することができる。振込電文は総合振込の形式とすることができる。
S302にて、支払企業端末130は、例えば、アプリケーションの登録ボタンの押下などの所定のイベントをトリガーとして、S301にて生成された振込電文を仕向銀行システム100に送信することにより振込依頼を行うことができる。仕向銀行システム100は、受信した振込電文を格納することができる。支払企業端末130は、任意のタイミングでアプリケーションを通して仕向銀行システム100に要求することにより、仕向銀行システム100に送信した振込電文を支払企業端末130のディスプレイに表示し、支払企業のユーザに振込電文の内容や処理状況を確認させることができる。
S303にて、仕向銀行システム100は、振込電文を受信したことに応答して、EDI番号の発行要求を全銀システム120に送信することができる。EDI番号は、振込電文を識別するための識別番号として機能することができる。S304にて、全銀システム120は、発行要求に応答してEDI番号を発行し、仕向銀行システム100に送信することができる。仕向銀行システム100は、受信したEDI番号を格納する。
S305にて、仕向銀行システム100は、格納されている振込電文にEDI番号を付加する処理を行うとともに、支払企業端末130に対してEDI番号を通知することができる。EDI番号の通知は、予め定められた方法(アプリケーション上での通知、電子メールなど)で行うことができる。付加処理後の振込電文は、仕向銀行システム100内に格納される。
S306にて、仕向銀行システム100は、付加処理後の振込電文(振込情報およびEDI情報を含む)を全銀システム120に送信することができる。全銀システム120に送信された振込電文は、「全銀システムに送信済み」を示すフラグを付加されて更新され、仕向銀行システム100内に格納される。全銀システム120は、受信した振込電文を格納することができる。
S307にて、全銀システム120は、受信した振込電文を振込情報(EDI番号含む)とEDI情報とに分割する処理を行うことができる。分割されたEDI情報にはEDI番号が関連付けられて全銀システム120内に記憶される。
S308にて、全銀システム120は、分割処理後の振込情報(EDI番号含む)のみを含む振込電文を被仕向銀行システム110に送信することができる。被仕向銀行システム110は、受信した振込情報(EDI番号含む)のみを含む振込電文を格納することができる。また、被仕向銀行システム110は、振込情報に基づいて振込先口座に対する入金処理を行うことができる。
S309にて、被仕向銀行システム110は、格納されている振込電文に含まれるEDI番号を読み出し、読み出したEDI番号に関連付けられるEDI情報の検索およびダウンロードを全銀システム120に対して要求することができる。該当するEDI情報が検索された場合、全銀システム120は、検索されたEDI情報を被仕向銀行システム110に送信することができる。全銀システム120は、被仕向銀行システム110に送信されたEDI情報に対して、「被仕向銀行システム110に送信済み」であることを示すフラグを付加して更新し、全銀システム120内に格納することができる。被仕向銀行システム110は、受信したEDI情報を格納することができる。
本発明の他の実施形態では、被仕向銀行システム110に対するEDI情報の送信処理は、分割処理後に順次行ってもよいし(逐次処理)、被仕向銀行システム110からの要求を待たずに予め定められたタイミングでバッチ処理によって行ってもよい。送信処理の後、全銀システム120は、被仕向銀行システム110に送信されたEDI情報に対して、「被仕向銀行システム110に送信済み」であることを示すフラグを付加して更新し、全銀システム120内に格納することができる。バッチ処理で送信された場合には、全銀システム120は、被仕向銀行システム110に送信されたEDI情報に対して、「バッチ処理送信済み」を示すフラグを付加して更新してもよい。
S310にて、被仕向銀行システム110は、EDI番号によって互いに関連付けられる振込情報およびEDI情報をマージして元の振込電文を生成することができる。S311にて、被仕向銀行システム110は、被仕向銀行システム110に関連付けられたアプリケーションを介して受取企業端末140に対して入出金明細などのデータを提示することができる。これにより、受取企業は、受取企業端末140を介して被振込の情報およびEDI情報に示されている明細情報を知ることができる。S310にてマージされ、生成された振込電文が受取企業端末140によって閲覧された場合(すなわち、アプリケーションによって読み出され、画面上に表示された場合)、被仕向銀行システム110は、この振込電文に対して「閲覧済み」を示すフラグを付加して更新することができる。
図3を参照しながら説明した上述のフローでは振込電文にミスがない場合を説明した。以下では、振込電文のEDI情報にミスがある場合の処理フローについていくつかの実施形態を説明する。なお、振込情報(振込元および振込先の口座情報、振込金額、振込日など)のみにミスがある場合には、従来から行われている組戻や訂正の処理が行われる。
(第1の実施形態)
図4は、振込電文(特に、EDI情報)にミスがある場合の第1の実施形態の処理フローについて説明する図である。図4のフロー図では、EDI情報にミスがある場合の処理について説明する。
S401にて、支払企業のユーザは、支払企業端末130を利用し、仕向銀行システム100に関連付けられたアプリケーションを介して仕向銀行システム100にアクセスして、ミスがあることに気が付いたEDI情報を含む振込電文を支払企業端末130のディスプレイに表示する。支払企業端末130は、支払企業のユーザによって入力された訂正EDI情報を受信し、所定のトリガー(例えば、訂正ボタンの押下など)が発生したことに応答して、仕向銀行システム100に変更依頼データを送信することができる。変更依頼データにはEDI番号が関連付けられている。仕向銀行システム100は、EDI情報の変更依頼データを受信する。
S402にて、仕向銀行システム100は、仕向銀行システム100内に格納されている、変更依頼データに対応する振込電文を読み出し、「全銀システムに送信済み」を示すフラグが付加されているかどうかを判定する。対応する振込電文が全銀システム120に送信済みである場合(Yes)にはS404に処理が進み、一方、全銀システム120に未送信である場合(No)にはS403に処理が進む。
S403にて、仕向銀行システム100は、格納されている対応する振込電文のEDI情報をS401にて受信した変更依頼データに基づいて更新し、更新したEDI情報を格納することができる。この更新処理により、振込電文(振込情報およびEDI情報)は訂正され、その後、全銀システム120に送信されることとなる。
S404にて、仕向銀行システム100は、格納されている対応する振込電文のEDI情報をS401にて受信した変更依頼データに基づいて更新し、更新したEDI情報を格納するとともに、変更依頼データを全銀システム120に対して送信することができる。変更依頼データにはEDI番号が関連付けられている。全銀システム120は、変更依頼データを受信し、格納することができる。
S405にて、全銀システム120は、受信した変更依頼データに関連付けられているEDI番号を読み出し、読み出したEDI番号に基づいてS307にて分割され、記憶されたEDI情報を検索することができる。全銀システム120は、検索したEDI情報を変更依頼データに基づいて更新し、更新したEDI情報を格納することができる。
S406にて、全銀システム120は、「被仕向銀行システム110に送信済み」であることを示すフラグが更新したEDI情報に付加されているかどうかを判定することができる。このフラグが付加されているEDI情報は、被仕向銀行システム110(あるいは、受取企業端末140からの依頼に応答した被仕向銀行システム110)によって閲覧されている。受取企業端末140からの依頼による場合には、EDI情報は、受取企業端末140にも閲覧されていることとなる。EDI情報が被仕向銀行システム110によって閲覧されている場合(Yes)には、S408に処理が進み、一方、閲覧されていない場合(No)には、S407に処理が進む。
S407にて、全銀システム120は、元のEDI情報が被仕向銀行システム110によって閲覧されていないため、被仕向銀行システム110にEDI情報が更新されたことを通知することなく、この処理フローを終了する。
S408にて、全銀システム120は、被仕向銀行システム110に当該EDI情報の変更通知データを送信することができる。どのEDI情報が変更されたのかを示すために、送信される変更通知データには、EDI番号が関連付けられている。本発明の他の実施形態では、EDI番号に基づいて振込電文が検索され、振込電文に含まれる振込先口座情報(すなわち、受取人の口座情報)も変更通知データに含まれることが可能である。
S409にて、被仕向銀行システム110は、変更通知データを受信し、受信した変更通知データに関連付けられているEDI番号に基づいて、S310にてマージされ、生成された振込電文を検索することができる。被仕向銀行システム110は、検索した振込電文の振込先口座情報に基づいて受取人を特定することができる。
S410にて、被仕向銀行システム110は、検索した振込電文を削除するとともに、EDI番号によって互いに関連付けられる振込情報および訂正EDI情報をマージして振込電文を再生成することができる。訂正EDI情報は、全銀システム120に格納されている(S405)ので、被仕向銀行システム110は、EDI番号に基づいて訂正EDI情報(すなわち、更新されたEDI情報)をダウンロードすることができる。全銀システム120は、被仕向銀行システム110に送信された訂正EDI情報に対して、「被仕向銀行システム110に送信済み」であることを示すフラグを付加して更新し、全銀システム120内に格納することができる。
S411にて、被仕向銀行システム110は、予め定められた通知方法(例えば、電子メール、被仕向銀行システム110に関連付けられているアプリケーション上での通知など)に従って、受取企業端末140にEDI情報が変更されたことを通知することができる。通知には、どの情報が更新されたのかを示す情報が含まれていてもよい。さらに、通知には、修正前の振込電文を受取企業端末140にダウンロード済みの場合には削除して欲しい旨の情報を含めるようにしてもよい。受取企業のユーザは、受取企業端末140を使用し、被仕向銀行システム110に関連付けられているアプリケーションを介して再生成された振込電文を確認することができる。受取企業端末140上で実行されるアプリケーションは、振込電文の中で更新されたデータがどの部分であるかを明示するように構成されてもよい。
(第2の実施形態)
図5は、振込電文(特に、EDI情報)にミスがある場合の第2の実施形態の処理フローについて説明する図である。図5のフロー図では、EDI情報にミスがある場合の処理について説明する。S401〜S405の処理は図4にて説明した処理と同一であるので詳細な説明は省略する。
S501にて、全銀システム120は、被仕向銀行システム110に当該EDI情報の変更通知データを送信することができる。どのEDI情報が変更されたのかを示すために、送信される変更通知データには、EDI番号が関連付けられている。本発明の他の実施形態では、EDI番号に基づいて振込電文が検索され、振込電文に含まれる振込先口座情報(すなわち、受取人の口座情報)も変更通知データに含まれることが可能である。
S502にて、被仕向銀行システム110は、変更通知データを受信し、受信した変更通知データに関連付けられているEDI番号に基づいて、S310にてマージされ、生成された振込電文を検索することができる。振込電文が検索された場合には、被仕向銀行システム110は、検索した振込電文の振込先口座情報に基づいて受取人を特定することができる。
S503にて、被仕向銀行システム110は、検索された振込電文、すなわち、変更前の振込電文が被仕向銀行システム110内に存在するかどうかを判定することができる。変更前の振込電文が存在する場合(Yes)には、S505に処理が進み、一方、変更前の振込電文が存在しない場合(No)には、S309で説明したEDI情報のダウンロード処理およびS310で説明したマージ処理が行われていないため、S504に処理が進む。
S504にて、被仕向銀行システム110は、EDI情報のダウンロード処理、並びに振込情報およびEDI情報のマージ処理のいずれも行っていないため、受取企業端末140に対して何ら通知することはなく、この処理フローは終了する。
S505にて、被仕向銀行システム110は、検索された振込電文に含まれるEDI番号を読み出し、読み出したEDI番号に関連付けられるEDI情報(訂正EDI情報)の検索およびダウンロードを全銀システム120に対して要求することができる。該当するEDI情報が検索された場合、全銀システム120は、検索されたEDI情報を被仕向銀行システム110に送信することができる。全銀システム120は、被仕向銀行システム110に送信された訂正EDI情報に対して、「被仕向銀行システム110に送信済み」であることを示すフラグを付加して更新し、全銀システム120内に格納することができる。被仕向銀行システム110は、受信したEDI情報を格納することができる。
また、被仕向銀行システム110は、検索した振込電文を削除するとともに、EDI番号によって互いに関連付けられる振込情報および訂正EDI情報をマージして振込電文を再生成することができる。
S506にて、被仕向銀行システム110は、予め定められた通知方法(例えば、電子メール、被仕向銀行システム110に関連付けられているアプリケーション上での通知など)に従って、受取企業端末140にEDI情報が変更されたことを通知することができる。通知には、どの情報が更新されたのかを示す情報が含まれていてもよい。さらに、通知には、修正前の振込電文を受取企業端末140にダウンロード済みの場合には削除して欲しい旨の情報を含めるようにしてもよい。受取企業のユーザは、受取企業端末140を使用し、被仕向銀行システム110に関連付けられているアプリケーションを介して再生成された振込電文を確認することができる。受取企業端末140上で実行されるアプリケーションは、振込電文の中で更新されたデータがどの部分であるかを明示するように構成されてもよい。
(第3の実施形態)
図6は、振込電文(特に、EDI情報)にミスがある場合の第3の実施形態の処理フローについて説明する図である。図6のフロー図では、EDI情報にミスがある場合の処理について説明する。S401〜S405の処理は図4にて説明した処理と同一であるので詳細な説明は省略する。
S601にて、全銀システム120は、S405にて更新されたEDI情報に「バッチ処理送信済み」を示すフラグが付加されているかどうかを判定することができる。当該EDI情報がバッチ処理送信されている場合(Yes)にはS603に処理が進み、一方、バッチ処理送信されていない場合(No)にはS602に処理が進む。
S602にて、被仕向銀行システム110に対するEDI情報の送信処理は未だ行われていないため、全銀システム120は、被仕向銀行システム110に何ら通知することなく、この処理フローは終了する。
S603にて、全銀システム120は、被仕向銀行システム110に当該EDI情報の変更通知データを送信することができる。どのEDI情報が変更されたのかを示すために、送信される変更通知データには、EDI番号が関連付けられている。本発明の他の実施形態では、EDI番号に基づいて振込電文が検索され、振込電文に含まれる振込先口座情報(すなわち、受取人の口座情報)も変更通知データに含まれることが可能である。
S604にて、被仕向銀行システム110は、変更通知データを受信し、受信した変更通知データに関連付けられているEDI番号に基づいて、S310にてマージされ、生成された振込電文を検索することができる。振込電文が検索された場合には、被仕向銀行システム110は、検索した振込電文の振込先口座情報に基づいて受取人を特定することができる。
S605にて、被仕向銀行システム110は、検索された振込電文に対して「閲覧済み」を示すフラグが付加されているかどうかを判定することができる。振込電文に対して「閲覧済み」を示すフラグが付加されていない場合には、S606に処理が進み、一方、付加されている場合には、S607に処理が進む。
S606にて、被仕向銀行システム110は、元の振込電文が閲覧されていないため、受取企業端末140にEDI情報が更新されたことを通知することなく、この処理フローを終了する。
S607にて、被仕向銀行システム110は、検索した振込電文を削除するとともに、EDI番号によって互いに関連付けられる振込情報および訂正EDI情報をマージして振込電文を再生成することができる。訂正EDI情報は、全銀システム120に格納されている(S405)ので、被仕向銀行システム110は、EDI番号に基づいて訂正EDI情報(すなわち、更新されたEDI情報)をダウンロードすることができる。全銀システム120は、被仕向銀行システム110に送信された訂正EDI情報に対して、「被仕向銀行システム110に送信済み」であることを示すフラグを付加して更新し、全銀システム120内に格納することができる。
S608にて、被仕向銀行システム110は、予め定められた通知方法(例えば、電子メール、被仕向銀行システム110に関連付けられているアプリケーション上での通知など)に従って、受取企業端末140にEDI情報が変更されたことを通知することができる。通知には、どの情報が更新されたのかを示す情報が含まれていてもよい。さらに、通知には、修正前の振込電文を受取企業端末140にダウンロード済みの場合には削除して欲しい旨の情報を含めるようにしてもよい。受取企業のユーザは、受取企業端末140を使用し、被仕向銀行システム110に関連付けられているアプリケーションを介して再生成された振込電文を確認することができる。受取企業端末140上で実行されるアプリケーションは、振込電文の中で更新されたデータがどの部分であるかを明示するように構成されてもよい。
次に、図7および図8を参照しながら、仕向銀行システム100および被仕向銀行システム110の機能について説明する。
図7は、仕向銀行システム100の機能ブロック図である。仕向銀行システム100は、振込電文DB701、EDI番号要求部702および振込電文制御部703を備えることができる。
振込電文DB701は、支払企業端末130から受信した振込電文を格納するデータベースである。振込電文には、振込情報711、EDI情報712、送信フラグ713、発信番号714、EDI番号715などを含むことができる。
振込情報711は、従来の総合振込で扱われていた情報であり、例えば、振込元および振込先の口座情報、振込金額、振込日などの情報を含むことができる。EDI情報712は、受取企業に通知する情報(例えば、振込の明細情報等)を含むことができる。送信フラグ713は、振込電文が全銀システム120に対して送信されたかどうかを示すフラグであり、例えば、「全銀システムに送信済み」を示す値を格納することができる。発信番号714は、特許文献1の図6〜図8に例示されているような電文に含まれる、電文を識別するための識別番号である。訂正や組戻の手続きの際に、どの振込に対する訂正や組戻なのかを識別するために利用される。EDI番号715は、全銀システム120より発行され、振込電文のそれぞれに付加される識別子である。本発明の他の実施形態では、EDI番号715は、全銀システム120と関連付けられる他のシステムから発行されるように構成されてもよい。
EDI番号要求部702は、支払企業端末130から新規に振込電文を受信したことに応答して、EDI番号の発行要求を全銀システム120に送信することができる。EDI番号要求部702は、EDI番号の発行要求に応答して全銀システム120によって発行されたEDI番号を受信し、振込電文DB701の対応する振込電文に、受信したEDI番号を付加して、付加後の振込電文を振込電文DB701に記憶することができる。
振込電文制御部703は、EDI番号が付加された振込電文を振込電文DB701から読み出し、全銀システム120に送信することができる。振込電文制御部703は、全銀システム120に送信した振込電文の送信フラグ713に、「全銀システムに送信済み」を示す値をセットして振込電文DB701に格納することができる。
また、振込電文制御部703は、支払企業端末130から既存の振込電文に対する変更依頼データを受信し、振込電文DB701に格納されている対応する振込電文のEDI情報をこの変更依頼データに基づいて更新し、更新したEDI情報を振込電文DB701に格納することができる。変更依頼データには、支払企業のユーザによって入力された訂正EDI情報、およびEDI番号が含まれていてよい。振込電文制御部703は、振込電文DB701に格納されている、変更依頼データに対応する振込電文を読み出し、送信フラグ713に「全銀システムに送信済み」を示す値がセットされているかどうかを判定することができる。「全銀システムに送信済み」を示す値がセットされていない場合、誤ったEDI情報を含む振込電文は、全銀システム120および被仕向銀行システム110には送信されていないため、振込電文制御部703は、予め定められたタイミングで更新されたEDI情報を含む振込電文を送信するだけでよい。一方、「全銀システムに送信済み」を示す値がセットされている場合、誤ったEDI情報を含む振込電文が、全銀システム120および被仕向銀行システム110に既に送信されてしまっているので、本明細書で説明する各種の制御が必要となる。
図8は、被仕向銀行システム110の機能ブロック図である。被仕向銀行システム110は、顧客マスタ801、振込電文DB802、EDI情報受信部803、受取人判定部804および振込電文制御部805を備えることができる。
顧客マスタ801は、被仕向銀行と取引のある顧客の情報を格納するマスタテーブルである。顧客マスタ801は、例えば、顧客名、顧客の連絡先(メールアドレスなどの通知先の情報を含む)、口座番号などの情報を含むことができる。
振込電文DB802は、全銀システム120を介して受信した振込電文を格納するデータベースである。振込電文には、振込情報711、EDI情報712、閲覧フラグ811、発信番号714、EDI番号715などを含むことができる。振込情報711、EDI情報712、発信番号714およびEDI番号715は、図7を参照しながら上記で説明した情報である。閲覧フラグ811は、振込電文が受取企業端末140によって閲覧(アクセス)されているかどうかを示すフラグであり、受取企業端末140からアクセスされて読み出された振込電文には、「閲覧済み」を示す値がセットされている。
EDI情報受信部803は、振込電文DB802に格納されている振込電文に含まれるEDI番号715を読み出し、読み出したEDI番号715に関連付けられるEDI情報712の検索およびダウンロードを全銀システム120に対して要求することができる。該当するEDI情報712が検索された場合、EDI情報受信部803は、EDI情報712を全銀システム120から受信し、被仕向銀行システム110上に格納することができる。なお、最初に受信したEDI情報712に誤りがある場合には、EDI情報受信部803は、EDI番号715に関連付けられるEDI情報712の検索およびダウンロードを全銀システム120に対して再度要求し、訂正EDI情報を全銀システム120から受信し、被仕向銀行システム110上に格納することができる。この訂正EDI情報は、本明細書で説明する更新処理により、EDI情報712に置き換えられる。
受取人判定部804は、全銀システム120から受信した既存の振込電文に対する変更通知データに関連付けられているEDI番号715をキーにして、振込電文DB802に格納されている振込電文を読み出し、読み出した振込電文に含まれる振込先口座情報を取得する。受取人判定部804は、取得した振込先口座情報に基づいて、顧客マスタ801を検索し、振込先口座の所有者である顧客を特定し、当該顧客の連絡先情報(例えば、メールアドレスなど)を取得することができる。
振込電文制御部805は、EDI番号715によって互いに関連付けられる振込情報711およびEDI情報712をマージして元の振込電文を生成することができる。すなわち、振込電文制御部805は、EDI番号715をキーにして、振込電文DB802に格納されている振込電文に含まれる振込情報711と、EDI情報受信部803によって受信されたEDI情報712(または、訂正EDI情報)とをマージして元の振込電文を生成し、振込電文DB802に格納することができる。振込電文制御部805は、最初に受信した、誤った情報を含む振込電文を削除することができる。削除処理の際は新たな振込電文が再生成されるので、振込情報711は、削除処理の前に被仕向銀行システム110上に保存され、その後、訂正EDI情報とマージされて新たな振込電文として振込電文DB802に格納される。誤った情報を含む既存の振込電文が削除されるのは、訂正EDI情報を含む新たな振込電文が生成された後であってよい。
振込電文制御部805は、受取人判定部804によって振込電文DB802から読み出された振込電文の閲覧フラグ811に「閲覧済み」を示す値がセットされているかどうかを判定することができる。閲覧フラグ811に「閲覧済み」を示す値がセットされるのは、振込電文DB802内の振込電文が受取企業端末140によって閲覧された場合(すなわち、アプリケーションによって読み出され、画面上に表示された場合)である。
以上、例示的な実施形態を参照しながら本発明の原理を説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく、構成および細部において変更する様々な実施形態を実現可能であることを当業者は理解するだろう。すなわち、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様を採用することが可能である。
100 仕向銀行システム
110 被仕向銀行システム
120 全銀システム
130 支払企業端末
140 受取企業端末
201 制御部
202 主記憶部
203 補助記憶部
204 インターフェース(IF)部
205 出力部
210 バス
701、802 振込電文DB
702 EDI番号要求部
703 振込電文制御部
801 顧客マスタ
803 EDI情報受信部
804 受取人判定部
805 振込電文制御部

Claims (9)

  1. 被仕向銀行の銀行システムであって、
    仕向銀行システムから送信された振込電文を格納するデータベースであって、前記振込電文は、EDI番号を介して関連付けられる振込情報およびEDI情報、並びに閲覧フラグを含み、前記閲覧フラグは、前記振込電文が受取人端末によってアクセスされているかどうかを示す、データベースと、
    前記データベースに格納されている前記EDI番号に関連付けられる前記EDI情報を全銀システムから受信するEDI情報受信手段と、
    前記EDI番号をキーにして、前記データベースに格納されている振込情報と、前記EDI情報受信手段によって受信されたEDI情報とをマージして前記振込電文を生成し、前記データベースに格納する振込電文制御手段と
    を備えた銀行システム。
  2. 前記被仕向銀行と取引のある顧客の口座情報および連絡先情報を格納する顧客マスタと、
    前記全銀システムから受信した変更通知データに関連付けられている前記EDI番号をキーにして、前記データベースから前記振込電文を読み出し、読み出した前記振込電文に含まれる振込先口座情報を取得し、取得した前記振込先口座情報に基づいて、前記顧客マスタから前記顧客の前記連絡先情報を取得する受取人判定手段と
    をさらに備えた、請求項1に記載の銀行システム。
  3. 前記振込電文制御手段は、前記受取人判定手段によって前記データベースから読み出された振込電文の前記閲覧フラグに第1の値がセットされているかどうかを判定し、前記第1の値は、前記振込電文が受取人端末によってアクセスされていることを示す、
    請求項2に記載の銀行システム。
  4. 前記全銀システムから受信した変更通知データに関連付けられている前記EDI番号に基づいて、訂正前のEDI情報を含む前記振込電文が前記データベースに存在するかどうかを判定する手段をさらに備えた、請求項1に記載の銀行システム。
  5. 前記振込電文制御手段によって生成された前記振込電文が、訂正されたEDI情報を含むとき、前記振込電文制御手段は、誤った情報を含む振込電文を削除し、
    前記銀行システムは、予め定められた通知手段に従って、訂正されたEDI情報を示す通知を前記受取人端末に送信する、
    請求項1に記載の銀行システム。
  6. 被仕向銀行の銀行システムによって実行される方法であって、
    前記銀行システムは、仕向銀行システムから送信された振込電文を格納するデータベースであって、前記振込電文は、EDI番号を介して関連付けられる振込情報およびEDI情報、並びに閲覧フラグを含み、前記閲覧フラグは、前記振込電文が受取人端末によってアクセスされているかどうかを示す、データベースを備え、
    前記方法は、
    格納されている前記振込電文の前記EDI番号に関連付けられる前記EDI情報を全銀システムから受信することと、
    前記EDI番号をキーにして、前記データベースに格納されている振込情報と、前記全銀システムから受信した前記EDI情報とをマージして前記振込電文を生成し、前記データベースに格納することと
    を備える方法。
  7. 請求項6に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 前記仕向銀行システムは、
    支払人端末から受信した振込電文を格納する第2のデータベースであって、前記振込電文は、EDI番号を介して関連付けられる振込情報およびEDI情報、並びに送信フラグを含み、前記送信フラグは、前記振込電文が前記全銀システムに送信されているかどうかを示す、第2のデータベースと、
    前記支払人端末から振込電文を受信したことに応答して、EDI番号の発行要求を前記全銀システムに送信し、前記全銀システムによって発行されたEDI番号を受信し、前記データベースの対応する振込電文に、受信したEDI番号を付加するEDI番号要求手段と、
    EDI番号が付加された振込電文を前記データベースから読み出し、読み出した前記振込電文を前記全銀システムに送信し、前記送信した前記振込電文の送信フラグに、送信済みを示す値をセットして前記データベースに格納する第2の振込電文制御手段と
    を備え、
    前記第2の振込電文制御手段は、支払人端末から受信した変更依頼データに基づいて、対応する振込電文のEDI情報を更新し、更新したEDI情報を前記データベースに格納し、前記変更依頼データは、訂正EDI情報およびEDI番号を含み、
    前記第2の振込電文制御手段は、前記データベースに格納されている、前記変更依頼データに対応する振込電文を読み出し、送信フラグに送信済みを示す値がセットされているかどうかを判定し、更新したEDI情報を含む振込電文を前記全銀システムに送信する、
    請求項1に記載の銀行システム。
  9. 仕向銀行の銀行システムであって、
    支払人端末から受信した振込電文を格納するデータベースであって、前記振込電文は、EDI番号を介して関連付けられる振込情報およびEDI情報、並びに送信フラグを含み、前記送信フラグは、前記振込電文が全銀システムに送信されているかどうかを示す、データベースと、
    前記支払人端末から振込電文を受信したことに応答して、EDI番号の発行要求を前記全銀システムに送信し、前記全銀システムによって発行されたEDI番号を受信し、前記データベースの対応する振込電文に、受信したEDI番号を付加するEDI番号要求手段と、
    EDI番号が付加された振込電文を前記データベースから読み出し、読み出した前記振込電文を前記全銀システムに送信し、前記送信した前記振込電文の送信フラグに、送信済みを示す値をセットして前記データベースに格納する振込電文制御手段と
    を備え、
    前記振込電文制御手段は、支払人端末から受信した変更依頼データに基づいて、対応する振込電文のEDI情報を更新し、更新したEDI情報を前記データベースに格納し、前記変更依頼データは、訂正EDI情報およびEDI番号を含み、
    前記振込電文制御手段は、前記データベースに格納されている、前記変更依頼データに対応する振込電文を読み出し、送信フラグに送信済みを示す値がセットされているかどうかを判定し、更新したEDI情報を含む振込電文を前記全銀システムに送信する、
    銀行システム。
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