JP2004271676A - 液晶表示装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】半透過反射型カラー液晶表示装置において、反射モード時にも透過モード時にも特に白表示において色付きが少なく、且つ明るく視認性の高い表示が得られる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の液晶表示装置は、表示領域を構成する各ドット28R,28G,28Bについて、一つのドット内における透過領域の面積が、緑色色素層13Gに対応するドット28Gにおいて最小とされる一方、カラーフィルタ13の着色領域と反射領域とが平面上で重なる面積も、緑色色素層13Gに対応するドット28Gにおいて最小とされ、さらに一つのドットの面積についても、緑色色素層13Gに対応するドット28Gにおいて最小とされていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置及び電子機器に関し、特に反射モードのみならず、透過モード時にも十分に明るく、色付きの少ない表示が可能な半透過反射型の液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
反射モードと透過モードとを兼ね備えた半透過反射型の液晶表示装置が知られており、なかでも半透過反射型のカラー液晶表示装置として、上基板、下基板のいずれかにカラーフィルタを備えたものが提案されている。この種の半透過反射型カラー液晶表示装置の場合、反射モードにおいては上基板側から入射した外光は、カラーフィルタを透過した後、反射層で反射され、再度カラーフィルタを透過するようになっている。一方、透過モードにおいては、バックライト等の照明手段により下基板側から入射した照明光がカラーフィルタを透過するようになっている。通常の構成では、反射モードでも透過モードでも同一のカラーフィルタを用いて表示が行われる。
【0003】
このような半透過反射型カラー液晶表示装置においては、上述したように、反射モード時には2回、透過モード時には1回、入射光がカラーフィルタを透過することにより、カラー表示が得られるようになっている。このため、反射モードと透過モードでは色の濃淡差が生じ、これを補正すべく、例えば特許文献1では、反射表示を行う領域において画素部の面積をカラーフィルタの各色に対応して異ならせている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−182191号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1のような構成では反射領域の色補正が可能であるものの透過領域のことは何ら考慮されていない。すなわち、反射領域において色補正を行い、表示の明るさも確保したとしても、一方で透過領域において色の濃淡差が生じる場合もあるため、双方の領域において好ましいカラー表示を行うことができる技術が望まれている。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、半透過反射型カラー液晶表示装置において、反射モード時にも透過モード時にも特に白表示において色付きが少なく、且つ明るく視認性の高い表示が得られる液晶表示装置を提供することを目的とする。また、本発明は、優れた視認性を有する上記液晶表示装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の液晶表示装置は、互いに対向配置された上基板と下基板からなる一対の基板と、該一対の基板間に挟持された液晶層と、前記下基板の内面に設けられ、前記上基板側からの入射光を反射する反射層と、前記反射層よりも上側に設けられ、表示領域を構成する各ドットに対応して赤、緑、青の色素層が配列されたカラーフィルタと、前記下基板の外面側に設けられた照明手段とを有し、各ドット毎に前記反射層が存在する反射領域と前記反射層が存在しない透過領域とにより表示を行う半透過反射型の液晶表示装置であって、一つのドット内における前記透過領域の面積が、赤、緑、青の各色素層のうち緑色色素層に対応するドットにおいて最小とされる一方、前記カラーフィルタの着色領域と前記反射領域とが平面上で重なる面積は、赤、緑、青の各色素層のうち緑色色素層に対応するドットにおいて最小とされ、さらに一つのドットの面積が、赤、緑、青の各色素層のうち緑色色素層に対応するドットにおいて最小とされていることを特徴とする。
【0008】
従来、特許文献1に記載されたような半透過反射型カラー液晶表示装置では、コントラストを高めるために黒表示において短波長側を相対的に高くすれば、透過時も反射時も白表示において黄緑色に着色し易い。その対策として、緑のカラーフィルタを薄くする方法が考えられるが、その場合、緑の発色が悪くなる場合がある。
そこで、本発明では緑の発色を改善する手法を提案するのであるが、まず一つ目の要件として、一つのドット内における透過領域の面積を、赤、緑、青の各色素層のうち緑色色素層に対応するドットにおいて最小とした。これにより、緑表示において緑の発色を劣化することなく、白表示の際に透過領域において黄緑色の着色が生じることを防止ないし抑制することができるようになる。
二つ目の要件として、カラーフィルタの着色領域と反射領域とが平面上で重なる面積を、赤、緑、青の各色素層のうち緑色色素層に対応するドットにおいて最小とした。これにより、白表示の際に反射領域において緑の発色を劣化することなく黄緑色の着色が生じることを防止ないし抑制することができるようになる。
このように本発明では、緑色色素層に対応するドットについて、透過領域の面積も、カラーフィルタの着色領域と平面的に重畳する反射領域の面積も小さくするということになるが、例えば一つのドットの面積が各色毎に同じならば、緑色色素層に対応するドットにおいては、色付きのない反射領域の面積(すなわち着色領域と重畳しない反射領域の面積)が大きくなってしまい、その場合、反射表示の緑の発色が悪くなってしまう。そこで、本発明では、三つ目の要件として、一つのドットの面積を、赤、緑、青の各色素層のうち緑色色素層に対応するドットにおいて最小とした。これにより、色付きのない反射領域の面積を相対的に小さくすることができ、結果的に反射表示及び透過表示共に色の濃淡の差が少なく、しかも着色の少ない(すなわち白表示において黄緑色の着色が少ない)表示を行うことが可能となる。
なお、緑色光は、赤色光や青色光と比べて人間の目にとってはるかに高い視感度を持っているため、本発明のように、緑色色素層に対応したドット面積を最小に設定した場合も、全体として見たときの色再現性と明るさを十分に確保できるのである。
【0009】
本発明の液晶表示装置では、少なくとも緑色色素層に対応するドットの反射領域において、カラーフィルタの非着色領域が含まれていることが望ましい。すなわち、反射領域内にカラーフィルタの色素層が存在しない領域(非着色領域)を設けた場合、反射領域において上基板側から入射する光の一部は非着色領域を透過することになり、したがって反射領域においてカラーフィルタを2回透過することによって得られる光は、非着色領域を透過する着色されない光と色素層が存在する領域(着色領域)を透過する着色された光とが重畳されたものとなる。一方、照明手段から出射されて透過領域を透過する光は全て着色領域を透過することになり、透過モード時にカラーフィルタを1回透過することによって得られる光は全て着色された光となる。このようにして、反射領域においてカラーフィルタを2回透過して得られる光と、透過領域においてカラーフィルタを1回透過して得られる光との色の濃淡差を小さくすることができるので、カラーフィルタの色素層を最適化することが可能となり、また、特にカラーフィルタを2回透過する反射領域に非着色領域を形成したため、透過領域に非着色領域を形成する場合に比して表示の明るさを相対的に高めることが可能となり、反射モード時にも透過モード時にも発色が良く、明るく視認性の高い表示を得ることができる。なお、緑色光は、赤色光や青色光と比べて人間の目にとってはるかに高い視感度を持っているため、本発明のように、非着色領域の面積を、緑色色素層に対応したドットにおいて赤色や青色色素層に対応したドットにおける非着色領域の面積よりも大きく設定することによって、反射光全体として見たときの反射率と色再現性を向上させることができるのである。
【0010】
具体的には、赤、緑、青の各色素層に対応して一つのドット内の透過領域の面積をTR,TG,TBとした場合、0.20<(TG/(TR+TG+TB))<0.33を満たすことが好ましい。すなわち、緑色色素層に対応したドットの透過領域面積TGを各色素中で最小にした場合でも、その割合を20%より多く確保することが望ましく、画素(各色のドットで構成される領域)内の透過領域面積の合計において、緑色色素層に対応したドットの透過領域面積の割合が20%を下回ると、透過表示における緑の発色が悪化する場合がある。
【0011】
また、赤、緑、青の各色素層に対応してカラーフィルタの着色領域と反射領域とが平面上で重なる面積をRR,RG,RBとした場合、0.26<(RG/(RR+RG+RB))<0.33を満たすことが好ましい。すなわち、緑色色素層に対応したドットにおいてカラーフィルタと反射領域とが平面上で重なる面積RGを、各色素中で最小にした場合でも、その割合を26%より多く確保することが望ましく、26%を下回ると反射表示における緑の発色が悪化する場合がある。
【0012】
さらに、赤、緑、青の各色素層に対応して一つのドットの面積をSR,SG,SBとした場合、0.26<(SG/(SR+SG+SB))<0.33を満たすことが好ましい。すなわち、緑色色素層に対応したドットの面積SGを各色素中で最小にした場合でも、その割合を26%より多く確保することが望ましく、26%を下回ると、反射表示及び透過表示共に緑の発色が悪化する場合がある。
【0013】
また、本発明の液晶表示装置において、反射層を金属反射膜にて構成することができ、この場合、安価に反射層を形成することが可能となる。一方、反射層として、金属膜に微細スリットを形成した反射偏光層を適用することもできる。反射偏光層としては、金属膜が光の波長よりも短い周期で交互にストライプ状に配置された格子からなるものを採用でき、この場合、上記格子がストライプの延在方向に垂直な方向に透過軸を有するものとすることができる。
【0014】
次に、本発明の電子機器は、上記本発明の液晶表示装置を備えたことを特徴とする。この構成によれば、反射モード時にも透過モード時にも発色が良く、特に白表示において色付きの少ない視認性に優れた液晶表示部を備えた電子機器を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態を図1、図2を参照して説明する。
本実施の形態の液晶表示装置は、パッシブマトリクス方式の半透過反射型カラー液晶表示装置の例である。
図1は本実施の形態の液晶表示装置の概略構成を示す平面図(b)、及び断面図(b)であって、特に一つの画素の構成について示した模式図である。なお、以下の図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の膜厚や寸法の比率などは適宜異ならせてある。
【0016】
本実施の形態の液晶表示装置1は、図1に示すように、液晶セル2とバックライト3(照明手段)とを備えたものである。液晶セル2は、下基板4と上基板5とがシール材(図示略)を介して対向配置され、これら上基板5、下基板4、シール材に囲まれた空間にSTN(Super Twisted Nematic)液晶などからなる液晶層7が封入されており、液晶セル2の後面側(下基板の外面側)にバックライト3が配置されている。
【0017】
ガラスやプラスチックなどの透光性材料からなる下基板4の内面側には、アルミニウムまたはその合金、銀またはその合金等の光反射率の高い金属膜からなる反射膜8が所定パターンにて形成されている。なお、この反射膜8が形成された領域が反射領域とされ、反射膜8が形成されていない領域、すなわち反射膜8の開口領域が透過領域とされている。
【0018】
反射膜8の内面側にはカラーフィルタ13が形成されている。このカラーフィルタ13は、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色素層13R,13G,13Bとこれら異なる色の色素層13R,13G,13B間を区画する遮光部14(ブラックマトリクス)とを有し、特に反射膜8の形成領域に対応して遮光部14が形成されている。遮光部14は、例えば樹脂ブラックや比較的反射率の低いクロム等の金属などから形成されており、カラーフィルタ13上には各色素層13R,13G,13B間の段差を平坦化すると同時に各色素層13R,13G,13Bの表面を保護するためのオーバーコート膜16が形成されている。このオーバーコート膜16はアクリル、ポリイミド等の樹脂膜でもよいし、シリコン酸化膜等の無機膜でもよい。
【0019】
さらに、オーバーコート膜16上には、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide, 以下、ITOと略記する)等からなるストライプ状の走査電極17が紙面に平行な方向に延びるように形成されており、その上には例えば表面にラビング処理が施されたポリイミド等からなる配向膜18が形成されている。
【0020】
一方、ガラス、プラスチックなどの透光性材料からなる上基板5の内面側に、は、ITO等からなるストライプ状の信号電極9が紙面に垂直な方向に延びるように形成されており、その上には例えば表面にラビング処理が施されたポリイミド等からなる配向膜11が形成されている。
【0021】
なお、下基板4の外面側には位相差板20、偏光板21が基板側からこの順に設けられており、さらに、偏光板21の外面側にはバックライト3が設けられている。バックライト3は、冷陰極管、発光ダイオード(Light Emitting Diode, LED)等の光源22と反射板23と導光板24とを有している。また、上基板5の外面側には前方散乱板25、位相差板26、偏光板27が基板5側からこの順に設けられている。
【0022】
各基板4,5上の電極の配置は以下の構成とされている。すなわち、下基板4上には、x方向に延在する走査電極17がストライプ状に形成される一方、上基板5上には、走査電極17と交差するようにy方向に延在する複数の信号電極9がストライプ状に形成されている。ここで、カラーフィルタ13のR、G、Bの各色素層13R,13G,13Bは、図1(a)に示すように、各信号電極9の延在方向に対応して配置されている。すなわち、本実施の形態におけるカラーフィルタ13はいわゆる縦ストライプと呼ばれるパターンのものであり、R、G、Bの色素層13R,13G,13Bのそれぞれがストライプ状に縦に同色で配置されている。これにより、図1(a)に示す横方向に並んだR、G、Bの3個のドット28R,28G,28Bで表示パターンを構成する1個の画素29が構成されている。なお、ドットとは、各走査電極17と各信号電極9が交差した部分であって、表示の最小単位部分のことを意味している。
【0023】
ここで、本実施形態の液晶表示装置1に設けられたカラーフィルタ13の構成について更に詳しく説明する。まず、カラーフィルタ13は上述したようにR、G、Bの各色素層13R,13G,13Bを含んでなり、各色素層13R,13G,13Bに対応して各ドット28R,28G,28Bが構成されており、これら3つのドット28R,28G,28Bにて画素が構成されている。
【0024】
本実施の形態では、図1に示すように、各ドット28R,28G,28B毎に反射膜8の形成領域8aと、反射膜8の非形成領域8bとを含んでなり、つまり1つのドットに反射表示領域(8a)と透過表示領域(8b)とを含む液晶表示装置とされている。ここで、反射膜8の形成されていない領域8b、すなわち透過表示領域(8b)の平面面積は、各ドット28R,28G,28Bのうち緑色のドット28Gにおいて最も小さく構成されており、具体的に透過表示領域(8b)の面積を、各ドット28R,28G,28Bに対応してTR,TG,TBとした場合に、0.20<(TG/(TR+TG+TB))<0.33を満たすように反射膜8に開口部(すなわち非形成領域8b)を形成している。
【0025】
また、本実施の形態において、カラーフィルタ13の各色素層13R,13G,13Bは、各ドット28R,28G,28B内の全体にわたって設けられているのではなく、各色素層13R,13G,13Bには各ドット28R,28G,28B毎に開口部31が設けられている。すなわち、この開口部31は、カラーフィルタ13に形成された非着色領域であり、各色素層13R,13G,13B毎に、非着色領域31R,31G,31Bとして形成されている。したがって、各ドット28R,28G,28B内には、図1(a)に示すように、カラーフィルタ13の着色領域30R,30G,30Bと、非着色領域31R,31G,31Bとが含まれることとなる。そして、特に本実施の形態では、非着色領域31R,31G,31Bを反射表示領域(8a)に選択的に設けることとしており、透過表示領域(8b)には該非着色領域31R,31G,31Bは形成されていない。
【0026】
ここで、カラーフィルタ13の着色領域30R,30G,30Bと、反射膜8が形成された反射表示領域(8a)とが平面上で重なる面積(重畳面積)が、各ドット28R,28G,28Bのうち緑色のドット28Gにおいて最も小さく構成されており、具体的に重畳面積を、各ドット28R,28G,28Bに対応してRR,RG,RBとした場合、0.26<(RG/(RR+RG+RB))<0.33を満たすように構成されている。
【0027】
さらに、本実施の形態では一つのドットの面積が、各ドット28R,28G,28Bのうち緑色のドット28Gにおいて最も小さく構成されており、具体的には、ドット面積を各ドット28R,28G,28Bに対応してSR,SG,SBとした場合、0.26<(SG/(SR+SG+SB))<0.33を満たすように構成されている。
【0028】
以上のような構成の液晶表示装置1は、反射表示と透過表示とを切り替え可能な半透過反射型のカラー液晶表示装置として構成される。そして、反射モード時に上基板5側から入射する外光の一部が、反射表示領域(8a)内の非着色領域31R,31G,31Bを透過することになる。したがって、反射モード時にカラーフィルタ13を2回透過することによって得られる光は、反射表示領域(8a)内において、非着色領域31R,31G,31Bを透過する着色されない光と、着色領域30R,30G,30Bを透過する着色された光とが重畳されたものとなる。
【0029】
一方、透過モード時にバックライト3から透過表示領域(8b)を透過する光は、全て着色領域30R,30G,30Bを透過することになり、透過モード時にカラーフィルタ13を1回透過することによって得られる光は全て着色された光となる。このようにして、反射モード時にカラーフィルタ13を2回透過して得られる光と、透過モード時にカラーフィルタ13を1回透過して得られる光との色の濃淡差を小さくすることができ、カラーフィルタ13の色素層13R,13G,13Bを最適化することで反射モード時にも透過モード時にも発色が良く、視認性の高い表示を得ることができる。
【0030】
つまり、一つのドット内における透過表示領域(8b)の面積を、緑色色素層13Gにて構成される緑色ドット28Gにおいて最小としたため、緑表示の発色を劣化させずに、特に白表示の際に、透過表示領域(8b)において黄緑色の着色が生じることを防止ないし抑制することができた。また、反射表示領域(8a)内での着色領域30R,30G,30Bの面積を、緑色色素層13Gにて構成される緑色ドット28Gにおいて最小としたため、特に白表示の際に、反射表示領域(8a)において黄緑色の着色が生じることを防止ないし抑制することができた。
【0031】
このように本実施の形態では、緑色色素層13Gに対応して構成される緑色のドット28Gにおいて、透過表示領域(8b)の面積も、カラーフィルタ13の着色領域と平面的に重畳する反射表示領域(8a)の面積も、各ドット28R,28G,28Bのなかで最小となるように構成した。ここで、例えば一つのドットの面積SR,SG,SBがそれぞれ同じならば、緑色のドット28Gにおいては、着色領域と重畳しない反射表示領域(8a)の面積が大きくなってしまい、該反射表示における緑の発色が悪くなってしまう問題が生じ得る。しかしながら、本実施の形態では緑色のドット28Gの面積を最小としたため、着色領域と重畳しない反射表示領域(8a)の面積を相対的に小さくすることができ、反射表示において良好な緑の発色を得ることが可能となった。
【0032】
このように本実施の形態では、緑色のドット28Gについて上記のような構成を採用したため、反射表示及び透過表示共に色の濃淡の差が少なく、しかも白表示において黄緑色の着色が少ない表示を行うことが可能となったのである。なお、緑色光は、赤色光や青色光と比べて人間の目にとってはるかに高い視感度を持っているため、本実施の形態のように、緑色色素層に対応したドット28Gの面積を最小に設定した場合も、全体として見たときの色再現性と明るさを十分に確保することができる。
【0033】
本実施の形態では、上基板5側から入射した自然光等の外光を反射する反射膜8として、アルミニウムまたはその合金、銀またはその合金等の光反射率の高い金属膜を採用しているが、例えば図2に示すような反射偏光膜80を採用することも可能である。図2は反射偏光板80の構成を模式的に示したものであって、該反射偏光板80は、アクリル基板やガラス基板等の透光性の基材81A上に、ストライプ状に配置された複数の金属膜からなる格子82を備えて構成されている。図3は、反射偏光板80の平面図であって、格子82のピッチPは入射光の波長よりも小さい値とされ、例えば40nm〜200nm程度に設定されている。また、格子82の幅は、例えば20nm〜100nm程度に設定されており、製造上の都合もあるが、入射光の波長の1/10程度にするとより好ましい。なお、格子82の材料としては、例えばアルミニウム等の金属材料が用いられている。
【0034】
図4は反射偏光板80の作用について示す説明図であって、該反射偏光板80では、格子82の屈折率nと、格子82間に介在する絶縁層81Bの屈折率nとが異なるため、該反射偏光板80に入射した光の偏光方向により、偏光選択が行なわれる。具体的には、金属膜の延在方向と垂直な方向に偏光軸を有する直線偏光Xを透過させ、金属膜の延在方向と平行な方向に偏光軸を有する直線偏光Yを反射する。したがって、反射偏光板80は、光軸(透過軸)と平行な偏光を透過させ、垂直な偏光に対しては反射させる作用を有しており、本実施の形態の液晶表示装置1の反射膜8として適用することが可能となる。
【0035】
以上、本発明の液晶表示装置の一実施形態を示したが、本発明はこれに限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記液晶表示装置1では、下基板4の内面側にカラーフィルタ13を配設しているが、これを上基板5の内面側に形成することも可能である。また、液晶表示装置1では前方散乱板25を上基板5の外面側に配設しているが、この前方散乱板25は省略し、基板内面に凹凸膜を形成してその上に金属膜を設けることにより、光散乱効果を持たせてもよい。
【0036】
[第2の実施の形態]
以下、本発明の第2の実施の形態について図5を参照して説明する。
図5は、第2の実施の形態の液晶表示装置100について概略構成を示す平面図(a)及び断面図(b)であって、第1の実施の形態の図1に相当する図面である。図1に示した第1の実施の形態の液晶表示装置1がパッシブマトリクスタイプの液晶表示装置であったのに対し、本実施の形態の液晶表示装置は、スイッチング素子を備えたアクティブマトリクスタイプの液晶表示装置である。したがって、本実施の形態の液晶表示装置100の基本構成は第1の実施の形態と同様であり、主に電極構成及びカラーフィルタの形成位置が第1の実施の形態と異なっている。したがって、図5において図1と同じ構成要素については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0037】
図5に示した液晶表示装置100は、下基板4の内面側にTFT素子を含む画素駆動用の配線83が形成され、その更に内面側には絶縁膜72を介して反射膜8と、その反射膜8を覆う態様にて形成されたITO等の透明電極からなるマトリクス状の画素電極71と、該画素電極71上に形成された配向膜18とを備えて構成されている。一方、上基板5の内面側にはカラーフィルタ13と、これを覆うオーバーコート層16と、ITO等の透明電極からなる平面ベタ状の共通電極91と、該共通電極91上に形成された配向膜11とが形成されており、これら各配向膜11,18の間に液晶層7が挟持されている。そして、画素電極71には、図5(a)に示すように各ドット28R,28G,28B毎にスイッチング素子として薄膜トランジスタ(TFT)76が接続されている。
【0038】
このような液晶表示装置100においても、各ドット内の透過表示領域(8b)の面積、及びカラーフィルタ13の着色領域と平面的に重畳する反射表示領域(8a)の面積を、各ドット28R,28G,28Bのなかで緑色のドット28Gが最小となるように構成するとともに、ドット面積についても緑色のドット28Gの面積を最小としたため、カラーフィルタの着色領域と重畳しない反射表示領域(8a)の面積を相対的に小さくすることができ、反射表示において良好な緑の発色を得ることが可能となった。
【0039】
すなわち、アクティブマトリクスタイプの液晶表示装置100についても、緑色のドット28Gについて上記のような構成を採用することにより、反射表示及び透過表示共に色の濃淡の差が少なく、しかも白表示において黄緑色の着色が少ない表示を行うことが可能となる。なお、この場合も、一つのドット内における透過表示領域(8a)の面積を、各色素層13R,13G,13Bに対応してTR,TG,TBとした場合、0.20<(TG/(TR+TG+TB))<0.33を満たすことが好ましく、カラーフィルタ13と反射表示領域(8a)とが平面上で重なる面積を、各色素層13R,13G,13Bに対応してRR,RG,RBとした場合、0.26<(RG/(RR+RG+RB))<0.33を満たすことが好ましい。さらに一つのドットの面積を、各色素層13R,13G,13Bに対応してSR,SG,SBとした場合、0.26<(SG/(SR+SG+SB))<0.33を満たすことが好ましい。
【0040】
[第3の実施の形態]
以下、本発明の第3の実施の形態について図6を参照して説明する。
図6は、第3の実施の形態の液晶表示装置110について概略構成を示す平面図(a)及び断面図(b)であって、第1の実施の形態の図1に相当する図面である。図1に示した第1の実施の形態の液晶表示装置1が、上下基板の内面に設けられた電極としてITOを用いているのに対し、本実施の形態の液晶表示装置110では、上基板側に形成する電極としてITOを用いるものの、下基板4の内面側に形成する電極としてITO71上に反射層8を形成し更にITO71で覆うサンドウィッチ構造にし、電極抵抗を下げた。したがって、本実施の形態の液晶表示装置110の基本構成は第1の実施の形態と同様であり、主に反射膜と電極の構成が第1の実施の形態と異なっている。したがって、図6において図1と同じ構成要素については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0041】
図6に示した液晶表示装置110は、下基板4の内面側に信号電極のITO71と、そのITO71上に形成された配向膜18とを備えて構成されている。なお、この場合の反射膜8は、アルミニウムまたはその合金、銀またはその合金等の光反射率の高い金属膜にて構成されており、紙面と垂直方向に延びる形にて形成されている。
【0042】
一方、上基板5の内面側にはカラーフィルタ13と、これを覆うオーバーコート層16と、ITO等の透明電極からなるストライプ状の走査電極92と、該走査電極92上に形成された配向膜11とが形成されている。なお、走査電極92は、紙面と平行方向に延びる形にて形成されており、各基板の配向膜11,18の間には液晶層7が挟持されている。
【0043】
このように本実施の形態の液晶表示装置110では、反射膜8がストライプ状に形成されてITO71が反射膜をサンドウィッチしているため、該ストライプ状の個々の反射膜8の間に形成されたスリット状のITO71だけの領域が透過表示領域を構成することとなる。
【0044】
このような液晶表示装置100においても、各ドット内の透過表示領域(8b)の面積、及びカラーフィルタ13の着色領域と平面的に重畳する反射表示領域(8a)の面積を、各ドット28R,28G,28Bのなかで緑色のドット28Gが最小となるように構成するとともに、ドット面積についても緑色のドット28Gの面積を最小としたため、カラーフィルタの着色領域と重畳しない反射表示領域(8a)の面積を相対的に小さくすることができ、反射表示において良好な緑の発色を得ることができた。
【0045】
[電子機器]
上記実施の形態の液晶表示装置を備えた電子機器の例について説明する。
図7は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図7において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記の液晶表示装置を用いた液晶表示部を示している。このような電子機器は、上記実施の形態の液晶表示装置を用いた液晶表示部を備えているので、反射モード時にも透過モード時にも発色が良く、色付きの少ない視認性に優れた表示を供する電子機器を実現することができる。
【0046】
(実施例)
次に、上記本実施の形態の液晶表示装置の効果を確認するために以下の測定を行った。
まず、図1の構成を具備した液晶表示装置について、カラーフィルタ13の構成が異なる実施例1〜7及び比較例1〜2の液晶表示装置をそれぞれ用意した。具体的には、表1に示すように、各色素層13R,13G,13Bに対応したドット28R,28G,28B毎に、その面積SR,SG,SBを種々設定する一方、透過表示領域(8a)の面積TR,TG,TBについても種々設定した。また、ドット28R,28G,28B毎に反射表示領域(8b)と重畳する面積についても種々異ならせ、実施例1〜7及び比較例1〜2の液晶表示装置をそれぞれ用意した。
【0047】
【表1】
Figure 2004271676
【0048】
なお、カラーフィルタの種類については、表2に示すように比較例1と、実施例1〜7については反射率Y及び色度x,yの同じものを用い、比較例2についてはこれら比較例1及び実施例1〜7とは反射率Y及び色度x,yの異なるものを用いた。
【0049】
【表2】
Figure 2004271676
【0050】
そして、これら比較例1〜2及び実施例1〜7の液晶表示装置について、反射表示時の反射率及び色域面積を測定し、また透過表示時についても透過率及び色域面積を測定した。ここで、色域面積とはCIE色度図上で赤・緑・青の表示色を(x,y)座標で表したときの各点を結ぶ三角形の面積である。
【0051】
表1から分かるように、比較例2の液晶表示装置は緑色のドットにおいて表2に示すような緑のカラーフィルタに色純度の低いカラーフィルタを用いて反射および透過の白表示色の着色を抑えたため、透過表示時の色域面積が小さくなっている。そこで、表2のようにカラーフィルタの種類を比較例1のように変更した場合には、透過表示時の色域面積は大きくなったものの、透過表示時及び反射表示時の白表示が黄緑色に着色した。そこで、実施例1のように緑色のドットにおいて透過表示領域の面積比率を減らすことにより、透過表示時の緑の発色を良好に保ったまま白表示の黄緑色の着色を抑えることができた。さらに、緑色のドット面積比率を小さくすることにより、緑色のドットについて反射表示領域の面積比率を小さくしたため、反射表示時の白表示における黄緑色の着色を抑えることもできた。
【0052】
さらに実施例2〜4の液晶表示装置では、緑色のドットの反射表示領域にカラーフィルタの無い領域を形成した。すなわち、緑色のドットの反射表示領域にカラーフィルタの非着色領域を形成したのである。実施例2では、反射表示時の白表示をやや犠牲にし、実施例3では、透過表示時の白表示をやや犠牲にしているが、実施例4では反射表示領域においてカラーフィルタの無い部分を緑色のドット以外に、赤色、青色のドットに対しても設けることにより、実施例2や実施例3のような白表示における着色を改善している。なお、実施例4の場合、反射表示時の色域面積は犠牲にしているが、透過表示では色域面積が画質的に優先されるのに対し、反射表示においては色域面積よりも明るさが優先される。
【0053】
なお、実施例5の液晶表示装置については、緑色のドットの面積比率と、緑色のドットにおいてカラーフィルタと重畳する反射表示領域の面積比率(緑の反射部カラーフィルタあり面積比率)とを非常に小さくしたため、白表示における黄緑色の着色を抑えることはできたが、反射表示時の色域面積が非常に小さいものとなった。また、実施例6の液晶表示装置では、緑色のドットについて透過表示領域の面積比率を非常に小さくしたために、透過表示時における白表示の着色を抑えることはできたが、該透過表示の色域面積が非常に小さいものとなった。さらに、実施例7の液晶表示装置では、緑色のドットにおいてカラーフィルタと重畳する反射表示領域の面積比率を非常に小さくしたため、反射表示時における白表示の着色を抑えることはできたが、該反射表示の色域面積が非常に小さいものとなった。
【0054】
したがって、白表示の着色を抑える上では、緑色のドットについて、ドット面積SG、透過表示領域面積TG、反射表示領域とカラーフィルタとの重畳面積RGを、他の色のドットよりも相対的に小さくすることが好ましいが、色域面積を所定値(例えば1.1×10−2)以上に確保するためには、透過表示領域面積TGについては0.20<(TG/(TR+TG+TB))<0.33、重畳面積RGについては0.26<(RG/(RR+RG+RB))<0.33、ドット面積SGについては0.26<(SG/(SR+SG+SB))<0.33を満たすことが好ましいことが分かる。しかし例えば、反射率が22%以上であれば反射の色域面積を0.9×10−2以上でも反射の見栄え上良いものであるので、重畳面積RGについては0.20<(RG/(RR+RG+RB))<0.33を満たせば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の液晶表示装置について概略構成を示す平面図(a)及び断面図(b)。
【図2】反射膜の一例を模式的に示す斜視図。
【図3】図2の反射膜の平面図。
【図4】図2の反射膜の作用を示す説明図。
【図5】第2の実施の形態の液晶表示装置について概略構成を示す平面図(a)及び断面図(b)。
【図6】第3の実施の形態の液晶表示装置について概略構成を示す平面図(a)及び断面図(b)。
【図7】本発明の電子機器の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…液晶表示装置、2…液晶セル、3…バックライト(照明手段)、4…下基板、5…上基板、7…液晶層、8…反射膜、13…カラーフィルタ、13R,13G,13B…色素層、28R,28G,28B…ドット、29…画素、31R,31G,31B…非着色領域

Claims (8)

  1. 互いに対向配置された上基板と下基板からなる一対の基板と、該一対の基板間に挟持された液晶層と、前記下基板の内面に設けられ、前記上基板側からの入射光を反射する反射層と、前記反射層よりも上側に設けられ、表示領域を構成する各ドットに対応して赤、緑、青の色素層が配列されたカラーフィルタと、前記下基板の外面側に設けられた照明手段とを有し、各ドット毎に前記反射層が存在する反射領域と前記反射層が存在しない透過領域とにより表示を行う半透過反射型の液晶表示装置であって、
    一つのドット内における前記透過領域の面積が、赤、緑、青の各色素層のうち緑色色素層に対応するドットにおいて最小とされる一方、前記カラーフィルタの着色領域と前記反射領域とが平面上で重なる面積は、赤、緑、青の各色素層のうち緑色色素層に対応するドットにおいて最小とされ、さらに一つのドットの面積が、赤、緑、青の各色素層のうち緑色色素層に対応するドットにおいて最小とされていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記赤、緑、青の各色素層のうち、少なくとも前記緑色色素層に対応するドットの反射領域において、前記カラーフィルタの非着色領域が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 一つのドット内における前記透過領域の面積を、赤、緑、青の各色素層に対応してTR,TG,TBとした場合、0.20<(TG/(TR+TG+TB))<0.33を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記カラーフィルタの着色領域と前記反射領域とが平面上で重なる面積を、赤、緑、青の各色素層に対応してRR,RG,RBとした場合、0.26<(RG/(RR+RG+RB))<0.33を満たすことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  5. 一つのドットの面積を、赤、緑、青の各色素層に対応してSR,SG,SBとした場合、0.26<(SG/(SR+SG+SB))<0.33を満たすことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記反射層が、金属反射膜にて構成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記反射層が、金属膜に微細スリットを形成した反射偏光層であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の液晶表示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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