JP2006343615A - 液晶装置および電子機器 - Google Patents

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千代明 飯島
Takeshi Hagiwara
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Abstract

【課題】 液晶層厚のばらつきに起因するコントラストの低下や表示ムラが少なく、表示品位の高い液晶装置を提供する。
【解決手段】 本発明の液晶装置は、各画素毎に反射領域Rと透過領域Tとにより表示を行う半透過反射型の液晶装置であって、各画素の反射領域R内にカラーフィルター22の色材層22R,22G,22Bが存在する着色領域CLとカラーフィルター22の色材層22R,22G,22Bが存在しない非着色領域NCとが設けられ、画素間領域の遮光膜20aと平面的に重なる位置にスペーサ27が設けられ、スペーサ27が設けられた遮光膜20aの周囲が非着色領域NCとされたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液晶装置および電子機器に関し、特に透過表示と反射表示とを兼ね備えた液晶装置に関するものである。
液晶装置の分野において、明るい場所では外光を利用し、暗い場所ではバックライト等の内部の光源により表示を視認可能にしたものが提案されている。つまり、この液晶装置は、反射型と透過型を兼ね備えた表示方式を採用しており、以下、本明細書ではこの液晶装置のことを「半透過反射型液晶装置」という。近年、携帯機器などの発展に伴って半透過反射型液晶装置のカラー化が要求されている。この種の半透過反射型カラー液晶装置の場合、反射モードにおいて、パネルに入射した外光は、カラーフィルターを透過した後、反射層で反射され、再度カラーフィルターを透過する。一方、透過モードにおいては、バックライト等の照明手段から入射した照明光がカラーフィルターを透過する。
このように、半透過反射型カラー液晶装置においては、反射モード時に2回、透過モード時には1回、入射光がカラーフィルターを透過することによりカラー表示が得られる。このため、反射モード時の色を重視して淡い色のカラーフィルターを備えた場合には、透過モード時に発色の良い表示を得ることは困難である。一方、透過モード時の色を重視して濃い色のカラーフィルターを備えた場合には、反射モードの表示が暗くなってしまう。
そこで、1画素を構成する赤(R)、緑(G)、青(B)の各画素内に反射領域と透過領域とを設けるとともに、反射領域内の一部にカラーフィルターが存在しない非着色領域を設けた構成の液晶表示装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この構成においては、反射モードでは光の一部が非着色領域を透過することになり、反射モード時にカラーフィルターを透過した光は、非着色領域を透過する非着色光と着色領域を透過する着色光とが重畳されたものとなる。一方、透過モード時に透過領域を透過する光は全て着色領域を透過することになり、透過モード時にカラーフィルターを透過した光は全て着色光となる。このようにして反射モードと透過モードとで色の濃淡差を小さくすることができるので、カラーフィルターを最適化すれば双方のモードで発色が良く、視認性の高い表示を得ることができる。
特開2003−344843号公報
ところで、特許文献1にも見られるように、R、G、Bの隣接する画素間の領域にはコントラストを確保するための遮光膜(ブラックマトリクス、ブラックストライプなどと呼ぶ)が設けられることが多い。また、製造プロセスでのアライメントずれを考慮して、遮光膜とカラーフィルターの色材層の一部を平面的に重ねて配置し、遮光膜上にカラーフィルターの各色材層の縁部が乗り上がるように形成するのが普通である。そして、一対の基板間のギャップを保持し、液晶層の厚みを一定に保持するためのスペーサが遮光膜と重なる位置に設けられている。
ここで図10(a)に示すように、液晶装置500の表示領域において、遮光膜501と色材層502とのアライメントがずれると、遮光膜501に乗り上がる色材層502の乗り上げ量502aが隣接する色材層502間で異なるようになる。この図の例では、遮光膜501に対して色材層502が右側にずれたことによって遮光膜501上の左側の色材層502の膜厚の方が右側よりも大きくなり、オーバーコート膜503で多少平坦化されたとしても、遮光膜501の上方に配置されたスペーサ504によって液晶層厚505aが設計値よりも大きくなってしまう。これによって、液晶層の複屈折と液晶層厚との積(リタデーション)Δndが不均一になりやすく、これに起因してコントラストの低下や表示ムラが生じるという問題があった。
さらに、図10(b)に示すように、遮光膜501上の色材層502の乗り上げ量502aが左右で均一であっても、例えば上下基板の位置ずれにより遮光膜501に対してスペーサ504がはみ出てしまうと(符号506がはみ出した部分)、スペーサ504に光が当たることになる。このとき、スペーサ504が透明材料からなる場合には、スペーサ504を透過する光によって表示画像のコントラストが低下してしまうという問題がある。一方、スペーサ504が遮光材料からなる場合には、開口率の低下を招き、表示が暗くなるという問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、液晶層厚のばらつきに起因するコントラストの低下や表示ムラが少なく、表示品位の高い液晶装置を提供することを目的とする。また、良好な表示が可能な表示部を備えた電子機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の液晶装置は、互いに対向配置された第1基板と第2基板からなる一対の基板と、該一対の基板間に挟持された液晶層と、前記第2基板の前記液晶層側に設けられた反射膜と、前記第2基板の前記反射膜よりも前記液晶層側に設けられ、各画素に対応して異なる色の複数の色材層が配列されたカラーフィルターと、前記第2基板の前記液晶層側に設けられ、隣接する画素間領域の少なくとも一部に配置された遮光膜と、を有し、各画素毎に前記反射膜が存在する反射領域と前記反射膜が存在しない透過領域とにより表示を行う液晶装置であって、前記各画素の前記反射領域内に、前記カラーフィルターの色材層が存在する着色領域と前記カラーフィルターの色材層が存在しない非着色領域とが設けられ、前記遮光膜と平面的に重なる位置に、前記一対の基板間のギャップを保持するスペーサが設けられ、前記スペーサが設けられた遮光膜の周囲が前記非着色領域とされたことを特徴とする。
本発明の液晶装置の最大の特徴点は、スペーサが設けられた遮光膜の周囲を非着色領域としたことである。言い換えると、本発明の液晶装置では、遮光膜とカラーフィルターの色材層とが離間した位置にあり、遮光膜上にカラーフィルターの色材層の縁部が乗り上がった構造を有していない。そのため、遮光膜に対する色材層のアライメントが多少ずれたとしても、遮光膜上に配置したスペーサの高さが変わることがない。したがって、本発明の液晶装置によれば、従来の構造に比べて液晶層厚の設計値からのずれやばらつきが生じにくく、表示品位の高い液晶装置を得ることができる。
また、前記第2基板の前記液晶層側において、前記表示領域の周囲の非表示領域に周辺遮光膜を設けてもよい。
この構成によれば、前記画素間領域に加えて表示領域の周囲の非表示領域にも遮光膜(周辺遮光膜)が設けられたことで非表示領域でも第2基板の内面が遮光膜の膜厚分だけかさ上げされる。したがって、中央の表示領域と周辺の非表示領域とで液晶層厚が揃いやすくなり、液晶層厚のばらつきをより抑えることができる。
さらに、前記非表示領域の周辺遮光膜上にもスペーサを設けてもよい。
この構成によれば、表示領域の周囲の非表示領域でもスペーサによって液晶層厚が一定に保持されるので、表示領域の周縁部まで含めた液晶層厚のばらつきを確実に抑えることができる。
また、前記画素間領域の一部に前記色材層を複数積層し、前記積層した色材層と全体の高さが略等しくなるように前記非表示領域の周辺遮光膜上にも前記色材層を設ける構成としてもよい。
画素間領域の一部に複数の色材層を積層するとこの部分で光が吸収されるため、積層した色材層を遮光膜の代わりとして機能させることができる。その場合、非表示領域の遮光膜上に色材層を設けると、この色材層はカラーフィルターとしては機能しないが、表示領域内で積層した色材層と全体の高さが略等しくなるようにすることによって、スペーサが当接する第2基板の内面の高さを表示領域から非表示領域にわたって均一にすることができる。その結果、液晶層厚のばらつきをより抑えることができる。
また、前記遮光膜を、前記画素間領域にマトリクス状に設け、一方向に延在する画素間領域とこれと直交する方向に延在する画素間領域との交差部の前記遮光膜上に前記スペーサを設ける構成としてもよい。
この構成の遮光膜はいわゆるブラックマトリクスと呼ばれるものであり、この遮光膜を設けたことによって表示のコントラストを向上させることができる。そして、前記交差部にスペーサを設けたことによって液晶層厚を一定に保持することができる。
あるいは、前記遮光膜を、前記画素間領域のうちの一方向に延在する部分にストライプ状に設け、一方向に延在する画素間領域とこれと直交する方向に延在する画素間領域との交差部の前記遮光膜上に前記スペーサを設ける構成としてもよい。
この構成の遮光膜はいわゆるブラックストライプと呼ばれるものであり、この遮光膜を設けた場合、ブラックマトリクスを用いた場合に比べて若干コントラストが低下するものの、本発明においては遮光膜の周囲が非着色領域、すなわち反射領域となっているため、ブラックマトリクスに比べて全体の遮光膜の面積が小さい分だけ反射領域の開口率が上がり、反射表示の明るさを向上させることができる。そして、前記交差部にスペーサを設けたことによって液晶層厚を一定に保持することができる。
なお、遮光膜の面積を小さくすると反射領域の開口率が上がる理由は、通常、遮光膜を設ける際には画素間領域だけに設けるのではなく、遮光膜の一部が画素内領域にもかかるように形成するからである。
上記の2つの構成を採用した場合、前記交差部に位置する遮光膜を他の部分に比べて幅広に形成し、その幅広部分に前記スペーサを設ける構成とすることが望ましい。
この構成によれば、遮光膜に対するスペーサのアライメント余裕が大きくなるため、遮光膜に対するスペーサのアライメントが多少ずれたとしても、スペーサが遮光膜からはみ出しにくくなる。その結果、上述したようなスペーサが透明材料からなる場合のコントラスト低下や、スペーサが遮光材料からなる場合の開口率低下などの不具合を解消することができる。
あるいは、前記遮光膜を、一方向に延在する画素間領域とこれと直交する方向に延在する画素間領域との交差部にのみ設け、前記交差部の前記遮光膜上に前記スペーサを設ける構成としてもよい。
この構成による遮光膜は上記ブラックストライプよりも遮光膜の総面積をさらに小さくしたものである。この遮光膜を設けた場合、ブラックストライプを用いた場合に比べて若干コントラストが低下するものの、ブラックストライプに比べて遮光膜の面積が小さい分だけ反射領域の開口率が上がり、反射表示の明るさをさらに向上させることができる。そして、前記交差部にスペーサを設けたことで液晶層厚を一定に保持することができる。
また、前記異なる色に対応する画素のうち、少なくとも一つの色に対応する各画素における前記非着色領域の面積を、他の色に対応する各画素における前記非着色領域の面積と異なる構成としてもよい。
この構成によれば、異なる色に対応する画素毎に反射率と各色光の彩度を調整することができるので、反射光全体としての反射率と色度(例えば白表示時の色相)を適宜調整でき、反射モード時の表示の明るさ、色などの表示品位を高めることができる。
より具体的には、前記異なる色の複数の色材層が赤色層と緑色層と青色層とからなる場合、緑色層に対応する各画素における非着色領域の面積を、赤色層および青色層に対応する各画素における非着色領域の面積よりも大きくすることが望ましい。
緑色光は赤色光や青色光と比べて人間の目にとってはるかに高い視感度を持っている。したがって、緑色の各画素における非着色領域の面積を赤色や青色の各画素における非着色領域の面積よりも大きく設定することによって、反射光全体として見たときの反射率と色再現性を向上させることができる。
本発明の他の液晶装置は、複数の画素を備えた液晶装置であって、互いに対向配置された第1基板と第2基板からなる一対の基板と、該一対の基板間に挟持された液晶層と、前記複数の画素の各々に対応して異なる色の複数の色材層が配列されたカラーフィルターと、前記第2基板の前記液晶層側に設けられ、隣接する画素間領域の少なくとも一部に配置された遮光膜と、を有し、前記各画素の前記反射領域内に、前記カラーフィルターの色材層が存在する着色領域と前記カラーフィルターの色材層が存在しない非着色領域とが設けられ、前記遮光膜と平面的に重なる位置に、前記一対の基板間のギャップを保持するスペーサが設けられ、前記スペーサが設けられた遮光膜の周囲が前記非着色領域とされたことを特徴とする。
この構成においても、遮光膜に対する色材層のアライメントが多少ずれたとしても、遮光膜上に配置したスペーサの高さが変わることがなく、従来の構造に比べて液晶層厚の設計値からのずれやばらつきが生じにくく、表示品位の高い液晶装置を得ることができる。
本発明の電子機器は、上記本発明の液晶装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、上記本発明の液晶装置を備えたことによって表示品位の高い液晶表示部を備えた電子機器を実現することができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態を図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態の液晶装置の全体構成を示す平面図、図2は、図1の要部を拡大した図であって、表示領域と周辺の非表示領域との境界近傍を示す平面図である。図3は、図2のA−A’線に沿う断面図、図4は、図2のB−B’線に沿う断面図、図5は、図2のC−C’線に沿う断面図(下基板側だけを図示)、である。
なお、各図においては、図面を見やすくするため、各構成要素の膜厚や寸法の比率などは適宜異ならせてある。
本実施形態の液晶装置は、パッシブマトリクス方式の半透過反射型カラー液晶装置であって、液晶層への印加電圧がOFF(非印加)状態で、黒表示を示すノーマリーブラックモードの液晶装置である。
図1に示すように、本実施形態の液晶装置1は、平面視矩形状の下基板(第2基板)2Aと上基板(第1基板)3Aとがシール材4を介して対向配置されている。シール材4の一部は各基板部2A,3Aの一辺(図1における上辺)側で開口して液晶注入口5となっており、双方の基板部2A,3Aとシール材4とに囲まれた空間内にSTN(Super Twisted Nematic)液晶などからなる液晶が封入され、液晶注入口5が封止材6によって封止されている。本実施形態では、下基板2Aよりも上基板部3Aの外形寸法の方が大きく、下基板2Aと上基板3Aの1辺(図1における上辺、右辺、左辺)では縁が揃っているが、下基板2Aの残りの1辺(図1における下辺)からは上基板3Aの周縁部が張り出すように配置されている。そして、上基板部3Aの下辺側の端部には、下基板2A及び上基板3Aの双方の電極を駆動するための駆動用半導体素子7が実装されている。
また、符号8で示す破線は、表示領域9aと非表示領域9bとの境界線である。
ここで、当該境界線8よりも内側(中央側)は、画像表示を行うための表示領域9aである。表示領域9aは、複数の画素がマトリクス状に配列された領域であって、実際に表示に寄与する領域のことを言う。一方、境界線8の外側(周辺側)は、表示領域9aの外部に位置する非表示領域9bであり、表示には寄与しない領域である。また、非表示領域9bには、周辺見切りとして機能する周辺遮光膜15が設けられている。
本実施形態の場合、図1に示すように、上基板3A上に、図中縦方向に帯状に延在する複数のセグメント電極11がストライプ状に形成されている。一方、下基板2A上には、セグメント電極11と直交するように図中横方向に帯状に延在する複数のコモン電極10がストライプ状に形成されている。ここで、セグメント電極11とコモン電極10とが互い交差することにより、平面的に見て重なり合った矩形状の領域が形成され、当該領域が「画素」を構成している。また、本明細書では、隣接する2つの画素に挟まれた領域を「画素間領域」と呼ぶ。詳細は後述するが、表示領域9aにおける複数の画素の各々には、カラー表示を行うべく、カラーフィルターのR(赤)、G(緑)、B(青)の各色からなる色材層が設けられている。当該色材層は、各画素から出射される光を着色するものである。そして、R、G、Bの3個の画素で画面上の1つの表示単位が構成されている。
図2は、図1における表示領域9aの左上の角部近傍を拡大視した平面図である。この図では、3本のセグメント電極11と2本のコモン電極10を図示しており、6個の画素で2個分の表示単位を図示している。本実施形態では、図2における縦方向に隣接する同色の画素の画素間領域(横方向に延在する画素間領域)に帯状の遮光膜20が設けられている。一方、横方向に隣接する異なる色の画素の画素間領域(縦方向に延在する画素間領域)には遮光膜が設けられていない。したがって、液晶装置全体では、表示領域9a内に、横方向に延在する複数の帯状の遮光膜20が画素間領域に対応してストライプ状に設けられている。また、上述したように、周辺の非表示領域9bには周辺遮光膜15が設けられており、周辺遮光膜15と帯状の遮光膜20とは一体に形成されている。これら遮光膜20、周辺遮光膜15は、光吸収性の高い黒色樹脂等により形成されており、その膜厚は0.5〜2μm程度である。
図3に示すように、ガラスやプラスチック等の透光性材料からなる下基板2Aの内面側に、アルミニウムまたはその合金、銀またはその合金等の光反射率の高い金属膜からなる反射膜21が形成されている。図2に示すように、反射膜21は各画素の中央の位置に対応して開口部21aを有しており、この開口部21a(反射膜21が存在しない領域)が透過領域Tを構成する。一方、開口部21a以外の領域(反射膜21が存在する領域)が反射領域Rを構成する。なお、反射膜21には、反射光を散乱させて明るさを均一にするための散乱用凹凸を形成するとよい。
図2に示すように、各画素に対応して赤色色材層22R、緑色色材層22G、青色色材層22Bのいずれかが設けられており、縦方向に並ぶ画素に対して同色の色材層22R,22G,22Bが配置され、横方向に並ぶ画素に対して異なる色の色材層22R,22G,22Bが順番に繰り返し配置されている。本実施形態のカラーフィルター22の配列パターンはいわゆる縦ストライプと呼ばれるものである。透過領域T内にはこれら色材層22R,22G,22Bが全て配置されている一方、反射領域R内には色材層22R,22G,22Bが配置された着色領域CLと色材層22R,22G,22Bが配置されていない非着色領域NCが設けられている。このように反射領域R内にのみ非着色領域NCを設けたことによって反射モードと透過モードとで色の濃淡差を小さくすることができるので、各色材層22R,22G,22Bを最適化すれば双方のモードで発色が良く、視認性の高い表示を得ることができる。
着色領域CL(各色材層22R,22G,22B)は各画素の中央寄りに配置され、非着色領域NCは各画素の長手方向(図2における縦方向)の両端に配置されている。したがって、色材層22R,22G,22Bと遮光膜20とは離間しており、後述するスペーサが設けられた遮光膜の周囲は非着色領域NCとなっている。さらに、異なる色の画素によって非着色領域NCの面積が異なっており、緑色に対応する画素における非着色領域NCの面積は、赤色および青色に対応する画素における非着色領域NCの面積よりも大きくなっている。なお、色材層22R,22G,22Bの縁から遮光膜20までの間隔は、少なくとも製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程のアライメントずれ量よりも大きく取る必要がある。
上述したように、遮光膜20が設けられていない縦方向に延在する画素間領域では、隣接する色材層22R,22G,22Bの縁部が平面的に重なって配置されている。本実施形態の場合、図3に示すように、赤色色材層22Rの上に緑色色材層22Gが重ねられ、赤色色材層22Rおよび緑色色材層22Gの上に青色色材層22Bが重ねられている。これは、製造プロセスにおいて赤色色材層22R、緑色色材層22G、青色色材層22Bの順に形成したことを意味している。ただし、この順番はこれに限ることはない。各色材層22R,22G,22Bの厚みは略同じであり、例えば0.5〜2μm程度である。したがって、色材層22R,22G,22Bが重なった箇所の厚みは各色材層の厚みの2倍程度となっている。色材層22R,22G,22Bの縁部を重ねて配置することによりこの部分で光がある程度吸収され、遮光膜の役目を果たす。
図2、図3に示すように、周辺遮光膜15上には、画素の横方向のピッチに対応する位置(画素間領域の繰り返しに対応する位置)に赤色色材層22RSが帯状に形成されている。この周辺遮光膜15上の赤色色材層22RSはカラーフィルターとしては機能しないが、本実施形態では周辺遮光膜15と色材層22R,22G,22Bの膜厚が略同等であることから、周辺遮光膜15上に赤色色材層22RSを積層した箇所と画素間領域で2層の色材層22R,22G,22Bが積層した箇所とでは、下基板内面からの高さがほぼ同等となる。なお、ここでは周辺遮光膜15上に赤色色材層を積層したが、積層する色材層は赤色色材層に限ることはなく、緑色色材層でも青色色材層でもかまわない。
図3に示すように、下基板2Aの内面には、各色材層22R,22G,22B間の段差を平坦化すると同時に各色材層22R,22G,22Bの表面を保護するためにアクリル等の樹脂、あるいはシリコン酸化膜等の無機膜からなるオーバーコート膜24(平坦化膜)が形成されている。さらに、オーバーコート膜24上にインジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide, 以下、ITOと略記する)等の透明導電膜からなるコモン電極10、ポリイミド等からなる配向膜25が順次形成されている。
図2に示すように、全ての画素間領域のうち、図中縦方向に延在する画素間領域と横方向に延在する画素間領域との交差部に位置する遮光膜20aはその延在方向の両側方に三角形状に突出しており、他の直線部分に比べて幅広に形成されている。そして、図2、図4に示すように、その幅広部分の遮光膜20aと重なる位置に平面視円形のスペーサ27が設けられている。本実施形態の場合、周辺遮光膜15上にも、画素の横方向のピッチに対応する位置(画素間領域の交差部の繰り返しに対応する位置)に表示領域9a内で使用しているものと同様のスペーサ27が等間隔で配置されている。スペーサ27は例えば感光性樹脂等で基板上に作り込まれたものであり、透光性を有するものでもよいし、遮光性を有するものでもよい。
図3、図4に示すように、上基板3Aの内面には、ITO等の透明導電膜からなるセグメント電極11、ポリイミド等からなる配向膜28が順次形成されている。また、上基板3Aの内面には、周辺遮光膜15の上方にあたる領域に引回し電極41が形成されている。この引回し電極41は、下基板2A上の電極を上基板3A側に上下導通した後に上基板3A上で端子まで配線を引き回す電極のことである。そして、上基板3Aと下基板2Aとの間に上述のスペーサ27が介在しているが、この実施形態では上基板3A側にスペーサ27が形成され、下基板2Aの配向膜25上に配置されている。なお、下基板2A側にスペーサ27を形成してもかまわない。
その他、図3、図4に示すように、下基板2Aの外面側に位相差板30、偏光板31が基板側からこの順に設けられており、さらに、偏光板31の外面側にはバックライト(照明手段、図示せず)が設けられている。バックライトは、冷陰極管、発光ダイオード(Light Emitting Diode, LED)等の光源と反射板と導光板とを有している。また、上基板3Aの外面側には位相差板32、偏光板33が基板側からこの順に設けられている。
本実施形態の液晶装置においては、図5に示すように、スペーサ27が設けられた遮光膜20aと色材層22R,22Gとが離間し、遮光膜20aの周囲が非着色領域NCとなっており、遮光膜20a上にカラーフィルターの色材層22R,22Gの縁部が乗り上がった図10(a)に示したような構造を有していない。そのため、遮光膜20aに対する色材層22R,22Gのアライメントが矢印DまたはEの方向に多少ずれたとしても、図10(a)に示したように、遮光膜20a上に配置したスペーサ27の高さSが変わることがない。したがって、本実施形態によれば、従来の構造に比べて液晶層厚の設計値からのずれやばらつきが生じにくく、表示品位の高い液晶装置を得ることができる。
さらに、画素間領域の交差部に位置する遮光膜20aを他の直線部分に比べて幅広に形成し、その幅広部分にスペーサ27を設けているので、遮光膜20aに対するスペーサ27のアライメント余裕が大きくなり、遮光膜20aに対するスペーサ27のアライメントが例えば図5の矢印Fの方向に多少ずれたとしても、スペーサ27が遮光膜20aからはみ出しにくくなる。その結果、スペーサ27が遮光膜20aからはみ出した際にスペーサ27が透光性材料からなる場合のコントラスト低下や、スペーサ27が遮光性材料からなる場合の開口率低下などの不具合を解消することができる。
また、本実施形態においては、非表示領域に周辺遮光膜15を設け、周辺遮光膜15上にもスペーサ27を設けるとともに、周辺遮光膜15上に赤色色材層22RSを積層したことで表示領域9a内の画素間領域で積層した色材層22R,22G,22Bと全体の高さが略等しくなるようにしたことによって、オーバーコート膜24の上面の高さを表示領域9aから非表示領域9bにわたって均一にすることができる。その結果、スペーサ27が当接する下基板2Aの内面の高さが基板全体にわたって均一になり、表示領域9aの周縁部まで含めた液晶層厚のばらつきを確実に抑えることができる。
また、各画素における非着色領域NCの面積を、他の色に対応する各画素における非着色領域NCの面積と異ならせているので、異なる色に対応する画素毎に反射率と各色光の彩度を調整することができる。そのため、反射光全体としての反射率と色度(例えば白表示時の色相)を適宜調整でき、反射モード時の表示の明るさ、色などの表示品位を高めることができる。より具体的には、視感度の高い緑色に対応する画素における非着色領域NCの面積を、赤色および青色に対応する画素における非着色領域NCの面積よりも大きくしているため、反射光全体として見たときの反射率と色再現性を向上させることができる。
[第2の実施の形態]
以下、本発明の第2の実施の形態を図6を参照して説明する。
本実施形態の液晶装置の基本構成は第1の実施形態と同様であり、遮光膜の構成が第1の実施形態と異なるのみである。したがって、液晶装置の基本構成の説明は省略し、図6を用いて遮光膜の構成のみについて説明する。図6は、第1の実施形態の図2に対応する図であり、図2と共通の構成要素には同一の符号を付す。
第1の実施形態においては、図2中横方向に延在する画素間領域に沿って帯状の遮光膜20を設けていた。これに対して、本実施形態では、図6に示すように、表示領域においては、縦方向に延在する画素間領域と横方向に延在する画素間領域との交差部にのみ、矩形の遮光膜20aが孤立して設けられている。そして、その孤立した遮光膜20a上に平面視円形のスペーサ27が設けられている。スペーサ27が設けられた遮光膜20aの周囲が非着色領域NCとなっている点は第1の実施形態と同様である。その他の全ての構成も第1の実施形態と同様である。
本実施形態の液晶装置においても、遮光膜20aに対する色材層22R,22G,22Bのアライメントが多少ずれたとしても遮光膜20a上のスペーサ27の高さが変わることがないため、従来の構造に比べて液晶層厚の設計値からのずれやばらつきが生じにくく、表示品位の高い液晶装置が得られる、といった第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また本実施形態の場合、第1の実施形態に比べて遮光膜の総面積が小さいため、反射領域の開口率が上がり、反射表示の明るさをより向上させることができる。
[第3の実施の形態]
以下、本発明の第3の実施の形態を図7を参照して説明する。
本実施形態の液晶装置の基本構成は第1の実施形態と同様であり、遮光膜の構成が第1の実施形態と異なるのみである。したがって、液晶装置の基本構成の説明は省略し、図6を用いて遮光膜の構成のみについて説明する。図7は、第1の実施形態の図2に対応する図であり、図2と共通の構成要素には同一の符号を付す。
第1の実施形態においては、図2中横方向に延在する画素間領域に沿って帯状の遮光膜20を設けていた。第2の実施形態においては、画素間領域の交差部にのみ遮光膜20aを設けていた。これに対して、本実施形態では、図7に示すように、表示領域においては、縦方向に延在する画素間領域と横方向に延在する画素間領域の双方に沿って遮光膜20x、20yが格子状に設けられている。そして、縦方向に延在する画素間領域と横方向に延在する画素間領域の交差部の遮光膜20zが円形に形成され、他の直線部分の遮光膜20x、20yよりも幅広になっている。そして、その円形の遮光膜20z上に平面視円形のスペーサ27が設けられている。スペーサ27が設けられた遮光膜20zの周囲が非着色領域NCとなっている点は第1、第2の実施形態と同様である。その他の全ての構成も第1、第2の実施形態と同様である。
本実施形態の液晶装置においても、遮光膜20zに対する色材層22R,22G,22Bのアライメントが多少ずれたとしても遮光膜20z上のスペーサ27の高さが変わることがないため、従来の構造に比べて液晶層厚の設計値からのずれやばらつきが生じにくく、表示品位の高い液晶装置が得られる、といった第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また本実施形態の場合、遮光膜20x、20yが格子状に形成されているため、表示のコントラストを高めることができる。
[電子機器]
以下、上記実施形態の液晶装置を備えた電子機器の例について説明する。
図9は、電子機器の一例である携帯電話を示した斜視図である。図9において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記の液晶装置を用いた液晶表示部を示している。
図9に示した電子機器は、上記実施形態の液晶装置を用いた液晶表示部を備えているので、反射モード時にも透過モード時にも発色が良く、表示品位に優れた液晶表示部を備えた電子機器を実現することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば遮光膜やスペーサの形状、1つの画素内における透過領域と反射領域の位置、着色領域と非着色領域の位置などは、上記実施形態に限らず、適宜変更が可能である。例えば非着色領域の位置について言えば、非着色領域を画素の短手方向(図2における横方向)の両端に配置してもよい。しかしながら、色材層のパターンがあまり細長い形状になると、面積ばらつきが大きくなるなどの観点からあまり好ましくなく、上記実施形態のように画素の長手方向の両端に配置する方が好ましい。
また、図2に示したように、画素の長手方向の両端(図面における上下)に非着色領域NCを設ける構成では、色味を調整する際に非着色領域NCの面積が狭くなってしまうような場合にスペーサ27と色材層22R,22G,22Bとの間隔を十分に確保できない恐れがある。そのような場合、図8に示すように、色材層22R,22G,22Bのうち、スペーサ27に近接した画素の角部を斜めに切り欠いた形状とし、スペーサ27の周囲に三角形の非着色領域NCを設ける構成とすれば、非着色領域NCの面積を小さくする必要がある場合でもスペーサ27と色材層22R,22G,22Bとの間隔を十分に確保することができる。
また、上記実施形態ではカラーフィルターのパターンが縦ストライプである例を挙げたが、その他、横ストライプ、モザイク、デルタ配列等のカラーフィルターにも本発明が適用可能である。さらに、上記実施の形態で例示したパッシブマトリクス型液晶表示装置に限らず、薄膜トランジスタ(TFT)や薄膜ダイオード(TFD)をスイッチング素子としたアクティブマトリクス型液晶表示装置に本発明を適用することも可能である。
本発明の第1実施形態の液晶装置の全体構成を示す平面図である。 図1の要部を拡大した平面図である。 図2のA−A’線に沿う断面図である。 図2のB−B’線に沿う断面図である。 図2のC−C’線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態の液晶装置の要部を示す平面図である。 本発明の第3実施形態の液晶装置の要部を示す平面図である。 本発明の他の実施形態の液晶装置の要部を示す平面図である。 本発明の電子機器の一例を示す斜視図である。 従来の液晶装置の問題点を説明するための図である。
符号の説明
1…液晶装置、2A…下基板(第2基板)、3A…上基板(第1基板)、9a…表示領域、9b…非表示領域、15…周辺遮光膜、20,20x,20y…遮光膜、20a,20z…(交差部の)遮光膜、21…反射膜、21a…(反射膜の)開口部、22…カラーフィルター、22R…赤色色材層、22G…緑色色材層、22B…青色色材層、22RS…(周辺遮光膜上の)色材層、26…液晶層、27…スペーサ、T…透過領域、R…反射領域、CL…着色領域、NC…非着色領域。

Claims (12)

  1. 互いに対向配置された第1基板と第2基板からなる一対の基板と、該一対の基板間に挟持された液晶層と、前記第2基板の前記液晶層側に設けられた反射膜と、前記第2基板の前記反射膜よりも前記液晶層側に設けられ、各画素に対応して異なる色の複数の色材層が配列されたカラーフィルターと、前記第2基板の前記液晶層側に設けられ、隣接する画素間領域の少なくとも一部に配置された遮光膜と、を有し、各画素毎に前記反射膜が存在する反射領域と前記反射膜が存在しない透過領域とにより表示を行う液晶装置であって、
    前記各画素の前記反射領域内に、前記カラーフィルターの色材層が存在する着色領域と前記カラーフィルターの色材層が存在しない非着色領域とが設けられ、
    前記遮光膜と平面的に重なる位置に、前記一対の基板間のギャップを保持するスペーサが設けられ、前記スペーサが設けられた遮光膜の周囲が前記非着色領域とされたことを特徴とする液晶装置。
  2. 前記第2基板の前記液晶層側において、前記表示領域の周囲の非表示領域に周辺遮光膜が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  3. 前記非表示領域の周辺遮光膜上にもスペーサが設けられたことを特徴とする請求項2に記載の液晶装置。
  4. 前記画素間領域の一部に前記色材層が複数積層されており、前記積層された色材層と全体の高さが略等しくなるように前記非表示領域の周辺遮光膜上にも前記色材層が設けられたことを特徴とする請求項3に記載の液晶装置。
  5. 前記遮光膜が、前記画素間領域にマトリクス状に設けられ、一方向に延在する画素間領域とこれと直交する方向に延在する画素間領域との交差部にあたる前記遮光膜上に前記スペーサが設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の液晶装置。
  6. 前記遮光膜が、前記画素間領域のうちの一方向に延在する部分にストライプ状に設けられ、一方向に延在する画素間領域とこれと直交する方向に延在する画素間領域との交差部にあたる前記遮光膜上に前記スペーサが設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の液晶装置。
  7. 前記交差部に位置する遮光膜が他の部分に比べて幅広に形成され、その幅広部分に前記スペーサが設けられたことを特徴とする請求項5または6に記載の液晶装置。
  8. 前記遮光膜が、一方向に延在する画素間領域とこれと直交する方向に延在する画素間領域との交差部にのみ設けられ、前記交差部にあたる前記遮光膜上に前記スペーサが設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の液晶装置。
  9. 前記異なる色に対応する画素のうち、少なくとも一つの色に対応する各画素における前記非着色領域の面積が、他の色に対応する各画素における前記非着色領域の面積と異なることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の液晶装置。
  10. 前記異なる色の複数の色材層は、赤色層と緑色層と青色層とからなり、前記緑色層に対応する各画素における前記非着色領域の面積が、前記赤色層および前記青色層に対応する各画素における前記非着色領域の面積よりも大きいことを特徴とする請求項9に記載の液晶装置。
  11. 複数の画素を備えた液晶装置であって、
    互いに対向配置された第1基板と第2基板からなる一対の基板と、該一対の基板間に挟持された液晶層と、前記複数の画素の各々に対応して異なる色の複数の色材層が配列されたカラーフィルターと、前記第2基板の前記液晶層側に設けられ、隣接する画素間領域の少なくとも一部に配置された遮光膜と、を有し、
    前記各画素の前記反射領域内に、前記カラーフィルターの色材層が存在する着色領域と前記カラーフィルターの色材層が存在しない非着色領域とが設けられ、
    前記遮光膜と平面的に重なる位置に、前記一対の基板間のギャップを保持するスペーサが設けられ、前記スペーサが設けられた遮光膜の周囲が前記非着色領域とされたことを特徴とする液晶装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか一項に記載の液晶装置を備えたことを特徴とする電子機器。

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