JP2004270854A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Masahiro Kojima
昌洋 小嶋
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    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/72Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion with a secondary drive, e.g. regulating motor, in order to vary speed continuously
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Abstract

【課題】必要なトルクを伝達するとともに共振時の過大なトルクの伝達を確実に遮断することのできる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】ハイブリッド車両の走行を行うトルクを単独で出力可能な2つの動力源と最終的にそれぞれ結合されたクランク軸110とキャリア軸120の間で動力のやり取りを行うダンパ200は、クランク軸110とキャリア軸120とを同軸上に近接配置するとともに、クランク軸110に設けられ、内周面に凹部213を備えた外部部材210と、キャリア軸120に設けられ、外部部材210の内側において相対回転可能に配置された内側部材220と、内側部材220の所定の位置に配置され、凹部213と係合可能なボール230と、ボール230を定常的に付勢するコイルスプリング240と、ボール230をキャリア軸120の回転に伴う遠心力によって付勢する遠心マス250を備えた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動力伝達装置に関し、詳しくは、過大なトルクの伝達を遮断するトルクリミッタを備えた動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
過大なトルクの伝達を遮断するトルクリミッタ備えた動力伝達装置として、ハイブリッド車両の動力伝達装置がある。ハイブリッド車両としては、車両の走行を行うトルクを単独で出力可能な動力源として内燃機関と電動機とを備えた車両が知られている。このハイブリッド車両における動力伝達装置は、これら2つの動力源と最終的にそれぞれ結合された2つの回転軸の間で動力のやり取りを行っている。これらの両軸間にダンパスプリングを備えていると、慣性の大きな内燃機関および電動機間に、ねじり振動が起こる場合がある。このねじり振動が、動力伝達装置を構成する軸などの部品の固有振動と共振すると、過大なトルクが発生するという問題があった。この過大なトルクの伝達を遮断するため、ハイブリッド車両の動力伝達装置にはトルクリミッタが備えられている。
【0003】
従来、かかる動力伝達装置のトルクリミッタとしては、乾式摩擦材の滑りを利用する構成が用いられていた。即ち、トルクを伝達する両軸間に乾式摩擦材の摩擦力によって動力を伝達する機構を設け、過大なトルクが伝達される際には、この乾式摩擦材同士が滑ることによってトルクの伝達を遮断するトルクリミッタとして働く。このトルクリミッタがトルクの伝達を遮断するリミッタトルクの値は、動力伝達装置が耐久性を確保可能な上限トルクの値と、動力を伝達しなければならない下限トルクの値との間に設定されている。
【0004】
例えば、下記文献には、乾式摩擦材によるトルクリミッタを備えた動力伝達装置が記載されている。
【特許文献1】
特開2002−13547号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした乾式摩擦材によるトルクリミッタを備えた動力伝達装置は、乾式摩擦材の特性である個々の摩擦係数のばらつきによってリミッタトルクの値に大きなばらつきが出るという問題があった。大きな動力の伝達を確保できるように下限トルクの値を大きく取ろうとすると上限トルクと下限トルクとの値の幅が狭くなり、この幅にリミッタトルクのばらつきが収まらなくなってしまう。リミッタトルクが上限トルクを超える場合には動力伝達装置の耐久性低下を招き、リミッタトルクが下限トルクを満たさない場合には必要なトルクの伝達ができないといった問題があった。
【0006】
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、必要なトルクを伝達するとともに共振時の過大なトルクの伝達を確実に遮断することのできる動力伝達装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記した課題を解決するため、ハイブリッド車両の動力伝達装置の発明は、車両の走行を行うトルクを単独で出力可能な少なくとも2つの動力源を備えたハイブリッド車両において、前記2つの動力源と最終的にそれぞれ結合された第1および第2の回転軸の間で動力のやり取りを行う動力伝達装置であって、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを同軸上に近接配置するとともに、前記第1の回転軸に設けられ、筒状体の内周面に周方向に不連続な凹部を少なくとも一つ備えた外部部材と、前記第2の回転軸に設けられ、前記筒状体の外部部材の内側において相対回転可能に配置された内部部材と、前記外部部材の凹部に対応する前記内部部材の所定の位置に、前記第2の回転軸の径方向に移動可能に配置され、前記外部部材の凹部と係合可能な係合部材と、定常的な付勢力によって、前記係合部材を前記第2の回転軸の径方向外側に向けて付勢する定常付勢部材とを備えたことを特徴とする。
【0008】
かかるハイブリッド車両の動力伝達装置によれば、内部部材に配置された係合部材が、定常付勢部材による付勢力によって外側部材の凹部と機械的に係合することにより、付勢力に応じた所定値までのトルクを両軸間で伝達することができる。この係合部材と凹部とによる機械的な係合は、乾式摩擦材による連結と比べて摩擦係数のばらつきが小さく、特にその経時変化が小さいため、安定したリミッタトルクを得ることができる。この結果、上限トルクと下限トルクとの値の幅が、乾式摩擦材の摩擦係数のばらつきが収まらない程に狭い幅であっても、リミッタトルクを設定することができる。したがって、必要なトルクを伝達するとともに共振時の過大なトルクの伝達を確実に遮断することができる。
【0009】
上記の構成を有する本発明のハイブリッド車両の動力伝達装置は、以下の態様を採ることもできる。前記第2の回転軸の回転に伴う遠心力によって、前記係合部材を前記第2の回転軸の径方向外側に向けて付勢する遠心付勢部材を備えたとしても良い。
【0010】
かかるハイブリッド車両の動力伝達装置によれば、定常的に係合部材を付勢する定常付勢部材と、遠心力で係合部材を付勢する遠心付勢部材とによる付勢力によって外側部材の凹部と機械的に係合することにより、付勢力に応じた所定値までのトルクを両軸間で伝達することができる。第2の回転軸の回転速度が減少すると、遠心付勢部材の遠心力は低下するため、係合部材と凹部とによる機械的な係合の付勢力は緩和されることにより、付勢力によって決まるリミッタトルクは低下する。この結果、回転軸の回転速度に対応したリミッタトルクを得ることができる。したがって、大きなトルクの伝達が必要な高回転域では、充分にトルクを伝達することができるとともに、共振による過大なトルクが発生する低回転域では、この過大なトルクの伝達を確実に遮断することができる。
【0011】
また、前記外部部材の凹部は、球面状に陥没し金属製の表面から成る穴であり、前記係合部材は、金属製のボールであっても良い。かかるハイブリッド車両の動力伝達装置によれば、滑らかに加工された球面状の金属間の摩擦係数のばらつきは、乾式摩擦材によるものに比べて小さいため、より安定したリミッタトルクを得ることができる。
【0012】
また、前記定常付勢部材を、前記定常付勢部材は、コイルスプリングであり、前記遠心付勢部材は、前記コイルスプリングの内側において前記係合部材を付勢可能に設けた所定の質量を持つ遠心マスであっても良い。かかるハイブリッド車両の動力伝達装置によれば、遠心マスは、コイルスプリングと同一の方向に係合部材を付勢するとともに、遠心力の働く方向で直接的に係合部材を付勢するため、低回転時における遠心マスによる付勢の応答性を向上させることができる。また、コイルスプリング内側にできる空間に遠心マスを配置するため、遠心マスを設けるためのスペースを別途設ける必要がなく、装置の小型化を図ることができる。
【0013】
また、上記した課題を解決するため、動力伝達装置の発明は、第1および第2の回転軸間で機械的にトルクを伝達する動力伝達装置であって、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを機械的に係合し、該機械的係合を付勢する付勢力に応じた所定値までのトルクを両軸間で伝達可能な状態とする係合手段と、前記第1,第2の回転軸の少なくとも一方の回転速度の減少によって、前記付勢力を緩和する付勢緩和手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
かかる動力伝達装置によれば、第1,第2の回転軸の少なくとも一方の回転速度が減少すると、付勢緩和手段によって、係合手段による機械的な係合の付勢力は緩和されることにより、付勢力によって決まる伝達可能なトルクの値は低下する。よって、回転軸の回転速度に対応したリミッタトルクを得ることができる。
【0015】
上記の構成を有する本発明の動力伝達装置は、以下の態様を採ることもできる。前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを同軸上に近接配置し、前記係合手段は、前記第1の回転軸に設けられ、筒状体の内周面に周方向に不連続な凹部を少なくとも一つ備えた外部部材と、前記第2の回転軸に設けられ、前記筒状体の外部部材の内側において相対回転可能に配置された内部部材と、前記外部部材の凹部に対応する前記内部部材の所定の位置に、前記第2の回転軸の径方向に移動可能に配置され、前記外部部材の凹部と係合可能な係合部材と、定常的な付勢力によって、前記係合部材を前記第2の回転軸の径方向外側に向けて付勢する定常付勢部材とを備え、前記付勢緩和手段は、前記第2の回転軸の回転に伴う遠心力によって、前記係合部材を前記第2の回転軸の径方向外側に向けて付勢する遠心付勢部材を備えたとしても良い。
【0016】
かかる動力伝達装置によれば、定常的に係合部材を付勢する定常付勢部材と、遠心力で係合部材を付勢する遠心付勢部材とによる付勢力によって外側部材の凹部と機械的に係合することにより、付勢力に応じた所定値までのトルクを両軸間で伝達することができる。この係合部材と凹部とによる機械的な係合は、乾式摩擦材による連結と比べて摩擦係数のばらつきが小さいため、安定したリミッタトルクを得ることができる。また、第2の回転軸の回転速度が減少すると、遠心付勢部材の遠心力は低下するため、係合部材と凹部とによる機械的な係合の付勢力は緩和されるため、回転軸の回転速度に対応したリミッタトルクを得ることができる。
【0017】
また、前記外部部材の凹部は、球面状に陥没し金属製の表面から成る穴であり、前記係合部材は、金属製のボールであり、前記定常付勢部材は、コイルスプリングであり、前記遠心付勢部材は、前記コイルスプリングの内側において前記係合部材を付勢可能に設けた所定の質量を持つ遠心マスであっても良い。
【0018】
かかる動力伝達装置によれば、滑らかに加工された球面状の金属間の摩擦係数のばらつきは、乾式摩擦材によるものに比べて小さいため、安定したリミッタトルクを得ることができる。また、遠心力の働く方向で直接的に係合部材を付勢するため、低回転時における遠心マスによる付勢の応答性を向上させることができる。また、コイルスプリング内側にできる空間に遠心マスを配置するため、遠心マスを設けるためのスペースを別途設ける必要がなく、装置の小型化を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成及び作用を一層明らかにするために、以下本発明を適用した動力伝達装置の一つとして、ハイブリッド車両の動力分配装置におけるダンパについて説明する。
【0020】
はじめに、本発明の実施例としての動力伝達装置であるダンパを備えたハイブリッド車両の動力分配装置の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態であるハイブリッド車両の動力分配装置10の概略構成を示す説明図である。このハイブリッド車両は、車両の走行を行うトルクを単独で出力可能な動力源として内燃機関50と電動機60とを備える。内燃機関50から出力された動力は、その一部が最終的に駆動輪80に伝達され、残余の動力が発電機70によって電力に回生される。この電力は、バッテリ(図示しない)に蓄えられたり、内燃機関50以外の動力源としての電動機60を駆動したりするのに用いられる。
【0021】
動力分配装置10は、ハイブリッド車両に備えられており、このハイブリッド車両における動力のやり取りを行う。この動力分配装置10は、軸のねじり振動を減衰させるダンパ200、動力の分配を行う遊星歯車機構300、最終的に駆動輪80に動力を伝達するディファレンシャルギア400を備える。遊星歯車機構300は、プラネタリギヤとも呼ばれ、中心で回転するサンギヤ310、サンギヤ310の周囲を自転しながら公転するピニオンギヤ320、ピニオンギヤ320の外周で回転するリングギヤ340から構成される。ピニオンギヤ320は、キャリア330に軸支されている。遊星歯車機構300は、周知の通り、サンギヤ310、キャリア330、リングギヤ340の3つの回転要素のうち、2つの回転要素の回転状態が決定されると残余の要素の回転状態が決定されるという機械的性質を有している。かかる性質に基づき、遊星歯車機構300は、1つの回転要素に入力された動力を他の2つの回転要素に分配して伝達することができる。
【0022】
サンギヤ310には、発電機70が結合されている。キャリア330に結合されたキャリア軸120には、ダンパ200を介して、内燃機関50に結合されたクランク軸110が結合されている。リングギヤ340には、電動機60と、ディファレンシャルギア400に結合された駆動軸130とが結合されている。かかる構成によって、ダンパ200は、動力源である内燃機関50に結合されたクランク軸110と、遊星歯車機構300を介して動力源である電動機60に最終的に結合されたキャリア軸120との間で動力のやり取りを行う。
【0023】
次に、ダンパ200の構造について説明する。図2は、静止状態のダンパ200を示す正面図である。図3は、図2のA―A線に沿ってダンパ200を切断した形状を示す矢視断面図である。ダンパ200において、クランク軸110とキャリア軸120とは、同軸上に近接配置されている。ダンパ200は、クランク軸110に設けられた外部部材210、キャリア軸120に設けられた内側部材220、外部部材210と内側部材220とを機械的に係合する係合部材であるボール230、ボール230による係合を定常的に付勢する定常付勢部材であるコイルスプリング240、ボール230による係合を遠心力によって付勢する遠心付勢部材である遠心マス250を備える。これらの外部部材210,内側部材220,ボール230,コイルスプリング240は、クランク軸110とキャリア軸120とを機械的に係合し、この機械的係合を付勢する付勢力に応じた所定値までのトルクを両軸間で伝達可能な状態とする係合手段を構成している。遠心マス250は、付勢緩和手段に相当しており、キャリア軸120の回転速度の減少によって機械的係合の付勢力を緩和する。
【0024】
外部部材210は、クランク軸110と結合する円盤状の円盤部材211と、円盤部材211と外径を等しくする筒状体の筒状部材212とによって構成されている。円盤部材211と筒状部材212とは、円盤部材211が筒状体の筒状部材212の底を形成するようにボルト214によって固定されている。円盤部材211は、円盤の中心とクランク軸110の軸の中心とが同心となるようにボルト215によって連結されている。筒状部材212における筒状体の内周面には、周方向に不連続な凹部213を少なくとも一つ備えており、本実施例では、8つの凹部213を周方向等間隔に配設している。この凹部213は、金属製である筒状部材212の内周面において、球面状に陥没し金属製の表面から成る穴であり、その表面は滑らかに加工されている。
【0025】
内側部材220は、キャリア軸120と結合するハブ部材221、ボール230を保持する中間部材222、ハブ部材221と中間部材222との間のトルク変動を抑制するダンパ機構225を備える。ハブ部材221は、ダンパ機構225を取り付け可能に形成されており、その中心にキャリア軸120が嵌挿されている。中間部材222は、第1中間部材222aと第2中間部材222bとをリベット224によって固定することにより略円盤状に構成されている。中間部材222の内周側には、ハブ部材221が配設されており、ハブ部材221と中間部材222とは、ダンパ機構225を介して連結されている。中間部材222の外周側には、ボール230をキャリア軸120の径方向に移動可能に保持する保持部226が、外部部材210における凹部213に対応する位置に周方向等間隔に8つ配設されている。保持部226は、キャリア軸120の径方向外側に開口するとともにボール230が遊嵌可能な径である円柱状の空間を形成している。
【0026】
ボール230は、凹部213の球面と同径である金属製の球体であり、その表面は滑らかに加工されている。このボール230は、コイルスプリング240によってキャリア軸120の径方向外側に向けて付勢されるように、内側部材220における8つの保持部226のそれぞれにコイルスプリング240と共に保持されている。ボール230は、キャリア軸120の径方向外側に向けて付勢されることにより、外部部材210の凹部213と係合する。この係合によって、外部部材210と内側部材220とは結合され、外部部材210と内側部材220との間で動力のやり取りが可能となる。
【0027】
遠心マス250は、コイルスプリング240の内径より小さな径であって全長は短い円柱状に形成されており、所定の質量を持つ。この遠心マス250は、保持部226に保持されているコイルスプリング240の内側において、キャリア軸120の径方向に移動可能に配置されている。なお、遠心マス250の所定の質量は、内燃機関50や電動機60の特性、動力分配装置10の強度などを考慮したボール230の付勢力を得られるように、コイルスプリング240の弾性係数とともに定めれば良い。
【0028】
次に、ダンパ200の動作について説明する。図4は、トルクを伝達している状態のダンパ200を、図3におけるB―B線に対応する位置に沿って切断した形状を示す矢視断面図である。図5は、過大なトルクの伝達を遮断している状態のダンパ200を、図3におけるB−B線に対応する位置に沿って切断した形状を示す矢視断面図である。
【0029】
ここで、ダンパ200におけるクランク軸110とキャリア軸120と間のトルクの伝達について説明する。ボール230の付勢力が、外部部材210と内側部材220との相対的な捻りによってボール230が受ける反力を超える場合には、図4に示すように、ボール230は凹部213と係合した状態となる。この係合によって、外部部材210と内側部材220とは結合され、外部部材210と内側部材220との間のトルクの伝達が可能な状態となる。その結果、ダンパ200は、クランク軸110とキャリア軸120との両軸間のトルクを伝達する。
【0030】
ボール230の付勢力が、外部部材210と内側部材220との相対的な捻りによってボール230が受ける反力より小さい場合には、図5に示すように、ボール230は、内側部材220の径方向内側へ移動し、凹部213との係合を離脱した状態となる。この係合の離脱によって、外部部材210と内側部材220とは相対回転し、外部部材210と内側部材220との間のトルクは殆ど伝達されない状態となる。その結果、ダンパ200は、クランク軸110とキャリア軸120との両軸間の過大なトルクの伝達を遮断する。
【0031】
ここで、ダンパ200におけるボール230の付勢の状態について説明する。キャリア軸120の回転速度が所定値以下の場合には、図3に示すように、コイルスプリング240は、弾性力によりキャリア軸120の径方向外側に向けてボール230を付勢力する。一方、遠心マス250は、キャリア軸120の径方向外側に向けて移動する程の充分な遠心力を受けないため、ボール230に対して遠心力による付勢を行わない。その結果、ボール230は、コイルスプリング240によって一定の付勢力を受ける。
【0032】
キャリア軸120の回転数が所定値を超える場合には、図4に示すように、コイルスプリング240は、キャリア軸120が回転していない状態と同様にボール230を付勢する。一方、遠心マス250は、キャリア軸120の回転に伴う遠心力を受けてキャリア軸120の径方向外側に向けて移動し、遠心力によりキャリア軸120の径方向外側に向けてボール230を付勢力する。その結果、ボール230は、コイルスプリング240に加えて、遠心マス250によっても付勢力を受ける。コイルスプリング240による付勢力は一定であるが、遠心マス250による付勢力は、キャリア軸120の回転に伴う遠心力によるものであるため、キャリア軸120の回転速度の二乗に比例する。すなわち、遠心マス250は、キャリア軸120の回転速度の減少によって付勢力を緩和する。
【0033】
次に、ダンパ200の回転数と伝達トルクとの関係について説明する。図6は、ダンパ200の回転数と伝達トルクとの関係を示す説明図である。図6は、ダンパ200の回転数を横軸にとり、伝達トルクを縦軸にとり、ダンパ200の回転数と伝達トルクとの関係を示している。
【0034】
図6の曲線TDは、ダンパ200が、クランク軸110とキャリア軸120との両軸間で伝達しなければならない必要トルクTDを示す。なお、内燃機関50の回転数は、クランク軸110とダンパ200とが直結されているため、必要なトルクの伝達を行っているダンパ200の回転数と同じである。ダンパ200の停止状態である回転数N0から、内燃機関50が始動しアイドリング状態となる回転数N2までは、電動機60を回転させて内燃機関50を始動させるため、必要トルクTDは、電動機60から内燃機関50へダンパ200を介して伝達するトルクTD0である。回転数N2から、内燃機関50が最大トルクTD3を出力する回転数N3までは、ダンパ200を介して内燃機関50の動力を遊星歯車機構300へ伝達するため、必要トルクTDは、内燃機関50が出力するトルクである。この内燃機関50が出力するトルクは、内燃機関50の回転数が回転数N2から回転数N3まで増加するのに伴って、最終的に最大トルクTD3まで増加する特性を持つ。
【0035】
図6の曲線TRは、ダンパ200において発生する共振トルクTRを示す。この共振トルクTRは、内燃機関50の回転数が起動または停止の際に通過する低回転域(例えば、200〜400rpm程度)において発生する場合がある。例えば、電動機60を回転させて内燃機関50を始動させる際において、内燃機関50のフリクションが大きかったり、電動機60に流れる電流が不足したりする場合に、過大なトルクである共振トルクTRが発生することがある。このハイブリッド車両においては、共振トルクTRは、回転数N1で最大値となる。この共振トルクTRの最大値は、ダンパ200が伝達トルクの遮断をしなければ、動力分配装置10が耐久性を確保可能な上限トルクThを超えてしまう。
【0036】
図6の曲線TLは、ダンパ200がボール230と凹部213との係合により伝達することのできるリミッタトルクTLを示す。ダンパ200の停止状態では、ボール230を定常的に付勢するコイルスプリング240によって、リミッタトルクTLはトルクTL0となる。ダンパ200の回転状態では、ボール230を遠心力によって付勢する遠心マス250によって、リミッタトルクTLは、ダンパ200の回転数の増加に伴って、トルクTL0からダンパ200の回転速度の二乗に比例して増加する。リミッタトルクTLは、ダンパ200が回転し得る全ての回転域において、必要トルクTDを充分に満たすとともに、上限トルクThを超えることはない。特に、共振トルクTRが最大値となる回転数N1においては、リミッタトルクTLは、上限トルクThに比べて充分に低い値である。よって、共振が生じた場合であっても、伝達される共振トルクTRは、リミッタトルクTLを上限としたトルクとなるため、ダンパ200において上限トルクThを超えるトルクが伝達されることはない。
【0037】
以上説明したハイブリッド車両の動力分配装置10によれば、内側部材220に設けられたボール230が、コイルスプリング240による付勢力によって外部部材210の凹部213と機械的に係合することにより、付勢力に応じた所定値までのトルクをクランク軸110とキャリア軸120との両軸間で伝達することができる。このボール230と凹部213とによる機械的な係合は、乾式摩擦材による結合と比べて摩擦係数のばらつきが小さく、特にその経時変化が小さいため、安定したリミッタトルクを得ることができる。この結果、上限トルクと下限トルクとの値の幅が、乾式摩擦材の摩擦係数のばらつきが収まらない程に狭い幅であっても、リミッタトルクを設定することができる。したがって、必要なトルクを伝達するとともに共振時の過大なトルクの伝達を確実に遮断することができる。また、ボール230および凹部213の表面は、滑らかに加工された互いに嵌り合う金属製の球面である。よって、滑らかに加工された球面状の金属間の摩擦係数のばらつきは、乾式摩擦材によるものに比べて小さいため、より安定したリミッタトルクを得ることができる。
【0038】
また、定常的にボール230を付勢するコイルスプリング240と、遠心力でボール230を付勢する遠心マス250とによる付勢力によって外部部材210の凹部213と機械的に係合することにより、付勢力に応じた所定値までのトルクを両軸間で伝達することができる。キャリア軸120の回転速度が減少すると、遠心マス250の遠心力は低下するため、ボール230と凹部213とによる機械的な係合の付勢力は緩和されることにより、付勢力によって決まるリミッタトルクTLは低下する。この結果、回転軸の回転速度に対応したリミッタトルクTLを得ることができる。したがって、内燃機関50の動力をクランク軸110からキャリア軸120へ伝達する必要がある高回転域では、内燃機関50が出力する最大トルクTD3まで充分に伝達することができる。一方、共振トルクTRが発生する低回転域では、過大なトルクの伝達を確実に遮断することができる。また、遠心マス250は、コイルスプリング240の内側において、キャリア軸120の径方向に移動可能に配置されている。よって、遠心マス250は、コイルスプリング240と同一の方向にボール230を付勢するとともに、遠心力の働く方向で直接的にボール230を付勢するため、低回転時における遠心マス250による付勢の応答性を向上させることができる。また、コイルスプリング240内側にできる空間に遠心マス250を配置するため、遠心マス250を設けるためのスペースを別途設ける必要がなく、装置の小型化を図ることができる。
【0039】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。例えば、ボール230と凹部213による係合に限るものではなく、円弧状に構成された板バネが、円弧状に陥没した窪みに係合するものであっても良い。かかる板バネには、遠心マス250に代えて、円弧状背面に遠心ウェイトを配置したとしても良い。また、遠心マス250が直接的にボール230を付勢するものに限るものではなく、リンク機構などを介して間接的にボール230を付勢するものであってもよい。また、外部部材210にボール230を、内側部材220の外周面に凹部213を設け、ボール230は径方向内側に向けて付勢される構造としても良い。また、ボール230の移動または付勢の方向は、回転軸の径に対し斜め方向であったり、回転軸の軸方向であったりしても良い。また、係合手段や付勢緩和手段をダンパ200に設けるのではなく、動力分配装置10の他の箇所に設けても良い。また、ハイブリッド車両の動力伝達装置ではなく、他の動力伝達装置に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるハイブリッド車両の動力分配装置10の概略構成を示す説明図である。
【図2】静止状態のダンパ200を示す正面図である。
【図3】図2のA―A線に沿ってダンパ200を切断した形状を示す矢視断面図である。
【図4】トルクを伝達している状態のダンパ200を図3におけるB―B線に対応する位置に沿って切断した形状を示す矢視断面図である。
【図5】過大なトルクの伝達を遮断している状態のダンパ200を図3におけるB−B線に対応する位置に沿って切断した形状を示す矢視断面図である。
【図6】図6は、ダンパ200の回転数と伝達トルクとの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10…動力伝達装置
50…内燃機関
60…電動機
70…発電機
80…駆動輪
110…クランク軸
120…キャリア軸
130…駆動軸
200…ダンパ
210…外部部材
211…円盤部材
212…筒状部材
213…凹部
214…ボルト
215…ボルト
220…内側部材
221…ハブ部材
222…中間部材
222a…第1中間部材
222b…第2中間部材
224…リベット
225…ダンパ機構
226…保持部
230…ボール
240…コイルスプリング
250…遠心マス
300…遊星歯車機構
310…サンギヤ
320…ピニオンギヤ
330…キャリア
340…リングギヤ
400…ディファレンシャルギア

Claims (7)

  1. 車両の走行を行うトルクを単独で出力可能な少なくとも2つの動力源を備えたハイブリッド車両において、前記2つの動力源と最終的にそれぞれ結合された第1および第2の回転軸の間で動力のやり取りを行う動力伝達装置であって、
    前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを同軸上に近接配置するとともに、
    前記第1の回転軸に設けられ、筒状体の内周面に周方向に不連続な凹部を少なくとも一つ備えた外部部材と、
    前記第2の回転軸に設けられ、前記筒状体の外部部材の内側において相対回転可能に配置された内部部材と、
    前記外部部材の凹部に対応する前記内部部材の所定の位置に、前記第2の回転軸の径方向に移動可能に配置され、前記外部部材の凹部と係合可能な係合部材と、
    定常的な付勢力によって、前記係合部材を前記第2の回転軸の径方向外側に向けて付勢する定常付勢部材と
    を備えた
    動力伝達装置。
  2. 前記第2の回転軸の回転に伴う遠心力によって、前記係合部材を前記第2の回転軸の径方向外側に向けて付勢する遠心付勢部材を備えた請求項1記載の動力伝達装置。
  3. 請求項1または2記載の動力伝達装置であって、
    前記外部部材の凹部は、球面状に陥没し金属製の表面から成る穴であり、
    前記係合部材は、金属製のボールである
    動力伝達装置。
  4. 請求項2または3記載の動力伝達装置であって、
    前記定常付勢部材は、コイルスプリングであり、
    前記遠心付勢部材は、前記コイルスプリングの内側において前記係合部材を付勢可能に設けた所定の質量を持つ遠心マスである
    動力伝達装置。
  5. 第1および第2の回転軸間で機械的にトルクを伝達する動力伝達装置であって、
    前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを機械的に係合し、該機械的係合を付勢する付勢力に応じた所定値までのトルクを両軸間で伝達可能な状態とする係合手段と、
    前記第1,第2の回転軸の少なくとも一方の回転速度の減少によって、前記付勢力を緩和する付勢緩和手段と
    を備えた動力伝達装置。
  6. 請求項5記載の動力伝達装置であって、
    前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを同軸上に近接配置し、
    前記係合手段は、
    前記第1の回転軸に設けられ、筒状体の内周面に周方向に不連続な凹部を少なくとも一つ備えた外部部材と、
    前記第2の回転軸に設けられ、前記筒状体の外部部材の内側において相対回転可能に配置された内部部材と、
    前記外部部材の凹部に対応する前記内部部材の所定の位置に、前記第2の回転軸の径方向に移動可能に配置され、前記外部部材の凹部と係合可能な係合部材と、
    定常的な付勢力によって、前記係合部材を前記第2の回転軸の径方向外側に向けて付勢する定常付勢部材と
    を備え、
    前記付勢緩和手段は、
    前記第2の回転軸の回転に伴う遠心力によって、前記係合部材を前記第2の回転軸の径方向外側に向けて付勢する遠心付勢部材
    を備えた
    動力伝達装置。
  7. 請求項6記載の動力伝達装置であって、
    前記外部部材の凹部は、球面状に陥没し金属製の表面から成る穴であり、
    前記係合部材は、金属製のボールであり、
    前記定常付勢部材は、コイルスプリングであり、
    前記遠心付勢部材は、前記コイルスプリングの内側において前記係合部材を付勢可能に設けた所定の質量を持つ遠心マスである
    動力伝達装置。
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