JP2004270347A - キーレスエントリー装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像メモリ5に認証用画像を登録させる。開錠する場合、利用者が起動スイッチ3を押してプレートをカメラ1に示す。施開錠装置6は、画像処理装置4でカメラ1の撮像画像と認証用画像とを照合させる。照合の結果一致の場合、施開錠装置6がドアロック7の開錠を行う。カメラ1は車両に設置され、車両周辺を監視するためのリアービューカメラで、画像処理装置4は、車載のナビゲーションシステム内の画像処理機能を利用する。これによって、画像処理に専用な処理装置を必要とせず安価で、しかもキーホブなしで開錠できるキーレスエントリー装置を提供することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、キーレスエントリー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2002−339610号公報
従来、例えば特開2002−339610号公報にあるように、施開錠コマンダ(以下キーホブと称する)と受信機を備え、受信機がキーホブからの施開錠信号を受信するとドアロックの施開錠を行う車両用キーレスエントリーシステムが知られている。
【0003】
このようなキーレスエントリーシステムではキーホブは、送信機能を有しているから電池が内蔵され、電池切れの場合は機能しなくなる。このため長時間使うと電池切れの心配が常にあり、電池交換も必要である。
さらに、紛失した場合、自分では複製できないため、販売店などに出向かなければならず、新しいキーホブを入手するまでに時間がかかり、使い勝手がよくないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
その解決方法として、キーパッド式のキーレスエントリー装置が考えられた。キーパッド式では、ドライバが設定してあった一連の暗証番号を入力するだけで、キーホブなしでも施開錠することが可能であるが、認証は人間が記憶可能な暗証番号に頼るため、暗証番号を忘れた場合施開錠不能になる。これを防止するために、例えば誕生日など覚えやすい番号で登録すると、容易に推測され防犯性に問題がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、キーホブを不要とし、かつ人間の記憶力に頼ることなく認証が行え開錠可能なキーレスエントリー装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本発明は、カメラと画像処理装置とを備える車両において、画像処理装置を起動させる起動スイッチと開錠手段とを設け、画像処理装置は、カメラが撮像した画像を画像メモリに登録した認証用画像と照合し一致した場合には、開錠手段がドアロックの開錠を行うようにした。
【0006】
【発明の効果】
本発明によれば、車両に配置された画像処理装置とカメラを利用し、画像処理装置の画像処理機能で、カメラが撮像した画像と画像メモリに記憶した認証用画像とを比較してドアロックの開錠を行うから、利用者は自分の顔や電話番号、名字などを記した画像を認証用画像として登録し、以後登録した認証用画像と同じ画像が記された例えばプレートや自分の顔などで、ドアロックの開錠を行うことができる。
【0007】
したがって、電池切れの心配があるキーホブなどが不要になる。プレートを利用する場合、紛失しても先に定めた画像を再度用意するだけで、自分でも複製することが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を実施例により説明する。
図1は、実施例の構成を示す図である。
車両のドアロック7に施開錠装置6が接続される。施開錠装置6には画像処理装置4、ランプ2、起動スイッチ3がそれぞれ接続されている。画像処理装置4にはカメラ1と画像メモリ5が接続される。
【0009】
カメラ1は、周囲の監視に車両に取り付けられているリアビューカメラである。画像処理装置4は、車両に搭載されたナビゲーションシステム内の画像処理機能を利用するもので、画像メモリ5は、ナビゲーションシステム内の画像記録用メモリでデータの書き換えが可能である。
起動スイッチ3は、カメラ1の近傍に設置され、施開錠装置6によってナビゲーションシステムを起動する機能を有している。
ランプ2は、カメラ1の撮像方向に照射するように設置され、撮像物体を照明するとともに、点灯の仕方で施開錠装置6の動作状況を示すようになっている。
【0010】
ドアロック7はドアが閉じた場合、自動でドアをロックするが、開錠する場合は、施開錠装置6が動作させる。
上記キーレスエントリー装置の利用に当たっては、例えば図2に示すような電話番号とイニシャルを表示したプレートまたは自分の顔をカメラ1に撮像させ、画像処理装置4で処理した認証用画像として画像メモリ5に記憶させる。施開錠装置6には常時電源供給され、いつでも起動スイッチ3からの信号を受け付けられるアイドル状態にある。
【0011】
図3は、ドアロックの開錠の流れを示すフローチャートである。
ステップ100において、施開錠装置6は、起動スイッチ3がオン押しされた時間を測定して、長押ししたか否かを判断する。長押ししたと判断すると、ステップ110に進む。
ステップ110において、施開錠装置6は、ナビゲーションシステムを通電させることによって、画像処理機能としての画像処理装置4を起動する。
【0012】
ステップ120において、画像処理装置4は、まず、画像メモリ5に認証用画像(画像PIN)が登録済みか否かを判断する。登録済みの場合、認証可能な信号を施開錠装置6に出力する。
ステップ130において、認証可能な信号を受けた施開錠装置6は、起動モードに移行する。
【0013】
ステップ120の判断で、認証用画像が未登録の場合には、施開錠装置6がステップ190においてエラーモードに移行する。その後、ステップ200において、所定時間内でランプ2を点滅させて、認証不能なエラーモード発生を告知する。所定時間を過ぎると、ステップ220において、ランプ2を消灯させるとともにナビゲーションシステムへの通電を終了する。
【0014】
施開錠装置6は、ステップ130で起動モードに移行した後、ステップ135においてタイマをセットするとともに、ステップ140においてランプ2を点灯させる。ランプ2の点灯で、開錠可能な状態になっていることを知らせるとともに、カメラ1による撮像時の照明を行う。
これによって、利用者はカメラ1に自分の顔または例えば図2に例示した認証用データを記したプレートを撮像させ起動スイッチ3を押す。
【0015】
ステップ150において、施開錠装置6は、タイマの計時をチェックし所定時間経過(タイムアウト)前に起動スイッチ3が押されたか否かをチェックする。
タイムアウト前に起動スイッチ3が押されなかった場合は、ステップ190へ進み、エラーモードに移行して、一定時間内でランプ2を点滅させてエラーモードになっていることを示す。
ステップ150のチェックで、タイムアウト前に起動スイッチ3が押された場合、ステップ160に進む。
【0016】
ステップ160においては、画像処理装置4は、カメラ1が撮像した撮像画像を取り込む。
ステップ170において、画像処理装置4は、画像メモリ5に記憶した認証用画像と照合して画像認識を行う。認識した結果は施開錠装置6に出力される。
ステップ180において、施開錠装置6は、撮像画像と登録した認証用画像がマッチしたものなのか否かを判断する。
【0017】
マッチした場合は、ステップ210において、開錠信号をドアロックに出力してドアロックを開錠させる。マッチしない場合には、ステップ190へ進み、一定時間内で、ランプ2を点滅させてエラーモードであることを示す。
ステップ210でドアロック7を開錠した後は、ステップ220において、ランプ2を消灯させ、ナビゲーションシステムへの通電を終了してアイドル状態に入る。
【0017】
本実施例は、以上のように構成され、車両に搭載されたリアビューカメラとナビゲーションシステムを利用し画像処理によって、画像の認証を行ってドアロックを開錠するようにしたから、専用の画像処理装置が不要で、低コストで構成することができ、コスト高で実用化が困難とされていた画像処理によるドアロックの開錠を行うことが可能になる。
そして、自分の顔や画像を示すだけで開錠することができるから、例えば、キーホルダに取り付けたプレートに認証用画像と同じ画像の写真を貼り付ければ、プレートがカギになる。
また紛失した場合も、自分で簡単に複製することができる。
【0018】
また、動作状態を示すランプ2が撮像するための照明にもなっているから、夜間でも補助光なしで撮像することができるとともに、照明灯を別途に用意する必要がなく消費電力を抑えることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示す図である。
【図2】認証用画像を示す図である。
【図3】開錠の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ
2 ランプ
3 起動スイッチ
4 画像処理装置
5 画像メモリ
6 施開錠装置(開錠手段)
7 ドアロック
Claims (4)
- カメラと画像処理装置とを備える車両において、
前記画像処理装置を起動させる起動スイッチと、
前記車両のドアロックの開錠を行う開錠手段とを設け、
前記画像処理装置の画像メモリには認証用画像を記憶させるとともに、前記画像処理装置に、前記カメラが撮像した画像を前記認証用画像と照合させ、一致した場合には前記開錠手段が前記ドアロックの開錠を行うことを特徴とするキーレスエントリー装置。 - 前記画像処理装置は車載ナビゲーションシステムであり、前記カメラはリアビューカメラであることを特徴とする請求項1記載のキーレスエントリー装置。
- 前記カメラの近傍には、前記開錠手段の動作状況を示すランプが取り付けられていることを特徴とする請求項1または2記載のキーレスエントリー装置。
- 前記ランプは、前記開錠手段の動作状況を示すとともに、前記カメラの撮像照明にもなっていることを特徴とする請求項3記載のキーレスエントリー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003064135A JP2004270347A (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | キーレスエントリー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003064135A JP2004270347A (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | キーレスエントリー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004270347A true JP2004270347A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33125534
Family Applications (1)
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JP2003064135A Pending JP2004270347A (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | キーレスエントリー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008002095A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Toyota Motor Corp | スマートエントリーシステム |
KR101080405B1 (ko) * | 2004-12-08 | 2011-11-04 | 삼성전자주식회사 | 인증 이미지를 저장하는 디지털 카메라 및 그 동작 방법 |
CN103600719A (zh) * | 2013-09-18 | 2014-02-26 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 车用无钥匙进入启动系统及其使用方法 |
CN104670156A (zh) * | 2013-10-16 | 2015-06-03 | 福特全球技术公司 | 机动车辆解锁方法和系统 |
DE102019132266A1 (de) | 2018-12-10 | 2020-06-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fahrzeugentriegelungsvorrichtung und damit ausgestattetes Fahrzeug, Entriegelungssystem und Aufzeichnungsmedium, auf dem ein Programm gespeichert ist |
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2003
- 2003-03-10 JP JP2003064135A patent/JP2004270347A/ja active Pending
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