JP2004268537A - 液体噴射ヘッド用キャップ、液体噴射装置およびインクジェット式記録装置 - Google Patents

液体噴射ヘッド用キャップ、液体噴射装置およびインクジェット式記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】液体噴射ヘッドが長期間不使用状態に放置された場合でも、吐出特性を維持または容易に回復できるようなキャッピング装置を提供すること
【解決手段】キャップ21は、キャップホルダ22と凸状体24とから構成されており、浅い箱型で上方に開放した凹部28が形成され、凸状体24は平面視矩形の枠状にゴム等の弾性材料で形成されており、凹部28の底には、極細繊維等の細毛125を植毛した支持体26が固定され、起毛部25a〜25dは、記録ヘッド51のノズル形成面52の各色のノズル列に対応して配置されている。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体噴射ヘッド用キャップの改良に関し、詳細には、例えば液体噴射装置において、液体噴射ヘッドのノズル形成面を封止するために使用される液体噴射ヘッド用キャップ、ならびに該キャップを用いた液体噴射装置およびインクジェット式記録装置に関する。ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから、被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。液体噴射ヘッドとしては、前記記録ヘッドのほかに、例えば液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製造に用いる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
【0002】
【従来の技術】
液体噴射装置の代表例としてインクジェット式記録装置が知られている。このインクジェット式記録装置は、主走査方向に往復移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドと、印刷用紙等の被記録媒体を副走査方向に間欠的に設定量ずつ送る被記録媒体送り手段を備え、記録ヘッドを主走査方向に移動させつつ該記録ヘッドからインク滴を前記被記録媒体に吐出して記録を行うように構成されている。そして、インクジェット式記録装置においては、公知のように圧力発生室でインクを所定圧で加圧し、その圧力に基づいてインクをノズル形成面にあるノズルから被記録媒体に向けてコントロールされた大きさのインク滴として吐出する。従って、記録ヘッドのノズルからのインク吐出特性は、一定に維持される必要があり、該インク吐出特性が変動すると記録品質の低下につながる。
【0003】
記録ヘッドのインク吐出特性は、ノズル形成面におけるインクの固化、塵、埃などの付着によるノズルの目詰まり、ノズルからの気泡の進入等が原因となって変動する。そのため、インクジェット式記録装置には、記録ヘッドのインク吐出特性を一定に維持するために、前記したインク吐出特性の各変動原因を排除し、もって記録ヘッドの吐出特性を維持する吐出特性維持装置が設けられている。
【0004】
吐出特性維持装置は、通常、非記録時にノズル形成面を封止してノズル内のインクの乾燥を抑制し、インク粘度の上昇を押さえるためのキャッピング装置、ノズルの目詰まりや混入した気泡を除去するためにインクをノズルから強制的に吸引排出する吸引装置、およびノズル形成面を払拭して清掃するワイピング装置を含んでいる。これらの中でもキャッピング装置は、インクジェット式記録装置の不使用状態において、ノズル内のインクが固化してノズル孔の目詰まりを引き起こす事態を防止する役割を果たしている。また、前記キャップ内に乾燥防止手段としての保湿材を配備し、ノズル形成面の乾燥を遅らせることも行われている(例えば、特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−179927号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、最近のインクジェット式記録装置では、高速記録や高画質化への対応を図るため、固化の原因となりやすい顔料等の成分を多量に含むインクが使用されている。その結果として、ノズル形成面をキャップにより封止しても完全に乾燥を防ぐことはできず、不使用状態が長く続くとノズル孔内のインクが増粘したり、固化したりして目詰まりを引き起こし易くなっている。従って、従来のようにキャップ内に保湿材を配備するだけでは、十分にノズルの目詰まりを防止することは出来なかった。また、インクジェット式記録装置に限らず、例えば色材噴射ヘッド、導電ペースト噴射ヘッド、生体有機物噴射ヘッド等の他の液体噴射ヘッドにおいても同様の問題が存在する。
【0007】
従って本発明の課題は、液体噴射ヘッドが長期間不使用状態に放置された場合でも、吐出特性を維持または容易に回復できるようなキャッピング装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係る液体噴射ヘッド用キャップは、ノズルに連通する圧力発生室と該圧力発生室内の液体に圧力変動を与える圧力発生手段とを備え、ノズルから対象物に向けて液体を噴射可能に構成した液体噴射ヘッドのノズル形成面を封止するための液体噴射ヘッド用キャップであって、前記キャップは、前記ノズル形成面を封止した状態で前記ノズル内に進入可能な細毛を備えたことを特徴とする。
【0009】
前記したように、液体噴射ヘッドが長期間不使用状態に置かれると、ノズル内の液体が増粘したり、固化してノズル孔の閉塞という問題を引き起こす場合がある。本発明のキャップは、ノズル形成面を封止した状態でノズル内に進入可能な細毛を備えることによって、仮にノズルが閉塞しても、再使用時にノズル形成面からのキャップの離間によって細毛が引き抜かれることにより、閉塞部位の固化物や増粘物を破壊したり、あるいは少なくとも細毛が進入していた箇所では内部のフレッシュな液体を露出させたりすることによって、その後に行うクリーニング(吸引)の効果が高まり、ノズル孔を正常な状態まで容易に回復させることができる。
【0010】
本発明の第2の態様に係る液体噴射ヘッド用キャップは、第1の態様において、前記細毛は、基端側から先端側へ向けて細くなる尖鋭形状であることを特徴とする。これにより、細毛のノズル孔への進入が容易になるので、第1の態様の作用効果が得られやすくなる。
【0011】
本発明の第3の態様に係る液体噴射ヘッド用キャップは、第1または第2の態様において、キャップ内に、ノズル形成面の乾燥を防止する乾燥防止手段を設けたことを特徴とする。乾燥防止手段は、ノズルの閉塞やノズル内での液体の増粘を遅らせる作用を有する。従って、乾燥防止手段を設けることによって、まずノズルの閉塞や液体の増粘を防止し、万一閉塞等が生じた場合でも、第1または第2の態様と同様の作用により、ノズルを正常な状態に回復させ得るので、液体噴射ヘッドの吐出特性を確実に維持できる。
【0012】
本発明の第4の態様に係る液体噴射ヘッド用キャップは、第1から第3のいずれか1の態様において、前記キャップは、前記液体噴射ヘッドに単体として着脱自在に構成されたことを特徴とする。このように液体噴射ヘッドに単体として取り付けることが可能なキャップは、例えば、使い捨てタイプの液体噴射ヘッドを液体噴射装置から取り外して保管等する場合や、液体噴射装置の製品出荷前に液体噴射ヘッドを保護したり、汚れ等の付着を防止したりする目的で有利に使用可能であり、特に前者の場合には前記第1〜第3の態様と同様の作用効果が得られる。
【0013】
本発明の第5の態様に係る液体噴射ヘッド用キャップは、第1から第4のいずれか1の態様において、前記液体がインクであり、前記液体噴射ヘッドがインクジェット式記録ヘッドであることを特徴とする。この特徴によれば、インクジェット式記録ヘッドにおいて、第1から第4のいずれか1つの態様と同様の作用効果が得られる。
【0014】
本発明の第6の態様に係る液体噴射装置は、ノズルに連通する圧力発生室と該圧力発生室内の液体に圧力変動を与える圧力発生手段とを備え、ノズルから対象物に向けて液体を噴射可能に構成した液体噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドのノズル形成面に当接または離間可能に構成され、前記ノズル形成面に当接し、これを封止した状態で前記ノズル内に進入可能な細毛を有するキャップを備えたキャッピング装置と、を備えたことを特徴とする。これにより、液体噴射装置において、前記第1の態様と同様の作用効果が得られる。
【0015】
本発明の第7の態様に係る液体噴射装置は、第6の態様において、前記キャッピング装置は、前記キャップにより前記ノズル形成面を封止しているが前記細毛はノズル内に進入していない第1の封止状態と、前記キャップが前記第1の封止状態よりも強く前記ノズル形成面に当接し、前記細毛の一部または全部がノズル内に進入している第2の封止状態と、を取り得るキャッピング機構を備えたことを特徴とする。この特徴によれば、第1の封止状態と第2の封止状態を取り得るキャッピング機構を備えたので、単一のキャップで液体噴射ヘッドのクリーニング動作とノズル内への細毛の進入状態を実現することが可能であるため、装置を大型化する必要がなく、省スペースを実現しつつ、液体噴射装置において前記第1の態様と同様の作用効果を得ることが可能になる。
【0016】
本発明の第8の態様に係る液体噴射装置は、ノズルに連通する圧力発生室と該圧力発生室内の液体に圧力変動を与える圧力発生手段とを備え、ノズルから対象物に向けて液体を噴射可能に構成した液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドのノズル形成面に当接または離間可能に構成された第1のキャップと、前記ノズル形成面に当接または離間可能に構成され、前記ノズル形成面に当接し、これを封止した状態で前記ノズル内に進入可能な細毛を有する第2のキャップと、を備えたことを特徴とする。この特徴によれば、第1のキャップでは液体噴射ヘッドのクリーニングを実行し、細毛を有する第2のキャップでは、封止状態でノズル内へ細毛を進入させておくことにより、液体噴射装置において、前記第1の態様と同様の作用効果を得ることができる。
【0017】
本発明の第9の態様では、前記第6から第8のいずれか1の態様において、液体噴射装置がインクジェット式記録装置であることを特徴とする。この特徴によれば、インクジェット式記録装置において、前記第6〜第8の態様と同様の作用効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。ここでは、液体噴射装置の代表例としてインクジェット式記録装置を挙げ、液体噴射ヘッド用キャップの実施形態としての記録ヘッド用キャップについて、(1)インクジェット式記録装置の概要、(2)第1実施形態のキャップ、(3)キャッピング装置の構成、(4)細毛の作用機構、(5)第2実施形態のキャップ、(6)他の実施形態、の順に説明を行う。
【0019】
<インクジェット式記録装置の概要>
図1は、本発明の液体噴射装置の一実施形態に係るインクジェット式記録装置50の概要を示す図面である。ここでは、内部構造を明らかにするため本体カバーをはずした状態を示している。キャリッジ53は、駆動モータ56に接続されたタイミングベルト57により、キャリッジガイド軸55に沿って主走査方向に往復移動しながら、記録ヘッド51より被記録媒体Pへインクを吐出して記録を行う。キャリッジ53には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローなど複数の異なる色のインクカートリッジ54を装着できるように構成されている。
【0020】
キャリッジ53のホームポジションに対応する位置には、記録ヘッド51の吐出特性を維持するための吐出特性維持装置40が配設されている。この吐出特性維持装置40は、ワイピング装置10、キャッピング装置20および吸引装置30から構成されている。そして、吐出特性維持装置40によって、記録ヘッド51の吐出特性を維持するキャッピング動作、吸引動作(クリーニング)およびワイピング動作が行われるようになっている。
【0021】
すなわち、キャッピング装置20のキャップ21が記録ヘッド51のノズル形成面52(図4〜6参照)に当接し、これを封止するキャッピングにより、ノズルの乾燥とゴミ等の付着を防止できる。また、キャッピング状態で吸引装置30を駆動させてキャップ21内を負圧にさせることによって、記録ヘッド51内の気泡や増粘物、固化物等を吸出すクリーニングが可能になる。さらにキャリッジ53の移動途中でワイピング装置10のワイピングブレードが記録ヘッド51のノズル形成面52を払拭することによって、ゴミやインク等の付着物が除去される。
【0022】
<第1実施形態のキャップ>
図2は、本発明に係るキャップ21の平面図であり、図3は図2のIII−III線矢視の断面図である。このキャップ21は、キャップホルダ22と凸状体24とから構成されており、浅い箱型で上方に開放した凹部28が形成されている。凸状体24は、ゴム等の弾性材料により平面視矩形の枠形状に形成されており、凸状体24の頂部付近において記録ヘッド51のノズル形成面52(ノズルプレート表面)に当接、密着し、封止できるように構成されている。
【0023】
キャップ21の凹部28の底には、極細繊維等の細毛125を植毛した支持体26が、例えば接着材等によって固定されている。本実施形態では、支持体26には細毛125の集合である細毛群が4つ設けられており、起毛部25a〜25dを形成している。この起毛部25a〜25dは、記録ヘッド51のノズル形成面52の各色のノズル列(図示せず)に対応して配置されている。細毛125は、ノズル孔72に進入できる太さのものが使用できる。通常ノズル孔72の直径は20μm程度であるため、細毛125は例えば10μm以下の直径の繊維で形成することが好ましい。繊維の材質は特に問わないが、加工のしやすさやインクに対する安定性の点から合成繊維が好ましく、特に腰の強い繊維として例えばポリエチレンテレフタレート(PET)やポリブチレンテレフタレート(PBT)などがより好ましい。細毛125を設ける範囲や細毛125同士の間隔は、記録ヘッド51のノズル数やノズル列数、ノズルの間隔、配置等に応じて適宜選定し得る。
【0024】
本実施形態のキャップ21は、凹部28内に乾燥防止手段としての保湿材27が配備されている。保湿材27は、例えばポリビニルアルコール、発泡ウレタンなどの材質からなる多孔質体や、ポリエチレンテレフタレート等の繊維からなる不織布により形成され、起毛部25a〜25dを除くキャップ21の凹部28の下部を埋めるように配設されている。保湿材27はフラッシング(空吐出)動作でキャップ21内に打ち捨てられたインクや吸引時にキャップ21内に排出されたインクにより湿るため、ノズル形成面52を封止した状態でインクの溶剤が揮発し封止空間内に適度な湿度(溶剤濃度)を与えるように作用する。これによって、封止状態におけるノズル形成面52の乾燥を遅らせる効果が得られる。
【0025】
また、キャップ21の底には、凹部28内の廃インクを排出するための吸引口23が設けられており、吸引装置30の吸引ポンプ(図示せず)に接続されている。吸引動作時には、吸引装置30で発生した負圧が、この吸引口23を介してノズル形成面52を封止した状態のキャップ21の凹部28内を負圧にする。その結果、記録ヘッド51内のインクがノズル孔72から吸引排出される。そして、キャップ21の凹部28内に排出されたインクは、吸引口23からさらに吸い出されて廃液タンク59(図1参照)に捨てられる。
【0026】
<キャッピング装置の構成>
次に、キャップ21を用いたキャッピング装置20の構成について詳細に説明する。図4〜図6は、キャッピング装置20を側面から視た状態を示している。
【0027】
キャリッジ53のホームポジションに対応するように、ホームポジション付近にはブラケット84が固定配備されている。ブラケット84の両側壁には記録ヘッド51の移動方向に延びる各一対のガイド溝85,86が形成され、それらのガイド溝85,86には、水平な下段部85a,86a、第1傾斜部85b,86b、水平な第1中段部85c,86c、第2傾斜部85d,86d、水平な第2中段部85e,86e、第3傾斜部85f,86f、水平な上段部85g、86gが連続的に形成されている。
【0028】
前記ブラケット84にはキャップ21を搭載した移動体としてのスライダ87が、その両側面に突設された各一対の支持突起88,89をガイド溝85,86に挿通させた状態で配置されている。スライダ87は、ガイド溝85,86に沿ってキャリッジ53の移動方向および記録ヘッド51のノズル形成面52と離間する上下方向へ移動可能に支持されている。このように、ガイド溝85,86と、支持突起88,89はカムとカムフォロワを構成する。
【0029】
スライダ87とブラケット84との間は図示しないバネ部材によって係合しており、このバネ部材により、スライダ87が記録ヘッド51の印刷領域側(図4〜図6の紙面に向って左側)および下方側(同下側)に向かって付勢された状態にある。また、キャリッジ53のホームポジション側の側部には、係合部79が突設され、該係合部79に対応するように、スライダ87の上部には被係合部80が突設されている。
【0030】
前記スライダ87上にはキャップ21のキャップホルダ22が上下動可能に支持され、図示しないバネ部材により上方に向かって付勢されている。また、キャップ21と同期して上下動が可能なように、記録ヘッド51のノズル形成面52に摺接してそのノズル形成面52を清掃する短冊状のワイピング部材10が突設されている。
【0031】
本実施形態では、キャップ21に起毛部25a〜25dが設けられている。このため、キャッピング装置20は、▲1▼キャップ21が記録ヘッド51のノズル形成面52と離間した解除状態、▲2▼キャップ21により前記ノズル形成面52を封止しているが、細毛125はノズル内に進入していない第1の封止状態、▲3▼キャップ21が第1の封止状態よりも強く前記ノズル形成面52に当接し、起毛部25a〜25dの細毛125の一部または全部がノズル孔72に進入している第2の封止状態を取り得るように構成されている。
【0032】
解除状態では、図4に示すように、キャップ21はノズル形成面52に当接しておらず、離間している。この状態でキャリッジ53は、主走査方向に往復移動して被記録媒体に記録ヘッド51からインクを吐出して記録を行う。解除状態から、キャリッジ53がホームポジションに戻るため図4中矢印で示す方向に進行してくると、キャリッジ53側に形成された係合部79が被係合部80に当接して、スライダ87がキャップホルダ22と共に、図示しないバネ部材の付勢力に抗して図4の紙面に向って斜め右上方向に移動する。
【0033】
図5は、第1の封止状態を示しており、ホームポジションへ向けて移動してきたキャリッジ53の係合部79が被係合部80に当接してスライダ87を途中まで押し上げた状態である。すなわち、スライダ87の両側の支持突起88,89がガイド溝85,86の下段部85a,86aから、第1傾斜部85b,86b、第1中段部85c,86c、第2傾斜部85d,86dを経て、第2中段部85e、86eまで移動している。これにより、スライダ87およびキャップホルダ22が記録ヘッド51のノズル形成面52と接近する上方位置に移動され、キャップ21の凸状体24がノズル形成面52に当接し、ノズル形成面52が封止されている。
【0034】
前記したように、キャップ21の上端の凸状体24は断面視略山形に形成されており、その頂部付近が記録ヘッド51のノズル形成面52に対して弾性変形を伴って当接し、キャップ21の内部空間(凹部28により形成される)が密閉状態に保持されるようになっている。また、キャップホルダ22には吸引口23が形成され、スライダ87下方の吸引装置30(図1参照)と接続しているため、キャップ21により記録ヘッド51のノズル形成面52を封止した状態で、吸引装置30を作動させてキャップ21の内部空間に負圧を加えることによって、記録ヘッド51からインクが吸引排出できるように構成されている。
【0035】
第1の封止状態におけるキャップ21内の状態を図7に模式的に示す。なお、記録ヘッド51を仮想線で示す。この状態では、キャップ21の凸状体24がノズル形成面52に当接しているが、他方、起毛部25a〜25dの細毛125は、ノズル形成面52には達していないので、吸引装置30を作動させればキャップ21内と記録ヘッド51内が負圧になって支障なく吸引クリーニングが行える。
【0036】
第1の封止状態である図5および図7の状態から、細毛125をノズル孔72内に進入させるためには、キャップ21を図7中、矢印で示す方向に引き上げる必要がある。図6は第2の封止状態を示しており、被係合部80がさらに押されて、スライダ87の両側の支持突起88,89がガイド溝85,86の最上部に位置した状態である。つまり、支持突起88,89が第2の封止状態(図5)からさらに第3傾斜部85f,86fを介して上段部85g,86gに移動し、係合した状態である。これにより、スライダ87およびキャップ21は、最も高所に位置することになる。なお、この第2の封止状態は、たとえばインクジェット式記録装置50の電源がオフ操作されるなどして、キャリッジ53が完全にホームポジションに置かれ、図示しない既知の機構によりロックされた状態である。
【0037】
第2の封止状態におけるキャップ21内の状態を図8に模式的に示す(記録ヘッド51を仮想線で示す)。この状態では、キャップ21の凸状体24は、ノズル形成面52への押圧によって押しつぶれるように弾性変形している。その結果、起毛部25a〜25dの細毛125は、ノズル形成面52を超えてノズル孔72に進入できる状態になっている。ノズル孔72に入らない細毛125の多くは、ノズル形成面52に当接して弓状に変形するが、微細毛であるためノズルプレートに傷等を付ける心配はない。このように、記録ヘッド51を第2の封止状態におくことによって、インクジェット式記録装置50を長期間不使用状態に放置しても、再起動時にノズル孔72内に進入した細毛125が引き抜かれる際に、インクの増粘物あるいは固化物を破壊し、吐出特性を回復させることが可能になる。
【0038】
記録ヘッド51がキャリッジ1と共に図6に示すホームポジションから図4に示す印刷領域側に移動するときには、キャリッジ53の係合部79と被係合部80との当接が解除されるので、スライダ87がキャップホルダ22と共に、図示しないバネ部材の付勢力により図6中、紙面に向って斜め左下方向に移動する。この場合、スライダ87上の支持突起88,89がガイド溝85,86の上段部85g,86gから、第3傾斜部85f,86f、第2中段部85e,86e、第2傾斜部85d,86d、第1中段部85c,86cおよび第1傾斜部85b,86bを介して下段部85a,86aに係合状態ですべるように移動する。これにより、スライダ87およびキャップ21が記録ヘッド51のノズル形成面52から離間する下方位置に移動し、ノズル形成面52の封止が解除される。
【0039】
<細毛の作用機構>
次に、本発明のキャップ21が、記録ヘッド51の吐出特性を維持・回復させる作用機構について説明する。図9〜図12は、ノズル孔72付近を拡大して模式的に示すものである。図9は、第1の封止状態から図中矢印の方向にキャップ21が上昇する過程を示している。この状態では細毛125はノズル孔72には進入しておらず、インク70によるメニスカス71は良好な状態で形成されている。
【0040】
図10は、図9の状態からキャップ21が上昇し、ノズル孔72内に細毛125が進入し、メニスカス71に達した状態を示している。つまり、第2の封止状態である。ここでは、1本の細毛だけがノズル孔72に進入しているが、複数本が進入してもよい。図10に示すように、細毛125の先端はノズル孔72の径より細いため、容易にノズル孔71内に進入できる一方で、ノズル形成面52に衝突した場合でも柔軟性を以って変形するため、ノズル形成面52を傷付けることがない。
【0041】
図11は、図10の第2の封止状態のまま、インクジェット式記録装置50が長期間に渡って放置され、ノズル孔72付近に固化物90が生じた様子を示している。固化物90は、例えばメニスカス71付近のインク70の乾燥による増粘インクや、ワイピング動作時の拭き残しインク70が固化したり、あるいは不十分なワイピングやクリーニング(吸引)等によってノズル孔72付近に残存した埃などが原因となって不使用期間中に生成する。図11では固化物90によりノズル孔72が閉塞した状態にある。
【0042】
図12は、第2の封止状態からキャップ21の下降に伴い細毛125がノズル孔72から抜け出る過程を示している。一旦、固化物90や増粘インクがノズル孔72を塞いでしまうと、吸引装置30によってクリーニングを行っても目詰まりが解消できず、吐出特性が回復しないことがある。しかし、本実施形態のキャップ21により封止していた場合には、細毛125がノズル孔72から抜け出る際に、固化物90や増粘インクによる膜を破壊し、粉砕することが可能になる。また、細毛125が抜け出ることによって、記録ヘッド51内の新鮮なインクをメニスカス71に表出させる効果もある。これにより、ノズル孔72の閉塞が解消するため、吸引装置30によるクリーニングで容易にインク70がノズル孔72から排出されるようになる。その結果、ノズル孔72付近に固化物90が残存付着していても、インク70とともに吸い出され除去される。このようにして、本発明のキャップ21を用いることにより、記録ヘッド51の吐出特性の維持・回復が可能になる。
【0043】
<第2実施形態のキャップ>
図13〜図15は、本発明の第2実施形態に係るキャップ221の説明に供する図面であり、図13は外観を示す斜視図、図14は正面図、図15は図14のXV−XV線矢視の断面図である。
【0044】
このキャップ221は、インクジェット式記録装置50にキャッピング装置20の一部として組み込まれている第1実施形態のキャップ21とは異なり、記録ヘッドなどの液体噴射ヘッドに単体で取り付け可能に構成されている。このように、取り付けまたは取外し可能な本実施形態のキャップ221は、例えばそれ自体もインクジェット式記録装置から装脱着可能に構成されたインクタンク一体型使い捨てタイプの記録ヘッド151(例えば、特開平8−258276号公報などにより既知)において、インクジェット式記録装置から該記録ヘッド151を取り外して保管等する際に、ノズルの乾燥や、塵や埃等の付着を防止するために使用できる。なお、図15では、インクジェット式記録装置から装脱着可能に構成されたインクタンク一体型使い捨てタイプの記録ヘッド151の要部を仮想線で示している。また、一般的なインクジェット式記録装置においても、製品の出荷前に記録ヘッドを保護したり、汚れ等の付着を防止したりする目的で使用できる。
【0045】
このキャップ221は、主要な構成として、ゴム等の弾性素材からなり、一面が開口してノズル形成面152の封止空間となる凹部228を形成している箱状の封止部材222と、該封止部材222の背部から接合し、両端付近が一対の腕部230,230を形成する略コの字型に湾曲した板状の係合部材233から構成されている。また、封止部材222の凹部228には、支持体226に植毛された細毛125の集合である細毛群が設けられており、起毛部225を形成している。この起毛部225は、記録ヘッド151のノズル形成面152の各色のノズル列(図示せず)をカバーする範囲で配設されている。
【0046】
係合部材233は、合成樹脂等の可撓性材料で形成されており、腕部230,230の基端部付近には、外側に向けて突出形成された一対のリブ231,231を備えている。また、腕部230,230の先端近傍の内側には、一対の係合溝232,232が互いに対向するように形成されている。
【0047】
可撓性材料で形成された係合部材233は、リブ231,231を例えば手指等で挟むことによって、二つの腕部230,230の間隔が広がるように変形し、リブ231,231を離すことにより腕部230,230の間隔が元の状態に復元する。従って、この変形を利用して記録ヘッド151への装着を行うことができる。すなわち、キャップ221を記録ヘッド151に取り付ける場合は、腕部230,230の間隔を広げた状態で封止部材222をノズル形成面152に当接させ、その状態で腕部230,230を戻すことにより、腕部230,230の係合溝232,232が記録ヘッド151の側面の被係合溝(図示せず)に係合する。係合溝232,232と記録ヘッド151の被係合溝とが噛み合うことによって記録ヘッド151の封止を確実なものにすることができる。
【0048】
前記したようにキャップ221には、起毛部225が設けられているので、封止状態において第一実施形態と同様に細毛125の一部がノズル孔72に進入する。細毛125の作用は第1実施形態の場合と同様であり、着脱自在タイプの記録ヘッド151において、インクジェット式記録装置から該記録ヘッド151を取り外した状態で長期間放置し、仮にノズル孔72が閉塞しても容易に回復できるように作用する。また、記録ヘッドが着脱自在タイプではない通常のインクジェット式記録装置においても、製品の出荷前にキャップ221を装着しておくことにより、吐出不良を引き起こすような塵や埃の付着を防止できる。
【0049】
<他の実施形態>
以上、本発明を種々の実施形態に関して述べたが、本発明は上記実施形態に制約されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態についても適用可能である。
【0050】
例えば上記実施形態では液体噴射装置の代表例としてインクジェット式記録装置を取り上げたが、これに限るものではなく、本発明の技術思想は、例えば液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製造に用いる色材噴射ヘッドを備えた色材噴射装置、有機ELディスプレーやFED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッドを備えた電極材噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッドを備えた生体有機物噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射ヘッドを備えた試料噴射装置等の液体噴射装置においても同様に適用できる。
【0051】
また、図1のインクジェット式記録装置50では、起毛部25a〜25dを備えたキャップ21を使用して吸引動作も行えるように構成したが、図16に例示するように、吸引等の動作において使用する第1のキャップ121と、保管時(インクジェット式記録装置の非使用状態)で使用する起毛部325を備えた第2のキャップ321を別々に設けることも可能である。この場合、起毛部325を備えた第2のキャップ321は、例えばインクジェット式記録装置500が完全にホームポシションに移動した場合にのみ記録ヘッド51に当接するような既知の機構を採用すればよい。なお、図16において、第1のキャップ121と第2のキャップ321は、それぞれ吸引装置30に接続するように構成し、第2のキャップ321においても空吐出や空吸引を行えるようにすることが好ましい。これによりノズル形成面を封止した状態でノズルの乾燥を遅らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット式記録装置の概要を示す斜視図。
【図2】第1実施形態のキャップの平面図。
【図3】図2のIII−III線における断面図。
【図4】キャッピング機構の説明に供する図面。
【図5】キャッピング機構の説明に供する図面。
【図6】キャッピング機構の説明に供する図面。
【図7】キャップによる第1の封止状態の説明に供する原理図。
【図8】キャップによる第2の封止状態の説明に供する原理図。
【図9】ノズル孔における細毛の作用の説明に供する原理図。
【図10】ノズル孔における細毛の作用の説明に供する原理図。
【図11】ノズル孔における細毛の作用の説明に供する原理図。
【図12】ノズル孔における細毛の作用の説明に供する原理図。
【図13】第2実施形態のキャップの全体を示す斜視図。
【図14】第2実施形態のキャップの平面図。
【図15】図14のXV−XV線における断面の状態を示す図面。
【図16】他の実施形態のインクジェット式記録装置の概要を示す斜視図。
【符号の説明】
10 ワイピング装置、20 キャッピング装置、21 キャップ、22 キャップホルダ、 23 吸引口、24 凸状体、25a〜25d 起毛部、26 支持体、27 保湿材、凹部 28、30 吸引装置、40 吐出特性維持装置、50 インクジェット式記録装置、51 記録ヘッド、52 ノズル形成面、53 キャリッジ、54 インクカートリッジ、55 キャリッジガイド軸、56 駆動モータ、57 タイミングベルト、58 プラテン、59 廃液タンク、70 インク、71 ノズル孔、84 ブラケット、85,86 ガイド溝、87 スライダ、90 固化物、121 第1のキャップ、125 細毛、151 記録ヘッド、152 ノズル形成面、221 キャップ、222 封止部材、225 起毛部、226 支持体、凹部 228、230 腕部、231 リブ、232 係合溝、233 係合部材、321 第2のキャップ、325 起毛部、500 インクジェット式記録装置

Claims (9)

  1. ノズルに連通する圧力発生室と該圧力発生室内の液体に圧力変動を与える圧力発生手段とを備え、ノズルから対象物に向けて液体を噴射可能に構成した液体噴射ヘッドのノズル形成面を封止するための液体噴射ヘッド用キャップであって、
    前記キャップは、前記ノズル形成面を封止した状態で前記ノズル内に進入可能な細毛を備えたことを特徴とする、液体噴射ヘッド用キャップ。
  2. 請求項1において、前記細毛は、基端側から先端側へ向けて細くなる尖鋭形状であることを特徴とする、液体噴射ヘッド用キャップ。
  3. 請求項1または請求項2において、キャップ内に、ノズル形成面の乾燥を防止する乾燥防止手段を設けたことを特徴とする、液体噴射ヘッド用キャップ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項において、前記キャップは、前記液体噴射ヘッドに単体として着脱可能に構成されていることを特徴とする、液体噴射ヘッド用キャップ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項において、前記液体がインクであり、前記液体噴射ヘッドがインクジェット式記録ヘッドであることを特徴とする、液体噴射ヘッド用キャップ。
  6. ノズルに連通する圧力発生室と該圧力発生室内の液体に圧力変動を与える圧力発生手段とを備え、ノズルから対象物に向けて液体を噴射可能に構成した液体噴射ヘッドと、
    該液体噴射ヘッドのノズル形成面に当接または離間可能に構成され、前記ノズル形成面に当接し、これを封止した状態で前記ノズル内に進入可能な細毛を有するキャップを備えたキャッピング装置と、
    を備えたことを特徴とする、液体噴射装置。
  7. 請求項6において、前記キャッピング装置は、前記キャップにより前記ノズル形成面を封止しているが前記細毛はノズル内に進入していない第1の封止状態と、
    前記キャップが前記第1の封止状態よりも強く前記ノズル形成面に当接し、前記細毛の一部または全部がノズル内に進入している第2の封止状態と、を取り得るキャッピング機構を有することを特徴とする、液体噴射装置。
  8. ノズルに連通する圧力発生室と該圧力発生室内の液体に圧力変動を与える圧力発生手段とを備え、ノズルから対象物に向けて液体を噴射可能に構成した液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドのノズル形成面に当接または離間可能に構成された第1のキャップと、
    前記ノズル形成面に当接または離間可能に構成され、前記ノズル形成面に当接し、これを封止した状態で、前記ノズル内に進入可能な細毛を有する第2のキャップと、
    を備えたことを特徴とする、液体噴射装置。
  9. インクジェット式記録装置である、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の液体噴射装置。
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