JP2004267753A - 尿道カテーテル・ステントデリバリーシステムおよび方法 - Google Patents

尿道カテーテル・ステントデリバリーシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】尿道内に非拡張型ステントを配置するためのステントデリバリーシステムを提供する。
【解決手段】カテーテル22と、径方向の拡張および収縮を制御するように適合された、このカテーテル22に取り付けられた制御可能なリテーナ35とを含み、このリテーナ35が収縮すると、ステント150がカテーテル22に沿って長手方向に移動可能となり、リテーナ35が拡張すると、カテーテル22に沿ったステント150の長手方向の動きが制限される前立腺部尿道内に非拡張型ステント150を配置するためのシステム。
【選択図】図7

Description

本発明は、前立腺肥大或いは重度の下部尿路症状により引き起こされる尿閉の一時的な解放を容易にするステントデリバリーシステムおよび方法に関する。
前立腺は前立腺部尿道を取り囲んでおり、前立腺が肥大すると膀胱からの尿の排出が妨げられる。前立腺の肥大は、(1)良性前立腺肥大症(BPH)、(2)前立腺癌、(3)前立腺炎、(4)術後浮腫、及び(5)前立腺外傷等の病因により引き起こされ得る。前立腺肥大は、男性に一般的な苦痛をもたらすものである。前立腺肥大は、排尿を困難或いは不可能にする不快なものである。前立腺肥大はまた、膀胱や腎臓の感染症を引き起こすことがあり、最悪の場合は死に至らしめることもあり危険な症状である。
下部尿路症状(LUTS)もまた、老年男性に一般的であって、尿閉及びその合併症を引き起こし得る様々な症状が含まれる。LUTSと診断される症状には、前立腺肥大、良性前立腺肥大症(BPH)、及び膀胱排出障害がある。
前立腺肥大は、前立腺部尿道ステントを移植して治療することができる。このようなステントは、前立腺部尿道を開存させて排尿中の流れを改善する。患者が矯正処置を受けるまでの間の仮処置として、前立腺部尿道を開存させるべくステントを移植することができる。高温治療や凍結手術の後にステントを移植して、術後浮腫がひくまで尿道を開存させることができる。照射後にステントを移植し、前立腺組織における照射の影響が鎮静するまで尿道を開存させることができる。最後に、ステントは一次処置としても移植することができる。
尿道ステントには様々なタイプが存在する。一般に、尿道ステントは管状であって、固い管、コイルワイヤ、コイルリボン、メッシュ、またはブレードフィラメントから形成できる。多くのステントは、ステントデリバリーシステムによって径方向に圧縮された状態で尿道内に挿入される。適切に配置された後、熱或いは機械的手段によりステントを径方向に拡張させて最終的な形状にする。
最終的な形状のままステントデリバリーシステムで尿道に挿入するタイプの非拡張型ステントも存在する。このようなステントは、挿入時にステントの最終構造が分かっているという点で拡張型ステントよりも有利である。
ステントを配置する初めのステップでは、挿入するためにステントがステントデリバリーシステムの所定の位置に保持されるようにしなければならない。拡張型ステントの場合、これは通常、シース内にステントを挿入して、カテーテルバルーンにクリンプして、或いは機械的なリテーナやストッパーを用いて達成できる。
非拡張型ステントは、可撓性のつなぎ紐(Mahmud-Durraniに付与された特許文献1を参照)や、コイルワイヤ締め付け要素(Orthel-Jacobsenらに付与された特許文献2を参照)によってデリバリーシステムの所定の位置に保持される。
特許文献1に記載されているデリバリーシステムの場合は、ステントが、位置合わせ部材に連結された可撓性のつなぎ紐によって前立腺部尿道内に保持される。位置合わせ部材は、ステントが配置された後、アンカー手段として膀胱内に留置される。
特許文献2に記載されているデリバリーシステムでは、締め付け要素からステントを外すために、コイルワイヤ締め付け要素をねじ動作により900度以上回動させなければならない。
尿道ステントを配置する際の別の考慮点は、通常は膀胱頚部括約筋及び外括約筋の機能を損なわないような位置にステントを配置するのが好ましいということである。このような括約筋は、尿道を流れる尿の流れを制御する。括約筋に支障が起きると、失禁が引き起こされる場合がある。多数の従来技術によるステントデリバリーシステムは、ステントを適切に配置するための位置合わせシステムを含む。位置合わせシステムには、配置中の膀胱や尿道の映像化、機械的に膀胱頚部から離して配置すること、挿入の際にステントデリバリーシステムを所定の位置に固定することが含まれる。
米国特許第5,322,501号明細書 米国特許第5,098,374号明細書
要約すると、前立腺肥大は男性に一般的な苦痛をもたらすものである。前立腺肥大症は、尿道を開存させて排尿中の尿の流れを改善する尿道ステントの移植で治療することができる。拡張型ステント及び非拡張型ステントの両方が用いられてきた。非拡張型ステントの望ましい点として、最終寸法が分かっていることが挙げられる。しかしながら、ステントデリバリーシステムに非拡張型ステントを保持するための単純な手段、並びに非拡張型ステントを配置するための単純な方法が求められている。
後述するステントデリバリーシステムにより、前立腺部尿道にステントを配置することが可能となる。このデリバリーシステムは、尿道内に非拡張型ステントを配置することを目的としている。これは、非拡張型ステントを前立腺部尿道に配置し、この非拡張型ステントをデリバリーシステムから外し、そしてステントデリバリーシステムを尿道から抜去して達成することができる。
この装置は、通常は先端部にステントが取り付けられたカテーテルから構成することができる使い捨てアイテムとして提供することができる。ステントは、バルーン或いは機械的機構によって所定の位置に保持される。
好適な実施形態では、開示するステントデリバリーシステムを使用する医師は、ステントが膀胱頚部括約筋を妨害しないことを確信できるであろう。これは、尿道内にステントデリバリーシステムを配置し、前立腺部尿道に非拡張型ステントが配置されるようにステントデリバリーシステムを膀胱頚部内に一時的に固定し、非拡張型ステントをステントデリバリーシステムから外し、ステントデリバリーシステムのアンカーを膀胱頚部から外し、そしてステントデリバリーシステムを尿道から抜去して達成することができる。
好適な実施形態の装置は、先端部に配置された位置合わせバルーン或いは機械的機構を備え、その位置合わせバルーン或いは機械的機構の基端側にステントが取り付けられたカテーテルから構成される使い捨てアイテムとして提供することができる。このステントは、別の保持バルーン或いは機械的機構によって所定の位置に保持される。
前立腺肥大或いは重度の下部尿路症状により引き起こされる尿閉の一時的な解放を容易にするステントデリバリーシステムが提供される。
本発明の新規な特徴は、次の説明を添付の図面と照らし合わせて読むと、よりよく理解できるであろう。添付の図面の同一構成部分には同一の符号が付されている。
図1を参照すると、人間の男性に生じた良性前立腺肥大症、前立腺癌、またはLUTSの治療に用いるためにデザインされたステントデリバリーシステム20の模式図が示されている。図1に示されている人体構造には、前立腺2、陰茎部尿道4、前立腺部尿道6、及び膀胱8が含まれる。陰茎部尿道4は、膀胱8から陰茎10を通って人体から尿を排出するための管である。前立腺部尿道6は、前立腺2内に位置する尿道部分である。膀胱頚部括約筋12は、膀胱8から膀胱頚部16への尿の流れを制御する。外括約筋14は、尿の流れを制御する、即ち前立腺部尿道6から陰茎部尿道4へ尿を射出させる。陰茎部尿道4の内径は、通常は約2cmであり、前立腺部尿道6の長さは、約15mm〜75mmと様々である。
ステント150を、前立腺部尿道6を開存させて排尿中の流れを改善するために前立腺部尿道6に配置する。ステント150は、図示されているように概ね円筒状の装置である。具体的には、ステント150は、言及することを以って本明細書の一部とする1999年12月22日出願のエシコン・インコーポレイテッド(Ethicon Incorporated)に譲渡された米国特許出願第09/470,619号(名称、「生分解性ステント(Biodegradable stent)」)に開示されているコイルワイヤ構造として示されている。しかしながら、当分野の技術者であれば、本発明のステントデリバリーシステムに別のステント構造も用いることができることを理解できよう。
ステント150は、以降に説明する図面に例示されているステントデリバリーシステム20によって前立腺部尿道6に送られる。図2〜図7を参照すると、本発明の第1の実施形態が示されている。ステントデリバリーシステム20は通常、カテーテル22、先端部40、及びステント保持バルーン35を含む。
カテーテル22は管状構造であって、基端部24、先端部26、貫通内腔28、ステント保持バルーン用内腔30、及びステント保持バルーン用ポート32を備えている。カテーテルの先端部26に配置される先端部40は、内腔シール用突出部42及び貫通孔44を有する。先端部40は、内腔シール用突出部42がステント保持バルーン用内腔30に配置されてその内腔をシールし、先端部貫通孔44が貫通内腔28と整合するように、カテーテル先端部26に配置される。実際には、貫通孔44と貫通内腔28とにより、デリバリーシステムの配置を容易にする映像化手段或いはガイドワイヤの何れかがカテーテル22内を通るための通路が提供され、これにより前立腺部尿道6にステント150を正確に配置することができる。
別法では、ステント保持バルーン用内腔30をシールするための先端部の内腔シーリング及びブランティング(blunting)は、内腔注封及び熱/高周波・成形によって達成することができる。
ステント保持バルーン35は、そのほぼ中心がステント保持バルーン用ポート32を覆うようにカテーテル22に配置される。先端部の内腔シール用突出部42によりステント保持バルーン用内腔30をシールし、空気等の加圧された気体或いは生理食塩水等の液体がステント保持バルーン用内腔30に導入された時に、気体或いは液体がステント保持バルーン用ポート32を通ってステント保持バルーン35が膨張するようにする。図5及び図6にそれぞれ、窄んだ状態及び膨張した状態のステント保持バルーン35が示されている。
ステントデリバリーシステム20を用いて前立腺部尿道6内にステント150を移植して尿道の開存性を維持するための処置は、ステント150を窄んだステント保持バルーン35上に配置することにより開始する。次に、ステント保持バルーン35を上記したように膨張させて、ステント150がステントデリバリーシステム20上に保持されるようにする。次にステントデリバリーシステム20を陰茎部尿道4から挿入して、図7に示されているようにステント150が前立腺部尿道6に位置するまで送る。次に、ステント保持バルーン35を窄める。これによりステント150の直径を変えないでも、ステント150をステントデリバリーシステム20から外すことができる。ステントデリバリーシステム20を前立腺部尿道6及び陰茎部尿道4から抜去して、ステント150を前立腺部尿道6に留置する。
上記したように、貫通孔44と貫通内腔28とにより、デリバリーシステムの配置を容易にする映像化手段或いはガイドワイヤの何れかがカテーテル22内を通るための通路が提供され、これにより前立腺部尿道6にステント150を正確に配置できる。また、図8〜図14に示されている第2の実施形態のステントデリバリーシステム50を用いて、前立腺部尿道6にステント150を正確に配置することができる。ステントデリバリーシステム50は通常、カテーテル52、先端部70、ステント保持バルーン35、及び位置合わせバルーン66を含む。
カテーテル52は管状構造であって、基端部54、先端部56、ステント保持バルーン用内腔58、位置合わせバルーン用内腔60、ステント保持バルーン用ポート32、及び位置合わせバルーン用ポート64を含む。カテーテル先端部56に配置された先端部70は、内腔シール用突出部74及び内腔シール用突出部76を有する。先端部70は、内腔シール用突出部74及び内腔シール用突出部76のそれぞれがステント保持バルーン用内腔58及び位置合わせバルーン用内腔60に配置されてこれらの内腔がシールされるように、カテーテル先端部56に配置される。先端部のブランティング或いは内腔シーリングを用いてこれらの内腔をシールすることもできる。
ステント保持バルーン35は、ステント保持バルーン用ポート32を覆うようにカテーテル52上に配置される。内腔シール用突出部74によりステント保持バルーン用内腔58をシールし、空気等の加圧された気体或いは生理食塩水等の液体がステント保持バルーン用内腔に導入された時に、その気体或いは液体がステント保持バルーン用ポート32を通ってステント保持バルーン35が膨張するようにする。図11及び図12にそれぞれ、窄んだ状態及び膨張した状態のステント保持バルーン35が示されている。
位置合わせバルーン66は、そのほぼ中心が位置合わせバルーン用ポート64を覆うようにカテーテル52上に配置される。先端部の内腔シール突出部76により位置合わせバルーン用内腔60をシールし、加圧された気体が位置合わせバルーン用内腔60に導入された時に、その気体或いは液体が位置合わせバルーン用ポート64を通って位置合わせバルーン66を膨張するようにする。
ステントデリバリーシステム50を用いて前立腺部尿道6内にステント150を移植して尿道の開存性を維持するための処置は、ステント150を窄んだステント保持バルーン35上に配置することにより開始する。次に、ステント保持バルーン35を膨張させて、ステント150がステントデリバリーシステム50上に保持されるようにする。次にステントデリバリーシステム50を陰茎部尿道4から挿入して、図13に示されているようにステント150が前立腺部尿道6に位置し、位置合わせバルーン66が膀胱8内に位置するまで送る。
次に位置合わせバルーン66を膨張させ、図14に示されているように位置合わせバルーン66が膀胱頚部16に受容されるようにステントデリバリーシステム50を引き戻す。位置合わせバルーン66は、位置合わせバルーン66が膀胱頚部16に受容された時にステント150が前立腺部尿道6に適切に配置されるように、ステント保持バルーン35から適切な距離離間してカテーテル52に取り付ける。次にステント保持バルーン35を窄める。これによりステント150の直径を変えないでも、ステント150をステントデリバリーシステム50から外すことができる。次に位置合わせバルーン66を窄める。ステントデリバリーシステム50を前立腺部尿道6及び陰茎部尿道4から抜去して、ステント150を前立腺部尿道6に留置する。
別法では、ステント保持バルーン35と位置合わせバルーン66を同時に窄めることもできる。こうすることによってもステント150の直径を変えずにステント150をステントデリバリーシステム50から外すことができる。次にステントデリバリーシステム50を前立腺部尿道6及び陰茎部尿道4から抜去して、ステント150を前立腺部尿道6に留置する。
本発明のステントデリバリーシステムのこの実施形態によりステント150を前立腺部尿道6に適切に配置することができるが、本発明のステントデリバリーシステムの利用者は、ガイドワイヤを用いた配置技術や、直接的な映像化を利用してステント150を配置したいと考えるであろう。これらは、図15〜図17に示されているカテーテル82及び先端部100の第3の実施形態により達成することができる。
カテーテル82は管状構造であって、基端部84及び先端部86、ステント保持バルーン用内腔87、位置合わせバルーン用内腔89、貫通内腔88、ステント保持バルーン用ポート91、及び位置合わせバルーン用ポート92を含む。カテーテル先端部86に配置される先端部100は、内腔シール用突出部102及び内腔シール用突出部104、並びに先端部貫通孔106を有する。先端部100は、内腔シール用突出部102及び内腔シール用突出部104のそれぞれがステント保持バルーン用内腔87及び位置合わせバルーン用内腔89に配置されてそれらの内腔をシールし、先端部貫通孔106が貫通内腔88と整合するように、カテーテル先端部86に配置される。実際には、先端部の貫通孔106と貫通内腔88とにより、デリバリーシステムの配置を容易にするガイドワイヤ或いは映像化手段の何れかがカテーテル82内を通るための通路が提供され、これにより前立腺部尿道6にステント150を正確に配置することができる。
これまでに説明したステントデリバリーシステムの実施形態のそれぞれでは、径方向の圧力によりステント150とステント保持バルーン35とが摩擦係合し、これによりステント150がデリバリーシステム上に保持されるようになっている。ステントデリバリーシステムの第4の実施形態では、図18〜図21に示されているようにステント150は、その両端の保持バルーン間に捕捉されたステント150の全て或いは一部によってデリバリーシステム上に保持されている。このステントデリバリーシステム120は通常、カテーテル122、先端部70、基端側ステント保持バルーン142、及び先端側ステント保持バルーン144を含む。
カテーテル122は管状構造であって、基端部124及び先端部126、ステント保持バルーン用ポート32及びステント保持バルーン用ポート134、図9に示されているようなステント保持バルーン用内腔58、位置合わせバルーン用内腔60、及び位置合わせバルーン用ポート64を含む。図10に示されているような内腔シール用突出部74及び内腔シール用突出部76を含む先端部70が、カテーテル先端部126に配置される。先端部70は、内腔シール用突出部74及び内腔シール用突出部76のそれぞれがステント保持バルーン用内腔58及び位置合わせバルーン用内腔60に配置されてそれらの内腔をシールするように、カテーテル先端部126に配置される。
先端側バルーン144は、先端側ステント保持バルーン146と位置合わせバルーン148の2つのバルーンチャンバを有しており、その両端と2つのチャンバの間の部分とでカテーテル122に取り付けられる。
基端側ステント保持バルーン142及び先端側バルーン144はそれぞれ、ステント保持バルーン用ポート32及びステント保持バルーン用ポート134を覆うようにカテーテル122上に配置される。先端部の内腔シール用突出部74によりステント保持バルーン用内腔58をシールし、空気等の加圧された気体或いは生理食塩水等の液体がステント保持バルーン用内腔58に導入された時に、その気体或いは液体がステント保持バルーン用ポート32及びステント保持バルーン用ポート134を通って基端側ステント保持バルーン142及び先端側ステント保持バルーン146が膨張するようにする。
図19を参照すると、組み立てられたステントデリバリーシステム120が示されている。ステント150は、基端側ステント保持バルーン142と先端側ステント保持バルーン146との間のステントデリバリーシステム120上に配置されている。
位置合わせバルーン148は、位置合わせバルーン用ポート64を覆うようにカテーテル122上に配置されている。内腔シール用突出部76により位置合わせバルーン用内腔60をシールし、空気等の加圧された気体或いは生理食塩水等の加圧された液体が位置合わせバルーン用内腔60内に導入された時に、その気体或いは液体が位置合わせバルーン用ポート64を通って位置合わせバルーン148が膨張するようにする。
ステントデリバリーシステム120を用いて前立腺部尿道6内にステント150を移植して尿道の開存性を維持するための処置は、基端側ステント保持バルーン142と先端側ステント保持バルーン146との間にステント150の全て或いは一部が位置するようにステント150をカテーテル122上に配置して開始する。次に基端側ステント保持バルーン142及び先端側ステント保持バルーン146を膨張させて、ステント150がステントデリバリーシステム120上に保持されるようにする。ステントデリバリーシステム120を陰茎部尿道4から挿入して、ステント150が前立腺部尿道6に位置し、位置合わせバルーン148が膀胱8内に位置するまで送る。
次に位置合わせバルーン148を膨張させて、図21に示されているように位置合わせバルーン148が膀胱頚部16に位置するように、ステントデリバリーシステム120を引き戻す。位置合わせバルーン148は、位置合わせバルーン148が膀胱頚部16に受容された時にステント150が前立腺部尿道6に適切に配置されるように、先端側ステント保持バルーン146から適切な距離離間してカテーテル122に取り付ける。次に、基端側ステント保持バルーン142及び先端側ステント保持バルーン146を窄める。こうすることにより、ステント150の直径を変えることなくステント150をステントデリバリーシステム120から外すことができる。次に位置合わせバルーン148を窄める。ステントデリバリーシステム120を前立腺部尿道6及び陰茎部尿道4から抜去して、ステント150を前立腺部尿道6に留置する。
別法では、基端側ステント保持バルーン142及び先端側ステント保持バルーン146、並びに位置合わせバルーン148を同時に窄めてもよい。こうすることによってもステント150の直径を変えることなく、ステント150をステントデリバリーシステム120から外すことができる。次にステントデリバリーシステム120を前立腺部尿道6及び陰茎部尿道4から抜去して、ステント150を前立腺部尿道6に留置する。
これまで説明したデリバリーシステムでは、ステントをデリバリーシステムに保持するための手段としてバルーンを用いてきた。先述したように、これらの手段を機械的にすることもできる。このような実施形態が図22〜図24に示されている。図示されているようにステント150は、その両端の保持機構の間に捕捉されたステント150の全て或いは一部によってデリバリーシステム上に保持されている。このステントデリバリーシステム200は通常、カテーテル基端部分202、カテーテル中間部分204、カテーテル先端部分206、及び機械的保持機構220を含む。
カテーテルのこれらの部分202,204及び206は管状構造であって、機械的保持機構220によって連結されている。機械的保持機構220は、貫通孔226を備えた基端側カップラー222、貫通孔228を備えた先端側カップラー224、及び径方向保持部材230を含む。それぞれの径方向保持部材230は配置用ランプ232を有する。配置用ロッド、カテーテル、または検査鏡が基端側カップラー222及び先端側カップラー224のそれぞれの貫通孔226及び貫通孔228を通過すると、配置用ロッドが、配置用ランプ232と接触し、径方向の保持部材230が径方向に変位する。
図23を参照すると、組み立てられたステントデリバリーシステム200が示されている。ステント150は、両機械的保持機構220間のステントデリバリーシステム200上に配置されている。
ステントデリバリーシステム200を用いてステント150を移植して尿道の開存性を維持するための処置は、両機械的保持機構220間にステント150の全て或いは一部が位置するようにステント150をカテーテル中間部分204上に配置して開始する。次に機械的保持機構220を径方向に拡張させて、ステント150がステントデリバリーシステム200上に保持されるようにする。ステントデリバリーシステム200を挿入して前立腺部尿道に適切に配置したら、配置用カテーテル、ロッド、または検査鏡を抜去する。こうすることにより、機械的保持機構220が径方向に収縮して、ステント150の直径を変えることなくステント150をステントデリバリーシステム200から外すことが可能となる。次にステントデリバリーシステム200を抜去する。
上記のように例示した各実施形態の機構、即ちステントデリバリーシステムにステントを保持することができ、ステントを配置する前に適切な位置にステントデリバリーシステムを固定することができる各機構は、あらゆるタイプの非拡張型ステントに有用である。
従って、本装置及び本方法の好適な実施形態はこれらが開発された環境に関連して説明してきたが、これらは本発明の原理の単なる例示に過ぎない。また、本発明の概念及び添付の特許請求の範囲から逸脱することなく他の実施形態及び構造が可能であることを理解できよう。
本発明の実施態様は以下の通りである。
(1)前記リテーナが膨張可能なバルーンを含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
(2)前記カテーテルが、その中を通る長手方向の内腔と、前記内腔と連通した径方向のポートとを含み、前記バルーンが前記ポート上に配置されることを特徴とする実施態様(1)に記載のシステム。
(3)前記リテーナが一対の機械的保持機構を含み、前記一対の機械的保持機構が、径方向に拡張した時に前記一対の機械的保持機構間に前記ステントを捕捉するように前記カテーテルに沿って離間しており、前記一対の機械的保持機構のそれぞれが、前記カテーテルから制御可能に径方向外向きに移動可能な保持部材を含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
(4)前記カテーテルがその中を通る長手方向の内腔を含み、前記保持部材が前記内腔内に延在する配置用ランプを含み、更に前記システムがロッドを含み、前記ロッドを前記内腔内に挿入して前記配置用ランプと選択的に係合させ、前記保持部材を前記カテーテルから径方向外向きに移動させることができることを特徴とする実施態様(3)に記載のシステム。
(5)前記カテーテルが、ガイドワイヤを受容するように適合された長手方向の貫通内腔を含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
(6)前記カテーテルが、映像化手段を受容するように適合された長手方向の貫通内腔を含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
(7)前記カテーテルが、その中を通る長手方向の内腔と、前記内腔と連通した、前記リテーナを越えて先端側に位置する径方向のポートとを含み、前記システムが更に、前記ポート上に配置された位置合わせバルーンを含み、前記位置合わせバルーンと前記リテーナとが離間しており、これにより前記位置合わせバルーンを前記患者の尿道から膀胱内に挿入して拡張させ、次に前記膨張したバルーンが前記膀胱の頚部と接触する位置まで前記尿道に沿って前記カテーテルを戻すと、前記リテーナによって前記カテーテル上に保持された前記ステントが前記前立腺部尿道内に適切に配置されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
(8)前記ステントデリバリーシステムが更に、前記リテーナを越えて先端側に位置する、前記カテーテルに取り付けられた位置合わせバルーンを含み、前記ステントデリバリーシステムを挿入する前記ステップが、前記位置合わせバルーンが前記患者の膀胱内に位置するまで、前記患者の尿道から前記ステントデリバリーシステムを挿入するステップと、前記位置合わせバルーンを膨張させるステップと、前記膨張した位置合わせバルーンが前記膀胱の頚部と接触するまで、前記ステントデリバリーシステムを引き戻すステップと、前記位置合わせバルーンを収縮させるステップとを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
ステントデリバリーシステムが配置された人間の男性の下腹部の断面図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第1の実施形態の組立分解図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第1の実施形態の先端部の斜視図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第1の実施形態のカテーテルの基端部の斜視図である。 組み立てられた本発明のステントデリバリーシステムの第1の実施形態の斜視図である。 ステント保持バルーンが膨張した、本発明のステントデリバリーシステムの第1の実施形態の斜視図である。 人間の男性の下腹部に配置された、本発明のステントデリバリーシステムの第1の実施形態の斜視図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第2の実施形態の組立分解図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第2の実施形態のカテーテルの基端部の端面図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第2の実施形態の先端部の斜視図である。 組み立てられた本発明のステントデリバリーシステムの第2の実施形態の斜視図である。 ステント保持バルーンが膨張した状態の組み立てられた本発明のステントデリバリーシステムの第2の実施形態の斜視図である。 人間の男性の下腹部に配置された、本発明のステントデリバリーシステムの第2の実施形態の斜視図である。 人間の男性の下腹部に配置された、位置合わせバルーンが膨張した状態の本発明のステントデリバリーシステムの第2の実施形態の斜視図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第3の実施形態のカテーテルの斜視図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第3の実施形態のカテーテルの基端部の端面図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第3の実施形態の先端部の斜視図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第4の実施形態の組立分解図である。 組み立てられた本発明のステントデリバリーシステムの第4の実施形態の斜視図である。 人間の男性の下腹部に配置された、本発明のステントデリバリーシステムの第4の実施形態の斜視図である。 人間の男性の下腹部に配置された、位置合わせバルーンが膨張した状態の本発明のステントデリバリーシステムの第4の実施形態の斜視図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第5の実施形態の組立分解図である。 組み立てられた本発明のステントデリバリーシステムの第5の実施形態の斜視図である。 本発明のステントデリバリーシステムの第5の実施形態の保持機構の組立分解図である。
符号の説明
2 前立腺
4 陰茎部尿道
6 前立腺部尿道
8 膀胱
10 陰茎
12 膀胱頚部括約筋
14 外括約筋
16 膀胱頚部
20,50 ステントデリバリーシステム
22,52,82 カテーテル
24,54,84 カテーテル基端部
26,56,86 カテーテル先端部
28,88 貫通内腔
30,58,87 ステント保持バルーン用内腔
32,91 ステント保持バルーン用ポート
35 バルーン
40,70 先端部
42,74,76,102,104 内腔シール用突出部
44,106 先端部貫通穴
60,89 位置合わせバルーン用内腔
64,92 位置合わせバルーン用ポート
66 位置合わせバルーン
150 ステント

Claims (2)

  1. 患者の前立腺部尿道内に非拡張型ステントを配置するためのシステムであって、
    カテーテルと、
    径方向の拡張および収縮を制御するように適合された、前記カテーテルに取り付けられた制御可能なリテーナとを含み、
    前記リテーナが収縮すると、前記ステントが前記カテーテルに沿って長手方向に移動可能となり、前記リテーナが拡張すると、前記カテーテルに沿った前記ステントの長手方向の動きが制限されることを特徴とするシステム。
  2. カテーテルと、径方向に制御可能に拡張および収縮することができるように適合された、前記カテーテルに取り付けられた制御可能なリテーナとを含むステントデリバリーシステムを用いて患者の前立腺部尿道内に非拡張型ステントを配置するための方法であって、
    収縮した状態の前記リテーナ上に前記ステントを配置するステップと、
    前記リテーナを拡張させて前記ステントを所定の位置に保持するステップと、
    前記患者の陰茎部尿道から前記ステントデリバリーシステムを挿入して、前記ステントが前記患者の前立腺部尿道に位置するまで送るステップと、
    前記リテーナを収縮させて前記ステントを外すステップと、
    前記前立腺部尿道及び前記陰茎部尿道から前記ステントデリバリーシステムを抜去して、前記ステントを前記患者の前立腺部尿道に留置するステップとを含むことを特徴とする方法。
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