JP2004265664A - 照明装置および照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、LEDを同心円状に配置する場合に熱的影響を低減するとともに、配置されたLED全体の熱分布が比較的均一になるようにLEDを配設した照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】請求項1の発明は、基板2と;基板上に複数周同心円状に配列されるとともに、最内周から最外周にいくに従って前記同心円状に配列するピッチ角を小さくして配置された複数個の発光ダイオード3と;を具備していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオード(LED)を使用した照明装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LEDを使用した信号灯器としては、特開2003−36497号公報(特許文献1)に記載されているものがある。この信号灯器は、LEDの断線による輝度低下をいち早く見つけて直ちに修復することのできる交通信号灯装置を提供することを目的とするものであり、以下のような構成になっている。
【0003】
すなわち、図6に示すように、信号灯器1は、プリント配線基板2の上に実装されたLEDランプ3と、プリント配線基板2を防水パッキング4を介して取り外し可能に固定する拡散レンズ5と、これらの組立体を固定するハウジング6とからなる。プリント配線基板2は、円形の基板領域が8個の扇型ブロック7(7aから7h)に等間隔に分割されている。
【0004】
1つの扇型ブロック7のLEDランプ3の個数は、信号灯器の外形寸法、必要輝度、電源電圧に対する直列接続したLED全体の順電圧の総和値などから適当な値を選ぶことができる。ここでは外形直径300mmの信号灯器で100Vの電源電圧の場合の例として45個をバランス良く配置している。LEDランプ3は、信号灯色に対応して青色、黄色、赤色のLEDを使用して円形全体を同一色で構成する。
【0005】
したがって、扇型ブロック7aのLEDランプ3の1個でも断線故障が生じると、扇型ブロック7a全体が滅灯するので、信号灯器1は扇型ブロック7bから7hの部分で発光するが、円形の一部が陰になって切り欠きを生じることになる。この時点では信号灯器1の輝度は低下するものの、信号灯器として灯色の識別は問題なくできる状態であり、円形の一部の切り欠きにより一見して異常を識別できる、というものである。
【0006】
【特許文献1】特開2003−36497号公報(第3頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このように円形のプリント配線基板に同心円状であって放射状に同一ピッチ角でLEDを配置する場合には、LEDが配設された基板上の熱分布をみると、中央部付近が相対的に高くなる傾向にあることが分かった。LEDはこのような熱の影響により、LEDの温度が高くなると発光量が低下する傾向にあり、また、LEDが高温にさらされた状態で使用し続けるとLEDの光束が低下し、寿命が短くなるおそれがある。
【0008】
本発明は、LEDを同心円状に配置する場合に熱的影響を低減するとともに、配置されたLED全体の熱分布が比較的均一になるようにLEDを配設した照明装置および照明器具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板と;基板上に複数周、同心円状に配列されるとともに、最内周から最外周にいくに従って前記同心円状に配列するピッチ角を小さくして配置された複数個の発光ダイオードと;を具備していることを特徴とする。なお、発光ダイオードは、レンズ付の発光ダイオード(いわゆる砲弾形発光ダイオード)でもよいし、発光ダイオードチップを直接基板上に設けてもよい。また、同心円状に配列するピッチ角は、最外周にいくに従って相対的に小さくなるようにしていればよく、一周毎にピッチ角を小さくしている場合に限らない。すなわち、2周毎にピッチ角を小さくしてもよい。したがって、本発明では、LEDが配設された基板の中央部側のLEDの配列を疎にし、外周部側を密にすることにより、LEDの温度上昇を防止し、基板全体の熱分布を比較的均一したものである。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載の照明装置において、前記最内周の発光ダイオードのピッチ角は90°で4個配列され、前記最外周の発光ダイオードのピッチ角は7.2°で50個配列され、全部で360個の白色を発光する発光ダイオードを具備していることを特徴とする。本発明では、家庭用等の一般照明用として本照明装置を実施した場合であって、現在の32Wの蛍光ランプを使用した照明器具よりも比較的明るい40Wないし50W相当の光出力を得ることを考慮して配置したものである。そして、本発明の照明装置を2セット使用することにより、現在の72Wの照明器具(32Wおよび40Wの蛍光ランプを一本ずつ装着。)と同等以上の明るさを容易に得られる。
【0011】
請求項3の発明は、器具本体と;器具本体に配設された請求項1または2記載の照明装置と;器具本体に配設され、照明装置に電力を供給する点灯回路と;照明装置の発光ダイオードを覆うように器具本体に配設されたセードと;を具備していることを特徴とする。本発明では、現在の蛍光ランプ使用の照明器具を容易にLED照明器具に置き換えができるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を示す照明装置について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態を示す照明装置の正面図、図2は、同じく側面図、図3は、同じく背面図、および図4は、同じく配光特性図である。図において、照明装置1は、基板2と、基板2上に複数周同心円状に配列されるとともに、最内周から最外周にいくに従って前記同心円状に配列するピッチ角を小さくして配置された複数個の発光ダイオード(LED)3とを具備している。
【0013】
本実施の形態では、裏面に配線が印刷されたプリント配線基板2を使用している。そして、この基板2は、直径239.5mmの円形状をなし、この基板2上には、砲弾形白色LED3が等間隔の同心円状であって11周2aないし2kにわたって配列されている。基板2中央部付近の最も内側の周である最内周2aには、LEDがピッチ角90°で4個配列されている。また、その次の第2周2bはピッチ角30°、第3周2cはピッチ角22.5°、第4周2dはピッチ角15°、第5周2eもピッチ角15°、第6周2fはピッチ角10°、第7周2gはピッチ角7.5°、第8周2hもピッチ角7.5°、第9周2iもピッチ角7.5°、第10周2jはピッチ角7.2°、そして、最外周2kもピッチ角7.2°で配列されている。すなわち、同心円状に配列するピッチ角(基板中心と各周上における隣り合うLEDのなす角度A)は、最外周にいくに従って相対的に小さくなるようにしていればよく、一周毎にピッチ角を小さくしている場合に限らないものである。そして、全部で360個の白色発光ダイオードで構成されている。
【0014】
また、本照明装置1のプリント配線板2の配線は、図3に示すように構成されている。すなわち、プリント配線基板2に配設されたLED3を4ブロックに分けて4個の独立した点灯回路(図示しない。)に接続されるように配線ブロック5a,5b,5c,5dを有している。そして、各点灯回路へ接続される各配線ブロックは、扇形に3回路5a1,5a2,5a3に分かれ、それぞれ並列されている。さらに、プラス端子6は、円形基板の外側から中心部に向かって直線的に配線6aされ、各扇形に配線された後、外周に側に設けられたマイナス端子7に接続される配線7aを使用して点灯回路に接続されている。したがって、配線6aおよび7aにより、各配線ブロック5a,5b,5c,5dを仕切るように構成される。このような構成にすると、ある程度の面積を有する配線6aおよび7aからも放熱作用を生じて、前述したLED3配列構造との相乗効果により、より放熱効果を得ることができるものである
【0015】
本実施の形態のLED3の配列によると、LED3が配設された基板2の中央部側のLED3の配列を疎にし、外周部側を密にすることにより、LED3の温度上昇を防止し、基板2全体の熱分布を比較的均一したものであり、その結果、配光特性についても図4に示すように、照明装置1を天井などに設置して場合であって、直下の光の相対放射強度を1とした場合に直下から周辺に離れるに従ってなだらかに強度が低下する一般照明として適切な照明器具を構成することができるものとなる。
【0016】
次に、本発明の一実施の形態である照明器具について、図5を参照して説明する。図5は、本発明の一実施の形態を示す照明器具8の正面図であり、図において、照明器具8は、器具本体9と、上述した照明装置1と、器具本体9に配設され、照明装置1に電力を供給する点灯回路(図示しない。)と、照明装置1の発光ダイオード3を覆うように器具本体9に配設されたセード10とを具備している。セード10は透明であり、照明装置1のLED3を臨むことができる。本実施の形態では、家庭用等の一般照明用として本照明装置を実施した場合であって、現在の32Wの蛍光ランプを使用した照明器具よりも比較的明るい40Wないし50W相当の光出力を得ることを考慮したものである。そして、本発明の照明装置1を2セット使用することにより、現在の72Wの照明器具(32Wおよび40Wの蛍光ランプを一本ずつ装着。)と同等以上の明るさを容易に得られるものである。したがって、現在の蛍光ランプ使用の照明器具を容易にLED照明器具に置き換えができるものである。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数個の発光ダイオードを最内周から最外周にいくに従って前記同心円状に配列するピッチ角を小さくして配置し、LEDが配設された基板の中央部側のLEDの配列を疎にし、外周部側を密にすることにより、LEDの温度上昇を防止し、基板全体の熱分布を比較的均一にできたものである。
【0018】
請求項2の発明は、最内周の発光ダイオードのピッチ角は90°で4個配列され、最外周の発光ダイオードのピッチ角は7.2°で50個配列され、全部で360個の白色を発光する発光ダイオードを具備しているので、家庭用等の一般照明用として本照明装置を実施した場合には、現在の32Wの蛍光ランプを使用した照明器具よりも比較的明るい40Wないし50W相当の光出力を得ることができる。
【0019】
請求項3の発明は、請求項1または2記載の照明装置を器具本体に具備しているので、蛍光ランプ使用の照明器具について、容易にLEDを使用した照明器具に置き換えができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す照明装置の正面図。
【図2】同じく、側面図。
【図3】同じく、背面図。
【図4】同じく、配光特性図。
【図5】本発明の一実施の形態を示す照明器具の正面図。
【図6】(a)は従来の交通信号灯装置の正面図、(b)は同じく断面図。
【符号の説明】1…照明装置、2…プリント配線基板、3…発光ダイオード(LED)、8…照明器具、9…器具本体、10…セード。

Claims (3)

  1. 基板と;
    基板上に複数周、同心円状に配列されるとともに、最内周から最外周にいくに従って前記同心円状に配列するピッチ角を小さくして配置された複数個の発光ダイオードと;
    を具備していることを特徴とする照明装置。
  2. 前記最内周の発光ダイオードのピッチ角は90°で4個配列され、前記最外周の発光ダイオードのピッチ角は7.2°で50個配列され、全部で360個の白色を発光する発光ダイオードを具備していることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 器具本体と;
    器具本体に配設された請求項1または2記載の照明装置と;
    器具本体に配設され、照明装置に電力を供給する点灯回路と;
    照明装置の発光ダイオードを覆うように器具本体に配設されたセードと;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
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