JP2004264044A - 監視機能付分注装置および分注装置の監視方法 - Google Patents

監視機能付分注装置および分注装置の監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】監視機能付分注装置及び分注装置の監視方法に関し、管路内の状態を光学的な測定だけでなく、それを補強する他の測定を併せて行うことによって正確かつ精密に管路内の状態を把握することを目的とする。
【解決手段】透光性または半透光性の1以上の管路と、該管路内の圧力を各々調節する1以上の圧力調節部と、前記管路を、昇降可能とする昇降部と、前記圧力調節部への動作指示があった場合に、前記各管路内の圧力を測定する圧力測定部と、前記圧力調節部への動作指示を含む動作指示に基づく動作が完了した場合に、前記容器配置領域の上方において前記管路の状態を光学的に測定する光学測定部と、前記動作指示ならびに該圧力測定部および該光学測定部の測定結果に基づいて、該管路の状態を判定し、その判定結果を各管路および前記動作指示と結びつけた監視結果を得る監視部とを有するように構成する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視機能付分注装置および分注装置の監視方法に関し、詳細には、透光性または半透光性の管路と、該管路内の圧力を各々調節して該管路に対する流体の吸引、吐出を行わせる圧力調節部と、前記管路を昇降可能とする昇降部とを有する監視機能付分注装置および該分注装置の監視方法に関する。該装置は、高い定量性をもつ高精度の検査、作業または処理を行うことが必要な分野、特に、生化学を含む化学、医療、薬品、工学、農産、畜産、または水産等の分野で有用である。
【0002】
【従来の技術】
従来、分注装置の管路内の流体の状態を測定するものとして、本出願の発明者によってなされた、管を通る流体の種類を光学的に識別する流体センサを設け,吸引か吐出かの動作状態を示す信号と、流体センサの出力信号に基づいて流体の通過量を積分解析によって求めるものがあった(特許文献1)。
【0003】
また、ノズルの長手方向に沿って複数の光測定ユニットを設け、各ユニットにより取得された部分特性を互いに連結して、ノズル内の液量を測定するものがあった(特許文献2)。さらに、本出願の発明者によってなされた分注機の動作、主として吸引した液体の状態や量を光学的手段を用いて確認するものがあった(特許文献3)。
また、分注装置で液体を管路に吸い上げる際に、管路の内部圧力を検出手段で計測するようにしたものが知られている(特許文献4)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7‐35758号公報
【特許文献2】
特開平10−206214号公報
【特許文献3】
国際公開第01/48487号パンフレット
【特許文献4】
特開昭61−202165号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、以上説明したように、従来では、分注装置の状態については、管路の1点に設けた受光素子を用いて液面を検出することで吸引された液量を光学的に測定するか、複数の点に受光素子や撮像装置を用いて光学的に測定して、液体の量や状態の確認をするものか、または圧力を測定するものかのいずれかであった。
【0006】
しかし、管路の状態をより一層正確かつ精密に把握しようとするためには、管路が動作可能な昇降経路の全てにわたって、また、動作中、常時管路の状態を測定して、吸引、吐出時を含めたあらゆる状態を把握する必要がある。
【0007】
容器に対する液体の吸引や吐出は、管路の先端部が容器内に挿入された状態で通常行われる。特に、吸引を行うには、容器内に収容された液量に応じて吸引時間、降下距離を決定するために液面の検出が重要である。しかし、容器は必ずしも透明ではなく、また、多数の液収容部が配列されている容器の場合には、容器内を容器の外部から光学的測定を行うことはできない。したがって、該管路を容器外から光学的に測定するだけでなく、容器内においても光学的に測定可能とする必要がある。そのために、光学測定装置の構造が複雑化し、または装置規模が増大するおそれがあるという問題点を有していた。
【0008】
しかも、たとえ、容器内に挿入された管路の光学的状態を側方から測定できたとしても、該光学的状態だけから吸引時点を判定するのは必ずしも容易でないという問題点を有していた。
【0009】
さらに、光学的測定によってのみ行う場合には、指示された液量から定まる予め設定された吸引吐出時間に対して、液体に含有する固形物や粘性物等により前記管路内での詰まりがあったことを検出することは難しい。、また、動作時中、常時光学的測定を行うことは(例えば、動画を得ること)膨大なメモリ容量を要し、解析も難しい。
【0010】
また、従来では、せいぜい1本の管路に対する光学的な測定を行うか、または複数の管路に対しては、各々、受光素子や、撮像素子を設けるようにしていたため、管路の個数が増加すると、光学的測定装置の個数も増加して、装置規模が増大するおそれがあった。また、該光学的手段は前記管路が昇降する経路の途中に設けられるため、該光学的手段の存在によって管路の使用者による操作や観測が妨害され扱いにくかった。また、該光学的手段の光軸方向の奥行きのため、特に複数の管路を視野にした広い角度の領域を受光しようとすると、該光学的手段と管路との間の間隔を伸ばす必要があり、装置規模が増大し、また、作業領域が狭められるおそれがあるという問題点を有していた。
【0011】
一方、圧力測定装置のみを設けている装置では、液面の検出ができたとしても、正確な液量の吸引や吐出がなされたかどうかの点や、液体の色彩等の各動作完了後の状態を知ることができないという問題点を有していた。
【0012】
また、多数の容器を扱う場合には、1の容器に関する処理に不都合があることがわかったとしても、処理を停止して、処理をやり直したり、不都合を除去することは、他の大多数の正常な処理を妨げることになるという問題点を有していた。
【0013】
さらに、不都合な事態が発生することを予め想定して、フィードバック機能を備えた複雑な制御系を設けることは、処理手順を複雑化し、装置規模を拡大し、また装置の製造コストを大幅に高めるおそれがあるという問題点を有していた。
【0014】
そこで、本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであり、その第1の目的は、管路の状態を光学的な測定だけでなく、それを補強する他の測定を併せて行うことによって、正確かつ精密に管路内の状態を把握することができる監視機能付分注装置および分注装置の監視方法を提供することである。
【0015】
第2の目的は、管路の状態を、装置規模を拡大したり、必要なメモリ容量を膨大化したり、装置構造や制御手順を複雑化することなく、効率良くかつ確実に把握することができる監視機能付分注装置及び分注装置の監視方法を提供することである。
【0016】
第3の目的は、管路の状態を、その指示した動作内容や動作状況と確実に関連付けて測定することによって、一連の処理終了後であっても、確実に確認することができる監視機能付分注装置及び分注装置の監視方法を提供することである。
【0017】
第4の目的は、容器位置を確認することによって、管路の状態を、その容器位置と関連付けて測定することができる信頼性の高い処理を行うことができる監視機能付分注装置および分注装置の監視方法を提供することである。
【0018】
第5の目的は、複数の管路に対して、効率的かつ正確に監視することができる監視機能付分注装置および分注装置の監視方法を提供することである。
【0019】
第6の目的は、自動化に適し且つ多様な処理に対し、管路または管路の状態を監視する監視機能付分注装置および分注装置の監視方法を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
以上の技術的課題を解決するために、第1の発明は、透光性または半透光性の1以上の管路と、該管路内の圧力を各々調節して該管路に対する流体の吸引、吐出を行わせる1以上の圧力調節部と、前記管路を、その下方に設けられ容器が配置された容器配置領域の容器に対して挿抜可能となるように昇降可能とする昇降部と、前記圧力調節部への動作指示があった場合に、前記各管路内の圧力を測定する圧力測定部と、前記圧力調節部への動作指示を含む動作指示に基づく各動作が完了した場合に、前記容器配置領域の上方において前記管路の状態を光学的に測定する光学測定部と、前記動作指示ならびに該圧力測定部および該光学測定部の測定結果に基づいて、該管路の状態を判定し、その判定結果を各管路および前記各動作指示と結びつけた監視結果を得る監視部とを有する監視機能付分注装置である。
【0021】
ここで、管路の先端部は、前記容器の開口に挿入可能な大きさである必要がある。また、「透光性または半透光性」としたのは、前記光学測定部によって内部を測定可能とするためである。「圧力測定部」の存在により、前記光学測定部によって測定することができない、前記管路の先端部が容器内に挿入された場合の液面の検知、さらには、吸引、吐出または貯留状態の識別を行うだけでなく、管路の詰まりをも容易に測定することができる。「各動作が完了した場合に,…光学的に測定する」のであるから、各動作完了後に各々光学測定を行うことで足りる。光学測定として撮像を行う場合には、各動作完了時の静止画像を得れば足りる。「圧力調節部への動作指示」には、例えば、吸引、吐出、貯留、攪拌、洗浄等の指示がある。その他の動作指示には、例えば、管路の移動、脱着もしくは装着、磁性粒子を用いた分離、清澄がある。
【0022】
「監視部」が得た監視結果のデータは、該監視機能付分注装置に保存または格納しておき、一連の処理終了時に使用者が処理結果の信頼性を検討する際の資料とすることができる。
【0023】
「管路の状態」とは、単に、前記管路の有無のみならず、管路内の液体等の状態、例えば、その液面の位置、液体内の気泡の状態、液滴の存在、液体の色彩、明度、透光度等である。
【0024】
第2の発明は、前記光学測定部は、前記複数の管路を一度に撮像する撮像部を有する監視機能付分注装置である。「撮像」は、動作完了後に各々行うのであるから、各静止画像を得ることで足りる。
【0025】
第3の発明は、前記撮像部のレンズの光軸は管路の軸方向に沿い、前記光学測定部は、さらに、前記管路から入射する光を反射して前記撮像部のレンズに向かわせる反射部を有する監視機能付分注装置である。
【0026】
複数の管路を一度に撮像するには該管路と撮像部との間の光路を長く取る必要がある。そこで、反射部を用いて該光路の水平方向の距離を短縮化した。
該反射部は、撮像すべき管路の位置または個数に応じて、前記光路長を変更することができるように可動に支持されているのが好ましい。「反射部」には、ミラーの他プリズム等がある。
【0027】
第4の発明は、前記光学測定部は、さらに前記容器配置領域の上方で前記管路に対して光を照射可能な光照射部を有する監視機能付分注装置である。
【0028】
第5の発明は、前記管路、圧力調節部、圧力測定部、光学測定部および昇降部は基板上に設けられ、基板の下方の前記容器配置領域に対して、該基板を相対的に移動可能とする移動部を有し、前記管路は、前記容器配置領域に設けた1以上の容器内に、その先端部が各々挿抜可能となるように、該基板を越えて昇降移動可能に設けられた監視機能付分注装置である。
【0029】
本発明によれば、管路の位置に応じて、光学測定部等を相対的に移動する必要がないので構造が簡単化される。その際、前記管路は、前記容器配置領域に属する全容器について挿抜可能となるように移動可能であることが好ましい。
【0030】
第6の発明は、前記容器配置領域に配置した容器に付された識別子を読み取って、該容器配置領域における容器の種類および配置を示す配置データを得る容器配置確認部を有する監視機能付分注装置である。
【0031】
ここで、「識別子」には、例えば、バーコードを含み、該識別子は、前記容器の上部に付される。
【0032】
「配置データ」は、例えば、容器の種類、該容器に収容されている物質の種類、量等の内容、該物質を収容した日付等を含有する。
【0033】
前記識別子がバーコードのような細長いデータの場合には、前記容器配置確認部は、該識別子の付されている方向、例えば、縦、横に応じて読取部が回転するものが好ましい。
【0034】
第7の発明は、前記監視部は、前記圧力調節部に対する動作指示に基づく予め得たデータまたは実験に基づいて正常圧力パターンおよび正常光学パターンを決定し、該正常圧力パターンまたは正常光学パターンとの比較を行いその比較結果を、判定結果として、該当する動作指示および該当するノズルを特定するデータとを結びつける監視機能付分注装置である。
【0035】
比較は、例えば、パターン認識を用いて、液面の位置が、所定液量を表す線と一致し、または、該線からある所定範囲内にあれば、正常とし、該所定範囲内になければ、異常とする。
【0036】
第8の発明は、前記監視機能付分注装置は、さらに、前記管路の前記昇降経路の所定位置に磁力作業領域を設け、該磁力作業領域に対し移動可能に設けられ該磁力作業領域に位置した該管路内に磁力を及ぼしかつ除去することが可能な磁力部を有する監視機能付分注装置である。
【0037】
該磁力部は、例えば、永久磁石を、前記磁力作業領域に位置した管路に対して、接近離間可能に設けることによって、磁場を加えおよび除去することができるようにしても良い。または、電磁石を、前記磁力作業領域に位置した管路に対して、接近させた状態で、電流を印加しまたは遮断することによって磁力を及ぼしまたは除去するようにしても良い。
【0038】
第9の発明は、前記ノズルに並行に穿孔用ピンが設けられた監視機能付分注装置である。
【0039】
ここで、穿孔用ピンは、前記容器配置領域に配置した容器に、収容した液の蒸発防止のためのシール状の蓋を設けた場合に、該蓋に穿孔して、前記管路が挿入しやすくするためのものである。通常は、穿孔用ピンは、ノズルよりも長く、しかし装着した管路よりも短く形成されているので、穿孔は、ノズルに管路を装着する前に行う。
【0040】
第10の発明は、前記管路は、前記圧力調節部のノズルに装着可能に設けた監視機能付分注装置である。
【0041】
前記ノズルは、2種類以上の径の異なる管路を装着可能とするのが好ましい。この場合には、ノズルの装着部分は2段以上の径をもつように形成する。
【0042】
第11の発明は、前記容器配置領域に設置した容器の一部は、前記ノズルに装着可能な管路を前記ノズルに装着可能となるような状態で収容可能とした監視機能付分注装置である。
【0043】
前記容器配置領域に管路を収容することによって、前記ノズルを昇降および水平移動するだけで装着することができるので処理が効率的かつ迅速である。 また、前記監視機能付分注装置に、該管路を脱着する機構を設けることによって、管路の装着および脱着が可能となり、多様な処理を一層効率的に行うことができる。
【0044】
第12の発明は、前記監視部は、前記配置確認部から得た、前記容器配置領域における容器の配置データに基づいて、前記監視結果として、前記判定結果を該当する容器データとも結びつけた監視機能付分注装置である
【0045】
第13の発明は、容器配置領域に配置されるべき容器は、管路の挿抜が可能な略マトリクス状に配置した複数の液収容部からなり、該容器は、複数列の液収容部列群を束ねて、分解可能に組立てられている。該容器は、例えば、前記液収容部列に設けた開口のある基部を、該開口に対応するように設けた開口部を有する平面状のホルダの下側に設けた爪部に保持させることより連結させて組立てる。該ホルダには、各液収容部列間に、上方に突出する隔壁を設けるようにしても良い。
【0046】
第14の発明は、透光性または半透光性をもつ1以上の管路と、該管路内の圧力を各々調節して該管路に対する流体の吸引、吐出を行わせる1以上の圧力調節部と、前記管路を、その下方に設けられ容器が配置された容器配置領域の容器に対して挿抜可能となるように昇降可能とする昇降部とを有する分注装置において、前記圧力調節部に対する動作指示があると、前記各管路内の圧力を測定する圧力測定工程と、前記圧力調節部への動作指示を含む動作指示に基づく各動作が完了した場合には、前記容器配置領域の上方において前記管路の状態を光学的に測定する光学測定工程と、前記動作指示および前記測定結果に基づいて該管路の状態を判定し、その判定結果を各管路および前記各動作指示と結びつけた監視結果を得る監視工程とを有する分注装置の監視方法である。
【0047】
第15の発明は、前記光学測定工程は、前記1以上の管路を一度に撮像することによって行う分注装置の監視方法である。
【0048】
第16の発明は、前記光学測定工程は、前記容器配置領域の上方で前記管路に対して光を照射して測定を行う分注装置の監視方法である。
【0049】
第17の発明は、さらに、前記容器配置領域に配置した容器に付された識別子を読み取って、前記容器配置領域における容器の種類および配置を示す配置データを得る配置確認工程を有する分注装置の監視方法である。
【0050】
第18の発明は、前記動作監視工程は、前記圧力調節部に対する動作指示に基づく予め得たデータまたは実験に基づいて正常圧力パターンおよび正常光学パターンを決定し、該正常圧力パターンまたは正常光学パターンからのずれがあるか否かの判定結果を、該当する動作指示および管路に関するデータとを結びつける監視工程を有する分注装置の監視方法である。
【0051】
第19の発明は、前記配置確認工程の後、ノズルに管路装着前に、該ノズルの軸方向に並行に設けた穿孔用ピンにより、各容器に設けられた蓋を穿孔する工程を有する分注装置の監視方法である。
【0052】
第20の発明は、前記監視工程は、前記配置確認工程から得た、前記容器配置領域における容器の配置データに基づいて、前記監視結果として、前記判定結果を該当する容器とも結びつけた分注装置の監視方法である。
【0053】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る監視機能付分注装置および分注装置の監視方法について、図面に基づいて説明する。本実施の形態の説明は、特に指定のない限り、本発明を制限するものと解釈してはならない。
【0054】
図1は、本発明の実施の形態に係る監視機能付分注装置10のブロック図を示す。
本実施の形態に係る監視機能付分注装置10は、容器に対し、液体の吸引吐出を行う分注ユニット2および該分注ユニット2を前記容器に対して相対的に移動させる移動部3からなる機構部1と、外部からの指示に応じて該機構部1に対する動作指示や各動作の監視等の制御を行う制御部4と、該制御部4に対するデータの入力、動作指示等を行う入力部5と、前記各動作指示の監視結果等を出力する出力部6と、前記容器が配置される容器配置領域9とからなる。
【0055】
また、前記分注ユニット2は、透光性または半透光性の1以上の管路2aと、該管路2aと各々連通し、外部からの動作指示に応じて該管路2a内の圧力を各々独立に調節して該管路2aに対する流体の吸引、吐出、貯留を行わせる1以上の圧力調節部2bと、前記管路2aを、その下方に設けられ容器が配置された容器配置領域9の容器内に対して挿抜可能となるように昇降可能とする昇降部2cと、前記圧力調節部2bへの動作指示があった場合に、前記各管路2a内の圧力を独立に測定する圧力測定部2dと、前記動作指示に基づく各動作が完了した場合に、前記容器配置領域9の上方において前記管路2aの状態を測定する光学測定部2eとを有する。
【0056】
その他、前記容器配置領域9に配置した容器に付された識別子を読み取って、該容器配置領域における容器の種類および配置を示す配置データを得る配置確認部2fと、前記管路2aの昇降経路の所定位置に設けた磁力作業領域に対し移動可能に設けられ前記磁力作業領域に位置した該管路内に磁力を及ぼしかつ除去することが可能な磁力部2gとを少なくとも有する。なお、該分注ユニット2は、前記機構部1に設けた移動部3によって、前記容器配置領域9に配置された全容器に対して前記管路2aが挿抜可能となるように設けられている。
【0057】
前記制御部4は、前記入力部5からの指示に応じた制御を前記機構部1に対して行う動作指示部8と、少なくとも、前記圧力調節部2bへの動作指示ならびに前記圧力測定部2dおよび前記光学測定部2eの測定結果に基づいて、該管路2aの状態を判定し、その判定結果を各管路および前記動作指示と結びつけた監視結果を得る監視部7とを有する。
【0058】
該監視部7は、さらに前記配置確認部2fから得られた配置データを格納する配置データ格納部7a、前記測定結果が、前記圧力調節部に対する動作指示に基づく予め得たデータまたは実験に基づいて正常圧力パターンおよび正常光学パターンを決定し、該正常圧力パターンまたは正常光学パターンとの比較を行いその比較結果を判定結果として、該当する動作指示およびノズルまたは管路に関するデータと結びつける測定結果判定部7bと、この監視結果を格納する監視結果格納部7cとを有する。
【0059】
ここで、前記制御部4は、図示しない、CPU、各種メモリおよび各種プログラムデータを有する情報処理装置によって構成される。さらに、前記入力部5は、例えば、図示しないキーボード、マウス、スイッチまたは通信回線等によって形成される。また、前記出力部6は、液晶、またはCRT等の表示部や、プリンタ、CDドライブ、DVDドライブ、または通信回線等を有するものであっても良い。
【0060】
続いて、本実施の形態に係る監視機能付分注装置10の前記機構部1および前記容器配置領域9を、図2に基づいて、具体的に説明する。
【0061】
該機構部1は、前記容器配置領域9には、液体および該液体に含有する種々の試薬等の物質を収容する容器群が設置されている。前記機構部1は、該容器配置領域9の容器群に対して、液対等の吸引吐出を行うことによって、液体等の分注、移送、抽出、分離、単離、攪拌、洗浄等の処理を行うとともに自らその処理の監視を行うことができる機能をもつものである。該機構部1は、分注ユニット2と、該分注ユニット2を動作可能に支持するX軸メンバ11およびY軸メンバ12とを有し、該分注ユニット2の下方に前記容器配置領域9が設けられた枠体13を有している。
【0062】
前記分注ユニット2は、X軸メンバ11に、図示しないタイミングベルトを用いてX軸方向に移動可能に取り付けられ、該X軸メンバ11自体も、図示しないタイミングベルトを用いて前記Y軸メンバ12にY軸方向に移動可能に取付けられている。したがって、前記分注ユニット2は、該枠体13内の前記容器配置領域9の上方で水平面に沿ってX軸方向およびY軸方向に沿って移動可能となるように設けられている。したがって、該分注ユニット2は、下側から支えているのではないので、前記枠体13内の前記容器配置領域9の全域に移動可能に設けられている。該枠体13の大きさはここでは、例えば、X軸方向に約90cm程度、Y軸方向に約70cm程度である。ここで、前記X軸メンバ11およびY軸メンバ12は、前記移動部3に相当する。
【0063】
図2または図3に拡大して示すように、該分注ユニット2は、水平に設けられた、例えば、矩形状の基板14と、該基板14に固定して垂直に設けられ、前記X軸メンバ11に移動可能に取り付けられている支持体15と、該支持体15に昇降可能に支持されたZ軸スライダ16とを有する。該Z軸スライダ16には、前記基板14を貫いて上下動可能に設けられた透光性ある複数連(この例では、6連)の前記管路2aとしての使い捨てのピペットチップ17と、該ピペットチップ17が各々着脱自在に装着された複数(この例では6個)のノズル18と、該ノズル18を介して該ピペットチップ17と連通し、該ピペットチップ17内の圧力を各々調節して前記ピペットチップ17に対し液体等の吸引吐出を行わせるシリンダ19(図5)、および該シリンダ19内を摺動可能なプランジャ20とが設けられている。ピペットチップ17は、例えば、細径および太径の2段に形成されているのが好ましい。
【0064】
前記Z軸スライダ16は、該Z軸スライダ16に設けられた前記ピペットチップ17の先端部17aが、前記基板14を貫いて、該基板14の下方に設けられた前記容器配置領域9に設置された1以上の容器内に挿抜可能となるように昇降することができるものである。
【0065】
前記ノズル18は、大径および小径の2段の管状に形成するのが好ましい。これによって、大径または小径の装着部17bをもつ2種類のピペットチップを装着することができる。
【0066】
また、前記容器配置領域9には、前記各ノズル18に装着されるべき1以上のピペットチップ17または、該ノズル18から脱着された1以上のピペットチップ17を収容する領域を設けるようにするのが好ましい。
【0067】
さらに、該分注ユニット2は、前記ノズル18とシリンダ19との間にマニホルド21を設けて、チューブ22を介して前記ピペットチップ17と連通し、前記各ピペットチップ17内の圧力状態を各々測定する圧力測定部2dとしての圧力センサ23を有している。
【0068】
さらに、前記Z軸スライダ16には、前記プランジャ20を前記シリンダ19内で上下に駆動させるためのP軸スライダ24が、該Z軸スライダ16に対して上下動可能に設けられている。
【0069】
Z軸モータ(図示せず)の回転軸に歯車25が設けられ、該歯車25はタイミングベルト26を介して歯車27を回転駆動可能に連結している。該歯車27は、カップリング28を介してZ軸ボールネジ29と回転駆動可能に連結している。該Z軸ボールネジ29にはナット部30(図5)が螺合し、前記Z軸ボールネジ29の回転により上下動し、これによって、該ナット部30に固定された前記Z軸スライダ16が上下動する。なお、符号31はベルト・トレイである。
【0070】
前記P軸スライダ24は、P軸モータ32の回転軸と連結し、該P軸モータ32により回転駆動されるP軸ボールネジ33(図5)に螺合して上下動するナット部34に固定されている。該P軸ボールネジ33は、前記Z軸スライダ16と一体または固定して形成されるとともに、前記P軸モータ32を支持するP軸ハウジング35内に設けられている。したがって、P軸モータ32、P軸ハウジング35およびP軸ボールネジ33、その他、シリンダ19、ピペットチップ17、ノズル18、圧力センサ23等は前記Z軸スライダ16に固定されているのに対し、P軸スライダ24は、プランジャ20、およびナット部34に固定され、前記Z軸スライダ16に対して上下動可能である。
【0071】
ここで、該ノズル18、シリンダ19、プランジャ20、P軸スライダ24、P軸モータ32、P軸ボールネジ33等は、前記圧力調節部2bに相当する。
前記Z軸スライダ16、Z軸モータ、歯車25、歯車27、タイミングベルト26、Z軸ボールネジ29、ナット部30等は、前記昇降部2cに相当する。
また、前記圧力センサ23、チューブ22、マニホルド21は、前記圧力測定部2dに相当し、前記圧力調節部2bと連通することになる。
【0072】
さらに、本実施の形態に係る分注ユニット2は、前記ピペットチップ17の内部の状態を撮像するためにその前面に前記支持体15に固定して設けた撮像部としてのCCDカメラ36を有する。該CCDカメラ36のレンズ37の光軸は、下方向に垂直に向かせることによって、水平方向の装置の拡大化を防止し、該分注ユニット2をスリムに形成している。
【0073】
該CCDカメラ36の上方の前記支持体15に固定して軸支部38を設けている。該軸支部38には、2本のアーム部39がその一端で、所定角度について回転可能に支持されている。また、該アーム部39の先端には、前記反射部としてミラー40が取り付けられている。したがって、該ミラー40の反射面の前記ピペットチップ17の軸方向に対する角度を、該ピペットチップ17の位置に応じて、変更することができる。該ミラー40の反射面は、前記基板14上に位置したピペットチップ17からの光を前記CCDカメラ36の光軸方向に反射することが可能な角度をもつように設けられている。前記基板14上の前記支持体15の下側の、前記ピペットチップ17が通過可能な前面には、該ピペットチップ17に照射可能なように平面状のバックライト41が嵌め込まれるように設けられている。
【0074】
ここで、前記CCDカメラ36、ミラー40、バックライト41等は前記光学測定部2eに相当する。
【0075】
図3に示すように、基板14には、前記ピペットチップ17からの液垂れを受けるための液溜部42が、該基板14から水平方向に進退可能に設けられたM軸スライダ43に固定して設けられている。
【0076】
また、該分注ユニット2には、前記容器配置領域9の各容器の上部に付された、該容器自体または該容器に収容された物質を識別するための識別子としてバーコードを読み取るためのバーコードリーダ44が前記基板14に固定して設けられている。該バーコードリーダ44は、測光部(図5)が設けられ、基板14の下方に設けられた前記容器配置領域9に設置された容器に付されたバーコードを上側から読み取る読取部45と、付されているバーコードの方向、すなわち縦方向、横方向に応じて該読取部45を水平方向に90度反転させるための反転用モータ46と、該反転用モータ46の回転を伝達する機構47と、前記反転用モータ46を前記基板14に固定するための固定具49とを有している。該バーコードリーダ44は、前記配置確認部2fに相当する。
【0077】
図4は、前記分注ユニット2を側面方向から示す側面図である。
図4に示すように、前記M軸スライダ43は、前記基板14の下側に設けられ、該基板14に沿って前後方向に並進移動可能に前記基板14上に設けたM軸モータ48によって駆動されるものである。また、基板14の下方は、容器配置領域9であり、種々の複数の液収容部50を有する容器51が設けられている。該容器の上側には、隔壁52が前記液収容部50の列ごとに収容されている物質について列間のクロスコンタミネーションを避けるために設けられている。該容器51の上側には、該容器自体または該容器に収容された物質を識別するための前記バーコードが付されている。
【0078】
また、図4に示すように、前記ピペットチップ17は、前記基板14を貫いて、前記容器51の底部に達するまで、符号17cで示すような位置にまで下降することができる。
【0079】
なお、図4において符号53は、各種モータ、圧力センサ23、またはCCDカメラ36等を駆動しまたはデータを伝達するための各種ケーブルを収納するケーブルダクトである。符号54は、収容されている液体の蒸発防止のために開口を覆う蓋が付された蓋付液収容部について、該蓋に孔を空けて前記ピペットチップ17の先端が液収容部内に挿入可能とするための穿孔ピンである。
【0080】
図5(a)は、前記分注ユニット2の図4に示したAA線視断面図である。
ここで、符号55は、前記Z軸スライダ16が前記Z軸ボールネジ29によって上下方向に移動する際の案内を行うリニアガイドであり、前記支持体15に固定して設けられている。該リニアガイド55には、前記Z軸スライダ16に固定して設けられ前記リニアガイド55と嵌合する嵌合部材16aが設けられている。
【0081】
図5(b)は、前記分注ユニット2の底面図である。前記M軸スライダ43の端部においては、前述した液溜部42が設けられ、該M軸スライダ43の中ほどには、前記ノズル18に装着した前記ピペットチップ17を該ノズル18から脱着するためのリムーバ56および前記ピペットチップ17内に磁力を及ぼすための前記磁力部2gに相当する磁力部57が設けられている。
【0082】
該リムーバ56は、前記ノズル18に接触させた状態で、Z軸スライダ16を下降させることによって、ピペットチップ17をしごき落とすために使用するものであり、該リムーバ56には、前記ノズル18の外径に応じた2種類の内径をもつ2段の半円をもつ切れ込み(大径部58、小径部59)が複数(この例では6個)、前記ノズル18が配列された間隔を空けて直線状に配列されて設けられている。
【0083】
前記磁力部57は、複数(この例では6個)の磁石60(永久磁石または電磁石)を直線状に配列し、前記M軸スライダ43に設けられたものであって、前記液溜部42とともに、前記M軸モータ48によって駆動される。前記リムーバ56との間には一定の幅の空隙部61を設けている。該空隙部61は、前記磁力作業領域に相当する。該磁力部2gの各磁石60を,前記空隙部61にまで挿入させた前記ピペットチップ17に、前記M軸スライダ43を所定距離進ませることによって接近させて磁力を及ぼすことができ、該M軸スライダ43を所定距離退かせることによって、および/または前記昇降部2cにより上昇させることによって、離間させて磁力を除去することができる。
【0084】
該M軸スライダ43は、前記M軸モータ48の回転軸と連結して回転駆動されるピニオン62および該ピニオン62によって水平方向に並進駆動されるラック63によって水平方向に進退可能に駆動される。なお、符号64は、前記M軸スライダ43の動きを案内するガイド部材である。
【0085】
また、符号65は、容器51の上面に付されたバーコードからの反射光を受光して、バーコードデータを測定するための前記バーコードリーダ44の読取部45の底面に細長形状に設けられた測光部である。
【0086】
続いて、図6に本実施の形態に係る機構部1および容器配置領域9の平面図を示す。
前記容器配置領域9には、図中、左上の領域には、未使用の大径のピペットチップ17を収容する大径チップ容器群66と、未使用の小径のピペットチップを収容する小径チップ容器群67とを有する。該大径のピペットチップ17の容積は、例えば、3500μリットルであり、小径のピペットチップの容積は、例えば、200μリットルである。該容器配置領域9には、さらに、左下の領域には、マスター試薬を収容するマスター試薬領域68、複数の検体を収容するマイクロプレート69、および抽出物を収容するマイクロプレート70が設けられている。
【0087】
また、該容器配置領域9の図の中央および右側の上部には、使用した大径の前記ピペットチップ17を収容するチップカートリッジ71が設けられている。該容器配置領域9の図中中央および右側には、複数連(この例では6連)のカートリッジ状容器からなり、各々予め定めた試薬または磁性粒子等を収容してシールによって封がされた容器群72を配置している。符号73は、使用済みのピペットチップを廃棄するチップ廃棄ダクトである。
【0088】
図7は、各々前記容器配置領域9に配置された容器群72を拡大して示すものである。該容器群72は、前記分注ユニット2のノズル数に合わせて6本のカートリッジ状容器74が束ねられたものであり、該カートリッジ状容器74を束ねる6連ホルダ75を有している。該カートリッジ状容器74は、前記容器51に相当するものである。該カートリッジ状容器74には、前記容器51の他に、支持材74aが設けられている。また、該6連ホルダ75には、前記隔壁52が、該6連ホルダ75の両縁部と、各カートリッジ状容器74間の境界に上側に突出して設けられている。また、該6連ホルダ75には、その裏側に取り付けた各カートリッジ状容器74に設けられた液収容部50の開口部に応じた位置および大きさの開口76を設けて、前記管路が前記液収容部50内に挿入可能としている。
【0089】
図8には、前記容器群72を分解して示す斜視図である。
前記カートリッジ状容器74は、基部78を有し、該基部78の下側に前記各液収容部50および客部77が設けられている。また、該基部78に各液収容部50の開口部79が穿設されている。また、符号80は、前記液収容部50内を恒温状態に保つためのヒータを、前記液収容部50の近傍に設けた場合に、加熱された空気を上方に逃がすための通気孔である。該基部78の上側には、必要に応じて薄いシール81を貼れば、各液収容部50内に予め収容された試薬等の蒸発を防止し、且つ、クロスコンタミネーションをも防止することができる。また、該シール81を貼った場合には、該シール81上に前記識別子としてのバーコード82が付されることになる。これらのカートリッジ状容器74は、前記6連ホルダ75の裏側に、前記各カートリッジ状容器74の幅の間隔で設けた保持用の爪(図示せず)を、前記基部78およびシール81に設けた切欠部83に相当する位置において、前記基部78が支えられて保持されることになる。
【0090】
続いて、該監視機能付分注装置10の動作について、図9の処理流れ図に基づいて説明する。
同図に示すように、ステップS1で、前記入力部5を通して、操作者からの所定動作の指示があると、前記制御部の動作指示部8は、内蔵したプログラムに従って、前記機構部1に対して順次指示信号を出力する。ステップS2で、前記機構部1の分注ユニット2は、指示に従って、下方の前記容器配置領域9内を隈なく移動するとともに、前記バーコードリーダ44が、その直下にある容器の上側に付されているバーコード82をそのバーコード82の向きに応じて、測光部65の向きを合わせながら読み取り、配置データとして、前記制御部4に送り、前記配置データ格納部7aに格納していく。
【0091】
ステップS3で、前記容器の配置が確認されると、分注ユニット2を移動させて、前記ノズル18に並行に設けられた前記穿孔用ピン54を前記昇降部2cにより、各容器の開口部を覆っているシール81を穿孔する。
【0092】
ステップS4で、前記分注ユニット2を前記容器配置領域9の一角にある未使用のピペットチップ17を収容した大径チップ容器群66にまで移動させる。ステップS5で、前記分注ユニット2の6連の前記ノズル18を一斉に下降させて該ノズル18に6連の前記ピペットチップ17を装着させる。
【0093】
ステップS6で、これから移送しようとする物質が溶液状のものか、磁性粒子ような固形物が懸濁する懸濁液であるかが判断され、溶液状の試薬である場合には、ステップS7に進み、分注ユニット2を、該当する試薬が収容されている容器群72にまで移動する。
【0094】
ステップS8で、6連の前記ピペットチップ17に対して吸引した状態で、一斉に下降させて、液収容部50内に先端部を挿入させる。すなわち、前記プランジャ20を微小量ずつ上昇させつつピペットチップ17自体を下降させる。その際、該ピペットチップ17内の圧力変動を前記圧力センサ23により監視する。
【0095】
その際、前記ピペットチップ17に詰まりがあった場合には、液面に到達する前から、圧力が低下することになる。
【0096】
ステップS9で、該ピペットチップ17の先端が該液収容部50に収容されている試薬の液面に到達すると、ピペットチップ17内の圧力が急激に低下するので、圧力センサ23の検知した圧力低下時点に液面が検出されたことになる。
【0097】
該液面を検出すると、ステップS10で、指示された量を前記ピペットチップ17を降下しながら、前記プランジャ20を前記P軸スライダ24を上昇させることによって所定量を吸引する。
【0098】
吸引が完了すると、ステップS11で、昇降部2cにより、該ピペットチップ17を前記基板14上にまで上昇させ、前記CCDカメラ36によって、該ピペットチップ17内を撮像して静止画像を得る。撮像された液面位置が、指示した所定量の吸引により定まる所定位置と一定の範囲内に収まっている場合には、「正常」の旨を、該範囲内に収まっていない場合には、「異常」の旨を、前記監視結果格納部7cに格納する。
【0099】
ステップS12で、前記分注ユニット2は、前記ピペットチップ17内に該試薬を貯留した状態で、検体が収容されているマイクロプレート69にまで移送される。
【0100】
ステップS13で、該マイクロプレート69の各ウェル内にまで、ピペットチップ17の先端部が挿入されるまで、前記昇降部2cにより降下させ、貯留されている試薬を全量吐出する。
【0101】
ステップS14で、該ピペットチップ17を前記昇降部2cにより上昇させ、前記基板14の上方で、前記バックライト41で照射した6連のピペットチップ17を一斉に前記CCDカメラ36により撮像して静止画像を得て、残液または液滴の有無を測定する。正常であれば、「正常」の旨を、異常であれば、「異常」の旨を前記監視結果格納部7cに格納する。
【0102】
ステップS15で、使用したピペットチップ17を続けて使用できるか、ピペットチップ17を換える必要があるか否かを判断する。ピペットチップ17を換える必要がある場合には、前記リムーバ56で、前記ピペットチップ17をノズル18から脱着し前記チップカートリッジ71に収容するか、または、前記チップ廃棄ダクト73で排出し、再度ステップS4へ進む。続けて使用できる場合には、ステップS6に進む。その際、前記CCDカメラ36により,ピペットチップの有無の確認を行うことが好ましい。
【0103】
一方、ステップS6で、磁性粒子を処理する必要がある場合には、ステップS16に進む。このような場合には、溶液の処理と異なり、所定量吸引を完了する前に、ステップS19からステップS21で吸引吐出を繰り返して、懸濁液を攪拌する必要がある。また、攪拌が充分に行われているかどうかを測定するために、ステップS23で、前記CCDカメラ36は、液面位置のみならず、その色彩や明度をも測定する。
【0104】
以上説明した各実施の形態は、本発明をより良く理解させるために具体的に説明したものであって、別形態を制限するものではない。したがって、発明の主旨を変更しない範囲で変更可能である。例えば、以上の説明では、6連のノズルを用いた場合の分注ユニットを用いた場合のみを説明したが、該ノズル数、したがってピペットチップ数については、該場合に限られることなく、例えば、4連、8連、10連等であっても良い。さらに、ピペットチップの形状または大きさも上記の説明に限られるものではない。また、各部品の形状や大きさ、種類等についても上記説明に限られるものではない。例えば、ボールネジによって駆動する代わりに、タイミングベルト、歯車機構、油圧機構等によって駆動するようにしても良い。
以上の説明では、分注ユニットを固定された前記容器配置領域に対して移動可能としたが、分注ユニットを固定して、前記容器配置領域が移動可能としても良い。前記反射部として、ミラーの場合のみについて説明したが、ミラーのみならず、プリズム等何らかの手段で光の進行方向を変更するものであれば良い。
また、以上の各構成要素、部品、装置等、例えば、管路、容器、入力部、出力部、移動部、機構等は、適当に変形しながら任意に組み合わせることができる。
【0105】
【発明の効果】
第1の発明または第14の発明によれば、圧力測定と光学測定との双方を組み合わせて、管路の監視を行うようにしている。したがって、圧力測定と光学測定とが互いに補強し合うことによって、動作指示の忠実で正確な実行を促し、さらに、その動作実行の監視をも行うことによって、より一層信頼性の高い装置を実現することができる。
【0106】
すなわち、本発明によれば、容器内の液面の検知による、容器内での正確な液量の吸引を促し、さらに、容器内での液体の収容量の異常、管路の詰まり、管路内の液面の検出による吸引した液量、または、吐出した後の残留液量の測定または液滴の存在による吐出した液量の異常、液体の色彩や明度等による濃度の異常等の監視を行うことによって、分注装置の信頼性のある処理を実現することができる。これによって、フィードバック等の複雑な構造をもたせたり制御を行うことなく、高い信頼性を得ることができる。
【0107】
また、これらの監視結果のデータでは、前記判定結果を各動作指示及び各管路とともに結びつけている。したがって、異常があった場合に、直ちに処理を停止して異常箇所についてやり直しや修正を行わなくても、これらのデータを保存または格納して、処理を中断することなく続行し、処理終了後に異常のあった動作や管路または容器を特定することができるので、処理を効率的に行うことができる。
【0108】
さらに、本発明では、動作時中については圧力測定を行い、動作完了後に光学測定を行うように、切り分けているので、必要なメモリ容量を節約し、かつ、動作時の状態および容器内の状態をも含めて、管路または管路に収容されている液体等についてあらゆる状態を効率良く監視することができる。
【0109】
第2の発明または第15の発明によれば、複数の管路を一度にまとめて撮像することによって、撮像部を管路ごとに設けたり、撮像部を前記管路に対して移動可能に設ける必要がないので、装置の構造を簡単化することができる。さらに、複数の管路を一度に撮像することによって、管路間の相違をより明確に識別することができる。
【0110】
第3の発明によれば、前記撮像部のレンズの光軸を管路の軸方向に沿って設け、前記管路から入射する光を反射する反射部を設けている。したがって、光学測定部の存在による水平方向の装置規模の拡大を抑制し、水平方向の移動範囲をより大きく取ることができるので効率が高い。
【0111】
第4の発明または第16の発明によれば、管路を照射する光照射部を設けて、管路の状態をより明瞭かつ確実に測定することができるようにした。
【0112】
第5の発明によれば、管路、圧力調節部、圧力測定部、光学測定部および昇降部は伴って移動可能であるので、前記管路に対して常に間近で測定することができるので測定の信頼性が高い。また、多数の容器について処理を行うことができる。移動部の機構も基板上に設ければ、昇降移動可能な管路を除いて、各種構成部品は、基板上に設けているので、作業領域を広くとれ作業効率が高い。
【0113】
第6の発明または第17の発明によれば、前記容器配置領域に配置した容器に付された識別子を読み取って、配置データを得る容器配置確認部を設けている。したがって、単に、容器配置の位置座標のみで制御を行うのではなく、容器の種類または容器に収容されている物質についてまで認識されるので、信頼性の高い自動化処理を行うことができるとともに、容器の配置の誤りによる誤処理を排除して、信頼性を高めることができる。
【0114】
第7の発明または第18の発明によれば、正常圧力パターンおよび正常光学パターンとの比較結果を、判定結果として得るので、判定が容易であり、また確実である。
【0115】
第8の発明によれば、昇降経路の所定位置に磁力作業領域を設けることによって、管路の昇降動作と、磁力部の移動動作のみによって前記管路内に容易に磁力を及ぼすことができるので多様な処理を効率的かつ迅速に行うことができる。
【0116】
第9の発明または第19の発明によれば、各容器に蒸発防止用のシール状の蓋を設けた場合には、前記管路を用いることなく、専用の穿孔用ピンで穿孔を行うことができるので、管路の先端を損傷することなく、穿孔を行うことができる。
【0117】
第10の発明によれば、ノズルに、2種類以上の径の異なる管路を装着可能とするようにしているので、処理で扱う液量に応じた管路を選択することができる。したがって、多様な処理を行うことができるので、汎用性がある。
【0118】
第11の発明によれば、前記容器配置領域の容器の一部に管路を収容可能とすることによって、管路を前記ノズルの昇降移動および水平移動のみで装着することができるので、処理の自動化に適し、人手を介することなく、種々の処理を一貫して、効率良くかつ迅速に行うことができる。
【0119】
第12の発明または第20の発明によれば、前記配置確認部から得た配置データに基づいて、前記監視結果として、前記判定結果を該当する容器データとも結びつけることができるので、より信頼性の高い監視を行うことができる。
【0120】
第13の発明によれば、容器配置領域に配置されるべき容器を、複数列の液収容部列群を束ねて、分解可能に組み立てられたものである。したがって、該液収容部内に予め試薬等が収容されているかどうかの確認を容器を分解することによって、側方からでも容易に行うことができる。したがって、自動化に適した信頼性の高い処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る監視機能付分注装置の全体ブロック図
【図2】本発明の実施の形態に係る監視機能付分注装置の機構部の斜視図
【図3】図2に示す監視機能付分注装置の機構部の一部(分注ユニット)の拡大斜視図
【図4】図3に示す分注ユニットの側面図
【図5】図4に示す分注ユニットのAA線視断面図および底面図
【図6】図2に示す監視機能付分注装置の機構部の平面図
【図7】図2に示す監視機能付分注装置の機構部の一部(容器群)の拡大斜視図
【図8】図7に示す容器群の分解斜視図
【図9】本発明の実施の形態に係る分注装置の監視方法の流れ図
【符号の説明】
1…機構部
2…分注ユニット
2a…管路
2b…圧力調節部
2c…昇降部
2d…圧力測定部
2e…光学測定部
2f…配置確認部
2g…磁力部
3…移動部
4…制御部
7…監視部
9…容器配置領域
10…監視機能付分注装置
13…枠体
14…基板
15…支持体
16…Z軸スライダ(2c)
17…ピペットチップ(2a)
18…ノズル(2b)
19…シリンダ(2b)
20…プランジャ(2b)
23…圧力センサ(2d)
24…P軸スライダ(2b)
29…Z軸ボールネジ(2c)
36…CCDカメラ(2e)
40…ミラー(2e)
44…バーコードリーダ(2f)

Claims (20)

  1. 透光性または半透光性の1以上の管路と、該管路内の圧力を各々調節して該管路に対する流体の吸引、吐出を行わせる1以上の圧力調節部と、前記管路を、その下方に設けられ容器が配置された容器配置領域の容器に対して挿抜可能となるように昇降可能とする昇降部と、前記圧力調節部への動作指示があった場合に、前記各管路内の圧力を測定する圧力測定部と、圧力調節部への動作指示を含む動作指示に基づく各動作が完了した場合に、前記容器配置領域の上方において前記管路の状態を光学的に測定する光学測定部と、前記動作指示ならびに該圧力測定部および該光学測定部の測定結果に基づいて、該管路の状態を判定し、その判定結果を各管路および前記各動作指示と結びつけた監視結果を得る監視部とを有する監視機能付分注装置。
  2. 前記光学測定部は、前記複数の管路を一度に撮像する撮像部を有する請求項1に記載の監視機能付分注装置。
  3. 前記撮像部のレンズの光軸は管路の軸方向に沿い、前記光学測定部は、さらに、前記管路から入射する光を反射して前記撮像部のレンズに向かわせる反射部を有する請求項1または請求項2のいずれかに記載の監視機能付分注装置。
  4. 前記光学測定部は、さらに前記容器配置領域の上方で前記管路に対して光を照射可能な光照射部を有する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の監視機能付分注装置。
  5. 前記管路、圧力調節部、圧力測定部、光学測定部および昇降部は基板上に設けられ、該基板の下方に設けた前記容器配置領域に対して、該基板を相対的に移動可能とする移動部を有し、前記管路は、前記容器配置領域に設けた1以上の容器内に、その先端が各々挿抜可能となるように、該基板を越えて昇降移動可能に設けられた請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の監視機能付分注装置。
  6. 前記容器配置領域に配置した容器に付された識別子を読み取って、該容器配置領域における容器の種類および配置を示す配置データを得る容器配置確認部を有する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の監視機能付分注装置。
  7. 前記監視部は、前記圧力調節部に対する動作指示に基づく予め得たデータまたは実験に基づいて正常圧力パターンおよび正常光学パターンを決定し、該正常圧力パターンまたは正常光学パターンとの比較を行いその比較結果を、判定結果として、該当する動作指示およびノズルまたは管路に関するデータとを結びつける請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の監視機能付分注装置。
  8. 前記監視機能付分注装置は、さらに、前記管路の前記昇降経路の所定位置に磁力作業領域を設け、該磁力作業領域に対し移動可能に設けられ該磁力作業領域に位置した該管路内に磁力を及ぼしかつ除去することが可能な磁力部を有する請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の監視機能付分注装置。
  9. 前記ノズルに並行に穿孔用ピンが設けられた請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の監視機能付分注装置。
  10. 前記管路は、前記圧力調節部のノズルに装着可能に設けられた請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の監視機能付分注装置。
  11. 前記容器配置領域に設置した容器の一部は、前記ノズルに装着可能な管路を、前記ノズルに装着可能となるような状態で収容した請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の監視機能付分注装置。
  12. 前記監視部は、前記配置確認部から得た、前記容器配置領域における容器の配置データに基づいて、前記監視結果として、前記判定結果を該当する容器とも結びつけた請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の監視機能付分注装置。
  13. 前記容器配置領域に配置されるべき容器は、前記管路の挿抜が可能な略マトリクス状に配置した複数の液収容部からなり、該容器は、複数列の液収容部列群を束ねて形成された請求項1に記載の監視機能付分注装置。
  14. 透光性または半透光性をもつ1以上の管路と、該管路内の圧力を各々調節して該管路に対する流体の吸引、吐出を行わせる1以上の圧力調節部と、前記管路を、その下方に設けられ容器が配置された容器配置領域の容器に対して挿抜可能となるように昇降可能とする昇降部とを有する分注装置において、前記圧力調節部に対する動作指示があると、前記各管路内の圧力を測定する圧力測定工程と、前記圧力調節部への動作指示を含む動作指示に基づく各動作が完了した場合には、前記容器配置領域の上方において前記管路の状態を光学的に測定する光学測定工程と、前記動作指示および前記測定結果に基づいて該管路の状態を判定し、その判定結果を各管路および各動作指示と結びつけた監視結果を得る監視工程とを有する分注装置の監視方法。
  15. 前記光学測定工程は、前記複数の管路を一度に撮像することによって行う請求項14に記載の分注装置の監視方法。
  16. 前記光学測定工程は、前記容器配置領域の上方で前記管路に対して光を照射して測定を行う請求項14または請求項15のいずれかに記載の分注装置の監視方法。
  17. 前記容器配置領域に配置した容器に付された識別子を読み取って、前記容器配置領域における容器の種類および配置を示す配置データを得る配置確認工程を有する分注装置の監視方法。
  18. 前記監視工程は、前記圧力調節部に対する動作指示に基づく予め得たデータまたは実験に基づいて正常圧力パターンおよび正常光学パターンを決定し、該正常圧力パターンまたは正常光学パターンからのずれがあるか否かの判定結果を、該当する動作指示および管路に関するデータとを結びつける監視工程を有する請求項14ないし請求項17のいずれかに記載の分注装置の監視方法。
  19. 前記配置確認工程の後、ノズルに管路装着前に、該ノズルの軸方向に並行に設けた穿孔用ピンにより、各容器に設けられた蓋を穿孔する工程を有する請求項14ないし請求項18のいずれかに記載の分注装置の監視方法。
  20. 前記監視工程は、前記配置確認工程から得た、前記容器配置領域における容器の配置データに基づいて、前記監視結果として、前記判定結果を該当する容器とも結びつけた請求項14ないし請求項19のいずれかに記載の分注装置の監視方法。
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