JP2004263617A - ディーゼル機関及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シリンダ部10を有すると共に燃料噴射系11及び排気動弁系12のうち少なくとも一方を駆動するための共用油圧源13A及び増圧部13Bを有するディーゼル機関において、増圧部13Bにおけるシリンダ毎の増圧ピストンリフト信号に基づき、各シリンダの燃料噴射系11に係る電磁弁の駆動時間を調整する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディーゼル機関及びその制御方法に係り、特に、電子制御化したディーゼル機関及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼル機関では、各シリンダ間の燃料噴射量のばらつきを抑えることは、信頼性の確保の面から重要な事項となる。
【0003】
しかし、電子制御化したディーゼル機関においては、カム式のディーゼル機関と異なって電磁弁を使って燃料噴射を行うため電磁弁の応答性変化によって、日替わりで噴射量が変化することがあり得る。また、負荷毎に特性が異なるため、全負荷帯において燃料噴射量のばらつきを人手によって低減することは困難である。
【0004】
また、電子制御化したディーゼル機関において噴射時期の補正を行う方法が知られている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−210172号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した特許文献1で示された方法は、噴射ノズル等の老朽化等により発生する噴射時期のズレを補償するものであって、日替わり及び/又は負荷に応じた燃料噴射量のばらつきの抑制には対応でき無い場合が想定される。
【0007】
本発明の目的は、日替わり及び/又は負荷に応じた燃料噴射量のばらつきを抑制し得るディーゼル機関及びその制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため発明者は、先ず、日替わりでまたは負荷に応じて燃料噴射量のばらつきが発生する要因を探求した。
【0009】
かかる問題は、船舶等の大型ディーゼル機関において散見されることから、この種の船舶等の大型ディーゼル機関に備わり、燃料噴射系及び排気動弁系のうち少なくとも一方を駆動する油圧駆動手段、例えば増圧ピストン方式の燃料噴射システムについて検討を行った。
【0010】
検討により、電磁弁を規定通りに電子制御を行ったとしても上記の油圧駆動手段の動作遅れ等が原因で、電磁弁の応答性変化によって日替わりで噴射量が変化し、また負荷によって燃料噴射量のばらつきが発生していることを突き詰めた。
【0011】
そこで、本発明においては、シリンダ毎の燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視し、該監視出力に応じて各シリンダの燃料噴射系に係る電磁弁の駆動時間を調整することで、電磁弁の応答性変化及び負荷によって燃料噴射量のばらつきをうち消すことを可能とした。
【0012】
また本発明においては、例えば、油圧駆動手段における増圧ピストンリフトの動作に係る信号を検出することにより、燃料噴射系に係る電磁弁の動作を監視するものとしている。またエンジン状態量としては、排気温度、シリンダ冷却水出口温度、ピストン冷却油出口温度などの燃料噴射量の変化により状態量が変わるものが想定され、これらの一又はその組合せに係る信号を、増圧ピストンリフトの動作に係る信号に代えて監視出力として用いることができる。
【0013】
具体的な制御形態として、監視出力を一定周期でサンプリングし、電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出すると共に全シリンダのサンプリング値の合計が揃うようにサンプリング値の合計の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行って電磁弁の駆動時間を調整する手法を採用することにより、燃料噴射量のシリンダ間のばらつきを抑えることが可能となる。
【0014】
また別の制御形態として、監視出力を一定周期でサンプリングすると共にピーク値を読み込み電磁弁の駆動期間中の増圧ピストンリフトの変化傾向のテンプレートを使ってより早い周期でサンプリングしたサンプリング値の合計を推定し、全シリンダのサンプリング値の合計推定値が揃うように、サンプリング値の合計推定値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計推定値を制御量とする比例積分制御演算を行って前記電磁弁の駆動時間を調整する手法を採用することにより、高速なサンプリング(0.1ms程度)を用いることなく、燃料噴射量のシリンダ間のばらつきを抑えることが可能となる。
【0015】
さらに別の制御形態として、監視出力のピーク値を読み込み全シリンダのピーク値が揃うように、ピーク値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのピーク値を制御量とする比例積分制御演算を行って電磁弁の駆動時間を調整する手法を採用することにより、先の例よりも更に遅いサンプリングしかできない場合であっても、ピークホールド回路を追加することによって燃料噴射量のばらつきを抑えることが可能となる。
【0016】
上述の制御形態はピストン毎の燃料噴射量のばらつきを揃えるものであったが、たとえ燃料噴射量のばらつきを揃えたとしても、ピストン毎のエンジン排気温度のばらつきが発生する場合があり得るため、監視出力を一定周期でサンプリングし燃料噴射系に係る電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出し、シリンダ毎の特性に応じて決定した目標値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行って、電磁弁の駆動時間を調整することにより、エンジン排気温度のばらつきを抑制可能とした。
【0017】
同様に燃料噴射量のばらつきを揃えたとしても、ピストン毎のエンジン排気温度のばらつきが発生する場合があり得るため、監視出力を一定周期でサンプリングすると共にピーク値を読み込み燃料噴射系に係る電磁弁の駆動期間中の増圧ピストンリフトの変化傾向のテンプレートを使ってより早い周期でサンプリングしたサンプリング値の合計を推定し、シリンダ毎の特性に応じて決定した目標値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計推定値を制御量とする比例積分制御演算を行って、前記電磁弁の駆動時間を調整することにより、エンジン排気温度のばらつきを抑制可能とした。
【0018】
同様に燃料噴射量のばらつきを揃えたとしても、ピストン毎のエンジン排気温度のばらつきが発生する場合があり得るため、監視出力のピーク値を読み込み、シリンダ毎の特性に応じて決定した目標値を設定値とし且つ各シリンダのピーク値を制御量とする比例積分制御演算を行って前記燃料噴射系に係る電磁弁の駆動時間を調整することにより、エンジン排気温度のばらつきを抑制可能とした。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、図面を参照して本発明によるディーゼル機関の第1実施形態を説明する。
【0020】
図1に示すように、本実施形態は、電子制御される電磁弁を使って燃料噴射を行うディーゼル機関に適用されるものであり、複数のシリンダを有するシリンダ部10に燃料噴射系11及び排気動弁系12が設けられると共に、電子制御化された大型機関に特有の油圧駆動手段を有する。この手段は、例えば、共用油圧源13A及び増圧部13Bを備え、増圧部13Bの図示しない増圧ピストンを共用油圧源13Aにより駆動することにより、燃料噴射の効率化及び排気動弁の高信頼性等を達成するようにしている。
【0021】
本実施形態では、増圧部13Bに備わる増圧ピストンリフトの動作に係る信号を検出する監視部14を設け、該監視部14による監視出力に応じて各シリンダの燃料噴射系11に係る電磁弁の駆動時間を、調整部15により調整する構成としている。
【0022】
ここに、調整部15は、図2に示すように、増圧ピストンリフトの動作に係る信号を所定周期でサンプリングするサンプリング回路15Aと、電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出する算出回路15Bと、全シリンダのサンプリング値の合計が揃うようにサンプリング値の合計の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行うPI(比例積分制御)演算回路15Cと、このPI(比例積分制御)演算回路15Cの出力に基づき電磁弁の駆動時間を調整する調整回路15Dとからなる。この調整回路15Dにより、図2に示す電磁弁駆動信号が与えられる。
【0023】
以上の構成に先立ち発明者は、日替わりでまたは負荷に応じて燃料噴射量のばらつきが発生する要因は、船舶等の大型ディーゼル機関において散見されることから、この種の船舶等の大型ディーゼル機関に備わり、燃料噴射系及び排気動弁系のうち少なくとも一方を駆動する油圧駆動手段、例えば増圧ピストン方式の燃料噴射システムについて検討を行った。検討によれば、電磁弁を規定通りに電子制御を行ったとしても上記の油圧駆動手段の動作遅れ等が原因で、電磁弁の応答性変化によって日替わりで噴射量が変化し、また負荷によって燃料噴射量のばらつきが発生していることが分かった。
【0024】
そこで、本実施形態においては、シリンダ毎の増圧ピストンリフトの動作に係る信号を一定周期でサンプリングし、電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出すると共に全シリンダのサンプリング値の合計が揃うようにサンプリング値の合計の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行って前記電磁弁の駆動時間を調整することで、燃料噴射量のシリンダ間のばらつきを抑えることが可能となる。
【0025】
上記において、監視部15は、ハードウェアを想定した構成としたが、コンピュータ等により実施されるソフトウェア、プログラム等でも実現可能である。図3は、監視部15の機能をソフトウェア、プログラム等で実現するフロー図であり、増圧ピストンリフトの動作に係る信号を所定周期でサンプリングするステップS1と、電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出するステップS2と、全シリンダのサンプリング値の合計が揃うようにサンプリング値の合計の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行うステップS3と、このPI出力に基づき電磁弁の駆動時間を調整するステップS4とからなる。
【0026】
(第2実施形態)
次に、図1〜図3と同一部分には同一符号を付した図4〜図6を参照して本発明の第2実施形態のディーゼル機関について説明する。
【0027】
図4に示すように、本実施形態では、第1実施形態と同様に増圧部13Bに備わる増圧ピストンリフトの動作に係る信号を検出する監視部14を設け、該監視部14による監視出力に応じて各シリンダの燃料噴射系11に係る電磁弁の駆動時間を、調整部16により調整する構成としている。
【0028】
ここに、調整部16は、図5に示すように、増圧ピストンリフトの動作に係る信号を所定周期でサンプリングするサンプリング回路16Aと、増圧ピストンリフトの動作に係る信号のピーク値を読み込むピークホールド回路16Bと、電磁弁の駆動期間中の増圧ピストンリフトの変化傾向の複数のテンプレートを保持するテーンプレート保持回路16Cと、増圧ピストンリフト信号に基づくサンプリングデータとピーク値とにより、テーンプレート保持回路16Cから図5に示すように一のテンプレートを呼び出し、該テンプレートを用いてより早い周期でサンプリングしたサンプリング値の合計を推定する推定回路16Dと、全シリンダのサンプリング値の合計推定値が揃うようにサンプリング値の合計推定値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計推定値を制御量とする比例積分制御演算を行うPI(比例積分制御)演算回路16Eと、このPI(比例積分制御)演算回路16Eの出力に基づき電磁弁の駆動時間を調整する調整回路16Fとからなる。この調整回路16Fにより、図5に示す電磁弁駆動信号が与えられる。
【0029】
本実施形態においては、シリンダ毎の増圧ピストンリフトの動作に係る信号を一定周期でサンプリングし、電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出すると共に全シリンダのサンプリング値の合計が揃うようにサンプリング値の合計の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行って前記電磁弁の駆動時間を調整することで、燃料噴射量のシリンダ間のばらつきを抑えることが可能となる。この場合、高速なサンプリング(0.1ms程度)を用いることなく、燃料噴射量のシリンダ間のばらつきを抑えることが可能となる。
【0030】
上記において、監視部16は、ハードウェアを想定した構成としたが、コンピュータ等により実施されるソフトウェア、プログラム等でも実現可能である。図6は、監視部16の機能をソフトウェア、プログラム等で実現するフロー図であり、増圧ピストンリフトの動作に係る信号を所定周期でサンプリングすると共にピーク値を読み込むステップT1と、このサンプリング値とピーク値とにより電磁弁の駆動期間中の増圧ピストンリフトの変化傾向のテンプレートを使ってより早い周期でサンプリングしたサンプリング値の合計を推定するステップT2と、全シリンダのサンプリング値の合計推定値が揃うように、サンプリング値の合計推定値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計推定値を制御量とする比例積分制御演算を行うステップT3と、このPI出力に基づき電磁弁の駆動時間を調整するステップT4とからなる。
【0031】
(第3実施形態)
次に、図1〜図6と同一部分には同一符号を付した図7〜図9を参照して本発明の第3実施形態のディーゼル機関について説明する。
【0032】
図7に示すように、本実施形態では、第1,2実施形態と同様に増圧部13Bに備わる増圧ピストンリフトの動作に係る信号を検出する監視部14を設け、該監視部14による監視出力に応じて各シリンダの燃料噴射系11に係る電磁弁の駆動時間を、調整部16により調整する構成としている。
【0033】
ここに、調整部17は、図7に示すように、増圧ピストンリフトの動作に係る信号のピーク値を得るピークホールド回路17Aと、ピークホールド回路17Aからピーク値を読み込み全シリンダのピーク値が揃うように、ピーク値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのピーク値を制御量とする比例積分制御演算を行うPI(比例積分制御)演算回路17Bと、このPI(比例積分制御)演算回路17Bの出力に基づき電磁弁の駆動時間を調整する調整回路17Cとからなる。この調整回路17Cにより、図8に示す電磁弁駆動信号が与えられる。
【0034】
本実施形態においては、シリンダ毎の増圧ピストンリフトの動作に係る信号のピーク値を読み込み全シリンダのピーク値が揃うように、ピーク値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのピーク値を制御量とする比例積分制御演算を行って前記電磁弁の駆動時間を調整することで、燃料噴射量のシリンダ間のばらつきを抑えることが可能となる。この場合、高速なサンプリング(0.1ms程度)を用いることなく、先の例よりも更に遅いサンプリングしかできない場合であっても、ピークホールド回路を追加することによって燃料噴射量のばらつきを抑えることが可能となる。
【0035】
上記において、監視部17は、ハードウェアを想定した構成としたが、コンピュータ等により実施されるソフトウェア、プログラム等でも実現可能である。図9は、監視部17の機能をソフトウェア、プログラム等で実現するフロー図であり、シリンダ毎の増圧ピストンリフトの動作に係る信号のピーク値を読み込むステップU1と、このピーク値により全シリンダのピーク値が揃うように、ピーク値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのピーク値を制御量とする比例積分制御演算を行うステップU2と、このPI出力に基づき電磁弁の駆動時間を調整するステップU3とからなる。
【0036】
(第4実施形態)
次に、図1〜図9と同一部分には同一符号を付した図10を参照して本発明の第4実施形態のディーゼル機関について説明する。
【0037】
図10に示すように、本実施形態では、第1,2実施形態と同様に増圧部13Bに備わる増圧ピストンリフトの動作に係る信号と、シリンダ部10の動作に係る信号とを検出する監視部18を設け、該監視部18による監視出力に応じて各シリンダの燃料噴射系11に係る電磁弁の駆動時間を、調整部19により調整する構成としている。シリンダ部10の動作に係る信号としては、排気温度、シリンダ冷却水出口温度、ピストン冷却油出口温度などの燃料噴射量の変化により状態量が変わるエンジン状態量が想定される。
【0038】
この場合、調整部19においては、監視出力を一定周期でサンプリングし、電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出すると共に全シリンダのサンプリング値の合計が揃うようにサンプリング値の合計の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行って前記電磁弁の駆動時間を調整する手法、監視出力を一定周期でサンプリングすると共にピーク値を読み込み電磁弁の駆動期間中の増圧ピストンリフトの変化傾向のテンプレートを使ってより早い周期でサンプリングしたサンプリング値の合計を推定し、全シリンダのサンプリング値の合計推定値が揃うように、サンプリング値の合計推定値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計推定値を制御量とする比例積分制御演算を行って電磁弁の駆動時間を調整する手法又は監視出力のピーク値を読み込み全シリンダのピーク値が揃うように、ピーク値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのピーク値を制御量とする比例積分制御演算を行って電磁弁の駆動時間を調整する手法の一を採用することができる。
【0039】
(第5実施形態)
次に、図1〜図10と同一部分には同一符号を付した図11を参照して本発明の第5実施形態のディーゼル機関について説明する。
【0040】
図11に示すように、本実施形態では、第4実施形態と同様にシリンダ部10の動作に係る信号を検出する監視部20を設け、該監視部20による監視出力に応じて各シリンダの燃料噴射系11に係る電磁弁の駆動時間を、調整部21により調整する構成としている。シリンダ部10の動作に係る信号としては、排気温度、シリンダ冷却水出口温度、ピストン冷却油出口温度などの燃料噴射量の変化により状態量が変わるエンジン状態量が想定される。
【0041】
この場合、調整部21においては、監視出力を一定周期でサンプリングし、電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出すると共に全シリンダのサンプリング値の合計が揃うようにサンプリング値の合計の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行って前記電磁弁の駆動時間を調整する手法、監視出力を一定周期でサンプリングすると共にピーク値を読み込み電磁弁の駆動期間中の増圧ピストンリフトの変化傾向のテンプレートを使ってより早い周期でサンプリングしたサンプリング値の合計を推定し、全シリンダのサンプリング値の合計推定値が揃うように、サンプリング値の合計推定値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計推定値を制御量とする比例積分制御演算を行って電磁弁の駆動時間を調整する手法又は監視出力のピーク値を読み込み全シリンダのピーク値が揃うように、ピーク値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのピーク値を制御量とする比例積分制御演算を行って電磁弁の駆動時間を調整する手法の一を採用することができる。
【0042】
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されない。
【0043】
例えば、第1乃至第3実施形態の調整部を組み合わせて比例積分制御演算を行って電磁弁の駆動時間を調整する構成も可能である。
【0044】
また、上述の制御により燃料噴射量のばらつきを揃えた場合でも、エンジン排気温度のばらつきが発生する場合があり得る。かかる場合に、本発明では次のような制御態様を採用することができる。
【0045】
すなちわ、ディーゼル機関が複数のシリンダを有すると共に燃料噴射系を駆動するための油圧駆動手段を有するものである場合、前記油圧駆動手段におけるシリンダ毎の前記燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視し、この監視出力を一定周期でサンプリングし、前記燃料噴射系に係る電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出し、シリンダ毎の特性に応じて決定した目標値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行って、前記電磁弁の駆動時間を調整する。
【0046】
また、油圧駆動手段におけるシリンダ毎の燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視し、この監視出力を一定周期でサンプリングすると共にピーク値を読み込み前記燃料噴射系に係る電磁弁の駆動期間中の増圧ピストンリフトの変化傾向のテンプレートを使ってより早い周期でサンプリングしたサンプリング値の合計を推定し、シリンダ毎の特性に応じて決定した目標値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計推定値を制御量とする比例積分制御演算を行って、前記電磁弁の駆動時間を調整する。
【0047】
さらに、油圧駆動手段におけるシリンダ毎の燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視し、この監視出力のピーク値を読み込み、シリンダ毎の特性に応じて決定した目標値を設定値とし且つ各シリンダのピーク値を制御量とする比例積分制御演算を行って前記燃料噴射系に係る電磁弁の駆動時間を調整する。
【0048】
これらの比例積分制御により、エンジン排気温度のばらつきの発生を抑制することが可能となる。
【0049】
また上述した実施形態では、サンプリング値又はピーク値による比例積分制御演算を行って電磁弁の駆動時間を調整するようにしたが、他のフィードバック制御を採用することができる。
【0050】
さらに、比例積分制御演算に代えて、電磁弁の駆動時間を調整した補正データを保持したテーブルを用意し、監視出力に応じてテーブルから補正データを呼び出して電磁弁の駆動時間を調整する手法も採用することができる。なお、負荷変動に関しては、低負荷時と高負荷時とで、燃料噴射量の変化の程度が増減することが発明者により検証されており、かかる場合は、低負荷時と高負荷時とで補正データを異ならせることで、最適な燃料噴射量を確保することが可能となる。
【0051】
また、油圧駆動手段として、共用油圧源13Aにより燃料噴射系11及び排気動弁系12の双方を駆動する例を説明したが、燃料噴射系11又は排気動弁系12のいずれかを駆動する油圧源を備えた油圧駆動手段を有するディーゼル機関にも本発明は適用される。この場合、監視部は、増圧ピストンリフトの動作に係る信号に代えて、電磁弁の駆動期間中に時間的に変化する他の信号を取り込み、上述と同様の制御を行うものとする。この電磁弁の駆動期間中に時間的に変化する他の信号として、シリンダ部の動作に係るエンジン状態量がある。このエンジン状態量としては、排気温度、シリンダ冷却水出口温度、ピストン冷却油出口温度などの燃料噴射量の変化により状態量が変わるものが想定され、これらの一又はその組合せに係る信号を、増圧ピストンリフトの動作に係る信号に代えて監視出力として用いることができる。
【0052】
上述した制御態様は、リアルタイム制御、特定時例えば始動時のみの制御等、時間時期を限定するものではない。
【0053】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、シリンダ毎の燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視し、該監視出力に応じて各シリンダの燃料噴射系に係る電磁弁の駆動時間を調整することで、電磁弁の応答性変化及び負荷によって燃料噴射量のばらつきをうち消すことが可能なディーゼル機関及びその制御方法を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディーゼル機関の第1実施形態の構成を示す図。
【図2】同実施形態の作用を説明する図。
【図3】同実施形態に対応するディーゼル機関の制御方法を示すフロー図。
【図4】本発明によるディーゼル機関の第2実施形態の構成を示す図。
【図5】同実施形態の作用を説明する図。
【図6】同実施形態に対応するディーゼル機関の制御方法を示すフロー図。
【図7】本発明によるディーゼル機関の第3実施形態の構成を示す図。
【図8】同実施形態の作用を説明する図。
【図9】同実施形態に対応するディーゼル機関の制御方法を示すフロー図。
【図10】本発明によるディーゼル機関の第4実施形態の構成を示す図。
【図11】本発明によるディーゼル機関の第5実施形態の構成を示す図。
【符号の説明】
10…シリンダ部、11…燃料噴射系、12…排気動弁系、13A…共用油圧源、13B…増圧部、14,18,20…監視部、15…調整部、15A…サンプリング回路、15B…算出回路、15C…PI演算回路、15D…調整回路、16…調整部、16A…サンプリング回路、16B…ピークホールド回路、16C…テンプレート保持回路、16D…推定回路、16E…PI演算回路、16F…調整回路、17…調整部、17A…ピークホールド回路、17B…PI演算回路、17C…調整回路、18,20…監視部、19,21…調整部。
Claims (13)
- 電子制御される電磁弁を使って燃料噴射を行うディーゼル機関において、
シリンダ毎の燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視する監視手段と、
この監視手段による監視出力に応じて各シリンダの前記燃料噴射系に係る電磁弁の駆動時間を調整する調整手段と
を具備することを特徴とするディーゼル機関。 - 前記燃料噴射系を駆動するための油圧駆動手段を有することを特徴とする請求項1記載のディーゼル機関。
- 前記監視手段は、前記油圧駆動手段における増圧ピストンリフトの動作に係る信号を検出する手段を具備することを特徴とする請求項2記載のディーゼル機関。
- 前記調整手段は、前記監視出力を一定周期でサンプリングし、前記電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出すると共に全シリンダのサンプリング値の合計が揃うようにサンプリング値の合計の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行って前記電磁弁の駆動時間を調整する手段を具備することを特徴とする請求項1又は2記載のディーゼル機関。
- 前記調整手段は、前記監視出力を一定周期でサンプリングすると共にピーク値を読み込み前記電磁弁の駆動期間中の増圧ピストンリフトの変化傾向のテンプレートを使ってより早い周期でサンプリングしたサンプリング値の合計を推定し、全シリンダのサンプリング値の合計推定値が揃うように、サンプリング値の合計推定値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計推定値を制御量とする比例積分制御演算を行って前記電磁弁の駆動時間を調整する手段を具備することを特徴とする請求項1又は2記載のディーゼル機関。
- 前記調整手段は、前記監視出力のピーク値を読み込み前記全シリンダのピーク値が揃うように、ピーク値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのピーク値を制御量とする比例積分制御演算を行って前記電磁弁の駆動時間を調整する手段を具備することを特徴とする請求項1又は2記載のディーゼル機関。
- 複数のシリンダを有すると共に燃料噴射系を駆動するための油圧駆動手段を有するディーゼル機関の制御方法において、
前記油圧駆動手段におけるシリンダ毎の前記燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視し、
この監視出力を一定周期でサンプリングし、前記燃料噴射系に係る電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出し、全シリンダのサンプリング値の合計が揃うようにサンプリング値の合計の平均値を設定とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行って、前記電磁弁の駆動時間を調整することを特徴とするディーゼル機関の制御方法。 - 複数のシリンダを有すると共に燃料噴射系を駆動するための油圧駆動手段を有するディーゼル機関の制御方法において、
前記油圧駆動手段におけるシリンダ毎の前記燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視し、
この監視出力を一定周期でサンプリングすると共にピーク値を読み込み前記燃料噴射系に係る電磁弁の駆動期間中の増圧ピストンリフトの変化傾向のテンプレートを使ってより早い周期でサンプリングしたサンプリング値の合計を推定し、全シリンダのサンプリング値の合計推定値が揃うようにサンプリング値の合計推定値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計推定値を制御量とする比例積分制御演算を行って、前記電磁弁の駆動時間を調整することを特徴とするディーゼル機関の制御方法。 - 複数のシリンダを有すると共に燃料噴射系を駆動するための油圧駆動手段を有するディーゼル機関の制御方法において、
前記油圧駆動手段におけるシリンダ毎の前記燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視し、この監視出力のピーク値を読み込み、全シリンダのピーク値が揃うように当該ピーク値の平均値を設定値とし且つ各シリンダのピーク値を制御量とする比例積分制御演算を行って前記燃料噴射系に係る電磁弁の駆動時間を調整することを特徴とするディーゼル機関の制御方法。 - 前記監視出力は、前記油圧駆動手段における増圧ピストンリフトの動作に係る信号であることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項記載のディーゼル機関の制御方法。
- 複数のシリンダを有すると共に燃料噴射系を駆動するための油圧駆動手段を有するディーゼル機関の制御方法において、
前記油圧駆動手段におけるシリンダ毎の前記燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視し、
この監視出力を一定周期でサンプリングし、前記燃料噴射系に係る電磁弁の駆動期間中のサンプリング値の合計を算出し、シリンダ毎の特性に応じて決定した目標値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計を制御量とする比例積分制御演算を行って、前記電磁弁の駆動時間を調整することを特徴とするディーゼル機関の制御方法。 - 複数のシリンダを有すると共に燃料噴射系を駆動するための油圧駆動手段を有するディーゼル機関の制御方法において、
前記油圧駆動手段におけるシリンダ毎の前記燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視し、
この監視出力を一定周期でサンプリングすると共にピーク値を読み込み前記燃料噴射系に係る電磁弁の駆動期間中の増圧ピストンリフトの変化傾向のテンプレートを使ってより早い周期でサンプリングしたサンプリング値の合計を推定し、シリンダ毎の特性に応じて決定した目標値を設定値とし且つ各シリンダのサンプリング値の合計推定値を制御量とする比例積分制御演算を行って、前記電磁弁の駆動時間を調整することを特徴とするディーゼル機関の制御方法。 - 複数のシリンダを有すると共に燃料噴射系を駆動するための油圧駆動手段を有するディーゼル機関の制御方法において、
前記油圧駆動手段におけるシリンダ毎の前記燃料噴射系及びエンジン状態量のうち少なくとも一方の動作を監視し、この監視出力のピーク値を読み込み、シリンダ毎の特性に応じて決定した目標値を設定値とし且つ各シリンダのピーク値を制御量とする比例積分制御演算を行って前記燃料噴射系に係る電磁弁の駆動時間を調整することを特徴とするディーゼル機関の制御方法。
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