JP2004263482A - 室内用防犯ブラインド格子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】室内用防犯ブラインド格子Aは、スライド格子1と、回動格子8を組合わせるもので、建物の開口部Bを開閉するガラス障子G等の開閉装置に対し、その室内側であって、その開口幅W内に、スライド格子1と回動格子8を略同一平面を形成するように配置している。前記回動格子8に施錠装置としてのクレセント本体90を、スライド格子1にクレセント受け91を取付け、施錠できるようにしている。前記回動格子8は、回動手段としてのヒンジ等により、室内側に内開き可能になっており、前記ガラス障子GのクレセントG1等を臨ませることができる。この段階で、前記スライド格子1は滑動部材110により左右方向に走行可能になっている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物の開口部の室内側に配置される室内用防犯ブラインド格子に関する。
【0002】
【従来の技術】
空き巣、居直り強盗等、社会不安を引き起こす犯罪の発生件数が高水準で推移している。
空き巣の家屋侵入の手口には、ピッキング等で玄関から侵入する場合の他、窓ガラスを割って、クレセント等を開錠して侵入する場合も多い。段上への足場があれば、2階等のベランダからも室内に侵入してくるケースもある。
この「ガラス破り」の対策として、住宅のユーティリティ部分(キッチン、洗面、脱衣、トイレ、浴室)の窓部の場合には、従来からその窓に外格子を取付けている。
【0003】
しかし、外格子では、火災等の非常時に室内から室外側に脱出できない構造となっている。
また、ユーティリティ部分の窓部の近辺の室内側には、小物置きスペースや棚等があり、外格子以外に防犯対策を施す余地は無かった。
【0004】
サッシメーカとしての出願人は、その独自の技術を用いて、窓の、特にユーティリティ部分の窓部の防犯機能を徹底的に高めることができる製品を社会に提供するため、従来から自社で開発している開口部外装装置に着目した。この開口部外装装置は、防風、防雨、防犯、プライバシーの保護の機能を保持させつつ、通風性、採光性を発揮できる構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2002−256776(図1、図9)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本願では、前記開口部外装装置が持つ防犯機能やプライバシーの保護機能を重点的に追求しつつ、通風性、採光性を確保できる室内用防犯ブラインド格子を提供すること、特に、ユーティリティ部分の窓部についても、その近辺のスペースを犠牲にすることなく、また火災等の非常時に室内から室外側に脱出できる構造の室内用防犯ブラインド格子を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、枠体に開閉可能に配置されている少なくとも1組の複数のスラットと枠体のスライド手段を備えた第1のブラインド格子と、枠体に開閉可能に配置されている少なくとも1組の複数のスラットと枠体の回動手段を備えた第2のブラインド格子とを組合わせ、これら第1、第2のブラインド格子を、建物開口部の開閉装置の室内側に、且つ、各ブラインド格子の枠体側面が略当接するように配置すると共に、前記第2のブラインド格子を第1のブラインド格子に対して施錠可能に、その施錠を解いて第2のブラインド格子を室内側に回動させた場合に開閉装置の施錠装置を開錠可能に、且つ、前記第1のブラインド格子をスライド可能に前記開口部に取付けたことを特徴とする室内用防犯ブラインド格子とした(請求項1に記載の発明)。
ここで1組の複数枚のスラットとは、後述の揺動機構により同時にスラットの開閉動作が可能な単位を意味するが、1枚のブラインド格子に対して、1組、2組、それ以上でもよい。
スライド手段は、例えば、開口部下枠上のレール等に対し枠体に取付けられる滑動部材、戸車等であるが、その他、開口部上枠にレールを取付け、対応する車を枠体に取付けてもよい。
開口部の形態は、ユーティリティ部分(キッチン、洗面、脱衣、トイレ、浴室)の窓部であるが、出窓でもよいし、片引き窓でもよい。
回動手段は、例えば、ヒンジである。
第1のブラインド格子と第2のブラインド格子との組合わせの数は、建物の開口部の幅に応じて決定され、またその配置順序は、第2のブラインド格子を開口部の開閉装置の施錠装置に対応させることで決定される。
【0009】
この発明によれば、ガラス障子等の開閉装置による施錠と、室内用防犯ブラインド格子による施錠とで、2重に施錠されるので、防犯機能が高まる。
また、建物開口部の開閉装置の室内側に、各ブラインド格子の枠体側面が当接するように配置されることで、取付見付幅を最小限に抑えることができ、ユーティリティ部分の窓部のスペースの犠牲を抑えることができる。
また、第1のブラインド格子との施錠を解いて第2のブラインド格子を室内側に回動させた場合には、開閉装置の施錠装置を室内から開錠でき、火災等の非常時に室内から室外側に脱出できる。さらに、前記第1のブラインド格子を左右の何れかの方向にスライドできるので、この場合にも室内から室外側に脱出できる。
また、第1のブラインド格子と第2のブラインド格子を施錠した状態で、スラットを開閉できるので、採光性、通風性、日よけ(西日よけ)、日照調整、外部からの視線の遮断などのプライバシー保護を確保することができる。
また、建物の外観に影響を与える製品(例えば、室外側に取付けられるシャッター等)の設置に制約がある場合には、防犯上の不安があるが、本発明によれば、設置の制約に抵触することなく、防犯上の不安を解消できる。即ち、窓からの防犯対策が不充分なマンション等に取付けることで、防犯機能を高めることができる。
【0010】
上記発明において、第1、第2のブラインド格子にそれぞれ網目部材を取付けたことを特徴とする(請求項2に記載の発明)。
開口部の開閉装置の網戸が不要となる。
【0011】
上記各発明において、室内用防犯ブラインド格子は、室内からの視線に触れることから、明るい色で着色されることが望ましい。例示すれば、ホワイト、アイボリーホワイト等が望ましい。
なお、ここで「着色」とは、電解着色、電着塗装、静電塗装、スプレー塗装、その他の着色方法による。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係る室内用防犯ブラインド格子につき、第1のブラインド格子と第2のブラインド格子との組合わせの態様に応じて、各構成例を説明する。
なお、各図において略同一の構成は同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。
【0013】
室内用防犯ブラインド格子(2枚組)
図1(A)は室内用防犯ブラインド格子の室内側概略正面図、同図(B)は同各平面図、図2は同横断面図、図3(A)及び(B)は第1のブラインド格子と第2のブラインド格子の縦断面図である。
【0014】
室内用防犯ブラインド格子Aは、前記第1のブラインド格子としてのスライド格子1と、第2のブラインド格子としての回動格子8を組合わせるもので、建物の開口部Bを開閉するガラス障子G等の開閉装置に対し、その室内側であって、その開口幅W内に、スライド格子1と回動格子8を略同一平面若しくは略同一面を形成するように配置している。
そして前記回動格子8に施錠装置としてのクレセント本体90を、スライド格子1にクレセント受け91を取付け、施錠できるようにしている。
前記回動格子8は、回動手段としてのヒンジ等により、室内側に内開き可能になっており、前記ガラス障子GのクレセントG1等を臨ませることができる。
この段階で、前記スライド格子1は、スライド手段(後述の滑動部材110)、戸車等により、左右方向に走行可能になっている。
【0015】
前記スライド格子1は、図2及び図3(B)に図示したように、上下框10,11と左右竪框12,13から枠体が形成され、その枠体内に1組の複数の前記スラット2がそれぞれ水平方向に配列されている。そして、前記下框11の上方に配置した桟状部14に前記スラット2の揺動機構(後述)を操作する操作スライダー15(後述)を臨ませている。
【0016】
図3(A)に示したように、前記上框10は、前記開口部Bに取付けられた取付枠体B2のスライド下向片B21に取付けられ、前記下框11には、前記開口部Bに取付けられたレールB20上を滑動できる滑動部材110が取付けられている。
【0017】
前記左右竪框12,13の中空部121,131には前記揺動機構の一部が収容されている。
また、前記竪框12、13の室内側には、遮光片122、132が形成されている。これは、前記左右の竪框12、13に揺動開閉可能なスラット2を取付ける場合、スラット両端に僅かな間隙が形成されてしまい、外部からの光、室内側からの光が漏れることになることから、これを防ぐためである。
なお、前記クレセント受け91は、前記竪框13の側面に固着されている。
【0018】
前記桟状部14は、前記揺動機構の一部が組込まれるもので、上述のように操作スライダー15を室内側に臨ませている。
【0019】
次に、前記揺動機構の構成例を図4〜図11に基づいて説明する。
前記揺動機構は、図4及び図5に示したように、前記操作スライダー15のスライド力を回転力に変換させるねじりバー3と、その回転力をバー部材4に伝達する第1の伝達部材5と、そのバー部材4の回転力を各スラット2に伝達する第2の伝達部材6からなっている。
【0020】
前記操作スライダー15は、摘み片150とスライダー本体151からなり、そのスライダー本体151が、前記桟状部14に設けられたスライド枠142(図4)に沿って直線的に滑動できるように配置されている。
【0021】
前記スライダー本体151の構成例を、図6に基づいて説明する。
スライダー本体151は、本体部151aと、蓋体部151bと、本体部151aと蓋体部151bを組立てるカシメ部151cからなっており、このカシメ部151cに前記摘み片150が固定されている。前記本体部151aには、2列の孔151d、151dが設けられており、各孔151dにスプリング151e、ボール151fが嵌めこまれている。前記本体部151aと蓋体部151bには、ねじり状の孔152が設けられているが、この孔152に形成されているクリアランスが、前記スプリング151eにより前記蓋体部151bに向かって付勢されるボール151fによって調整される。よって前記スライダー本体151に「ガタツキ」が生じることなく、スムーズにスライドさせることができる。
【0022】
より詳細に「ガタツキ防止手段」を取付けた理由及び作用を図7に基づいて説明する。
前記ねじり状の孔152をねじりバー3の「ねじれ」にそって忠実に形成すると、操作スライダー15を操作する際に、「ガタ」が生じる。また全てのねじりバー3に全く同一の「ねじれ」を形成させることは困難である。
よって、前記ねじり状の孔152にはねじりバー3のためにクリアランス(遊び)が必要になる。この場合に、このクリアランスを調整し、快適なスライド操作を実現するものが「ガタツキ防止手段」である。
【0023】
図7に示したように、前記スプリング151eにより前記蓋体部151bに向かって付勢されるボール151fがねじりバー3に当接すると共に、操作スライダー15のスライドにより回転する。その結果、前記ねじりバー3に作用するクリアランスCが、適度に調整されることになり、前記スライダー本体151に「ガタ」が生じることなく、スムーズにスライドさせることができる。なお、前記スライダー本体151は、スライド枠142に沿って直線的に滑動できるような形状であればどのようなものでもよく、前記スイラダー15の摘み片150の形状も同様に、どのようなものでもよい。
【0024】
前記ねじりバー3は、薄板状の棒材を所定のねじれ角によって変形させたもので、前記操作スライダー15の滑動方向に応じて、正転或いは逆転するようになっている。前記ねじりバー3のねじれ角の大きさ、即ち、そのねじれ角によって形成されるねじりバー3の一端30に対する他端31の回転角度は、操作者が前記操作スライダー15を軽くスライドできて、好みの開閉角度を楽しむことができ、さらに各スラット2の開閉角度の微調整が可能なように成形すればよい。例えば、図8に示したように、前記ねじりバー3の一端30から他端31までの長さLに対し、他端の回転角度は約210度のように成形してもよい。同じ寸法Lにおいて、回転角度を大きく設定すればするほど、スラット2の開閉角度を大きくすることができるが、大きなスライド力を付与しなければならず操作性は重くなる。一方、回転角度を小さく設定すればするほど、スラット2の開閉角度が小さくなり、操作性が軽くなる。また、同じ回転角度において、ねじりバー3の取付長さを調整することにより、スライドバー15のスライド幅に応じてスラット2の開閉角度を調整することができる。
【0025】
この実施形態では、前記ねじりバー3の取付長さは、各スラット2を約90度の範囲で開閉できるように設定され、ねじりバー3の両端30、31が回転軸32,32に固定されると共に、これらの回転軸32,32がそれぞれ前記スライド枠142に固定された軸受33、33に取付けられている。
【0026】
前記回転軸32は、図5に図示されているように、前記ねじりバー3の端部を固定する固定円柱部320と、この固定円柱部320より縮径された回転部321とからなる。この回転部321には、前記第1の伝達部材5の一端を固定する4角孔322が形成されている。これら固定円柱部320と回転部321間に形成された段差323が前記軸受33の側面に当接することにより、前記ねじりバー3が変位することなく空転し、回転力のみが前記第1の伝達部材5に伝達されるようになっている。なお、前記ねじりバー3と第1の伝達部材5間に前記回転軸32を介在させることにより、ねじりバー3の円滑な回転を図ると共に、ねじれ角の異なるねじりバー3の交換も容易となる。前記回転軸32の回転部321は、前記竪框12に設けられた孔(図示せず)から、その竪框12の中空部121(図3参照)に突出され、前記第1の伝達部材5の一端50に連結されている。
【0027】
前記第1の伝達部材5は、竪框12の中空部121に収容され、図5等に示したように、その一端50がねじりバー3及び回転軸32と略同一軸上に配置され、前記回転軸32の四角孔322に固定されている。そして前記一端50を中心にして、他端51が前記ねじりバー3の回転に応じて回転する。この第1の伝達部材5は、略小判状に形成されているが、前記一端50に相当する回転中心部と前記他端51に相当する回転部を備えていれば、どのような形状でもよい。
【0028】
前記第1の伝達部材5の他端51は、前記竪框12の中空部121に沿って配置されているバー部材4の孔40に空転可能に取付けられている。前記バー部材4は、前記第1の伝達部材5からの回転に同調させて各スラット2を回転させるもので、各スラット2の配置間隔に応じた孔41が設けられている(図5参照)。
一方、前記バー部材4の孔41に対応するように、前記第1の伝達部材5と略同一の形状に成形された第2の伝達部材6の一端60が、後述のスラットホルダ7を介して前記竪框12内に回転可能に配置されている(図5等参照)。この第2の伝達部材6の他端61は、前記バー部材4の前記各孔41に空転可能に配置されており、第2の伝達部材6は、その一端60を中心にして前記第1の伝達部材5と同調して回転する。
【0029】
前記スラットホルダ7は、図5等に示したように、前記竪框12の中空部121内に臨む回転軸70と、この回転軸70に同軸的に固定され、且つ、竪框12の外側面に当接する鍔部71と、前記スラット2の側面に埋込まれる楔部72からなっている。
【0030】
なお、前記スラット2の他端を回転可能に保持するスラットホルダ7A(図2参照)は、前記竪框13に取付けられており、前記スラットホルダ7と同様に構成され、その楔部72が前記スラット2の側面に埋込まれている。
上述のように、前記操作スライダー15、ねじりバー3、バー部材4、第1の伝達部材5及び第2の伝達部材6は、前記竪框12側に取付けられているが、竪框13側に取付けても良い。
【0031】
次に、前記スラット2の構成例を説明する。
スラット2は、図5等に示したように、前記スラットホルダ7の楔部72を取付ける取付部20を設けた中空部21と、この中空部21の下部から下方に延出された板状部22からなり、例えばアルミニウム等の金属材料の押出成形によって形成されている。
このスラット2の主な特徴的な点は、スラット2を略水平位置まで回動させた場合、その上部が竪框12、13の遮光片122、132(図3参照)と干渉しないような寸法に形成されていること、前記スラットホルダ7の回転軸70の位置とスラット2の重心が略一致するように、その形状に工夫を加えたこと、及び前記中空部21の上部室外側に消音部材23を取付けたことである。
【0032】
前記遮光片122、132と前記スラット上部との干渉を避けるため、スラット2の中空部21の寸法が、スラット2の回転中心(前記第2の伝達部材6の一端60、スラットホルダ7の回転軸70)から遮光片122、132までの距離に比べ、短くなるように形成した。この場合に、スラット2の重心が前記板状部22側に偏ると、スラット2の回転が重くなり、快適な操作性を害するおそれがある。
そこで、前記スラット2の中空部21の内、前記回転中心から遮光片寄りの部分を肉厚、且つ、若干傾斜状に成型し、その重心が前記板状部22側に偏らないようにしている。その結果、前記スラットホルダ7の回転軸70の位置とスラット2の重心が略一致し、操作性が向上している。
【0033】
前記消音部材23は、例えば塩化ビニールからなるもので、各スラット2を閉じた際に、上下のスラットが当たるときに発生する音を消音すると共に、雨仕舞の機能も発揮する。
【0034】
上記のように構成されたスライド格子Aは室内に臨むので、意匠的に室内と調和できるような明るい着色が望ましく、例えばアイボリーホワイトに着色されている。
【0035】
次に、前記回動格子8の構成例を説明する。
この回動格子8が、前記スライド格子1と異なる点は、図2に示したように、右竪框13にヒンジ取付枠130Aを設け、ヒンジ130を取付枠体B2間で取付けて、回動格子8を内開きできるようにしたこと、また図3Bのように、その内開きをスムースに行えるように、高さ寸法lを若干縮めたこと、左竪框12にクレセント本体90を固定していること等である。
その他の構成は、上記スライド格子と略同一であるので、同一の作用効果を奏する。
【0036】
上記のように構成されたスライド格子1及び回動格子8は、建物開口部Bの木額に固定する取付枠体B2を介して取付けられている(図14〜16も参照)。
この枠体B2の下枠にはレールB20、上枠にはスライド下向片B21がそれぞれ形成され、また右枠にはヒンジ取付枠130Bが形成されている。
よって、上記スライド格子1を前記レールB20及びスライド下向片B21間にケンドンで取付け、前記回動格子8を前記ヒンジ130に取付け、スライド格子1の側面1Aと、回動格子8の側面1Bとが隣接し、当接するように配置する。
前記ガラス障子Gと各1,格子8との間隔は、各スラット2を開放した状態でも、ガラス障子Gに接触することなく、スラット2の開閉が可能なように所定間隔W1を取るようにする。
なお、上述のように、スライド格子1と回動格子8は、室内側から取付け、取外しができるので、ガラス障子Gや網戸も、室内側から取外して、清掃できる。
【0037】
なお、施錠装置の構成は、この実施形態のように、キー付きのクレセントのほか、どのような構造のクレセントでもよく、またクレセントに限定されるものでもない。
【0038】
次に、上記のように構成された室内用防犯ブラインド格子のスラット2の使用例を、図9(a)〜(c)及び図10に基づいて説明する。
図9(a)及び(b)は各スラット2が閉じた状態の要部断面図、同図(c)は各スラット2を略45度に開いた状態の要部断面図を示している。図10は内外雨戸1、8の各スラット2が略90度に開いた状態を並べて示した要部断面図である。
前記スラット2が図9(a)及び(b)に示した閉鎖状態にあるときは、前記操作スライダー15は同図に示した右端の位置にある。
この位置から前記操作スライダー15を図面上、左方向にスライドさせると、そのスライド力は、ねじりバー3、回転軸32、第1の伝達部材5、バー部材4、第2の伝達部材6、スラットホルダ7を介してスラット2に伝達され、各スラット2が前記操作スライダー15のスライド幅に応じた角度で開放される。
【0039】
図9(c)のように、前記操作スライダー15を中間位置まで移動させると、前記スラット2が半開される。
【0040】
図10のように、さらに左端まで前記操作スライダー15をスライドさせると、スラット2が全開となる。
なお、各スラット2を閉じるときには、前記操作スライダー15を右側にスライドさせればよい。
【0041】
以上のような室内用防犯ブラインド格子Aによれば、第1に、室外側のガラス障子Gと室内側のブラインド格子Aの2重の防犯構造であることから、防犯性が向上する。
即ち、ガラス障子Gのガラスが割られても防犯でき、また、スラット2,2の間から手を入れて、クレセント90を開けようとしても、クレセントキーは、枠体の最下端に落ちているので、ブラインドアマドAを開けることはできない。
第2に、各ブラインド格子1,8の枠体側面1A、1Bが当接するように配置されることで、枠見付幅WB(図1(B)、略60〜70cm)を最小限に抑えることができ、ユーティリティ部分の窓部のスペースの犠牲を抑えることができる。
第3に、スライド格子1と回動格子8の施錠を解いた場合には、その回動格子8を室内側に開けることができ、ガラス障子G等を開けて、火災等の非常時に室外側に脱出できる。さらに、前記スライド格子1も左右の何れかの方向にスライドできるので、この場合にも室内から室外側に脱出できる。
これらの回動格子8の内開きと、スライド格子1のスライドは、前記スラット2を開放した状態でも可能である。
第4に、マンションのような集合住宅のように建物の外観に影響を与える製品の設置に制約がある場合でも、室内用防犯ブラインド格子Aは設置の制約に抵触することなく、窓からの防犯対策が不充分なマンション等の防犯機能を高めることができる。
第5に室内への、通気性、採光量が確保される。特に、夏季等、ガラス障子Gを開放しても、室内用防犯ブラインド格子Aの施錠をしておけば、外部からの侵入を心配することなく、通気を確保でき、外部からの視線も遮断できる。
ユーティリティ部分の窓部の西日よけにも有効である。
第6に、前記操作スライダー15を左右にスライドさせることで、各スラット2の開閉を行うので、開閉操作が極めて容易であり、また開閉角度を調整することにより、プライバシーの保護を図ることができる。
第7に、前記ねじりバー3のねじれ角を小さくすることにより、小さな力でスライドさせることができ、また各スラット2を略90度の範囲で、好きな角度で固定することができる。この場合、各スラット2の開閉角度を大きくしたいときには、より大きなねじれ角のねじりバーに交換すれば良い。
第8に、ねじりバー3にはねじれ角が存在するので、スラット2を動かしても、操作スライダー15はスライドし難く、防犯性に優れており、またねじりバー3は、その製造コストを安価に押さえることができる。
第9に、ねじりバー3のねじれ方向を逆転させて(反時計回り)成形することにより、前記操作スライダー15が図9(a)及び(b)に示した位置にあるときに、前記スラット2を開放状態にすることができる。
第10に、前記左右の竪框12,13に遮光片122,132が形成されているので、この点からもプライバシー保護や防犯性に優れている。
【0042】
なお、前記回転軸32の回転方向を直交させる部材を、その回転軸32と第1の伝達部材5間に介在させることにより、前記操作スライダー15、前記ねじりバー3及び前記回転軸32を竪框側に配置することもできる。また、前記実施形態においては、前記各格子1,8の框内略全面にスラットを配置していたが、框内の上部、中部或いは下部など、所定の領域に限定し、これらのスラットを揺動させる揺動機構を設けてもよい。さらに、図11に示したように、操作スライダーの摘み片150を室内側に臨ませてもよい。
その他、開口部の形態は、出窓でもよいし、片引き窓でもよい。
また、室内用防犯引違ブラインドアマドAは、室内用のサッシであることから、上記構成の内、強度、水密及び気密性を高める部分は、省くようにしてもよい。例えば、前記消音部材23等である。
【0043】
室内用防犯ブラインド格子(3枚組)
図12(A)は室内用防犯ブラインド格子の室内側概略正面図、同図(B)は同各平面図、図2は同横断面図である。
3枚組の室内用防犯ブラインド格子A2の特徴は、スライド格子1,1間に回動格子8を置き、この回動格子8を開いたときに、ガラス障子GのクレセントG1を視認しやすくしたことである。
そのため、図13の図面上、左側のスライド格子1の右竪框13にヒンジ取付枠130Aを、回動格子8の左竪框12にヒンジ取付枠130Bが形成され、ヒンジ130が取付けられている。
従って、回動格子8の開錠して、内開きした場合には、その回動格子8も左スライド格子1と共に、スライドできるようになっている。
なお、図13の図面上、右側のスライド格子1と回動格子8にヒンジ130を取付けてもよい。
【0044】
上記のように構成された3枚組のスライド格子1及び回動格子8は、図14〜図16に示したように、建物開口部Bの木額B1に固定する取付枠体B2を介して取付けられている。
その他の構成は、前記室内用防犯ブラインド格子Aと同様であり、同様な作用効果を奏する。
【0045】
室内用防犯ブラインド格子(5枚組)
図14(A)は室内用防犯ブラインド格子の室内側概略正面図、同図(B)は同各平面図、図2は同横断面図である。
5枚組の室内用防犯ブラインド格子A2の特徴は、中央に回動格子8を、その左右にスライド格子1,1を配し、この回動格子8を開き、内開きした場合に、その回動格子8と左スライド格子1,1を中央に寄せるようにスライドさせ、ガラス障子GのクレセントG1を開け易くしている。また、一方、スライド格子1,1を中央に寄せて、ガラス障子GのクレセントG1を開け易くしている。
なお、図13の図面上、右側のスライド格子1と回動格子8にヒンジ130を取付けてもよい。
【0046】
その他の構成は、前記室内用防犯ブラインド格子A〜A1と同様であり、同様な作用効果を奏する。
【0047】
出窓用室内用防犯ブラインド格子
本発明に係るスライド格子1、回動格子8は、枠巾が小さい特徴を生かして、外格子や雨戸が付け難い出窓用の室内用防犯ブラインド格子(A3)にも最適である。
出窓には図19の引違いタイプと図20の全面がFIXで両側が外開き竪辷り出し窓のタイプ等があり、図19の引違いタイプの場合には、両側に回動格子8,8を引違部にはスライド格子1と回動格子8を配置する。
一方、図20の全面がFIXで両側が外開き竪辷り出し窓のタイプ等の場合には、両側に回動格子8,8を、FIX部にはスライド格子1と回動格子8、或回動格子8,8或いはスライド格子1,1配置する。
その他の構成は、前記室内用防犯ブラインド格子A〜A2と同様であり、同様な作用効果を奏する。
【0048】
各実施形態の室内用防犯ブラインド格子A〜A3つき、各格子1,8の枠体の室内側に網戸取付ヒレD1(図2等参照)を設け、ロッド部材D2を前記網戸取付ヒレD1に埋めこむように、網目部材Dを取付ける(図21参照)ようにしてもよい。
この場合には、ガラス障子Gの外側の網戸が不要となり、その開閉作業も不要となる、また格子A等の全面に網目部材が張られることになるので、ガラス障子Gの開放場所(開放範囲)等を問わずに防虫効果がある。
また室内側に網目部材があるので、汚れ難く、その清掃も簡単であるというメリットもある。
【0049】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ガラス障子等の開閉装置による施錠と、室内用防犯ブラインド格子による施錠とで、2重に施錠されるので、防犯機能が高まる。
また、建物開口部の開閉装置の室内側に、各ブラインド格子の枠体側面が当接するように配置されることで、取付見付幅を最小限に抑えることができ、ユーティリティ部分の窓部のスペースの犠牲を抑えることができる。
また、第1のブラインド格子との施錠を解いて第2のブラインド格子を室内側に回動させた場合には、開閉装置の施錠装置を室内から開錠でき、火災等の非常時に室内から室外側に脱出できる。さらに、前記第1のブラインド格子を左右の何れかの方向にスライドできるので、この場合にも室内から室外側に脱出できる。
また、第1のブラインド格子と第2のブラインド格子を施錠した状態で、スラットを開閉できるので、採光性、通風性、日よけ(西日よけ)、日照調整、外部からの視線の遮断などのプライバシー保護を確保することができる。
さらに、建物の外観に影響を与える製品(例えば、室外側に取付けられるシャッター等)の設置に制約がある場合には、防犯上の不安があるが、本発明によれば、設置の制約に抵触することなく、防犯上の不安を解消できる。即ち、窓からの防犯対策が不充分なマンション等に取付けることで、防犯機能を高めることができる。
【0050】
請求項2に記載の発明によれば、開口部の開閉装置に網戸を取付ける必要がなくなると共に、その開閉装置の網戸の開閉の手間も省ける。さらに、ブラインド格子の室内側全面に網目部材があることで、前記開閉装置の開閉状態を考慮する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A) 室内用防犯ブラインド格子の室内側正面図、(B) 同平面図、
【図2】同横断面図、
【図3】(A) スライド格子の縦断面図、 (B) 回動格子の縦断面図、
【図4】揺動機構の要部断面図、
【図5】揺動機構の分解斜視図、
【図6】揺動機構の操作スライダーの分解斜視図、
【図7】同操作スライダーの動作説明図、
【図8】揺動機構のねじりバーの正面図、
【図9】(a)〜(c) スラットの動作説明図、
【図10】スラットの動作説明図、
【図11】別例に係る操作スライダーの分解斜視図、
【図12】(A) 室内用防犯ブラインド格子の室内側正面図、(B) 同平面図、
【図13】室内用防犯ブラインド格子の横断面図、
【図14】同ブラインド格子の取付状態縦断面図、
【図15】同ブラインド格子の取付状態縦断面図、
【図16】同ブラインド格子の取付状態横断面図、
【図17】(A) 室内用防犯ブラインド格子の室内側正面図、(B)同平面図、
【図18】同横断面図、
【図19】出窓用室内用防犯ブラインド格子の同平面図、
【図20】出窓用室内用防犯ブラインド格子の同平面図、
【図21】網目部材の斜視図。
【符号の説明】
A 2枚組室内用防犯ブラインド格子
A1 3枚組室内用防犯ブラインド格子
A2 5枚組室内用防犯ブラインド格子
A3 出窓用室内用防犯ブラインド格子
B 開口部
B1 木額 B2 取付枠体
B20 レール B21 スライド下向片
G ガラス障子
1 スライド格子 8 回動格子
2 スラット
3 ねじりバー 4 バー部材
5 第1の伝達部材 6 第2の伝達部材
7 7A スラットホルダ 10 上框
11 下框 12 竪框
13 竪框 14 中框
15 操作スライダー
23 消音部材 30 一端
31 他端 32 回転軸
33 軸受 40 41 孔
50 第1の伝達部材の一端 51 他端
60 第2の伝達部材の一端 61 他端
70 回転軸
71 鍔部 72 楔部
9 施錠装置
121,131 中空部
122 132 遮光片
150 摘み片 151 スライダー本体
151a 本体部 151b 蓋体部
151c カシメ部
151d 孔 151e スプリング
151f ボール 152 孔
320 固定円柱部 321 回転部
322 4角孔 323 段差
Claims (2)
- 枠体に開閉可能に配置されている少なくとも1組の複数のスラットと枠体のスライド手段を備えた第1のブラインド格子と、
枠体に開閉可能に配置されている少なくとも1組の複数のスラットと枠体の回動手段を備えた第2のブラインド格子とを組合わせ、
これら第1、第2のブラインド格子を、建物開口部の開閉装置の室内側に、且つ、各ブラインド格子の枠体側面が略当接するように配置すると共に、
前記第2のブラインド格子を第1のブラインド格子に対して施錠可能に、その施錠を解いて第2のブラインド格子を室内側に回動させた場合に前記開閉装置の施錠装置を開錠可能に、且つ、前記第1のブラインド格子をスライド可能に前記開口部に取付けたことを特徴とする室内用防犯ブラインド格子。 - 第1、第2のブラインド格子にそれぞれ網目部材を取付けたことを特徴とする請求項1に記載の室内用防犯ブラインド格子。
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