JP2004263160A

JP2004263160A - 縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録第３０８７４１号）から製造される製品の利用分野

Info

Publication number: JP2004263160A
Application number: JP2003102224A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyasu Morimoto; 吉泰森本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2003-03-03
Filing date: 2003-03-03
Publication date: 2004-09-24

Abstract

【課題】縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で清水に５０００Ｇ〜１２０００Ｇ（重力）を加えた場合、通常以上の能力を発揮するＧ水が得られる。
【解決手段】Ｇ水を一定の割合で他の清水又は他の溶液に添加することで、他の清水又は他の溶液が従来持っている性質以上の能力、例えば浸透能力が向上する、又は燃料効率が良くなる等の変化が得られる。
【選択図】図２

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、縦型遠心分離機で加工される水を活用する分野としてテーブルテストにより確認したもので、加工されない水と明らかに違う性質がある。
【０００２】
【従来の技術】
従来の縦型、横型の遠心分離機は遠心分離効果だけを目的としており、遠心分離機を通過した水が特別な能力を発揮することは無い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来の遠心分離機にあっては、連続式であっても５０００Ｇから１２０００Ｇの重力を水に加えても本発明の目的とする浸透力やその他の能力は無かったが、種々の実験を重ねた結果、当遠心分離機で加工された水は通常の水と性質の異なる水が製造出来る。
【０００４】
【問題を解決するための手段】
機械の製造及び機械のメンテナンスを行うことはもちろん、原水についても水質の維持、衛生管理を行い品質に瑕疵の無いようにする、又この機械から製造される水の活用については種々実験を重ね性質を明らかにした。
【０００５】
【発明実施の形態】
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水を用いて実験したとき特殊な性質があることを発見した。
図１において、製造する機械の概略を表す。
図２において、製造した重力水の実験結果を表す。
【０００６】
【実施例】
米炊飯によるＧ水添加による風袋量の変化と味覚の変化について米炊飯を実施したとき、通常加える洗米後の水は、米の乾燥度合いについても変化するが一般的には米カップ１に対して水カップ１の割合で行う。今回の実験では通常使用する水量に加え２０％、水の増量を行ったその結果２０％増量した場合ベショベショの飯米ができるのが通常だがＧ水を２％添加することで普通水量で炊いたものと変わらない炊飯となった。又味の変化についても通常よりも甘さの強い炊飯となった。
【０００７】
【発明の効果】
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水を石化燃料に添加することで燃料効率が２０％増加する。
【０００８】
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水を食品に使う水に添加することで、食品加工における水分を増加しても食味として歯ごたえが変わらず結果として同じ原材料で２０％多い製品が生産出来た、又食味として甘さが強くなり美味しい製品となる。
【０００９】
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水を、種子の発芽を促進させるために２０％〜１００％添加した、通常の水に比べ半分程度の時間で発芽させることが出来る。
【００１０】
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水を、洗浄液として用いたとき従来の洗浄剤を用いずに洗浄効果が有り洗浄剤として用いることが出来る。
【００１１】
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水を、凝集剤として用いたとき、凝集効果が有り環境に負荷をかけない凝集剤として用いる事が出来る。
【００１２】
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水を抽出液として用いることで従来の水で行うより５０％増しの抽出液が得られ原料の節約が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】〔図−１〕
本考案の利用水を作る縦型スクリュー式遠心分離機における回転内胴部の縦断面図を記載します。
〔図１−２〕
本考案の利用水を作る縦型スクリュー式遠心分離機における回転内胴部の断面図を記載します。
【図２】縦型スクリュー式遠心分離器から製造される水の利用実験における結果を表に記載します。
Ｇ水とは縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水のこと。

Claims

縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水は、化石燃料に５％から０．０１％添加することでエネルギー効率が良くなり化石燃料使用量が削減できる。
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水は、米、麦、大豆、蕎麦の加工品であるか無いかにかかわらず通常使用する水に３０％から０．０１％加工水を添加することで風袋が増し原料使用量が削減できるほか食感も良くなる。
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水は、植物種子に対して通常使用する水に３０％から０．０１％加工水を添加し、浸漬又は散布した場合種子の発芽を早めることが出来る。
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水は、物体の表面の洗浄液として用いることで洗剤の無使用、又は洗剤の使用減少しても洗浄効果を出すことが出来る。
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水は、水中に含まれる浮遊物質を凝集させる効果があり、既存の凝集剤との混合又は単独で用いると水中の物質を凝集分離させることが出来る。
縦型スクリュー式遠心分離機（実用新案登録３０８７８４１号）で製造される加工水は、通常使用する抽出液に比較して、茶葉類、漢方薬原材料、コーヒー豆、食材等からの成分抽出は、従来の抽出液に加工水を３〜５０％添加することで能力向上する。