JP2004262547A - 軍事キャンプ設備収納箱 - Google Patents

Abstract

【課題】従来技術における欠点を解決することのできる、軍事キャンプ設備に特に用いる収納箱を提供すること。
【解決手段】頂部格子（３）と、底部格子（４）と、対向する長手方向側部（５）と、対向する横断方向側部（６）とから構成される構造体（２）を含み、輸送、保管、および数個までの積重ねが可能であり、機械的応力にも大気物質にも耐性のある軍隊キャンプ設備収納箱（１）を提供する。
【選択図】図２

Description

本発明は主に、軍事キャンプ設備に特に用いる収納箱に関する。具体的に言えば、倉庫、船倉、船舶用コンテナ、一般の保管場所、さらに戸外などのさまざまな環境において、この収納箱を輸送および保管することができる。この収納箱は、底部格子、頂部格子、対向する長手方向側部および対向する横断方向側部とで構成される構造からなるものである。

軍事キャンプ設備を簡単かつ経済的な方法で輸送および保管する必要があることは周知の事実である。
この要求を満たすため、現在は標準サイズの木製箱が使用されている。この箱は、機械的耐性に優れており、組立てやすいが、製造コストが高くつくものである。
厚紙製の箱も使用されており、これであれば、軽量で、簡単に作製でき、製造コストも格段に安いが、可使時間に制約があり、摩滅に対する耐性が低い上、環境にも優しくない。簡単に言えば、耐性が低いなどの問題から基本的構成材料が急速に劣化してしまうため、厚紙製の箱は１回しか使用できないものである。また、この種の箱は、耐水性が低い、管理費用がかかる、頑丈にするためにヒモ、ベルトなどを使わなくてはならない、廃棄費用も高い、中身を盗まれる危険性が高い、型崩れが早いという欠点がある。

上記を鑑み、本発明は、こうした従来技術における欠点を解決することのできる、軍事キャンプ設備に特に用いる収納箱を提供することを目的としている。

本発明によれば、上記の問題は、金属製構造を特徴とする、特殊タイプの軍事キャンプ設備収納箱により解決することができる。
以上のみならず、本発明による収納箱の他の特徴および利点は、以下に添付図面を参照しながら説明する実施例の詳述から明らかになるであろう。これらの図面および実施例は、例示のみを目的としており、何ら制限を目的とするものではない。

図１を参照すると、本発明による軍事キャンプ設備に特に使用するための、金属構造体２を含む収納箱１が概略的に図示されている。
この金属構造体２は、略筒直方体であり、頂部格子３と、底部格子４と、対向する長手方向側部５と、対向する横断方向側部６とから構成されている（図２参照）。
頂部格子３および底部格子４は矩形の金属フレームであり、同様に、対向する長手方向側部５および対向する横断方向側部６も矩形の金属フレームである。

この金属フレームは主に、市販の閉じた接合部品を組合せたものであり、有利なことに四角形である。
具体的に言えば、対向する長手方向側部５および対向する横断方向側部６は、少なくとも２本の垂直部分８と、その垂直部分８に溶接または他の周知の方法で固定された複数本の横棒９とで構成されている。

頂部格子３および底部格子４は、対向する長手方向側部１０と、対向する横断方向側部１１と、長手方向側部１０に溶接または他の周知の方法で固定された複数本の横棒９とで構成されており、これらはすべて上述した接合部品を用いたものである。
本発明を限定するわけではないが、横棒９は、対向する長手方向側部５および対向する横断方向側部６の場合、垂直部分８に垂直に配置され、頂部格子３および底部格子４の場合には、長手方向側部１０に垂直に配置されると好ましい。

このフレームに付随するのが緩衝パネル７である。緩衝パネル７は、収納箱１の構造体２の内側に位置するようにフレームに接着される。また、緩衝パネル７は、異なる種類のエラストマ（elastomer）材料で製造されたシートなど、収納箱１内にキャンプ設備を梱包してこれを保護するのに適した機械的耐性を有する材料で製造されたシートで構成されたものである。このパネル７が破損した場合、構造体２全体や破損していない他のパネル７に支障をきたすことなく、それぞれ容易に交換することができる。

図２、図３ａおよび図３ｂを参照すると、対向する長手方向側部５は、雄雌係合手段１２および固定手段１４を用いて、頂部格子３および底部格子４に接続されている。
この係合手段１２は、中心の位置決め用の雄型構成要素１２ａと、雌型構成要素１２ｂとからなる。この雄型構成要素１２ａは、長手方向側部５上に位置するピン１３ａ、具体的に言えば、垂直部８と最も外側の横棒９との交差する地点にて垂直部８と反対向きに延出する円柱状のピン１３ａからなり、雌型係合手段１２ｂ内に挿入される。この雌型係合手段１２ｂは、長手方向側部５のピン（雄型構成要素）１２ｂに対向して製造され、底部格子４内および頂部格子３内に設けられた筐体部分１３ｂで構成されている。

この筐体部分１３ｂには、円柱状のピン１２ｂを挿入できるように予め定められたサイズで円形の穴（雌型構成要素）１２ｂが設けられている。筐体部分１３ｂの深さを、ピン１２ｂの長さと同じにすることが好ましい。
上述した固定手段１４は、ネジ１４ａと穴１４ｂとを含む。穴１４ｂは、筐体部分１３ｂの基部に、ピン１２ｂの直径より小さな直径で、ピンと同軸状に、ピン１２を挿入する穴とは反対側の位置に設けられている。各ピン１２ｂの内側に、ピン１２ｂと同軸状にネジ切りキャビティ１４ｃがあけられており、このネジ切りキャビティ１４ｃのサイズは、ネジ１４ａを穴１４ｂ内に貫通させて各ピン１２ｂ内のネジ切りキャビティ１４ｃ内に嵌めることにより、各ピン１２ｂをこれに対応する筐体部分１３ｂ内部に固定できるようになっている。

一好適実施形態によれば、図４に例示するように、２枚の対向する横断方向側部６には、側部ひれ状部１５が設けられている。このひれ状部１５は、横断方向側部６の垂直部８と一体成形されている部分である。具体的に言えば、このひれ状部１５は略矩形で細長く、垂直部８と一体となって垂直部８全体を取り囲んでいる。
さらに、このひれ状部１５は、横断方向側部６の一部から収納箱１の外向きに、対応する長手方向側部５の垂直部８方向に突出し、その垂直部８に当接するように配置されている。

有利なことに、頂部格子３および底部格子４にはそれぞれ、周縁部１６および１７が具備されている。この周縁部１６および１７は、横断方向側部１１と一体成形されて横断方向側部１１上に配置されており、頂部格子３および底部格子４の一部上にて収納箱１の外向きに、対応する横断方向側部６の一部上に当接するように位置決めされている。具体的に言えば、頂部格子３の周縁部１６は、底部格子４の方向に突出し、これとは反対に、底部格子４の周縁部１７は、頂部格子３の方向に突出している。

この周縁部１６および１７を具備していることにより、対向する横断方向側部６を、格子３および４と長手方向側部５とに対して簡単かつ迅速に挿入して、収納箱１の構造を組立てることができる。また、横断方向側部６のひれ状部１５も設けられていることから、格子３および４と長手方向側部５とに対して横断方向側部６を安定かつ安全に嵌め込むことができる。

図８ａ、図８ｂおよび図８ｃは、横断方向側部６を組立てるためのステップと、収納箱１の構造を完成させるためのステップとを示す図である。
まず（図８ａ参照）、横断方向側部６を頂部格子３側から長手方向側部５に衝突させ、横断方向側部６の上方部分を、頂部格子３とそれに対応する上方周縁部１６との間に形成されているキャビティ内に挿入して、頂部格子３に当接させる。

この時点で、頂部格子３に接している支持地点が蝶番軸となり、これを中心として横断方向側部６が回転するため（図８ｂ参照）、ハンドル２２を用いて、横断方向側部６の下方部分を底部格子４へと近づけて、横断方向側部６と長手方向側部５とを接触させることができる。
横断方向側部６は、長手方向側部５により完全に支持された状態となった時点で、下方に摺動して底部格子４に接触する（図８ｃ参照）。こうして、横断方向側部６は、頂部格子３が具備する上方周縁部材１６と底部格子４が具備する下方周縁部１７との間に収容される。

この収納箱側部が不用意に開いてしまわないように、閉塞システム２６が備えられている（図１参照）。このシステムの例として、番号を付与したプラスチックベルトや従来のリード線で製造した安全シールが挙げられる。収納箱１を開ける前にこれらを切断する。
本発明の１つの特徴によれば、いくつかの収納箱１を積重ねることができる（図５ａおよび図５ｂ参照）。具体的には、好適な一実施形態によれば、収納箱１を縦に３つ積重ねることができる。

このような積重ねは、有利なことに、収納箱１の頂部格子３が含む４つの縁部に対応して、薄い金属プレート１８を、収納箱１の頂部格子３が含む長手方向側部１０と横断方向側部１１との交差により形成される角部それぞれに所定の深さでフレームに固定することにより、実現できるものである。
この金属プレート１８の形状を、好ましくは、三角形とし、より厳密には、直角二等辺三角形にして、その長さの等しい２辺を、その挟角と同じ角度で交差する長手方向側部１０および横断方向側部１１に取付け、残りの斜辺をどこにも装着しない状態とする。

さらに、収納箱１の各底部格子４に、支持脚部１９を具備する。
収納箱が具備する４つの脚部１９を、長手方向側部１０と横断方向側部１１とが交差する近傍にて、側部１０および１１から所定距離の底部格子４上に配置する。これにより、脚部１９を、下に位置する収納箱の金属プレート１８近傍で交差している長手方向側部１０および横断方向側部１１に対向した状態で、その金属プレート１８に当接させることができ、これらは、積層された時点で自動的に相互に組合せられることになる。

さらに、収納箱１に、好ましくは、２つの支持脚部２８をさらに具備する。この脚部２８は、底部格子４の横棒２６上に位置し、横断方向側部１１に平行で、長手方向側部１０の中央に連結されるものである。この脚部２８は、収納箱１が第２の収納箱の上に積重ねられると、第２の収納箱が含む頂部格子の横棒２７に当接し、その長手方向側部１０の中央位置に連結される。

収納箱１の底部格子４は、有利なことに、底部格子４の長手方向側部１０下側に、好ましくは溶接されて、付随する、所定サイズの複数の部材２０をさらに含む（図６ｂ参照）。
本発明によれば、この部材２０は、長手方向側部１０それぞれに、長手方向側部１０と平行に終始これと接触しながら、長手方向側部１０の両端部からその中心に向けて延在して空間を間に設けた状態で２本設けられている。こうすることにより、この部材２０の内側端部と端部との間に通路２４が形成され、ここにリフトトラックのフォークリフト２１を挿入することができる（図６ａ参照）。

また、リフトトラックのフォークリフト２１用通路２４は、横断方向側部１１の下側にも、支持脚部１９のみによりそれぞれ形成されている（図６ｃ参照）。
好ましくは、、単一フォークリフトを有するリフトトラック１台ですむように、これらの通路を同じ幅とする。
図６ａに図示しているように、こうした通路を設けることにより、４つの側部のいずれからもフォークリフトで持上げられて、その取扱いおよび積重ねが容易となった収納箱が得られる。

有利なことに、横断方向側部６にハンドル２２が設けられている。このハンドル２２は、横断方向側部６が含む少なくとも１本の横棒９の底面２４に装着された丸環ねじ２３内に挿入されている。
ハンドル２２は、好ましくは、「オメガ（Ω）」形状を特徴つするハンドル２２が得られるように、所定サイズの金属ロッドから鍛造されて、４箇所で折り曲げられたたものである。また、「オメガ」の脚部が、ハンドル２２のピンに相当し、各丸環ねじ２３内に挿入される部分である。

このハンドルは可動式であり、取扱い時の突出位置と、収納箱側部内に引き込まれてその表面と平行になる静止位置との間で９０°まで移動することができる（図７ｂ参照）。
一好適実施形態によれば、各横断方向側部６に２つのハンドルが設けられており、どちらも同じ横棒９上にて、互いから所定距離をおいて、かつその横棒９が溶接されている垂直部８から所定距離をおいて配置されている。

ハンドル２２が設けられていることにより、組立て作業時における横断方向側部６の取扱いが簡単になる。
一好適実施形態によれば、収納箱１のモジュール構造体２に使用する金属材料は鋼鉄である。具体的に言えば、亜鉛めっき加工を施した鋼鉄が好適材料である。
一好適実施形態によれば、格子３および４の長手方向側部１０の長さは２１０から２３０ｃｍであり、横断方向側部１１の長さは１１０〜１３０ｃｍである。一方、長手方向側部５および横断方向側部６の垂直部８の長さは２００〜２５０ｃｍである。

このように、この収納箱はモジュール式であるため、他の同じ箱と収納または積重ねられると、コンテナなどのより大きな構造物の容積が得られる。
本発明による軍事キャンプ設備用に特に用いられる収納箱は、構造上の耐性に優れているため、３つまで縦に積重ねることができ、保管密度を上げて収容面積を大幅に節約することができる。

収納箱の構造部分および組立てに接合部分を用いることから、収納箱を容易かつ迅速に、経済的に形成することができる。
さらに、本発明による収納箱構造は、堅固で丈夫であると同時に、鋼鉄を用いて亜鉛めっきを施していることで、耐腐食性である。
また、収納箱１は、エラストマ材料の緩衝パネルを設けているため、水や泥のはねを通さず、実質的に防水性となっている。その上、このパネルが水泥のはねに対する十分なバリヤとして機能しているため、化学的および熱的処理に頼らずとも、昆虫やキクイムシ、蛾、毛虫などの寄生虫および毛虫に対して中身を保護する衛生上の防護壁となっている。これはつまり、本発明による収納箱を、湿った熱帯性気候の環境でもあらゆる目的に使用することができる上、戸外にて保管することもできるということである。

さらに、本発明による収納箱は、エラストマを使用して良好な熱耐性を備えているため、安全性および事故の観点から革新的であるといえる。
このように、上述した理由から、本発明による軍事キャンプ設備用収納箱は、耐性に優れて長持ちするという利点を備え、繰り返し使用でき、低い管理費用ですみ、組立てが簡単であるため、従来技術に伴う課題の多くを克服するものである。

さらに、本発明のもう１つの重要な態様は、横断方向側部などいずれの構成要素が破損したら、スペアとして保管されている新しい構成要素とすぐ簡単に交換するための管理が簡単であるということである。この収納箱はまた、完全に分解することができるため、最小限の負担で保管および輸送することができる。
その上、上述したようにサイズが予め定められており、４側部に圧力を印可できるため、輸送コンテナ内に１１個までの箱を容易に詰み込むことができる。

本発明による軍事キャンプ設備用収納箱のもう１つの重要な利点は、大変強力な構造になっているため、権限を持たない不当な者による侵害を防止することができる。
また、本発明による収納箱は、バーコード番号または電子「マイクロチップ」検査装置を適用した金属プレートなどにより、識別システムを適切に装備できるものである。
以上の記載内容は、以下の請求の範囲に定められる本発明の趣旨および範囲を逸脱しない限り、あらゆる種類の具体的または異なる要望に応じて、さまざまな変更および修正を加えられるものである。

本発明による軍事キャンプ設備収納箱を概略的に示す斜視図である。 図１の収納箱を分解した部品として概略的に示す斜視図である。 （ａ）本発明による収納箱側部に対する固定システムを概略的に示す拡大断面図である。（ｂ）本発明による収納箱側部に対する固定システムを概略的に示す拡大斜視図である。 本発明による収納箱の部品および詳細を分解して概略的に示す斜視図である。 （ａ）本発明による収納箱をもう１つの同じ収納箱と積重ねるシステムを概略的に示す斜視図である。（ｂ）本発明による収納箱をもう１つの同じ箱と積重ねるシステムを概略的に示す断面図である。 （ａ）本発明による２つの収納箱の積重ねシステムの特徴を概略的に示す斜視図である。（ｂ）本発明による２つの収納箱の積重ねシステムの特徴を概略的に示す断面図である。（ｃ）本発明による２つの収納箱の積重ねシステムの特徴を概略的に示す断面図である。 （ａ）図１に示した収納箱を示す拡大斜視図である。（ｂ）図１に示した収納箱を示す拡大断面図である。（ｃ）図１に示した収納箱を示す拡大断面図である。 （ａ）図１に示した収納箱を組立てるための連続ステップを示す図である。（ｂ）図１に示した収納箱を組立てるための連続ステップを示す図である。（ｃ）図１に示した収納箱を組立てるための連続ステップを示す図である。

符号の説明

１ 収納箱
２ 金属構造
３ 頂部格子
４ 底部格子
５ 側部格子
６ 側部格子パネル
７ 緩衝パネル
８ 垂直部分
９ 横棒
１０ 長手方向側部
１１ 横断方向側部
１２ 係合手段
１２ａ 雄接続型心出し構成要素
１２ｂ 雌型係合手段
１３ａ ピン
１３ｂ 筐体部分
１４ 固定手段
１４ａ ネジ
１４ｂ 穴
１４ｃ ネジ切りキャビティ
１５ 側部ひれ状部
１６ 周縁部
１７ 周縁部
１８ 金属プレート
１９ 支持脚部
２０ 部材
２１ フォークリフト
２２ ハンドル
２３ 丸環ねじ
２４ 通路
２５ 閉塞システム
２６ 横棒
２７ 横棒
２８ 脚部

Claims (27)

1. 頂部格子（３）と、底部格子（４）と、対向する長手方向側部（５）と、対向する横断方向側部（６）とを含む構造体（２）を含む軍隊キャンプ設備収納箱（１）であって、前記構造体（２）が金属製であることを特徴とする軍隊キャンプ設備収納箱（１）。
2. 前記頂部格子（３）および前記底部格子（４）が矩形金属フレームであることを特徴とする、請求項１に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
3. 前記対向する長手方向側部（５）が矩形金属フレームであることを特徴とする、請求項１に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
4. 前記対向する横断方向側部（６）が矩形金属フレームであることを特徴とする、請求項１に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
5. 前記金属フレームが、少なくとも１つの金属接合部分で構成されていることを特徴とする、請求項１〜４のいずれか１項に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
6. 前記金属フレームを構成している材料が鋼鉄であることを特徴とする、請求項５に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
7. 前記金属フレームを構成している鋼鉄が亜鉛メッキされていることを特徴とする、請求項６に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
8. 前記頂部格子（３）と、前記底部格子（４）と、前記対向する長手方向側部（５）と、前記対向する横断方向側部（６）とがそれぞれ、少なくとも１枚の緩衝パネル（７）を具備していることを特徴とする、請求項７に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
9. 前記緩衝パネル（７）が、キャンプ設備を収納箱（１）内に収容および保護するために十分な機械耐性を備えた材料シートであることを特徴とする、請求項８に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
10. 前記緩衝パネル（７）がエラストマ材料シートであることを特徴とする、請求項９に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
11. 前記緩衝パネル（７）が、具備される各対応フレームに接着されていることを特徴とする、請求項８に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
12. 前記緩衝パネル（７）が、収納箱（１）の構造体（２）の内側に位置付けられることを特徴とする、請求項１１に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
13. 前記対向する長手方向側部（５）と前記頂部格子（３）および前記底部格子（４）との間に係合手段（１２）および固定手段（１４）を含むことを特徴とする、請求項７に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
14. 前記係合手段（１２）が、円柱状のピン（１３ａ）と筐体部分（１３ｂ）とを含むことを特徴とする、請求項１３に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
15. 前記頂部格子（３）および底部格子（４）を前記対向する長手方向側部（５）に固定するために、ネジ（１４ａ）を含むことを特徴とする、請求項１４に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
16. 前記側部パネル（６）に側部ひれ状部（１５）が設けられていることを特徴とする、請求項７に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
17. 前記側部ひれ状部（１５）が、細長い矩形であり、前記側部パネル（６）の垂直部（８）と一体成形されていることを特徴とする、請求項１６に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
18. 前記頂部格子（３）に周縁部（１６）が設けられていることを特徴とする、請求項７に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
19. 前記底部格子（４）に周縁部（１７）が設けられていることを特徴とする、請求項７に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
20. 前記底部格子（４）に支持脚部が設けられていることを特徴とする、請求項７に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
21. 薄い金属プレート（１８）が、前記頂部格子（３）の長手方向側部（１０）と横断方向側部（１１）とが交差する各角部に固定され、前記側部（１１）および（１２）に取付けられて、収納箱が積重ねられた場合にその底部に設けられている支持脚部が挿入される筐体部分を形成していることを特徴とする、請求項２０に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
22. 前記薄い金属プレート（１８）が直角二等辺三角形であることを特徴とする、請求項２１に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
23. 前記底部格子（４）が、リフトトラックのフォークリフトを挿入する通路（２４、２５）を形成するために、前記底部格子（４）の下側に複数部材（２０）を装着して含むことを特徴とする、請求項７に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
24. 前記長手方向側部（６）にハンドル（２２）が設けられていることを特徴とする、請求項７に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
25. 前記頂部格子（３）および前記底部格子（４）が、２本の長手方向側部（１０）および２本の横断方向側部（１１）それぞれを含み、前記長手方向側部（５）が少なくとも２本の垂直部（８）を含み、前記横断方向側部（６）が少なくとも２本の垂直部（８）を含むことを特徴とする、請求項７に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
26. 前記長手方向側部（１０）の長さが２１０〜２３０ｃｍであり、前記横断方向側部（１１）の長さが１１０〜１３０ｃｍであり、前記垂直部（８）の長さが２００〜２５０ｃｍであることを特徴とする、請求項２５に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
27. バーコード番号および／または電子「マイクロチップ」検査装置を備えた金属プレートなどの識別システムをさらに含むことを特徴とする、請求項１に記載の軍隊キャンプ設備収納箱。
    

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