JP2021059382A - 箱用スペーサ及び箱組体 - Google Patents

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忍 谷口
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祐三 藤村
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Abstract

【課題】積み重ねた通箱においても中身を確認でき、容易に中身を取り出せるようにするためのスペーサおよび該スペーサを用いた箱組体を提供する。【解決手段】スペーサは、第1箱体の上面開口の周縁部に載置される枠材を方形状に連結した下段支持枠と、第2箱体が、該第2箱体下面の段部と係合状態で載置される枠材を方形状に連結した上段支持枠と、前記下段支持枠及び前記上段支持枠に対し垂直に設けられ、前記下段支持枠の四隅と前記上段支持枠の四隅とを連結する複数の柱状部とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、箱を積み重ねるときに用いられる箱用スペーサおよびこの箱用スペーサを用いた箱組体に関する。
工場等において部品、製品を入れ、運搬に用いられる箱は通箱と呼ばれる。通箱は用途により様々な材質、形状のものが用いられる。運搬に用いられた通箱を保管する場合、通箱を積み重ねることで保管に用いる占有面積を小さくすることが可能であり、積み重ねたときに落下しないよう、通箱の底面には通箱の開口に嵌るよう凸部が設けることがある。
実開昭59−016870
温度、湿度、気圧、清浄度が厳しく管理されているクリーンルーム内外の運搬においても上記のような通箱が用いられている。クリーンルームでは面積が広いほど管理にかかる費用が高くなるため、通箱が占有する面積を小さくする要求が大きく、また、クリーンルーム内での部品、製品の移動は粉塵発生の原因となるため、最低限とすることが望まれる。上記の通箱を積み重ねた場合、上段の通箱が下段の通箱の蓋の役割を果たし、下段の通箱への粉塵の侵入を防ぐことができるが、目視で下段の通箱の内容物を確認できず、下段の通箱の内容物を取り出すには上段の通箱を移動させる必要があり、占有面積の増加、粉塵発生の原因となる。
積み重ねた状態の通箱から内容物を取り出すことができる構造としては、特許文献1のような構造が開示されている。しかしながら特許文献1のスペーサは筒状の構造に取出し口を設けたものになっており、重量が重く、作業性を高めるために取出し口を大きくすることは強度の低下を招くためできない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、積み重ねた通箱においても中身を確認でき、容易に中身を取り出せるようにするためのスペーサおよび該スペーサを用いた箱組体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る箱用スペーサは、上面に開口された開口部を有し、該開口部の四辺に所定幅の周縁部が設けられるとともに、下面に段部を有する箱体間に間挿されており、第1箱体の上面開口の周縁部に載置される枠材を方形状に連結した下段支持枠と、
第2箱体が、該第2箱体下面の段部と係合状態で載置される枠材を方形状に連結した上段支持枠と、前記下段支持枠及び前記上段支持枠に対し垂直に設けられ、前記下段支持枠の四隅と前記上段支持枠の四隅とを連結する複数の柱状部とを備え、前記下段支持枠の内周に下方へ延設された係合部材が設けられていることを特徴とする。
また、前記係合部材は、板状部材であって下段支持枠に締結部材で着脱自在に配設され得る。
また、前記第1箱体および前記第2箱体は樹脂製であり、前記スペーサがアルミニウム製であり得る。
また、本発明に係る箱組体は、上面が開口され、該開口の四辺に所定幅の周縁部が設けられるとともに、下面に段部を有する第1箱体および第2箱体と、第1箱体と第2箱体の間に間挿されるスペーサであって、前記第1箱体の上面開口の周縁部に載置される枠材を方形状に連結した下段支持枠と、前記第2箱体が、該第2箱体下面の段部と係合状態で載置される枠材を方形状に連結した上段支持枠と、前記下段支持枠及び前記上段支持枠に対し垂直に設けられ、前記下段支持枠の四隅と前記上段支持枠の四隅とを連結する複数の柱状部とを備え、前記下段支持枠の内周に下方へ延設された係合部材が設けられているスペーサとからなることを特徴とする。
本発明によれば、箱体を積み重ねる際に箱体の間にスペーサを間挿することで、下段の箱体の内容物の確認、取出しができる。また、スペーサは箱体に水平方向の力がかかり位置がずれることを防ぐことができる。箱体をクリーンルーム内外の運搬に用いる場合においては、クリーンルームでの作業時にスペーサを間挿することで内容物の確認、取出しが容易になると共に、箱体の移動を最小限にし、粉塵の発生を抑えることができ、運搬時においてはスペーサを間挿させず積み重ねることで、箱体内への粉塵の侵入を防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係る箱組体の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るスペーサの斜視図を示し、(a)は係止部材をスペーサの下段支持枠の内側に、(b)は外側に配設した例である。 本発明の実施の形態に係る箱組体を構成する第2箱体の正面図を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図である。
本発明の1実施形態に係るスペーサ及び箱組体について図1〜図3を参照して説明する。
図1は実施形態に係る箱組体2の斜視図を示している。箱組体2は、第1箱体3と第2箱体4と第1箱体3の上面および第2箱体4の下面に間挿されたスペーサ1とからなる。
図1は、第1箱体3、第2箱体4をスペーサ1を介して積み上げた箱組体2を示し、図においては第1箱体3および第2箱体4は同一形状であり、図3に第2箱体4の正面図を示す。箱体(第1箱体3、第2箱体4)は外形が略直方体で上面が開口した開口部になっており、開口部が入口となって底面および4面の側面に囲われた収容部に内容物を収容することが可能となっている。
箱体の材質はPTFE等の硬質の樹脂であるが、これに限らず様々な材料を用いることが可能である。箱体の開口部には所定幅の周縁部4aが側面から見て外方に設けられており、底面近傍の側面には段部4bが設けられている。箱体を積み重ねた場合、上側の箱体の底面が下側の箱体の開口部に嵌り、下側の箱体の周縁部4aに上側の箱体の段部4bが支持されることで、水平方向への移動が制限され、人がぶつかる等の軽微な衝撃では上側の箱体が落ちることはない。なお、箱体を2つ積み重ねることについて説明を行ったが、3つ以上積み重ねることについても可能となる。
スペーサ1はアルミニウム製であり、下段支持枠1a、上段支持枠1b、柱状部1cからなる。下段支持枠1aは、4本の枠材1a1〜1a4を方形状に連結することにより形成されており、第1箱体3の周縁部に載置される。枠材は略断面方形の棒状の部材であり、枠材の4つの側面には長手方向に沿って溝が設けられており、溝にボルトをねじ込むことが可能となっている。下段支持枠1aは4つの枠材をL字型の隅金とボルトで連結することにより、方形状に形成されている。下段支持枠1aの内周側には係合部材1dが設けられ、係合部材1dが箱体の開口と係合することでスペーサ1が水平方向に移動することを防ぐ。
係合部材1dは、ボルト等の締結部材により下段支持枠1aの枠材1a1〜1a4の内側(図2(a)参照)に取り付けられる。また、係合部材1dは、図2(b)に示すように、枠材1a1〜1a4の外側に取り付けても構わない。上段支持枠1bは、下段支持枠1aと同サイズの4本の枠材1b1〜1b4を方形状に連結することにより形成されており第2箱体4が載置される。
枠材1a1〜1a4、1b1〜1b4は、略断面方形の棒状の部材であり、枠材の4つの側面には長手方向に沿って溝が設けられており、溝にボルトをねじ込むことが可能となっている。上段支持枠1bは4つの枠材をL字型の隅金とボルトで連結することにより、方形状に形成されている。
第2箱体4の段部4bは上段支持枠1bの開口に嵌り、第2箱体4の水平方向の移動が制限される。4本の柱状部1cは上段支持枠1bの四隅と下段支持枠1aの四隅を連結しており、上段支持枠1b、下段支持枠1aに対し直角に設けられている。柱状部1cは下段支持枠1aや上段支持枠1bに用いられている枠材と同様の部材が用いており、L字型の隅金とボルトを用いて上段支持枠1bおよび下段支持枠1aと連結される。また、柱状部1cはものが当たった時に傷がつくことを防ぐために樹脂製のカバーが設けられている。
上記構成において、第1箱体3の上面開口の周縁部にスペーサ1を載置する。この際、係合部材1dが第1箱体3の上面開口の内周面に当接し、スペーサ1は第1箱体3に対して水平方向に位置ずれを起こすことはない。そして、第2箱体4の段部4bが、スペーサ1の上段支持枠1bの上面に載置されるとともに、段部4bよりも下側の部分が上段支持枠1bの開口部に嵌り水平方向の位置ずれを起こすことなく載置される。
本発明の実施形態にかかるスペーサおよび箱組体は、通箱に限らず、箱を積み重ねる場面において好適に使用される。
1 スペーサ
1a 下段支持枠
1b 上段支持枠
1c 柱状部
1d 係合部材
2 箱組体
3 第1箱体
4 第2箱体
4a 周縁部
4b 段部

Claims (4)

  1. 上面に開口された開口部を有し、該開口部の四辺に所定幅の周縁部が設けられるとともに、下面に段部を有する箱体間に間挿される箱用スペーサであって、
    第1箱体の上面開口の周縁部に載置される枠材を方形状に連結した下段支持枠と、
    第2箱体が、該第2箱体下面の段部と係合状態で載置される枠材を方形状に連結した上段支持枠と、
    前記下段支持枠及び前記上段支持枠に対し垂直に設けられ、前記下段支持枠の四隅と前記上段支持枠の四隅とを連結する複数の柱状部とを備え、
    前記下段支持枠の内周に下方へ延設された係合部材が設けられている箱用スペーサ。
  2. 前記係合部材は、板状部材であって下段支持枠に締結部材で着脱自在に配設されている請求項1に記載の箱用スペーサ。
  3. 前記第1箱体および前記第2箱体は樹脂製であり、前記スペーサがアルミニウム製である請求項1又は請求項2に記載の箱用スペーサ。
  4. 上面が開口され、該開口の四辺に所定幅の周縁部が設けられるとともに、下面に段部を有する第1箱体および第2箱体と、
    第1箱体と第2箱体の間に間挿される箱用スペーサであって、
    前記第1箱体の上面開口の周縁部に載置される枠材を方形状に連結した下段支持枠と、
    前記第2箱体が、該第2箱体下面の段部と係合状態で載置される枠材を方形状に連結した上段支持枠と、
    前記下段支持枠及び前記上段支持枠に対し垂直に設けられ、前記下段支持枠の四隅と前記上段支持枠の四隅とを連結する複数の柱状部とを備え、
    前記下段支持枠の内周に下方へ延設された係合部材が設けられている箱用スペーサとからなる箱組体。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53144428U (ja) * 1977-04-15 1978-11-14
JPS5916870U (ja) * 1982-07-21 1984-02-01 内田 太一 通箱積上げ用スペ−サ
JP2006527144A (ja) * 2003-06-12 2006-11-30 イフコ・システムズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 特に果物および野菜などの商品のための輸送コンテナシステム

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