JP2004262438A - 鉄道車両用空気ばね高さ調整機構 - Google Patents

鉄道車両用空気ばね高さ調整機構 Download PDF

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Abstract


【課題】 空気ばね高さ調整装置の特性を変更することなく、空気ばねの給排気を制御する。
【解決手段】 台車枠2aに取り付けられた空気ばね3によって車体1を支持する鉄道車両であって、鉄道車両は、予め記憶しておくか又は地上子を通過する時に入手する線路情報を保持する線路情報保持手段と、車体1に取り付けられ、車体1に対する台車枠2aの相対的な高さに応じて空気ばね3の高さを調整する高さ調整弁4と、前記高さ調整弁4を作動する作動軸4aに取り付けられるレバー5と、台車枠2aに一方を回動可能に支持され、他方をレバー5に回動可能に支持される連結棒6とを含む。前記連結棒6を、前記線路情報に応じて伸縮可能に構成する。
【効果】 空気ばね高さ調整装置の特性を変更することなく、空気ばねの給排気を制御でき、緩和曲線部における走行速度を向上できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鉄道車両用空気ばねの高さ調整機構に関するものである。
鉄道車両では、図14に示すように、車体1と台車2間に介在させた各空気ばね3毎に高さ調整弁4が設置されている。この高さ調整弁4は、例えば車体1に設置され、その作動軸4aに一端を取り付けたレバー5の他端を、一端を台車2に揺動が自在なように取り付けた連結棒6の他端に枢支した構成である。
特公昭57−53226号公報
そして、このような高さ調整弁4では、レバー5が水平位置にあるときは空気ばね3の内圧が均衡しているものと判断して空気ばね3に対して給排気は行われない。一方、例えばレバー5が図14において右下がりに傾斜して空気ばね3部における車体1と台車2の間隔が狭くなると、空気ダメ7から配管8を介して空気ばね3に給気されて内圧が高められ、前記車体1と台車2の間隔を元に戻す。
このように、鉄道車両では、高さ調整弁の機能により、負荷の変動に応じて空気ダメから空気ばねへの空気の供給や、空気ばね内の空気の外部への排出を行うことで、車体と1台車2間に設けた上昇止めストッパ9と下降ストッパ10のストッパ隙間h1+h2の範囲内で車高の調整を行っていた。
ところで、高速走行を可能とするために、曲線部にはカントがつけられているが、その関係で、曲線出入口部の緩和曲線部では、カントが徐々に変化している。従って、この緩和曲線部においては、車体は前後の台車によって捩じられ、車体の進行方向左右では車体と台車の間隔が異なることになる。
このような緩和曲線部では、前記高さ調整弁が作動し、車体と台車の間隔が大きくなった方の空気ばねからは空気が排出される一方、前記間隔が小さくなった方の空気ばねには空気が供給されることがある。
空気が排出された場合、従来の高さ調整弁を設置した車両では、当該空気ばね部の車輪が軌道に及ぼす輪重が減少することにより、緩和曲線部における走行速度を速くすることができなかった。
本発明が解決しようとする問題点は、空気ばね高さ調整装置の特性を変更することなく空気ばねの給排気を制御することができないという点である。
本発明に係る鉄道車両用空気ばね高さ調整機構は、
空気ばね高さ調整装置の特性を変更することなく空気ばねの給排気を制御するため、
台車に取り付けられた空気ばねによって車体を支持する鉄道車両の前記台車又は前記車体に取り付けられて前記台車に対する前記車体の相対的な高さに応じて前記空気ばねの高さを調整する高さ調整弁の作動を、
この高さ調整弁の作動軸に取り付けられるレバー、又は、前記車体又は前記台車に一方を回動可能に支持され、他方を前記レバーに回動可能に支持される連結棒、或いは、前記レバー及び前記連結棒と共に車体又は台車と高さ調整弁を連結する部材を、予め記憶しておくか又は地上子を通過する時に入手する線路情報に応じて伸縮可能に構成するか、
或いは、前記台車又は前記車体に対する前記高さ調整弁の前記作動軸の相対位置を、前記線路情報に応じて変化可能に構成するか、
或いは、前記高さ調整弁(又は前記連結棒)を、前記車体(又は前記台車)に対して相対的に傾斜可能な傾斜梁に設置し、前記線路情報に応じて前記傾斜梁を前記車体(又は前記台車)に対して傾斜させるように構成することで行うことを最も主要な特徴としている。
前記本発明は、カント逓減区間である緩和曲線部等において、大流量の給排気が必要な時に、高さ調整弁のレバーを能動的に回動させて大流量を発生させようとするものである。
しかるに、現在採用されている高さ調整弁は、通常走行変位範囲では、図15(a)(b)に示すように、排気特性は相違するものの、レバーの回転角度に応じて空気ばねへの給排気流量が増減されるが、通常走行変位範囲を超えた場合においては、大流量の給排気が必要な場合でも、レバーの回転角度に応じて空気ばねへの給排気流量を増減できず、輪重変動の低減に限度がある。
従って、前記本発明に使用する高さ調整弁としては、通常走行変位範囲を超えた場合にも、レバーの回転角度に応じて空気ばねへの空気の給排気流量を増減できるよう、図10(a)(b)に示したような、特性を有するものを使用することが望ましい。なお、ここで、通常走行変位範囲とは、車体と台車間のストッパ隙間に対応する範囲のことであり、図14に示すh1+h2の範囲をいう。
ところで、高さ調整弁4の一般的な構造を図16(a)(b)に示すが、この図16(a)において、前記レバー5(作動軸4a)が反時計回りに回動すると、てこ4bが図16(a)における紙面左側のニードル弁4cを押すことで、給気ポートから空気ばねに給気される。反対に、前記レバー5(作動軸4a)が時計回りに回動すると、てこ4bが図16(a)における紙面右側のニードル弁4dを押すことで、空気ばねの空気が排気される。
そして、前記のような従来構造の高さ調整弁4では、前記レバー5(作動軸4a)の回転開始から空気ばねへの給排気開始までの回転角度は、前記てこ4bとニードル弁4dとの隙間Lによって決まるので、本発明に適した、図10(a)(b)に示したような、特性を有する高さ調整弁4としては、図11及び図12の(a)図に示したように、通常走行変位範囲より大きな変位で作用する隙間L1と通常走行変位範囲で作用する隙間L2の2種類の隙間を有する図11及び図12の(b)図に示したような特性を有する高さ調整弁を、図13に示したように直列に配置した構造を採用することで得ることができる。なお、ここで図11及び図12の(a)図に示した給気ポートを並列に接続し、ひとつの給気口とし、同様に空気ばねポートも並列に接続し、ひとつの空気ばねポートとした構造を採用するものとする。
この本発明に係る鉄道車両用空気ばね高さ調整機構は、
前記高さ調整弁のレバーの回転角を検知して、
前記の車体又は台車と高さ調整弁を連結する部材、或いは、前記高さ調整弁の作動軸の相対位置の変化機構、或いは、前記傾斜梁の傾斜機構の制御盤にフィードバックし、
運転条件(線路条件)と前記フィードバックした回転角から、高さ調整弁のレバーの回転角が最適角度になるように制御することが望ましい。
本発明では、空気ばね高さ調整装置の特性を変更することなく、空気ばねの給排気を制御できるので、この本発明に係る空気ばね高さ調整機構を備えた鉄道車両にあっては、緩和曲線部における輪重の減少を抑制でき、緩和曲線部における走行速度を向上させることができるという利点がある。
この場合、高さ調整弁を、通常走行変位範囲を超えて回動させた場合にも、回動角度に比例して空気ばねへの空気の給排気流量を増加できるようしたものを使用すれば、更なる効果の向上が図れる。
そして、曲線路における走行を適正走行速度により近づけることが可能になって、曲線路をより安全に走行できるようになる。また、空気ばねの高さ調整をより細かく行えるので、プラットフォームと乗降口との間の段差も更に抑制でき、バリアフリー化が可能になるという利点もある。
以下、台車に取り付けられた空気ばねによって車体を支持する鉄道車両に設置される本発明に係る鉄道車両用空気ばね高さ調整機構を、図1〜図8を参照しつつ詳細に説明する。前記鉄道車両は、予め記憶しておくか又は地上子を通過する時に入手する線路情報を保持する線路情報保持手段を装備している。
図1は第1の本発明に係る空気ばね高さ調整機構を例示する図面である。
4は例えば前記鉄道車両の車体1に取り付けられて前記空気ばねの高さを調整する高さ調整弁である。この高さ調整弁4は、その作動軸4aに一方を固定されたレバー5が、前記車体1と前記台車を構成する例えば台車枠2aの相対的な傾斜に応じて、前記作動軸4aを中心として回動することにより作動される。そして、この高さ調整弁4は、図10に示したような特性を有するものを採用することが望ましい。
連結棒6は一方を例えば前記台車枠2aに、また、他方を前記レバー5に夫々回動可能に支持され、この連結棒6が前記車体1と台車枠2aとの相対的な高さをレバー5に伝えている。
第1の本発明に係る空気ばね高さ調整機構は、例えば前記連結棒6を、前記線路情報に応じて伸縮可能に構成したものである。
この伸縮可能となす構成は、特に限定されるものではないが、例えば図1に示した例では、滑り対偶に構成された2個で対を成す筒体11a,11bの一方11aの内部にボールねじ12を構成するナット12aを、また、他方11bの内部にモータ13を夫々固定配置したものを示している。そして、このモータ13で継手14を介して前記ボールねじ12を構成するねじ軸12bを正逆回転することで、2個で対を成す筒体11a,11bの全長を伸縮する。なお、図1中の15はもどしばねを示す。
このように、前記連結棒6を伸縮可能に構成した場合には、前記線路情報に応じて連結棒6を伸縮制御する、例えば緩和曲線部では、車体1と台車枠2aの間隔が大きくなった方の空気ばねから排出される空気量を減少させるように、連結棒6の長さを伸ばすように制御することで、当該空気ばね部の車輪の輪重減少を抑制し、緩和曲線部での走行速度の向上を図ることができるようになる。
そして、この連結棒6を伸縮可能に構成する第1の本発明に係る空気ばね高さ調整機構では、台車枠側の取付け座の変更等は一切不要で、連結棒6のみ交換すればよいので、既存台車にも容易に適用できる。加えて、連結棒6は、車体1に取り付けた高さ調整弁4のレバー5に、ブラケットを介して台車枠2aに取り付けられているので、台車枠2aのばね下振動を直接受けることがなく、耐振動性能の上で有利である。
図1は、連結棒6の長さを伸縮可能に構成したものについて説明したが、レバー5を伸縮可能に構成し、前記と同様の作用を奏させるものでも良い。
また、図2は連結棒6の長さを伸縮可能に構成したものに代えて、レバー5と連結棒6の間に、例えば図1の連結棒6と同様の構成のアクチュエータ26とリンク(図2に示した例ではベルクランク)16を介在させたものを示している。
このように、レバー5と連結棒6間にアクチュエータ26を介在させた場合も、図1のように連結棒6を伸縮可能に構成したものや、レバー5を伸縮可能に構成したものと同様の作用を奏するのと共に、アクチュエータ26が連結棒6に対して、更に、リンク16を介してリンク16の車体1側の支持点より上位部分に取り付けられているので、一層、ばね下振動を緩和でき、アクチュエータ26の耐振動性能の信頼性が向上する。
また、アクチュエータ26と連結棒6が分離できるため、連結棒6による手動高さ調整(この場合にはアクチュエータ26は所定長さに保持)と、アクチュエータ26による動的な長さ変化を分離することができ、保守時における初期調整が容易に行える。加えて、図2に示したように、リンク16を介して連結した場合には、同じ作用を奏するために必要なレバー5又は連結棒6、或いはアクチュエータ26の伸縮量を減少することができる。
次に、第2の本発明に係る空気ばね高さ調整機構について説明する。
この第2の本発明に係る空気ばね高さ調整機構は、前記図1に示した第1の本発明に係る空気ばね高さ調整機構と同様の作用を奏するために、レバー5又は連結棒6を伸縮可能に構成するのに代えて、車体1又は台車枠2aに対する高さ調整弁4の作動軸4aの相対位置を前記線路情報に応じて変化させ、見かけ上、車体1が傾斜しているように制御するものである。
図3は第2の本発明に係る空気ばね高さ調整機構を例示する図面である。この図3に示した例では、車体1に対する高さ調整弁4の作動軸4aの相対位置を変化可能に構成するために、例えば高さ調整弁4を直接車体1に設置せずに、高さ調整弁4と車体1間にアクチュエータ17を介在させた例を示している。
すなわち、アクチュエータ17のシリンダ17aを車体1に回転が自在なように取り付ける一方、ロッド17bの先端を高さ調整弁4に回転が自在なように取り付けることで、前記ロッド17bの出退移動によって高さ調整弁4を正逆回動させ、車体1に対する高さ調整弁4の作動軸4aの相対位置を変化させる。
この図3に示す構成では、連結棒6やレバー5に既存品が利用できるので、初期調整や部品の保守で既存の技術をそのまま使用することができる。また、アクチュエータ17は、もっぱら高さ調整弁4の回転のみを行わせるだけであるので、アクチュエータ17は完全にばね上装架となってばね下振動の影響を緩和でき、アクチュエータ17の耐振動性能の信頼性が向上する。更に、台車枠2a側の連結棒6の取付け座は、既存のブラケットを流用できるので、既存台車にそのまま取り付けることが可能であり、既存車両への適用の場合の改造コストを抑えることができる。
車体1(又は台車枠2a)に対する高さ調整弁4の作動軸4aの相対位置を変化させる手段は、図3に示したような高さ調整弁4を回動させるものに限らず、どのようなものであってもよい。
例えば、図4は車体又は台車に対する鉛直方向の移動が可能なように車体1に高さ調整弁4を取り付けたものである。この図4に示した例では、一方がもどしばね18に繋がれた案内部材19を、他方に連結したアクチュエータ16によって前記もどしばね18のばね力に抗して鉛直方向に引上げることで、案内部材19と一体に取り付けた高さ調整弁4を鉛直方向に移動させる構成である。
この図4に示した構成では、アクチュエータ20を完全に車体1側に装架することになるので、ばね下振動の影響がほとんどなく、アクチュエータ20のばね下振動に対する信頼性が向上する。また、台車枠2a側の連結棒6の取付け座は、既存のブラケットを流用できるので、図3に示したものと同様、既存台車にそのまま取り付けることが可能であり、既存車両への適用の場合の改造コストを抑えることができる。
また、図5は車体又は台車に対して水平方向の移動が可能なように車体1に高さ調整弁4を取り付けたものである。この図5に示した例では、車体1に水平方向の移動が自在なように案内部材19を介して高さ調整弁4を取り付けると共に、レバー5を介してこの高さ調整弁4の作動軸4aを回動させる連結棒6を傾斜配置することで、高さ調整弁4を車体1の水平方向に移動させる構成である。
この図5に示した構成では、移動方向が水平であるので、アクチュエータの動力やフェール時の中立位置保持において高さ調整弁4の重量を支える必要がなく、より小さいアクチュエータで良くなる。
また、図6はレバー5と高さ調整弁4の作動軸4aを直接接続させずに、ロータリーアクチュエータ21を介して接続することで、車体1に対する高さ調整弁4の作動軸4aの相対位置を変化させる構成である。なお、ロータリーアクチュエータ21にはもどしばねが内蔵されている。
この図6に示した構成では、ロータリーアクチュエータ21を完全に車体1に装架することになり、ばね下振動の影響がほとんどなくなり、ロータリーアクチュエータ21のばね下振動に対する信頼性が向上する。また、台車枠2a側の連結棒6の取付座は、既存のブラケットを流用できるので、図3や図4に示したものと同様、そのまま既存台車への取付が可能であり、既存車両への適用の場合の改造コストを抑えることができる。
第2の本発明に係る空気ばね高さ調整機構は上記の例に限るものではなく、台車枠2aに高さ調整弁4を設置したものでも良いことは言うまでもない。また、上記の例を適宜組み合わせたものでも良い。これらを組み合わせた場合には、各構造毎の相対位置の変化量は少なくなる。
次に、第3の本発明に係る空気ばね高さ調整機構について説明する。
この第3の本発明に係る空気ばね高さ調整機構は、レバー5又は連結棒6を伸縮可能に構成することや、車体1又は台車枠2aに対する高さ調整弁4の作動軸4aの相対位置を変化させることなく、前記第1や第2の本発明に係る空気ばね高さ調整機構と同様の作用を奏するものである。
図7及び図8は第3の本発明に係る空気ばね高さ調整機構を例示する図面である。このうち図7に示した例では、車体1に対して相対的に傾斜可能なように車体1の下部に取り付けられた傾斜梁20に前記高さ調整弁4を設置している。一方、図8に示した例では、図7のように傾斜梁20を車体1に取り付けることが困難な場合の例で、台車枠2aに対して相対的に傾斜可能に台車枠2aの上部に取り付けられた傾斜梁23に前記連結棒6を設置している。
そして、図7に示した例では、アクチュエータ24のロッドの出退動により前記傾斜梁22を車体1に対して傾斜させることで、また、図8に示した例では、アクチュエータ25のロッドの出退動により前記傾斜梁23を台車枠2aに対して傾斜させることで、夫々、見かけ上、車体1が傾斜しているように制御するのである。
これらの図7及び図8に示した構成では、図3に示した構成の空気ばね高さ調整機構が奏するのと同様の作用を、高価なアクチュエータ1つで行なうことができるようになる。
なお、前記図7及び図8に示した例では、車体1又は台車枠2aの中央部に傾斜梁22又は23の支点22a又は23aを位置させたものを示しているが、これらの支点22a,23aは必ずしも車体1又は台車枠2aの中央部に位置させる必要はなく、設計上容易な箇所に支点を配置すれば良い。
上記の本発明に係る空気ばね高さ調整機構では、例えば緩和曲線部において、車体1と台車枠2aの間隔が大きくなった方の空気ばねから排出される空気量を減少させるように、線路情報に応じてレバー5又は連結棒6を伸縮制御したり、車体1又は台車枠2aに対する高さ調整弁4の作動軸4aの相対位置を変化させたり、傾斜梁22,23を傾斜させて高さ調整弁4のレバー5を回動させるように制御する。
そして、このような本発明に係る空気ばね高さ調整機構を装備した鉄道車両では、例えば緩和曲線部において、前述の制御を行うことで、当該空気ばね部の車輪の輪重減少を抑制でき、緩和曲線部での走行速度の向上を図ることができるようになる。
なお、高さ調整弁4のレバー5の回動は、例えば図9に示したように、高さ調整弁4のレバー5の回転角をセンサーにより検知し、この検知した前記回転角をフィードバック制御して、運転条件(線路条件)と前記フィードバックしたレバー5の回転角から、高さ調整弁4のレバー5の回転角が最適の角度になるように制御することで、より確実に当該空気ばね部の車輪の輪重減少を抑制でき、望ましい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示された技術的思想の範疇において変更可能なことは言うまでもない。
以上の本発明は、緩和曲線の走行時のみならず、空気ばねへの空気の給排を行う場合であればどのような走行時にも適用できる。
第1の本発明に係る空気ばね高さ調整機構の例を説明する図で、(a)は一部断面して示す全体図、(b)は伸縮機構の要部説明図である。 第1の本発明に係る空気ばね高さ調整機構の他の例を説明する図である。 第2の本発明に係る空気ばね高さ調整機構の例を説明する図である。 第2の本発明に係る空気ばね高さ調整機構の他の例を説明する図である。 第2の本発明に係る空気ばね高さ調整機構の更に他の例を説明する図である。 第2の本発明に係る空気ばね高さ調整機構の更に他の例を説明する図である。 第3の本発明に係る空気ばね高さ調整機構の例を説明する図である。 第3の本発明に係る空気ばね高さ調整機構の他の例を説明する図である。 本発明に係る空気ばね高さ調整機構の制御方法を示すフロー図である。 (a)(b)は本発明に係る空気ばね高さ調整機構に適した高さ調整弁の特性を説明する図である。 本発明に係る空気ばね高さ調整機構に適した高さ調整弁の構造を説明する図で、(a)は図13(a)のA−A断面図、(b)はA−A断面部分の特性を示す図である。 本発明に係る空気ばね高さ調整機構に適した高さ調整弁の構造を説明する図で、(a)は図13(a)のB−B断面図、(b)はB−B断面部分の特性を示す図である。 本発明に係る空気ばね高さ調整機構に適した高さ調整弁の構造を説明する図で、(a)は側面から見た断面図、(b)はその特性を示す図である。 従来の高さ調整機構を説明する図である。 (a)(b)は現在採用されている高さ調整弁の、レバー回転角と空気ばねの給排気流量の関係を示した図である。 従来の高さ調整弁の構造を説明する断面図で、(a)は正面から見た図、(b)は側面から見た図である。
符号の説明
1 車体
2a 台車枠
3 空気ばね
4 高さ調整弁
4a 作動軸
5 レバー
6 連結軸
13 モータ
16 リンク
17 アクチュエータ
20 アクチュエータ
21 ロータリーアクチュエータ
22 傾斜梁
23 傾斜梁
24 アクチュエータ
25 アクチュエータ
26 アクチュエータ

Claims (12)

  1. 台車に取り付けられた空気ばねにより車体を支持する鉄道車両であって、
    この鉄道車両は、予め記憶しておくか又は地上子を通過する時に入手する線路情報を保持する線路情報保持手段と、
    前記台車又は前記車体に取り付けられ、前記台車に対する前記車体の相対的な高さに応じて前記空気ばねの高さを調整する高さ調整弁と、
    この高さ調整弁を作動する作動軸に取り付けられるレバーと、
    前記車体又は前記台車に一方を回動可能に支持され、他方を前記レバーに回動可能に支持される連結棒を含み、
    前記レバー又は前記連結棒、或いは、前記レバー及び前記連結棒と共に車体又は台車と高さ調整弁を連結する部材を、前記線路情報に応じて伸縮可能に構成したことを特徴とする鉄道車両用空気ばね高さ調整機構。
  2. 前記レバーと前記連結棒の間を、リンクを介在させて連結したことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用空気ばね高さ調整機構。
  3. 台車に取り付けられた空気ばねにより車体を支持する鉄道車両であって、
    この鉄道車両は、予め記憶しておくか又は地上子を通過する時に入手する線路情報を保持する線路情報保持手段と、
    前記台車又は前記車体に取り付けられ、前記台車に対する前記車体の相対的な高さに応じて前記空気ばねの高さを調整する高さ調整弁と、
    この高さ調整弁を作動する作動軸に取り付けられるレバーと、
    前記車体又は前記台車に一方を回動可能に支持され、他方を前記レバーに回動可能に支持される連結棒を含み、
    前記車体又は前記台車に対する前記高さ調整弁の前記作動軸の相対位置を、前記線路情報に応じて変化可能に構成したことを特徴とする鉄道車両用空気ばね高さ調整機構。
  4. 前記相対位置の変化は、前記高さ調整弁の回転により行うことを特徴とする請求項3記載の鉄道車両用空気ばね高さ調整機構。
  5. 前記相対位置の変化は、前記高さ調整弁の前記車体又は前記台車に対する鉛直方向の移動により行うことを特徴とする請求項3又は4記載の鉄道車両用空気ばね高さ調整機構。
  6. 前記相対位置の変化は、前記高さ調整弁の前記車体又は前記台車に対する水平方向の移動により行うことを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載の鉄道車両用空気ばね高さ調整機構。
  7. 前記相対位置の変化は、前記連結棒の傾斜配置により行うことを特徴とする請求項6記載の鉄道車両用空気ばね高さ調整機構。
  8. 前記相対位置の変化は、前記高さ調整弁の前記作動軸の回転により行うことを特徴とする請求項3〜7の何れかに記載の鉄道車両用空気ばね高さ調整機構。
  9. 台車に取り付けられた空気ばねにより車体を支持する鉄道車両であって、
    この鉄道車両は、予め記憶しておくか又は地上子を通過する時に入手する線路情報を保持する線路情報保持手段と、
    前記空気ばねの高さを調整する高さ調整弁と、
    この高さ調整弁を作動する作動軸に取り付けられるレバーと、
    前記台車に一方を回動可能に支持され、他方を前記レバーに回動可能に支持される連結棒と、
    前記車体下部にこの車体に対して相対的に傾斜可能に取り付けられた傾斜梁を含み、
    前記高さ調整弁を、前記傾斜梁に設置し、前記線路情報に応じて前記傾斜梁を前記車体に対して傾斜させるように構成したことを特徴とする鉄道車両用空気ばね高さ調整機構。
  10. 台車に取り付けられた空気ばねにより車体を支持する鉄道車両であって、
    この鉄道車両は、予め記憶しておくか又は地上子を通過する時に入手する線路情報を保持する線路情報保持手段と、
    前記車体に取り付けられ、前記空気ばねの高さを調整する高さ調整弁と、
    この高さ調整弁を作動する作動軸に取り付けられるレバーと、
    前記台車に一方を回動可能に支持され、他方を前記レバーに回動可能に支持される連結棒と、
    前記台車上部にこの台車に対して相対的に傾斜可能に取り付けられた傾斜梁とを含み、
    前記連結棒を、前記傾斜梁に設置し、前記線路情報に応じて前記傾斜梁を前記台車に対して傾斜させるように構成したことを特徴とする鉄道車両用空気ばね高さ調整機構。
  11. 前記高さ調整弁は、通常走行変位範囲を超えた場合においても、前記レバーの回転角に応じて空気ばねの給気流量が増加可能な範囲を有するものであることを特徴とする請求項1〜10の何れか記載の鉄道車両用空気ばね高さ調整機構。
  12. 請求項1〜11の何れか記載の鉄道車両用空気ばね高さ調整機構を制御する方法であって、
    前記高さ調整弁の前記レバーの回転角を検知した後、この検知した回転角を、前記レバーを回動させる機構を制御する制御盤にフィードバックし、
    運転条件と前記フィードバックした回転角から、高さ調整弁のレバーの回転角が最適角度になるように制御することを特徴とする鉄道車両用空気ばね高さ調整機構の制御方法。
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