JP2004262216A - クリーム半田印刷用メタルマスクとメタルマスクのセット枠 - Google Patents

クリーム半田印刷用メタルマスクとメタルマスクのセット枠 Download PDF

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Abstract

【課題】最近の電子機器装置に使用されるブリント配線基板の数は増加しつつあり、これに使用されるメタルマスクの量は膨大な数になっている。このため、メタルマスクの開発期間の短縮と製作費用の削減が求められており、メタルマスクを短期間で安いコストで製作し、これを容易に管理する方法の実現が要望されている。
【解決手段】本発明は、メタルマスクとマスクセット枠の枠を分離出来る構成とし、メタルマスクの四辺に装着孔を有するメタルマスクと、装着孔にに挿入されるガイドピンが一定の間隔で復数個設けられているセット枠とを使用し、一つのメタルマスクセット枠を複数のメタルマスクに対して共通に使用出来るようにして問題の解決を図ったものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント配線基板に、クリーム半田を印刷するクリーム半田印刷用メタルマスクとこのメタルマスクに吸引を与えて支持固定するメタルマスクのセット枠に関する。
本発明のクリーム半田印刷用メタルマスクとメタルマスクのセット枠は、メタルマスク単体でセット枠に着脱可能に装着が出来るようにしたために、メタルマスクを枠にセットする時間と費用が削減出来、メタルマスクの保管スペースを縮減出来る。
【0002】
【従来の技術】
プリント配線基板にクリーム半田を塗布形成する手段として、従来からスクリーン印刷が広く使用されており、その精度を向上させるために印刷時に伸展しないメタルマスクが使用されている。このメタルマスクによってクリーム半田印刷用版を製作するには、枠に取り付けられたスクリーンにメタルマスクの周縁部をカバーテープ、硬化性樹脂剤等によって固定るようにする方法が広く行われていてる。このような固定方法では、メタルマスクを交換する場合にスクリーンの切断、除去等の作業が必要であるために、その交換自体が面倒で簡単には行うことが困難であった。
この問題を解消するために、スクリーンを使用せずにセット枠にメタルマスクを直接固定する各種の方法が、特開平7−242076号公報、特開平11−268235号公報、特開平12−15777号公報、、特願2000−168489号公報、特願2001−341278号公報等に提案されている。
【0003】
特願2000−168489号公報、特願2001−341278号公報に開示されている方法は、メタルマスクの辺縁部に連結ブレードを固着し、所定の吸引作用を付与させた矩形枠状のセット枠に、連結ブレードを介してメタルマスクを装着支持し、メタルマスクに対して所定の吸引を付与するようにしたものである。
この方法は、メタルマスクをスクリーンを使用せずに支持枠に固定できるが、メタルマスクの辺縁部に連結ブレードを固着する作業が必要であるため、メタルマスクの製作に時間と費用が掛かるだけでなく、このメタルマスクに所定のテンション作用を付与させて保持するセット枠は、メタルマスクを交換する際の着脱作業にテンション作用を除くための専用の器具を使用することが必要でその作業が面倒であり取扱いも難しく、セット枠の構造が複雑でその製作費用が大きくなる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特に、最近の電子機器装置に使用されるブリント配線基板の数は増加しつつあり、これに使用されるメタルマスクの量は膨大な数になっている。このため、メタルマスクの開発期間の短縮と製作費用の削減が求められており、メタルマスクを短期間で安いコストで製作し、これを容易に管理する方法の実現が要望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、メタルマスクとメタルマスクが取り付けられるマスクセット枠の枠を分離出来る構成とし、メタルマスクの四辺に一定の間隔で復数個設けられている装着孔を有するクリーム半田印刷用メタルマスクと、メタルマスクの装着孔にに挿入されるガイドピンが一定の間隔で復数個設けられているセット枠にメタルマスクが直接装着するように構成したメタルマスクセット枠とを使用し、一つのメタルマスクセット枠を複数のメタルマスクに対して共通に使用出来るようにした、クリーム半田印刷用メタルマスクとメタルマスクのセット枠を実現することにより問題の解決を図ったものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
【実施例】
以下に本発明のクリーム半田印刷用メタルマスクとメタルマスクのセット枠について詳細に説明する。
図1は本発明のクリーム半田印刷用メタルマスクの構成を説明するための図である。図1において、1は本発明のメタルマスクである。2はメタルマスクのマスク開穿部で、プリント配線板のクリーム半田の印刷位置に対応して開けられている。H1,H2,H3,H4はメタルマスクの四辺に配された装着孔である。装着孔H1,H2,H3,H4は、メタルマスク1の四辺に夫々に設けられていて、ほぼ矩形状の開穿部2の夫々の辺縁部に、この辺縁部の長さ方向に沿って約15mmピッチの間隔で、その辺縁部の長さにほぼ相当する長さになっている帯状に形成されている。
この装着孔H1,H2,H3,H4以外の開穿部2は従来のメタルマスクと同様の構成で、スクリーン印刷に対応する半田の印刷パターンが開穿されている。メタルマスク1は、パターンの開穿形成が可能な例えばリン青銅材にニッケルメッキを施したもの、SUS304の鋼材、ニッケル合金材等の材質で、100μ〜250μ程度の肉厚の薄板が使用される。
【0007】
装着孔H1,H2,H3,H4は、メタルマスクのマスク開穿部2の作成時に同時にメタルマスク1上に作成される。装着孔H1,H2,H3,H4は特別の補強枠等を設ける必要がないので、従来のメタルマスク単体とほぼ同一のコストで、同じ時間で製作することが出来る。
又、メタルマスクの保管はメタルマスク本体だけを保管すれば良いので、保管スペースが少なく、その管理が容易である。
メタルマスク1は、この装着孔H1,H2,H3,H4を、後記の図2に示すメタルマスクのセット枠に固着されている連結部に係止させることにより装着される。
装着孔H1,H2,H3,H4は、メタルマスクのセット枠によりメタルマスク1に対してその四方向から牽引して所定の張力を付与させた状態で装着されるものであり、メタルマスクのセット枠の連結部材のガイドピンと、メタルマスク1の辺縁部に設けた装着孔H1,H2,H3,H4との相互の位置が合わされ嵌め合わせによって連結するものである。
装着孔H1,H2,H3,H4は、メタルマスク1に対して所定の張力を付与するように構成されているメタルマスクのセット枠の張力によりメタルマスクをメセット枠に一体化して固定し、セット枠の張力の解除時にはメタルマスクをセット枠より着脱を可能にするように構成されている。
【0008】
図2は本発明のクリーム半田印刷用メタルマスクのセット枠の構成を説明するための図である。図2において、10はメタルマスクセット枠である。
11,12,13,14は、セット枠の枠部材で、アルミの角パイプにより構成されており、その内部に貫通孔があけられている。枠部材11,12,13,14はセット枠の4方向でそれぞれ分割されている。
21,22,23,24は、メタルマスクをセット枠に取り付けるための連結部材で、枠部材11,12,13,14に取り付けられている。
連結部材21,22,23,24には図1のメタルマスクの四辺に配された装着孔に挿入されるガイドピンP1,P2,P3,P4が一定の間隔で復数個設けられている。
41,42,43,44はセット枠のコーナブロックである。
31,32,33,34はガイド棒で、コーナブロック41,42,43,44に支持され、枠部材11,12,13,14の貫通孔に挿入され連結部材をスライド可能に保持することにより、セット枠を拡大縮小する機能を持っている。
コーナブロック41,42,43,44は、枠部材11,12,13,14をその四隅で伸縮可能な状態で保持しセット枠を構成している。
51,52,53,54は吸引機構である。吸引機構51,52,53,54は、コーナブロック41,42,43,44と枠部材11,12,13,14との間に設けられ、各コーナブロックと各枠部材料との間に一定の吸引力を与え、コーナブロックに対して枠部材料が常時コーナブロック相互間の中間に位置するように調整保持する機能を持っている。
【0009】
61,62は、メタルマスクに所定の張力を付与する拡張機構である。拡張機構61,62は、コーナブロック41,44に設けられている。
コーナブロック41,42,43,44はメタルマスクセット枠の四隅に配され、このコーナブロック相互間に、枠部材11,12,13,14の貫通孔に挿入され連結部材をスライド可能に保持しているガイド棒31,32,33,34が対峙状に配され、メタルマスク1の大きさにほぼ対応した大きさ、すなわちメタルマスク1を内部に支持するに足りる大きさで枠組構成されている。
各コーナブロック41,42,43,44の側端と各枠部材11,12,13,14の端の間には、それぞれ吸引機構51,52,53,54が介装され、各枠部材を各コーナブロック側に引張る吸引力を与えることで、各枠部材料が常時コーナブロック相互間の中間に位置するように保持させている。
各ガイド棒は各吸引機構の間に、コーナブロック相互間に架け渡す状態に配置されており、各コーナブロックの対峙面間に枠部材料をスライド自在に保持している。
【0010】
吸引機構51,52,53,54により各枠部材を各コーナブロック側に引張る吸引力を与えることで、各枠部材料が常時コーナブロック相互間の中間に位置するように保持されるので、メタルマスクセット枠に装着されるメタルマスクの4辺に対して常にバランスした張力を加えることが可能になる。このためメタルマスクセット枠に装着されるメタルマスクには特別の補強枠等を付けなくメタルマスクの装着が可能になった。
吸引機構51,52,53,54は、コーナブロック41,42,43,44、と枠部材11,12,13,14相互の対峙面間に介装され、コーナブロック、枠部材料相互を吸引方向に付勢させるコイルスプリング状の2本のバネにより構成されている。各吸引機構の2本のバネは各コーナブロックの側端面、枠部材料の対峙面夫々に枠部材料の長さ方向に沿ってガイド棒を挟む状態で平行に穿設された長穴状の収納凹所に引伸された状態でガイド棒を挟んで平行に配置されている。
【0011】
次に、メタルマスクセット枠の拡張機構61、62の構造の詳細を図3により説明する。
図3において図2図と同一の部分には同一の符合を付けてその説明を省略する。
拡張機構61,62は対角線上のコーナブロック41,43に設置されているが、その一つ61を図3に示す。
拡張機構61は、スライド螺子孔70と、その先端が接するテーパー状の先端を持った押し螺子71とにより構成されている。拡張機構61は、コーナブロック41と相手のコーナブロックとの相互間に架け渡し状に互いに直角の位置関係に配置されている2本のガイド棒31,34の端部が挿入された孔の交点30において、スライド螺子孔70に、その先端が接するテーパー状の先端を持った押し螺子71をスライド自在にして嵌め、押し螺子71を回転させて進退させることにより、押し螺子71のテーパー状の先端により2本のガイド棒31,34の端部を対抗するコーナブロック方向に押し出して、コーナブロック相互間の距離を広げる方向にスライドさせて、メタルマスクセット枠を拡張することによりメタルマスク1に張力を加えるように構成されている。
【0012】
このように構成された拡張機構61,62は、押し螺子71によりメタルマスクセット枠10の四隅に配置されている各コーナブロックに対して、各吸引機構のバネの吸引力に抗して夫々の枠部材料がその長さ方向に沿ってスライドさせ、各コーナブロックの相互間の距離を広げることでメタルマスクセット枠10全体を拡張させるようにしている。
この拡張機構61,62による枠部材料のスライドの大きさは、押し螺子71を回転させてコーナブロック相互間が離反拡開するときに、メタルマスク1に付与させるに足りる必要な張力の範囲内に規制できるようにされている。すなわち枠部材料がその長さ方向に沿ってスライドし、各コーナブロック相互間の距離が広がることで、対峙状に配置されている各枠部材料の相互の間隔幅員が拡大され、連結部のガイドピン相互の間隔が広がり、ガイドピンに連結されたメタルマスク1の連結孔に張力がかかるようになっている。
【0013】
メタルマスク1をメタルマスクセット枠10に取り付ける場合には、拡張機構61,62の張力を停止し、メタルマスクセット枠10全体を縮小させた状態にして、メタルマスク1を取り付けさせる。
拡張機構61,62の張力を停止するためには、押し螺子71を回転させて緩めて、2本のガイド棒の端部を対抗する各コーナブロック方向より引き戻すことにより、各吸引機構におけるバネ22の吸引力により隣接するコーナブロックと枠部材料はその間隙を狭め、各コーナブロックを各枠部材料に対して近接させ、相互に対峙する枠部材料同士の間隔を狭めることにより、張力は解除される。
図示にあってはメタルマスクセット枠10の四隅にあるコーナブロックは、夫々その対角線上あるコーナブロック41,43の拡張機構61,62によりメタルマスクセット枠10の内外方側にスライドさせることで、即ち2個のコーナブロックに設けられた拡張機構でこのコーナブロックに連繋されている隣り合う枠部材夫々をメタルマスクセット枠10内外方側にスライドさせるようにしているが、全ての4個のコーナブロックに拡張機構を設けて枠部材料をスライド移行させるようにすることも可能である。
【0014】
次に、メタルマスクセット枠10の枠部材料と連結部の詳細を図4により説明する。
図4において、(a)は枠部材の断面図、(b),(c)はその側面図を示す。図4において図2と同一の部分には同一の符合を付けてその説明を省略する。
連結部20,22,23,24は各枠部材11,12,13,14に取り付られいるが、その一つ21を図4に示す。
連結部21は、枠部材料11に沿って配されメタルマスク1が結合される当接面と、枠部材料11内側面に接合される接合面とを備えた断面でほぼL字形に形成されている。
連結部21は、拡張機構61,6によりメタルマスクセット枠10が縮小された状態で、メタルマスク1を装着又は着脱させ、逆に拡張機構の力によってメタルマスクセット枠10が拡大された状態ではメタルマスクセット枠10にメタルマスク板1をしっかりと支持固定させるようになっている。
連結部21の接合面はメタルマスクセット枠10の枠部材料11の内側面に枠部材料と平行に固着されており、連結部21の当接面には、上面が大きく基部が小さい逆錐体状にして配列されたガイドピンP1が埋設されている。このガイドピンP1の上面は、図1のメタルマスク1のメタルマスク1の装着孔H1,H2,H3,H4よりも小さく設定され、装着孔との相互の位置が合わされ嵌め合わせによって連結出来るように構成されている。
【0015】
メタルマスク1の装着孔H1,H2,H3,H4は、ストレート孔に形成され、ガイドピン13を装着孔自体内でスライド可能にさせる大きさに形成されている。このため、拡張機構によりメタルマスクセット枠10の張力が解除されている時には、スライド可能範囲に対応してガイドピンP1を装着孔内でスライド可能にさせる大きさに形成されていると共に、張力が付与されるときにガイドピンP1の傾斜外周面と、装着孔の傾斜内周面とが当接するようにして、メタルマスク1のメタルマスクセット枠10への装着を安定に支持固定する。
メタルマスクセット枠10の枠部材料が内方にスライドして縮小状態となるよう拡張機構の張力が解除されて、連結部21のガイドピンP1も内方にスライド移動しているときに、メタルマスク1の装着孔H1,H2,H3,H4をガイドピンP1に嵌め合わせることで位置決めさせるのである。このときガイドピンP1の上面大きさは装着孔の下方開口大きさに比し小さく設定されていて、メタルマスクセット枠10が縮小状態にあるときにはそのままでメタルマスク1が、装着孔H1,H2,H3,H4を介してメタルマスクセット枠10にセット連結されるものとしてある。
【0016】
また拡張機構による張力が付与されるときには、ガイドピンP1の傾斜外周面と、係止孔7の傾斜内周面とがしっくりと当接係止するよう、ガイドピンP1s装着孔の両者夫々の当接時でしっかりと引っ掛かってメタルマスクセット枠10からメタルマスク1が離反しないように保持するものとなっている。
なおガイドピンP1と、装着孔夫々の配列は拡張機構の張力でメタルマスク1の夫々の辺縁部分をメタルマスク1自体の外方に牽引するときに、メタルマスク1自体に均一な吸引を付与するような間隔に設定されている。
次に以上の構成によるメタルマスクをメタルマスクセット枠にセットする手順を図5により説明する。
図5において、図1、図2と同一の部分には同一の符合を付けてその説明を省略する。
先ず所定の印刷パターンが所定のエッチング処理等によって形成されたほぼ矩形状の図1に示すような構成のメタルマスク1を用意しておく。
このときメタルマスクセット枠10は、拡張機構の張力を解除して、各コーナブロックはメタルマスクセット枠10自体の内方にスライドさせておく。このコーナブロックの内方へのスライドに伴う各枠部材料のスライドは対向する枠部材料相互の間を狭めて、メタルマスクセット枠10全体を縮小させる。
【0017】
縮小状態のメタルマスクセット枠10においては各枠部材の内側面に連結してある連結部のガイドピンP1,P2,P3,P4も同様に縮小位置にあるから、夫々のガイドピンP1,P2,P3,P4に合致させてメタルマスク1の装着孔H1,H2,H3,H4を嵌め合わせることで、スキージ面側を下方に向けたメタルマスク板1をメタルマスクセット枠10にセットする。
次いで、拡張機構61,62の押し螺子を回転させ、ガイド棒を対面するコーナブロックの方向に押し出してメタルマスクセット枠10の対向する枠部材相互の間の距離を拡大することにより、メタルマスク1に対して所定の張力を付与した状態とする。
このときガイドピンP1,P2,P3,P4と、装着孔H1,H2,H3,H4との相互の間ではガイドピンの外周側面と装着孔の内周側面とが噛み合い状に係合し、メタルマスク1とメタルマスクセット枠10との離反、抜脱等を阻止している。
このようにしてメタルマスクセット枠10にセットされたメタルマスク1は、通常の用法に従いスクリーン印刷機にセットされる。印刷パターンが異なる他のメタルマスク1を交換、使用する場合には、縮小させたメタルマスクセット枠10から従前のメタルマスク1を取り外し、別のメタルマスク1を再度セットするのみで新たなメタルマスクセット枠版とすることができるので、メタルマスク1の装着や着脱を簡単に行うことができる。
【0018】
【発明の効果】
いじょうの説明より明らかなように、本発明のクリーム半田印刷用メタルマスクとメタルマスクのセット枠は、メタルマスクとメタルマスクが取り付けられるマスクセット枠の枠を分離出来る構成とし、メタルマスクの四辺に一定の間隔で復数個設けられている装着孔を有するクリーム半田印刷用メタルマスクと、メタルマスクの装着孔にに挿入されるガイドピンが一定の間隔で復数個設けられているセット枠にメタルマスクが直接装着するように構成したメタルマスクセット枠の枠とを使用し、一つのメタルマスクセット枠を複数のメタルマスクに対して共通に使用出来るようにしたものである。
このため、本発明のクリーム半田印刷用メタルマスクは、その装着孔がメタルマスクのマスク開穿部の作成時に同時にメタルマスク上に作成出来、特別の補強枠等を設ける必要がないので、従来のメタルマスク単体とほぼ同一のコストで、同じ時間で製作することが出来、メタルマスクの保管はメタルマスク本体だけを保管すれば良いので、保管スペースが少なく、その管理が容易である。
【0019】
本発明のクリーム半田印刷用メタルマスクをメタルマスクのセット枠に装着する場合には、メタルマスクセット枠の張力の除かれた縮小状態時にメタルマスクセット枠の連結部のガイドピンと、メタルマスクの連結孔とが重ね合わせられる部位において嵌め合わせ、この後メタルマスクセット枠に張力を加えて拡張状態にすれば良いので、メタルマスクの装着や着脱を簡単に行うことができる。
又、本発明のメタルマスクセット枠は、その張力が加えられ拡張が維持された状態では、メタルマスクはメタルマスクセット枠にしっかりと支持固定されるので、スクリーン印刷時の印刷精度を向上出来る。
これらの効果により、メタルマスク版の開発期間の短縮と製作費用の削減がはかれメタルマスクを短期間で安いコストで製作できるので最近の電子機器装置に要望されている大量のブリント配線基板を短期間で安いコストで製作するための要求をみたすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリーム半田印刷用メタルマスクの構成を説明するための図である。
【図2】本発明のクリーム半田印刷用メタルマスクのセット枠の構成を説明するための図である。
【図3】メタルマスクセット枠の拡張機構の構造の詳細を説明した図である。
【図4】メタルマスクセット枠10の枠部材料と連結部の詳細説明した図である。
【図5】メタルマスクをメタルマスクセット枠にセットする手順を説明した図である。
【符号の説明】
1・・・メタルマスク,
2・・・メタルマスクのマスク開穿部,
H1,H2,H3,H4・・・メタルマスクの四辺に配された装着孔,
10・・・メタルマスクセット枠,
11,12,13,14・・・セット枠の枠部材,
21,22,23,24・・・メタルマスクをセット枠に取り付けるための連結部材,
31,32,33,34・・・ガイド棒,
P1,P2,P3,P4・・・ガイドピン,
41,42,43,44・・・セット枠のコーナブロック,
51,52,53,54・・・吸引機構,
61,62・・・メタルマスクに所定の張力を付与する拡張機構,

Claims (6)

  1. メタルマスクの四辺の夫々の辺縁部に、この辺縁部の長さ方向に沿って一定の間隔で復数個、ほぼ辺縁部相当する長さで帯状に形成されているメタルマスクの装着孔を有するクリーム半田印刷用メタルマスク。
  2. 請求項1において、メタルマスクの装着孔はこの辺縁部の長さ方向に沿って約15mmピッチの間隔で形成されていることを特徴とするクリーム半田印刷用メタルマスク。
  3. 請求項1乃至2において、メタルマスクの装着孔は、メタルマスクの装着孔に挿入されるメタルマスクのセット枠のガイドピンが装着孔自体内でスライド可能にさせる大きさに形成されていることを特徴とするクリーム半田印刷用メタルマスク。
  4. アルミの角パイプにより構成されており、その内部に貫通孔があけられており、セット枠の4方向でそれぞれ分割されている枠部材,
    枠部材の内側に設けられメタルマスクの装着孔に挿入されるガイドピンが一定の間隔で復数個設けられているメタルマスクをセット枠に取り付けるための連結部材、
    枠部材をその四隅で伸縮可能な状態で保持しセット枠を構成しているコーナブロック、
    コーナブロックに支持され、連結部材の貫通孔に挿入され連結部材をスライド可能に保持することにより、セット枠を拡大縮小する機能を持っているガイド棒、コーナブロックと枠部材との間に吸引力を加え、コーナブロックに対して枠部材料が常時コーナブロック相互間の中間に位置するように保持する機能を持っている吸引機構、
    コーナブロックに設けられてメタルマスクに所定の張力を付与する拡張機構、
    とを具備しメタルマスクをマスクセット枠に直接装着するようにして、マスクセット枠を複数のメタルマスクに対して共通に使用出来る構成としたメタルマスクのセット枠。
  5. 請求項4において、拡張機構は、その先端が接するテーパー状の先端を持った押し螺子と、該押し螺子がスライドする螺子孔とにより構成されており、
    コーナブロックと相手のコーナブロックとの相互間に架け渡し状に互いに直角の位置関係に配置されている2本のガイド棒の端部が挿入された孔の交点において、その先端が接するテーパー状の先端を持った押し螺子をスライド螺子孔にスライド自在にして嵌め、押し螺子を回転させて進退させることにより、2本のガイド棒の端部を対抗するコーナブロック方向に押すことにより、コーナブロック相互間の距離を広げる方向にスライドさせて、メタルマスクセット枠を拡張するようにしてメタルマスクに張力を加えるように構成されていることを特徴とするメタルマスクのセット枠。
  6. 請求項5において、連結部は、枠部材料に沿って配されメタルマスクが結合される当接面と、枠部材料内側面に接合される接合面とを備えた断面ほぼL字形に形成され、連結部の接合面にはメタルマスクセット枠の枠部材料の内側面に枠部材料と平行に固着されており、連結部の当接面には、上面が大きく基部が小さい逆錐体状のガイドピンが埋設配列されており、拡張機の構張力を停止してメタルマスクセット枠が縮小された状態において、メタルマスクを装着又は着脱させ、拡張機構によってメタルマスクセット枠が拡大された状態ではメタルマスクセット枠にメタルマスク連結部を介して支持固定させるように構成されていることを特徴とするメタルマスクのセット枠。
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