JP2004261891A - 工作機械におけるオイルミスト供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】貯留用容器32にオイルミスト発生器34を設ける。貯留用容器32の上部に形成されたオイルミスト貯留空間42と加工ヘッド10のオイルミスト供給通路26をオイルミスト供給管45によって連通する。前記オイルミスト供給管45の基端部に電磁開閉弁48を設ける。制御装置51からの動作信号によってオイルミスト発生器34を予め作動して、貯留用容器32の前記貯留空間42にオイルミスト33aを生成貯留する。ワークの加工動作の開始と同時に制御装置51から電磁開閉弁48に開放動作信号を出力し、前記貯留空間42内のオイルミスト33aを加工ヘッド10のオイルミスト供給通路26に供給し、工具15の先端部からオイルミスト33aをワークに噴射する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械におけるオイルミスト供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、工作機械の加工ヘッドに装着された工具によってワークを加工する際には、工具によるワークの加工部の冷却と潤滑を行うために、例えば、オイル供給ノズルから前記ワークの加工部にオイルを供給するようになっている。このオイル供給装置としては、オイルタンクから汲み上げた液状のオイルをオイル供給管を通してオイル供給ノズルからワークの加工部に供給するものがあるが、オイルの使用量が多くなるので、ワークの加工コストを低減することができないという問題があった。
【0003】
上記問題を解消するためにオイルをミスト状にしてワークの加工部に供給するようにしたオイルミスト供給装置もある。このオイルミスト供給装置として、オイルの貯留用容器にオイルミスト発生器を設け、ワークの加工の際に前記オイルミスト発生器を作動させる。そして、前記貯留用容器からオイルミスト供給管を通して加工ヘッドの主軸及び工具の中心部に設けられたオイルミスト供給通路の先端噴射口からオイルミストをワークの加工部に供給するようになっている。このような構成を備えた工作機械用主軸装置として、例えば特許文献1に開示されたものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−150295
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のオイルミスト供給装置は、前記オイルミスト供給管及びオイルミスト供給通路に開閉弁が設けられていないので、前記オイルミスト発生器を常時作動させておくことができず、次のような問題があった。すなわち、例えば旧工具と新工具の交換作業を行った後、ワークの加工を再開する際に、オイルミスト発生器を作動させてオイルミストを発生させ、このオイルミストをワークの加工部に供給する。このため、オイルミスト発生器を作動させて貯留用容器内でオイルミストを生成して貯留用容器内の圧力を所定圧力に高めなければならない。そして、生成されたオイルミストをオイルミスト供給管及び主軸側に形成されたオイルミスト供給通路を通して実際にワークの加工部に供給されるまでの時間が長くなり、ワークの加工作業の能率が低下するという問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、ワークの加工作業の開始時にワークの加工部にオイルミストを迅速に供給し、ワークの加工作業の能率を向上することができる工作機械におけるオイルミスト供給装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、オイル及びオイルミストを貯留可能な貯留用容器にオイルミストを発生させるオイルミスト発生器を設け、前記貯留用容器からオイルミスト供給管を通してオイルミスト供給ノズルにオイルミストを供給するようにした工作機械において、前記オイルミスト発生器で常時オイルミストを発生させておき、前記貯留用容器の出口からオイルミスト供給ノズルの先端部までのオイルミスト供給通路に前記オイルミストを供給するための開閉弁を設けたことを要旨とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記オイルミスト供給ノズルは工作機械の加工ヘッド先端に設けられ、前記開閉弁は加工ヘッドの他端のオイルミスト入口付近に設けられていることを要旨とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、ベッドの上面にはワークを支持するワーク支持テーブルが装設されるとともに、工具を備えた加工ヘッドがワークに向かって前後動するZ軸方向、X軸方向又はY軸方向の少なくともZ軸方向に相対移動可能に装着され、前記オイルミスト供給ノズルは、加工ヘッドに装着された主軸、該主軸に工具ホルダを介して取り付けられた工具と、それらの中心部に貫通して設けられたオイルミスト供給通路とによって構成され、前記貯留用容器からオイルミスト供給ノズルまでの間のオイルミスト供給管の少なくとも一部は、加工ヘッドの移動を許容するように可撓管により形成され、該可撓管の先端部は前記主軸側に設けたオイルミスト供給通路の入口に回転継手を介して接続されていることを要旨とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記開閉弁は工具によるワークの加工開始動作により開放され、加工終了動作により閉鎖されるように構成されていることを要旨とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記開閉弁は主軸の回転開始時に開放され、回転の停止により閉鎖されるように構成されていることを要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した工作機械におけるオイルミスト供給装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0013】
最初に、工作機械の概要を図3に基づいて説明する。ベッド1の左側上面にはワークWを支持するためのワークテーブル2が支持されている。ベッド1の右側上面にはZ軸案内レール4を介してZ軸サドル5が図示しないZ軸駆動機構によって、Z軸(前後;図3の左右)方向の往復動可能に支持されている。前記Z軸サドル5にはZ軸コラム6が固設され、このZ軸コラム6の前面にはY軸案内レール7を介してY軸サドル8が図示しないY軸駆動機構によってY軸(上下)方向の往復動可能に装着されている。前記Y軸サドル8には加工ヘッド10が装着されている。
【0014】
次に、前記加工ヘッド10の構成を図2に基づいて説明する。
横円筒状をなすハウジング11の内部には前後一対のベアリング12を介して中空筒状をなす主軸13がビルトインモータ14によって回転可能に支持されている。前記主軸13の先端部には工具15を把持した工具ホルダ16が取り外し可能に装着されている。前記工具15は、その外周面と工具ホルダ16の内周面との間に介在された楔部材17と、前記工具ホルダ16の先端外周部に螺合され、かつ楔部材17をスラスト方向に押圧するための締付リング18とによって前記工具ホルダ16に取り付けられている。
【0015】
前記主軸13の内部にはプルロッド21が挿入され、その先端部は前記工具ホルダ16の基端部に一体形成されたプルスタッド16aに対し鋼球22を介して係止可能に構成されている。前記プルロッド21の基端部にはフランジ金具23が嵌合固定され、このフランジ金具23と、前記主軸13の軸孔13aの内周面に形成された係止段部13bとの間には、皿バネ24が介在されている。
【0016】
従って、前記皿バネ24の弾性力によりプルロッド21が図2において右方に移動されると、鋼球22によってプルスタッド16aが引き込まれ、工具ホルダ16が主軸13の所定位置に把持されるようになっている。一方、前記フランジ金具23が前記皿バネ24の弾性力に抗して前方に押動され、前記プルロッド21の先端部及び前記鋼球22による前記工具ホルダ16のプルスタッド16aの保持が解除されると、図示しない自動工具交換装置によって、前記工具15及び工具ホルダ16の交換動作が行われるようになっている。
【0017】
前記プルロッド21の基端部側にはオイルミストの通路21aが形成され、先端部側にも通路21bが形成されている。前記主軸13の軸孔13aの内周面と前記プルロッド21の中間部外周面との間にはジャケット状の通路25が形成されている。前記工具15及び工具ホルダ16にはオイルミストの通路15a,16bが形成されている。この実施形態においては、前記主軸13、工具15、工具ホルダ16及びプルロッド21に形成された通路21a,25,21b,16b及び15aによってオイルミスト供給通路26が形成されている。又、前記主軸13、工具15、工具ホルダ16及びプルロッド21は、オイルミスト供給ノズルとしての機能を兼用している。前記プルロッド21の基端部に開口されたオイルミスト供給通路26(通路21a)の入口には、後述するオイルミスト供給装置31によってオイルミストが供給されるようになっている。そして、オイルミスト供給通路26の先端開口部(工具15の通路15aの先端開口)からワークWの加工部にオイルミストが供給されるようになっている。
【0018】
次に、図1に基づいて前記加工ヘッド10のオイルミスト供給通路26に対しオイルミストを供給するためのオイルミスト供給装置31について説明する。
貯留用容器32内には液状のオイル33が貯留されている。前記貯留用容器32の上面にはオイルミスト発生器34が装設されている。このオイルミスト発生器34は貯留用容器32の上面に設置された発生器本体35を備えており、貯留用容器32の底部からオイル33をオイル供給管36及びプランジャポンプ37によって前記発生器本体35にオイルを供給するようになっている。
【0019】
前記発生器本体35には圧縮空気供給源39から圧縮空気供給管40によって発生器本体35内に圧縮空気が供給されるようになっている。前記圧縮空気供給管40には開閉弁41が設けられている。そして、前記モータ38によってプランジャポンプ37を作動し、オイル供給管36を通してオイル33を発生器本体35に供給するとともに、開閉弁41を開放して圧縮空気供給源39から発生器本体35に圧縮空気を供給する。すると、発生器本体35内においてオイル33が圧縮空気の噴射による霧吹きの原理によってオイルミスト33aとなり、貯留用容器32のオイルミスト貯留空間42に貯留されるようになっている。
【0020】
前記貯留用容器32のオイルミスト貯留空間42と、前記加工ヘッド10側のオイルミスト供給通路26(通路21a)の入口とは、オイルミスト供給管45によって連通されている。前記オイルミスト供給管45は固定管45Aと、この固定管45Aに継手46を介して直列に接続された可撓管45Bとによって構成されている。前記可撓管45Bの先端部は、前記プルロッド21の基端部に対し回転継手47によって接続されている。そして、前記可撓管45Bによって前記加工ヘッド10がY軸方向に往復動されるのを許容するようになっている。前記固定管45Aの基端部には開閉弁としての電磁開閉弁48が設けられている。
【0021】
前記制御装置51には工作機械の押しボタン式の電源スイッチ52のオン信号又はオフ信号が入力されるようになっている。そして、電源スイッチ52からオン信号が制御装置51に入力されると、該制御装置51から前記モータ38、圧縮空気供給源39及び開閉弁41に動作信号が出力され、貯留用容器32内においてオイルミストが生成貯留されるようになっている。反対に、電源スイッチ52からオフ信号が制御装置51に入力されると、該制御装置51から前記モータ38、圧縮空気供給源39及び開閉弁41に停止信号が出力され、オイルミストの生成が停止されるようになっている。前記制御装置51には工具の交換動作を自動的に行うための押し釦式の工具交換動作用スイッチ53からの信号が入力されるようになっている。そして、工具交換動作が終了して、ワークの加工作業が再開されると同時に、前記制御装置51から前記電磁開閉弁48に開放動作信号が出力され、閉鎖されていたオイルミスト供給管45が開放されるようになっている。
【0022】
次に、前記のように構成した工作機械におけるオイルミスト供給装置の動作について説明する。
図1において、前記電源スイッチ52がオンされると、前記制御装置51からモータ38、圧縮空気供給源39及び開閉弁41に動作信号が出力されて、前記オイルミスト発生器34が駆動され貯留用容器32内部のオイルミスト貯留空間42にオイルミストが生成貯留される。又、工具交換動作用スイッチ53がオンされると、前記制御装置51から図示しない工具自動交換装置に動作信号が出力されて工具15を把持した工具ホルダ16の交換が自動的に行われる。この工具15の自動交換が終了し、ワークの加工作業が再開されると、図3において、Z軸サドル5が前進されて、加工ヘッド10が同じ方向に移動され、工具15によるワークWの加工が行われる。前記ワークWの加工作業の再開と同期して、制御装置51から前記電磁開閉弁48に動作信号が出力されて、オイルミスト供給管45が開放される。このため貯留用容器32内のオイルミスト貯留空間42に予め貯留されていたオイルミスト33aがオイルミスト供給管45を介して前記加工ヘッド10のオイルミスト供給通路26に供給される。そして、前記工具15の先端からオイルミスト33aが外部に噴射され、工具15によるワークの加工部にオイルミストが供給され、加工部の冷却と潤滑が行われる。
【0023】
その後、ワークWの加工動作が終了して前記Z軸コラム6がZ軸方向に後退され、例えば工具交換位置又は加工作業を開始する原点位置に移動停止されると、制御装置51から前記電磁開閉弁48に閉鎖動作信号が出力される。このため、前記オイルミスト供給管45が閉鎖され、オイルミスト貯留空間42内部のオイルミストの前記加工ヘッド10への供給が停止される。
【0024】
さらに、前記電源スイッチ52がオフされると、制御装置51からモータ38、圧縮空気供給源39及び開閉弁41に停止信号が出力されて、前記オイルミスト発生器34によるオイルミストの生成が停止される。
【0025】
上記実施形態の工作機械におけるオイルミスト供給装置によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)上記実施形態では、工作機械の電源スイッチ52をオンした後に、前記オイルミスト発生器34の前記モータ38、圧縮空気供給源39及び開閉弁41を作動させ、貯留用容器32内部のオイル33及び圧縮空気によりオイルミストを生成してオイルミスト貯留空間42に予め貯留するようにした。又、前記オイルミスト供給管45の途中に電磁開閉弁48を配設した。このため、例えば、前記加工ヘッド10の工具交換動作の終了後に、ワークの加工作業の再開と同期して前記電磁開閉弁48を開放し、オイルミスト貯留空間42内のオイルミストをワークの加工部に迅速に供給することができ、ワークの加工作業の能率を向上することができる。
【0026】
実験データによれば、従来のオイルミスト供給装置では、オイルミストを供給する動作信号が出力されてから実際にオイルミストがオイルミスト供給通路の先端開口部から外部に噴射されるまでの時間が8.4秒であった。これに対し、この実施形態のオイルミスト供給装置によれば、オイルミストの供給動作信号から少し(1秒程)遅れてオイルミストが前記オイルミスト供給通路26の先端開口部から噴射されることが判った。
【0027】
(2)上記実施形態では、前記加工ヘッド10の工具交換動作の終了と同時に前記電磁開閉弁48を自動的に開放するようにしたので、ワークWの加工作業の再開を迅速に行うことができる。
【0028】
(3)前記オイルミスト発生器34は、工作機械の電源スイッチ52のオン動作によって作動され、オフ動作によって停止されるように構成され、前記電磁開閉弁48はワークの加工作業の開始信号によって開放され、ワークの加工作業の終了信号によって停止されるようにした。このため作業者が一々オイルミスト発生器34や電磁開閉弁48を作動させたり停止させたりする必要がなくなる。
【0029】
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 前記電磁開閉弁48を、前記可撓管45Bの前記回転継手47寄り位置に設けてもよい。この場合には、可撓管45Bの先端部までオイルミストが予め供給されているので、その噴射応答性をさらに向上することができる。
【0030】
○ 図示しないが、前記加工ヘッド10側のオイルミスト供給通路26に開閉弁を設け、工具15によるワークの加工作業開始動作により開放され、加工作業終了動作により閉鎖されるように構成してもよい。
【0031】
○ 図示しないが、前記加工ヘッド10側のオイルミスト供給通路26に開閉弁を設け、この開閉弁が主軸13の回転開始時に開放され、回転の停止により閉鎖されるように構成してもよい。
【0032】
○ 前記電磁開閉弁48の開放動作時期を、工具交換動作を終了した後、前記加工ヘッド10が前進されてワークWに接近したとき設定するようにしてもよい。
【0033】
○ 前記実施形態では、加工ヘッド10の内部に形成したオイルミスト供給通路26にオイルミスト33aを供給するようにしたが、専用に加工ヘッド10の近傍に別途配設したオイルミスト供給ノズルを用いてもよい。
【0034】
○ 前記実施形態においては、ワークWに対し工具15をZ軸方向及びY軸方向の2軸制御にしたが、これに代えて、Z軸方向のみの1軸制御にしたり、Z軸、X軸及びY軸方向の3軸制御にしたり、Z軸及びX軸の2軸制御にしたり、Z軸及びY軸の2軸制御にしたりしてもよい。又、ワークテーブル2をZ軸、X軸及びY軸方向の3軸制御にしたり、ワークテーブル2と加工ヘッド10を、Z軸、X軸及びY軸方向の3軸のうち少なくともZ軸方向に相対移動させたりしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明はワークの加工開始時にワークの加工部にオイルミストを迅速に供給し、ワークの加工作業の能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した工作機械におけるオイルミスト供給装置の回路図。
【図2】加工ヘッドの縦断面図。
【図3】工作機械の略体正面図。
【符号の説明】W…ワーク、1…ベッド、10…加工ヘッド、13…主軸、15…工具、16…工具ホルダ、26…オイルミスト供給通路、32…貯留用容器、33…オイル、33a…オイルミスト、34…オイルミスト発生器、41…開閉弁、45…オイルミスト供給管、45B…可撓管、47…回転継手、52…電源スイッチ。
Claims (5)
- オイル及びオイルミストを貯留可能な貯留用容器にオイルミストを発生させるオイルミスト発生器を設け、前記貯留用容器からオイルミスト供給管を通してオイルミスト供給ノズルにオイルミストを供給するようにした工作機械において、
前記オイルミスト発生器で常時オイルミストを発生させておき、
前記貯留用容器の出口からオイルミスト供給ノズルの先端部までのオイルミスト供給通路に前記オイルミストを供給するための開閉弁を設けた工作機械におけるオイルミスト供給装置。 - 請求項1において、前記オイルミスト供給ノズルは工作機械の加工ヘッド先端に設けられ、前記開閉弁は加工ヘッドの他端のオイルミスト入口付近に設けられている工作機械におけるオイルミスト供給装置。
- 請求項1又は2において、ベッドの上面にはワークを支持するワーク支持テーブルが装設されるとともに、工具を備えた加工ヘッドがワークに向かって前後動するZ軸方向、X軸方向又はY軸方向の少なくともZ軸方向に相対移動可能に装着され、前記オイルミスト供給ノズルは、加工ヘッドに装着された主軸、該主軸に工具ホルダを介して取り付けられた工具と、それらの中心部に貫通して設けられたオイルミスト供給通路とによって構成され、前記貯留用容器からオイルミスト供給ノズルまでの間のオイルミスト供給管の少なくとも一部は、加工ヘッドの移動を許容するように可撓管により形成され、該可撓管の先端部は前記主軸側に設けたオイルミスト供給通路の入口に回転継手を介して接続されている工作機械におけるオイルミスト供給装置。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、前記開閉弁は工具によるワークの加工開始動作により開放され、加工終了動作により閉鎖されるように構成されている工作機械におけるオイルミスト供給装置。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、前記開閉弁は主軸の回転開始時に開放され、回転の停止により閉鎖されるように構成されている工作機械におけるオイルミスト供給装置。
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JP2003052597A JP2004261891A (ja) | 2003-02-28 | 2003-02-28 | 工作機械におけるオイルミスト供給装置 |
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Cited By (2)
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KR101758748B1 (ko) | 2015-09-18 | 2017-07-18 | 강희천 | 오일미스트 생성 장치 |
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- 2003-02-28 JP JP2003052597A patent/JP2004261891A/ja active Pending
Cited By (2)
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