JP2004261528A - X線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検体固定用の天板補助具によるC型アームの移動範囲や天板の移動範囲の過剰制限を緩和する。
【解決手段】この発明の装置は、X線撮影の際、出庫中補助具検出部16により被検体Mを載置する天板4に装着される被検体固定用の天板補助具14の種類が検出されると共に、天板4に対するX線管1とI・I管2の位置を変化させるC型アーム3の移動範囲やX線管1とI・I管2に対する天板4の位置を変化させる天板4の移動範囲が、移動範囲制御部20により出庫中補助具検出部16で検出された天板補助具14の種類に応じて制御され、C型アーム3や天板4の移動範囲は、天板4に装着中の天板補助具14の種類に見合ったものになるので、被検体固定用の天板補助具14によるC型アーム3の移動範囲や天板4の移動範囲の過剰制限を緩和することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、X線管とX線検出器が対向配置されている支持アームの移動により被検体を載置する天板に対するX線管およびX線検出器の位置を変化させられると共に、天板の移動によりX線管およびX線検出器に対する天板の位置を変化させられるのに加え、被検体固定用の天板補助具が天板に取り外し可能に装着されるX線撮影装置に係り、被検体固定用の天板補助具による支持アームの移動範囲や天板の移動範囲の過剰制限を緩和するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院等で使われているX線撮影装置として、X線管とX線検出器が対向配置されているC型アーム(支持アーム)の移動によって被検体を載置する天板に対するX線管およびX線検出器の位置を変化させられると共に、天板の移動によってX線管およびX線検出器に対する天板の位置を変化させられるように構成された多目的X線撮影装置があり、このX線撮影装置は、C型アームの移動や天板の移動により撮影位置や撮影角度を様々に調整することができるので、多様なX線撮影に対処することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献】
特開2001−276030号公報(第3頁、図2)
【0004】
この多目的X線撮影装置の場合、X線撮影の種類に合わせて使い分けられる複数種類の被検体固定用の天板補助具(天板アクセサリ)が天板に取り外し可能に装着されるようにも構成されている。X線撮影の種類によっては、被検体が天板の上でズレたり、或いは天板から落ちたりしないように被検体をしっかり固定させられる天板補助具が用いられるのである。例えば、消化管のX線撮影では、被検体固定用の天板補助具として踏み台と握り棒が天板に装着される。ただ、例えば天板に踏み台を装着すると、踏み台が天板から上方に突出するかたちになるので、C型アームや天板の移動状況によっては、X線管やX線検出器が踏み台と衝突する可能性がある。そこで、従来の多目的X線撮影装置では、被検体固定用の天板補助具を装着した場合には、C型アームの移動範囲や天板の移動範囲を制限して、天板補助具がX線管やX線検出器と衝突するのを回避できる構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のX線撮影装置の場合、被検体固定用の天板補助具を用いた時のC型アームの移動範囲や天板の移動範囲が過剰に制限される、即ち移動範囲が狭いという問題がある。従来のX線撮影装置の場合は、C型アームの移動範囲や天板の移動範囲が、天板に装着される天板補助具の種類の如何にかかわらず、最も厳しく制限しなければならない天板補助具が装着される場合に全て合わせられて一律に制限される構成であるので、天板補助具の種類によってはC型アームの移動範囲や天板の移動範囲が著しく狭くなってしまうのである。
【0006】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被検体固定用の天板補助具による支持アームの移動範囲や天板の移動範囲の過剰制限を緩和することができるX線撮影装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載のX線撮影装置は、X線照射用のX線管と透過X線検出用のX線検出器が対向配置されている支持アームの移動により被検体を載置する天板に対するX線管およびX線検出器の位置を変化させられると共に、天板の移動によりX線管およびX線検出器に対する天板の位置を変化させられるように構成されているのに加え、X線撮影の種類に合わせて使い分けられる複数種類の被検体固定用の天板補助具が天板に取り外し可能に装着されるように構成されているX線撮影装置において、天板に装着される天板補助具の種類を検出する補助具種類検出手段と、補助具種類検出手段により検出された天板補助具の種類に応じて前記支持アームの移動範囲および前記天板の移動範囲を制御する移動範囲制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0008】
(作用・効果)請求項1に記載の発明により、X線撮影を行う時は、複数種類の被検体固定用の天板補助具のうちのX線撮影の種類に合った天板補助具を天板に装着して被検体をしっかり固定しX線撮影を開始する。X線撮影実行中、X線管とX線検出器が対向配置されている支持アームを移動させることにより被検体を載置する天板に対するX線管およびX線検出器の位置を変化させたり、或いは、天板を移動させることによりX線管およびX線検出器に対する天板の位置を変化させたりして、X線撮影の種類に応じて、撮影位置や撮影角度(撮影方向)を調整し、X線管から被検体にX線を照射すると同時に、X線検出器で透過X線を検出しながら撮影が進んでゆく。
【0009】
一方、請求項1の発明によれば、X線撮影の際、補助具種類検出手段によって被検体を載置する天板に装着される被検体固定用の天板補助具の種類が検出されると共に、天板に対するX線管およびX線検出器の位置を変化させる支持アームの移動範囲、或いは、X線管およびX線検出器に対する天板の位置を変化させる天板の移動範囲が、移動範囲制御手段により補助具種類検出手段で検出された天板補助具の種類に応じて制御され、支持アームの移動範囲や天板の移動範囲は、天板に装着中の天板補助具の種類に見合った範囲になるので、被検体固定用の天板補助具による支持アームの移動範囲や天板の移動範囲の過剰制限を緩和することができる。
【0010】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のX線撮影装置において、天板から取り外した天板補助具を保管しておく補助具収納手段を備えていると共に、補助具収納手段には出庫中の天板補助具の種類を検出する出庫中補助具検出手段が付設されていて、出庫中補助具検出手段の検出結果に基づいて移動範囲制御手段が支持アームの移動範囲または天板の移動範囲を制御するように構成されているものである。
【0011】
(作用・効果)請求項2に記載の発明の場合、出庫中補助具検出手段により検出される天板補助具の種類は、補助具収納手段から天板への装着の為に出庫中の天板補助具についてのものであり、天板に装着する天板補助具の種類と同一である。したがって、出庫中補助具検出手段の検出結果に基づいて支持アームの移動範囲または天板の移動範囲を制御すれば、支持アームの移動範囲または天板の移動範囲は天板に装着されている天板補助具の種類に応じて制御されることとなる。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、天板に装着する天板補助具の種類を補助具収納手段に付設した出庫中補助具検出手段により検出することができるので、天板補助具の種類を検出する手段が、動いたり設置スペースが限られたりする天板に配置される場合に比べると、遥かに設置が容易である。
【0013】
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載のX線撮影装置において、支持アームが略C字の円弧形状を有するC型アームであって、C型アームの移動形態として、C型アームがアーム長手方向にアームの円弧の中心点の周りを巡りながらアームの曲がりに沿って移動するオブリーク移動の移動形態と、C型アームがアームの支点とアームの円弧の中心点ないし中心点の近傍の点とを結ぶ直線を回転軸として回転するサジタル回転の移動形態がおこなえるように構成されているものである。
【0014】
(作用・効果)請求項3に記載の発明によれば、オブリーク移動によるC型アームの移動の場合もサジタル回転によるC型アームの移動の場合も、C型アームの移動に伴って被検体に対する撮影角度(撮影方向)が変化するのに加えて、オブリーク移動とサジタル回転とでは、撮影角度が変化する方向が90°異なるので、撮影角度を多様に設定することができる。オブリーク移動の場合は、例えば被検体の体軸に対し直角の向きで撮影角度が変化し、サジタル回転の場合は、例えば被検体の体軸と平行の向きで撮影角度が変化する。
【0015】
また、請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のX線撮影装置において、補助具収納手段として補助具収納カートが別体のかたちで配備されているものである。
(作用・効果)請求項4に記載の発明によれば、別体のかたちで配備されている補助具収納カートを天板補助具に収納したまま移動させることにより、簡単に天板補助具を運搬することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のX線撮影装置の一実施例を説明する。図1は実施例に係るX線撮影装置の構成を示すブロック図、図2は実施例装置の撮影台を示す側面図、図3は実施例装置の撮影台を示す正面図である。
実施例のX線撮影装置は、図1に示すように、X線照射用のX線管1と透過X線検出用のX線検出器としてのイメージインテンシファイア(以下、「I・I管」と略記)2がC型アーム3の一端と他端に被検体Mを載置する天板4を間にして対向配置されていて、X線管1から被検体MにX線を照射する一方、I・I管2により透過X線を検出すると共に、I・I管2から照射制御部5Aによる制御にしたがって出力されるX線検出信号を後段の信号処理部5Bで画像処理してX線画像を作成し、表示モニタ6の画面に映し出したり、プリンター(図示省略)で印刷しX線写真を作成したりするように構成されている。
【0017】
この実施例装置の場合、X線管1とI・I管2が対向配置されているC型アーム3の移動により被検体Mを載置する天板4に対するX線管1およびI・I管2の位置を変化させられると共に、天板4の移動により天板4に対するX線管1およびI・I管2の位置を変化させられるように構成されていて、C型アーム3の移動や天板4の移動により撮影位置や撮影角度を様々に調整することにより多様なX線撮影に対処することができる多目的X線撮影装置となっている。以下、実施例装置の各部の構成を具体的に説明する。
【0018】
略C字の円弧形状を有するC型アーム3の移動形態としては、図2および図3に示すように、C型アーム3がアーム長手方向にアームの円弧の中心点Wの周りを巡りながらアームの曲がりに沿って矢印RAで示す向きの移動をおこなう移動形態(所謂オブリーク移動)と、C型アーム3がアームの支点Uとアームの円弧の中心点Wとを結ぶ直線Nを回転軸として矢印RBで示す向きの回転をおこなう移動形態(所謂サジタル回転)とが可能に構成されている。オブリーク移動によるC型アーム3の移動は、C型アーム3に付設されたスライド機構(図示省略)により行われ、またサジタル回転によるC型アーム3の移動は、C型アーム3を支持する支軸3Aに付設されたC型アーム回転機構(図示省略)により行われる。
【0019】
オブリーク移動によるC型アーム3の移動の場合もサジタル回転によるC型アーム3の移動の場合も、C型アーム3の移動に伴って被検体Mに対する撮影角度が変化するのに加えて、オブリーク移動とサジタル回転とでは、撮影角度が変化する方向が90°異なるので、撮影角度を極めて多様に設定することが可能となる。C型アーム3をオブリーク移動すれば、例えば、図4に示すように、被検体Mの体軸Zに対し直角の向きで撮影角度が変化し、C型アーム3をサジタル回転すれば、例えば、図5に示すように、被検体Mの体軸Zと平行の向きで撮影角度が変化する。
【0020】
被検体Mを載置する天板4は、図3に矢印RCで示すように、天板4が天板長手方向(被検体Mの体軸Z方向)に直進する縦移動と、図2に矢印RDで示すように、天板4が天板短手方向(被検体Mの体軸Z方向と直角の体側方向)に直進する横移動とが可能なようにしてサポート台4Aの上に配設されている。縦移動による天板4の移動は、サポート台4Aに付設された長手方向直進機構(図示省略)により行われ、横移動による天板4の移動は、サポート台4Aに付設された短手方向直進機構(図示省略)により行われる。縦移動や横移動による天板4の移動に伴って撮影位置が変化する。
【0021】
さらに、実施例装置の場合、図6に示すように、装置据えつけ床に配設されたベース7により、リング長手方向にリングの円弧の中心点の周りを巡りながらアームの曲がりに沿って矢印REで示す向きの回転をおこなう起倒動用リング8には、C型アーム3と天板4が一緒に配備されていて、起倒動用リング8の回転に伴って天板4とC型アーム3が一体的に起倒動するように構成されている。なお、天板4がC型アーム3と一体的に起倒動する場合、起倒動用リング8が回転してもC型アーム3と天板4の間の位置関係は不変であって、天板4に対するX線管1およびI・I管2の位置も、天板4に対するX線管1およびI・I管2の位置も同じであるので、起倒動用リング8が回転するだけでは、撮影位置や撮影角度は変化しないが、天板4の上の被検体Mの姿勢が変化するので、X線撮影の多様化に関与する。
【0022】
さらに、C型アーム3の移動形態として、図7に矢印RFで示すように、C型アーム3が天板4の長手方向に沿って天板4と平行に直進する平行移動形態が行えるように構成されている。即ち、起倒動用リング8の内側の一端と他端の間に天板4と平行に渡された梁部材8AにC型アーム3の支軸3Aが梁部材8Aの長手方向に沿って直進するように配設されているのである。C型アーム3の平行移動は、梁部材8Aに付設された平行移動機構(図示省略)により行われる。
【0023】
また、実施例装置には、C型アーム3や天板4あるいは起倒動用リング8の移動制御を行うC型アーム移動制御部9と天板移動制御部10およびリング移動制御部11を備えている。矢印RAおよび矢印RBと矢印RFで示すC型アーム3の各移動の制御は、C型アーム移動制御部9が、操作部12で入力されるオペレータの操作やX線撮影の進行に伴って主制御部13から出力される指示信号と、C型アーム3の位置や回転角度を検出するセンサ(図示省略)から出力される検出信号に基づいておこなう。
【0024】
矢印RCおよび矢印RDで示す天板4の各移動の制御は、天板移動制御部10が、操作部12で入力されるオペレータの操作やX線撮影の進行に伴って主制御部13から出力される指示信号と、天板4の位置を検出するセンサ(図示省略)から出力される検出信号に基づいておこない、矢印REで示す起倒動用リング8の移動制御も、リング移動制御部11が、操作部12で入力されるオペレータの操作やX線撮影の進行に伴って主制御部13から出力される指示信号と、起倒動用リング8の回転角度を検出するセンサ(図示省略)から出力される検出信号に基づいておこなう。
【0025】
さらに、実施例装置の場合、図8および図9に示すように、X線撮影の種類に合わせて使い分けられる何種類もの被検体固定用の天板補助具14が天板に取り外し可能に装着されるように構成されている。天板補助具14としては、踏み台14A、握り棒14B,肩当て14Cなどが挙げられる。これら踏み台14A、握り棒14B,肩当て14CをX線撮影の種類に合わせて使い分け、実行するX線撮影に見合った適当な天板補助具14を天板に装着し、被検体Mが天板4の上で動いたり、天板4から落ちたりしないようにするのである。
【0026】
例えば、消化管のX線撮影の場合、C型アーム3の平行移動、天板4の横移動および起倒動などの移動が重要であり、図10に示すように、特に天板4の起倒動で被検体Mが動かないように踏み台14Aと握り棒14Bの両方を天板4に装着する。また、回転DSAや非血管IVRのX線撮影の場合、普通、天板補助具14を必要としない。
【0027】
実施例装置は、天板から取り外した天板補助具を保管しておく補助具収納手段として補助具収納カート15を備えていると共に、天板に装着される天板補助具の種類を検出する補助具種類検出手段として、出庫中の天板補助具の種類を検出する出庫中補助具検出部16が補助具収納カート15に付設されているのに加え、出庫中補助具検出部16により検出された天板補助具14の種類に応じてC型アーム3の移動範囲および天板4の移動範囲を制御する移動範囲制御部20を備えている。
【0028】
補助具収納カート15の場合、各天板補助具14の種類に応じた収納ケース15A〜15Cが設けられており、収納ケース15A〜15Cの底には、スプリングSPで少し上方に持ち上げられた敷板17A〜17Cと、収納された天板補助具14の重みで下降した敷板17A〜17Cでスイッチオン動作すると共に収納された天板補助具14を出庫の為に取り出すのに伴ってスプリングSPで再び敷板17A〜17Cが上方に持ち上げられてスイッチオフ動作するマイクロスイッチ18A〜18Cとが配置されていて、マイクロスイッチ18A〜18Cのオン状態とオフ状態が天板補助具14の出庫の有無に対応するに構成となっている。出庫中補助具検出部16は、これらのマイクロスイッチ18A〜18Cと補助具検出信号出力部19とからなり、補助具検出信号出力部19では各マイクロスイッチ18A〜18Cが各収納ケース15A〜15Cに収納される天板補助具の種類と予め対応付けられていると共に、マイクロスイッチ18A〜18Cのスイッチオフ動作の状況に応じて出庫中の天板補助具の種類を示す補助具種類検出信号を移動範囲制御部20へ出力するように構成されている。
【0029】
実施例装置の場合、出庫中補助具検出部16で検出される天板補助具の種類は、補助具収納カート15から天板4への装着の為に出庫中の天板補助具14の種類であるので、出庫中補助具検出部16により検出される天板補助具14の種類は天板4に現実に装着する天板補助具14の種類と同一となる。
したがって、移動範囲制御部20は、C型アーム3の移動範囲および天板4の移動範囲を装着される天板補助具14の種類の如何にかかわらず一律に制御するのではなく、現実に天板4に装着中の天板補助具14の種類に応じて制御されることになる。
【0030】
天板4に装着された天板補助具14は、大なり小なりC型アーム3や天板4の動きの障害となり、著しい場合はC型アーム3や天板4と衝突する恐れがある。この天板補助具14による障害の程度は天板補助具14の種類に応じて異なり、背の高い天板補助具14である踏み台14Aの場合は障害の程度が大きく、逆に背の低い天板補助具14である握り棒14Bの場合は障害の程度が小さい。
【0031】
C型アーム3の移動範囲および天板4の移動範囲を天板補助具14の種類の如何にかかわらず一律に制御すると、必然的に天板補助具14による障害が最大となる装着形態に合わせて、C型アーム3の移動範囲および天板4の移動範囲を極めて狭い範囲に限定することになる。
【0032】
これに対し、実施例装置のように、C型アーム3の移動範囲および天板4の移動範囲を天板4に装着される天板補助具14の種類に応じて制御する場合、C型アーム3の移動範囲および天板4の移動範囲を装着される天板補助具14の種類に合わせて広くしたり狭くしたりして、極めて狭い範囲だけに限られることのないようにしている。
【0033】
移動範囲制御部20の場合、天板補助具14の装着態様とC型アーム3の適切な移動範囲および天板4の適切な移動範囲を対応付けて予め登録しておき、現実の天板補助具14の装着態様に登録されているC型アーム3の適切な移動範囲および天板4の適切な移動範囲に従って、C型アーム移動制御部9と天板移動制御部10およびリング移動制御部11をコントロールしC型アーム3の移動範囲および天板4の移動範囲が適切となるようにする。具体的には、例えば、図11に示すように、天板補助具14の装着態様とC型アーム3の適切な移動範囲および天板4の適切な移動範囲を対応付けた記憶テーブルを作成登録しておいて、移動範囲制御部20が出庫中補助具検出部16から送出されてくる補助具種類検出信号に対応する天板補助具14の装着態様にしたがって記憶テーブルを参照しC型アーム3の適切な移動範囲および天板4の適切な移動範囲を読み出してきて、適切な制御を行う。
【0034】
続いて、上述した実施例装置によりX線撮影を行う際のC型アーム3や天板4の移動状況を説明する。図12はX線撮影実行時のC型アーム3や天板4の移動の様子を経時的に示すフローチャートである。天板補助具14の装着態様とC型アーム3の適切な移動範囲および天板4の適切な移動範囲は図11に示す記憶テーブルとして作成登録済みであるとする。また天板4に装着する天板補助具14は踏み台14Aおよび握り棒14Bであるものとする。
【0035】
〔ステップS1〕オペレータが補助具収納カート15から踏み台14Aおよび握り棒14Bを取り出す。
【0036】
〔ステップS2〕マイクロスイッチ18A〜18Bがスイッチオフ動作するのに伴って出庫中補助具検出部16の補助具検出信号出力部19から踏み台14Aおよび握り棒14Bを天板補助具の装着態様とする補助具種類検出信号が移動範囲制御部20へ出力される。
【0037】
〔ステップS3〕移動範囲制御部20は出庫中補助具検出部16から送出されてくる補助具種類検出信号に対応する天板補助具14の装着態様にしたがって記憶テーブルを参照しC型アーム3の適切な移動範囲および天板4の適切な移動範囲を読み出す。
【0038】
〔ステップS4〕X線撮影が開始するのに伴ってC型アーム3の移動や天板4の移動が始まる。
【0039】
〔ステップS5〕移動範囲制御部20がC型アーム移動制御部9と天板移動制御部10およびリング移動制御部11をコントロールしてC型アーム3の移動範囲および天板4の移動範囲が適切な移動範囲となるように制御を実行する。
【0040】
〔ステップS6〕踏み台14Aおよび握り棒14Bを天板4に装着したX線撮影が継続される間、ステップS5が繰り返される。踏み台14Aおよび握り棒14Bを天板4に装着したX線撮影が終われば、移動範囲制御部20による制御も終了となる。
【0041】
以上に述べたように、実施例のX線撮影装置によれば、X線撮影の際、出庫中補助具検出部16によって被検体Mを載置する天板4に装着される被検体固定用の天板補助具14の種類が検出されると共に、天板4に対するX線管1およびI・I管2の位置を変化させるC型アーム3の移動範囲、或いは、X線管1およびI・I管2に対する天板4の位置を変化させる天板4の移動範囲が、移動範囲制御部20により出庫中補助具検出部16で検出された天板補助具14の種類に応じて制御され、C型アーム3の移動範囲や天板4の移動範囲は、天板4に装着された天板補助具14の種類に見合ったものになるので、被検体固定用の天板補助具14によるC型アーム3の移動範囲や天板4の移動範囲の過剰制限を緩和することができる。
【0042】
また、実施例装置によれば、天板4に装着する天板補助具14の種類を検出する出庫中補助具検出部16が補助具収納カート15に付設されているので、天板補助具の種類を検出する手段を、動いたり設置スペースが限られたりする天板4に配置する場合に比べると遥かに設置が容易である。加えて、別体のかたちで配備されている補助具収納カート15に天板補助具14を収納したまま移動させることにより、簡単に天板補助具14を運搬することができる。
【0043】
この発明は、上記の実施例に限られるものではなく、以下のように変形実施することも可能である。
(1)実施例の場合、X線管およびI・I管を対向配置する支持アームがC型アームであったが、支持アームはC型アームに限られるものではない。
【0044】
(2)実施例の場合、天板補助具が別体の補助具収納カートに収納される構成であったが、天板補助具がX線撮影装置と同体の補助具収納部に収納される構成であってもよい。
【0045】
(3)実施例の場合、C型アームと天板が起倒動用リングに一緒に取り付けられていて、C型アームと天板が一体的に起倒動する構成であったが、C型アームと天板がそれぞれ独立で起倒動する構成であってもよい。
【0046】
(4)実施例の場合、X線検出器がI・I管であったが、X線検出器として、縦横に半導体X線検出素子をアレイ配列したフラットパネル型X線検出器(FPD)を用いるようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明のX線撮影装置によれば、X線撮影の際、補助具種類検出手段によって被検体を載置する天板に装着される被検体固定用の天板補助具の種類を検出すると共に、天板に対するX線管およびX線検出器の位置を変化させる支持アームの移動範囲、或いは、X線管およびX線検出器に対する天板の位置を変化させる天板の移動範囲を、補助具種類検出手段で検出された天板補助具の種類に応じて移動範囲制御手段により制御する構成を備えていて、支持アームの移動範囲や天板の移動範囲が、天板に装着中の天板補助具の種類に見合ったものになるので、被検体固定用の天板補助具による支持アームの移動範囲や天板の移動範囲の過剰制限を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のX線撮影装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例装置の撮影台を示す側面図である。
【図3】実施例装置の撮影台を示す正面図である。
【図4】実施例装置のC型アームのオブリーク移動状況を示す説明図である。
【図5】実施例装置のC型アームのサジタル回転状況を示す説明図である。
【図6】実施例装置の天板とC型アームの起倒動状況を示す説明図である。
【図7】実施例装置のC型アームの平行動状況を示す説明図である。
【図8】実施例装置の補助具収納カートを示す概略図である。
【図9】実施例で天板に天板補助具を装着した時の撮影台を示す正面図である。
【図10】実施例で天板補助具を装着した時の天板およびC型アームの起倒動状況を示す説明図である。
【図11】天板補助具の装着態様とC型アームの適切な移動範囲および天板の適切な移動範囲を対応付けた記憶テーブルを示す模式図である。
【図12】実施例装置によるX線撮影実行時のC型アームと天板の移動の様子を経時的に示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 … X線管
2 … I・I管(X線検出器)
3 … C型アーム
4 … 天板
14 … 天板補助具
15 … 補助具収納カート(補助具収納手段)
16 … 出庫中補助具検出部(補助具種類検出手段)
20 … 移動範囲制御部(移動範囲制御手段)
M … 被検体

Claims (4)

  1. X線照射用のX線管と透過X線検出用のX線検出器が対向配置されている支持アームの移動により被検体を載置する天板に対するX線管およびX線検出器の位置を変化させられると共に、天板の移動によりX線管およびX線検出器に対する天板の位置を変化させられるように構成されているのに加え、X線撮影の種類に合わせて使い分けられる複数種類の被検体固定用の天板補助具が天板に取り外し可能に装着されるように構成されているX線撮影装置において、天板に装着される天板補助具の種類を検出する補助具種類検出手段と、補助具種類検出手段により検出された天板補助具の種類に応じて前記支持アームの移動範囲および前記天板の移動範囲を制御する移動範囲制御手段とを備えていることを特徴とするX線撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線撮影装置において、天板から取り外した天板補助具を保管しておく補助具収納手段を備えていると共に、補助具収納手段には出庫中の天板補助具の種類を検出する出庫中補助具検出手段が付設されていて、出庫中補助具検出手段の検出結果に基づいて移動範囲制御手段が支持アームの移動範囲または天板の移動範囲を制御するように構成されているX線撮影装置。
  3. 請求項1または2に記載のX線撮影装置において、支持アームが略C字の円弧形状を有するC型アームであって、C型アームの移動形態として、C型アームがアーム長手方向にアームの円弧の中心点の周りを巡りながらアームの曲がりに沿って移動するオブリーク移動の移動形態と、C型アームがアームの支点とアームの円弧の中心点ないし中心点の近傍の点とを結ぶ直線を回転軸として回転するサジタル回転の移動形態がおこなえるように構成されているX線撮影装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のX線撮影装置において、補助具収納手段として補助具収納カートが別体のかたちで配備されているX線撮影装置。
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